JPH04175774A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH04175774A
JPH04175774A JP2304634A JP30463490A JPH04175774A JP H04175774 A JPH04175774 A JP H04175774A JP 2304634 A JP2304634 A JP 2304634A JP 30463490 A JP30463490 A JP 30463490A JP H04175774 A JPH04175774 A JP H04175774A
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color
image forming
toner
color image
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JP2304634A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Shizuo Morita
森田 静雄
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式により像形成体上にトサー像を
形成し、該トナー像を転写材上に転写してカラー画像を
得るカラー画像形成装置に関する。
〔発明の背景〕
近年、技術の進歩に伴い、カラーの画像形成装置が各メ
ーカーにより開発されている。例えば、特開昭60−1
.00770号公報、特開昭61−149972号公報
特開昭60−75850号公報に開示されているように
、画像読み取り系のスキャナーにより読み取った原稿の
画像データを感光体ドラム上に分解色数に応じた潜像形
成と現像を行い、転写材に転写して各色のトナー像を重
ね合わせることによりカラー画像を得るようにしたカラ
ー画像の複写画像を得る方法がある。
ところで、一般に画像形成装置が使用されるオフィスで
は、1単位の画像を形成する大きさは、通常の紙サイズ
(JIS規格)でA−3,A−4,B−4,B−5等が
多く、このために複写機等の画像形成装置の像形成体の
周囲長および幅は少なくとも前記紙サイズのうちいずれ
かの紙サイズを含む大きさである必要がある。すなわち
、像形成体の局長は、最大の紙サイズの部分以外に、ト
ナー濃度等の検出用の基準トナー像の形成部分1画像読
み取り系のスキャナーに復帰に要する時間に相当する部
分など余分な長さが必要であり、特に、スキャナーの復
帰部分が余分な長さの大部分を占める。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、画像形成装置にお(ブるプリントありA
4の紙の長さの渠=であるにも拘わらず、A−3の紙と
A−4の紙とではプリントアウトされる速度は、全く同
じである。これは、像形成体の一部分しか画像形成に使
用されないためである。例えば、最大の紙サイズがA−
3とすると、A−4の紙をプリントアウトする場合、像
形成体の半分以上が使用されていない。
すなわち、画像形成装置では像形成体上に画像形成され
る画像サイズが大きくても、小さくても同じ画像形成速
度になってしまい、無駄であった。
換言すれば、像形成体の局長は、画像形成できる最大の
画像サイズ1こ対応できるように決定されており、画像
サイズが大きい場合この像形成体上−杯に使用して画像
形成を行うが、画像サイズが小さい場合像形成体上に画
像形成を行う部分は小さく無駄な部分が生じてしまうと
いう欠点を有していた。
また、近年カラー画像形成装置に高機能を付加する意味
で、本来の複写モード以外に、コンピュータあるいはワ
ードプロセッサー等の出力装置からの画像データを本装
置の画像形成系を用いて転写材上に画像形成を行うとい
うプリントモードを設けたプリンタ機能を兼用する画像
形成装置の場合、外部出力装置の画像、を形成する場合
、スキャナーの戻り幅を考慮する必要がないのである。
本発明は、上記欠点を解決するためになされたもので、
本発明の目的は、画像サイズが小さいサイズの画像形成
の場合、大きいサイズの画像→)”イズの画像形成より
、複雑なプロセスにて画像形成を行うカラーの画像形成
において1度に形成する画面数を増やすことにより、像
形成体の無駄な部分を無くし、かつ、作業の効率化を図
ることのできるカラー画像形成装置を提供することにあ
る。
また、像形成体の周長をできるかぎり短くし、装置の小
型化、軽量化を図ることのできるカラー画像形成装置を
提供することを目的とする。さらに、いずれの画像形成
モードにおいても、最適な画像形成回数で、かつ、効率
の良い画像形成を行うことができるカラー画像形成装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、画像形成するカラー画像の大きさに応じて
、画像読み取り系による1色の画像データの読み取り走
査と像形成体の1回転あるいは2回転とを対応させてト
ナー像形成を行い、該トナー像形成を複数回行うことに
より複数色のトナー像を重ね合わせカラー画像を形成す
るように画像形成系を制御する複写モードと、画像形成
するカラー画像の大きさに応じて、外部出力装置から入
力された1画面あるいは2画面の画像データと像形成体
の1回転とを対応させてトナー像形成を行い、該トナー
像形成を複数回行うことにより複数色のトナー像を重ね
合わせカラー画像を形成するように画像形成プロセス部
を制御するプリントモードと、を有することを特徴とす
るカラー画像形成装置によって達成される。
〔実施例〕
次に、この発明を添付図面に基づいて実施例について説
明する。
第1図は本発明一実施例としてのベルト状像形成体を備
えたカラー画像形成装置であるカラー複写機の主要構成
を示したものである。このカラー複写機は、大別すると
、画像読み取り系Aおよび画像形成系Bかも構成されて
いる。
まず、読み取り系Aについてカラー複写機の主要構成図
である第1図に基づいて説明する。
読み取り系Aにおいて、原積台11に収められた原稿は
水平方向にスライドするキャリッジ12に取り付けられ
たハロゲンランプ121によって照明される。可動ミラ
ーユニット13には、ミラー131゜132が取り付け
られていて、同じく水平方向にスライドして、前記キャ
リッジ12に取り付けられているミラー122との組み
合わせで原稿の光像を画像読み取り部14へと導出する
前記キャリッジ12と前記可動ミラーユニット13はス
テッピングモータに接続するワイヤ(いずれも図示せず
)を介して駆動され、それぞれVおよびl/2Vの速度
にて同方向にスライドされるものである。
前記画像読み取り部14は、レンズ141とその背後の
結像位置にはカラーc c D 142とがある。カラ
ーc c D 142によって原稿を青画像データ(B
)、録画像データ(G)、赤画像データ(R)のカラー
画像データに色分解し、後述する画像処理手段50に出
力される。
画像処理手段50は、第2区に示すように、A/D変換
部5()IB、501G、501R,補色変換部502
、黒成分抽出部503、マスキング部504から構成さ
れている。
A、 / D変換部501B、501G、501Rは、
画像読み取り系AのカラーCCD I42から入力され
た青(B)。
データに変換して後述する補色変換部502に出力する
補色変換部502は、A/D変換部501で変換された
ー゛。  ” カラー画像データのデジタル信号を補色
変換してイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C
>の画像データを得る。
黒成分抽出部503は、例えば下色除去(UCRという
)することにより、補色変換部502で得られたY、M
、Cの画像データがら黒(Bk)の画像データを抽出す
る。
マスキング部504は、UCR後のY 、M 、Cの画
像データを色補正する。
セレクター510は、画像処理手段50で処理されたY
、M、C,Bkの画像信号を潜像形成を行う色の画像デ
ータを選択する。
パターンジェネレータ511は、色補正された有彩色成
分であるY、M、C,Bk信号を参照波とコンパレート
することによりパルス幅変調処理を行って、パルス幅変
調されたY、M、C,Bkの各画像信号を面順次で出力
する。この画像信号を画像書き込み系Bのレーザ書き込
み系ユニット20に該画像データを出力する。
また、コンピュータあるいはワードプロセッサ等の外部
出力装置52からの画像信号は、画像処理手段50の黒
成分抽出部503に出力する。なお、直接レーザ書き込
み系ユニット20に該画像データを出力してもよい。
すなわち、画像処理手段50により、補色変換、黒成分
抽出、色補正された画像信号、あるいは、外部出力装置
52かも出力された画像信号は、その後第1の色として
イエロー(Y)の画像信号、第2の色としてマゼンタ(
M)の画像信号、第3の色としてシアン(C)の画像信
号および第4の色とし、てブラック(B k、 )の画
像信号のいずれかが後述jる露光手段であるレーザ書き
込み系ユニット20へ各色の潜像形成時に出力される。
次に、画像形成系Bについてカラー複写機の主要構成図
である第1図に基づいて説明する。
第1図において、像形成体である感光体ベルト15は、
可撓性のベルト表面に感光層を蒸着あるいは塗設したも
ので、駆動ローラ16と従動ローラ17の間に張設され
でいる。駆動ローラ16は、装置本体10に設けられた
ギヤと噛合している駆動ギヤ(図示せず)を介して回転
し、感光体ベルト15を時計廻り方向に搬送する。また
、間隔保持部材18により、現像器21と感光体ベルト
15との距離を一定に保ち、安定して良好な画像を形成
することを可能としている。本実施例では、像形成体と
して感光体ベル115を用いているが、本発明はこれに
限られるものではなく、感光体ドラム等感光層を有する
既存の像形成体にも適用できるわ 感光体ベルト15の周囲には、帯電手段19、露光手段
20、現像手段21Y、21M、21C,21Bk、転
写手段22およびクリーニング手段23が配設されてい
る。
帯電手段は、感光体ベルト15の表面上の感光層を所定
極性で均一に帯電させるために設けられており、コロナ
帯電器、スコロトロン帯を器など既存の帯電器19であ
り、OPC感光体に対してはスコロトロン帯電器が好ま
しく用いられる。
露光手段は、半導体レーザ書き込み系ユニット20であ
り、帯電器21によりi電した感光体ベルト15の表面
を露光して静電潜像を形成する。
現像手段は、異なる色の現像剤、例えばイエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラックの各色トナー(現像剤)を
それぞれ収容した複数個の現像器21Y〜21.Bkで
ある。これら各現像器2+Y〜21Bkは、感光体ベル
ト15上の静電潜像をトナー像に非接触現像法により顕
像化する機能を有している。この非接触現像法は、接触
現像法と異なり、感光体ベルト15上に形成された先の
トナー像を損なわないことど、感光体ベルト15の移動
を妨げないので、良好なカラー画像を得ることができる
。現像手段は、本実施例のように異なる4色のトナーを
用いるカラー現像に限らず、単色、2色あるいは3色の
トナーを用いてもよく、この場合の現像手段はトカーの
色の数だけの現像器を感光体ベルト15の周囲に配設す
ればよい。
転写手段は、転写コロナ放電器などの転写器22により
、感光体ベルト15上に形成され!:トナー像を転写材
上に転写する。この転写手段として、転写器22のかわ
りに転7ドラムなど既存の転写部材を用いてもよい。
クリーニング手段23は、クリーニングブレード23+
を有しており、画像形成プロセス中は感光体ベルト15
の表面より離間した位置に保たれ、転写材にトナー像を
転写後のクリーニング時にのみ感光体ベルト15表面に
圧接して感光体ベルト15をクリ一ニングするように設
けられている。
回収ボックス24は、クリーニング手段23により除去
された感光体ベルト15上の残留トナーを廃トナースク
リューによってトナー回収管241を経て回収し、収容
するだめのものである。
トナーホッパー25は、前記現像器2+、Y〜21Ek
に供給スクリュー(図示せず)によって供給する供給ト
ナーを収容するだめのものである。
本実施例においては、上述した画像形成装置lOの画像
形成系Bの画像形成プロセス部を構成する感光体ベルト
15、帯電器19、各色トナーを収容した現像器21Y
〜2+、Bk、クリーニング手段23、トナー回収ボッ
クス24およびトナーホッパー25の各プロセス部が一
体のプロセスカートリッジ26内に収められてユニット
化され、装置本体10に対して一括して着脱することか
でさる。しかし、プロセスカートリッジ26内にユニッ
ト化されるプロセス部はこれに限られるものではない。
また、本実施例のようにユニット化されていなくてもよ
いことは言うまでもない。
本実施例の画像形成装置lOは、原稿の読み取りデータ
を画像形成してコピーを得る複写モードと、コンピュー
タあるいはワードプロセッサー等の出力装置からの画像
データを本装置の画像形成系を用いて転写材上に画像形
成を行うというプリントモードを設けたプリンタ機能を
兼用する複写機である。
以下、本実施例の説明を簡単にするために、最大の紙サ
イズがA−3である画像形成装置10を使用[、て、同
じ画像を連続して形成する場合について述べる。なお、
A−3の長さは420m+nであるので、感光体ベルト
15の周長を420+σmmとする。(ここでσ−30
〜100mmである。この数値は、A−3の原稿をコピ
ーした時にキャリッジ12が初期の位置に戻るのを考慮
しない場合の必要な長さである。、)(I)複写モード 最初に、原稿の読み取りデータを画像形成する複写モー
ドについて、すなわち、上述の構成を有するカラー画像
形成装置による原稿のカラー画像形成の複写に関するプ
ロセスについて第1図乃至第3図に基づき説明する。
ここで、本実施例では最大の画像サイズがA−3であり
、しかも、感光体ベルト15の局長を装置本体10の小
型化のためにA−3サイズぎりぎりの周長とし、感光体
ベルト15が1回転する間にキャリッジ12および可動
ミラーユニット13が初期の位置に戻りきらない構成と
したので、以下A−3サイズ以外の複写と、A−3サイ
ズの複写に区別して説明する。なお、以下の実施例では
A−4およびA−3の転写材に画像形成する場合につい
て説明する。
(i)A  4サイズの複写 まず、プロセス制御手段54より複写信号が出力される
と、入力系制御部54および画像形成系制御部55は該
複写信号に基づき画像読み取り系Aおよび画像形成系5
5を制御する。
すなわち、入力系制御部54は、複写信号が入力される
と、キャリ7ジ12と可動ミラーユニット13から成る
読み取り光学系を駆動し、画像読み取り部14において
原稿台II上の原稿を責画像データ(B)1録画像デー
タ(G)、赤画像データ(R)のカラー画像データとし
て読み取る。そして、読み取られたカラー画像データは
、画像処理手段50により、補色変換、黒成分抽出、色
補正され、Y、M、C,Bkのカラー画像信号きして画
像処理される。
次いで、プロセス制御手段53により制御されたセレク
ター510が、画像処理されたB、G、R,Bkのカラ
ー画像信号のうち1つの画像信号を順次選択し出力する
そして、プロセス制御手段53により制御された画像形
成系制御部55が以下画像形成系Bを制御する。
ずなわち、該画像信号が前記レーザ書き込み系ユニット
20に入力されると、レーザ書き込み系ユニット201
i:8ける半導体レーザー(図示せず)でレーザービー
ムが発生される。そのレーザービームが駆動モータ(図
示せず)により回転されるポリゴンミラー201により
回転走査され、fθレンズ202.シリンドリカルレン
ズ204および3枚のミラー203を経て、予め帯電器
19によって所定の電荷に一様帯電させられた感光体ベ
ル1−15の周面上に投射され輝線を形成する。
一方、副走査方向に関しては、感光体ベルト15の特定
位置に対応したベルトインデ・ンクス(図示せず)を検
出して、あるいは、プリント指令信号を受け、この検出
あるいは指令信号を基準にして画像信号による半導体レ
ーザの変調が開始される主走査線が決定される。走査が
開始されると主走査方向に関しては、レーザビームがイ
ンデックスセンサ(図示せず)によって検知され、この
検知された信号を基準にして第1の色の画像信号による
半導体レーザの変調が開始され、変調されたレーザービ
ームが感光体ベルト15の表面上を走査する。従って、
レーザービームによる主走査と感光体ベルト15の搬送
による副走査により一様帯電された感光体ベルト15の
表面上に第1の色に対応する潜像が形成される。この潜
像は、現像手段のうち第1の色に対応するイエロートナ
ーを収容した現像器21Yにより現像されて、感光体ベ
ルト15の表面上にイエロートナー像が形成される。そ
の後感光体ベルト15は、その表面上にイエロートナー
像を保持したまま、感光体ベルト15の表面より離間し
ているクリーニングブレード231の下を通過した後、
第2の色の画像形成に入る。
すなわち、上述の第1の画像形成と同様に、イエローl
チー像が形成された感光体ベルト15は、帯電器19に
より再び帯電され、ついで画像読み取り系Aで読み取ら
れ画像処理された第2の色(マゼンタ)の画像信号が前
記レーザー書さ込み系ユニット20に入力され、前述し
た第1の色の画像信号の場合ど同様に、感光体ベルト]
5の表面上への書き込みが行われ潜像が形成される。潜
像は第2の色とL7てマゼンタトナーを収容した現像器
2fMによって現像される。マゼンタトナー像は、すで
に形成されているイエロートナー像の存在下に形成され
る。
同様にして、第3の色の画像信号により形成された潜像
をシアントナーを収容側る現像器21Cで現像しシアン
トナー像が形成され、さらに、第4の色の画像信号によ
り形成された潜像をブラックトナーを収容する現像器2
1Bkで現像し感光体ベルト15の表面上にブラックト
ナー像を重ね合わせて、カラートナー画像が感光体ベル
ト15の表面上に形成される。
これら各現像器21には直流あるいはさらに交流のバイ
アスが印加され、基体が接地された感光体ベルト15に
は非接触で反転現像(ジャンピング現像)が行われるよ
うになっている。また、不要なトナーを潜像に供さず、
感光体ベルト15上のトナー像を聞書しないために、現
像に関与していない現像器は、作動しないようにする。
なお、この非接触現像には、1成分現像剤あるいは2成
分現像剤いずれの現像剤でも用いることができる。l成
分現像剤を用いる場合には、現像部と別体にトナーホッ
パー、トナー濃度検出手段を設ける必要がなく小型化が
図れるが、現像の安定性の点で2成分現像剤を用いる現
像法の力が優れているので色再現上好ましい。
上述の如く感光体ベルト15の表面上に形成されたカラ
ートナー画像は、給紙カセット27から給紙ローラ28
により供給されタイミングローラ29により前記カラー
トナー画像とタイミングを合わせた転写材に転写される
。転写器22は、トナーど逆極性の高圧電源を印加して
転写を行う。
かくしてカラートナー画像を転写された転写材は、駆動
ローラ16に沿って急激(小径曲率)Iこ方向変換をす
る感光体ベル1−15により確実に分離さねて、搬送ベ
ルト30により上方に搬送される。なお、この搬送ベル
ト30には、吸引手段301が備えてあり吸引しながら
確実に上方へ搬送する。そして、転写材は定着手段であ
る定着ローラ31によってトナーを溶融固着された後、
排紙ローラ32により装置本体10外Iこ排出される。
一方、転写材へカラートナー画像の転写を終えた感光体
ベルト15はさらに時計方向に搬送されて、クリーニン
グブレード231を圧接状態としたクリーニング手段2
3によって残留したトナーの除去、清掃が行われる。ク
リーニング終了後は、再びクリーニングブレード231
が感光体ベルト15から離間して、新たな画像形成のプ
ロセスに入る。
上述したカラー原稿の複写に関するプロセスのタイミン
グチャートを第3図に示す。なお、各手段が駆動してい
るときは、ハイレベルで示されている。また、図中のE
YIIEIIIIIECIIEBIは基準トナー像形成
のために書き込まれた、いわゆる基準バッチに応じたも
のであり、これを各現像器21Y、21M。
2IC,21Bkによってり、、DM、DC,D、の現
像タイミングで現像し1、そのトナー像を反射濃度計3
3で濃側して現像状態を検出してトナー濃度、帯!電位
、露光量、現像バイアスへフィードバックされて各手段
の調整を行うことができる。
また、図中のR,、R,、R,、R,は、原稿台11上
の原稿を画像読み取り系Aで読み取るタイミングを示し
、Vy 、 VM 、 Vc 、 V++はそれぞれイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックトナーの現像を行
うための帯電エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画
像信号をレーザ書き込み系ユニット20で書き込むタイ
ミングを示し、この書き込みにより形成された潜像はそ
れぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像器
21Y、21M、21C,21Bkによって基準バッチ
及び画像領域を含むタイミングD、t、D工、 D、 
、 D、で顕像化される。
以上説明したプロセスは、感光体ベルト15が1回転す
る間lこ1色の1画面を形成するので、以下、1回転プ
ロセス(あるいは、1画面プロセス)と呼称する。
(ii)A−3サイズの複写 A −3サイズの複写は、上記A−4サイズの複写プロ
セス(1回転プロセス)とほぼ同じであるが、A、−3
サイズぎりぎりの周長の感光体ベルト15が1回転する
間にキャリッジ12および可動ミラー13がら成る読み
取り光学系が初期の位置に戻らず、感光体ベルト]5と
画像読み取り系Aとが同期することができないので、こ
れを克服するためのプロセスである。
すなわち、上述の1回転プロセスの画像形成と同様に、
感光体ベルト15は、帯電器19により再び帯電され、
ついで画像読み取り系Aで読み取られ画像処理され、セ
レクター510により選択された第1の色(イエロー)
の画像信号が前記レーザー書き込み糸ユニット20に入
力され、前述した1回転プロセスの場合と同様に、感光
体ベルト15の表面上への書き込みが行われ潜像が形成
される。潜像は@lの色としてイエロートナーを収容し
た現像器21Yによって現像される。その後感光体ベル
ト15は、その表面上にイエロートナー像を保持したま
ま、感光体ベルト15の表面より離間しているクリーニ
ングブレード231の下を通過する。そして、前述の1
回転プロセスとは異なり、再度感光体ベルト15は搬送
される。これは、感光体ベルト15が1回転する間にキ
ャリッジI2と可動ミラーユニット13から成るiみ取
り光学系が初期の位f(画像読み取りが可能な位置)に
戻らないので、感光体ベルト15の回転を1目金分に行
い、感光体ベルト15の2回転目の間に読み取り光学系
を初期の位置に戻す。そして、感光体ベルト15は、再
度その表面上にイエロートナー−像を保持したまま、感
光体ベルト15の表面より離間しているクリーニングブ
レード23+の下を再び通過する。その後、感光そして
、感光体ベルト15の3回転目に第2の色の画像信号に
より形成された潜像をシアントナーを収容する現像器2
ICで現像しシアントナー像が形成され、感光体ベルト
15の5回転目に第3の色の画像信号により形成された
潜像をシアントナーを収容する現像器2ICで現像しシ
アントナー像が形成され、さらに、感光体ベルト15の
7回転目に第4の色の画像信号により形成された潜像を
ブラックトナーを収容する現像器21.8にで現像し感
光体ベルト15の表面上Jこブラックトナー像を重ね合
わせて、カラートナー画像が感光体ベルト15の表面上
に形成される。
以上、感光体ベルト15上にカラートナー像の形成した
以降は、前述の1回転プロセスと同様に、転写材に転写
、定着、排紙を行う。
上述したカラー原稿をA−3の転写材に複写する場合に
関するプロセスのタイミングチャートt−S4図に示す
。なお、各手段が駆動しているときは、。
ハイレベルで示されている。また、図中のE□。
E&lI< ECI+ Emlは基準トナー像形成のた
めに書き込まれた、いわゆる基準バッチに応じたもので
あり、これを各現像器21Y、 2114.2IC,2
1Bk1mよってり、、 D、、 DC,Daの現像タ
イミングで現像し、そのトナー像を反射濃度計33で濃
泥して現像状態を検出してトナー濃度、帯111電位、
露光量、現像バイアスへフィードバックされて各手段の
調整を行うことができる。
また、図中のR,、R,、R,、R,は、原稿台11士
の原稿を画像読み取り系Aで読み取るタイミングを示し
、V、、VI、、V、、VIハ(−7’L ソh イ1
0−、マゼンタ、シアン、ブラックトナーの現像を行う
ための帯電タイミングを示し、Evt、EMz、Ecs
、E++2はそれぞれタイミングR+、L、Rs、Lで
読み取ったそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの画像信号をレーザ書き込み系ユニット20で書き
込むタイミングを示し、この書き込みにより形成された
潜像はそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
の現像器21Y、21M、21C,21Bkによって基
準バッチ及び画像領域を含むタイミングDY、九、DC
,Dおで感光体ベルト!、 51に顕像化される。
同図より、A−3サイズの転写材に複写を行う場合、感
光体ベルト15が1回転目に画像読み取り系Aの読み取
り光学系と同期して画像形成を行い、続く感光体ベルト
15の2回転目に走査読み取り光学系を初期の位置にま
で戻し、その後順次、奇数回転目に感光体ベルト15と
画像読み取り系Aの読み取り光学系どを同期させ画像形
成を行い、偶数回転目に走査読み取り光学系を初期の位
置にまで戻す。すなわち、A−3サイズの複写は、感光
体ベルh1.5の2回転毎に1回の原稿画像を読み取り
、画像形成を行う。
以上説明したプロセスは、感光体ベルト15が2回転す
る間に1色の1画面を形成するので、以下、2回転プロ
セスと呼称する。
(II)プリントモード 次に、コンピュータあるいはワードプロセッサー等の出
力装置からの画像データを本装置の画像形成系を用いて
転写材上に画像形成を行うというプリン)・モードにつ
いて、すなわち、前記カラー画像形成装置の画像形成系
Bを用いて、転写材上にカラー画像形成を行うプロセス
について第1図、第2図および蕗5図に基づいて説明す
る。
プロセス制御手段54は、プリントモードで画像形成を
行う際には、外部入力装置52に記憶されている画像形
成を行う画像信号の画像サイズ情報に基づいてプロセス
を選択する。すなわち、プロセス制御手段54は前述し
た1回転(IIii面)プロセスと後述する2画面プロ
セスのいずれかを、画像形成する1画面の画像サイズに
応じて選択し、そのプロセスに基づいて画像形成系Bf
:制御する。
これは、プリントモードにおいて画像信号は外部出力装
置52のページメモリから直接レーザ書き込み系ユニッ
ト20に出力されるため、上記複写モード時のように画
像読み取り系Aを駆動する必要がない。従って、感光体
ベルト15に画像形成できる最大のサイズいっばいに画
像形成できるので、以下の2つの場合に区別する。本実
施例では、最大の画像サイズがA−3であるので、画像
形成を行う画像サイズがA−4以下と、B−4以上に区
別する。
なお、画像読み取り系Aを用いないので、上記複写モー
ドとは異なり、画像サイズが最大のA−3であっても特
別に区別する必要はない。
以下の説明において、例としてA−4およびA−3の転
写材に画像形成する場合について説明する。
(i)A−4サイズのプリント 外部出力値W、52からの画像サイズ情報(画像サイズ
がA−4であるという情報)に基づいてプロセス制御手
段54は、2画面プロセスのプリント信号を外部出力値
ff1i52および画像形成系制御部55に出力する。
そしてプロセス制御手段54の信号に基づいて外部出力
装置52および画像形成糸55は、該プリント信号に基
づいて21面プロセスで画像形成を以下のように行う。
外部出力装置は、i像形形成系Bとタイミングを取りな
がら、画像形成を行うイエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの各画像信号をそれぞれ2回ずつレーザ書き込み
系20に出力する。
一方、プロセス制御手段53により制御された画像形成
系制御部55が画像形成系Bを制御する。
すなわち、上述の複写モード時の画像形成と同様に、イ
エロートナー像が形成された感光体ベルト15は、帯電
器19により再び帯電され、ついで外部出力装置52か
ら出力された第1の色(イエロー)の画像信号が前記レ
ーザー書き込み系ユニット20に入力され、感光体ベル
ト15の表面上への書き込みが行われ1画面目の潜像が
形成される。
また、この1画面目の潜像形成時では、感光体ベルト1
5は2画面目の潜像を形成する長さを残しているので、
その後、直ちに再度イエローの画像信号がレーザ書き込
み系ユニット20に出力され、上述ど同様に2画面目の
潜像形成がなされる。
よって、感光体ベルト15上には、イエローの画像信号
に対応する潜像が2画面形成されたこととなる。
これら潜像は、現像手段のうち第1の色に対応するイエ
ロートナーを収容した現像器21Yにより現像されて、
感光体ベルト15の表面上にイエロートナー像が形成さ
れる。その後感光体ベルト15は、その表面上にイエロ
ートナー像を保持したまま、感光体ベルト15の表面よ
り離間しているクリーニングブレード231の下を通過
した後、第2の色の画像形成に入る。
すなわち、同様にして第2の色の画像信号により形成さ
れた2画面の潜像をマゼンタトナーを収容する現像器2
1Mで現像しマゼンタトナー像が形成され、また、第3
の色の画像信号により形成された2画面の潜像をシアン
トナーを収容する現像器2ICで現像しシアントナー像
が形成され、さらに、第4の色の画像信号により形成さ
れた2画面の潜像をブラックトナーを収容する現像器2
1Bkで現像し感光体ベルト15の表面上にブラックト
ナー像を重ね合わせて、カラートナー画像が感光体ベル
ト15の表面上に形成される。
上述の如く感光体ベルト1.5の表面上に形成された2
画面のカラートナー画像は、給紙カセット27から給紙
ローラ28により供給されタイミングローラ291こよ
り、まず1画面目のカラートナー画像とタイミングを合
わせt=転写材に転写される。引き続き、2画面目のカ
ラートナー画像とタイミングを合わせた転写材に転写さ
れる。
これ以降は、前述した複写モードの場合と同様のブiフ
セスで感光体ベル!=1.5上のトナー像を転写材に転
写、定着、排紙を行う。
上述したA−4サイズのカラー画像を連続プリントに関
するプロセスのタイミングロ−ラを第5図に示す。なお
、各手段が駆動しているときは、ハイレベルで示されて
いる。また、図中のEYl+F11.、EC1,Ell
は基準トナー像形成のために書き込まれた、いわゆる基
準バッチに応じたものであり、これを各現像Vf21Y
、21M、21c、21.gkによってDYl+D &
j l + DCl + D * +の現像タイミング
で現像し、その現像状態からトナ・−濃度、帯電電位、
露光量、現像バイアスへフィードバックされて各手段の
調整を行うことができる。
また、図中のR,、R,、R,、R,は、外部出力装置
52から出力された1画面目のイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの画像信号の出力を示し、RIZRx’
 、R3’ 、R4’は、外部出力装置52から出力さ
れた1両面目の画像信号出力に続く2画面目のイエロー
、マゼンタ、シアン、ブランクの画像信号を示し、VY
、Vつ、VC,V、はそれぞれイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックトナーの現像を行うための帯電タイミン
グを示し、E12.EM2.EC!、E、3.J5よび
ト為、゛、[−M2’ 1Ec2’ +E12’はそれ
ぞれタイミングR,,R2,R,。
R1,およびR,’、R,’ 、R,,R′、でそれぞ
れイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像信号を
レーザ書き込み系ユニット20で書き込むタイミングを
示し、この書き込みにより形成された潜像はそれぞれイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像器2]、Y
、21M、2IC,218kによって基準バッチ及び画
像形成領域を含むタイミングDY+DM+DC+DIで
顕像化される。
以上説明したプロセスは、感光体ベルト15が1回転す
る間に1色の画面を2画面分形成するので、以下、2画
面プロセスと呼称する。
なお、2画面プロセスの場合は、1画面目と2画面目と
の間を若干あけることが望まし、い。これは、転写材と
像形成体上のトナー画像とタイミングを合わせ易くする
ためである。この手段としては、プロセス制御部により
2画面目の画像データを遅延させて画像形成系Bに出方
するように制御すればよい。
また、本実施例では同じ画像データのカラー画像を2画
像形成する例を示したが、これに限られるものではなく
、1画面目と2画面目とが異なる画像データであっても
よいことはいうまでもない。
この場合、プロセス制御手段53の制御により外部出力
装[:52から出力される画像信号は、1画面目のイエ
ローの画像信号、2画面目のイエロー画像信号、1画面
目のマゼンタ画像信号・・・・2画面目のブランク画像
信号の順にレーザ書き込み系ユニット20へ出力される
(ii)A−3サイズのプリント 入力系制御部54からの画像サイズ情報(画像9イズが
A−3であるという情報)に基づいてプロセス制御手段
54は、1画面プロセスのプリント信号を外部出力装置
52および画像形成系制御部55に出力する。そしてプ
ロセス制御手段54の信号に基づいて外部出力装f15
28よび画像形成系55は、該プリント信号に基づいて
lii!ii面プロセスで画像形成を行う。
この1画面プロセスは、前述しl;複写モードの時の1
回転プロセスと同様のプロセスである。ただし、複写モ
ード時の1画面プロセスは、画像読み取り系Aから得た
画像信号をレーザ書き込み系ユーット20に入力したが
、プリントモード時の1画面プロセスは、外部人力装置
152に記憶されている画像信号をレーザ書き込み系ユ
ニット20に入力する。そして、潜像形成に関しても外
部入力装置52の画像信号に基づいて潜像形成する。
また、プリントモード時の1画面プロセスのタイミング
チャートは、画像幡は広くなるが複写モード時のタイミ
ングチャートである第3図上同様である。ただし、原稿
台ll上の原稿を画像読み取り系Aで読み取るタイミン
グを示すR,、R,、R3,R。
は、外部出力装置52から出力されたイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの画像信号を示すものであり、こ
の時の読み取り光学系の戻り時間は要らない。
以上詳述した画像形成装置にお(ブる複写モードあるい
はプリントモード時の画像形成サイズに応じた1回転プ
ロセス(1画面プロセス)あるいは2回転プロセスある
いは2画面プロセスの選択はプロセス制御手段53が行
う。そのフローチャートを第6図に示す。
画像形成をスタートボタンが押圧されると、プロセス制
御手段53は、複写モードであるか、あるいは、プリン
トモードであるかを判断する。この判断は、操作パネル
に設けられた複写モード/プリント七−ド切り替えボタ
ンによって予め選択されでおり、この切り替えボタンか
らの信号により判断する。
そして、複写モードであればプロセス制御手段53は、
オペレータによる設定や、使用する紙サイズや、画像読
み取り系Aによるサイズ検知1こより得られた画像サイ
ズ情報から画像形成を行う画像がA−3であるかを判断
する。
そして、A−3以外であればプロセス制御手段53は、
1回転プロセスで行うように画像形成系fi制御部55
に指令を出し、画像形成系制御部55]よ該指令に基づ
いて画像読み取り系Aと画像形成系Bとを同期させて前
記1回転プロセスによって画像形成を行う。
逆に、A−3であればプロセス制御手段53は、2回転
プロセスで行うように画像形成系制御部55に指令を出
し、画像形成系制御部55は該指令に基づいで画像形成
系Bを前記2回転プロセスによって画像形成を行う。
一方、プリントモードであればプロセス制御手段53は
、外部出力装置52から出力される画像サイズ情報から
画像形成を行う画像がA−4以下であるかを判断jる。
そして、A−4以下であればプロセス制御手段53は、
2画面プロセスで行うように画像形成系制御部55に指
令を出し、画像形成系制御部55は該指令に基づいて画
像形成系Bを前記2画面プロセスによって画像形成を行
う。
逆に、^−4以下でなければ前記1回転プロセスと同様
にプロセス制御手段53は、1画面プロセスで行うよう
に画像形成系制御部55に指令を出し、画像形成系制御
部55は該指令に基づいて画像形成系Bを前記1画面プ
ロセスによって画像形成を行う。
以上のように選択された複写モードの1回転プロセスと
2回転プロセスあるいはプリントモードの1画面プロセ
スと2画面プロセスは、前述した各プロセスによって画
像形成が行われる。
なお、複写モードにおいてA−3サイズ以下の転写材サ
イズにおいて上述の1回転プロセスによって画像形成を
行うようにしたが、本実施例では最大の紙サイズをA−
3として感光体ベルト15の周長を420+σinとし
t:ので、A−3の半分より小さい、例えばB−5以下
の転写材に画像形成を行う場合は、感光体ベルト15が
1回転する間に画像読み取り系Aによって2回原稿を読
み取ることができ、さらに読み取り光学系が戻ることが
でさるため、2画面プロセスによって画像形成を行って
もよい。
また、本実施例では、最大の紙サイズをA−3として、
A −3の転写材に複写モードで画像形成を行った場合
2回転で1画面を形成し、A−4の転写材にプリントモ
ードで画像形成を行った場合2画面を同時に画像形成し
たが、これに限られるものでなく、画像形成ができる最
大の大きさに応じてこれら転写材のサイズへ変化するも
のである。
また、複写モードとプリントモードとの選択は、装置本
体10に設けられた切り替えボタンにより行ってもよく
、あるいは、複写ボタンとプリントボタン(いずれも図
示せず)によって行ってもよいが、外部出力装置からの
プリント信号の時だけプリントモードとなり、装置本体
1oの操作パネル(図示せず)に設けられたボタンを抑
圧すると複写モードにより画像形成を行ってもよい。
第6図には、本発明を適用した他の実施例として転写ド
ラム形式のカラー画像形成装置を示している。なお、同
図中の数字のうち第1図を同じ数字は、前述したカラー
画像形成装置と同じ構成・機能を果すものである。
転写ドラム形式のカラー画像形成装置1(lは、感光体
ベルト15の転写部分に転写ドラム4oを当接するよう
にしたもので、その転写ドラム4oは感光体ベルト15
と同期を保って反時計方向に回転する。
転写ドラム40の外周には転写材を巻き付けた状態とし
て、巻き付けた転写材上に感光体ベルト15上に形成し
た各色毎のトナー像を転写し、転写材上で各色のトナー
像を重ね合わせた後、転写ドラム50より分離し、装置
本体10外に排出するものである。
なお、本実施例のカラー画像形成装置は、D?実施例の
カラー画像形成装置とは異なり、感光体ベルト150周
長は関係なく、転写ドラムの局長が420+σmmとな
る。
転写ドラム40の周縁部には、転写材を静電的に吸着す
るよう設けられた帯電器4011転写材を転写ドラム4
0に機械的に巻き付けるための巻き向は部材402が設
けられていて、巻き付は部材402は先端部にローラを
有していて、最初に転写材が転写ドラム40に巻き付く
時のみ当接する。また、転写ドラム40の局面には、グ
リッパ403.404が股1プられていて、同期して搬
送された転写材の先端部を保持するよう作用する。転写
器405は、感光体ベルト15上のトナー像を転写材−
トに静電的に転写する。分離除電極406と分離爪40
7は転写後の転写材を転写ドラム40より分離させる。
また、接離可能なりリーテ408は、転写材分離後の転
写ドラム40上に残留した付着トナーを除去するもので
ある。
カセット27から給紙された転写材は、同期を保ちなが
ら帯電器4旧によって帯電した転写ドラム40・〜と進
入し、巻き付は部材402で巻き付き、転写材先端がグ
リッパ403またはグリッパ403,404で保持され
て、転写部へと回転し、転写部において転写器405に
よって感光体ベルト15上に形成されたイエロートす像
を転写材上に転写する。最初の転写を終えた転写ドラム
40は回転を継続しクリーナ508によりクリーニング
されて次のトナー像を転写する。すなわち、2回転目に
はマゼンタトナー像を、3回転目にはシアントナー像を
、4回転目にはブラックトナー像を順次重ね合わせるよ
うにして転写する。4色のトナー像の転写が終えたどこ
ろで、転写材は分離除電極506で除電がなされ、分離
爪507で転写材先端の保持を解徐したうえ分離して定
着ローラ31へと搬送される。
本実施例は、前記実施例と大略同じであり、ずまわち、
第2図に示すプロセス制御手段53および画像処理手段
50に関する制御ブロック図に従い制御されるものであ
る。また、同様に第6図に示すフローチャートに従い、
プロセス制御手段53は複写モード時の1回転モードま
たは2回転モードあるいはプリントモード時の1画面プ
ロセスまたは2画面プロセスの選択を行うものである。
また、第3図ないしvg4図に示した1回転(画面)プ
ロセス、2回転プロセスおよび2画面プロセスのタイム
チャートにより、感光体ベルト15上にトナー像が形成
される。ただしこの場合、現像されたトナー像は各色ト
ナーを感光体ベルト15で重ね合わせずに、1色毎に転
写ドラム40上の転写材に転写を行う。
なお、前記冥層側では、給紙カセット27より転写材を
搬送し転写部を通過するとぎにカラートナー像を転写し
たが、本実施例では給紙カセット27から搬送された転
写材は、1回転(画面)プロセスにおいてはグリッパ4
03が転写材の先端部を保持し、2画面プロセスにおい
ては岡グリッパ403゜404がそれぞれ転写材の先端
部を保持する。また、2画面プロセスにおいては、21
m面目の先端がグリッパ404により決定されているの
で、レーザ書き込み系20によって感光体ベルト15上
に潜像形成される1画面目ど2画面目の間隔はグリッパ
403とグリッパ404の間の転写ドラム40の周長間
隔に等しいものである。
〔発明の効果〕
以上詳述しt;ように、本発明は、画像サイズに基づい
て、複写モード時では1回転プロセスあるいは2回転プ
ロセスにより画像形成を行い、プリントモード時では1
画面プロセスあるいは2画面プロセスを選択してそれぞ
れのプロセスに基づいて画像形成を行うことができるカ
ラー画像形成装置である。
その結果、本発明のカラー画像形成装置は、画像サイズ
が小さいサイズの画像形成の場合、大きいサイズの画像
サイズの画像形成より、複雑なプロセスにて画像形成を
行うカラーの画像形成において画像形成回数を増やすこ
とにより、像形成体の無駄各部分を無くし、かつ、作業
の効率化を図ることのできるという効果を奏する。また
、像形成体の周長をできるかぎり短くし、装置の小型化
軽量化を図ることができる。さらに、いずれの画像形成
モードにおいても、′!に適な画像形成回数で、かつ、
効率の良い画像形成を行うことができるという効果も奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明−寅層側としてのベルト状像形成体を
備えたカラー複写機の主要11I成を示した図。第2図
は、プロセス制御手段および画像処理手段に関する制御
ブロック図。第3図は、1回転(画面)プロセスによる
各プロセス部のタイムチャート。第4図は、2回転プロ
セスによる各プロセス部のタイムチャート、第5図は、
2画面プロセスによる各プロセス部のタイムチャート6
第6図は、1画面プロセスあるいは2画面プロセスの選
択仕のフローチャート。第7図は、本発明を適用1″!
1:前した他の寅層側として転写ドラム形式のカラー画
像形成装置を示した図。 10・・・カラー画像形成装置 12・・・キャリッジ   13・・・可動ミラーユニ
ット15・・・感光体ベルト19・・・帯電器20・・
・レーザ書き込み系ユニット 21Y、21M、2]、0.21Bk・・・現像器22
・・・転写器     40・・・転写ドラム50・・
・画像処理手段 52・・・外部出力装置53・・・プ
ロセス制御手段 54・・・入力系制御手段55・・・画像形成系制御手
段403.4.04・・・グリッパ A・・・画像読み
取り系B・・・画像形成系

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像形成するカラー画像の大きさに応じて、画像
    読み取り系による1色の画像データの読み取り走査と像
    形成体の1回転あるいは2回転とを対応させてトナー像
    形成を行い、該トナー像形成を複数回行うことにより複
    数色のトナー像を重ね合わせカラー画像を形成するよう
    に画像形成系を制御する複写モードと、 画像形成するカラー画像の大きさに応じて、外部出力装
    置から入力された1画面あるいは2画面の画像データと
    像形成体の1回転とを対応させてトナー像形成を行い、
    該トナー像形成を複数回行うことにより複数色のトナー
    像を重ね合わせカラー画像を形成するように画像形成プ
    ロセス部を制御するプリントモードと、 を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. (2)画像形成を行う画像が前記カラー画像形成装置に
    より画像形成しうる最大サイズのカラー画像のとき、前
    記複写モードにおいて、1色の画像形成に対し前記像形
    成体を2回転させることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー画像形成装置。
  3. (3)画像形成を行う画像が前記カラー画像形成装置に
    より画像形成しうる最大サイズのカラー画像でないとき
    、前記複写モードにおいて、1色のトナー像形成に対し
    前記像形成体を1回転させることを特徴とする請求項1
    記載のカラー画像形成装置。
  4. (4)画像形成を行う画像が前記カラー画 像形成装置により画像形成しうる最大サイズのカラー画
    像の半分以下のとき、前記プリントモードにおいて、2
    画面のカラー画像を前記像形成体上に形成することを特
    徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  5. (5)画像形成を行う画像が前記カラー画像形成装置に
    より画像形成しうる最大サイズのカラー画像の半分より
    大きいとき、前記プリントモードにおいて、1画面のカ
    ラー画像を前記像形成体上に形成することを特徴とする
    請求項1記載のカラー画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6204866B1 (en) 1999-03-23 2001-03-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with intermediate belt mark detection for image registration
US7405840B2 (en) 2002-11-05 2008-07-29 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Image scanning and printing device

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US6204866B1 (en) 1999-03-23 2001-03-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus with intermediate belt mark detection for image registration
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