JPS5999198A - 低温液化ガス滴下装置 - Google Patents

低温液化ガス滴下装置

Info

Publication number
JPS5999198A
JPS5999198A JP57208834A JP20883482A JPS5999198A JP S5999198 A JPS5999198 A JP S5999198A JP 57208834 A JP57208834 A JP 57208834A JP 20883482 A JP20883482 A JP 20883482A JP S5999198 A JPS5999198 A JP S5999198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
gas
storage tank
dripping
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57208834A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0543573B2 (ja
Inventor
Fumio Muto
武藤 文男
Atsushi Watanabe
淳 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Oxygen Co Ltd, Nippon Sanso Corp filed Critical Japan Oxygen Co Ltd
Priority to JP57208834A priority Critical patent/JPS5999198A/ja
Publication of JPS5999198A publication Critical patent/JPS5999198A/ja
Publication of JPH0543573B2 publication Critical patent/JPH0543573B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C9/00Methods or apparatus for discharging liquefied or solidified gases from vessels not under pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2201/00Vessel construction, in particular geometry, arrangement or size
    • F17C2201/01Shape
    • F17C2201/0104Shape cylindrical
    • F17C2201/0109Shape cylindrical with exteriorly curved end-piece
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2205/00Vessel construction, in particular mounting arrangements, attachments or identifications means
    • F17C2205/01Mounting arrangements
    • F17C2205/0153Details of mounting arrangements
    • F17C2205/018Supporting feet
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2205/00Vessel construction, in particular mounting arrangements, attachments or identifications means
    • F17C2205/03Fluid connections, filters, valves, closure means or other attachments
    • F17C2205/0302Fittings, valves, filters, or components in connection with the gas storage device
    • F17C2205/0323Valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2223/00Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel
    • F17C2223/01Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel characterised by the phase
    • F17C2223/0146Two-phase
    • F17C2223/0153Liquefied gas, e.g. LPG, GPL
    • F17C2223/0161Liquefied gas, e.g. LPG, GPL cryogenic, e.g. LNG, GNL, PLNG
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F17STORING OR DISTRIBUTING GASES OR LIQUIDS
    • F17CVESSELS FOR CONTAINING OR STORING COMPRESSED, LIQUEFIED OR SOLIDIFIED GASES; FIXED-CAPACITY GAS-HOLDERS; FILLING VESSELS WITH, OR DISCHARGING FROM VESSELS, COMPRESSED, LIQUEFIED, OR SOLIDIFIED GASES
    • F17C2223/00Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel
    • F17C2223/04Handled fluid before transfer, i.e. state of fluid when stored in the vessel or before transfer from the vessel characterised by other properties of handled fluid before transfer
    • F17C2223/042Localisation of the removal point
    • F17C2223/046Localisation of the removal point in the liquid
    • F17C2223/047Localisation of the removal point in the liquid with a dip tube

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vacuum Packaging (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体望素の如き低沸点の低温液化ガスを、気化
量を少くして液体状態を保持して滴下個所に供給するこ
とを可能とした低温液化ガス滴下装置に関するものであ
る。
近年缶入シ飲料においては省資源化の観点から、飲料保
液用の缶類を薄肉化した軽量なアルミ缶を使用すること
が行なわれている。そしてビール、炭酸飲料においては
、これら飲料に通常炭酸ガスを溶解せしめていることか
ら、缶内にこれを充填封缶した場合、缶内の圧力は上記
炭酸ガスの圧力によって保圧されていて、外圧に対して
充分耐えることが出来、搬送等の作業による相互の接触
゛あるいは落下等でのわずかな外力に遭遇しても変形す
ることなく外形を保持することが出来る。
一方、ジュースやコーヒー、果汁等の炭酸ガスの溶wj
を必要としないか、あるいは炭酸ガスの溶解が嗜好上好
ましくない飲料においては、炭酸ガスの溶解がないので
缶内圧力保持が困難で、上記軽量、薄肉化したアルミ缶
を使用すると、外圧や外力に対する耐圧に乏しくわずか
な力で変形することとなる。
このため、上記飲料の酸化防止の目的も考慮して缶内に
’JIgガス、アルゴンガスを封入して缶内圧力を保持
せしめる方法が提案されているが、しかしながら前記不
活性ガスを気体状で缶内に供給すると、気体状であるの
で缶外への逸散が激しく損失が多いばかりか、その後の
缶蓋の巻締め工程の間に一度缶内に供給した不活性ガス
が缶外に漏出して缶内圧力が不均一となり、又更には充
分な所定の缶内圧力の保持が困難で、不良製品が多くな
る等の不都合が生じる。
このようなことにより上記不活性ガスを液体状で缶内に
滴下し、これらの滴下した液体状の不活性ガスが食品類
や飲料と接触して気化する間に缶等の口部を気密に封印
する方法が提案されている。
即ち、上記不活性ガスはたとえば窒素ガスは大気圧で約
−196Cで液状を保持し、又アルゴンガスは大気圧で
約−186Cで液状を保持している。
そしてこれらが気化するとその容積は700〜800倍
に増大する。それ故包装やビン、缶内に窒素、アルゴン
等を液体状即ち液体窒素、液体アルゴンとして小滴で滴
下すれば、食品や飲料との接触によって気化すると、上
記倍率だけ容積71g増大するので、これによって缶内
にすでに存在していた大気が排除されて窒素ガス、アル
ゴンガスに充分に直換される。その間に包装やビン、缶
の口部を気密vc封印する。このようにすることによっ
て上記した気体状で不活性ガスを供給する際に生ずる不
都合が極めて効果的に解決し得る。
しかるに上記不活性ガスを液体状で供給する方法では上
記した如く欲体窒素や液体アルコ゛ンの沸点が約−19
6C,−186Cと極めて低いので、滴下に際して滴下
ノズルを真空断熱等の種々な断熱によって大気よりの侵
入熱を極力防止して気化するのを最小限に保持して、常
に定量の小滴が滴下されるように工夫されているが、未
だ不充分で缶内に滴下注入されるまでに大気よりの侵入
熱により一部気化されて、定量の小滴が形成されず定量
の充填が困難であった。このため特に缶入ジュース類で
は巻締め封止後の缶内圧力が不揃いとなり、不良品を発
生せしめる原因となっていた。このようなことより、缶
ジユース等炭酸ガス非溶解飲料を充填保存するために薄
肉@量なアルミ缶を使用することが出来ず、強度のある
鋼板製の缶を使用しているのが現状であった。
) 本発明は上述の如き現状に鑑みなされたもので、その目
的とするところは包装、ビン、缶等に不活性ガスとして
充填するに際して液体窒素、液体アルゴン等の低温液化
ガスを小滴として、気化蒸発を極めて少くして缶内に滴
下せしめることを可能として、常に定量を充填し得るよ
うにし、缶内圧力を所定圧力に常に保持し、この結果薄
肉、軽量な′アルミ缶の使用を可能としたもので、液体
窒素等低温液化ガス貯槽より液化ガス導出Vを二分し、
外槽を断熱しだ貯槽内に注入滴下液槽を設けてなる過冷
却用液体貯槽内にその一分岐管を端部開放にして連設せ
しめる一方他の分岐管を、上記過冷却用液体貯槽内を経
て注入滴下液槽壁を囲繞して配置せしめてその端部を注
入滴下液槽内に開口せしめ、又前記注入滴下液槽は底部
を貯槽底部に設けた滴下ノズル弁に連設せしめると共に
前記注入滴下液槽の頂部を前記滴下ノズル弁の周囲のシ
ール部に管を介して連絡せしめ、更に過冷却用液体貯槽
内を真空排気装置と連設せしめた低温液化ガス滴下装置
である。
以下本発明装置を図面により一実施態様を例示して詳細
に説明する。
第1図は本発明装置の系統を説明する系統図である。1
は断熱された低温液化ガス貯槽で、適宜充填管2及び弁
3を介して液体窒素(LN2)が充填される。4は管5
で上記液化ガス貯槽1内と連通している保圧装置である
。6は気液分離器、7は過冷却用液体貯槽で、真空断熱
の如き断熱層壁8で形成されている。9は注入滴下液槽
で、該槽9は前記過冷却用液体貯槽7内に固定機構10
によシ固定配置され、その底部9aは前記過冷却用液体
貯槽7の断熱壁8を気密に貫通している管11を介して
外部に設けた滴下ノズル弁12に連通している。又13
は真空排気装置で、適宜加温器14、弁15を介して管
16によシ過冷却用液体貯僧7の内部に連結されている
。そして上記各機器は以下の如き配置(よシ配管されて
いる。
即ち液化ガス貯槽1の内部は一端部が開口する管101
で弁102を介してその他端を気液分離器6に連結され
、気液分離器6の底部は管103が連結されて肢管10
3は管104と管105と分岐して、一方の分岐管10
4は弁106を介して過冷却用液体貯槽7の断熱層壁8
を気密に貫通して、過冷却用液体貯槽7内に延びてその
端部は槽内に開口している。一方の分岐管105は弁1
07を介して過冷却用液体貯槽7内に断熱層壁8を気密
に貫通して延び、更に注入滴下液槽9の外胴部9bに螺
旋状に巻かれた熱交換管108に連結されている。そし
て熱交換管108の端部は注入滴下液槽9内に該槽9の
上部9Cより連通されている。又気液分離器6の頂部に
は管109が連結されて、その他端部は滴下ノズル升1
2の外周囲に連結され、更に又注入滴下液槽9の上部9
0に連結された管110は断熱層壁8を気密に貫通して
滴下ノズル弁12の外周部に連結されている。
なお111は過冷却用液体貯槽7内に連通したガス放出
管で弁112が配置されている。又113は注入滴下液
槽9の上部に連結された管110に連通して外部より必
要に応じてヘリウムの如き加圧ガスを供給する管で、弁
114を設けである。
次に上記した本発明装置の運転操作について説明する。
まづ弁3を開いて管2よシ適宜量の液体窒素を低温液化
ガス貯槽1に充填した抜弁3を閉めて、保圧装置4を作
動せしめて液体窒素を送液するに必要な圧力たとえば2
.5 Kg / al absに低温液化ガス貯槽1内
の圧力を高め以後その圧力を保持せしめる。この結果低
温液化ガス貯槽1内の液体窒素は管101.弁102を
介して気液分離器6に送液される。該器6で気液混合で
導入された液体より気化した気体が分離され、気体を分
離した液体窒素は気液分離器6の底部より管104を介
して導出され、つ9で管105と管106で分岐される
が、始動開始時は弁107を開とし、一方管108を閉
として全ての液を管105を介して過冷却用液体貯槽内
に導入する。この間過冷却用液体貯槽7に連結した弁1
12を開にしておくと該貯槽7内が大気開放となシ液体
窒素の過冷却用液体貯槽7への導入が容易となる。そし
て過冷却用液体貯槽7への液体窒素の導入が所定量に達
したら、弁112を閉じ弁15を開いて真空排気装置1
3を駆動せしめて過冷却用液体貯槽7内全真空排気して
大気圧以下(0,3Ky/1abs )にすると共に弁
107を開いて気液分離器6よi)管103を介して流
通する液体窒素を分岐管105に4びき、熱交換用管1
08を経て注入滴下液槽9内に液槽9の上部9Cより導
入される。なおこの間分岐管104に配置された弁10
6は、過冷却用液体貯槽7に貯液される液体窒素の液面
を一定に保つような開度で開閉操作する。このような操
作の結果過冷却用液体貯槽7に貯液される液体窒素は槽
7の真空減圧にともなって第2図に示す蒸気圧線図に従
って温度降下し、たとえば上記0.3に9/ ad a
bs (D圧力でほぼ一206cに(第2図A点)迄降
下する。それ故分岐管105を流通するほぼ2〜2.5
 Kf/ crl absの圧力の液体窒素は上記貯液
された一206pに温度降下した液体窒素浴中を通過す
る間に前記温度降下した液体窒素により冷却されてほぼ
一206cの温度にまで温度降下し熱交換管10Bを流
通して注入滴下液419に導入される。そして注入滴下
液槽9に貯液された2〜2−5 Ky / crl a
bsの液体窒素は、注入滴下液槽9を浸漬し′ている減
圧温度降下液体窒素と、注入滴下液槽9の外胴9bを螺
旋状に巻いている熱交換管10d’i流れる加圧状態の
過冷却液体窒素との充分な冷熱量により冷却されて一2
06Cの過冷却状態に保持されて貯液される。
一方気液分離器6で分離された低温な窒素ガスは管10
9を介して又注入滴下液4v19での気化した低温な窒
素ガスは管110t−介して、それぞれ滴下ノズル弁1
2の外周囲に導びき、該滴下ノズル弁12をシールして
大気の侵入熱を防ぐ断熱作用と大気中の水分が滴下ノズ
ル弁12に凝縮付着するのを防止し、該弁12のこれに
よる閉塞を防ぎ、常に正常な駆動を保持する。
このような状態を保持して滴下ノズル弁12を適宜な足
時間間隔を保持して間欠的に開閉操作すると約−206
t:’に過冷却された液体窒素が定量導出されて液滴と
なって封入すべき缶に滴下される。なお、注入滴下液槽
9の内圧が滴下液を導出するに足りない場合は弁114
を開き管113よシヘリウムガス等の加圧ガスを注入・
滴下液槽9内に導入すればよい。そしてこの滴下の際液
滴は外気に曝されるが、該液滴の液体窒素の常圧での沸
点(気化点)約−196tl’に、上記−206Cに過
冷却された液体窒素が昇温するのに約4azfl/QC
の熱容量を持つこととなシ、従って瞬間的に上記約−2
06Cの過冷却状態の液滴を滴下しても、殆んど大気に
曝されて気化することがなく所望する定量を保持してビ
ンや缶に滴下導入することが出来る。
しかも滴下ノズル弁12の外周には上記した如く、気液
分離器6で分離された低温度の窒素ガスや、注入滴下液
槽9で気化した低温度の窒素ガスを導入してシールして
いるので該弁12への大気の熱侵入を効果的に防止して
、滴下ノズル弁12を流通する液体窒素を上記過冷却状
態を充分に保持すると共に、大気中の水分の凝縮付着を
防止して、閉塞等の事故もなく常に正確な運転駆動する
ことが可能となる。
次に1分間60缶のジュース缶に1缶当り0. ICの
液体窒素を滴下導入する場合の実施例を示す。
〔実施例〕
過冷却用液体貯槽7の圧力f:0−3 K9/crl 
absに減圧した結果その液温度は約−206Cを得た
そして注入滴下液槽9に導入する液体窒素を約2Kf 
/ ct;t absで送液したところその液温的−2
06Cで過冷却状態で貯液されていることが確認された
。ついでこれを滴下ノズル弁12に供給してその液温は
ほとんど上昇することなく約−206Cを保持していた
従ってこれを滴下すると、液体窒素の常圧での沸点−1
96C迄到達するには10Cの温度差があり、その熱容
量は液体窒素の比熱0.6 ’kA / NwlCであ
るから6騙/N−となる。従ってこの標準状態の熱容量
を、液状態の熱容量に換算すると3.9III2g/匡
LN2 となる。
そこで上記過冷却液体窒素を1缶あたり0.ICeの液
滴を保持して60缶/分で滴下すると滴下ノズル弁12
に通過する液体窒素量は0.IOC/秒となりその熱容
量は0.39−/秒となる。そしてこの温度差の熱容量
は1.63 Wに相当する。
従って従来の断熱性能が良いとされる真空断熱管の長さ
方向の侵入熱は一般に2W/mとされているので、本発
明装置で得られた上記液−滴の熱容量は、真空断熱配管
を約o、 s m使用した場合に相当する熱浸入を補償
し得ることとなる。従って滴下ノズル弁12より滴下さ
れる液体窒素の液滴の落下高さは高々0.5 mである
ので、充分上記滴下高さを断熱配管すれば熱侵入を充分
補償することが出来、気化現象を起すことなく、常に定
量を保持して缶に導入される。なお実際装置においては
600缶/分の規模の処理となるので侵入熱の補償効果
は約10倍に向上する。それ故巻締め後の缶内の圧力も
高速処理にもかかわらず全て常に一定圧力が保持されて
いて不良品の発生は殆んど認められなかった。
本発明は以上のように従来缶等に封入される不活性ガス
を気体状で供給しているがため外気への逸散が多くて不
経済でおったのを、液体状で供給することが可能となり
、しかも液体状で供給するに際して該液体状の不活性ガ
スが低沸点であるが故供給時に気化して定量の液滴の供
給が不可能であったのを常に定量の液滴を供給し得るこ
ととなって、極めて経済性に富むばがりでなく、作業性
の向上と安定した良好な製品の製造が可能となりこの結
果缶ジユース類の缶として薄肉、軽量なアルミ缶を使用
することが出来て経済的である。更に本発明装置で発生
する気化ガスを滴下ノズル弁のシールガスとして有効利
用を図っていることにより、該弁で閉塞等の事故発生も
なく常に安定した状態で運転駆動が可能となる等多くの
効果を発揮する。
なお上記実施例では不活性ガスとして窒素を使用した場
合について説明したが、本発明装置は窒素以外の不活性
ガスに適用することが可能であるばかりでなく、更に他
の産業分野での種々の低温液化ガス供給にも適宜適用し
得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の系統図、第2図は窒素の蒸気圧線
図である。 1は低温液化ガス貯槽、6は気液分離器、7は過冷却用
液体貯槽、9は注入滴下液槽、10は固定機構、12は
滴下ノズル弁、13は真空排気装置、14は加温器、1
08は熱交換管である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■、 低温液化ガス貯槽よシの低温液化ガス導出管を気
    液分離器に連通せしめ、ついで気液分離器よりの低温液
    化ガス導出管を二分し、その分岐管の一方を断熱された
    過冷却用液体貯槽内に断熱層を気密に貫通して端部を開
    口して配設せしめる一方他の分岐管を上記過冷却液体貯
    槽の断熱層を気密に貫通して前記過冷却用液体貯槽内を
    経て、該過冷却用液体貯槽内に設けた注入滴下液槽内に
    該槽の上部より連通せしめ、又前記注入滴下液槽底部を
    外部に配設せしめた滴下ノズル弁に連通せしめると共に
    、前記気液分離器よりの分離ガス及び注入滴下液槽での
    気化ガスを、前記滴下ノズル升にシールガスとして供給
    するよう配・aし、更に前記過冷却用液体貯槽に、該槽
    内に連通して真空排気装置を設けたことを特徴とする低
    温液化ガス滴下装置。
JP57208834A 1982-11-29 1982-11-29 低温液化ガス滴下装置 Granted JPS5999198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57208834A JPS5999198A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 低温液化ガス滴下装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57208834A JPS5999198A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 低温液化ガス滴下装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5999198A true JPS5999198A (ja) 1984-06-07
JPH0543573B2 JPH0543573B2 (ja) 1993-07-02

Family

ID=16562875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57208834A Granted JPS5999198A (ja) 1982-11-29 1982-11-29 低温液化ガス滴下装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5999198A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2599119A1 (fr) * 1986-05-26 1987-11-27 Air Liquide Procede et dispositif pour delivrer de petites quantites d'un liquide cryogenique
JP2011038581A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Taiyo Nippon Sanso Corp 液化ガス噴射装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346597A (en) * 1976-10-06 1978-04-26 Mitsubishi Atom Power Ind Inc Ice pellet making device
JPS56109996A (en) * 1980-02-05 1981-08-31 Toyo Seikan Kaisha Ltd Method and apparatus for quantitative dripping of inert liquefied gas

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346597A (en) * 1976-10-06 1978-04-26 Mitsubishi Atom Power Ind Inc Ice pellet making device
JPS56109996A (en) * 1980-02-05 1981-08-31 Toyo Seikan Kaisha Ltd Method and apparatus for quantitative dripping of inert liquefied gas

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2599119A1 (fr) * 1986-05-26 1987-11-27 Air Liquide Procede et dispositif pour delivrer de petites quantites d'un liquide cryogenique
JP2011038581A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Taiyo Nippon Sanso Corp 液化ガス噴射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0543573B2 (ja) 1993-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4715187A (en) Controlled cryogenic liquid delivery
US4347695A (en) Beverage bottling method
US4620962A (en) Method and apparatus for providing sterilized cryogenic liquids
US20150033674A1 (en) Process for filling a gas storage container
US5845501A (en) Chilling device for beverage container
CA2821147A1 (en) A gas storage container
JPH0727297A (ja) 高沸点不純物を実質的に含まないクライオジェンを供給するためのクライオジェンステーション
US4766731A (en) Method to deliver ultra high purity helium gas to a use point
EP1609721A1 (en) An apparatus for inerting the headspace of a container
GB2134496A (en) Method of filling cans with substantially non-carbonated drinks
JPS5999198A (ja) 低温液化ガス滴下装置
HUH3844A (hu) Cseppfolyósított gáz hőmérséklet-szabályozáshoz, különösen romlandó élelmiszerek tárolásához, és berendezés cseppfolyósított gáz tárolására
US3406079A (en) Packaging of salad oils and the like
JP4025418B2 (ja) ガス置換陽圧包装体の製造方法及びその装置
US7080670B1 (en) Method and device for filling a drinks container with a drink produced from an initial liquid, and corresponding drink container
IE914209A1 (en) Dissolving a gas in a liquid
JP2000266292A (ja) 低温液化ガス輸送用断熱貯槽装置
JP4136516B2 (ja) ボトル型缶のガッシング方法
JPS6323042B2 (ja)
JPS6058114B2 (ja) 非発泡性飲料の充填方法
JPH04173521A (ja) 缶詰等の容器に窒素ガスを封入する方法
JPS62135124A (ja) 缶詰の充填方法
JPS6023193A (ja) 非炭酸飲料の熱充填方法
JP2645239B2 (ja) 低温液化ガスの流下装置
JPS6256698A (ja) 液状寒剤定流量噴出法