JPH0417220A - 注型ブッシング - Google Patents

注型ブッシング

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JPH0417220A
JPH0417220A JP11865290A JP11865290A JPH0417220A JP H0417220 A JPH0417220 A JP H0417220A JP 11865290 A JP11865290 A JP 11865290A JP 11865290 A JP11865290 A JP 11865290A JP H0417220 A JPH0417220 A JP H0417220A
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JP
Japan
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electric field
electrode
wire
field relaxation
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11865290A
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English (en)
Inventor
Masaichi Matsumoto
正市 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は高電圧機器に使用される注型ブッシングに関す
るものである。
[従来の技術] 第6図は特開昭58−204420号公報に開示された
従来の注型ブッシングの断面図、第7図はその要部拡大
図で、(1)は注型絶縁物、(1a)はそのフランジ部
、(2)は中心導体、(3)は電界緩和用電極、(4)
はプレスリング、(5)は取付は金、(6)は導体であ
る。
図に示すように、注型ブッシングは、中心導体(2)の
周囲を樹脂により成型した絶縁物(1)で覆い、電界の
集中を防止するための電界緩和用電極(3)か注型絶縁
物(1)内に埋設されて構成されている。電界緩和用電
極(3)は複数個の打抜き孔が穿設された金属板により
円筒状に形成され、中心導体(2)を囲繞して配置され
ており、その両端部に円弧状のプレスリング(4)を蝋
付けなどにより固着している。また取付は金(5)は絶
縁物のフランジ部(la)に埋設され、電界緩和用電極
(3)と導体(6〉により電気的に接続されている。
また電界緩和用電極(3)は、その円筒部に穿設された
多数個の打抜き孔を通して樹脂が浸透し、円筒部内外の
樹脂を互いに橋絡するため、樹脂と円筒部とは強固に接
着されている。なお電界緩和用電極(3)の両端部は、
電界が集中しやすいため円弧状に形成する必要があるが
、孔を穿設した金属板を円弧状にプレス成型すると、打
抜き孔の工ッジ部に電界が集中する恐れがある。このた
め電界緩和用電極(13)の両端に固着するプレスリン
グは、厚さ0.1〜1mm程度の孔のない金属板を断面
円弧状にプレス加工して形成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記プレスリング(4)は金属製でその膨脹率
が樹脂と異なるため、注型絶縁物(1)の硬化収縮及び
温度変化による膨脹収縮により、内部応力が発生してプ
レスリング(4)の周辺に集中し、プレスリング(4)
と注型絶縁物(1)との界面の接着力が破壊され、剥離
を生ずることがある。その結果剥離を生じた部分から部
分放電が起こり、貫通破壊を発生させるという危険性が
ある。
それにプレスリング(4)の、製作及びプレスリング(
4)の電界緩和用電極(3)への蝋付は作業は、かなり
の工数を要し、コストの面でも問題となっている。
本発明は、貫通破壊の危険性もなく、コスト低減をも可
能ならしめるような電界緩和用電極を具備する注型ブッ
シングを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係る注型ブッシング
の電界緩和用電極は、円形あるいは長円形断面を有する
シールド線を円筒つる巻ばね状に巻回し、中心導体を囲
繞して注型絶縁物内に埋設させて構成されている。
[作用] 電界緩和用電極は断面が円形状あるいは長円形状のシー
ルド線をつる巻ばね状に成型して構成されているため、
注型絶縁物の硬化収縮や温度変化による膨脹、収縮によ
り電界緩和用電極に力が作用しても、電界緩和用電極は
それに応じて変形するので、電界緩和用電極の両端部や
中央部に発生する内部応力は極めて小さいものとなる。
また電界緩和用電極は線材により形成されているので注
型絶縁物との接触面積が大きく、接着強度も大である。
さらに電界緩和用電極の形成は線材を巻回させるだけで
あるから、特殊な技術、技能を必要とせず、その製作工
数も少なくてすむ。
[発明の実施例コ m1図は本発明の一実施例を示す注型ブッシングの(a
)は断面図、(b)は要部拡大図、第2図は電界緩和用
電極の(a)は正面図、(b)は側面図、(C)はシー
ルド線端末部の正面図で、図中(1)〜(5)は従来の
ブッシングの同一または相当部品、(lO)は電界緩和
用電極、(11)は円形状断面を有するシールド線、(
12)は導体である。
第2図にみるように、円形状断面を有するシールド線(
11)を等ピッチのつる巻ばね状に巻回し、その中央部
を導体(12)を介し取付は金(図示せず)に接続し接
地する。つる巻ばね状に巻回したシールド線の端末部(
lla)は、第2図(C)に示すようにテーパ状に加工
し、成型後の電界緩和用電極(10)の両端面は平面に
なるようにする。このように構成した電界緩和用電極(
10)を、第1図に示すように、中心導体(2)を囲繞
して注型絶縁物(1)内に埋設し、注型ブッシングを構
成する。
上記のように構成された注型ブッシングにおいて、円筒
つる巻ばね状に形成された電界緩和用電極(10)は、
中心導体(2)との距離1、シールド線(11)の巻ピ
ッチp及びシールド線(11)の径dを適当に選択する
ことにより、前記円筒状電極(3)と同様な電界緩和効
果が得られる。1、pldの関係は単純には決められな
いが、許容最大電位傾度を一定とした場合、lが小さけ
ればpを小さくかつdを大きくする方がよく、!が大き
ければpを太きくLdを小さくしてもよい。実際の設計
に当たってlSp、dを決定する際は、コンピュータに
よる電界解析を行い最適値を求める。
なおシールド線(11)の材質は銅、アルミ、鉄などの
金属であればよく、通常絶縁物を形成する樹脂と膨脹係
数が近いアルミが使用されることが多い。
このように構成された注型ブッシングは、その電界緩和
用電極(10)が円形断面のシールド線(11)をつる
巻ばね状に形成して構成されているため、注型絶縁物(
1)の硬化収縮や温度変化による絶縁物等の膨脹収縮に
より力が電界緩和用電極(10)に作用しても、つる巻
ばね状に形成された電界緩和用電極(10)はそれなり
に変形し、電界緩和用電極(10)と注型絶縁物(1)
との界面に発生する応力はいちぢるしく小さくなる。ま
た電界緩和用電極(10)が線材より形成されているた
め、電界緩和用電極(10)と注型絶縁物(1)との接
触面積が大きくしたがって接着強度も大きい。
さらに電界緩和用電極(10)の両端部は平面に形成さ
れているため、両端部への電界の集中を避けることがで
きる。
また電界緩和用電極(10)の形成に当たっては、線材
を所定の径に巻回するだけですむので、電界緩和用電極
(10)の製作に特別の技術技能を要せず、工数も少な
く、従来の電界緩和用電極に比較してその製作コストは
大きく低減する。
また本実施例においては、円筒つる巻ばね状に巻回した
電界緩和用電極(10)の径は軸方向に等しくなってい
るが、この形状に限定するものではなく、他の形状でも
よい。第3図は電界緩和用電極の両端部でその径を次第
に大きくした他の実施例の電界緩和用電極(13)を示
す(a)は正面図、(b)は側面図で、(14)は線材
の径の内接線である。内接線(14)を円弧形状やロゴ
スキー電極形状に構成することにより、電界緩和用電極
(13)の両端部の電界集中をさらに緩和することが可
能となる。
またシールド線(11)の断面も、上記実施例に示され
る円形状に限るものでなく、他の断面形状でもよい。第
4図はその一例を示すシールド線(15)の断面図で、
相対向する2面は平行でその両端が円弧で結ばれた長円
形のものである。
なお上記実施例においては、注型ブッシングの電界緩和
用電極(10)と取付は金(5)とを接続する導体(1
2)は、シールド線(11)と別のものを使用している
が、シールド線(11)をそのまま導体(12)として
使用してもよい。第5図はそうした電界緩和用電極(1
6)を示すもので、(a)は電界緩和用電極(16)の
端部を示す正面図、(b)は側面図で、図にみるように
、電界緩和用電極(16)を構成するシールド線(11
)の端部を導体(12)としたものである。
この電界緩和用電極(16)を2個、導体(12)側を
対向させて使用することにより、上記第1図に示す電界
緩和用電極(10)と同様な作用を期待できる。
それに電界緩和用電極(16)においては、導体(12
)とシールド線(11)とか一体であるため、臘付けな
どの接続作業か不要となり、作業工数をさらに低減させ
ることができる上、接続部がないので信頼性も向上する
また第6図は他の実施例における電界緩和用電極(17
)の端部構成を示す正面図である。シールド線の端末部
(llb)を半球状に加工し、シールド線(11)の1
タ一ン部がその端末部(llb)と対向する箇所を逆S
字状に折り曲げて巻回するとともに、2タ一ン部以降は
通常のつる巻ばね状に巻回したものである。本実施例の
電界緩和用電極(17)においては、シールド線の端末
部(llb)の加工がさらに容易となり、工数低減効果
は大きくなる。なお逆S字加工は2ターン、3ターンと
ターンの増加に伴って、その曲げ角度を順次小さくして
もよい。
[発明の効果コ 本発明は、注型ブッシングの電界緩和用電極を、円筒つ
る巻状に巻回した円形状または長円形状断面を有するシ
ールド線を、注型絶縁物内に埋設させて構成したので、
次に述べるような優れた効果をあげることとなった。
(1)部分放電の発生がなくなった。
(2)注型絶縁物に発生する応力集中が小さくなった。
(3)注型ブソンングの製作工数が減少し、そのコスト
を低減させることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である注型ブッシングの(a
)は断面図、(b)は要部拡大図、第2図は注型ブソン
ングの電界緩和用電極の(a)は正面図、(b)は側面
図、(C)はシールド線端末部の正面図、第3図は電界
緩和用電極の他の実施例を示す(a)は正面図、(b)
は側面図、第4図はシールド線の他の実施例を示す断面
図、第5図は電界緩和用電極の端部構成を示す(a)は
正面図、(b)は側面図、第6図は電界緩和用電極の端
部構成を示す正面図、第7図は従来の注型ブッシングの
断面図、第8図はその要部拡大断面図である。 図中、(1)は絶縁物、(2)は中心導体、(10)、
(13)、(16)、(17)は電界緩和用電極、(1
1)はシールド線、(12)は導体、(14)は内接線
、(15)はシールド線である。 なお図中の同一符号は同一または相当部品を示すものと
する。 3図 代理人  弁理士  佐々木宗治 (a) (b) 第4WJ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中心導体と、 該中心導体を覆って形成された注型絶縁物と、円形状ま
    たは長円形状断面のシールド線を円筒つる巻ばね状に巻
    回し、上記中心導体を囲繞し上記注型絶縁物内に埋設し
    て形成された電界緩和用電極と を備えてなることを特徴とする注型ブッシング。
JP11865290A 1990-05-10 1990-05-10 注型ブッシング Pending JPH0417220A (ja)

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JP11865290A JPH0417220A (ja) 1990-05-10 1990-05-10 注型ブッシング

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JP (1) JPH0417220A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6504092B1 (en) * 1998-05-12 2003-01-07 Kyushu Electric Power Co., Inc. Method of preventing insulated wire breakage and momentary interruption
WO2014045611A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 三菱電機株式会社 樹脂モールドブッシング及び開閉器

Cited By (4)

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