JPH04178169A - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
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- JPH04178169A JPH04178169A JP22766490A JP22766490A JPH04178169A JP H04178169 A JPH04178169 A JP H04178169A JP 22766490 A JP22766490 A JP 22766490A JP 22766490 A JP22766490 A JP 22766490A JP H04178169 A JPH04178169 A JP H04178169A
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、スイッチング電源回路に関する。
(ロ)従来の技術
第8図を参照しつつ、スイッチング電源回路の概略を説
明する。
明する。
尚、1次側と2次側のアースを同一としない理由は、1
次側の整流回路(10)出力は、商用交流電源(家庭用
100V)を整流しているため、1次側のアースはこの
商用交流電源のアースと同等となる。そして、2次側の
アースは、通常、機器の金属シャーシを流用することが
ある。つまり、1.2次側アースを同一とすると、機器
の金属シャーシが家庭用100Vのアースと同等なり、
危険であり、電気用品取り締まり法の規格を満足出来な
い等の問題が生じるためである。
次側の整流回路(10)出力は、商用交流電源(家庭用
100V)を整流しているため、1次側のアースはこの
商用交流電源のアースと同等となる。そして、2次側の
アースは、通常、機器の金属シャーシを流用することが
ある。つまり、1.2次側アースを同一とすると、機器
の金属シャーシが家庭用100Vのアースと同等なり、
危険であり、電気用品取り締まり法の規格を満足出来な
い等の問題が生じるためである。
第8図に於いて、(10)は家庭用の100■を整流す
る整流回路である。(12)はこの整流出力を断続的に
出力するスイッチング回路である。(14)はトランス
(メイントランス)である。(16)は整流回路である
。(18)は定電圧回路である。
る整流回路である。(12)はこの整流出力を断続的に
出力するスイッチング回路である。(14)はトランス
(メイントランス)である。(16)は整流回路である
。(18)は定電圧回路である。
(20)は制御回路である。この制御回路(20)は周
知の如く、整流回路(16)の出力電圧値に応じて前記
スイッチング回路(12)の開閉の時間幅を制御するこ
とにより、整流回路(16)より所定電圧を出力させる
。
知の如く、整流回路(16)の出力電圧値に応じて前記
スイッチング回路(12)の開閉の時間幅を制御するこ
とにより、整流回路(16)より所定電圧を出力させる
。
(22)はスイッチング制御用のICである。(24)
は1次側と2次側を直流的に分離する役目も果たすドラ
イブトランスである。
は1次側と2次側を直流的に分離する役目も果たすドラ
イブトランスである。
このスイッチング制御用I C(22)の駆動電圧は、
定電圧回路(18)の出力電圧(12V)を流用してい
る。
定電圧回路(18)の出力電圧(12V)を流用してい
る。
ところで、この駆動電圧(12V)は、スイッチング電
源回路の始動時には、出力されていない。
源回路の始動時には、出力されていない。
このため、回路始動時にスイッチング制御用IC(22
)に駆動電圧を供給する回路が必要となる。
)に駆動電圧を供給する回路が必要となる。
(26)は、このための補助電源回路である。(28)
は自励発振スイッチング回路である。(30)は1次側
と2次側を分離するトランスである。(32)は整流平
滑回路である。
は自励発振スイッチング回路である。(30)は1次側
と2次側を分離するトランスである。(32)は整流平
滑回路である。
上記補助電源回路(26)によるIC用の駆動電圧は、
このスイッチング電源回路の始動時のみ必要である。ス
イッチング電源回路は、数10m秒で起動が完了する。
このスイッチング電源回路の始動時のみ必要である。ス
イッチング電源回路は、数10m秒で起動が完了する。
次に、スイッチング電源回路のノイズ吸収について説明
する。
する。
スイッチング電源のノイズ吸収回路で一般的なものは第
9図に示すように商用電源の両端を直接2次側アースと
コンデンサ(C1l)(C12)で接続するもの、又は
、第1O図のように1次側アースと2次側アースを抵抗
(R11)とコンデンサ(C13)で接続するものがあ
る。
9図に示すように商用電源の両端を直接2次側アースと
コンデンサ(C1l)(C12)で接続するもの、又は
、第1O図のように1次側アースと2次側アースを抵抗
(R11)とコンデンサ(C13)で接続するものがあ
る。
第9図の例は電源より発生するノイズの外来ノイズを吸
収することが主目的で、商用電源に乗ったコモンモード
ノイズをキャンセルするためのものである。
収することが主目的で、商用電源に乗ったコモンモード
ノイズをキャンセルするためのものである。
日本の商用電源は、どちらか一方が対地に接地されてい
る。第9図の例では、100Vの電圧が2つのコンデン
サ(C1l)(C12)で分割され、2次側アースは対
地に対してAC30Vの交流電位を持つことになる。
る。第9図の例では、100Vの電圧が2つのコンデン
サ(C1l)(C12)で分割され、2次側アースは対
地に対してAC30Vの交流電位を持つことになる。
第10図の例は2次側の電源ノイズを1次側から商用電
源を通じ対地アースへ逃すもので、コンデンサ(C13
)に並列接続されている抵抗(R11)は、コンデンサ
に高圧帯電が発生するのを防止するものである。
源を通じ対地アースへ逃すもので、コンデンサ(C13
)に並列接続されている抵抗(R11)は、コンデンサ
に高圧帯電が発生するのを防止するものである。
第10図においても、1次側アースは、対地に対して商
用電圧で電位を持っているので、2次側アースも対地に
対して交流電位を持つ、すなわち、どちらも、対地に対
して2次側の回路全体が商用周波数の交流電位を持って
いる。
用電圧で電位を持っているので、2次側アースも対地に
対して交流電位を持つ、すなわち、どちらも、対地に対
して2次側の回路全体が商用周波数の交流電位を持って
いる。
一方、通信機器等にこのような回路の電源を用いた場合
、複数の装置の2次側アース間を接続すると、対地に対
する交流電位の差及びその波形の差から、商用周波数の
ハム又はその数倍の周波数のハムを生じることがある。
、複数の装置の2次側アース間を接続すると、対地に対
する交流電位の差及びその波形の差から、商用周波数の
ハム又はその数倍の周波数のハムを生じることがある。
(ハ)発明が解決しようとする課題
第8図の補助電源回路(26)は、発振回路としては簡
単なものであるが、数十点の部品より構成される。又、
この補助電源回路(26)は、起動後も発振動作を持続
しており、ノイズの発生源となり、シールドケース等で
シールドする必要がある。
単なものであるが、数十点の部品より構成される。又、
この補助電源回路(26)は、起動後も発振動作を持続
しており、ノイズの発生源となり、シールドケース等で
シールドする必要がある。
本発明は、簡単な構成の補助電源回路(26)を提供す
るものである。
るものである。
又、本発明は、商用周波数の影響が少ないノイズ吸収回
路を提供するものである。
路を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は、商用交流電源入力を整流する第1整流回路(
10)と、この整流回路(10)の出力をスイッチング
して出力するスイッチング回路(12)と、このスイッ
チング回路(12)の出力が1次側に入力されるトラン
ス(14)と、このトランス(14)の2次側出力を整
流平滑する第2整流回路(16)と、この整流回路(1
6)の出力値に応じて前記スイッチング回路(12)の
オンオフ期間を制御する制御回路(20)と、前記第2
整流回路(16)の出力を前記制御回路(20)の駆動
電圧とする電源ライン(D2)と、少なくとも始動時に
、前記制御回路(20)に駆動電圧を供給するために、
前記第1整流回路(10)に接続され、前記制御回路(
20)の駆動電圧を出力する補助電源回路(26)とを
、備えたスイッチング電源回路に於いて、 前記補助電源回路は、1次側アースと前記第1整流回路
(10)の出力間に挿入されたリレー(RY)のコイル
(L)と、このコイル(L)により制御される前記リレ
ー(RY)の2つのスイッチ(51)(52)が両端に
接続されるコンデンサ(C)と、一方が前記第1整流回
路(10)の出力側に接続され、他方が一次側アース側
に接続される前記リレー(RY)の2つのブレーク接点
(SB)(SB)と、一方が前記駆動電圧出力側となり
、他方が2次側アース側に接続される前記リレー(RY
)の2つのメイク接点(SA)(SA)とを、備えるこ
とを特徴とする。
10)と、この整流回路(10)の出力をスイッチング
して出力するスイッチング回路(12)と、このスイッ
チング回路(12)の出力が1次側に入力されるトラン
ス(14)と、このトランス(14)の2次側出力を整
流平滑する第2整流回路(16)と、この整流回路(1
6)の出力値に応じて前記スイッチング回路(12)の
オンオフ期間を制御する制御回路(20)と、前記第2
整流回路(16)の出力を前記制御回路(20)の駆動
電圧とする電源ライン(D2)と、少なくとも始動時に
、前記制御回路(20)に駆動電圧を供給するために、
前記第1整流回路(10)に接続され、前記制御回路(
20)の駆動電圧を出力する補助電源回路(26)とを
、備えたスイッチング電源回路に於いて、 前記補助電源回路は、1次側アースと前記第1整流回路
(10)の出力間に挿入されたリレー(RY)のコイル
(L)と、このコイル(L)により制御される前記リレ
ー(RY)の2つのスイッチ(51)(52)が両端に
接続されるコンデンサ(C)と、一方が前記第1整流回
路(10)の出力側に接続され、他方が一次側アース側
に接続される前記リレー(RY)の2つのブレーク接点
(SB)(SB)と、一方が前記駆動電圧出力側となり
、他方が2次側アース側に接続される前記リレー(RY
)の2つのメイク接点(SA)(SA)とを、備えるこ
とを特徴とする。
又、本発明は、第4図に示すように商用電源の両端と2
次側アースをコンデンサ(C4) (C5)(C6)に
よってスター結線する。
次側アースをコンデンサ(C4) (C5)(C6)に
よってスター結線する。
(ホ)作 用
本発明は、第3図の如く始動時には、スイッチ(Sl
)(SB)はブレーク接点(SR)(SB)に接続され
ているので、コンデンサ(C)に第1整流回路(10)
から・ の電圧が充電される。そして、このコンデン
サ(C)の充電に応じて、リレー(RY)のコイル(L
)の両端間の電圧も上昇して、リレー(RY)が駆動さ
れて、スイッチ(51)(52)がメイク接点(SA)
(SA)に接続される。これにより、コンデンサ(C)
に充電された電荷が、メイク接点(SA)(SA)を介
して、制御回路(20)の駆動電圧用として出力される
。そして、リレー(RY)を利用しているので、1次側
と2次側のアースを独立させることが出来る。
)(SB)はブレーク接点(SR)(SB)に接続され
ているので、コンデンサ(C)に第1整流回路(10)
から・ の電圧が充電される。そして、このコンデン
サ(C)の充電に応じて、リレー(RY)のコイル(L
)の両端間の電圧も上昇して、リレー(RY)が駆動さ
れて、スイッチ(51)(52)がメイク接点(SA)
(SA)に接続される。これにより、コンデンサ(C)
に充電された電荷が、メイク接点(SA)(SA)を介
して、制御回路(20)の駆動電圧用として出力される
。そして、リレー(RY)を利用しているので、1次側
と2次側のアースを独立させることが出来る。
又、第4図の如く、本発明では、2次側に発生した電源
ノイズはコンデンサ(C4)を経てコンデンサ(C5)
(C6)より外部に逃される。一方A点の電位は対地に
対し、AC30Vに固定されるが、2次側アースはA点
に対してコンデンサ(C4)でルーズカップリングされ
ているので2次側回路への商用周波数の影響は少ない。
ノイズはコンデンサ(C4)を経てコンデンサ(C5)
(C6)より外部に逃される。一方A点の電位は対地に
対し、AC30Vに固定されるが、2次側アースはA点
に対してコンデンサ(C4)でルーズカップリングされ
ているので2次側回路への商用周波数の影響は少ない。
尚コンデンサ(C4)〜(C6)は商用周波数の影響を
受けにくく、かつスイッチングノイズを通過する必要が
あるので、47000pF以下が良く、又、1次、2次
間の耐圧を確保するため2KV以上の高耐圧量である。
受けにくく、かつスイッチングノイズを通過する必要が
あるので、47000pF以下が良く、又、1次、2次
間の耐圧を確保するため2KV以上の高耐圧量である。
(へ)実施例
第1図及び第2図を参照しつつ、本発明の第1実施例を
説明する。尚、第1図は始動時の状態を示す。又、第2
図はリレー駆動後の状態を示す。
説明する。尚、第1図は始動時の状態を示す。又、第2
図はリレー駆動後の状態を示す。
又、第1実施例では、補助電源回路(26)のみを示し
た。尚、他の回路は、実質的に第8図と同一である。
た。尚、他の回路は、実質的に第8図と同一である。
第1図、第2図に於いて、(C)は電荷蓄積用のコンデ
ンサ、(RY)はリレー、(RA)は電流制限抵抗であ
る。リレー(RY)に於いて、(L)はコイル、(S1
)(SB)はコイルにより制御されるスイッチ、(SB
)(SB)はブレーク接点、(SA)(SA)はメイク
接点である。
ンサ、(RY)はリレー、(RA)は電流制限抵抗であ
る。リレー(RY)に於いて、(L)はコイル、(S1
)(SB)はコイルにより制御されるスイッチ、(SB
)(SB)はブレーク接点、(SA)(SA)はメイク
接点である。
上記動作を説明する。
まず、起動前は、リレー(RY)のスイッチ(51)(
SB)は当然ブレイク接点(SB)(SB)に接続され
てぃる。そして、起動時、整流回路(10)よQ125
Vの電圧が、補助電源回路(26)に入力される。この
電圧は、電流制限抵抗(RA )ブレイク接点(SB)
を介してコンデンサ(C)に入力される。このため、第
1図の如く、コンデンサ(C)は電荷を蓄積する。
SB)は当然ブレイク接点(SB)(SB)に接続され
てぃる。そして、起動時、整流回路(10)よQ125
Vの電圧が、補助電源回路(26)に入力される。この
電圧は、電流制限抵抗(RA )ブレイク接点(SB)
を介してコンデンサ(C)に入力される。このため、第
1図の如く、コンデンサ(C)は電荷を蓄積する。
この蓄積開始時、コイル(L)の両端間電圧は略ゼロで
ある。しかし、当然、コンデンサ(C)の充電に伴って
、コイル(L)の両端間電圧も徐々に上昇する。
ある。しかし、当然、コンデンサ(C)の充電に伴って
、コイル(L)の両端間電圧も徐々に上昇する。
そして、この両端間電圧が、リレー(RY)の感動電圧
に達すると、第2図の如くリレー(RY)がオンして、
スイッチ(S1)(S2)は、メイク接点(SA)(S
A)に接続される。このため、コンデンサ(C)のマイ
ナス側は、2次側のアースに接続されると共に、コンデ
ンサ(C)のプラス側は、ICの駆動用電圧として出力
され、このコンデンサ(C)の電荷は、ICの起動用電
力として消費される。
に達すると、第2図の如くリレー(RY)がオンして、
スイッチ(S1)(S2)は、メイク接点(SA)(S
A)に接続される。このため、コンデンサ(C)のマイ
ナス側は、2次側のアースに接続されると共に、コンデ
ンサ(C)のプラス側は、ICの駆動用電圧として出力
され、このコンデンサ(C)の電荷は、ICの起動用電
力として消費される。
上記の如く、本実施例では、コンデンサ(C)を1次側
に接続して充電した後に、リレー(RY)により2次側
に接続して起動用電力を供給する。
に接続して充電した後に、リレー(RY)により2次側
に接続して起動用電力を供給する。
第3図に本発明の具体的回路を示した第2実施例を示す
。この回路は、第8図の回路と同様に動作する。尚、こ
の第3図の補助電源回路(26)は実質的に第1図の回
路と同様である。尚、この補助電源回路(26)の電流
制限抵抗は、2個(RAl) (RA2)あり、コイル
(L)の両側に取り付けられている。
。この回路は、第8図の回路と同様に動作する。尚、こ
の第3図の補助電源回路(26)は実質的に第1図の回
路と同様である。尚、この補助電源回路(26)の電流
制限抵抗は、2個(RAl) (RA2)あり、コイル
(L)の両側に取り付けられている。
このスイッチング電源回路の動作を簡単に説明する。A
ClooVより整流回路(10)を経て電力が供給され
、コンデンサ(C2)両端に141vの直流電圧が発生
する。これをメイントランジスタ(Ql)によってスイ
ッチングしてメイントランス(14)の2次側に発生し
た出力を整流回路(16)で整流して、所望の電圧(2
4V)を得る。
ClooVより整流回路(10)を経て電力が供給され
、コンデンサ(C2)両端に141vの直流電圧が発生
する。これをメイントランジスタ(Ql)によってスイ
ッチングしてメイントランス(14)の2次側に発生し
た出力を整流回路(16)で整流して、所望の電圧(2
4V)を得る。
この整流回路(16)の出力は、抵抗、可変抵抗(R1
)(R2)(VRI)G:より分圧さレテ、制御用IC
(22”、8電製、PC494GS)の1番ピンに入力
される。
)(R2)(VRI)G:より分圧さレテ、制御用IC
(22”、8電製、PC494GS)の1番ピンに入力
される。
制御用IC(22″)は、11番ピンより、スイッチン
グ制御用のパルスを出力する。このパルスは、ドライブ
トランス(24)を介して、メイントランジスタ(Ql
)を駆動する。尚、スイッチングパルスの周波数は、コ
ンデンサ(C3)と抵抗(R3)によって、設定出来る
。本回路では、55.1KHzである。
グ制御用のパルスを出力する。このパルスは、ドライブ
トランス(24)を介して、メイントランジスタ(Ql
)を駆動する。尚、スイッチングパルスの周波数は、コ
ンデンサ(C3)と抵抗(R3)によって、設定出来る
。本回路では、55.1KHzである。
制御用IC(22“)は、整流回路(16)の出力と、
IC(22”)内部で作成した基準電圧(14番ピン)
とを比較して、前記スイッチングパルスのデユーティ−
比パルス幅をコントロールする。すなわち、出力が低け
れば、パルス幅を大きくして、メイントランス(14)
を介して2次側に供給される電力を増加せしめて、出力
電圧を上昇せしめる。逆に、整流回路(16)の出力が
高いと、パルス幅を小さくして、出力電圧を下げる。出
力電圧は、IC(22”)の1番ピンのフィールドバッ
ク電圧と、2番ピンの電圧で決定される。本回路では、
出力24.OV±0.1■になるように可変抵抗(VR
I)を微調する。
IC(22”)内部で作成した基準電圧(14番ピン)
とを比較して、前記スイッチングパルスのデユーティ−
比パルス幅をコントロールする。すなわち、出力が低け
れば、パルス幅を大きくして、メイントランス(14)
を介して2次側に供給される電力を増加せしめて、出力
電圧を上昇せしめる。逆に、整流回路(16)の出力が
高いと、パルス幅を小さくして、出力電圧を下げる。出
力電圧は、IC(22”)の1番ピンのフィールドバッ
ク電圧と、2番ピンの電圧で決定される。本回路では、
出力24.OV±0.1■になるように可変抵抗(VR
I)を微調する。
又、メイントランス(14)の2次側には、ダイオード
(DI)コンデンサ(C4)よりなる整流回路も接続さ
れており、約15Vを出力する。この15Vの出力は、
3端子レギユレータ(40)からなる定電圧回路で安定
な12Vの出力となる。又、3端子レギユレータ(42
)は5Vを出力する。
(DI)コンデンサ(C4)よりなる整流回路も接続さ
れており、約15Vを出力する。この15Vの出力は、
3端子レギユレータ(40)からなる定電圧回路で安定
な12Vの出力となる。又、3端子レギユレータ(42
)は5Vを出力する。
制御回路(22”)の中で、可変抵抗(VR2)は過電
流保護回路の設定ボリュームである。メイントランス(
14)2次側のコールド端子とDC出力のGNDの間に
は抵抗(R4)が挿入されており、出力電流が増大する
につれてGNDの電位はコールド端と比べて相対的に上
昇する。GND電位はI C(22”)の6番ピンに入
力され一方可変抵抗(VR−2)で設定された電圧は1
5番ピンに入力される。出力電流が増大して16番ピン
の電位が15番ピン設定値を上回ると保護回路が動作す
る。
流保護回路の設定ボリュームである。メイントランス(
14)2次側のコールド端子とDC出力のGNDの間に
は抵抗(R4)が挿入されており、出力電流が増大する
につれてGNDの電位はコールド端と比べて相対的に上
昇する。GND電位はI C(22”)の6番ピンに入
力され一方可変抵抗(VR−2)で設定された電圧は1
5番ピンに入力される。出力電流が増大して16番ピン
の電位が15番ピン設定値を上回ると保護回路が動作す
る。
補助電源回路(26)は、AC100V印加後約5秒で
リレーがONL、約20m5ec、I C(22”)に
対して電力を供給することができる。起動後はIC(2
2°′)に対する電源はダイオード(D2)より供給さ
れる。リレー(RY)には、動作中、常に、電流が流れ
るため、低い電流でONできるリレーを使用して消費電
力をおさえる。
リレーがONL、約20m5ec、I C(22”)に
対して電力を供給することができる。起動後はIC(2
2°′)に対する電源はダイオード(D2)より供給さ
れる。リレー(RY)には、動作中、常に、電流が流れ
るため、低い電流でONできるリレーを使用して消費電
力をおさえる。
本実施例によると、保護回路が働き発振がストップした
場合、従来回路では、そのままの状態で再起動をかけ続
けるが本考案の回路では一度AC100Vを切ってリレ
ー(RY)を0FFLない限り再起動しないので、保護
回路的動作となる。
場合、従来回路では、そのままの状態で再起動をかけ続
けるが本考案の回路では一度AC100Vを切ってリレ
ー(RY)を0FFLない限り再起動しないので、保護
回路的動作となる。
ところで、前述の如く、コンデンサ(C)に充電される
電圧はリレーの感動電圧と等しくなる。すなわち、コン
デンサ(C)の両端の電圧(Ec)が第5図に示すよう
にAC100V印加開始後リレーの感動電圧(VL)に
達すると、リレーがONする。この時の充電された電圧
をもって、2次側のIC(22”)を起動させる電圧の
初期値が決まる。
電圧はリレーの感動電圧と等しくなる。すなわち、コン
デンサ(C)の両端の電圧(Ec)が第5図に示すよう
にAC100V印加開始後リレーの感動電圧(VL)に
達すると、リレーがONする。この時の充電された電圧
をもって、2次側のIC(22”)を起動させる電圧の
初期値が決まる。
ところが、リレーの感動電圧は、通常、定格電圧(公称
電圧)の50%〜70%に分布しているが、感動電圧の
低い方(すなわち感度の高い側)は特に決められていな
いことが多く、又、温度特性等も含めると非常に広い範
囲の許容差を持った設計が必要となる。
電圧)の50%〜70%に分布しているが、感動電圧の
低い方(すなわち感度の高い側)は特に決められていな
いことが多く、又、温度特性等も含めると非常に広い範
囲の許容差を持った設計が必要となる。
第6図に、リレー動作が安定するように、補助電源回路
(26)を改良した回路を示す。
(26)を改良した回路を示す。
この回路では、始動時に抵抗(RAI)(RA2)を介
してコンデンサ(C)が充電され、電圧(Ec)が上昇
する。そして、この電圧(Ec)の値が、ツェナダイオ
ード(ZD)のツェナ電圧値及びトランジスタ(Tr)
のベース・エミッタ間電圧値との加算値に達すると、ト
ランジスタ(Tr)がオンして、コイル(L)に電流が
流れ、リレー(RY)はオンする。尚、(D3)はダイ
オード、(R5)は抵抗である。
してコンデンサ(C)が充電され、電圧(Ec)が上昇
する。そして、この電圧(Ec)の値が、ツェナダイオ
ード(ZD)のツェナ電圧値及びトランジスタ(Tr)
のベース・エミッタ間電圧値との加算値に達すると、ト
ランジスタ(Tr)がオンして、コイル(L)に電流が
流れ、リレー(RY)はオンする。尚、(D3)はダイ
オード、(R5)は抵抗である。
このツェナ電圧値として、リレーの感動電圧値と比べて
充分高い値を選ぶことにより、リレーの動作時の電圧(
Ec)を安定に設定することができる。
充分高い値を選ぶことにより、リレーの動作時の電圧(
Ec)を安定に設定することができる。
つまり、この回路では、コンデンサ(C)の両端の電圧
(Ec)を電圧検出機能を持った電子回路で検出し、一
定の値に達するとリレーがONする構成とした。よって
、リレーの感動電圧の影響なく、リレー動作が安定した
電圧で行なわれる。
(Ec)を電圧検出機能を持った電子回路で検出し、一
定の値に達するとリレーがONする構成とした。よって
、リレーの感動電圧の影響なく、リレー動作が安定した
電圧で行なわれる。
第7図に、本発明の更に他の実施例を示す。この回路は
、2次側アースとAClooVの2人力を3個のコンデ
ンサ(C4)(C5)(C6)でスター結線して、ノイ
ズを吸収した例である。尚、この実施例でのスイッチン
グ周波数は約55KHz、コンデンサ(C4)(C5)
(C6)の容量値は10000pF、耐圧2KVである
。尚、(T)はサーモスタットである。
、2次側アースとAClooVの2人力を3個のコンデ
ンサ(C4)(C5)(C6)でスター結線して、ノイ
ズを吸収した例である。尚、この実施例でのスイッチン
グ周波数は約55KHz、コンデンサ(C4)(C5)
(C6)の容量値は10000pF、耐圧2KVである
。尚、(T)はサーモスタットである。
(ト)発明の効果
本発明に依れば、補助電源回路を簡単な構成で実現する
ことが、出来る。
ことが、出来る。
又、本発明により、スイッチングノイズを吸収するとと
もに、2次側アースに対して商用周波数の影響を与えな
いスイッチング電源回路を得ることができる。
もに、2次側アースに対して商用周波数の影響を与えな
いスイッチング電源回路を得ることができる。
第1図及び第2図は、本発明の第1実施例を示す図であ
る。 第3図は本発明の第2実施例を示す図である。 第4図は本発明の第3実施例を示す図である。 第5図は第3図の動作を説明するための図である。 第6図は第3図の回路を改良した第4実施例を示す図で
ある。 第7図は本発明の第5実施例を示す図である。 第8図は従来例を示す図である。 第9図、第10図は従来例を示す図である。 (10)・・・整流回路(第1整流回路)、(12)・
・・スイッチング回路、 (14)・・・トランス、 (16)・・・整流回路(第2整流回路)、(20)・
・・制御回路、 (D2)・・・ダイオード(電源ラインを形成するダイ
オード)、 (26)・・・補助電源回路、 (RY)・・・リレー、 (S1)(S2)・・・スイッチ、 (SB)(SB)・・・ブレーク接点、(SA)(SA
)・・・メイク接点、 (L)・・・コイル、 (C)・・・コンデンサ。 (C4)(C5)(C6)・・・コンデンサ。
る。 第3図は本発明の第2実施例を示す図である。 第4図は本発明の第3実施例を示す図である。 第5図は第3図の動作を説明するための図である。 第6図は第3図の回路を改良した第4実施例を示す図で
ある。 第7図は本発明の第5実施例を示す図である。 第8図は従来例を示す図である。 第9図、第10図は従来例を示す図である。 (10)・・・整流回路(第1整流回路)、(12)・
・・スイッチング回路、 (14)・・・トランス、 (16)・・・整流回路(第2整流回路)、(20)・
・・制御回路、 (D2)・・・ダイオード(電源ラインを形成するダイ
オード)、 (26)・・・補助電源回路、 (RY)・・・リレー、 (S1)(S2)・・・スイッチ、 (SB)(SB)・・・ブレーク接点、(SA)(SA
)・・・メイク接点、 (L)・・・コイル、 (C)・・・コンデンサ。 (C4)(C5)(C6)・・・コンデンサ。
Claims (2)
- (1)商用交流電源入力を整流する第1整流回路(10
)と、 この整流回路(10)の出力をスイッチングして出力す
るスイッチング回路(12)と、このスイッチング回路
(12)の出力が1次側に入力されるトランス(14)
と、 このトランス(14)の2次側出力を整流平滑する第2
整流回路(16)と、 この整流回路(16)の出力値に応じて前記スイッチン
グ回路(12)のオンオフ期間を制御する制御回路(2
0)と、 前記第2整流回路(16)の出力を前記制御回路(20
)の駆動電圧とする電源ライン(D2)と、少なくとも
始動時に、前記制御回路(20)に駆動電圧を供給する
ために、前記第1整流回路(10)に接続され、前記制
御回路(20)の駆動電圧を出力する補助電源回路(2
6)とを、 備えたスイッチング電源回路に於いて、 前記補助電源回路は、 1次側アースと前記第1整流回路(10)の出力間に挿
入されたリレー(RY)のコイル(L)と、このコイル
(L)により制御される前記リレー(RY)の2つのス
イッチ(S1)(S2)が、両端に接続されるコンデン
サ(C)と、 一方が前記第1整流回路(10)の出力側に接続され、
他方が一次側アース側に接続される前記リレー(RY)
の2つのブレーク接点(SB)(SB)と、一方が前記
駆動電圧出力側となり、他方が2次側アース側に接続さ
れる前記リレー(RY)の2つのメイク接点(SA)(
SA)とを、 備えるスイッチング電源回路。 - (2)商用交流電源入力を整流する整流回路(10)と
、 この整流回路(10)の出力をスイッチングして出力す
るスイッチング回路(12)と、このスイッチング回路
(12)の出力が1次側に入力されるトランス(14)
と、 このトランス(14)の2次側のアースと前記商用交流
電源の両入力をスター状に結線する少なくとも3個のコ
ンデンサ(C4、C5、C6)とを、備えるスイッチン
グ電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2227664A JP2599022B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-08-28 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1677490 | 1990-01-26 | ||
JP2-16774 | 1990-01-26 | ||
JP2-212703 | 1990-08-10 | ||
JP21270390 | 1990-08-10 | ||
JP2227664A JP2599022B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-08-28 | スイッチング電源回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04178169A true JPH04178169A (ja) | 1992-06-25 |
JP2599022B2 JP2599022B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=27281549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2227664A Expired - Fee Related JP2599022B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-08-28 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599022B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6603317B2 (en) | 2000-02-23 | 2003-08-05 | Nec Corporation | Leakage current reduction circuit and power supply employing the same |
JP2008116160A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP2009133610A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-06-18 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61176988U (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-05 |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP2227664A patent/JP2599022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61176988U (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-05 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6603317B2 (en) | 2000-02-23 | 2003-08-05 | Nec Corporation | Leakage current reduction circuit and power supply employing the same |
JP2008116160A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP2009133610A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-06-18 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2599022B2 (ja) | 1997-04-09 |
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