JPH04176402A - 靴の中敷などの足踏み部材用積層体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は足踏み部材に関し、特に足踏み部材用積層体
に関し、中でも靴の中敷用積層体に関する。

従来から靴の中敷などのように足により踏み付ける部分
には健康上の効果をねらった製品か種々開発されてきた
のであるが、特に足の裏を部分的に或いは全体的に押圧
することを（つかえずことにより血行を促進し、かつ末
梢神経に適度の刺激を与えることを考慮して押圧力のよ
うな機械的或いは物理的な力がかかるように工夫されて
きた。

その意味ではゴムぞうりの上面に多数の凹凸部分を設け
たり、特に鋼球或いは磁性球などを埋設したものが開発
されてきた。また、靴の中敷などでへちまの繊維を素材
にした中敷が開発され、夏期などのように発汗し易い季
節に使用して有益であった。また、冬期などは足の裏が
冷えないようにするため保温性に有益な性質を有する靴
の山数が工夫されてきた。いずれにしても、その使用条
件を考慮して使えば、それなりの効果があることが認め
られるが、しかし、他方で使い勝手を間違えば、あまり
効果がなく、むしろ、有害であることもあって決定的な
製品開発に至っていなかった。

本願発明は、上記の問題点に着目し、上記の問題点を解
決することを目的とするものである。

次に、上記目的を達成するための具体的構成を図面に従
い説明すると、遠赤外線放射体１を部分的に或いは全体
的に配設してなる上表面部分２を設け、その下に吸湿性
と弾発性とをそなえた素材からなる表面支持部分３を設
けてなる靴の中敷などの足踏み部材用積層体であり、前
記遠赤外線放射体は、アルミナ、シリカ、ジルコニア、
マグネシア、チタニア等をベースにしたセラミック原料
を混合して焼成してなるものであって、前記上表面部分
２の所望部分に所望量だけ配設して小さい突出部４を多
数形成してなり、その球体或いは半球体の突出部の表面
は適切な被膜によって包まれており、内部に粉体或いは
粒体からなる遠赤外線放射体を位置させてなり、その遠
赤外線放射体は、有機物に最も有効に作用する８ミクロ
ンから１４ミクロンの波長域の遠赤外線放射セラミック
スを使用し、靴の中敷などの足踏み部材として使用する
ためにはその突出部４内に遠赤外線放射性物質を内蔵さ
せてなる上表面部分を設け、その下に吸湿性が高く、か
つ適度の弾発生のある素材からなる中間部分を設け、そ
の下に布地等からなる耐摩耗性および耐久性材料からな
る下表面部分５を設けて三層構造体となし、前記上表面
部分を薄肉状に形成し、かつ、屈曲或いは弯曲自在の性
質を有し、中間部分も同じように屈曲或いは弯曲自在と
し、全体的に屈曲或いは弯曲自在にし、靴の中敷として
使用する際は少し大きめに輪郭をとり、最終的に所望の
大きさに切り取って使用しうるようにしてなる靴の中敷
などの足踏み部材用積層体である。

次に、上記構成から生じる作用効果を述べると遠赤外線
放射体を部分的に或いは全体的に配設してなる上表面部
分を設けたので、遠赤外線放射体からの遠赤外線の放射
により身体の特に足の裏の部分が遠赤外線の照射を受け
てそれがよい刺激になり足の健康維持に効果がある。ま
た、前記上表面部分の下に適度の吸湿性と弾発性とをそ
なえた表面支持部分を設けたので、足の裏によく適合す
るとともに比較的蒸れ易い状況下で足の指が動きうるこ
とにより空気流通をわずかではあるがよくして、熱気が
こもらないようにする効果がある。

また、上表面部分に遠赤外線放射体からなる多数の突出
部を設けることにより、それらの突出部により足の裏に
適度の物理的刺激を与えるとともに、遠赤外線放射の効
果を付加して相乗効果を得ることとなる。また、遠赤外
線を放射する素材としてアルミナ、シリカ、ジルコニア
、マグネシア、チタニア等をベースにしたセラミック原
料を混合して焼成してなるものが非常にすぐれた性質を
示し、特に、有機物に最も有効に作用する８ミクロンか
ら１４ミクロンの波長域の遠赤外線放射セラミックスを
遠赤外線放射体に使用して靴の中敷等に使用することに
より足の部分に適度の刺激を与えて健康維持に効果があ
る。靴の中敷を屈曲或いは弯曲しつる材料によって造っ
たので、靴自体の変形にもよく応じえて使用に際しての
違和感などない効果がある。また、靴の中敷はその使用
者によって種々の寸法のものを必要とするのであるが、
あらかじめ大きい寸法のものを用意して所望の大きさに
切って使用しつる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本願発明を施してなる足踏み部材用積層体の縦断
面図である。 ■・・・・・・遠赤外線放射体 ２・・・・・・上表面部分 ３・・・−・・表面支持部分即ち中間部分４・・・・・
・突出部 ５・・・・・・下表面部分

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）遠赤外線放射体を部分的に或いは全体的に配設して
   なる上表面部分を設け、その下に吸湿性と弾発性とをそ
   なえた素材からなる表面支持部分を設けてなる、靴の中
   敷などの足踏み部材用積層体。 ２）上表面部分に設けた突出部を遠赤外線放射体によっ
   て形成してなる特許請求の範囲１記載の靴の中敷などの
   足踏み部材用積層体。 ３）遠赤外線放射体からなる突出部を粉末或いは小粒子
   等の遠赤外線放射物質によって形成してなる特許請求の
   範囲１記載の靴の中敷などの足踏み部材用積層体。 ４）遠赤外線放射体からなる突出部を球体或いは半球体
   等の遠赤外線放射物により形成してなる特許請求の範囲
   １記載の靴の中敷などの足踏み部材用積層体。 ５）アルミナ、シリカ、ジルコニア、マグネシア、チタ
   ニア等をベースにしたセラミック原料を混合して焼成し
   てなる遠赤外線放射体により突出部を形成してなる特許
   請求の範囲１記載の靴の中敷などの足踏み部材用積層体
   。 ６）有機物に最も有効に作用する８ミクロンから１４ミ
   クロンの波長域の遠赤外線放射セラミックスを、遠赤外
   線放射体に使用してなる特許請求の範囲１記載の靴の中
   敷などの足踏み部材用積層体。 ７）所望間隔に突出部を設け、その突出部内に遠赤外線
   放射性物質を内蔵させてなる上表面部分を設け、その下
   に吸湿性が高く、かつ適度の弾発性のある素材からなる
   中間部分を設け、その下に布地等からなる耐摩耗性およ
   び耐久性材料からなる下表面部分を設けてなる特許請求
   の範囲１記載の靴の中敷などの足踏み部材用積層体。 ８）散在する突出部間の接続部分を形成する上表面部分
   を薄膜状に形成し、かつ屈曲或いは弯曲自在の性質を有
   し、比較的厚い層からなる中間部分も、屈曲或いは弯曲
   自在の性質にして、全体的に屈曲或いは弯曲自在にさせ
   てなる特許請求の範囲１記載の靴の中敷などの足踏み部
   材用積層体。 ９）靴の中敷の本体部分を使用状態の足の大きさより大
   きく形成しうるように寸法取りをするために、その下表
   面部分の布地等からなるところに足の裏の寸法を描線等
   によって描いておいて所望の大きさに切り取って使用し
   うるようにしてなる特許請求の範囲１記載の靴の中敷な
   どの足踏み部材用積層体。 １０）特許請求の範囲１記載の足踏み部材用積層体から
   なる靴の中敷。