JPH04174804A - 中空光導波路の接続方法 - Google Patents

中空光導波路の接続方法

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JPH04174804A
JPH04174804A JP2302992A JP30299290A JPH04174804A JP H04174804 A JPH04174804 A JP H04174804A JP 2302992 A JP2302992 A JP 2302992A JP 30299290 A JP30299290 A JP 30299290A JP H04174804 A JPH04174804 A JP H04174804A
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JP
Japan
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waveguide
light wave
sleeve
connection
hollow optical
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Application number
JP2302992A
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English (en)
Inventor
Kenichi Morosawa
諸沢 健一
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は光エネルギを伝送する中空光導波路の接続方法
に係り、特に長尺な中空光導波路を容易に製作すること
ができる方法に間する。
[従来の技術] 波長10.6μ市の炭酸ガスレーザ光は、発振効率が高
く、数ワットから数十キロワットまでの出力が安定に得
られるため、穿孔、切断、マーキング、あるいは溶接な
どの工業加工分野に広く使われている。炭酸ガスレーザ
光の伝送方法としては金属ミラーにより反射させて光軸
を曲げる空間伝搬方式が一般的である。
しかし、加工対象が二次元的なものから三次元的になる
につれて、金属ミラーの制御が複雑になり、実用上の問
題となっている。この空間伝搬方式の欠点を改善するた
めにレーザ光の光路を自由に曲げることができる光導波
路が研究されてきている。石英系ファイバでは損失が大
きいため炭酸ガスレーザ光を伝送することができない。
このため、導波路としては主にカルコゲナイド等を用い
る赤外ファイバ形と、空気を媒体とする中空先導波路形
とが検討されている。この内、カルコゲナイド等を中実
材料に用いた赤外ファイバでは、レーザ光を入射させた
際に、ファイバ端面での反射が大きく、入射部での集中
的な発熱を生じる。これに対し、空気をコアとする中空
光導波路の場合は、入射部での反射がほとんどなく、大
パワ伝送に適している。特に、誘電体を内装した金属中
空光導波路は、金属バイブの内側に誘電体をコートする
ことにより内壁での反射率を高めたもので、低損失導波
路として最も有望である。現在までに最外殻となるニッ
ケルバイブの内面にゲルマニウム及び錫を内装した導波
路が開発され、長さ1m、内径!、5mmで透過率90
%、最大伝送容t1キロワット、長さ1m、内径2.0
mmで透過率93%を達成しでいる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、長さ1mの中空光導波路では、これを三
次元加工に適用しても十分な作業範囲をカバーすること
ができない。特に工業加工に使用する場合は、導波路長
が長いことが必要である。
そこで、中空光導波路同士の接続が検討され、導波路の
長尺化が図られた。接続方法としては導波路の端面をス
テンレスなとの金属円筒スリーブ内で突き合わせる方法
が検討された。この方法はスリーブと導波路とを接着剤
やハンダ付けなどにより機械的に固定する必要がある。
しかし、接着剤を用いると十分な強度が得られず、また
、ハンダ付けなどの高温処理を行うと導波路内の光学薄
膜が破損したり、高温処理部の金属が脆くなるなどの問
題があった。
本発明の目的は、スリーブ材料と接続固定手段を中空光
導波路の材料に合せることによって、前述した従来技術
の問題点を解消し、低損失で十分な機械的強度をもつ長
尺な中空光導波路の接続方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、誘電体内装金属中空光導波路同士を接続する
に際して、この導波路の最外殻を形成している金属材料
と同じ材料を用いて、前記導波路の外径よりもわずかに
大きな内径を有する接続スリーブを形成し、この接続ス
リーブの両端から前記導波路を挿入してその端面を突き
合わせ、その後、接続スリーブを含む接続部の外周に前
記金属すオ科と同じ材料からなる金属層をめっきなどに
より十分な厚さに形成して導波路同士を一体接続するよ
うにしたものである。
この場合、前記導波路の最外殻及び接続スリーブの材質
をニッケルとし、ニッケルめっきにより接続部を一体化
することが好ましい。
[作用コ 現在使用されている中空先導波路では、ゲルマニウム内
装銀中空光導波路が最も優れた伝送特性を有している。
この導波路は、機械強度を保持する最外殻がニッケルめ
っきによって形成されている。そこで、接続スリーブも
ニッケルめっきによって形成し、このスリーブ内で導波
路の端面を突き合わせる。その後、この接続部にニッケ
ルめっきを施し、十分な厚さのニッケル層を形成して、
固定、補強する。めっきを施す下地が同じニッケルであ
るため接続部は完全に一体化する。ニッケルに限らず、
導波路の最外殻、接続スリーブ、及び補強層をめっき可
能な同一金属材料を用いて形成すれば、一体化された接
続部を得ることができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
実施例1 第1図は実施例1による中空光導波路1.2の接続工程
を示したものである。内径2.0mm。
長さ1mのゲルマニウム内装銀中空光導波路1.2同士
を接続する場合を説明する。
まず、外径2.3mmのアルミニウムバイブ3を母材に
用いてその外周上に厚さ0.1mmのニッケルめっき4
を施しく第1図(a))、アルミニウムバイブ3のみを
選択エツチングして内径2.3mm、外径2.5mmの
接続スリーブ5を作製する(第1図(b))。ここで中
空光導波路1.2を作製する際に、最外殻のニッケル層
6の厚さを制御して0.145mmとし、導波路の外径
を2.29mmに制御する。接続する導波路1.2と接
続スリーブ5とのクリアランスを10μm前後にすると
軸ずれの少ない低損失な接続がスムーズにてきる。接続
スリーブ5の長さは30mmである。
次に、接続スリーブ5のほぼ中央で導波路1.2の端面
9(第1図(e)参照)同士が突き合されるように挿入
する(第1図(C))。しかる後に、スリーブ5を含む
導波路1.2の外周、即ち長さ10cmに渡る接続部に
補強用のニッケルめつき7を電気めフき法により施す(
第1図(d))。この補強ニッケルめっき7の厚さは0
.1mm以上にする。
以上の方法で長さ2mの接続中空光導波路8が作製でき
た。その断面を第1図(e)に示す。この導波路8の透
過率は92%となり、第2図に示したように、接続部を
含む50cmの試験片10を作製して引張り試験を行っ
たところ、引張り加重150kgで接続部から15cm
離れたところから破断し、接続部は壊れなかった。
実施例2 第3図は実施例2による接続中空光導波路の断面図であ
る。
この接続中空光導波路38は、ゲルマニウム内装銀中空
光導波路31.32の内径を2.0mm、外径を2.0
9mmとし、接続スリーブ35の内径を2.1mm、外
径を2.2mmに形成して、接続スリーブ35内で導波
路の端面39を突き合わせた後に、接続部のみてなく導
波路全体に厚さ0.1mmの光沢ニッケルめつきN37
を形成する。光沢めっきの平滑化作用によって接続部の
段差が埋め込まれ、外見上接続段差のない2mの接続中
空光導波路38が作製できた。この導波路38は水冷の
ためのジャケットに挿入しても流量を制限する段差ない
しコブがなく、十分な量の冷却水を流すことができる。
以上述べたように本実施例1.2は、中空光導波路を接
続する金属スリーブと被接続用の中空光導波路とを同じ
材料で作製し、スリーブ内で導波路の端面を突き合わせ
た後に、その部分に導波路及びスリーブと同じ金属材料
をめっきによって十分な厚さに形成し、一体止して補強
したものである。したがフて、従来のように導波路の端
面をステンレスなどの金属円筒スリーブ内で突き合わせ
て、スリーブと導波路とを機械的に固定するものと異な
り、接着剤等を用いる必要がないため十分な強度が得ら
れ、また、ハンダ付けなどの高温処理を行う必要もない
ので、導波路内の光学薄膜が破損したり、高温処理部の
金属が脆くなるなどの問題もなくなる。その結果、従来
に比して低損失で十分な機械的強度をもつ長尺な接続中
空先導波路を得ることが可能である。
なお、本発明は1つの接続スリーブを使って2本の中空
光導波路を接続する場合のみならず、2つ以上の接続ス
リーブを使って何本もの中空光導波路を接続することも
可能で、より一層長い中空先導波路を得ることができる
ことは言うまでもない。しかも、このように何本もの中
空光導波路を接続する場合であっても、接続損失がほと
んどないので、接続損失によって中空光導波路全体の伝
送効率が悪くなることがなく、特に三次元ロボットに取
り付けられる導波路に使うと、本発明は極めて有効であ
る。
また、上記実施例では内装する誘電体及び金属をゲルマ
ニウム及び銀としたが、例えば誘電体にあってはセレン
化亜鉛、金属にあっては金などでもよく、さらに最外殻
となる補強用金属層もニッケル以外の金属であってもよ
い。
[発明の効果コ 以上述べたように、本発明によれは、光エネルギを伝送
する中空光導波路の低損失で十分な機械強度をもった接
続が可能となる。これによって中空導波路の長尺化が容
易となる。
しかも同一の金属材料を用いて一体化しているため、冷
却効率も良く、温度上昇による熱歪の影響も均一で、大
パワ伝送下での信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による中空光導波路の接続方法の実施例
を説明する工程図、第2図は本実施例により形成した接
続中空光導波路の引張り試験の結果説明図、第3図は本
発明の他の実施例により作製した中空光導波路の接続部
の断面図である。 1.2・・・ゲルマニウム内装銀中空光導波路、4・・
・ニッケルめっき、5・・・接続スリーブ、6・・・二
・ンケル層、7・・・補強ニッケルめっき、8・・・接
続中空光導波路、9・・・端面。 (a)  ニッケルめっき (e)断面 本実施例による接続−[程 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体内装金属中空光導波路同士を接続するに際
    して、 この導波路の最外殻を形成している金属材料と同じ材料
    を用いて前記導波路の外径よりもわずかに大きな内径を
    有する接続スリーブを形成し、この接続スリーブの両端
    から前記導波路を挿入してその端面を突き合わせ、 その後、接続スリーブを含む接続部の外周に前記金属材
    料と同じ材料からなる金属層を形成して導波路同士を接
    続したことを特徴とする中空光導波路の接続方法。
  2. (2)前記導波路の最外殻及び接続スリーブの材料をニ
    ッケルとし、ニッケルめっきにより接続部を一体化した
    ことを特徴とする請求項1に記載の中空光導波路の接続
    方法。
JP2302992A 1990-11-08 1990-11-08 中空光導波路の接続方法 Pending JPH04174804A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002241983A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Hikari Tekku Kk スリ−ブの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002241983A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Hikari Tekku Kk スリ−ブの製造方法

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