JPH04173521A - 缶詰等の容器に窒素ガスを封入する方法 - Google Patents
缶詰等の容器に窒素ガスを封入する方法Info
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- JPH04173521A JPH04173521A JP28781190A JP28781190A JPH04173521A JP H04173521 A JPH04173521 A JP H04173521A JP 28781190 A JP28781190 A JP 28781190A JP 28781190 A JP28781190 A JP 28781190A JP H04173521 A JPH04173521 A JP H04173521A
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- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 74
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Landscapes
- Vacuum Packaging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、缶詰等の容器内に窒素ガスを封入する方法に
関するものである。
関するものである。
従来より、薄肉の金属缶あるいは合成樹脂製の容器に内
容物と共に窒素ガスを封入する方法が行われている。こ
れは、内容物の酸化防止と共に、薄肉であるかために、
ヘコミ、ツブレ等の缶の変形防止を図るため、窒素ガス
を封入して内圧を高め、缶の強度不足を補うことを目的
としている。
容物と共に窒素ガスを封入する方法が行われている。こ
れは、内容物の酸化防止と共に、薄肉であるかために、
ヘコミ、ツブレ等の缶の変形防止を図るため、窒素ガス
を封入して内圧を高め、缶の強度不足を補うことを目的
としている。
これにより、ビール、炭酸飲料あるいは固形物以外の、
例えば、コーヒー、ジュース等の非炭酸飲料や流動食品
等であっても、比較的薄肉の容器の使用か可能になる利
益をもたらす。
例えば、コーヒー、ジュース等の非炭酸飲料や流動食品
等であっても、比較的薄肉の容器の使用か可能になる利
益をもたらす。
この窒素カス封入方法は、缶内の内圧を高めることを主
目的とすることから、一般には、液体窒素か気化する際
の膨張を利用する。即ち、製品の内蔵された容器に液体
窒素を滴下した後に密封し、液体窒素の気化による圧力
上昇によって缶の内圧を高めるものであり、従来提案さ
れている液体窒素の充填方法としては、液体窒素を電磁
弁等の制御手段により適量滴下するか、被充填容器の流
れに対し、連続的に液体窒素を流下させる方法によって
いる。
目的とすることから、一般には、液体窒素か気化する際
の膨張を利用する。即ち、製品の内蔵された容器に液体
窒素を滴下した後に密封し、液体窒素の気化による圧力
上昇によって缶の内圧を高めるものであり、従来提案さ
れている液体窒素の充填方法としては、液体窒素を電磁
弁等の制御手段により適量滴下するか、被充填容器の流
れに対し、連続的に液体窒素を流下させる方法によって
いる。
上記したように、従来方法は、液体窒素の滴下を制御し
、コないし数滴を缶内に充填するか、又は連続的に移動
する被充填容器に糸状に液体窒素を流下して所望量を充
填する方法であるが、それぞれに以下に述べる如く不都
合な点がある。
、コないし数滴を缶内に充填するか、又は連続的に移動
する被充填容器に糸状に液体窒素を流下して所望量を充
填する方法であるが、それぞれに以下に述べる如く不都
合な点がある。
まず前者の滴下装置を利用する方法によると、大量の製
品を処理する場合、例えば電磁弁の開閉速度か早く、頻
度か極めて多いため、制御か困難である。又、液体窒素
は、沸点が一196℃の極低温液化ガスのため、液滴状
で充填するためには適冷状態にすることか望ましく、装
置が複雑化する。しかも、例えばコンベアーによって比
較的早く移動する被充填容器に充填するため、充填量に
過不足が生し易く、所望の内圧が得られながったり、高
圧になり過ぎ、製品の歩留り悪化をもたらす。
品を処理する場合、例えば電磁弁の開閉速度か早く、頻
度か極めて多いため、制御か困難である。又、液体窒素
は、沸点が一196℃の極低温液化ガスのため、液滴状
で充填するためには適冷状態にすることか望ましく、装
置が複雑化する。しかも、例えばコンベアーによって比
較的早く移動する被充填容器に充填するため、充填量に
過不足が生し易く、所望の内圧が得られながったり、高
圧になり過ぎ、製品の歩留り悪化をもたらす。
後者の流下装置による方法は、前者の液体窒素滴下制御
手段を除去し、装置の複雑化を改善できるが、充填量の
過不足の問題は満足できない不都合がある。
手段を除去し、装置の複雑化を改善できるが、充填量の
過不足の問題は満足できない不都合がある。
しかも従来方法の共通した欠点としては、液体窒素が充
填された直後に密封されるため(容器内圧を高める目的
からすれば、液体窒素は密封液気化されることが望まし
い)残存空気の置換が充分てない。このため窒素ガスを
封入することにより、内蔵される製品の酸化防止効果か
4′減されることになる。
填された直後に密封されるため(容器内圧を高める目的
からすれば、液体窒素は密封液気化されることが望まし
い)残存空気の置換が充分てない。このため窒素ガスを
封入することにより、内蔵される製品の酸化防止効果か
4′減されることになる。
本発明は上記したような欠点、不都合を除去し、過不足
なく窒素ガスが封入できると共に、充分なガス置換がで
き、品質の向上と製品歩留りの向上を図ることを目的と
したもので、内容物が充填された容器を、液体窒素が噴
霧され、低温窒素ガス雰囲気とされた断熱トンネルの入
口端から出口端へ移送する過程で窒素ガスの置換と封入
を行った後、密封処理することを特徴としたものである
。
なく窒素ガスが封入できると共に、充分なガス置換がで
き、品質の向上と製品歩留りの向上を図ることを目的と
したもので、内容物が充填された容器を、液体窒素が噴
霧され、低温窒素ガス雰囲気とされた断熱トンネルの入
口端から出口端へ移送する過程で窒素ガスの置換と封入
を行った後、密封処理することを特徴としたものである
。
本発明は、上記したように、液体窒素を直接缶内に充填
するものではなく、液体窒素が噴霧された低温窒素カス
雰囲気の断熱トンネル内を缶体を移送し、該移送過程で
窒素ガスの置換と封入を行うものであるから、封入ガス
量に過不足はない。
するものではなく、液体窒素が噴霧された低温窒素カス
雰囲気の断熱トンネル内を缶体を移送し、該移送過程で
窒素ガスの置換と封入を行うものであるから、封入ガス
量に過不足はない。
従って断熱トンネル内の温度を制御することによって封
入後の缶内圧にバラツキかなく製品歩留りか向上する。
入後の缶内圧にバラツキかなく製品歩留りか向上する。
又、窒素ガスの置換が充分行えるのて製品の品質向上が
期待てきる。
期待てきる。
以下に本発明の詳細な説明するが、図は本発明方法に使
用される窒素ガス封入装置の一例を示したものである。
用される窒素ガス封入装置の一例を示したものである。
図において、1は断熱トンネル、2は溝状の間隔部3を
もった底部、4は断熱トンネル1の側壁に延伸されたス
カート部である。
もった底部、4は断熱トンネル1の側壁に延伸されたス
カート部である。
又、5は断熱トンネル内に設けられた仕切板、6はガス
循環ファン、7は温度センサー、8は該センサー7と連
結された温度コントローラである。
循環ファン、7は温度センサー、8は該センサー7と連
結された温度コントローラである。
9は貯槽(図示せず)より液体窒素を供給する導管であ
り、その先端部には噴霧ノズル1oが設けられると共に
途次に電磁弁11が設けられ、該弁11が前記温度コン
トローラ8の指示により開閉する。12は断熱トンネル
底部2と適宜の間隔をもって設けられたベルトコンベア
であり、該コンベア12状の缶体Aは断熱トンネル入口
端13より出口端14に連続的に移送される。なお15
は断熱トンネル出口端14に設けられたキャッパ−であ
る。
り、その先端部には噴霧ノズル1oが設けられると共に
途次に電磁弁11が設けられ、該弁11が前記温度コン
トローラ8の指示により開閉する。12は断熱トンネル
底部2と適宜の間隔をもって設けられたベルトコンベア
であり、該コンベア12状の缶体Aは断熱トンネル入口
端13より出口端14に連続的に移送される。なお15
は断熱トンネル出口端14に設けられたキャッパ−であ
る。
以上の如き封入装置において、導管9より液体窒素(L
N2 )が供給され、噴霧ノズル1.0を介して断熱ト
ンネル1内に噴霧される。噴霧された液体窒素は気化し
、低温の窒素ガス(N2)となってファン6により仕切
板5を介して断熱トンネル1内を循環し、冷却する。断
熱トンネル1内が所望温度、例えば−170℃以下に冷
却されたら、コンベア12を駆動させ、該コンベア12
状に直列上に載せられた缶体Aを入口端13より断熱ト
ンネル]内に移送する。
N2 )が供給され、噴霧ノズル1.0を介して断熱ト
ンネル1内に噴霧される。噴霧された液体窒素は気化し
、低温の窒素ガス(N2)となってファン6により仕切
板5を介して断熱トンネル1内を循環し、冷却する。断
熱トンネル1内が所望温度、例えば−170℃以下に冷
却されたら、コンベア12を駆動させ、該コンベア12
状に直列上に載せられた缶体Aを入口端13より断熱ト
ンネル]内に移送する。
断熱トンネル]内に移送された缶体Aは、前工程におい
て常法により製品か充填された開封状態のものであり、
缶内空間部が断熱トンネル1内の低温窒素ガス雰囲気に
さらされつつ該トンネル1内を移動する。その過程で缶
体空間部の残存空気が窒素ガスとほぼ完全に置換される
と共に冷却され、出口端14近傍に至って缶体空間部は
トンネル1内の雰囲気とほぼ同様となる。このように処
理された容器Aは、次いでキャッパ=15により密栓さ
れる。
て常法により製品か充填された開封状態のものであり、
缶内空間部が断熱トンネル1内の低温窒素ガス雰囲気に
さらされつつ該トンネル1内を移動する。その過程で缶
体空間部の残存空気が窒素ガスとほぼ完全に置換される
と共に冷却され、出口端14近傍に至って缶体空間部は
トンネル1内の雰囲気とほぼ同様となる。このように処
理された容器Aは、次いでキャッパ=15により密栓さ
れる。
このようにして得られた缶詰は、放置又は加温により児
温になると封入低温窒素ガスも膨張し、例えば封入低温
窒素カスの温度が一170℃の場合+20℃に加温され
ると缶内圧力は約1. 8kg/ cjt Gとなる。
温になると封入低温窒素ガスも膨張し、例えば封入低温
窒素カスの温度が一170℃の場合+20℃に加温され
ると缶内圧力は約1. 8kg/ cjt Gとなる。
通常この目的で望まれる管内圧力は0.5〜2.5kg
/c♂Gであるがら、本発明方法によって所望の缶内圧
の得られることが理解できよう。
/c♂Gであるがら、本発明方法によって所望の缶内圧
の得られることが理解できよう。
なお上記実施例においては、缶体Aを単列状としである
か、複列状とすること、断熱トンネル内の窒素ガス雰囲
気の構成手段、あるいは密封手段等は任意である。さら
に、底部2を設けずに開口させておいてもよい。
か、複列状とすること、断熱トンネル内の窒素ガス雰囲
気の構成手段、あるいは密封手段等は任意である。さら
に、底部2を設けずに開口させておいてもよい。
以上の説明で明らがなように、本発明方法は、低温窒素
ガス雰囲気下で処理して、容器に窒素ガスを封入するも
のであるから、従来法の如く、封入ガス量に過不足が生
ずる等の不都合が解消できる。従って、製品歩留りと品
質向上が期待できる。
ガス雰囲気下で処理して、容器に窒素ガスを封入するも
のであるから、従来法の如く、封入ガス量に過不足が生
ずる等の不都合が解消できる。従って、製品歩留りと品
質向上が期待できる。
又、窒素カスの置換を充分に行なうことか可能なので内
蔵製品の酸化防止効果が向上する。更には、窒素ガス雰
囲気温度を一定に保持するのみて所望の効果か得られる
ので操作が容易である。
蔵製品の酸化防止効果が向上する。更には、窒素ガス雰
囲気温度を一定に保持するのみて所望の効果か得られる
ので操作が容易である。
第1図は、本発明方法を実施する窒素ガス封入装置の一
例を示す断面図、第2図は第1図の■−■断面図である
。 1・・・断熱トンネル 4・・スカート部 6・1
、ガス循環ファン 7・・・温度センサー 8・温
度コントローラ 10・・噴霧ノズル ]2ベルト
コンヘア 15・・キャッパ−A・缶体
例を示す断面図、第2図は第1図の■−■断面図である
。 1・・・断熱トンネル 4・・スカート部 6・1
、ガス循環ファン 7・・・温度センサー 8・温
度コントローラ 10・・噴霧ノズル ]2ベルト
コンヘア 15・・キャッパ−A・缶体
Claims (1)
- 1、内容物が充填された容器を、液体窒素が噴霧され、
低温窒素ガス雰囲気とされた断熱トンネルの入口端から
出口端へ移送する過程で窒素ガスの置換と封入を行った
後、密封処理することを特徴とする缶詰等の容器に窒素
ガスを封入する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28781190A JPH04173521A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 缶詰等の容器に窒素ガスを封入する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28781190A JPH04173521A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 缶詰等の容器に窒素ガスを封入する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04173521A true JPH04173521A (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=17722065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28781190A Pending JPH04173521A (ja) | 1990-10-25 | 1990-10-25 | 缶詰等の容器に窒素ガスを封入する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04173521A (ja) |
-
1990
- 1990-10-25 JP JP28781190A patent/JPH04173521A/ja active Pending
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