JPH04176960A - 建物の施工方法 - Google Patents
建物の施工方法Info
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- JPH04176960A JPH04176960A JP30462790A JP30462790A JPH04176960A JP H04176960 A JPH04176960 A JP H04176960A JP 30462790 A JP30462790 A JP 30462790A JP 30462790 A JP30462790 A JP 30462790A JP H04176960 A JPH04176960 A JP H04176960A
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- floor
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- 238000009435 building construction Methods 0.000 title description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims abstract description 57
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は建築工事の全工程の多くを天候の影響を受け
ることなく遂行する、建物の施工方法に関するものであ
る。
ることなく遂行する、建物の施工方法に関するものであ
る。
山止め、根切り等の土工事、あるいはそれに先行する地
中障害物の撤去作業等の準備工事から始まり、基礎工事
を経て躯体の仕上げ工事に至る一連の建築工事は数カ月
乃至数年に及ぶことが通例であるため、工期中は必ず風
雨の影響を受ける。
中障害物の撤去作業等の準備工事から始まり、基礎工事
を経て躯体の仕上げ工事に至る一連の建築工事は数カ月
乃至数年に及ぶことが通例であるため、工期中は必ず風
雨の影響を受ける。
この降雨等の影響によって従来は雨天当日は勿論、その
後の数日間も排水作業に時間が割かれるため実質的に工
事を進行させることができず、作業の遅延を招き、これ
を挽回するために作業者に休日労働等の過剰労働を強い
る結果となっているのが実情である。
後の数日間も排水作業に時間が割かれるため実質的に工
事を進行させることができず、作業の遅延を招き、これ
を挽回するために作業者に休日労働等の過剰労働を強い
る結果となっているのが実情である。
また建築現場には仮囲いが張られ、外部への騒音の漏洩
や粉塵の飛散等の工事公害の対策が採られているが、囲
いは敷地の周囲にのみ設置され、上空は開放しているた
め公害低減の効果は低く、近隣区域へ与える環境の阻害
は避けられない。
や粉塵の飛散等の工事公害の対策が採られているが、囲
いは敷地の周囲にのみ設置され、上空は開放しているた
め公害低減の効果は低く、近隣区域へ与える環境の阻害
は避けられない。
この発明はこうした天候による工期遅延の問題と、公害
発生の問題に着目してなされたもので、これらを同時に
解決する施工方法を新たに提案しようとするものである
。
発生の問題に着目してなされたもので、これらを同時に
解決する施工方法を新たに提案しようとするものである
。
本発明では建物の建築面積より大きい平面積を持つ、仮
設テントを建物の敷地全体の周囲と上空を覆って架設し
、この仮設テント内で、特に公害の発生とその度合いが
問題となる土工率や基礎工事、及び地下階の躯体工事を
行うことにより現場外部の環境の保全を図り、また基礎
工事や地下工事の終了後iま、建物の最上階の屋根スラ
ブを他の躯体工事に先行して構築することにより全工期
中のほとんどの期間中、仮設テントと屋根スラブとによ
って現場内部を雨から保護して施工を全天候化し、雨天
による影響を大幅に低減し、工期の短縮化を実現する。
設テントを建物の敷地全体の周囲と上空を覆って架設し
、この仮設テント内で、特に公害の発生とその度合いが
問題となる土工率や基礎工事、及び地下階の躯体工事を
行うことにより現場外部の環境の保全を図り、また基礎
工事や地下工事の終了後iま、建物の最上階の屋根スラ
ブを他の躯体工事に先行して構築することにより全工期
中のほとんどの期間中、仮設テントと屋根スラブとによ
って現場内部を雨から保護して施工を全天候化し、雨天
による影響を大幅に低減し、工期の短縮化を実現する。
施工は仮設テント内で基礎工事及び地下階の躯体工事を
行い、その後、仮設テントを撤去して地上階の柱・梁の
架構を構築し、架構構築後、その最上階の屋根スラブを
他の躯体に先行して構築し、その後、地上階の躯体工事
を行う、という要領で行われる。
行い、その後、仮設テントを撤去して地上階の柱・梁の
架構を構築し、架構構築後、その最上階の屋根スラブを
他の躯体に先行して構築し、その後、地上階の躯体工事
を行う、という要領で行われる。
〔実施例〕
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
この発明は仮設テントAと建物の最上階の屋根スラブR
sとを利用して着工から竣工までの多くの期間中、作業
現場を降雨から保護し、施工をほぼ全天候化したもので
ある。
sとを利用して着工から竣工までの多くの期間中、作業
現場を降雨から保護し、施工をほぼ全天候化したもので
ある。
仮設テントAは第1図−■に示すように、地上に杭打ち
機やその付帯設備等が設置され、施工中大きな敷地と高
さを占有する工事である、杭の造成や、地下連続壁等の
山止め壁の構築等の基礎工事の一部を行った後に、■に
示すように架設される。仮設テン)Aは第2図に示すよ
うに平面的に建物の周囲を包囲して設置される。
機やその付帯設備等が設置され、施工中大きな敷地と高
さを占有する工事である、杭の造成や、地下連続壁等の
山止め壁の構築等の基礎工事の一部を行った後に、■に
示すように架設される。仮設テン)Aは第2図に示すよ
うに平面的に建物の周囲を包囲して設置される。
仮設テントAは第3図に示すように鉄骨の柱・梁からな
る骨組の全面にシートを張って構成されるもので、屋根
面は作業環境向上のだめの、自然光の採光と換気のため
に第4図−■に示すように一部折り畳まれて開閉自在と
なっており、また柱の長さ及びスパン方向の柱間距離は
他の現場へ転用可能とするため伸縮自在となっている。
る骨組の全面にシートを張って構成されるもので、屋根
面は作業環境向上のだめの、自然光の採光と換気のため
に第4図−■に示すように一部折り畳まれて開閉自在と
なっており、また柱の長さ及びスパン方向の柱間距離は
他の現場へ転用可能とするため伸縮自在となっている。
仮設テン)A内では、山止め壁の構築に続き、地下構造
構築のための、根切りから基礎コンクリート、壁構築等
の躯体工事が行われ、引き続き、仮設テン)Aは地上構
造の1階の柱・梁の架設までの間設置される。
構築のための、根切りから基礎コンクリート、壁構築等
の躯体工事が行われ、引き続き、仮設テン)Aは地上構
造の1階の柱・梁の架設までの間設置される。
表−1は本発明と従来方法の、全工期の工程を比較して
示したものであるが、この表−1に示すようにこの仮設
テントAの架設期間は地下工事の期間と一致しており、
全工期中の約45%を占める。
示したものであるが、この表−1に示すようにこの仮設
テントAの架設期間は地下工事の期間と一致しており、
全工期中の約45%を占める。
仮設テン)Aが不在の従来方法では、雨天による工事遅
延を考慮した計画が立てられるが、本発明では仮設テン
トAの存在により天候に支配されない計画となり、各工
事の進捗状態も規則的で、地下工事のみで1力月程度の
工期の短縮が見込まれ、施工はこの計画通りに実施され
る。
延を考慮した計画が立てられるが、本発明では仮設テン
トAの存在により天候に支配されない計画となり、各工
事の進捗状態も規則的で、地下工事のみで1力月程度の
工期の短縮が見込まれ、施工はこの計画通りに実施され
る。
仮設テン)Aの撤去後は、第1図−■に示すように最上
階まで柱と梁の架構Fの構築が丘われ、引き続いて■に
示すように屋根スラブへの構築が一般階のスラブに先行
して行われる。
階まで柱と梁の架構Fの構築が丘われ、引き続いて■に
示すように屋根スラブへの構築が一般階のスラブに先行
して行われる。
雨天の影響が表れるのは鉄骨の建方から屋根先行打ちの
、仮設テン)Aの撤去から屋根スラブR3の構築までの
期間のみであり、これは表=1に示すように全期間中の
僅か20%程度であり、全工程の全天候化率は約80%
程度となる。
、仮設テン)Aの撤去から屋根スラブR3の構築までの
期間のみであり、これは表=1に示すように全期間中の
僅か20%程度であり、全工程の全天候化率は約80%
程度となる。
屋根スラブR8の構築後は、地上階の躯体工事が行われ
る。この躯体工事に先行し、その階より上層階の設備工
事が行われ、架橋F内で再工事を並行して行うことを可
能にしている。
る。この躯体工事に先行し、その階より上層階の設備工
事が行われ、架橋F内で再工事を並行して行うことを可
能にしている。
この結果、設備工事が躯体工事に後続する従来方法に対
し、表−1に示すように先行する分だけ地上工事におい
て工期が短縮化されることになる。
し、表−1に示すように先行する分だけ地上工事におい
て工期が短縮化されることになる。
躯体工事の完了した階から順次仕上げ工事が行われ、全
工事が終了する。
工事が終了する。
〔発明の効果〕
この発明は以上の通りであり、地下工事の期間中仮設テ
ントを架設し、その撤去後は屋根スラブの構築を先行さ
せるものであるため地下工事と地上工事は天候に影響さ
れない、全天候施工となり、工期の大幅な短縮化が実現
される。
ントを架設し、その撤去後は屋根スラブの構築を先行さ
せるものであるため地下工事と地上工事は天候に影響さ
れない、全天候施工となり、工期の大幅な短縮化が実現
される。
この結果、作業の遅延は起こらず、作業者に過剰労働を
強いることがない。
強いることがない。
また公害発生の程度が高い地下工事中は仮設テントで完
全に包囲されるため公害による外部環境への影響は防止
される。
全に包囲されるため公害による外部環境への影響は防止
される。
第1図−I〜■は本発明の全施工の経過を示した概要図
、第2図は仮設テントの設置状態を示した平面図、第3
図は仮設テントを示した斜視図、第4図−■、■はそれ
ぞれ屋根の閉鎖時と開放時の、仮設テントの内部を示し
た斜視図である。 A・・・・・・仮設テント、R3・・・・・・屋根スラ
ブ、F・・・・・・架構。 第1図 I [ m H
、第2図は仮設テントの設置状態を示した平面図、第3
図は仮設テントを示した斜視図、第4図−■、■はそれ
ぞれ屋根の閉鎖時と開放時の、仮設テントの内部を示し
た斜視図である。 A・・・・・・仮設テント、R3・・・・・・屋根スラ
ブ、F・・・・・・架構。 第1図 I [ m H
Claims (1)
- (1)建物の建築面積より大きい平面積を持つ仮設テン
トを建物の敷地全体の周囲と上空を覆って架設し、この
仮設テント内で基礎工事及び地下階の躯体工事を行い、
その後、仮設テントを撤去して地上階の柱・梁の架構を
構築し、架構構築後、その最上階の屋根スラブを先行し
て構築し、その後、地上階の躯体工事を行う建物の施工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30462790A JPH06105009B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 建物の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30462790A JPH06105009B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 建物の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04176960A true JPH04176960A (ja) | 1992-06-24 |
JPH06105009B2 JPH06105009B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=17935309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30462790A Expired - Fee Related JPH06105009B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 建物の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06105009B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103061517A (zh) * | 2013-01-15 | 2013-04-24 | 中南大学 | 一种新型子结构模块式预制拼装节点式框架结构拼装方法 |
JP2019085726A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 株式会社トータル環境 | 建て替え工法 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP30462790A patent/JPH06105009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103061517A (zh) * | 2013-01-15 | 2013-04-24 | 中南大学 | 一种新型子结构模块式预制拼装节点式框架结构拼装方法 |
CN103061517B (zh) * | 2013-01-15 | 2015-12-02 | 中南大学 | 一种子结构模块式预制拼装节点式框架结构拼装方法 |
JP2019085726A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 株式会社トータル環境 | 建て替え工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06105009B2 (ja) | 1994-12-21 |
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