JPH04178087A - 直交変換方法および直交変換回路 - Google Patents

直交変換方法および直交変換回路

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JPH04178087A
JPH04178087A JP2306877A JP30687790A JPH04178087A JP H04178087 A JPH04178087 A JP H04178087A JP 2306877 A JP2306877 A JP 2306877A JP 30687790 A JP30687790 A JP 30687790A JP H04178087 A JPH04178087 A JP H04178087A
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column
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matrix
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dimensional orthogonal
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JP2306877A
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Kimitaka Murashita
君孝 村下
Tsuguo Noda
嗣男 野田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [目 次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第8図〜第14図) 発明が解決しようとする課題(第15図)課題を解決す
るための手段(第1図、第2図)作用 実施例(第3図〜第7図) 発明の効果 〔概 要〕 画像データ圧縮装置の直交変換方法に関し、無駄な演算
を削減して、高速に直交変換を行うことを目的とし、 N×N画素からなるブロックごとに画像データを2次元
直交変換した結果を量子化し、符号化して、画像データ
を圧縮する画像データ圧縮装置の直交変換方法において
、画像データのブロックの各列が同一の値を有する成分
から形成されているか否かを判定し、同一の値を有する
成分から形成されるとされた場合に、該当する列の第1
行に対応する成分をN倍した値を1次元目の直交変換結
果の対応する成分とするとともに他の成分の値を零とす
る簡易変換処理を行い、他の成分と異なる債を有する成
分があるとされた場合に、該当する列の各成分に対して
1次元直交変換に相当する演算を行い、ブロックの全て
の列についての処理が終了した後に、得られた1次元目
の直交変換結果からなるN行N列の行列を転置し、得ら
れた転置行列に対して2次元目の直交変換に相当する演
算を行い、得られた2次元目の直交変換結果の行列を再
び転置して、ブロックに対応する係数行列を得る方法で
ある。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば中間階調画像やカラー画像などの多値
画像の圧縮に用いられる適応離散コサイン変換符号化方
式によって画像データを圧縮する画像データ圧縮装置の
直交変換方法および直交変換回路に関するものである。
中間階調画像やカラー画像などの多値画像をその特徴を
損なうことなくデータ量を圧縮する符号化方式として、
2次元直交変換を利用した適応離散コサイン変換符号化
方式(^daptive DiscreteCosin
e Transform、以下ADCT方式と称する)
が広く用いられている。
このADCT方式は、多値画像をそれぞれ所定数の画素
(例えば8画素×8画素)からなるブロックに分割し、
このブロックごとに画像データを2次元直交変換して変
換係数(以下、DCT係数と称する)からなる行列を求
め、この行列の各成分をそれぞれ対応する視覚適応闇値
(後述する)を用いて量子化してから、可変長符号化す
ることにより、データ量を圧縮するものである。
〔従来の技術] 第8図に、ADCT方弐を通用した画像データ圧縮装置
の構成を示す。また、第9図に、多値画像を分割して得
られるブロックの例を示す。
DCT変換部611は、入力されるブロックに対して、
2次元離散コサイン変換(以下、DCTと称する)処理
を行い、各ブロックの画像の各空間周波数成分に対応す
るDCT係数からなる8行8列の行列(以下、DCT係
数りと称する)に変換する。第10図に、このDCT係
数りの例を示す。
このDCT係数りの各成分は、線型量子化部721にお
いて、各空間周波数成分に対する視覚の感度に基づいて
求められた量子化閾値QyoZ用いて量子化され、量子
化係数D0υが算出される。この量子化閾値Q7.4は
、実験結果に基づいて決められた量子化マトリクスv、
Hに所定の係数を乗じたものである。
一般に、低い空間周波数に対する視覚の感度は高く、高
い空間周波数に対する視覚の感度は低いので、第11図
に示すように、低い空間周波数に対応する量子化マトリ
クスvT8の成分の絶対値は小さく、逆に、高く空間周
波数に対応する成分の絶対値は大きい。このため、量子
化係数D0ゎは、第12図に示すように、DC成分を示
す行列の左上隅の成分と低い空間周波数成分を示す掻く
少数のAC成分のみが、数値1rO]以外の値を有する
有効係数となり、大部分のAC成分は値がFQJである
無効係数となる場合が多い。
次に、第13図に示すようなジグザグスキャンと呼ばれ
る走査順序に従って上述した量子化係数DQLIを走査
することにより、2次元に配列された量子化係数I)o
uの各成分が1次元の配列に変換され、符号化部631
に入力される。
この符号化部631により、1次元配列として入力され
る量子化係数り、Llの各成分は、有効係数と連続して
いる無効係数の数との組に変換され、これらの有効係数
と無効係数の連続長との組のそれぞれに対応する符号が
順次に出力される。
このようにして、1ブロツクに対応する量子化係数DQ
Uが圧縮符号化される。
上述した動作を1画面を構成する各ブロックについて繰
り返すことにより、1画面の画像データの符号化処理が
行われ、この符号化データがディスク装置などに蓄積さ
れ、あるいは伝送路などを介して伝送される。
ここで、上述したDCT変換部6】1によって行われる
DCT変換処理は、画像データのブロックと所定の変換
定数からなる行列A(以下、変換定数Aと称する)との
乗算を行い、得られた1次元DCT変換結果を転置した
後に、再び上述した変換定数Aとの乗算を行って、この
乗算結果を再び転置する処理である。
上述した1次元DCT変換結果の第i列Yは、上述した
変換定数Aと画像データのブロックの第i列Xとを用い
て、 Y=A−X ・・・ (1) で表される。また、1次元DCT変換結果の第i列Yの
各成分は、 Y I= (Az X X + + A I2X Xz
 +AI:lX Xj十AIJXXa 十A+5XXs
 +Al6XXb十A I 7 X X ? + A 
+ s X X s )    ・”  (2)Yz 
= (All X X + + Az□X X z +
 A z z X X 3+A、xXa +AzsXX
5+Azb××6+A!?XX7 +A211XX11
 )    ”’  (3)Y:+ = (A31XX
I +A32XX2 +A33Xχ3+A34X X4
 +A35X XS + A36X Xb+A:++X
X、+A3aXXs )    ・・・ (4)Y a
  −(A a + X X +  + A a□X 
X z  + A 4z X X s+A44XX4 
+AasXXs +AahxXb+A47X X?  
+AnsXXs  )     ・・・ (5)Ys 
= (As+ ×X + + AszX X2 +AS
3X X3+AsaX Xs  +As5X XS  
+ASbX X&+A s q xχ7 +ASllX
X!l )    −(6)Y b−(A b+ Xχ
、+A6□X X! +A61×Xs+A64XX4 
+A6SXXS +Abb×X6+ A b q X 
X 7  + A b s X X 8)     ・
・・ (7)Yv  −(At+XX+  +AtzX
Xz  +A?3XX3+Aqa×Xa  +At5X
 XS  +A?6X Xb+AttXXt +At5
XXi )    ・・・ (8)Y s = (A 
e + X X + 士A8□X X 2 + A s
 3 X X 3十Ae4X Xa + AesX X
s +A16X Xb十Al17XX7 +As5XX
s )    −(9)として表される。
従来は、これらの式(2)〜式(9)のそれぞれに対応
する演算を行う8&llの演算回路を備えで、DCT変
換部611の1次元DCT変換処理をノ\−ドウエア化
し、これらの演算回路を並行動作させることにより、1
次元DCT変換処理の高速化を図っていた。
第14図は、従来の1次元DCT変換を行う直交変換回
路の例を示す図である。
第14図において、1次元DCT変換回路は、定数メモ
リ701と演算回路702とから構成されている。この
定数メモリ701は、上述した変換定数Aを格納してお
り、演算回路702のレジスタ712への画像データの
第i列Xの各成分の入力に応じて、対応する列の8個の
成分をレジスタ7111〜7116を介して、8個の乗
算器721、〜7218にそれぞれ入力する。これに応
じて、これらの乗算器7211〜721eにより、上述
した各画素データとこの画素データの入力に応して入力
される変換定数のそれぞれとが順次に乗算され、上述し
た弐(2)〜弐(9)の各項の計算が行われる。また、
この乗算結果をレジスタ7221〜722.を介して、
それぞれ対応する積算回路730、〜7308に入力し
、この積算回路730I〜730.により、1列分の画
素データについて順次に積算することにより、上述した
式(2)〜式(9)の右辺の計算が行われる。このよう
にして求められた1次元DCT変換結果の第i列Yの各
成分は、レジスタ7411〜741aに一旦保持され、
マルチプレクサ751を介して順次に出力される。但し
、第14図において、各レジスタは記号Rで示した。
また、2次元目のDCT変換処理も、同様の演算回路を
用いて行われる。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、式(2)〜式(8)を単純にハードウ
ェアに置き換えた構成の直交変換回路においては、1列
の画像データを1次元DCT変換するために、8個の乗
算器と8個の加算器とが、乗算動作および積算動作を8
回ずつ繰り返して、1列分の画像データを1次元DCT
変換していた。
ところで、上述した変換定数Aは、第15図に示すよう
に、第2行〜第8行の各成分が互いに相殺する構成とな
っている。このため、画像データの第i列Xの各成分の
値が同一である場合は、上述した式(3)〜式(9)の
各項が互いに相殺して、1次元DCT変換結果の第i列
Yの第2行〜第8行に対応する成分(Y z〜YIl)
の値は零となる。−方、変換定数Aの第1行の8個の成
分の値は数値rlxであるので、1次元DCT変換結果
の第i列Yの第1行に対応する成分の値は、画像データ
の第i列Xの第1行に対応する成分X、にブロックの行
数に相当する数値f8Jを乗じた値となる。
但し、第15図においては、変換定数ムの成分の値を2
′2倍して、整数形式で表した。
同様に、1次元DCT変換結果を転置して得た行列)、
の第i列h1の各成分の値が同一である場合も、2次元
目のDCT変換結果H2の第i列h2の第2行〜第8行
に対応する成分の値は零となり、第1行に対応する成分
の値は、行列H1の第i列h1の第1行に対応する成分
hlsを8倍した値となる。
このように、変換定数^の構成から演算結果が予想でき
る場合に、上述した演算を実行するのは無駄である。従
って、このような無駄な演算を省くことにより、1次元
DCT変換処理に要する時間を短縮することが可能とな
る。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、無駄な演算を削減し士、高速に直交変換を行う直
交変換方法および直交変換回路を提供することを目的と
する。
CeJWlを解決するための手段〕 第1図は、本発明の直交変換方法の原理を示す図である
また、第2図は本発明の直交変換回路の原理ブロック図
である。
第1図(a)において、請求項1の発明は、N×N画素
からなるブロックごとに画像データを2次元直交変換し
た結果を量子化し、符号化して、画像データを圧縮する
画像データ圧縮装置の直交変換方法において、画像デー
タのプロ・ンクの各列が同一の値を有する成分から形成
されているか否かを判定し、同一の値を有する成分から
形成されるとされた場合に、該当する列の第1行に対応
する成分をN倍した値を1次元目の直交変換結果の対応
する成分とするとともに他の成分の値を零とする簡易変
換処理を行い、他の成分と異なる値を有する成分がある
とされた場合に、該当する列の各成分に対して、1次元
直交変換に相当する演算を行い、ブロックの全ての列に
ついての処理が終了した後に、得られた1次元目の直交
変換結果からなるN行N列の行列を転置し、得られた転
置行列に対して、2次元目の直交変換に相当する演算を
行い、得られた2次元目の直交変換結果の行列を再び転
置して、ブロックを2次元直交変換した結果である係数
行列を得る 第1図伽)において、請求項2の発明は、N×N画素か
らなるブロックごとに画像データを2次元直交変換した
結果を量子化し、符号化して、画像データを圧縮する画
像データ圧縮装置の直交変換方法において、ブロックに
対応する1次元目の直交変換結果を求め、得られたN行
N列の行列を転置し、得られた転置行列の各列が同一の
値を有する成分から形成されているか否かを判定し、同
一の値を有する成分から形成されるとされた場合に、該
当する列に対して簡易変換処理を行い、他の成分と異な
る値を有する成分があるとされ場合に、該当する列の各
成分に対して1次元直交変換に相当する演算を行い、得
られた2次元目の直交変換結果を転置して、ブロックに
対応する係数行列を得る。
第2図(a)において、請求項3の発明は、N×N画素
からなるブロックごとに画像データを2次元直交変換し
た結果を量子化し、符号化して、画像データを圧縮する
画像データ圧縮装置の直交変換回路において、以下の各
手段を備えて構成されている。
格納手段111は、入力されるブロックに含まれる画像
データをN行N列の行列として格納し、この行列の各列
を順次に出力する。
第1判定手段121は、格納手段111に入力される各
列の画像データが、同一の値を有する成分から形成され
ているか否かを判定する。
第1変換手段130は、N行N列の行列の1列分の成分
の入力に応じて、1次元直交変換に相当する演算を行う
演算手段131と、行列の1列分の成分に対して、簡易
変換処理を行う簡易変換手段132と、第1判定手段1
21による判定結果に応じて、演算手段131と簡易変
換手段132とのいずれか一方を選択して、格納手段I
llに格納された画像データの各列を入力する第1選択
手段133とを有し、得られたN行N列の行列の各列を
ブロックに対応する1次元目の直交変換結果として出力
する。
第1転置手段141は、入力される1次元目の直交変換
結果の各列を転置行列の対応する行の成分として出力す
る。
第2次元直交変換手段151は、第1転置手段141に
よって得られた転置行列に対して1次元直交変換処理を
行い、得られたN行N列の行列の各列を2次元目の直交
変換結果として出力する。
第2転置手段142は、入力される2次元目の直交変換
結果の各列を転置して、プロ、りに対応する係数行列の
各行を得る。
第2図■)において、請求項4の発明は、N×N画素か
らなるブロックごとに画像データを2次元直交変換した
結果を量子化し、符号化して、画像データを圧縮する画
像データ圧縮装置の直交変換回路において、以下の各手
段を備えて構成されている。
第1次元直交変換手段161は、入力される画像データ
のブロックに対して1次元直交変換処理を行って、得ら
れたN行N列の行列の各列を1次元目の直交変換結果と
して出力する。
第1転置手段141は、入力される1次元目の直交変換
結果の各列を転置行列の対応する行として出力する。
第2判定手段122は、第1次元直交変換手段161の
出力に基づいて、転置行列の各列が同一の値を有する成
分から形成されているか否かを判定する。
第2変換手段171は、N行N列の行列の1列分の成分
の入力に応じて、1次元直交変換に相当する演算を行う
演算手段131と、行列の1列分の成分に対して、簡易
変換処理を行う簡易変換手段132と、第2判定手段1
22による判定結果に応じて、演算手段131と簡易変
換手段132とのいずれか一方を選択して、第1転置手
段141の出力を入力する第2選択手段134とを有し
、転置行列に対して1次元直交変換処理を行い、得られ
たN行N列の行列の各列を2次元目の直交変換結果とし
て出力する。
第2転置手段142は、入力される2次元目の直交変換
結果の各列を転置して、ブロックに対応する係数行列の
各行を得る。
第2図(b)において、請求項5の発明は、請求項4記
載の直交変換回路において、入力されるブロックに含ま
れる画像データをN行N列の行列として格納し、この行
列の各列を順次に出力する格納手段111と、格納手段
111に入力される各列の画像データが、同一の値を有
する成分から形成されているか否かを判定する第1判定
手段121とを備えて構成される。
また、第1次元直交変換手段161が、N行N列の行列
の1列分の成分の入力に応じて、1次元直交変換に相当
する演算を行う演算手段131と、行列の1列分の成分
に対して、簡易変換処理を行う簡易変換手段132と、
第1判定手段121による判定結果に応じて、演算手段
131と簡易変換手段132とのいずれか一方を選択し
て、格納手段111に格納された画像データの各列を入
力する第1選択手段133とを有し、得られたN行N列
の行列の各列をブロックに対応する1次元目の直交変換
結果として出力する構成となっている。
第2図(a)および第2図(b)において、請求項6の
発明は、請求項3〜請求項5のいずれかに記載の直交変
換回路において、簡易変換手段132が、2−行21″
列の行列の1列分の成分の入力に応じて、第1行に対応
する成分を上位側へmビットだけシフトして、該当する
成分を2m倍した値を得るシフト手段135を備えて構
成されている。
〔作 用〕
請求項1の発明は、全ての画像データが同一の値からな
る列については簡易変換処理を行い、他の成分と異なる
値を持つ成分が含まれている列については1次元直交変
換に相当する演算を行うことにより、1次元目の直交変
換を行う際の演算量を削減することを可能とするもので
ある。
このようにして得られた1次元目の直交変換結果からな
る行列の転置行列に対して、2次元目の直交変換を行い
、更に、この2次元目の直交変換結果を転置することに
より、上述した画像データのブロックに対応する係数行
列が得られる。
請求項2の発明は、1次元目の直交変換結果の行列の転
置行列の中で、全ての成分が同一の値を有する列につい
ては簡易変換を行い、他の成分と異なる値を持つ成分が
含まれている列については1次元直交変換に相当する演
算を行うことにより、2次元目の直交変換を行う際の演
算量を削減することを可能とするものである。
請求項3の発明は、第1選択手段133が、第1判定手
段121による判定結果に応じて、演算手段131と簡
易変換手段132とのいずれかを選択し、格納手段11
1に格納された画像データを入力することにより、同一
の値を有する画像データからなる列については、1次元
直交変換に相当する演算処理を上述した簡易変換処理に
置き換えて、1次元目の直交変換処理を行う際の演算量
を削減することを可能とするものである。
また、このようにして得られた1次元目の直交変換結果
を第1転置手段141によって転置し、得られた転置行
列に対して、第2次元直交変換手段151による2次元
目の直交変換を行い、第2転置手段142によって再び
転置することにより、画像データのブロックに対応する
係数行列が得られる。
請求項4の発明は、第2選択手段134が、第2判定手
段122による判定結果に応じて、演算手段131と簡
易変換手段132とのいずれかを選択し、第1次元直交
変換手段161と第1転置手段141によって得られた
転置行列の各列を入力することにより、同一の値を有す
る画像データからなる列については、1次元直交変換に
相当する演算処理を上述した簡易変換処理に置き換えて
、2次元目の直交変換処理を行う際の演算量を削減する
ことを可能とするものである。
このようにして得られた2次元目の直交変換結果を第2
転置手段142によって転置することにより、上述した
係数行列が得られる。
また、上述した第2判定手段122は、第1転置手段1
41による転置動作と並行して、第1次元直交変換手段
161の出力に基づいて判定を行うので、この判定処理
により、2次元目の直交変換に要する時間が長くなるこ
とはない。
請求項5の発明は、請求項4の第1次元直交変換手段1
61において、第1選択手段133が、第1判定手段1
21による判定結果に応じて、演算手段131と簡易変
換手段132とのいずれかを選択して、格納手段111
に格納された画像データを入力し、同一の値を有する画
像データからなる列については、1次元直交変換に相当
する演算処理を上述した簡易変換処理に置き換えること
により、1次元目の直交変換処理および2次元目の直交
変換処理を行う際の演算量を削減することを可能とする
ものである。
請求項6の発明は、シフト手段135により、該当する
成分を上位側へmビットだけシフトして、該当する成分
を2m倍した結果を得ることにより、簡易変換手段13
2による簡易変換処理を高速化することを可能とするも
のである。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第3図は、本発明の直交変換回路を適用した画像データ
圧縮装置の実施例構成を示す。
第4図〜第6図は、本発明の直交変換回路の実施例構成
を示す。
第7図は、DCT変換部の実施例構成を示す。
ここで、第1図と実施例との対応関係について説明して
おく。
格納手段111は、バッファ211に相当する。
第1判定手段121は、判定回路212に相当する。
第2判定回路122は、判定回路216に相当する。
演算手段131は、演算回路242と定数メモリ243
とに相当する。
簡易変換手段132は、乗算器244と零発生回路24
5とレジスタ246とマルチプレクサ247とに相当す
る。
選択手段133は、デマルチプレクサ241に相当する
第1変換手段130は、デマルチプレクサ241と演算
回路242と定数メモリ243と乗算器244と零発生
回路245とレジスタ246とマルチプレクサ247と
に相当する。
選択手段134は、直交変換回路213bのデマルチプ
レクサ シフト手段135は、シフト回路248に相当する。
第1転置手段141は、転置回路214aに相当する。
第2転置手段142は、転置回路214bに相当する。
第2次元直交変換手段151は、直交変換回路213b
に相当する。
第1次元直交変換手段161は、直交変換回路213a
に相当する。
第2変換手段171は、デマルチプレクサ241と演算
回路242と定数メモリ243と乗算器244と零発生
回路245とレジスタ246とマルチプレクサ247と
に相当する。
以上のような対応関係があるものとして、以下実施例の
構成および動作について説明する。
第3図において、バッファ211と直交変換回路213
aと転置回路214aとバッファ215と直交変換回路
213bと転置回路214bとは、DCT変換部210
を構成している。
イメージスキャナ(図示せず)などによって読み取られ
た画像データは、8×8画素かろなるブロックに分割さ
れ、このブロックの各列の成分がIllにバッファ21
1に入力される。この画像データの入力動作と並行して
、判定回路212は、各列が同一の値を有する成分から
形成されているか否かを判定し、この判定結果に応じて
、上述した直交変換回路213aが動作して、画像デー
タの各列に対応する1次元目のDCT変換処理を行う構
成となっている。上述した1次元目のDCT変換処理に
よって得られた行列E、の各列は、転置回路214bに
よって順次に転置され、バッファ215に上述した行列
H1の転置行列HTIの対応する行として格納される。
この転置動作と並行して、判定回路216により、直交
変換回路213aの出力に基づいて、上述した転置行列
HT1の各列が同一の値を有する成分から形成されてい
るか否かが判定され、この判定結果に応じて、直交変換
回路213bが動作して、バッファ215に格納された
転置行列H”に対して2次元目のDCT変換処理を行う
構成となっている。この直交変換回路213bによって
得られた行列Hzの各列が、上述した転置回路214b
によって再び転置され、入力された画像データのブロッ
クに対応するDCT係数りの対応する行として出力され
る。
このようにして得られたDCT係数りの各成分は、線型
量子化部221において、量子化マトリクス保持部22
2に格納された量子化マトリクスV T Hの対応する
成分に基づいて量子化され、得られた量子化係数DQL
Iが、符号化部231により、符号表232に基づいて
符号化される。
以下、直交変換回路213a、213bの詳細構成およ
びDCT変換部210の動作について説明する。
第3図において、直交変換回路213aは、デマルチプ
レクサ241と演算回路242と定数メモリ243と乗
算器244と零発生回路245と8個のレジスタ246
1〜2468 (図において記号Rで示す)とマルチプ
レクサ247とから構成されている。
上述した乗算器244と零発生回路245と8個のレジ
スタ2461〜2468とマルチプレクサ247とは、
簡易変換手段132を構成している。また、演算回路2
42は、第14図に示した従来の直交変換回路と同様に
構成されており、また、定数メモリ243には、上述し
た変換定数Aが格納されている。
上述したように、画像データの1プロ・ンクの各列をバ
ッファ211に入力する動作と並行して、判定回路21
2による判定動作が行われ、この判定結果が、デマルチ
プレクサ2410制御端子Tに入力される。
このデマルチプレクサ241は、制御端子Tへの入力に
応じて動作し、上述した判定回路212によって、入力
された1列分の画像データが全て同一の(直であるとさ
れたときに、該当する1列の画像データを出カポ−)A
を介して出力し、他の成分と異なる値を有する成分があ
るとされたときに、該当する列の画像データを出力ボー
トBを介して出力する構成となっている。
従って、1列分の全画像データが同一の値ではない場合
は、この列の画像データは、上述したデマルチプレクサ
241によって演算回路242に入力され、この演算回
路242により、定数メモリ243に格納された変換定
数Aに基づいて、1次元目のDCT変換に相当する演算
が行われ、この演算結果が順次に出力される。
一方、1列分の全画像データが同一の値であるとされた
場合は、この列の画像データは、上述したデマルチプレ
クサ241によって、簡易変換手段132の乗算器24
4に入力される。
この乗算器244は、最初に入力された画像データと1
ブロツクの行数に相当する数値F8.との乗算を行い、
この乗算結果をレジスタ2461に格納する構成となっ
ている。また、零発生回路245は、画像データ圧縮装
置の電源を投入したときなどに、数(+!vO,nを発
生して、予め、7個のレジスタ2462〜246.にそ
れぞれ格納する構成となっている。従って、上述した乗
算器244によって得られた植がレジスタ2461に格
納されることにより、該当する1列分の画像データの1
次元目のDCT変換結果が得られ、マルチプレクサ24
7により、この1列分のDCT変換結果が順次に8カさ
れる。
このように、入力された1列分の画像データが全て同一
の値を有する場合に、1次元DCT変換処理を上述した
簡易変換処理に置き換えて、該当する列に対応する1次
元DCT変換結果を得る構成とする。
従って、該当する列に対応する1次元DCT変換結果は
、演算回路242によって8回の乗算処理と8回の積算
処理とを繰り返す代2m)り6二簡易変換手段132の
乗算器244による1回の乗算処理によって求められる
。これにより、該当する1列について、7回の乗算処理
と8回の積算処理とを繰り返す演算処理が削減される。
上述したようにして、演算結果が予想できる無駄な演算
を削減して、1次元目のDCT変換処理に要する時間を
短縮することが可能となり、画像データを高速に圧縮す
ることができる。
更に、画像データを2m×2m画素のブロックに分割し
、これらのブロックごとに2次元DCT変換を行う場合
は、第5図に示すように、上述した乗算器244の代わ
りにシフト回路248を用いて直交変換回路213aを
構成してもよい。この場合は、このシフト回路248は
、最初に入力された画像データを上位側へmピントシフ
トすることにより、該当する画像データを1ブロンクの
行数に相当する2m倍した値を求め、この値をレジスタ
246.に格納すればよい。
一般に、乗算器に比べて、シフト回路は高速に動作する
ので、乗算器244を用いて直交変換回路213aを構
成した場合に比べて、より、高速に1次元目のDCT変
換処理を行うことが可能となり、画像データ圧縮装置の
高速化を図ることができる。
次に、2次元目のDCT変換動作について説明する。
第6図に、直交変換回路213bの構成図を示す。
第6図において、判定回路216は、上述した転置回路
214aに入力される1次元目のDCT変換結果の行列
H3の各列の8個の成分を他の列の対応する行番号の成
分とそれぞれ比較し、該当する成分が全て同一の値であ
る場合に、上述した行列H8の該当する行の成分が全て
同一であると判定し、他の場合は該当する行が他の成分
と異なる値を有する成分を含んでいると判定する。
転置回路214aは、上述した行列H1の各列を転置行
列H”の対応する行としてバッファ215に格納するこ
とにより、行列の転置処理を行うので、行列H1の各行
は転置行列H”の対応する列となる。従って、バッファ
215が、転置行列1(T1の各列を順次に出力する際
に、判定回路216は、上述した行列H1の各行につい
ての判定結果を順次に出力して、直交変換回路213b
に入力すればよい。
この直交変換回路213bは、上述した直交変換回路2
13aと同様に、判定回路2]6による判定結果に応じ
てデマルチプレクサ241が動作し、バッファ215か
ら出力された転置行列H”の各列の成分が同一の値から
なっている場合に、簡易変換手段132に該当する成分
を入力し、他の場合には演算回路242に入力する構成
となっている。
従って、転置行列H”の中の1列分の成分が全て同一の
値を有する列に対する2次元目のDCT変換処理は、乗
算器244と零発注回路245とレジスタ246とマル
チプレクサ247とからなる簡易変換手段132によっ
て行われる。一方、他の成分と異なる値を有する成分を
含む列に対する2次元目のDCT変換処理は、従来と同
様に、演算回路242と定数メモリ243とによって実
行される。
また、このようにして得られた2次元目のDCT変換結
果の行列L2の各列は、転置回路214bによって順次
に転置され、上述した画像データのブロックに対応する
DCT係数りの対応する行として出力される。
また、上述した1次元目の直交変換回路213aと同様
に、ブロックが2m×2m画素からなっている場合は、
2次元目の直交変換回路213bにおいて、乗算器24
4の代わりにシフト回路248を用いて、入力される列
の最初の成分を上位側へmビットだけシフトする構成と
してもよい。
ここで、1画面の中には、画像の背景部分のように変化
の少ない部分が多く含まれており、このようなブロック
は、同一の値を有する画像データからなる列を多く含ん
でいる。
従って、このような列に対する1次元DCT変換に相当
する演算処理を上述した簡易変換手段132による簡易
変換処理に置き換えることにより、無駄な演算処理を削
減して、1次元目のDCT変換処理に要する時間を大幅
に短縮することが可能となり、画像データを高速に圧縮
する画像データ圧縮装置を実現することができる。
また、上述したようなプロ、りに対して1次元目のDC
T変換処理を施して得られた行列H+の転置行列H1′
にも、同一の値からなる列が多く含まれているので、上
述した簡易変換手段132を用いて、これらの列に対す
る2次元目のDCT変換処理を行うことにより、更に、
DCT変換処理に要する時間を短縮することができる。
特に、コンピュータグラフィクスを圧縮する際には、1
画面を構成する各ブロックの中に全ての画素が同一の値
を有するブロックが多く含まれており、1次元DCT変
換に相当する演算処理が簡易変換処理に置き換えられる
率が高いので、計算量の大幅な削減が期待でき、処理時
間の短縮効果が大きい。
また、第7図に示すように、バッファ215と直交変換
回路213bと転置回路214bとに代えて、切換回路
21Bを備えてDCT変換部210を構成し、転置回路
214aによって得られた転置行列HTIをバッファ2
11に入力し、直交変換回路213aにより、2次元目
のDCT変換処理を行う構成としてもよい。
この場合は、直交変換回路213aは、判定回路216
による判定結果に応じて、2次元目のDCT変換処理を
行い、得られた2次元目のDCT変換結果H2が転置回
路214aによって転置され、DCT係数わが得られた
ときに、切換回路218が、このDCT係数りを出力す
ればよい。
このように、1次元目のDCT変換処理と2次元目のD
CT変換処理とを同一の直交変換回路213aを用いて
実行する構成とすることにより、DCT変換部210の
回路規模を小型化することができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、同一の値を有する成
分からなる列に対する1次元直交変換に相当する演算処
理を簡易変換処理に置き換えることにより、無駄な演算
を削減して、2次元直交変換処理に要する時間を短縮し
、高速に画像データを圧縮する画像データ圧縮装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の直交変換方法の原理を示す図、第2図
は本発明の直交変換回路の原理ブロック図、 第3図は本発明の直交変換回路を適用した画像データ圧
縮装置の実施例構成図、 第4図〜第6図は本発明の直交変換回路の実施例構成図
、 第7図はDCT変換部の実施例構成図、第8図は従来の
画像データ圧縮装置の構成図、第9図はブロツクの例を
示す図、 第10図はDCT係数を示す図、 第11図は量子化マトリクスV THを示す図、第12
図は量子化係数DQLIを示す図、第13図は走査順序
の説明図、 第14図は従来の直交変換回路の構成図、第15図は変
換定数Aを示す図である。 図において、 IIIは格納手段、 121は第1判定手段、 122は第2判定手段、 130は第1変換手段、 131は演算手段、 132は簡易変換手段、 133は第1選択手段、 134は第2選択手段、 】35はシフト手段、 141は第1転置手段、 142は第2転置手段、 151は第2次元直交変換手段、 161は第1次元直交変換手段、 171は第2変換手段、 210.611はDCT変換部、 211.215はハ、ファ、 212.216は判定回路、 213は直交変換回路、 214は転置回路、 218は切換回路、 221.621は線型量子化部、 222は量子化マトリクス保持部、 231.631は符号化部、 232は符号表、 241はデマルチプレクサ、 242.702は演算回路、 243.701は定数メモリ、 244.721は乗算器、 245は零発生回路、 246.711,712,722.741はレジスタ、 247.751はマルチプレクサ、 248はシフト回路、 730は積算回路である。 1■ 本発明の直交変換回路を通用した画像データ圧縮装置の
実施例構成図第3図 (a) 本発明ζ (′b) )直交変換方法の原理を示す図 第1図 「iii換回路lイ3a−7 本発明の直交変換回路の実施例構成図 「iフj換回路213a    −T 本発明の直交変換回路の実施例構成図 本発明の直交変換回路の実施例構成図 第6図 DCT変換部の実施例構成図 第7図 従来の画像データ圧縮装置の構成図 第8図 ブロックの例を示す図 第9図 DCT係数りの例を示す図 第10図 量子化マトリクスVTMを示す図 第11図 量子化係数I)ouの例を示す図 第12図 走査順序の説明図 第13図 変換定数Aを示す図 第15図 従来の直交変換回路の構成図 第14図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N×N画素からなるブロックごとに画像データを
    2次元直交変換した結果を量子化し、符号化して、画像
    データを圧縮する画像データ圧縮装置の直交変換方法に
    おいて、 前記画像データのブロックの各列が同一の値を有する成
    分から形成されているか否かを判定し、同一の値を有す
    る成分から形成されるとされた場合に、該当する列の第
    1行に対応する成分をN倍した値を1次元目の直交変換
    結果の対応する成分とするとともに他の成分の値を零と
    する簡易変換処理を行い、 他の成分と異なる値を有する成分があるとされた場合に
    、該当する列の各成分に対して、1次元直交変換に相当
    する演算を行い、 前記ブロックの全ての列についての処理が終了した後に
    、得られた1次元目の直交変換結果からなるN行N列の
    行列を転置し、 得られた転置行列に対して、2次元目の直交変換に相当
    する演算を行い、 得られた2次元目の直交変換結果の行列を再び転置して
    、前記ブロックを2次元直交変換した結果である係数行
    列を得る ことを特徴とする直交変換方法。
  2. (2)N×N画素からなるブロックごとに画像データを
    2次元直交変換した結果を量子化し、符号化して、画像
    データを圧縮する画像データ圧縮装置の直交変換方法に
    おいて、 前記ブロックに対応する1次元目の直交変換結果を求め
    、 得られたN行N列の行列を転置し、 得られた転置行列の各列が同一の値を有する成分から形
    成されているか否かを判定し、 同一の値を有する成分から形成されるとされた場合に、
    該当する列に対して前記簡易変換処理を行い、 他の成分と異なる値を有する成分があるとされた場合に
    、該当する列の各成分に対して1次元直交変換に相当す
    る演算を行い、 得られた2次元目の直交変換結果を転置して、前記ブロ
    ックに、対応する係数行列を得ることを特徴とする直交
    変換方法。
  3. (3)N×N画素からなるブロックごとに画像データを
    2次元直交変換した結果を量子化し、符号化して、画像
    データを圧縮する画像データ圧縮装置の直交変換回路に
    おいて、 入力される前記ブロックに含まれる画像データをN行N
    列の行列として格納し、この行列の各列を順次に出力す
    る格納手段(111)と、 前記格納手段(111)に入力される各列の画像データ
    が、同一の値を有する成分から形成されているか否かを
    判定する第1判定手段(121)と、 N行N列の行列の1列分の成分の入力に応じて、1次元
    直交変換に相当する演算を行う演算手段(131)と、
    前記行列の1列分の成分に対して、前記簡易変換処理を
    行う簡易変換手段(132)と、前記第1判定手段(1
    21)による判定結果に応じて、前記演算手段(131
    )と前記簡易変換手段(132)とのいずれか一方を選
    択して、前記格納手段(111)に格納された前記画像
    データの各列を入力する第1選択手段(133)とを有
    し、得られたN行N列の行列の各列を前記ブロックに対
    応する1次元目の直交変換結果として出力する第1変換
    手段(130)と、 入力される1次元目の直交変換結果の各列を転置行列の
    対応する行の成分として出力する第1転置手段(141
    )と、 前記第1転置手段(141)によって得られた転置行列
    に対して1次元直交変換処理を行い、得られたN行N列
    の行列の各列を2次元目の直交変換結果として出力する
    第2次元直交変換手段(151)と、 入力される2次元目の直交変換結果の各列を転置して、
    前記ブロックに対応する係数行列の各行を得る第2転置
    手段(142)と を備えて構成することを特徴とする直交変換回路。
  4. (4)N×N画素からなるブロックごとに画像データを
    2次元直交変換した結果を量子化し、符号化して、画像
    データを圧縮する画像データ圧縮装置の直交変換回路に
    おいて、 入力される前記画像データのブロックに対して1次元直
    交変換処理を行って、得られたN行N列の行列の各列を
    1次元目の直交変換結果として出力する第1次元直交変
    換手段(161)と、入力される1次元目の直交変換結
    果の各列を転置行列の対応する行として出力する第1転
    置手段(141)と、 前記第1次元直交変換手段(161)の出力に基づいて
    、前記転置行列の各列が同一の値を有する成分から形成
    されているか否かを判定する第2判定手段(122)と
    、 N行N列の行列の1列分の成分の入力に応じて、1次元
    直交変換に相当する演算を行う演算手段(131)と、
    前記行列の1列分の成分に対して、前記簡易変換処理を
    行う簡易変換手段(132)と、前記第2判定手段(1
    22)による判定結果に応じて、前記演算手段(131
    )と前記簡易変換手段(132)とのいずれか一方を選
    択して、前記第1転置手段(141)の出力を入力する
    第2選択手段(134)とを有し、前記転置行列に対し
    て1次元直交変換処理を行い、得られたN行N列の行列
    の各列を2次元目の直交変換結果として出力する第2変
    換手段(171)と、 入力される2次元目の直交変換結果の各列を転置して、
    前記ブロックに対応する係数行列の各行を得る第2転置
    手段(142)と、 を備えて構成することを特徴とする直交変換回路。
  5. (5)請求項4記載の直交変換回路において、入力され
    る前記ブロックに含まれる画像データをN行N列の行列
    として格納し、この行列の各列を順次に出力する格納手
    段(111)と、 前記格納手段(111)に入力される各列の画像データ
    が、同一の値を有する成分から形成されているか否かを
    判定する第1判定手段(121)とを備え、 前記第1次元直交変換手段(161)が、 N行N列の行列の1列分の成分の入力に応じて、1次元
    直交変換に相当する演算を行う演算手段(131)と、 前記行列の1列分の成分に対して、前記簡易変換処理を
    行う簡易変換手段(132)と、前記第1判定手段(1
    21)による判定結果に応じて、前記演算手段(131
    )と前記簡易変換手段(132)とのいずれか一方を選
    択して、前記格納手段(111)に格納された前記画像
    データの各列を入力する第1選択手段(133)とを有
    し、 得られたN行N列の行列の各列を前記ブロックに対応す
    る1次元目の直交変換結果として出力する構成である ことを特徴とする直交変換回路。
  6. (6)請求項3〜請求項5のいずれかに記載の直交変換
    回路において、 前記簡易変換手段(132)が、2^m行2^m列の行
    列の1列分の成分の入力に応じて、第1行に対応する成
    分を上位側へmビットだけシフトして、該当する成分を
    2^m倍した値を得るシフト手段(135)を備えた ことを特徴とする直交変換回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1998041026A1 (en) * 1997-03-12 1998-09-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Encoding method, encoder and recording medium, and decoding method, decoder and recording medium

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