JPH04176411A

JPH04176411A - 衣服かけ

Info

Publication number: JPH04176411A
Application number: JP30455790A
Authority: JP
Inventors: Chizuru Watanabe; 千鶴渡辺
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-11-10
Filing date: 1990-11-10
Publication date: 1992-06-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、衣服を上下に２段又は３段に吊るすことがで
きるようにしたラックタイプの衣服かけに関する。

従来の技術従来、衣服用ハンガーを吊るすため、細長い金属製パイ
プを組合せて製作されたラック式の衣服掛けは、天井面
まだの空間を利用して衣服を上下に２段又は段に吊るす
ことが困難であった。その理由は、衣服を上下に２段又
は３段に多量に吊すと転倒しやすい、衣服を上下に２段
又は３段に吊す構造が複雑で高価につくなどの欠点があ
った。

発明が解決しようとする課題本発明の目的は、室内において床面から天井面までの空
間を有効利用して、衣服を上下に２段吊し又は３段吊し
ができるようにしたラックタイプの衣服かけを提供する
ものである。本発明の他の目的は多量の衣服を上下２段
又は３段に吊しても転倒の恐れがないラックタイプの衣
服かけを提供するものである。また、本発明の他の目的
は、小さい床面積に多量の衣服を収容することができる
ラックタイプの衣服かけを提供するものである。

更に、本発明の他の目的は、衣服の上下３段吊り又は３
段吊りができるに拘らず構造が簡単で安価に製作できる
ラックタイプの衣服かけを提供するものである。

他の本発明の目的は、組立分解及び運搬移動が極めて簡
単容易なラックタイプの衣服かけを提供するものである
。更に他の本発明の目的は、天井面に近い最上段の横棒
に衣服を吊したり、吊した衣服を取り出したりすること
が迅速容易にできる衣服かけを提供するものである。

課題を解決するための手段上記目的を達成するため、本発明衣服かけは、上下方向
に伸縮できるようにした１対の支柱パイプと、前記１対
の支柱パイプの上端近くに、両端を取りつけることがで
きるようにした衣服用ハンガーを吊すための上段の横パ
イプと、前記上段の横パイプの下方で前記１対の支柱パ
イプに両端を取りつけることができるようにした衣服用
ハンガーを吊すための１個又は２個の下段の横パイプと
を備え、前記１対の支柱パイプをその頂部が天井面に接
するように立設して、前記上段及び下段の横パイプによ
り衣服の２段吊し又は３段吊しができるようにしたもの
である。

また、本発明衣服かけは衣服用ハンガーを吊すための横
パイプを伸縮可能にしたものである。また、本発明衣服
かけは、前記上段及び下段の横パイプの両端を前記１対
の支柱パイプに回動可能に取りつけたものである。更に
本発明衣服かけは、前記最上段の横パイプに長い取手付
の衣服ハンガーを備えたものである。

本発明のおいて、支柱パイプ及び横パイプに使用される
伸縮手段は、伸縮柱や伸縮物干棹等に利用されているす
べての公知手段が適用される。

実施例本発明の実施例が第１図乃至第３図に示されている。

本例の衣服かけは、１対の技柱パイプ１０、１０と、衣
服用ハンガーを吊るすための上段及び下段の横パイプ２
０、２０と、適当数の長い取手付きの衣服用ハンガー３
０と通常の衣服用ハンガー３０Ｂを備えている。

各支柱パイプ１０は、中パイプ１１と、これに嵌入する
上パイプ１２と、下パイプ１３とからなっている。上パ
イプ１２又は下パイプ１３は、上端又は下端に接続部材
１５を介して丁字状に固着する短パイプ１２１又は１３
１を備えている。中パイプ１１は、両端にパイプホルダ
１４を外嵌している。パイプホルダ１４は、第２図に示
すように、中パイプ１１の両端に外嵌する円筒状の嵌合
部１４１と、これに螺孔１４０を介して螺入するノブ付
ねじ１４２とからなり、ねじ１４２はパイプ１１の貫孔
１１０を通じてパイプ１２又は１３に強く当接するもの
である。

接続部材１５は、第３図に示すように、パイプ１２又は
１３に嵌入して固着できる本体部分１５１と本体部分１
５１に設けた螺孔１５０に短パイプ１２１又は１３１に
設けた貫孔１２０、１２０又は１３０、１３０を通じて
螺入するねじ１５２とからなっている。短パイプ１２１
又は１３１は、両端にキャップ１２１１又は１３１１を
嵌入している。各横パイプ２０は、パイプ２１とパイプ
２２とからなり、パイプ２１は一端にパイプホルダ１４
と同様なパイプホルダ２４を外嵌し、他端に接続部材１
５と同様な接続部材２５を嵌入固着している。パイプ２
２は１端をパイプ２１に伸縮自在に嵌入すると共に他端
に接続部材２５を嵌入固着している。

衣服用ハンガー３０は、肩部３１、フック部３２、ズボ
ン掛け部３３及び取手部３４とからなっている。

肩部３１、フック部３２及びズボン掛け部３３は、公知
の衣服用ハンガーのそれを構造が類似しているので詳細
説明は省略する。取手部３４は、先端３４１がズボン掛
け部３３の中央から連設され、これから下方に長く伸び
ている。

本実施例の衣服かけを使用するときは、上段及び下段の
横パイプ２０、２０をそれぞれ所定長さに伸縮してパイ
プホルダー２４を介して左パイプ２１に右パイプ２２を
固着したのち、１対の支柱パイプ１０、１０を、それぞ
れ、その頂部が天井面（図示しない）に接するように、
上パイプ１２及び下パイプ１３を伸縮し、中パイプ１１
にパイプホルダ１４、１４を介して固着し立設すれば衣
服の２段吊し、３段吊しができる。

この際、長い取手付きの衣服用ハンガー３０を天井面に
近い最上段の横棒５０に備えていれば、踏台や脚立を使
用することなく、把手３４後端を握って手を差し上げる
だけで、前記横棒５０にそのフック３２を吊したり取り
はずしたり極めて迅速容易にできる。

本発明の別の実施例が第４図及び第５図に示されている
。本例の衣服かけは、１対の支柱パイプ１０Ｂ、１０Ｂ
と、衣服用ハンガーを吊るすための上段及び下段の横パ
イプ２０Ｂ、２０Ｂと、前の実施例で使用された適当数
の衣服用ハンガー３０（図示しない）と通常の衣服用ハ
ンガー（図示しない）とを備えている。

各支柱パイプ１０Ｂは、中パイプ１１Ｂと、これに嵌入
する上パイプ１２Ｂと下パイプ１３Ｂとからなっている
。上パイプ１２Ｂ又は下パイプ１３Ｂは、上端又は下端
にフランジ状のキャップ１５Ｂを外嵌固着している。

中パイプ１１Ｂは、両端にパイプホルダ１４Ｂを外嵌し
ている。パイプホルダ１４Ｂは前の実設例で示したパイ
プホルダ１４と同様であるので、詳細説明を省略する。

各横パイプ２０Ｂはパイプ２１Ｂと、パイプ２２Ｂとか
らなり、パイプ２１Ｂは一端の対向する位置に貫穴２１
０Ｂ、２１０Ｂを設け、他端にパイプホルダ１４Ｂと同
様のパイプホルダ２４Ｂを外嵌している。パイプ２２Ｂ
は一端をパイプ２１Ｂに伸縮自在に嵌入すると共に、他
端の対向する位置に穴２２０Ｂ、２２０Ｂを設けている
。貫穴２１０Ｂ、２１０Ｂ又は２２０Ｂ、２２０Ｂは、
対応する位置の支柱パイプ１０Ｂの対向する貫孔１００
Ｂ、１００Ｂを通じて、ボルト２３１Ｂが挿入されてナ
ット２３２Ｂで螺着され、横パイプ２０Ｂの両端がそれ
ぞれ支柱パイプ１０Ｂに対し回動可能となっている。衣
服用ハンガー３０は前の実施例と同一であるので説明は
省略する。

本実施例の衣服かけを使用するときは、一方の支柱パイ
プ１０Ｂを、その頂部が天井面（図示しない）に接する
ように、中パイプ１１Ｂに対し上パイプ１２Ｂと下パイ
プ１３Ｂを伸縮　固着して立設し、次いで他方の支柱パ
イプ１０Ｂを同様にして立設することにより、１人で組
立据付けが迅速容易にできる。

発明の効果本発明によれば、衣服かけとして、床面から天井面まで
の空間を有効利用して衣服の上下２段吊し又は３段吊し
ができると共に、小さな床面積に多量の衣服を吊すとこ
とができる。

本発明衣服かけは、１対の支柱パイプが天井面及び床面
に当接しているので、天井面に近い横棒に多量の衣服を
吊しても転倒の恐れはない。

更に、本発明衣服かけは、少数のパイプ材で製作できる
ので安価につく上に、構造簡単で組立分解が迅速容易に
でき、軽量で運搬移動が便利な利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及至第３図は、本発明の実施例を示し、第１図は
全体斜視図、第３図は接続部材の一部拡大説明図である
。第４図及び第５図は、本発明の衣服用ハンガーの別の
実施例を示し、第４図は全体斜視図、第５図は支柱パイ
プと横パイプの一部拡大説明図である。１０、１０Ｂ‥‥支柱パイプ２０、２０Ｂ‥‥横パイプ

Claims

【特許請求の範囲】１、上下方向に伸縮できるようにした１対の支柱パイプ
と、前記１対の支柱パイプの上端近くに、両端を取りつ
けることができるようにした衣服用ハンガーを吊るすた
めの上段の横パイプと、前記上段の横パイプの下方で前
記１対の支柱パイプに両端を取りつけることができるよ
うにした衣服用ハンガーを吊すための１個又は２個の下
段の横パイプとを備え、前記１対の支柱パイプをその頂
部が天井面に接するように立設して、前記上段及び下段
の横パイプにより衣服の２段吊し又は３段吊しができる
ようにしたことを特徴とする衣服かけ。２、前記衣服用ハンガーを吊すための横パイプを伸縮可
能にした請求項１記載の衣服かけ。３、前記上段及び下段の横パイプの両端を前記１対の支
柱パイプに回動可能に取りつけた請求項１及び２記載の
衣服かけ。４、前記最上段の横パイプに長い取手付の衣服ハンガー
を備えた請求項１、２及び３記載の衣服かけ