JPH04172212A - 圧延板材の形状検出方法 - Google Patents

圧延板材の形状検出方法

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JPH04172212A
JPH04172212A JP30050190A JP30050190A JPH04172212A JP H04172212 A JPH04172212 A JP H04172212A JP 30050190 A JP30050190 A JP 30050190A JP 30050190 A JP30050190 A JP 30050190A JP H04172212 A JPH04172212 A JP H04172212A
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JP
Japan
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plate material
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disk
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JP30050190A
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English (en)
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Tetsuya Wakebe
分部 哲也
Soichi Kitagawa
北川 聡一
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、特に分割型検出ロールに対する圧延板材の幅
方向のずれ量の変化を検出しなから、この変化に応じて
分割型検出ロールにより検出した圧延板材の張力を補正
して圧延板材の端部の伸び率を演算する圧延板材の形状
検出方法に関する。
【従来の技術】
圧延板材の形状は、通常オンラインで分割ロール型形状
検出装置により検出されている。この種の分割ロール型
形状検出装置としては、例えは特開昭54−68283
号公報に示されているものか公知である。 以下、形状検出装置の全体構成説明図の第5図と、圧延
板材の形状定義説明図の第6図fa)、第6図fb)及
び第6図fC)と、張力分布と形状分布説明図の第7図
とを参照しながら紹介する。 即ち、第5図に示す符号1aはディスクで、このディス
クlaの外周付近の内側には、この外周面に作用する張
力(押圧力として)を検出するセンサSか内設されてい
る。このディスク1aか複数個積層され、これらディス
クlaのそれぞれは回転中心を中心として放射状に穿設
された孔の夫々に挿通されたタイロッドIbにより一体
的に固着されて検出ロール1か構成されている。 次に、検出ロール1は、その両端部の端面の中央に設け
られたその回転中心と同軸心を有して突出する支持軸7
と8とに軸受9と10とか外嵌されることにより回転自
在に支持されてなる構成になっている。 ところて、圧延板材pの形状とは、第6図(a)、第6
図(blおよび第6図(C1とにおいて示すように、歪
みを有する圧延板材p(第6図(a))から単位長さの
圧延板(第6図(b))を切出し、一定の幅で長手方向
に切断すると共に、平面上に並へ、夫々の歪みによる伸
展後の長さの差の分布(第6図(C))のことをいうか
、その単位としては、1mに対する差10”mを11.
、、、と定義している。 次に、例えば圧延機(図示省略)により圧延され、ある
単位張力分布を持って巻き取られでいる圧延板材(1)
lかあるとする。そして、第7図に示すように、単位張
力の最大値をT 111181、任意の1位置における
単位張力をT、l、圧延板材pのヤング率をEとすると
、この圧延板材(Il+の伸び率ΔL/Lは、(ΔL/
L)、 =(T、、、、−T、、 )/ Eと表される
。 この伸び率(ΔL/L) 、を張力て表すと、(△L/
L)、 =(T□、−TI)/EWtなお、上式におい
てT□、は張力の最大値を、T、はi位置における張力
値を、Wはスリットされた圧延板材pの幅を、tは圧延
板材pの厚さをそれぞれ示している。 一方、上記したI Wllの単位の定義から、I、=(
ΔL/L)+ X10” = ((T、、、 −TI )/EWt) XIO’・
・・(ハ)となり、さらに張力T、と形状検出ロール1
により検出されるラジアル荷重T r lの間には、こ
の形状検出ロール1に対する圧延板材pの巻き付は角度
をθとすると、 TI = Tr+/25tn(θ/2)−(ロ)の関係
があるので、 1、 = ((T、、、、−T、l)/2 E W t
 5in(θ/2) ) Xl06O式が得られる。こ
のようにして、圧延板材pの表面の幅方向各部位の張力
に基づきディスクlaの外周面に作用するラジアル荷重
を前記センサSで検出すると共に、それらの検出値を演
算することによって圧延板材pの形状を検出している。 ところが、圧延板材pの両端部では、検出ロール1のデ
ィスクlaの外周の一部だけに圧延板材pが接触する。 さすれば、ディスク1aに内設されているセンサSか検
出する検出値は全幅にわたって圧延板材pが接触してい
る他のディスク1aに比較して小さくなってしまう。故
に、その検出値をそのまま圧延板材pの形状に換算する
と、換算された形状と実際の形状との間に大きな差か生
じるので、このような不具合を防止するために、下記補
正式によって前記検出値を補正している。 F=(W/λ)・Fl・・・(イ) 但し、F;補正された値、F、:センサによる検出値、
W:ディスク幅、λ:圧延板材(p)かディスクを覆う
オーバラップ寸法を夫々示している。 この場合、検出ロール(1)の長さ、ディスク幅W、圧
延板材fl)lの幅を予め演算器に入力しておき、これ
によりオーバラップ量λを求めている。
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、検出値を補正することにより圧延板材
の形状を演算しているか、圧延板材は搬送に際して検出
ロールの長手方向にずれる、つまり蛇行しなから搬送さ
れることがあるので、ディスクに対するオーバラップ量
λか変動し、圧延板材の端部の伸び率の演算結果に大き
な誤差か生じるという解決すべき課題かあった。 従って、本発明は検出ロールの長手方向に対する圧延板
材の端部のずれ変動を検出し、これに基づいて補正する
ことて高精度に圧延板材の形状を検出することのできる
圧延板材の形状検出方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであっ
て、従って本発明の第1発明に係る圧延板材の形状検出
方法の要旨は、荷重検出センサが内設された複数のディ
スクか重合わされてなる分割型検出ロールの該ディスク
の幅Wと、予め設定された該ディスクに接触する圧延板
材のオーバラップ量λの比W/λにより圧延板材の端部
の測定張力を補正すると共に、該補正結果に基ついて圧
延板材の端部の伸び率を演算する圧延板材の形状検出方
法において、前記圧延板材の長手方向の少なくとも2箇
所において圧延板材の端部位置を検出し、これら端部位
置検出値から圧延板材の蛇行量Bを求めると共に、前記
測定張力を、ディスクの輻Wとオーバラップ量λに蛇行
量Bを加減した(λ±B)との比W/(λ±B)で補正
することを特徴とする。 また、本発明の第2発明に係る圧延板材の形状検出方法
の要旨は、荷重検出センサか内設された複数のディスク
か重合わされてなる分割型検出ロールの該ディスクの幅
Wと、予め設定された該デッスクに接触する圧延板材の
オーバラップ量λの比W/λにより圧延板材の端部の測
定張力を補正すると共に、該補正結果に基ついて圧延板
材の端部の伸び率を求める一方、該圧延板材の長手方向
の少なくとも2箇所で該圧延板材の端部位置を検出し、
これら端部位置検出値から圧延板材の蛇行量Bを求める
と共に、前記測定張力をディスクの輻Wと、オーバラッ
プ1λに蛇行量Bを加減した(λ±B)との比W/(λ
±B)て補正して圧延板材の端部の補正伸び率を求める
と共に、両伸び率の差の絶対値が所定値より大きいとき
には後者の補正伸び率を、また小さいときには前者の伸
び率を択一的に選択することを特徴とする。
【作用】
第1発明に係る形状検出方法によれば、少なくとも2つ
の板端検出センサにより圧延板材の蛇行量Bか検出され
、ディスク幅Wに対する、予め設定された圧延板材の板
端部のオーバラップ量λが蛇行量Bにより加減され、そ
してディスク幅Wと蛇行量Bが加減された(λ±B)と
の比W/ (λ±B)によりこの圧延板材の板端部の測
定張力か補正されると共に、この補正結果に基づいて圧
延板材の板端部の補正伸び率が演算される。 また、第2発明に係る形状検出方法によれば、先ず従来
と同様にディスクの輻Wと、予め設定されたこのデッス
クに接触する圧延板材のオーバラップ量λの比W/λに
より圧延板材の端部の測定張力か補正されてこの圧延板
材の端部の伸び率か演算される。一方、少なくとも2つ
の板端検出センサにより圧延板材の蛇行量Bか検出され
、ディスク幅Wに対する、予め設定された圧延板材の板
端部のオーバラップ量λか蛇行量Bにより加減され、そ
してディスク幅Wと蛇行量Bか加減された(λ±B)と
の比W/(λ±B)により圧延板材の板端部の測定張力
が補正されると共に、この補正結果に基づいて圧延板材
の板端部の補正伸び率が演算される。次いで、両伸び率
の差の絶対値か所定値と比較され、この絶対値が所定値
より大きいときには後者の補正伸び率が、また小さいと
きには前者の伸び率か圧延板材の端部の伸び率として択
一的に選択される。
【実施例】
本発明に係る実施例を、第1図乃至第4図を参照しなが
ら以下に説明する。 第1実施例 本発明に係る第1実施例を、システムの平面図の第1図
(alと、ずれ説明用幾何学的モデル図の第J図tb+
と、第1図181のII−II線断面図の第2図と、圧
延板材の蛇行を考慮した演算フロー図の第3図とを参照
しながら以下に説明する。 なお、形状測定装置それ自体の構成は従来のものと全く
同構成であって、測定値の演算方法か相違するたけだか
ら、その相違点についてだけの説明に止める。 第1図181に示す符号11は、荷重検出センサSか内
設されてなる複数のディスク1aからなる、分割ロール
型形状検出装置の第1検出ロールてあって、この第1検
出ロール11から所定距離能れた位置にこれと平行に第
2検出ロール12か配設されており、これらの両検出ロ
ール13.1□によって圧延板材pの形状か検出される
。また、両検出ロール11.12の間であって、第1検
出ロール1.側寄りには第1板端検出器2か、また第2
検出ロール12側寄りには第2板端検出器3かそれぞれ
両検出ロール11.12と平行に配設されている。 そして、これら画板端検出器2.3の長さは圧延板材p
の幅よりも長く、例えば第2板端検出器2の詳細は第2
図に示すように、圧延板材pの下方に投光器3.か、さ
らに上方において圧延板材pの両端部から所定範囲をカ
バーする一対の受光器32とからなる構成になっている
。勿論、この第1板端検出器2は第2板端検出器3と全
く同構成に゛なるものである。 また、両板端検出器2.3のそれぞれは増幅器4、A/
D変換器(5)を介して信号処理用の演算器6に接続さ
れ、この演算器6には初期データとして両板端検出器の
ミル中心からの距離り、 (第1図参照)、第2検出ロ
ール12の第2板端検出器3からの距離L2(第1図参
照)、圧延板材pの端部のディスクとの接触幅λ、ディ
スクの輻W、圧延板材pの板厚t、巻付は角度θ、圧延
板材pのヤング率E等の各データか予め入力されている
。 故に、第1板端検出器2の受光器2□と第2板端検出器
3の受光器3□か受光する量により圧延板材pの幅方向
の板端位置か検出されると共に、演算器6によって下記
の順に従って圧延板材pの伸び率の補正演算か進められ
る。 いま、第1板端検出器2により検出されたライン中心に
対する板端のずれ量をΔB、とし、第2板端検出器3に
より検出されたライン中心に対するずれ量をΔB2とし
て、第3図に基づいて圧延板材pの形状検出手順を順を
追って以下に説明する。 先ず、第1ステツプにおいて、画板端検出器2と3とに
より検出された圧延板材pのずれ量ΔB1とΔB2とか
入力されると、入力されたずれ量ΔB1とΔB2の大き
か、圧延板材pの蛇行に基づくづれ量に対して補正をす
べきか否かか、予め設定した所定値と大小比較をするこ
とにより判定される。 そして、補正を要すると判定された場合、っまりYes
の場合には第2ステツプに進む。 なお、NOの場合と第2検出ロール12の役割について
は後述する。 第2ステツプにおいて、ライン中心に対するずれ量Bか
下記式により演算されて第3ステツプに進む。 B=((ΔB1+ΔB2) x (2LI+1.) )
/2L、−ΔB+ ところて、この第2ステツプにおける上記式は以下の通
りの手順に従って導出したものである。 即ち、第】図Fa)をモデル化して示す第1図181か
ら良く理解されるように、第1板端検出器2により検出
された板端のずれ量をΔB1とし、第2板端検出器3に
より検出されたずれ量をΔB2とすれば、三角形の相似
則により下記比例式か成立する。 2L1 (ΔB1+ΔB2)= (2L、十L2)  :  (B十ΔB2)次いて、上
記比例式を変形すると、 2L、X (B+ΔB2); (ΔB1+ΔB2) x (2Ll+L2)となり、さ
らにこれを変形すると、 B十ΔB2= (ΔB1+ΔB2) x (2Ll+L2) /  2
 Llなり、この式の左辺のΔB2を右辺に移項すれば
前記蛇行量Bを求める演算式か得られる。 第3ステツプにおいて、前記両検出ロール11及び】、
て検出された検出荷重F1,1とF′9、とか入力され
ると共に、下記の両式により補正荷重FW。 とFDIとが演算されて第4ステツプに進む。 (式(イ)参照) F、、= (W/ (λ+B)l  ・)’ 1.。 F、、= fW/ (λ−B))  ・F′、。 第4ステツプにおいて、夫々単位張力T11.とT06
とか下記両式により演算されて第5ステツプに進む。(
式(ロ)参照) T、、 =Fw、/2 sin (θ/2)W tT 
、D、 = F os/ 2 sin (θ/2)W 
を第5ステツプにおいて、ディスク幅毎の最大単位張力
T rmaxを演算して第6ステツプに進む。 第6ステツプにおいて、最大単位張力T rwraアに
対応する圧延板材pの伸び率11wgとI ID+とか
下記両式により演算される(式(ハ)参照)と共に、そ
の演算結果か第7ステツプにおいて表示器である演算器
6のCRTに表示される。 1 、、、 = ((T、。ax  Tuw、)/ 2
 E W t 5in(θ/2)l x1o51、D、
= ((T、、、、−T、D、)/ 2 E W t 
5in(θ/2)) X103次に、圧延板材(plに
蛇行かなく補正か不要と判定された場合、つまりNoの
場合を説明する。 即ち、Noの場合は従来の場合と同様であって、先ず第
1ステツプにおいてNOと判断されると、第3aステツ
プてF=W−F’/λの演算か行われ、第4aステツプ
においてT、、、=F/2Wtsin(θ/2)か演算
され、また第5aステツプにおいてディスク幅毎の単位
張力か演算され、最後の第6aステツプでは圧延板材(
plの伸び率I、か、1、= + (T、、、、−T、
) / 2 E W t 5in(θ/2)l XIO’か
ら算されると共に、この演算結果か演算器6のCRTに
表示されるという他の経路を経る。 このように、この実施例によれば蛇行により圧延板材p
かその幅方向にずれても、ずれ量に応して伸び率か補正
されるのて、実際と良く合致した圧延板材pの形状を求
めることかでき、実用上極めて多大な効果かあることを
確認した。 ところで、本実施例では形状検出ローラを2つ設けたか
、これは可逆圧延を行うためである。 第2実施例 この第2実施例を、その主要部を示す演算フロー図の第
4図を参照しなから説明する。 即ち、この第2実施例は、圧延板材の蛇行量Bにより補
正した補正伸び率と、従来と同様の方法により蛇行量B
を考慮しない伸び率とを平行に求め、例えば第3図にお
いて示す第6ステツプと、第7ステツプとの間に、第4
図に示すような比較部を介装して両者の何れか一方を択
一的に選ぶようにしたものである。 より詳しくは、この比較部は蛇行量Bを考慮した補正伸
び率を1 、、、、 (この補正伸び率I Iwi+は
第2〜第6ステツプの演算により得られる。)とし、ま
た従来と同様に蛇行量Bを考慮しない伸び率をI 1w
+2’(この伸び率1 iw+2は第3a〜第6aステ
ツプの演算により得られる。)としたとき、両者の差の
絶対値I I 1w11−1 、、、 lと、所定値と
しての(1−Unit)との大小を比較して、絶対値か
所定値よりも大きい場合、つまりYesの場合にはI 
let = I 1w++として第7ステツプに進み、
また逆に絶対値か所定値よりも小さいNoの場合にはI
 let ” I 1w+2として同様に第7ステツプ
に進むようになっている。従って、圧延板材の蛇行量B
を無視することかできない場合には蛇行量Bを考慮した
補正伸び率11wg1か選択される一方、蛇行量Bか無
視し得る程度の場合には従来と同様の伸び率I 111
12か選択されるので、この第2実施例は第1実施例と
略同効である。 なお、上記した実施例は本考案の具体例にすぎず、例え
ば投光器と受光器とからなる板端検出器に代えて、CC
Dカメラによっても板端を検出することか可能であるか
ら、これにより本発明の技術的思想の範囲か限定される
ものではない。 また、上記した実施例にあっては、蛇行量Bの検出方法
として三角形の相似則を利用しているかこれに限定され
るものではないし、板端検出器の配置も蛇行量Bか検出
てきれば良く、適宜変更可能である。
【発明の効果】
以上詳述したように、第1発明に係る圧延板材の形状検
出方法によれば、少なくとも2つの板端検出センサによ
り圧延板材の蛇行IBか検出され、この蛇行量Bか所定
値より大きいときには、ディスク幅Wに対する、予め設
定された圧延板材の板端部のオーバーラツプ量λか蛇行
量Bにより加減され、そしてディスク幅Wと蛇行量Bか
加減された(λ±B)の比W/(λ±B)により圧延板
材の板端部の測定張力か補正されると共に、この補正結
果に基づいて圧延板材の板端部の補正伸び率か演算され
、また第2発明に係る圧延板材の形状検出方法によれば
、先ず従来と同様にディスク幅Wと、予め設定されたこ
のディスクに接触する圧延板材の板端部のオーバーラツ
プ量λの比W/λにより圧延板材の板端部の測定張力が
補正されて、この圧延板材の板端部の伸び率が演算され
る一方、少なくとも2つの板端検出センサにより圧延板
材の蛇行量Bか検出され、ディスク幅Wに対する、予め
設定された圧延板材の板端部のオーバーラツプ量λか蛇
行量Bにより加減され、そしてディスク幅Wと蛇行量B
か加減された(λ±B)の比W/(λ±B)により圧延
板材の板端部の測定張力か補正されると共に、この補正
結果に基づいて圧延板材の板端部の補正伸び率か演算さ
れ、次いて両伸び率の差の絶対値か所定値と比較され、
この絶対値か所定値より大きいときには後者の補正伸び
率か、また小さいときには前者の伸び率か圧延板材の板
端部の伸び率として択一的に選択されるので、圧延板材
か蛇行して検出ロールの長手方向に対するずれ量か変化
しても、その変化に対応して伸び率か補正されるから、
従来の形状検出方法のように圧延板材の蛇行にともなっ
て圧延板材の板端部の伸び率に誤差か生しることかなく
なり、圧延板材の形状検出の精度の向上に対して極めて
多大な効果を期待することかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例に係り、第1図(a
)は圧延板材の形状検出システムの平面図、第1図(b
lはずれ説明用幾何学的モデル図、第2図は第1図ta
+のI[−II線断面図、第3図は圧延板材の蛇行を考
慮した第1実施例に係る演算フロー図、第4図は第2実
施例に係る主要部を示す演算フロー図、第5図は従来技
術になる形状検出装置の全体構成説明図、第6図(al
、第6図(blおよび第6図fc)は圧延板材の形状の
定義説明図、第7図は圧延板材の張力分布と形状分布説
明図である。 1、・・・第1形状検出ロール、12・・・第2形状検
出ロール、Ia・・・ディスク、2・・・第1板端検出
器、2、・・・投光器、22・・・受光器、3・・・第
2板端検出器、31・・・投光器、32・・・受光器、
4・・・増幅器、5・・・A/D変換器、6・・・演算
器、B・・・圧延板材の蛇行量、p・・・圧延板材、S
・・・荷重検出センサ、W・・・ディスクの幅、λ・・
・圧延板材の板端部のオーバラップ量。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人 弁理士 金 丸 章 − 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 荷重検出センサが内設された複数のディスクが重合
    わされてなる分割型検出ロールの該ディスクの幅Wと、
    予め設定された該ディスクに接触する圧延板材のオーバ
    ラップ量λの比W/λにより圧延板材の端部の測定張力
    を補正すると共に、該補正結果に基づいて圧延板材の端
    部の伸び率を演算する圧延板材の形状検出方法において
    、前記圧延板材の長手方向の少なくとも2箇所において
    圧延板材の端部位置を検出し、これら端部位置検出値か
    ら圧延板材の蛇行量Bを求めると共に、前記測定張力を
    、ディスクの幅Wとオーバラップ量λに蛇行量Bを加減
    した(λ±B)との比W/(λ±B)で補正することを
    特徴とする圧延板材の形状検出方法。 2 荷重検出センサが内設された複数のディスクが重合
    わされてなる分割型検出ロールの該ディスクの幅Wと、
    予め設定された該ディスクに接触する圧延板材のオーバ
    ラップ量λの比W/λにより圧延板材の端部の測定張力
    を補正すると共に、該補正結果に基づいて圧延板材の端
    部の伸び率を求める一方、該圧延板材の長手方向の少な
    くとも2箇所で該圧延板材の端部位置を検出し、これら
    端部位置検出値から圧延板材の蛇行量Bを求めると共に
    、前記測定張力をディスクの幅Wと、オーバラップ量λ
    に蛇行量Bを加減した(λ±B)との比W/(λ±B)
    で補正して圧延板材の端部の補正伸び率を求めると共に
    、両伸び率の差の絶対値が所定値より大きいときには後
    者の補正伸び率を、また小さいときには前者の伸び率を
    択一的に選択することを特徴とする圧延板材の形状検出
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07185634A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Kobe Steel Ltd 圧延材の形状検出方法及び同検出装置

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JPH07185634A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Kobe Steel Ltd 圧延材の形状検出方法及び同検出装置

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