JPH0417521Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0417521Y2 JPH0417521Y2 JP1988071084U JP7108488U JPH0417521Y2 JP H0417521 Y2 JPH0417521 Y2 JP H0417521Y2 JP 1988071084 U JP1988071084 U JP 1988071084U JP 7108488 U JP7108488 U JP 7108488U JP H0417521 Y2 JPH0417521 Y2 JP H0417521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- cup
- resin strip
- lower edge
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 29
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 27
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 27
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 12
- 101100327917 Caenorhabditis elegans chup-1 gene Proteins 0.000 description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は硬質合成樹脂をワイヤーボーンの代わ
りに用いたブラジヤーに関するものである。
りに用いたブラジヤーに関するものである。
（従来の技術）
従来ブラジヤーのカツプは、ワイヤーボーンを
用いて保形されており、該ワイヤーボーンはカツ
プ下縁の湾曲縁に沿つた形状に形成しており、こ
れがカツプ下縁の二重生地間に封入されて固定さ
れている。
用いて保形されており、該ワイヤーボーンはカツ
プ下縁の湾曲縁に沿つた形状に形成しており、こ
れがカツプ下縁の二重生地間に封入されて固定さ
れている。
（考案が解決しようとする課題）
従来のブラジヤーにおけるワイヤーボーンは金
属線条を湾曲状に形成し、これをカツプ下縁に形
成した袋状部に挿入する必要があつた。従つて金
属線条によるワイヤーボーンの製造と、カツプ下
縁の袋状部の形成と、ワイヤーボーンの挿入の工
程を要し、これがブラジヤーのコストアツプの一
因にもなつていた。また使用中ブラジヤーの生地
が破れてワイヤーボーンが飛び出す等の問題もあ
つた。
属線条を湾曲状に形成し、これをカツプ下縁に形
成した袋状部に挿入する必要があつた。従つて金
属線条によるワイヤーボーンの製造と、カツプ下
縁の袋状部の形成と、ワイヤーボーンの挿入の工
程を要し、これがブラジヤーのコストアツプの一
因にもなつていた。また使用中ブラジヤーの生地
が破れてワイヤーボーンが飛び出す等の問題もあ
つた。
本考案は従来のようなワイヤーボーンは用い
ず、弾性をもつた合成樹脂を用いることにより、
前記従来の課題を解決し得るブラジヤーを提供せ
んとするものである。
ず、弾性をもつた合成樹脂を用いることにより、
前記従来の課題を解決し得るブラジヤーを提供せ
んとするものである。
（課題を解決するための手段）
このため本考案は、カツプ下縁の湾曲縁に沿う
表裏の二重生地間に弾性をもつた硬質合成樹脂条
を配設し、該合成樹脂条により前記二重生地は接
合されており、該合成樹脂条でカツプを保形して
なるもので、これを課題解決のための手段とする
ものである。
表裏の二重生地間に弾性をもつた硬質合成樹脂条
を配設し、該合成樹脂条により前記二重生地は接
合されており、該合成樹脂条でカツプを保形して
なるもので、これを課題解決のための手段とする
ものである。
（作用）
カツプ下縁の湾曲縁に沿う表裏の二重生地間に
合成樹脂条を配設し、この状態で該合成樹脂条の
部分を二重生地と共に加熱することにより該合成
樹脂を軟化させ、該二重生地を該合成樹脂条を介
して接合すると共に、該合成樹脂条は冷却されて
硬化することにより弾性を有し、この二重生地間
にカツプ下縁の湾曲縁に沿つて固定された合成樹
脂条により、カツプの膨出形状を保形する。
合成樹脂条を配設し、この状態で該合成樹脂条の
部分を二重生地と共に加熱することにより該合成
樹脂を軟化させ、該二重生地を該合成樹脂条を介
して接合すると共に、該合成樹脂条は冷却されて
硬化することにより弾性を有し、この二重生地間
にカツプ下縁の湾曲縁に沿つて固定された合成樹
脂条により、カツプの膨出形状を保形する。
（実施例）
以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第１図及び第２図は第１実施例、第３図は第
２実施例、第４図は第３実施例、第５図及び第６
図は第４実施例を示す。
と、第１図及び第２図は第１実施例、第３図は第
２実施例、第４図は第３実施例、第５図及び第６
図は第４実施例を示す。
先ず第１図及び第２図について説明すると、１
はカツプで、本体生地２と一体の表地３及び裏地
４よりなる二重生地により形成されていて、該二
重生地間のカツプ１の下縁には、硬質化した合成
樹脂条５が該カツプ下縁の湾曲縁に沿つた形状で
配設されており、かつ該合成樹脂条５により表裏
生地３，４は接合され、これによつて該合成樹脂
条５は該表裏生地３，４間の図示位置に固定され
ると共に、弾性を有してカツプ１の膨出形状を保
形している。なお、この合成樹脂条５は形成記憶
タイプの樹脂とすることができる。
はカツプで、本体生地２と一体の表地３及び裏地
４よりなる二重生地により形成されていて、該二
重生地間のカツプ１の下縁には、硬質化した合成
樹脂条５が該カツプ下縁の湾曲縁に沿つた形状で
配設されており、かつ該合成樹脂条５により表裏
生地３，４は接合され、これによつて該合成樹脂
条５は該表裏生地３，４間の図示位置に固定され
ると共に、弾性を有してカツプ１の膨出形状を保
形している。なお、この合成樹脂条５は形成記憶
タイプの樹脂とすることができる。
次に作用を説明すると、カツプ１下縁の湾曲縁
に沿う本体生地２の表裏生地３，４間に合成樹脂
条５を配設し、この状態で該合成樹脂条５の部分
を表裏生地３，４と共に加熱することにより該合
成樹脂条５を軟化させ、この表裏生地３，４を合
成樹脂条５を介して一体に接合する。その後合成
樹脂条５を冷却すると、該樹脂条５は硬化すると
共に弾性を有するものとなり、この表裏生地３，
４間に該樹脂条５はカツプ１下縁の湾曲縁に沿つ
て固定される。また合成樹脂条５を形状記憶タイ
プのものとした場合には、常温以下の時には柔ら
かくて折り畳みの抵抗はないが、常温から着用時
の温度以上になると弾性をもつて元の形状に戻
る。
に沿う本体生地２の表裏生地３，４間に合成樹脂
条５を配設し、この状態で該合成樹脂条５の部分
を表裏生地３，４と共に加熱することにより該合
成樹脂条５を軟化させ、この表裏生地３，４を合
成樹脂条５を介して一体に接合する。その後合成
樹脂条５を冷却すると、該樹脂条５は硬化すると
共に弾性を有するものとなり、この表裏生地３，
４間に該樹脂条５はカツプ１下縁の湾曲縁に沿つ
て固定される。また合成樹脂条５を形状記憶タイ
プのものとした場合には、常温以下の時には柔ら
かくて折り畳みの抵抗はないが、常温から着用時
の温度以上になると弾性をもつて元の形状に戻
る。
第３図は他の実施例を示し、カツプ１と本体生
地２を別体としたもので、本体生地２の表裏生地
３，４間に合成樹脂条５を配設し、熱処理により
該樹脂条５を軟化させることにより該樹脂条５に
より表裏生地３，４を接合した後該樹脂条５は硬
化する。その後本体生地２のカツプ１の下縁と同
形状に形成された本体生地２の上縁部にカツプ１
の下縁を縫着してブラジヤーを形成することによ
り、該ブラジヤーのカツプ１は膨出形状が合成樹
脂条５により保持される。
地２を別体としたもので、本体生地２の表裏生地
３，４間に合成樹脂条５を配設し、熱処理により
該樹脂条５を軟化させることにより該樹脂条５に
より表裏生地３，４を接合した後該樹脂条５は硬
化する。その後本体生地２のカツプ１の下縁と同
形状に形成された本体生地２の上縁部にカツプ１
の下縁を縫着してブラジヤーを形成することによ
り、該ブラジヤーのカツプ１は膨出形状が合成樹
脂条５により保持される。
（考案の効果）
以上詳細に説明した如く本考案は、ワイヤーボ
ーンを使用することなく、二重生地間に配設され
硬質化した合成樹脂条が該二重生地を接合すると
共に、カツプ下縁の湾曲縁に沿つて固定されるこ
とにより、カツプの膨出形状を保持するようにし
たので、従来のワイヤーボーン使用の場合のよう
にボーン挿入用の袋部を形成する必要はないため
大幅にコストの低減を図ることができると共に、
長期使用によつても、従来のように生地を破つて
ワイヤーボーンが飛び出す等の問題は全くない。
ーンを使用することなく、二重生地間に配設され
硬質化した合成樹脂条が該二重生地を接合すると
共に、カツプ下縁の湾曲縁に沿つて固定されるこ
とにより、カツプの膨出形状を保持するようにし
たので、従来のワイヤーボーン使用の場合のよう
にボーン挿入用の袋部を形成する必要はないため
大幅にコストの低減を図ることができると共に、
長期使用によつても、従来のように生地を破つて
ワイヤーボーンが飛び出す等の問題は全くない。
第１図は本考案の実施例を示すブラジヤーの一
部切截正面図、第２図は第１図のＡ〜Ａ断面図、
第３図は第１図と異なる実施例の工程を説明する
正面図である。 図の主要部分の説明、１……カツプ、２……本
体生地、３……表地、４……裏地、５……合成樹
脂条。
部切截正面図、第２図は第１図のＡ〜Ａ断面図、
第３図は第１図と異なる実施例の工程を説明する
正面図である。 図の主要部分の説明、１……カツプ、２……本
体生地、３……表地、４……裏地、５……合成樹
脂条。
Claims (1)
- カツプ下縁の湾曲縁に沿う表裏の二重生地間に
弾性をもつた硬質合成樹脂条を配設し、該合成樹
脂条により前記二重生地は接合されており、該合
成樹脂条でカツプを保形してなるブラジヤー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071084U JPH0417521Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071084U JPH0417521Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01177214U JPH01177214U (ja) | 1989-12-18 |
| JPH0417521Y2 true JPH0417521Y2 (ja) | 1992-04-20 |
Family
ID=31296294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988071084U Expired JPH0417521Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0417521Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2518235Y2 (ja) * | 1990-06-24 | 1996-11-27 | 株式会社ワコール | ボーンやワイヤー付きの下着 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815441U (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-31 | 株式会社ユアサコーポレーション | 蓄電池充電装置 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988071084U patent/JPH0417521Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5815441U (ja) * | 1981-07-22 | 1983-01-31 | 株式会社ユアサコーポレーション | 蓄電池充電装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01177214U (ja) | 1989-12-18 |
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