JPH04177309A - 写真レンズ - Google Patents

写真レンズ

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JPH04177309A
JPH04177309A JP30669390A JP30669390A JPH04177309A JP H04177309 A JPH04177309 A JP H04177309A JP 30669390 A JP30669390 A JP 30669390A JP 30669390 A JP30669390 A JP 30669390A JP H04177309 A JPH04177309 A JP H04177309A
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JP
Japan
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lens
lenses
object side
positive
negative
Prior art date
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Application number
JP30669390A
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English (en)
Inventor
Yasuhisa Sato
泰久 佐藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH04177309A publication Critical patent/JPH04177309A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は写真レンズに関し、特に35mmフィルム用の
写真カメラやビデオカメラ等のカメラに好適な所定のバ
ックフォーカスを有した全体として5枚のレンズより成
る撮影画角が43度と標準画角で、Fナンバーが2枚度
の簡易な構成の写真レンズに関するものである。
(従来の技術) 従来より所定の長さのバックフォーカスを有し、比較的
高い光学性能が容易に得られる撮影画角43度〜46度
程度の標準画角を有し、しかも所定の明るさを有した3
5mm−眼レフレックスカメラ用の写真レンズ(撮影レ
ンズ)の1つに所謂ガウス型の写真レンズかある。
このガウス型の写真レンズは多くの場合全体として5〜
8枚程度のレンズを絞りを挟んて略対称型に配置したレ
ンズ構成より成っている。
ガウス型やクセツタ−型の写真レンズは標準レンズとし
て従来より広く利用され、又種々と改良されてΣり数多
く提案されている。
例えば特公昭61−61365号公報ては物体側より順
に正の第1レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状
の正の第2レンズ、物体側に凸面を向けたメニスカス状
の負の第3レンズ、物体側に凹面を向けたメニスカス状
の負の第4レンズ。
そして正の第5レンズの5つのレンズより成る高い光学
性能を有した小型の写真用レンズか提案されている。
又特開昭60−198512号公報ては特公昭62−6
1365号公報で提案されているレンズsI&と同様の
レンズ構成においてメニスカス状の負のM4レンズにプ
ラスチック材より成る非球面レンズを用いて光学性能の
向上を図った写真レンズが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) 一般にガウス型の写真レンズは高い光学性能を有してい
るが、例えば近接撮影になると球面収差が補正不足とな
り、この他像面弯曲、コマ収差、ハロー等の諸収差の変
動が大きくなり、光学性能が低下してくる傾向がある。
このときの撮影倍率の変化に伴う諸収差の変動を良好に
補正し、画面全体にわたり高い光学性能を得るにはレン
ズ枚数を7〜8枚程度用いる必要があり、この結果レン
ズ系全体が大型化してくるという問題点があった。
本発明は全体として5枚のレンズを用い各レンズのレン
ズ形状や材質の屈折率等を適切に設定することにより、
レンズ系全体の簡素化及び小型化を図りつつ、諸収差を
バランス良く補正し、撮影倍率の変化に伴う諸収差の変
動を良好に補正し画面全体にわたり高い光学性能が容易
に得られるガウス型の写真レンズのIjI供を目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の写真レンズは物体側より順に正の第1レンズ、
正の第2レンズ、負の第3レンズ、物体側に凹面を向け
たメニスカス状の負の第4レンズそして正の第5レンズ
の5つのレンズより成り、該第4レンズの焦点距離をf
4、全系の焦点距離をf、該第2レンズと第3レンズと
で形成される空気レンズの焦点距離をfA、第iレンズ
の材質の屈折率をNiとしたとき 4  <  lf4/fl  <70・・・・・・・・
・・・・・・・・(111,7<(旧 十 N21/2
<  1.115  ・・・・・・・・・・・・・(2
)0.4<|fA/f|<+・・・・・・・・・・・・
・・・・(3)なる条件を満足することを特徴としてい
る。
(実施例) 第1図は本発明の数値実施例1のレンズ断面図である。
図中61は第1レンズ、SPは絞りである。
一般にガウス型レンズでは絞りを挟んで2つの負レンズ
を絞り側に強い屈折力の凹面を向けて配置し、更に2つ
の負レンズの物体側と像面側に各々少なくとも1つの正
レンズを配置している。
そして絞りを挟んで配置した2つの負レンズの絞り側に
向けた負の屈折力の凹面により、主に所定のバックフォ
ーカスを確保し、ペッツバール和を小さくし像面弯曲の
平坦性を図りつつ、更にコマ収差や非点収差等の諸収差
の補正を行っている。
本実施例では絞りSPの後方の第4レンズの屈折力、第
1、第2レンズの材質の屈折率、そして物体側に凸面を
向けたメニスカス状の正の第2レンズと物体側に凸面を
向けたメニスカス状の負の第3レンズとの間で形成され
る空気レンズの焦点距離を前述の条件式を満足するよう
に設定することにより、全体として5つのレンズにより
フォーカスの際の収差変動を良好に補正し近接撮影を含
む物体距離全般にわたり高い光学性能を有したガウス型
の写真レンズを達成している。
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(1)は第4レンズのレンズ形状を像面側に凸面
を向けたメニスカス形状とすると共に該第4レンズの負
の屈折力を適切に設定し、主に所定のバックフォーカス
を確保しつつ、ペッツバール和を小さくし、像面弯曲を
良好に補正する為のものである。
条件式(1)の上限値を越えて第4レンズの負の屈折力
が弱くなりすぎるとペッツバール和が正の方向に増大し
、像面弯曲が大きくなってくると共に非点収差も増大し
てくる。又下限値を越えて第4レンズの負の屈折力が強
くなりすぎるとバックフォーカスは十分長くなるが球面
収差が補正過剰となり更に高次の収差が多く発生してく
る。
条件式(2)は第1レンズと第2レンズの材質の屈折率
を適切に設定し、主にペッツバール和を適宜な値に保ち
像面弯曲を良好に補正する為のものである。
条件式(2)の下限値を越えるとペッツバール和が正の
方向に増大し、像面弯曲が補正不足となり、かつ非点収
差も増大してくる。又上限値を越えると像面弯曲と非点
収差の補正は容易となるが、一般には使われる材質では
分散が大きくなり軸上色収差及び倍率色収差の補正が困
難になってくる。
条件式(3)は前述の形状より成る第2レンズと第3レ
ンズとの間で形成される空気レンズの屈折力(焦点路I
II)を適切に設定し、主に球面収差と非点収差とをバ
ランス良く補正する為のものである。
下限値を越えて空気レンズの屈折力が強くなりすぎると
球面収差と非点収差が共に補正過剰となり、又上限値を
越えて空気レンズの屈折力が弱くなりすぎると、逆に球
面収差と非点収差が共に補正不足となってくるので良く
ない。
尚、本実施例においては第4レンズの少なくとも1つの
レンズ面にレンズ周辺部に向かうに従い負の屈折力が減
少する非球面を施すのが画面中間部から周辺部にかけて
のコマ収差を良好に補正するのに好ましい。
尚後述する数値実施例においては第4レンズをプラスチ
ック成形より構成している。
本実施例のようなガウス型の写真レンズでは第4レンズ
のレンズ形状が同心円形に近いメニスカス形状となりこ
の為ガラス材で製造する場合には芯出しや面積度を良好
に維持するのが難しくなってくる。この為本実施例では
第4レンズをプラスチック材で成形することにより軽量
化を図ると共に所定形状の良好なる面精度を有したレン
ズが容易に得られるようにしている。
又第4レンズに非球面を施す場合にも所定量の非球面を
有したレンズがガラス材を用いた場合に比べて容易に得
られるようにしている。
この池水実施例においては第4レンズをプラスチック材
で成形したとき物体側と像面側のレンズ面の曲率半径を
各々R7、R8としたとき0.86<R7/R8<0.
95−−・−(4)なる条件を満足するようにしている
。これにより先の条件式(1)の基で環境の変化、特に
温度変化に伴う球面収差、コマ収差、像面弯曲等の諸収
差の変動が少なくなるようにしている。
次に本発明の数値実施例を示す、数値実施例に3いてR
iは物体側より順に第1番目のレンズ面の曲率半径、D
lは物体側より第1番目のレンズ厚及び空気間隔、N1
とνlは各々物体側より順に第1番目のレンズのガラス
の屈折率とアツベ数である。
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、
光の進行方向を正としRを近軸曲率半径、A、B、Cを
各々非球面係数としたときなる式て表わしている。
又前述の各条件式と数値実施例における語数値との関係
を表−1に示す。
数値実施例I F=l[lOFNOIIl:2    2 (,1=4
3 ”RI=  46.50  DI=  7.94 
  NI=1.79952   νI=42.2RI[
l=  −89,013 数値実施例2 F=100      FNO=1・2   2ω:4
3+R1=  56.50  DI=  8.311 
  NI=1.79952   νI=42.2R2ヨ
 725.37  D2=  0.45R3=  37
.51 03=  6.79   N2=1.7725
0   シ2=49.6R4=  49.65 04=
  3.67R5=  513.46 05=  1.
112   N5=1.805111   ν3=25
.4R6=  29.64  D 6= 1163R7
=  −24,9907=  3.64   N4=1
.49171   シ4=57.4R8=  −27,
2708=  0.23R9−261,01D9=  
8.33   N5=1.696110   ν5=5
5.5R1(1=  −57,880 非球面 R7面: A=0、B=6.49 xlO−’
、 C=4.074 xlO−’数値実施例3 F=100      FNO=l:2    2ω=
43#Rl1156.48  D I=6.64   
N l=1.79952   v ll!42.2RI
O=  −58,115 非球面:R7面、 B= 2.801刈Q−”、 C=
 8.252XID−”数値実施例4 F=100      FNO=I:2    2ω=
43゜R1=  59.29  DI=  6.24 
  N1=1.81600   シ1=46.6R2=
  469.25  D2=  7.15R3=  3
7.56 03=  4.97   N2=1.1lI
60(l   ν2.4&、5R4−47,4504=
  3.97 R5−8495,8005=  1.82   N5=
1.805+8   ν3=25.4R6=  32.
88 06= 16.56R7=  −24,3907
=  3.63   N4=1.58347   ν4
=29.8RJl=  −26,49D8=  0.2
3R9=  179.60 09. 8.56   N
5=1.729i6   シ5=54.7R1O=  
−73,406 非球面:R8面: B=−1,885Xl0−”、C=
−1,438X 10−’数値実施例5 F=+00     FNO=I:2    2ω=4
3 ”R1=  59.49 01=  6.25  
 N1=1.81600  11=46.6R2=  
444.14 02=  7.42R3=  37.4
0  D3=  4.90  82=1.81600 
  シ2=46.6R4=  47.49  D4= 
 3.84R5=l+03.29  D5=  1.1
12  83=1.805+8   ν3=25.4R
6−32,7706= 16.92 R7=  −24,06D7=  3.70   N4
=1.58347   ν4=29.8R8=  −2
6,64D8=  0.23R9−200,9509−
11,57NS=1.72916シ5=54.7RIO
−−69,86 非球面:R7面; B= 2.3+9 XIOづ、C−
2,474x 10−”数値実施例6 F=100      FNO=l:2    2ω=
43 ”Rl=  51.13  D I=  7.2
0   N I=1.73520   v I= 41
.1R2=  383.18  D2=  1.56R
3=  36J2  D 3=  6.73   N 
2=1.71999   v 2=50.3R4=  
49.44 04=  3.37R5=  364.0
1 05=  ]82   N 3=1.80518 
  v 3= 25.4R6−29、II  06= 
19.06R7=  −24,93D7=  3.65
   N4=1.511347   ν4=29.8R
8=  −28,4208=  0.23R9t220
.24  D 9=6.78   N S=1.696
80   v 51!55.5RIO=  −62,2
4 非球iij:R7面: B= 2.632 xlO−’
、 C= 4.613XIO−”表−1 (発明の効果) 本発明によれば前述の如く各レンズのレンズ形状や光学
内緒定数を適切に設定することにより、全体として5つ
のレンズという簡素な構成にもかかわらず物体距離全般
にわたり良好なる収差補正を行った高い光学性能を有し
た一眼レフカメラやビデオカメラ等に好適なガウス型の
写真レンズを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の数値実施例1のレンズ断面図、第2図
〜第7図は各々本発明の数値実施例1〜6の撮影距離が
無限遠のときの諸収差図である。 図中Giは第1レンズ、d及びgはフラウンホーワアー
線のd線及びg線、△Sはサジタル像面、ΔMはメリデ
ィオナル像面である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体側より順に正の第1レンズ、正の第2レンズ
    、負の第3レンズ、物体側に凹面を向けたメニスカス状
    の負の第4レンズ、そして正の第5レンズの5つのレン
    ズより成り、該第4レンズの焦点距離をf4、全系の焦
    点距離をf、該第2レンズと第3レンズとで形成される
    空気レンズの焦点距離をfA、第iレンズの材質の屈折
    率をNiとしたとき 4<|f4/f|<70 1.7<(N1+N2)/2<1.85 0.4<|fA/f|<1 なる条件を満足することを特徴とする写真レンズ。
  2. (2)前記第4レンズの少なくとも一方のレンズ面にレ
    ンズ周辺部に向かうに従い負の屈折力が減少する非球面
    を施したことを特徴とする請求項1記載の写真レンズ。
  3. (3)前記第1、第2、第3レンズを共に物体側に凸面
    を向けたメニスカス形状より構成したことを特徴とする
    請求項2記載の写真レンズ。
  4. (4)前記第4レンズをプラスチック成形より構成した
    ことを特徴とする請求項2記載の写真レンズ。
JP30669390A 1990-11-13 1990-11-13 写真レンズ Pending JPH04177309A (ja)

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JP30669390A JPH04177309A (ja) 1990-11-13 1990-11-13 写真レンズ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6233101B1 (en) * 1998-09-30 2001-05-15 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Modified gaussian lens
JP2008032921A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Nikon Corp 単焦点レンズと、これを有する撮像装置
JP2015138120A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 キヤノン株式会社 光学系及びそれを有する撮像装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008032921A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Nikon Corp 単焦点レンズと、これを有する撮像装置
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