JPH04171776A - 面発光型発光ダイオード - Google Patents

面発光型発光ダイオード

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JPH04171776A
JPH04171776A JP2298415A JP29841590A JPH04171776A JP H04171776 A JPH04171776 A JP H04171776A JP 2298415 A JP2298415 A JP 2298415A JP 29841590 A JP29841590 A JP 29841590A JP H04171776 A JPH04171776 A JP H04171776A
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JP
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JP2298415A
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English (en)
Inventor
Masumi Hiroya
真澄 廣谷
Toshihiro Kato
加藤 俊宏
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Priority to DE69124338T priority patent/DE69124338T2/de
Priority to EP91118652A priority patent/EP0483868B1/en
Priority to DE69132764T priority patent/DE69132764T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は面発光型の発光ダイオードに関し、特に、波長
の異なる複数種類の光を発光する面発光型発光ダイオー
ドに関するものである。
従来の技術 光通信や表示器などに発光ダイオードが多用されている
。かかる発光グイオートは、−iに、半導体基板の上に
液相成長法や気相成長法などのエピタキシャル成長法に
よりpn接合を形成して作製されており、このような発
光ダイオードの一種に、活性層内で発生した光をその活
性層と略平行に形成された光取出し面から取り出す面発
光型のものがある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような面発光型の発光ダイオード
は、従来においては、一種類の活性層が設けられている
だけであり、一種類の波長の光だけしか発光できないた
め、複数種類の波長の光を発光することができる面発光
型発光ダイオードが望まれていた。
これに対し、複数種類の波長の光をそれぞれ発生する複
数の活性層を重ねた状態で設けることが考えられるが、
このような構造の面発光型発光ダイオードでは、ある活
性層で発生した光が他の活性層で吸収され且つその吸収
に伴って他の活性層からも光が発生することにより、所
望の波長の光だけを好適な出力で発光できなくなる虞が
ある。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであって
、その目的とするところは、複数種類の波長の光をそれ
ぞれ発生する複数の活性層を備え、所望の波長の光だけ
を好適な出力で発光できる面発光型発光ダイオードを提
供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明の要旨とするところは
、光取出し面から波長の異なる複数種類の光を取り出す
面発光型発光ダイオードであって、(a)前記光取出し
面と略平行に設けられ、第1の光を発生する第1活性層
と、(b)その第1活性層の前記光取出し面側とは反対
側に設けられ、前記第1の光より長い波長を有する第2
の光を発生する第2活性層と、(C)半導体多層膜にて
構成されて前記第1活性層と前記第2活性層との間に設
けられ、その第1活性層で発生した第1の光は光波干渉
によって反則するが、その第2活性層で発生した第2の
光1ま透過する選択反射層とを含むことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、光取出し面と略平行に設LJられた
第1活性層とその第1活性層の光取出し面側とは反対側
に設けられた第2活性層との間に、第1活性層で発生し
た第1の光は光波干渉によって反射するが第2活性層で
発生した第2の光は透過する選択肢η]層が設りられて
いるとともに、第2の光は第1の光より波長が長くされ
てエネルギーが小さくされているので、第1活性層から
発生して第2活性層へ向かう第1の光は選択反射層にて
反射させられて光取出し面から放射され、これにより、
第1の光が第2活性層で吸収されてその第2活性層から
第2の光が発生ずるのを防止することができる一方、第
2活性層から発生した第2の光は選択反則層を透過し且
つ第1活性層で吸収されることなく光取出し面から放射
され、これにより、第2の光によって第1活性層から第
1の光が発生するのを防止することができる。この結果
、複数種類の波長の光をそれぞれ発生する複数の活性層
を備え、所望の波長の光だけを好適な出力で発光するこ
とができる面発光型発光ダイオードを提供することがで
きる。
しかも、選択反則層は半導体多層膜にて構成されており
、共通のチャンバ内において第1活性層や第2活性層な
どと共に順次結晶成長させることにより積層することが
できるため、上記のような面発光型発光ダイオードを容
易かつ安価に作製することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である面発光型発光ダイオー
ド10の構造を示す図である。図において、n−GaA
s単結晶から成る基板12上の外周側に位置する部分に
は、p−GaAsから成る環状の電流ブロック層14が
設けられており、電流ブロック層14上および基板12
上の電流ブロック層14が設けられていない中央部に位
置する部分ムこけ、n−Al、Ga+−y Asから成
るクラッド層16が設げられている。そして、このクラ
ッド層16上には、p −A 1yGa+−y Asか
ら成り、波長λ2 (たとえば830 nm)の光を発
生ずる活性層18.p−Al2G、l+−z Asから
成るクラッド層20.選択反則層22.r+−AluG
a、−、Asから成るクラット層24.p−A+vGa
+−vAsから成り、前記波長λ、より短い波長λ、(
たとえば780nm)の光を発生ずる活性層26.p−
AI、Ga+−w Asから成るクラッド層28.およ
びp−G a A sから成るコンタクト層29が順次
積層されている。面発光型発光ダイオードIOは、上記
クラッド層16.活性層18.およびクラッド層20か
ら成るダブルへテロ接合結晶と、上記クラッド層24.
活性層26、およびクラッド層28から成るダブルへテ
ロ接合結晶との間に選択反射層22を備えて構成されて
いるのである。本実施例においては、」−記活性層18
が第2活性層に、上記活性層26が第1活性層にそれぞ
れ相当し、活性層18から発生する波長λ2の光が第2
の光に、活性層26から発生する波長λ1の光が第1の
光にそれぞれ相当する。なお、電流ブロック層14はた
とえば0.5μm、クラッド層16,20,24.28
はたとえば2μm、活性層18.26はたとえば0.1
μm、コンタクト層29はたとえば0.1μmの膜厚で
それぞれ設けられている。また、クラッド層16.20
,24.28の各組成x、z、u、wはたとえば0.4
5にそれぞれ決定されており、活性層18.26の組成
y、vはたとえば0.06,0゜13にそれぞれ決定さ
れている。
上記選択反射層22は、第2図に拡大して示すように、
AlAs層30とAlp Gap−p As層32とを
交互に複数対、たとえば20対積層した半導体多層膜に
て構成されており、ブラッグ反射に基づく光波干渉作用
により入力光をその波長に応じて選択的に反射する。第
3図に選択反射層22の入力光波長に対する光反射特性
の一例を示すように、活性層26から発生する波長λ1
の光の反射率は100%であるのに対し、活性層18か
ら発生する波長λ2の光の反射率は略零%であるため、
選択反射層22は、活性層26から発生して活性層18
へ向かう光を全て反射するが、活性層18から発生して
活性層26へ向かう光を殆と反射することなく透過させ
る。このような選択反射層22の光反射特性が得られる
ように、次式(1)に従ってAlAs層30.AII、
Gap、−、As層32の各々の膜厚りが決定されてい
るのである。
なお、A 1pGa+−p As層32の組成pはたと
えば0.45に決定されている。
λ/ 4 n = t  ・・・・(1)(但し、n 
:AlAs層30. A lp G a +−pAs層
32の層膜2屈折率) 上記電流ブロック層14.クラッド層16.活性層1B
、クラッド層202選択反射層22.クラッド層24.
活性層26.クラッド層28.お・よびコンタクト層2
9は、たとえば有機金属化学気相成長法によって、基板
12上に単結晶の状態で順次成長させられることにより
形成されている。
この場合において、電流ブロック層14は、基板12の
全面に亘って結晶成長させた後その中央部分をフォトリ
ソグラフィー技術により除去することによって形成され
ているとともに、選択反射層22、クラッド層24.活
性層26.クラッド層28、およびコンタクト層29は
、選択反射層22の全面に亘って順次結晶成長させた後
、それらの外周側の所定部分がフォトリソグラフィー技
術によりそれぞれ除去されている。
上記コンタクト層29の上面の外周側に位置する部分に
は、Cr−Auから成る環状の第1上部電極36が取り
付けられているとともに、コンタクト層29の上面の第
1上部電極36の内周側に位置する部分は、活性層18
.26で発生させられた光を取り出す光取出し面38と
されている。
また、上記クラッド層24から外周側へ一体に突き出し
て選択反射層22と接する突出部40上には、Au−G
e−Niから成る第1下部電極42が取り付けられてい
る。一方、選択反射層22上の外周側に位置する部分で
あって且つクラッド層20が設けられていない部分には
、p−GaAsから成るコンタクト層44が気相成長に
より設けられており、そのコンタクト層44の上面には
、Cr−Auから成る第2上部電極46が取り旬けられ
ている。また、基板12の下面には、その全面にAu−
Ge−Niから成る第2下部電極48が取り付けられて
いる。上記の電極36,42゜46.48はそれぞれオ
ーミック電極である。
以」二のように構成された面発光型発光ダイオード10
においては、第1上部電極36と第1下部電極42との
間に順方向の駆動電流が流されることにより、活性層2
6内において波長λ1の光が発生されられる。活性層2
6から上方(クラッド層28側)へ向かう光は光取出し
面38から外部へ放射されるとともに、活性層26から
下方(基板12側)へ向かう光は、選択反射層22によ
り活性層26へ向かって全て反射されて活性層18にお
いて吸収されることなく活性層26等を通して光取出し
面38から放射される。一方、第2上部電極46と第2
下部電極48との間に順方向の駆動電流が流されると、
活性層18内において波長λ2の光が発生させられ、そ
の光が選択反射層22や活性層26等を透過して光取出
し面38から外部へ放射される。このとき、活性層18
における発光波長λ2 (たとえば830 nm)は活
性層26における発光波長λ1 (たとえば7800m
)より長くされており、活性層18からの光のエネルギ
ーすなわち活性層18における電子のエネルギーギャッ
プは、活性層26からの光のエネルギーすなわち活性層
26における電子のエネルギーギャップより小さいため
、活性層18で発生した光は活性層26で吸収されるこ
となく光取出し面3Bから放射される。また、電流ブロ
ック層14とクラッド層16との間では電流の向きが逆
バイアスとなるため、電流ブロック層I4を通ってクラ
ッド層16から基板12へ電流が流れることはなく、ク
ラッド層16と基板12とが直接接している電流ブロッ
ク層14の内周側においてのみ通電されて、光取出し面
38の直下に位置する活性層18の中央部分においての
み波長λ2の光が発生することとなり、これにより、発
光効率を高める構造となっている。
このように本実施例によれば、活性層26とその活性層
26の光取出し面38側とは反対側に設りられた活性層
18との間に、活セ1層26で発l]して活性層18側
へ向かう波長λ1の(第1の)光は全て反射するが、活
性層18で発生して711i性層26側へ向かう波長λ
2の(第2の)光は殆ど透過する選択反射層22が設け
られているとともに、活性層18は活性層26よりも電
子のエネルギーギャップの小さい材料が用いられており
、活性層18から発生する第2の光のエネルギーは活性
層2Gから発生する第1の光のエネルギーより小さくさ
れているので、活性層26から発生した第1の光が゛活
性層1Bで吸収されてその活性層18から第2の光が発
生することが防止される−・方、活性層18から発生し
た第2の光が活性層26で吸収されてその活性層26か
ら第1の光が発生することが防止される。この結果、必
要に応して第1の光および第2の光のうちの所望の光だ
けを好適な出力で発光することができる面発光型発光ダ
イオード10が提供される。なお、第1の光と第2の光
とは同時に発光させられてもよく、この場合においても
、第1の光と第2の光とが好適に混合された所望の光を
好適な出力で発光することができる効果が得られる。
また、上記選択反射層22はAlAs層30とA l 
p G a I−p A s層32とから成る半導体多
層膜にて構成されており、共通のチャンバ内においてク
ラッド層16,20,24.28や活性層18.26な
どと同様にして順次結晶成長させることにより積層する
ことができるため、上記のような面発光型ダイオード1
0を容易かつ安価に作製することができる。
また、上記選択反射層22はA I A s / A 
1 pGa、−pAs層にて構成されているため、p−
AIy Ga+−y Asクラッド層20やn−Al1
IGa1−0Asクラッド層24との間で格子不整合を
生ずることがなく、良質の面発光型発光ダイオ−ド10
が得られる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明は他の態様で実施することもできる。
たとえば、前記実施例の面発光型発光ダイオード10は
AlGaAsダブルへテロ構造を成しているが、GaA
s、GaP、InP、InGaAsPなどの他の化合物
半導体から成るダブルへテロ構造や単一へテロ構造の面
発光型発光ダイオード、あるいは、ホモ構造の面発光型
発光ダイオードにも本発明は同様に適用され得る。
また、前記実施例では、選択反射層22としてAlAs
/Al、Ga、pAs多層膜が設けられているが、屈折
率や光の吸収などを考慮して、互いに組成の異なる一対
のAlGaAs層を交互に積層したり或いはAlAsや
AIC;aAs以外の他の半導体材料から成る多層膜の
選択反射層を用いることも可能である。
また、前記実施例では2種類の活性層が設けられている
が、3種類以上の活性層を設り■つ各活性層の間に選択
反射層をそれぞれ設けて3種類以上の波長の光を取り出
すように構成することも可能である。この場合には、各
活性層から発生する光の波長は光取出し面から離隔する
程大きくされ、互いに隣接する一対の活性層のうちの光
取出し面に近い方が第1活性層に相当し且つ光取出し面
から遠い方が第2活性層に相当することとなる。
また、前記実施例において、電流ブロック層14および
クラッド層16と基板12との間に、活性層18から発
生して基板12へ向かう第2の光を反射してその第2の
光が基板12に吸収されるのを阻止する所定の反射層を
設けるようにしてもよい。
また、前記実施例では基板12側と反対側に位置する光
取出し面38から光が取り出されるように構成されてい
るが、活性層18と活性層26とを互いに逆の位置に設
は且つ基板12を研磨やエツチング等によって除去する
こと等により、クラッド層16の下側の面から光を取り
出すようにすることも可能である。
その他−々例示はしないが、本発明は当業者の知識に基
づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である面発光型発光ダイオー
ドの構造図であって、断面にして示す図である。第2図
は第1図の選択反射層の一部を拡大して示す図である。 第3図は第1図の選択反射層の入力光波長に対する光反
射特性の一例を示す図である。 10:面発光型発光ダイオード ■、8:活性層(第2活性層) 22:選択反射層 26:活性層(第1活性層) 38:光取出し面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  光取出し面から波長の異なる複数種類の光を取り出す
    面発光型発光ダイオードであって、 前記光取出し面と略平行に設けられ、第1の光を発生す
    る第1活性層と、 該第1活性層の前記光取出し面側とは反対側に設けられ
    、前記第1の光より長い波長を有する第2の光を発生す
    る第2活性層と、 半導体多層膜にて構成されて前記第1活性層と前記第2
    活性層との間に設けられ、該第1活性層で発生した第1
    の光は光波干渉によって反射するが、該第2活性層で発
    生した第2の光は透過する選択反射層と を含むことを特徴とする面発光型発光ダイドード。
JP2298415A 1990-11-02 1990-11-02 面発光型発光ダイオード Pending JPH04171776A (ja)

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JP2298415A JPH04171776A (ja) 1990-11-02 1990-11-02 面発光型発光ダイオード
EP96104419A EP0724300B1 (en) 1990-11-02 1991-10-31 Semiconductor device having reflecting layer
US07/786,006 US5260589A (en) 1990-11-02 1991-10-31 Semiconductor device having reflecting layers made of varying unit semiconductors
DE69124338T DE69124338T2 (de) 1990-11-02 1991-10-31 Halbleitervorrichtung mit reflektierender Schicht
EP91118652A EP0483868B1 (en) 1990-11-02 1991-10-31 Semiconductor device having reflecting layer
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