JPH04174784A - ポリエステル布帛の柄付与方法 - Google Patents

ポリエステル布帛の柄付与方法

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JPH04174784A
JPH04174784A JP2299793A JP29979390A JPH04174784A JP H04174784 A JPH04174784 A JP H04174784A JP 2299793 A JP2299793 A JP 2299793A JP 29979390 A JP29979390 A JP 29979390A JP H04174784 A JPH04174784 A JP H04174784A
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JP
Japan
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pattern
irradiation
fabric
polyester
laser beams
Prior art date
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Pending
Application number
JP2299793A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsushige Uchikawa
哲茂 内川
Shigenobu Kobayashi
小林 重信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリエステル布帛の柄付与方法に関し、さら
に、詳しくは、紫外線パルスレーザ−の照射を部分的に
行うにうにして柄を付与する方法に関づ−るものである
[従来技術] 従来より、布帛に柄を付与する方法としては、スクリー
ン捺染、ローラー捺染などのプリン1へや、カレンダー
ローラーにより部分的に熱処理を施した布帛を染色し濃
淡を付与し柄を出す方法などが行われてきた。しかしな
がら、これらの方法では、いずれも極めて微細な柄を付
与するには限界があった。一方、ポリエステル布帛に深
みのある色相を与えようとする試みの1つとして、例え
ば、プラズマ処理により表面を活性化させて色相を改良
する方法が提案されている。該プラズマ処理の方法を柄
付与に応用して部分的にプラズマ処理を行えばポリエス
テル布帛に柄を付与することは可能である。しかし、こ
の方法でも鮮明で、か゛)微細な柄を出すことは出来ず
、また、該プラズマ加工による方法では染色部分が摩擦
耐久性に欠点があり実用化され−Cいない。
[発明の目的] 本発明の目的は、従来のかかる問題点を解決し、紫外線
パルスレーザ−の照射により深色性が著しく改善される
ことを利用し、その濃淡差による繊細な柄を付与する方
法を提案覆ることにある。
[発明の構成1 本発明は、ポリエステルm@tからなるイ5帛表面に3
80nm以下の波長を有する紫外線パルスレー11−を
照射する際に、該照射表面の一部を遮蔽部Hにより覆う
ことにより該紫外線バルスレーリ“−の照射が部分的に
行われるようにして柄を付与することを特徴どするポリ
エステル布帛の柄イ」与力法にある。
本発明に使用°リ−るポリエステル繊維とは、■ヂレン
グリ=1−ル、1〜リメヂレングリコール、1.4−ブ
タンジオール、テlヘラメヂ1ノングリ]−ルなどのグ
リコール成分どテ1ノフタール酸、イソフタール酸、マ
ロン酸、コハク酸など゛のジカルボン酸成分との重縮合
体、グリコール成分またはジカルボン酸成分の一部とし
て、他の第3成分を共重合させたポリエステル共重合体
、あるいはこれらポリエステル重合体と他の重合体との
ブ1ノンドからなる繊維などである。さらに、繊組形成
後のアルカリ減量処理などの微多孔が発現J−るにうに
段目された微多孔形成剤含有のbのも含まれる。
なお、かかるポリエステル繊維には必要に応じて任意の
添加剤、例えば、触媒9着色防止剤、耐熱剤、難燃剤、
酸化防止剤、無機微粒子などが含まれでいてもよい。
本発明においては、ポリエステル繊維には必要に応じて
、綿、羊毛等の天然m雑、レーヨIン、アセテ−1へな
どの再生繊維、及びポリエステル以外の合成繊維との混
紡、交織、交編などにより使用されていても構わない1
3かかるポリエステル繊維は公知の方法により織物2編
物等の布帛に加工される。なお、該ポリエステル布帛は
アルカリ減量処理が行われたものであっても構わない。
本発明は柄を付与する方法であるため、微細な柄をイ」
与する点で平織物や、カレンダー加工を施した布帛や、
高密度織物などの表面がより平滑な布帛が好ましく使用
される。
本発明の方法に使用する紫外線レーリ“−光とは150
〜380nmの波長を有するものであり、Fe X。
Xe CL、Kr F、Ar Fなどのレーザー光の他
、銅蒸気1ノー’7−、YAGレーリ”−などによる高
調波レーデ−光を使用することができる。3該レーザー
光ににり該ポリエステル布帛の表面を処理する際のレー
ザー光の照射方法には特に限定はなく、照(ト)は空気
中、不活性ガス中、加圧下、又は真空中のいずれにおい
ても行うことが可能である。
該照射に際しての温度は、常温から i o o ’c
の範囲内で使用することが望ましい。照則条f1どじ−
で重要なことは、照射フルエンス及び照射ショツト数で
ある。該照mフルエンスは、本発明では、5〜500 
mJ / crA /パルスの範囲内で使用されるが、
特に 7〜150 mJ / cri/パルスの範囲内
で使用することが好ましい。改質の程度に応じ−C7〜
150mJ/cm/パルスの範囲外で行うこともでさる
ことは勿論である。また、該照射ショク1〜数は、1〜
・10シヨツl〜数が、好ましくは1へ・5シヨツ1〜
数の範囲が使用される。但し、照射フルエンスが高ずぎ
たり、シコン[〜数が多づぎるとレーザー照射による繊
維表面の変化が大きすぎて必ずしも色の深みが向上する
とは限らない。また、たとえ色の深みが向−トしても耐
久性が不足し本発明の目的を達成することができない。
また、高フルエンスでの照mの場合には凸レンズにより
レーリ”−光線を集束させる必要があり、広い面積の照
射を行うには装置が複雑になるなどの実用面では問題が
ある。
レートグー光としては、熱の影響を出来るかぎり押除す
るという点からエキシマレーザ−を使用−リ−るものが
望ましい。
本発明方法に使用する遮蔽部月としては、紫外線パルス
レーザ−の照射を遮るものであれば特に制限はないが、
ステンレス板などによりマスク覆るものや、樹脂で部分
的に被覆するものが例示される。
[実施例] 実施例において、本発明の性能評価、1なわち柄の鮮明
性については以下に示す深色性の測定を行い、照射部と
未照射部のコン1−ラス1−で評価を行った。
(深色性の測定) 深色性を示す尺度としては、深色度(K/S)を用いた
。、この値は500nlllにおける反射率をRとする
と、以下のにうに示される(Kul)clka −Mu
nk)の式から求めることができる。
K/S= (1−R) 2/2R この値が大きいほど深色効果が大さいことを示’l−。
測定は、マクベス・カラーアイ(M acbeth■C
o1or −F Y E ) −EデルM−2020P
 l−を使用して行った。測定面積は3 x B mm
の短形で行っlこ1゜(摩擦耐久性) 人間の爪で5・〜10回擦ったどさ、柄の状態で評価し
た。
実施例1〜・0 ポリエステルフィラメント糸(75De / 36f 
i Is)を用い、平織りの布を製織し、常法により糊
抜き・精練を行っIc 。
15jられた織物を通常の方法でヒー1へレッ1〜し、
下記条イ′l下で染色・還元洗浄を行い、ついで水洗後
、乾燥した。
染  色 D ia旧x B 1ack  B G F S(三菱
化成工業■製品)12%owf [) 1sper V G (明成化学工業昨製品)    0.54?/L酢  
酸                    0.39
 / L浴  比                 
   1 : 20染色温度・時間     130℃
 40m1n。
還元洗浄 N a Ol−11g/ l− ハイトリサルファイド     2g/LアミラジンD
(花王製)     2 g/l−浴  比     
                 1 ; 20染色
湿度・時間      80℃ 20m1n。
次いで、ラムダ・フィシツク社製 EMG201MSC
エキシマレーザ−発生装置を使用し、ガスにKr F 
(発信波長248nm )を、遮蔽材料としては、柄を
持つフォ1へエツヂング用ステンレス板(厚さ0.1m
m)を用い、繰り返し周波数が11月l、フルエンスは
10 mJ / cMから 150mJ/cfflの範
囲、パルス幅は半値輔で20nsの条件でレーザー原則
を行った。
このようにして得られた織物を、スコアL1−ル#40
0(非イオン活性剤、花王製) 1 z/l−を含む8
0°Cの浴中で洗浄()、次いで水洗後、乾燥して1十
−七 け゛た 。
織物評価の結果を第1表に示”リー8第1表において、
深色性(K/S)は1ノーリアー光に照射された部分の
測定値であって、シー1F−光が照射されなかった部分
と比較して深色化され柄を形成することが出来た1゜ レーザ“−光が照射された部分どレーザ”−光が照射さ
れていない部分との深色性の差を柄の鮮明性(Δに/S
 )どして第1表に示した1、又、該フAl〜エツチン
グ用ステンレス板には、約0.2mmの「1−」で柄模
様を形成した部分も含まれていたが、この様な細い線も
布帛の表面上で鮮明な柄として得ることができた。
比較例1どして、実施例と同様な条件で染色を行ったの
みでレーザー光ににる照射を行わない染め上がり布帛に
ついての試験結果を第1表に(jt ばて示す。比較例
2では、実施例1と同様に染色加■を行い、レーザー光
による照射を行った染め上がり布帛を得た。この布帛の
試験結果を第1表に併せて示す。
第1表 [発明の効果コ 本発明方法により得られるポリエステルl1iI布帛の
色相の深みが、該遮蔽部材により紫外線パルスレーザ−
の照射を遮った部分とそうでない部分とでは著しく差が
あり、このため深色の程度により柄模様を付与すること
が可能になり、しかも該紫外線パルスレーザ−の照射の
遮蔽は決め細かく行っても照射の効果が著しいため濃淡
柄の付与が可能となり従来にない柄を布帛に付与するこ
とができる。
特許出願人 帝 人 株 式 会 社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリエステル繊維からなる布帛表面に380nm
    以下の波長を有する紫外線パルスレーザーを照射する際
    に、該照射表面の一部を遮蔽部材により覆うことにより
    該紫外線パルスレーザーの照射が部分的に行われるよう
    にして柄を付与することを特徴とするポリエステル布帛
    の柄付与方法。
JP2299793A 1990-11-07 1990-11-07 ポリエステル布帛の柄付与方法 Pending JPH04174784A (ja)

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