JPH04176804A - 通気性部材 - Google Patents

通気性部材

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JPH04176804A
JPH04176804A JP30438690A JP30438690A JPH04176804A JP H04176804 A JPH04176804 A JP H04176804A JP 30438690 A JP30438690 A JP 30438690A JP 30438690 A JP30438690 A JP 30438690A JP H04176804 A JPH04176804 A JP H04176804A
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JP
Japan
Prior art keywords
fibers
metal
metal fibers
breathable member
melting point
Prior art date
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Pending
Application number
JP30438690A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yanagisawa
柳沢 章
Teruo Okano
照夫 岡野
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Nibex Co Ltd
Original Assignee
Nibex Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属繊維を材料とした燃料気化素子や排ガス
フィルタ等に有用な通気性部材に関するものである。
(従来の技術) 金属繊維を材料としたこの種の通気性部材として、多数
本の銅繊維を集束して柱状に成形し、該柱状成形物をそ
の融点前後の温度で焼結したものがある。この通気性部
材には、焼き締まった繊維間に長平方向及び直径方向に
連通ずる多数の微細間隙が形成されており、該間隙によ
って所望の通気性が発揮される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の通気性部材では焼結により繊維相
互を結合しているため、焼結ムラや結合強度の問題から
、経時的または外力付加によって集束された繊維の集合
状態が崩れ、繊維がばらけたり脱落し易い欠点がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、所望の通気性が得られることは勿論の
こと、繊維にばらけや脱落を生じることがない通気性部
材を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)記載の通気性部
材は、融点が異なる少なくとも2種類の金属繊維から所
定長の繊維束を構成し、低融点側の金属繊維の溶融固化
物で高融点側の金属繊維を橋絡させたことを特徴とする
特 また、請求項(2)記載の通気性部材は、所定長の金属
繊維束の周囲に、同種または異種の金属繊維を堅密に巻
付けたことを特徴とする。
(作 用) 請求項(1)記載の通気性部材では、低融点側の金属繊
維の溶融固化物によって高融点側の金属繊維が橋絡され
て強固に結合され、その集合状態を保持される。この通
気性部材の通気性は、各金属繊維間と、高融点側の金属
繊維と溶融固化物の間に形成される多数の微細間隙によ
って発揮される。
また、請求項(2)記載の通気性部材では、繊維束は該
繊維束の周囲に堅密に巻付けられた同種または異種の金
属繊維によってその集合状態を保持される。この通気性
部材の通気性は、各繊維間に形成される多数の微細間隙
によって発揮される。
(実施例) 第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は通気性部材の側面図、第2図は第1図のU−I
I線線入大断面図第3図は製造方法の概略図である。
まず、第1図及び第2図を参照して、第1実施例に係る
通気性部材1の構成について説明する。
同図に示した通気性部材1は、融点が異なる2種類の金
属繊維、詳しくは鉄製の第1金属繊維1aと、銅製の第
2金属繊維1bとから成る。
各金属繊維1a、lbは同一本数ずつほぼ均一に混合さ
れ、且つ円柱形状に密に集束して構成されている。
また、低融点側の金属繊維1bは、加熱処理によりその
一部または全部を溶融され、該溶融固化物で隣接する高
融点側の金属繊維1aを橋絡している。
次に、第3図を参照して、上記通気性部材1の製造方法
の具体例について説明する。
直径約50μmの鉄製の第1金属繊維1aと銅製の第2
金属繊維1bとを、約100〜5000本ずつ、例えば
300本ずつ偏りを生じぬようにほぼ均一に混合し束ね
て混合繊維11を生成する。
この混合繊維11の生成は、別々に製造された各繊維を
混ぜてもよいし、本出願人による特開平1−31613
7号公報に開示されるコイル切削法を用いて切削と同時
に所定比率の混合繊維を得るようにしてもよい。
混合繊維11を得た後は、該混合繊維11をヒータ12
aを内蔵した集束成形用のダイス12に通過させる。ダ
イス12はヒータ12aによって側繊維の融点(鉄:融
点1535°C1銅:融点1084.5°C)の中間温
度、例えば1300℃程度に予め加熱されているので、
上記混合繊維11は直径約lQmmの円柱形状に密に集
束されると同時に加熱され、混合繊維11中の低融点側
の第2金属繊維1bはこの加熱によってその一部または
全部を溶融される。溶融金属はダイス12を出たところ
で固化し、該溶融固化物で隣接する第1金属繊維1bが
橋絡される。
成形と加熱を終了した後は、柱状の加熱処理物13を適
当な切断具14で切断し、約45mmの通気性部材1(
第1図参照)を得る。
上記の通気性部材1では、各金属繊維1a、1b間と、
高融点側の金属繊維1aと溶融固化物の間に長手方向及
び直径方向に連通ずる多数の微細間隙Sが形成されてお
り、該間隙Sによって所望の通気性を発揮されることに
なる。
また、この通気性部材1では、高融点側の金属繊維1a
に橋絡される低融点側の金属繊維1bの溶融固化物によ
って、高融点側の金属繊維1aが相互に強固に結合され
その集合状態を保持されて′ いるので、経時的または
外力付加によっても集束された繊維の集合状態が崩れる
ことがなく、繊維のばらけや脱落を確実に防止すること
ができる。
尚、第1実施例では同一直径の各金属繊維を同一本数混
合したものを示したが、各金属繊維の直径及び混合割合
は種々変更できる。また、各金属繊維を鉄と銅で形成し
たものを示したが、融点の異なるものであれば種々の金
属繊維の組合わせが採用でき、また3種以上の金属繊維
を組合わせてもよい。
第4図及び第5図は本発明の第2実施例を示すもので、
第4図は通気性部材の一部破断側面図、第5図は製造方
法の概略図である。
まず、第4図を参照して、第2実施例に係る通気性部材
21の構成について説明する。
同図に示した通気性部材1は、銅製の金属繊維束21a
と、該金属繊維束21aの周面に設けられたステンレス
製の網材21bとから成る。
網材21bは金属繊維束21aの周面に格子状に編み込
まれ該周面に堅密に巻付けられており、金属繊維束21
aを円柱形状に密に集束している。
次に、第5図を参照して、上記通気性部材21の製造方
法の具体例について説明する。
直径約50μmの銅製の金属繊維を約100〜5000
本、例えば600本束ねて繊維束31を生成する。この
混合繊維11の生成は、本出願による特開平1−316
137号公報に開示されるコイル切削法を用いて切削と
同時に得るようにしてもよい。
繊維束31を得た後は、該繊維束31を集束成形用のダ
イス2に通過させて円柱形状に密に集束し、直径約10
mmの柱状成形物33を生成する。
成形後は、柱状成形物33を編込み機34に挿入し、該
柱状成形物33の周面に直径約50μmのステンレス製
の金属繊維を格子状に巻付ける。
巻付は終了後は、巻付は物35を適当な切断具36で切
断し、約45mmの通気性部材31(第4図参照)を得
る。
上記の通気性部材31では、金属繊維束21aと網材2
1bの各繊維間に形成される多数の微細間隙によって所
望の通気性を発揮されることになる。
また、この通気性部材31では、金属繊維束31aの周
囲に堅密に巻付けられた網材21bによって該金属繊維
束31aの集合状態が保持されているので、経時的また
は外力付加によっても集束された繊維の集合状態が崩れ
ることがなく、繊維がばらけや脱落を確実に防止するこ
とができる。
尚、第2実施例では網材として格子状に編み込んだもの
を示したが、図示側以外の編込み形態を採用できる他、
螺旋状に巻付けるようにしてもよい。また、繊維束と網
材とは実施例以外の種類の金属繊維で形成してよく、ま
た両者を同種の金属繊維で形成してもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、請求項(1)記載の通気性部材に
よれば、各金属繊維間と、高融点側の金属繊維と溶融固
化物の間に形成される多数の微細間隙によって所望の通
気性を発揮できることは勿論のこと、低融点側の金属繊
維の溶融固化物によって高融点側の金属繊維を橋絡し相
互に強固に結合してその集合状態を保持できるので、経
時的または外力付加によっても集束された繊維の集合状
態が崩れることがなく、繊維がばらけや脱落を確実に防
止できる利点がある。
請求項(2)記載の通気性部材によれば、各繊維間に形
成される多数の微細間隙によって所望の通気性を発揮で
きることは勿論のこと、金属繊維群の周囲に堅密に巻付
けられた同種または異種の金属繊維によって該金属繊維
群の集合状態を保持できるので、経時的または外力付加
によっても集束された繊維の集合状態が崩れることがな
く、繊維がばらけや脱落を確実に防止することができる
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は通気性部材の側面図、第2図は第1図の■−■
線拡線断大断面図3図は製造方法の概略図である。 第4図及び第5図は本発明の第2実施例を示すもので、
第4図は通気性部材の一部破断側面図、第5図は製造方
法の概略図である。 図中、1・・・通気性部材、1a・・・第1金属繊維、
1b・・・第2金属繊維、S・・・間隙、21・・・通
気性部材、21a・・・金属繊維束、21b・・・網材
。 特 許 出 願 人  二ペックス株式会社柳沢 章 代理人   弁理士  吉1)精孝 1通気性部材 ■ 通気性部材の側面図 第1図 通気性部材 第1図の■−■線拡線断大断 面図図 製造方法の概略図 第3図 通気性部材の一部破断側面図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)融点が異なる少なくとも2種類の金属繊維から所
    定長の繊維束を構成し、低融点側の金属繊維の溶融固化
    物で高融点側の金属繊維を橋絡させた、ことを特徴とす
    る通気性部材。
  2. (2)所定長の金属繊維束の周面に、同種または異種の
    金属繊維を堅密に巻付けた、 ことを特徴とする通気性部材。
JP30438690A 1990-11-09 1990-11-09 通気性部材 Pending JPH04176804A (ja)

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JP30438690A JPH04176804A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 通気性部材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200070408A (ko) * 2017-11-08 2020-06-17 엔테그리스, 아이엔씨. 상이한 소결점을 갖는 상이한 재료의 노드 및 섬유를 갖는 소결된 다공성 재료, 및 관련된 제조 및 사용 방법

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