JPH04176662A - 圧電素子の駆動回路 - Google Patents

圧電素子の駆動回路

Info

Publication number
JPH04176662A
JPH04176662A JP2305672A JP30567290A JPH04176662A JP H04176662 A JPH04176662 A JP H04176662A JP 2305672 A JP2305672 A JP 2305672A JP 30567290 A JP30567290 A JP 30567290A JP H04176662 A JPH04176662 A JP H04176662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
transformer
time
state
drive circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2305672A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Suzuki
正史 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2305672A priority Critical patent/JPH04176662A/ja
Publication of JPH04176662A publication Critical patent/JPH04176662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は圧電素子の駆動回路に関するものであり、特
に圧電素子の駆動後に圧電素子の静電容量によって圧電
素子に残留する静電エネルギを再利用する技術に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、圧電素子の駆動回路として、たとえば特開平2−
41258号に記載されているものがある。この駆動回
路を第8図に示す。この駆動回路においては、直流電源
E2、トランスTF3の一次巻線、トランジスタTR3
が順次直列に接続され、閉回路が形成されている。直流
電源E2の正極側はトランスTF3の一次巻線に接続さ
れている側であり、直流電源E2の負極側はトランジス
タTR3に接続されている側である。トランジスタTR
3の順方向はトランスTF3から直流電源E2の負極側
へ向かう向きとされている。また、トランスTF3の一
次巻線にはダイオードD5とコンデンサC2とを直列接
続したものが並列に接続されている。ダイオードD5の
順方向はコンデンサC2から直流電源E2の正極に向か
う向きとされている。さらに、コンデンサC2には抵抗
R2が並列に接続されている。
一方、トランスTF3の二次側回路として1.トランス
TF3の二次巻線、ダイオードD6、圧電素子P2が順
次直列に接続され、閉回路が形成されている。ダイオー
ドD6の順方向はトランスTF3から圧電素子P2の正
極側に向かう向きとされている。また、抵抗R3とトラ
ンジスタTR4とを直列に接続したものが圧電素子P2
に並列に接続されており、トランジスタTR4の順方向
は抵抗R3から圧電素子P2に向かう向きとされている
なお、トランスTF3の一次巻線と二次巻線とは極性が
逆向きとなっている。
第8図の回路では、圧電素子P2の寸法歪を生じさせる
ために、まず、トランジスタTR3に駆動信号(以後、
充電信号という)を与える。すると、直流電源E2より
トランスTF3の一次巻線に一次電流が流れる。このと
き、ダイオードD6があるためトランスTF3の二次巻
線には二次電流が流れない。トランジスタTR3の充電
信号を停止すると、トランスTF3の一次巻線に一次電
流が流れ続けることができなくなり、トランスTF3の
電流エネルギによって二次電流が発生する。
この二次電流によって、トランスTF3の二次巻線より
ダイオードD6を介して圧電素子P2が充電される。
圧電素子P2は電気回路的にはほぼコンデンサと同等の
動作をする。そして、圧電素子P2に電荷が蓄えられる
と圧電素子P2は寸法歪を生じる。
圧電素子P2は寸法歪を元に戻すために圧電素子P2へ
の駆動電力の印加を中止しても、電気的にコンデンサと
等価なため圧電素子P2内に電荷が残留し、圧電素子P
2の寸法歪が持続される。したがって、圧電素子P2の
寸法歪を元に戻すためには圧電素子P2の電荷を放電す
る必要がある。
そのため、トランジスタTR4に駆動信号(以後、放電
信号という)が与えられ、圧電素子P2に蓄えられた電
荷は抵抗R3の熱エネルギとして消費されて放電され、
圧電素子P2の寸法歪が元に戻される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述した圧電素子の駆動回路にはつぎの
ような問題点がある。すなわち、前述したように、圧電
素子P2の駆動を終了する場合は、圧電素子P2の静電
容量に蓄えられていた静電エネルギは抵抗R3によって
熱エネルギに変換されて消費されるため、圧電素子P2
の静電容量に蓄えられていた静電エネルギを次回の圧電
素子P2の駆動電力として再利用することができなかっ
た。
この発明は前述した課題を解決するためになされたもの
であり、圧電素子の駆動後に圧電素子の静電容量によっ
て圧電素子に残留する静電エネルギを次回の圧電素子の
駆動電力として再利用する駆動回路を提供するものであ
る。
[課題を解決するための手段] この発明の圧電素子の駆動回路は、直流電源とトランス
の一次巻線とによって閉回路を成す、常には充電を阻止
する状態にあるが、駆動指令の入力に伴って充電を許容
する状態となり、前記充電を許容する状態となってから
一時期を経過した後に原状態に復帰する第1の状態制御
手段と、前記トランスの二次巻線と前記圧電素子とによ
って閉回路を成す、常には放電を阻止する状態にあるが
、前記駆動指令の入力時から前記一時期と同時あるいは
その時期を経た所定期間経過時に放電を許容する状態と
なり、少なくとも前記第1の状態制御手段が次に前記充
電を許容する状態になる時期までには原状態に復帰する
第2の状態制御手段とを備えている。
[作用] 前述したように構成されたこの発明の圧電素子の駆動回
路において、圧電素子を駆動する場合、第2の状態制御
手段を放電を阻止する状態、すなわち、非導通状態にし
ておき、第1の状態制御手段を充電を許容する状態にす
ることにより、トランスの一次巻線に電流が流れる。つ
ぎに、第1の状態制御手段を充電を阻止する状態に転じ
る。この状態の変更の一連の動作を行うことにより、ト
ランスの二次巻線に電流が流れ、圧電素子が充電され、
圧電素子に寸法歪みが生じる。
一方、圧電素子の駆動を終了する場合は、第2の状態制
御手段を放電を阻止する状態より放電を許容する状態に
転じる。すると、圧電素子の静電容量に蓄えられていた
静電エネルギによってトランスの二次巻線に電流が流れ
、前述した静電エネルギがトランスに伝達される。その
ため、圧電素子の静電容量に蓄えられていた静電エネル
ギが零となり、圧電素子の寸法歪みがなくなる。そして
、そのエネルギはトランスの一次巻線より電源に回生さ
れる。
[実施例] 以下、この発明を、インパクト型ドツトプリンタ用印字
ヘッドの印字ワイヤを駆動する圧電型アクチュエータの
駆動源である圧電素子の駆動回路に適用した場合におけ
る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、第1実施例について第1図から第3図を参照して
説明する。
圧電型アクチュエータは第2図に示すように、多数の圧
電素子Pが一直線方向(図において上下方向)に沿って
積層されて成る積層圧電素子1゜を備えている。積層圧
電素子10は、各々が積層圧電素子10と平行に延び、
かつ積層圧電素子10を中心として積層方向と直角な方
向に並ぶ2つのフレーム12.14に支持されている。
積層圧電素子10の両端面にはそれぞれ、共に直方体状
を成す可動子16と温度補償材18とが固着されている
。可動子16の積層方向に平行な一側面が、互いに重ね
合わせられた一対の板ばね20.22を介してフレーム
12の面24に対向させられ、また、温度補償材18の
積層圧電素子10との固着面とは反対側の背面が、フレ
ーム12の面26に対向させられている。可動子16と
板ばね20.および板ばね22とフレーム12の面24
はそれぞれ互いに固着されているが、板ばね20.22
同士はそれらの面に沿って摺動可能に接触させられてい
る。また、フレーム12には、温度補償材18に接触し
てそれを可動子16に接近させるピン28が固定されて
いる。これにより、積層圧電素子10は、積層方向に僅
かな圧縮力が残る状態でフレーム12.14に取り付け
られている。したがって、積層圧電素子10に電圧が印
加されて積層圧電素子10が積層方向に伸びれば、板ば
ね20が板ばね22に対して相対的に正方向(図におい
て上方)へ移動し、一方、積層圧電素子10から電圧が
除去されて積層圧電素子10が縮めば、板ばね20が板
ばね22に対して逆方向へ移動することとなる。
前記フレーム14は積層圧電素子10より長い長手形状
を成す弾性変形可能な板材で構成されており、フレーム
14はフレーム12の温度補償材18に近接する部分と
可動子16とを連結している。
一対の板ばね20.22の、積層圧電素子10の側の端
部とは反対の端部(図において上側の端部)に、直線的
に延びる溝32を有する保持部材34が嵌合されている
。満32の幅は板ばね20.22の板厚の和より大きく
されるとともに、各板ばね20.22とそれに対向する
溝32の側面とが互いに固着されている。保持部材34
からはアーム36が延び出させられており、このアーム
36の先端に印字ワイヤ38が固定されている。この印
字ワイヤ38は印字リボンを介して印字用紙に対向させ
られている。
したがって、積層圧電素子10が延びて板ばね20が板
ばね22に対して相対的に上方へ滑べり、保持部材34
が図において溝32の中心線をほぼ中心として反時計方
向に回動させられると、印字ワイヤ38が印字リボンを
介して印字用紙に押し付けられ、印字用紙上にドツトが
印刷される。この状態から積層圧電素子10が縮めば、
保持部材34が時計方向に回動させられる結果、印字ワ
イヤ38の非作用位置は、フレーム14に固定の低反発
性ゴム製ストッパ40にアーム36が当接することによ
って規定される。
第1図に積層圧電素子10の駆動回路を示す。
この駆動回路においては、直流電源E1、トランスTF
Iの一次巻線、トランジスタTRIが順次直列に接続さ
れ、閉回路が形成されている。直流電源7の正極側はト
ランスTFIの一次巻線に接続されている側であり、直
流電源E1の負極側はトランジスタTRIに接続されて
いる側とされている。トランジスタTRIの順方向はト
ランスTFIから直流電源E1の負極側へ向かう向きと
されている。さらに、トランジスタTRIにはダイオー
ドD1が並列接続されており、ダイオードD1の順方向
はトランジスタTRIの順方向と逆向きとされている。
また、トランスTFIの一次巻線にはダイオードD3と
コンデンサC1とを直列接続したものが並列に接続され
ている。ダイオードD3の順方向はコンデンサC1から
直流電源E1の正極に向かう向きとされている。さらに
、コンデンサC1には抵抗R1が並列に接続されている
。ダイオードD3とコンデンサC1と抵抗R1で構成さ
れる回路はスナバ回路と呼ばれ、トランジスタTRIの
動作時のトランジスタTRIの破損を防ぐ働きをする。
一方、トランスTFIの二次側回路として、トランスT
FIの二次巻線、圧電素子P1、トランジスタTR2が
順次直列に接続され、閉回路が形成されている。トラン
ジスタTR2の順方向はトランスTF1から圧電素子P
1に向かう向きとされている。また、トランジスタTR
2にはダイオードD2が並列接続されており、ダイオー
ドD2の順方向は並列に接続されているトランジスタ2
の順方向と逆向きとされている。
なお、トランスTFIの一次巻線と二次巻線とは極性が
逆向きとなっている。また、トランジスタTRIが本発
明を構成する第1の状態制御手段を構成し、トランジス
タTR2が本発明を構成する第2の状態制御手段を構成
する。
上記のように構成された第1実施例の駆動回路では、印
字を行うため圧電素子P1に寸法歪を生じさせるには、
まず、時刻toにおいて、トランジスタTRIに、第3
図(A)に示すように充電信号を与える。すると、直流
電源E1よりトランスTF1の一次巻線に第3図(C)
に示すように、三角波状の一次電流が流れる。このとき
、ダイオードD2があるためトランスTFIの二次巻線
には第3図(D)に示すように二次電流が流れない。
時刻10から所定時間経過した時刻t1において、トラ
ンジスタTRIの充電信号を停止すると、トランスTF
Iの一次巻線に一次電流が流れ続けることができなくな
り、トランスTFIに貯えられたエネルギによって、ト
ランスTFIの二次巻線に第3図(D)に示すように、
三角波状の二次電流が発生する。この二次電流によって
、ダイオードD2を介して圧電素子P1に第3図(E)
に示す電圧が印加され、圧電素子PIは充電される。
印字が終了する時刻t2において、圧電素子P1の寸法
歪を元に戻すためにトランジスタTR2に第3図(B)
に示すように放電信号を与える。
すると、圧電素子P1よりトランスTFIの二次巻線に
第3図(D)に示すように二次電流が流れる。このとき
、ダイオードD1があるためトランスTFIの一次巻線
には一次電流が流れない。
時刻t2から所定時間経過した時刻t3において、トラ
ンジスタTR2の放電信号を停止すると、トランスTF
Iの二次巻線に二次電流が流れ続けることができなくな
り、トランスTFIのエネルギによって、トランスTF
Iの一次巻線に第3図(C)に示すように、時刻toと
時刻t1の間に流れる一次電流とは逆方向に一次電流が
流れる。
この−次電流によって、圧電素子P1に充電されたエネ
ルギがダイオードD1を介して直流電源E1に回生され
る。この直流電源E1に回生されたエネルギは圧電素子
P1の次回の駆動に使用することができる。
つぎに、第2実施例について第4図および第5図を参照
して説明する。第2実施例の圧電型アクチュエータは第
1実施例のものと同一であるため、アクチュエータの説
明は省略する。第2実施例の駆動回路を第4図に示す。
この第2実施例の駆動回路において第1実施例と同一部
材は同じ番号を付し、その説明は省略する。第2実施例
の駆動回路と第1実施例の駆動回路とはトランスが異り
、第2実施例のトランスTF2は一次巻線と二次巻線の
極性が同一になる。
この第2実施例の駆動回路で、印字を行うため圧電素子
P1の寸法歪を生じさせるには、まず、時刻10におい
て、トランジスタTRIに第5図(A)に示すように充
電信号を与える。すると、直流電源E1よりトランスT
F2の一次巻線に第5図(C)に示すように一次電流が
流れる。このとき、トランスTF2の二次巻線の極性は
一次巻線と同一であるため、トランスTF2の二次巻線
には第5図(D)のように二次電流が流れる。この二次
電流によって、ダイオードD2を介して圧電素子P1が
第5図(E)に示すように充電される。尚、充電信号は
時刻toから所定時間経過した時刻t1に停止され、こ
の停止に伴って一時電流も流れなくなる。
印字が終了し、圧電素子P1の寸法歪を元に戻すために
はトランジスタTR2に第5図(B)に示すように時刻
t2に放電信号を与える。すると、圧電素子P1よりト
ランスTF2の二次巻線には第5図(D)に示すように
二次電流が流れる。このとき、トランスTF2の一次巻
線の極性は二次巻線と同一であるため、トランスTF2
の一次巻線に第5図(C)に示すように、時刻toと時
刻t1の間に流れる一次電流とは逆方向に一次電流が流
れる。この−次電流によって、トランスTF2の一次巻
線よりダイオードD1を介して圧電素子P1に充電され
たエネルギが直流電源E1に回生される。この直流電源
E1に回生されたエネルギは圧電素子P1の次回の駆動
に使用することができる。
つぎに、第3実施例について第6図および第7図を参照
して説明する。第3実施例の圧電型アクチュエータも第
1実施例のものと同一であるため、アクチュエータの説
明は省略する。第3実施例の駆動回路を第6図に示す。
この第3実施例の駆動回路において第2実施例と同一部
材は同じ番号を付し、その説明は省略する。第6図に示
す第3実施例の駆動回路と第4図に示す第2実施例の駆
動回路とは、トランスTF2の二次側の回路が異り、ダ
イオードD4とコイルL1が付加されている。
第2実施例においてトランジスタTR2に並列に接続さ
れていたダイオードD2は、第3実施例ではダイオード
D2とコイルL1が直列に接続されたものになる。ダイ
オードD2の順方向は第2実施例のダイオードD2と同
一である。また、ダイオードD2とコイルL1の接続点
よりトランスTF2と圧電素子P1との接続点に向かい
ダイオードD4が接続されている。ダイオードD4の順
方向はダイオードD2とコイルL1の接続点よりトラン
スTF2と圧電素子P1との接続点に向かう方向とされ
ている。
上記のように構成された第3実施例の駆動回路で、印字
を行うため圧電素子P1の寸法歪を生じさせるには、ま
ず、時刻10において、トランジスタTR1に第7図(
A)に示すように充電信号を与える。すると、直流電源
E1よりトランスTF2の一次巻線に第7図(C)に示
すように、三角波状に一次電流が流れる。このとき、ト
ランスTF2の二次巻線の極性は一次巻線と同一である
ため、トランスTF2の二次巻線には第7図(D)に示
すように、三角波状の二次電流が流れる。このとき、二
次電流の流れる経路はトランスTF2の二次巻線、圧電
素子P1、コイルL1、ダイオードD2の順であり、第
2実施例と異るのはコイルL1を介している点である。
したがって、このコイルL1の値により一次電流の値の
設計が簡便になるという利点がある。
時刻10から所定時間経過した時刻t1において、トラ
ンジスタTRIの充電信号を停止しても、コイルL1に
は電流エネルギが残留するために、第7図(E)に示す
ようにコイルL1からダイオードD4を介して圧電素子
P1に電流が流れる。
このコイルL1の電流によって、圧電素子P1が第7図
(E)に示すように充電される。
印字が終了し、圧電素子P1の寸法歪を元に戻すための
動作は第2実施例の駆動回路と同一であるため、その説
明は省略する。
なお、これらの実施例の駆動回路では、本発明を構成す
る第1の状態制御手段および第2の状態制御手段として
トランジスタを使用したが、状態制御手段であればトラ
ンジスタである必要はなく、FETなどを使用してもよ
い。
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明によれば、圧電素子の駆
動後に圧電素子の静電容量によって圧電素子に残留する
静電エネルギを次回の圧電素子の駆動電力として再利用
する駆動回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明を具体化した第1実施例を示
し、第1図は第1実施例における圧電素子の駆動回路の
回路図、第2図はこの圧電素子をインパクト型ドツトプ
リンタの印字ヘッドに使用した場合の圧電型アクチュエ
ータを示す正面図、第3図は前記駆動回路の各部の波形
図である。第4図および第5図は本発明を具体化した第
2実施例を示し、第4図は第2実施例における圧電素子
の駆動回路の回路図、第5図は第4図の回路の各部の波
形図である。第6図および第7図は本発明を具体化した
第3実施例を示し、第6図は第3実施例における圧電素
子の駆動回路の回路図、第7図は第6図の回路の各部の
波形図である。そして、第8図は従来の圧電素子の駆動
回路の回路図である。 図中、Elは直流電源、TFIはトランス、TR2はト
ランス、TR1はトランジスタ(第1の状態制御手段)
、TR2はトランジスタ(第2の状態制御手段)である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直流電源よりトランスを介して充電されることにより寸
    法歪みを生じる圧電素子の駆動回路において、 前記直流電源と前記トランスの一次巻線とによって閉回
    路を形成し、常には前記充電を阻止する状態にあるが、
    駆動指令の入力に伴って充電を許容する状態となり、前
    記充電を許容する状態となってから一時期を経過した後
    に原状態に復帰する第1の状態制御手段と、前記トラン
    スの二次巻線と前記圧電素子とによって閉回路を形成し
    、常には放電を阻止する状態にあるが、前記駆動指令の
    入力時から前記一時期と同時あるいはその時期を経た所
    定期間経過時に放電を許容する状態となり、少なくとも
    前記第1の状態制御手段が次に前記充電を許容する状態
    になる時期までには原状態に復帰する第2の状態制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする圧電素子の駆動回路。
JP2305672A 1990-11-09 1990-11-09 圧電素子の駆動回路 Pending JPH04176662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2305672A JPH04176662A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 圧電素子の駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2305672A JPH04176662A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 圧電素子の駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04176662A true JPH04176662A (ja) 1992-06-24

Family

ID=17947964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2305672A Pending JPH04176662A (ja) 1990-11-09 1990-11-09 圧電素子の駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04176662A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0577455A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Pfu Ltd 圧電素子駆動回路
RU2473154C2 (ru) * 2009-03-16 2013-01-20 Тип Топ Типс Сарл Генератор для пьезоэлектрического преобразователя

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0577455A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Pfu Ltd 圧電素子駆動回路
RU2473154C2 (ru) * 2009-03-16 2013-01-20 Тип Топ Типс Сарл Генератор для пьезоэлектрического преобразователя

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101041291B (zh) 液滴喷头和液滴喷出装置
JPH04176662A (ja) 圧電素子の駆動回路
JPH04146157A (ja) 圧電素子の駆動回路
US5350962A (en) Driving device for piezoelectric element
JPH0720703B2 (ja) 圧電素子駆動回路
JP2556178B2 (ja) 圧電素子の駆動装置
GB2246469A (en) Piezoelectric actuator and print head with improved durability
JPH02119276A (ja) 圧電素子の駆動回路
JPH0642786B2 (ja) 圧電素子駆動装置
JP2815507B2 (ja) 圧電素子駆動回路の異常検出回路
JPH02301170A (ja) 圧電素子の駆動回路
JPH02131953A (ja) ドット印字装置
JPH085812Y2 (ja) 印字ヘッド駆動回路
JP2945093B2 (ja) 圧電素子駆動回路
JP2548855B2 (ja) 圧電素子の駆動方法
JP2985375B2 (ja) 圧電素子駆動回路
JPH03106659A (ja) ドットプリンタ
JPH0471858A (ja) 圧電素子の駆動装置
JPH0350511B2 (ja)
JPH04164652A (ja) 圧電素子駆動回路
JPH10256882A (ja) パルス電源
JPH0584935A (ja) 圧電素子の駆動方法及び駆動回路
JPH0812822B2 (ja) 電磁アクチュエータ
JPH03230960A (ja) インパクトプリントヘッド
JPH0732621A (ja) ドット印字装置