JPH06300409A - 低温液体再利用装置及びそれの物品冷凍装置への使用 - Google Patents
低温液体再利用装置及びそれの物品冷凍装置への使用Info
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- JPH06300409A JPH06300409A JP6050237A JP5023794A JPH06300409A JP H06300409 A JPH06300409 A JP H06300409A JP 6050237 A JP6050237 A JP 6050237A JP 5023794 A JP5023794 A JP 5023794A JP H06300409 A JPH06300409 A JP H06300409A
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- liquid
- container
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- cryogenic liquid
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D3/00—Devices using other cold materials; Devices using cold-storage bodies
- F25D3/10—Devices using other cold materials; Devices using cold-storage bodies using liquefied gases, e.g. liquid air
Abstract
(57)【要約】
【目的】低温液体の再利用装置において、回路内の液体
循環をポンプに依存せずに、液体のいかなる汚染も引き
起こさないで行う。 【構成】装置は、食品、医薬品又は動物用薬品を冷凍す
るためのバット(2)のような大気圧下にある区画を有
する回路(1)を提供する。装置は、a)低温液体を回
収し、回収された液体を加圧する手段(43、61、7
1、81)を備えた第1容器(4)、b)常に加圧さ
れ、加圧された低温液体を回路(1)に供給するのに用
いる、第1容器と選択的流体流通(16)を行う第2容
器(5)、及びc)第1容器(4)内に収容された低温
液体を第2容器(5)内に移送するように、第1容器の
加圧手段(43、61、71、81)を選択的に作動す
るために、二つの容器の充填レベルのあらかじめ定めら
れた関係に敏感な手段(12)を有する。
循環をポンプに依存せずに、液体のいかなる汚染も引き
起こさないで行う。 【構成】装置は、食品、医薬品又は動物用薬品を冷凍す
るためのバット(2)のような大気圧下にある区画を有
する回路(1)を提供する。装置は、a)低温液体を回
収し、回収された液体を加圧する手段(43、61、7
1、81)を備えた第1容器(4)、b)常に加圧さ
れ、加圧された低温液体を回路(1)に供給するのに用
いる、第1容器と選択的流体流通(16)を行う第2容
器(5)、及びc)第1容器(4)内に収容された低温
液体を第2容器(5)内に移送するように、第1容器の
加圧手段(43、61、71、81)を選択的に作動す
るために、二つの容器の充填レベルのあらかじめ定めら
れた関係に敏感な手段(12)を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低温液体の再利用装
置、さらに詳しくは、本発明の利用が、食品、医薬品又
は動物用薬品の冷凍にあるような、大気開放式の区画を
有する回路に供給するように考えられた再利用装置に関
する。
置、さらに詳しくは、本発明の利用が、食品、医薬品又
は動物用薬品の冷凍にあるような、大気開放式の区画を
有する回路に供給するように考えられた再利用装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】大気圧下で液体窒素が流れるいわゆる
“硬化”トンネル内部で、物品を液体窒素内に配置する
ことによって、物品、特に食品の冷凍を行うことが最近
提案されてきた。トンネル内での液体窒素の循環及び供
給回路でのその再利用はポンプによって行われていた。
この種の冷凍装置は、ヨーロッパ特許出願公開第50
5,222号によって知られている。。
“硬化”トンネル内部で、物品を液体窒素内に配置する
ことによって、物品、特に食品の冷凍を行うことが最近
提案されてきた。トンネル内での液体窒素の循環及び供
給回路でのその再利用はポンプによって行われていた。
この種の冷凍装置は、ヨーロッパ特許出願公開第50
5,222号によって知られている。。
【0003】ポンプ内での液体窒素の通過は、欠点がな
いわけではない。実際、いろいろな粒子、例えばパッキ
ングの粒子や油の小滴が、ポンプから離れて液体窒素を
汚染することがある。そのような汚染は、それがある種
の物品、特に医薬品の冷凍であるときは重大な欠点と考
えられる。
いわけではない。実際、いろいろな粒子、例えばパッキ
ングの粒子や油の小滴が、ポンプから離れて液体窒素を
汚染することがある。そのような汚染は、それがある種
の物品、特に医薬品の冷凍であるときは重大な欠点と考
えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
回路内の液体循環を行うのにポンプに依存せず、液体の
いかなる汚染も引き起こさない、回路内の低温液体の再
利用装置を提供することを目的としている。本発明はま
た、物品が低温液体流内に浸漬される冷凍トンネルのよ
うな、大気圧下の区画を有する回路に液体を供給するこ
とができる装置を提供することも目的としている。本発
明はまた、少なくとも一つの上に定義されたような装置
を有する、食品冷凍用の簡単で信頼性のある設備も目的
としている。
回路内の液体循環を行うのにポンプに依存せず、液体の
いかなる汚染も引き起こさない、回路内の低温液体の再
利用装置を提供することを目的としている。本発明はま
た、物品が低温液体流内に浸漬される冷凍トンネルのよ
うな、大気圧下の区画を有する回路に液体を供給するこ
とができる装置を提供することも目的としている。本発
明はまた、少なくとも一つの上に定義されたような装置
を有する、食品冷凍用の簡単で信頼性のある設備も目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的
は、以下の記載の教えるところから理解される他の目的
と同様に、大気圧下にある一つの区画を有する回路にお
ける低温液体再利用装置において、a)前記区画の出口
で低温液体を回収し、回収された液体を加圧する手段を
備えた第1低温容器、b)稼働中は常に加圧され、加圧
された低温液体を供給するために前記区画の上流で回路
に接続され、第1低温容器と選択的流体流通を行う第2
低温容器、及びc)第1低温容器内に収容された低温液
体を第2低温容器内に移送するように、第1低温容器の
加圧手段を選択的に作動するために、二つの容器の充填
レベルのあらかじめ定められた関係に敏感な手段を有す
ることを特徴とする再利用装置によって達成される。
は、以下の記載の教えるところから理解される他の目的
と同様に、大気圧下にある一つの区画を有する回路にお
ける低温液体再利用装置において、a)前記区画の出口
で低温液体を回収し、回収された液体を加圧する手段を
備えた第1低温容器、b)稼働中は常に加圧され、加圧
された低温液体を供給するために前記区画の上流で回路
に接続され、第1低温容器と選択的流体流通を行う第2
低温容器、及びc)第1低温容器内に収容された低温液
体を第2低温容器内に移送するように、第1低温容器の
加圧手段を選択的に作動するために、二つの容器の充填
レベルのあらかじめ定められた関係に敏感な手段を有す
ることを特徴とする再利用装置によって達成される。
【0006】したがって、第1低温容器と第2低温容器
との間に行われる液体の移送によって、第2容器は、再
循環され加圧された液体を供給されることができ、これ
がポンプなしの、したがって汚染なしの液体循環を確実
に行う。本発明の他の特徴及び利点は、本発明による装
置の配置を略図的に示した添付の図面と以下の記載の教
えるところから明らかになるであろう。
との間に行われる液体の移送によって、第2容器は、再
循環され加圧された液体を供給されることができ、これ
がポンプなしの、したがって汚染なしの液体循環を確実
に行う。本発明の他の特徴及び利点は、本発明による装
置の配置を略図的に示した添付の図面と以下の記載の教
えるところから明らかになるであろう。
【0007】
【実施例】単なる例として、図1の装置は、バット2が
通過する回路1に、液体窒素のような低温液体を供給す
るのに役立ち、バット内には、冷凍すべき物品、例えば
食品、医薬品又は動物用薬品を収容する小瓶31、
32、33…が浸漬される。装置は主として、それぞれ
従来式の二重壁41、42及び51、52を有する低温
液体の第1容器4及び第2容器5を有する。各容器4、
5はさらに、壁面41、51の底部と同じ壁面の閉じた
頸部の間に従来式に取付けられた蛇管43、53をそれ
ぞれ有する内部加圧手段を備えている。
通過する回路1に、液体窒素のような低温液体を供給す
るのに役立ち、バット内には、冷凍すべき物品、例えば
食品、医薬品又は動物用薬品を収容する小瓶31、
32、33…が浸漬される。装置は主として、それぞれ
従来式の二重壁41、42及び51、52を有する低温
液体の第1容器4及び第2容器5を有する。各容器4、
5はさらに、壁面41、51の底部と同じ壁面の閉じた
頸部の間に従来式に取付けられた蛇管43、53をそれ
ぞれ有する内部加圧手段を備えている。
【0008】各蛇管43、53には、圧力調整弁61、
62及び電磁弁71、72がそれぞれ直列に見られる。
容器4、5はまた、大気放出電磁弁81、82、液面セ
ンサー91、92、圧力計101、102及び定圧器1
11、112をそれぞれ備えている。全ての電磁弁は、
コントロール・パネル12に納められた電子的手段によ
って制御され、このコントロール・パネルは、定圧器1
11、112及び液面センサー91、92によって供給
される信号を受入れ、容器4、5の液面は、コントロー
ル・パネル12の131、132にそれぞれ表示され
る。液面センサーは、ロッド式の従来型のもの又はヨー
ロッパ特許出願公開第530,102号に記載された型
のものであってよい。
62及び電磁弁71、72がそれぞれ直列に見られる。
容器4、5はまた、大気放出電磁弁81、82、液面セ
ンサー91、92、圧力計101、102及び定圧器1
11、112をそれぞれ備えている。全ての電磁弁は、
コントロール・パネル12に納められた電子的手段によ
って制御され、このコントロール・パネルは、定圧器1
11、112及び液面センサー91、92によって供給
される信号を受入れ、容器4、5の液面は、コントロー
ル・パネル12の131、132にそれぞれ表示され
る。液面センサーは、ロッド式の従来型のもの又はヨー
ロッパ特許出願公開第530,102号に記載された型
のものであってよい。
【0009】容器4は、じょうご21、及びコントロー
ル・パネル12により制御される電磁弁15を備えた管
路14によって、冷凍バット2から出る液体窒素を集め
る。こうして回収された液体窒素は、後で述べられる状
態で、コントロール・パネル12に納められた電子的手
段により制御される電磁弁17を備えた管路16によっ
て容器5内に再送される。
ル・パネル12により制御される電磁弁15を備えた管
路14によって、冷凍バット2から出る液体窒素を集め
る。こうして回収された液体窒素は、後で述べられる状
態で、コントロール・パネル12に納められた電子的手
段により制御される電磁弁17を備えた管路16によっ
て容器5内に再送される。
【0010】容器5は、手動でもよい弁18を通って回
路1に液体を供給するのに用いられる。本発明によれ
ば、この容器5自身は、電磁弁19を通って外部供給源
20から、又は本発明による装置の作動について後の記
載で説明するように容器4から供給される。前提とし
て、電磁弁71、17、82、19は通常は閉じられ、
電磁弁81、15、72は通常は開いていることは注目
されるであろう。
路1に液体を供給するのに用いられる。本発明によれ
ば、この容器5自身は、電磁弁19を通って外部供給源
20から、又は本発明による装置の作動について後の記
載で説明するように容器4から供給される。前提とし
て、電磁弁71、17、82、19は通常は閉じられ、
電磁弁81、15、72は通常は開いていることは注目
されるであろう。
【0011】さらに定圧器111は、容器4内の圧力
が、容器5の方への圧力下の液体窒素の移送を許可する
あらかじめ定められたレベルに達したときに信号を発す
る。定圧器112は、容器5内の圧力を常にあらかじめ
定められたもう一つのレベルに調整するのに用いられ
る。これを行うために、定圧器は、このあらかじめ定め
られたレベルを囲む圧力を代表する“高”及び“低”の
信号を発する。
が、容器5の方への圧力下の液体窒素の移送を許可する
あらかじめ定められたレベルに達したときに信号を発す
る。定圧器112は、容器5内の圧力を常にあらかじめ
定められたもう一つのレベルに調整するのに用いられ
る。これを行うために、定圧器は、このあらかじめ定め
られたレベルを囲む圧力を代表する“高”及び“低”の
信号を発する。
【0012】本発明による装置の使用前に、回路1内に
液体窒素を分配する容器5の充填が行われる。これを行
うために、電子的制御手段が、通常は閉じられている電
磁弁19及び82(大気放出弁)を開くように、同時
に、通常は開かれている電磁弁72をそのとき閉じるよ
うに通電する。他方の容器4は、この瞬間は作動しては
いけないので、このために、電磁弁17、15、71及
び81は、通電されずに保持される。
液体窒素を分配する容器5の充填が行われる。これを行
うために、電子的制御手段が、通常は閉じられている電
磁弁19及び82(大気放出弁)を開くように、同時
に、通常は開かれている電磁弁72をそのとき閉じるよ
うに通電する。他方の容器4は、この瞬間は作動しては
いけないので、このために、電磁弁17、15、71及
び81は、通電されずに保持される。
【0013】そのとき例えば1.5〜2バールの圧力下
の液体窒素外部供給源20は、液面センサー92が、容
器5の最大充填レベルに到達したことをコントロール・
パネル12に納められた電子的手段に示すまで、開かれ
た電磁弁19を通って容器5内に送り空になる。これら
の電子的手段(図示せず)は、いま述べられてきた本発
明による装置のいろいろな作動モードの記載から容易に
構成することができる。それらは、液面センサー91、
92及び定圧器111、112によって、装置の状態に
ついて情報を与えられ、後に示されるように、いろいろ
な電磁弁の開又は閉を制御することによって、これらの
手段で受入れた信号に対応する。
の液体窒素外部供給源20は、液面センサー92が、容
器5の最大充填レベルに到達したことをコントロール・
パネル12に納められた電子的手段に示すまで、開かれ
た電磁弁19を通って容器5内に送り空になる。これら
の電子的手段(図示せず)は、いま述べられてきた本発
明による装置のいろいろな作動モードの記載から容易に
構成することができる。それらは、液面センサー91、
92及び定圧器111、112によって、装置の状態に
ついて情報を与えられ、後に示されるように、いろいろ
な電磁弁の開又は閉を制御することによって、これらの
手段で受入れた信号に対応する。
【0014】容器5が満たされると、それに収容された
液体窒素を回路1内に放出するために、装置を使用する
ことが可能となる。これを行うために、弁18が開か
れ、一方では電磁弁81、71、15、17が、他方で
は電磁弁72、82、19は通電されない。次いで電磁
弁72が開かれ、大気放出電磁弁82が閉じられ、蛇管
53によって容器5の底部から取出された液体は気化さ
れて、容器5内の液体窒素液面上に流出する。こうして
容器5内に確立された蒸気圧は、圧力調整器62によっ
て、例えば1.1バールに限定される。容器内の圧力が
定圧器112の高いレベルを超えたときは、あらかじめ
定められたレベルに圧力を低下させるために、制御手段
が電磁弁82を開く。
液体窒素を回路1内に放出するために、装置を使用する
ことが可能となる。これを行うために、弁18が開か
れ、一方では電磁弁81、71、15、17が、他方で
は電磁弁72、82、19は通電されない。次いで電磁
弁72が開かれ、大気放出電磁弁82が閉じられ、蛇管
53によって容器5の底部から取出された液体は気化さ
れて、容器5内の液体窒素液面上に流出する。こうして
容器5内に確立された蒸気圧は、圧力調整器62によっ
て、例えば1.1バールに限定される。容器内の圧力が
定圧器112の高いレベルを超えたときは、あらかじめ
定められたレベルに圧力を低下させるために、制御手段
が電磁弁82を開く。
【0015】大気圧に対するこのわずかな過圧によっ
て、容器5内に収容された液体窒素は弁18を通って回
路1に押出される。液体窒素は、バット2内に配置され
た物品を浸漬しながら回路内を流れる。大気圧下のこの
バット内では、液体の一部は気化し、大気中に散逸す
る。気化されなかった部分は、管路14によって接続さ
れたじょうご21の方へ、次いで通常は開いている電磁
弁15を通って、そのとき徐々に満たされる回収容器4
に流れ、一方容器5は空になる。
て、容器5内に収容された液体窒素は弁18を通って回
路1に押出される。液体窒素は、バット2内に配置され
た物品を浸漬しながら回路内を流れる。大気圧下のこの
バット内では、液体の一部は気化し、大気中に散逸す
る。気化されなかった部分は、管路14によって接続さ
れたじょうご21の方へ、次いで通常は開いている電磁
弁15を通って、そのとき徐々に満たされる回収容器4
に流れ、一方容器5は空になる。
【0016】この過程は、容器5内の液体窒素の液面
が、例えば容器の最大容量の四分の1に対応する、あら
かじめ定められた低いレベルに低下するまで続けられ
る。実際、液体窒素は、容器が再加熱する防止するよう
に、常に容器内に残っていなければならない。液面セン
サー92から発せられ、容器内の液体窒素の液面が前記
低いレベルに達したことを示す信号を受取ることによっ
て、制御手段は容器4内の液面を制御する。
が、例えば容器の最大容量の四分の1に対応する、あら
かじめ定められた低いレベルに低下するまで続けられ
る。実際、液体窒素は、容器が再加熱する防止するよう
に、常に容器内に残っていなければならない。液面セン
サー92から発せられ、容器内の液体窒素の液面が前記
低いレベルに達したことを示す信号を受取ることによっ
て、制御手段は容器4内の液面を制御する。
【0017】容器4内の液面が、ここでも同じ理由で、
例えば容器4の最大容量の四分の1に対応する、あらか
じめ定められた低いレベルより高ければ、制御手段は、
電磁弁71を開き大気放出電磁弁81を閉じることによ
って、この容器4の加圧を開始する。そのとき、容器4
の底部から蛇管43によって取出された液体窒素は気化
され、液体上の蒸気圧は、圧力調整器61によって定め
られた値、すなわち容器5内の圧力について定められた
基準圧力(1.1バール)よりわずかに高い、例えば
1.2バールの圧力にまで増加する。定圧器111は、
この圧力レベルを制御手段に知らせる。
例えば容器4の最大容量の四分の1に対応する、あらか
じめ定められた低いレベルより高ければ、制御手段は、
電磁弁71を開き大気放出電磁弁81を閉じることによ
って、この容器4の加圧を開始する。そのとき、容器4
の底部から蛇管43によって取出された液体窒素は気化
され、液体上の蒸気圧は、圧力調整器61によって定め
られた値、すなわち容器5内の圧力について定められた
基準圧力(1.1バール)よりわずかに高い、例えば
1.2バールの圧力にまで増加する。定圧器111は、
この圧力レベルを制御手段に知らせる。
【0018】本発明によれば、大気放出電磁弁81が、
バット2の出口で回収された大気圧の液体窒素によって
容器4を満たすことができるように常に開いている、容
器4の場合にはそうではないのに、容器5内の圧力が、
大気圧より高い圧力に常に保持されていることは注目さ
れるであろう。
バット2の出口で回収された大気圧の液体窒素によって
容器4を満たすことができるように常に開いている、容
器4の場合にはそうではないのに、容器5内の圧力が、
大気圧より高い圧力に常に保持されていることは注目さ
れるであろう。
【0019】容器4内の圧力が定められた基準圧力に達
したとき、本発明による装置の制御手段は、電磁弁17
を開き電磁弁15を閉じる作動を行う。そのとき液体窒
素の流れは、仮定として前に述べたように、そのとき低
いレベルに達していた容器5を満たすように、容器4か
ら出て行く。
したとき、本発明による装置の制御手段は、電磁弁17
を開き電磁弁15を閉じる作動を行う。そのとき液体窒
素の流れは、仮定として前に述べたように、そのとき低
いレベルに達していた容器5を満たすように、容器4か
ら出て行く。
【0020】容器5内の液体窒素の液面は、この容器の
最大充填レベルまで、又は本発明によれば、容器4内の
液体窒素の液面がその低いレベルに達するまで上昇を継
続する。後者の場合、制御手段は、容器4が過剰に空に
なるのを防止するように、電磁弁17を閉じる。そのと
き、容器4に新たに充填することができるように、電磁
弁14及び81が再び開かれる。
最大充填レベルまで、又は本発明によれば、容器4内の
液体窒素の液面がその低いレベルに達するまで上昇を継
続する。後者の場合、制御手段は、容器4が過剰に空に
なるのを防止するように、電磁弁17を閉じる。そのと
き、容器4に新たに充填することができるように、電磁
弁14及び81が再び開かれる。
【0021】電磁弁17を閉じた瞬間に容器5が満たさ
れていないならば、外部供給源20から出る液体窒素に
よって容器5の充填を完了するように、電磁弁19が開
かれる。そのときこの液体は直接回路1内に入り、弁1
8は開かれている。外部供給源20は、バット2内での
液体窒素の気化による損失を補償するように、回路に再
度補給することが見られる。
れていないならば、外部供給源20から出る液体窒素に
よって容器5の充填を完了するように、電磁弁19が開
かれる。そのときこの液体は直接回路1内に入り、弁1
8は開かれている。外部供給源20は、バット2内での
液体窒素の気化による損失を補償するように、回路に再
度補給することが見られる。
【0022】上に述べられた過程は、容器5が、ほぼ一
定の流量を回路1に供給するのに適した、十分な量の圧
力下の液体窒素で常に満たされるように、周期的に繰返
される。したがって電子的制御手段は、二つの容器内の
液体レベル間のあらかじめ定められた関係を維持するよ
うに、容器4から容器5へ、外部供給源20から容器5
への液体窒素の移送、及び回路1の出口から容器4への
液体窒素の供給を選択的に作動し、これらの関係は、回
路1の支障のない供給及びこの回路内を流れる液体窒素
の再利用を確実に行うために必要である。
定の流量を回路1に供給するのに適した、十分な量の圧
力下の液体窒素で常に満たされるように、周期的に繰返
される。したがって電子的制御手段は、二つの容器内の
液体レベル間のあらかじめ定められた関係を維持するよ
うに、容器4から容器5へ、外部供給源20から容器5
への液体窒素の移送、及び回路1の出口から容器4への
液体窒素の供給を選択的に作動し、これらの関係は、回
路1の支障のない供給及びこの回路内を流れる液体窒素
の再利用を確実に行うために必要である。
【0023】本発明が、すでに述べた目的を十分に達成
できる、すなわちポンプなしで、したがって汚染なしで
液体窒素の流れを確実に循環できることは、今や明らか
である。したがって、本発明による装置は、特に厳しい
清潔さの規格を受ける医薬品の冷凍に特に適している。
もちろん本発明は、例としてのみ与えられた前記実施態
様に限定されるものではない。液体アルゴンのような他
の低温製品も使用することができ、空気の温度調整等の
予測される他の利用にも使用できる。
できる、すなわちポンプなしで、したがって汚染なしで
液体窒素の流れを確実に循環できることは、今や明らか
である。したがって、本発明による装置は、特に厳しい
清潔さの規格を受ける医薬品の冷凍に特に適している。
もちろん本発明は、例としてのみ与えられた前記実施態
様に限定されるものではない。液体アルゴンのような他
の低温製品も使用することができ、空気の温度調整等の
予測される他の利用にも使用できる。
【図1】本発明による装置の配置の略図。
1 回路 2 バット 31、32、… 小瓶 4、5 低温容器 41、42、51、52 二重壁 43、53 蛇管 61、62 圧力調整弁 71、72、15、17、19 電磁弁 81、82 大気放出電磁弁 91、92 液面センサー 101、102 圧力計 111、112 定圧器 12 コントロール・パネル 18 弁 20 外部供給源 21 じょうご
Claims (7)
- 【請求項1】 ほぼ大気圧下にある少なくとも一つの区
画(2)を有する回路(1)における低温液体再利用装
置において、 −a)前記区画(2)の出口で低温液体を回収し、回収
された液体を加圧する手段(43、61、71、81)
を備えた第1低温容器(4)、 −b)稼働中は常に加圧され、加圧された低温液体を供
給するために前記区画(2)の上流で回路(1)に接続
され、第1低温容器と選択的流体流通(16)を行う第
2低温容器(5)、及び −c)第1低温容器(4)内に収容された低温液体を第
2低温容器(5)内に移送するように、第1低温容器の
加圧手段(43、61、71、81)を選択的に作動す
るために、二つの容器の充填レベルのあらかじめ定めら
れた関係に敏感な手段(12)を有することを特徴とす
る装置。 - 【請求項2】 第2低温容器(5)が、低温液体の外部
供給源(20)に選択的に接続され、二つの容器の充填
レベルのあらかじめ定められた関係に敏感な手段(1
2)が、第1低温容器内の液体レベルがあらかじめ定め
られた低いレベルに達したときに、前記外部供給源(2
0)から第2低温容器(5)に液体を供給することを特
徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記二つの容器の充填レベルのあらかじ
め定められた関係に敏感な手段(12)が、第2低温容
器(5)内であらかじめ定められた最高レベルが達せら
れるか、第1低温容器(4)内であらかじめ定められた
最低レベルが達せられるまで、第2低温容器(5)内で
第1低温容器(4)を空にするように制御することを特
徴とする請求項1又は2記載の装置。 - 【請求項4】 少なくとも一つの低温容器(4、5)
が、内部加圧手段を備えていることを特徴とする請求項
1から3のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】 低温液体が液体窒素であることを特徴と
する請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項による装
置の、回路の前記区画(2)に配置された物品を冷凍す
ることへの利用。 - 【請求項7】 低温液体の出口を備えた物品の移送区画
(2)を有する冷凍設備において、設備が請求項1から
5のいずれか1項に記載の装置を有することを特徴とす
る設備。
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