JPH04171762A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法

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JPH04171762A
JPH04171762A JP2298221A JP29822190A JPH04171762A JP H04171762 A JPH04171762 A JP H04171762A JP 2298221 A JP2298221 A JP 2298221A JP 29822190 A JP29822190 A JP 29822190A JP H04171762 A JPH04171762 A JP H04171762A
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oxide film
solid
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imaging device
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Akira Ota
亮 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、電荷変調素子(CM D : Charge
Modulation Device)を用いた固体撮
Ig!装置及びその製造方法に関する。
[従来の技術と課題] 従来、MIS型受光・蓄積部を有する受光素子からなる
固体撮像装置は種々のものが知られているが、その中、
MIS型受光・蓄積部を有し、かつ内部増幅機能を有す
る受光素子を用いた固体撮像装置がある。その−例とし
て本件発明者が提案したCMD受光素子を用いた固体撮
像装置があり、特開昭81−84059号、及び198
6年に開催されたInternational Ele
ctron Device Meeting  (I 
EDM)の予稿集 の第353358項の“A NEW
 MO3IMAGE 5ENSOR0PEI?ATIN
G IN A N0N−DESTl?UCTIVERE
ADOUT MODE“という題名の論文で、その内容
について開示がなされている。
さらに、本件発明者等によって、CMD撮像装置におけ
る。固定パターン雑音(FPN)の原因である変調度ば
らつきを低減させるデバイス構造が、1990年に開催
されたテレビジョン学会年次大会の予稿集の第53〜5
4頁の”LOCO8構造CMDイメージセンサ−”とい
う題名の論文で報告されている。
第7図は、かかるLOCO8構造CMD受光素子を用い
た固体撮像装置の製造方法を示す図である。
まず、基板(図示せず)上にn−型のエピタキシャル層
IIを形成する。つづいて、その上に酸化法等を用いて
パッド絶縁膜12、更にその上にLP−CVD法により
Si、N4膜13が形成し、次いでフォトリソグラフィ
ー法を用いて、ドレイン端を決めるためのネガ(ポジ)
レジストパターン14を形成する(第7図(A)図示)
。次に、RIE法等により、ドレイン部以外の不要のS
i3N4膜13を除去し、Si3N4膜パターン13a
を形成する(第7図(B)図示)。更に、ソース部及び
ゲート部となる部分を選択酸化してフィールド酸化膜1
5を形成する(第7図(C)図示)。
次に、Si3’N4膜パターン13aを除去した後、イ
オン注入法によりn+型の不純物層16を形成する(第
7図(D)図示)。つづいて、前記パッド絶縁膜12.
フィールド酸化膜15を全面除去した後、熱処理を施し
てn+型のドレイン領域leaを形成するとともに、ゲ
ート絶縁膜17を形成し、更にゲート電極用膜18をL
P−CVD法により形成する(第7図(E)図示)。次
に、ネガ(ポジ)レジスト19を使ったフォトリソグラ
フィー法、RIE法等により、ケート電極20をn+型
のドレイン領域16にオーバーラツプするように形成す
る(第7図(F)図示)。次いで、イオン注入法により
n型のソース領域20を形成し、レジスト19を除去し
、酸化膜21を形成して固体撮像装置を製造する(第7
図(G)図示)。
こうしたLOCO3構造CM D受光素子においては、
ドレイン領域はネガ(ポジ)レジストの残しパターンで
形成され、一方、ソース領域はネガ(ポジ)レジストの
抜きパターンで形成されるので、結局ソース領域及びト
レイン領域の一方はネガパターン形成技術で、他方はポ
ジパターン形成技術で形成されることになる。
従って、露光装置の照度ばらつきが存在しても、一定の
実効ゲート長が得られ、変調度ばらつき、即ちFPNを
押さえることかこのLOCO3構造CMD受光素子ては
可能である。
このように、固体撮像装置においては、上述したC M
 D受光素子が縦横に配置構成されている。
= 6− この場合、各CMD受光素子の電気的な分離はドレイン
領域16に電圧を印加し、ホールに対する電位障壁を形
成することによって行われる。LOGO8構造のCMD
の場合は、上に述べたようにドレイン領域はLOGO3
酸化によるフィールド酸化膜15をマスクとしたイオン
注入法によ、ってエピタキシャル層11にn型不純物を
導入、拡散することによって形成される。この際、LO
CO8酸化のバーズビークの発生により、ドレイン領域
16は5j3N413よりもソース領域20に対して離
れる方向に移動する。
ところで、CMD受光素子における受光蓄積領域は、ソ
ース・ドレイン領域の間に設けられたゲート電極領域に
限定される。従って、LOGO8構造のCMD受光素子
においては、LOCOSバーズビークが形成された領域
が受光蓄積領域に含まれる。このバーズビーク領域の酸
化膜シリコン界面の電気的特性は、G 、 A 、 H
awkinsらがI E ’  T ransaeti
on on E 1ectron D eviceのV
ol 32 、1806〜181B頁で報告しているよ
うに、通常の界面特性よりも著しく悪く、受光素子にお
いては重大な暗電流発生領域となる。
従来技術では、CMD受光素子の周辺走査回路を構成す
るMOSトランジスタの電気的な分離を確定するために
、約7000人の厚さのフィールド酸化膜を成長させて
いる。従って、CMD受光素子のゲート蓄積領域に含ま
れる、LOGOSバーズビーク領域の幅は約0.7 μ
mにも達する。しかも、高密度化を進め、画素を縮小化
してもLOGO3酸化膜厚が同じである限り、バーズビ
ーク領域幅は変わらない。
この場合、現状の10μm素子が7μmと画素寸法が小
さくなると、受光、蓄積領域に占めるバーズビーク領域
の面積比は44%から49%に増加する。
更に、微細化が進むと、バーズビークの占める割合はま
すます高くなる。
ところで、固体撮像装置においては、光が入射しない時
に半導体基板及び半導体酸化膜界面で発生する暗電荷が
蓄積部に蓄積時間巾にたまるが、これによる暗電流は固
定パターン雑音、ランダム雑音の原因となる。
このように、CMD受光素子においては、ゲート蓄積領
域にバーズビークが存在するために、暗電流が大きく、
しかも微細画素構造になる程、その影響が大になるとい
う問題点を有する。
そこで、ゲート蓄積領域におけるバーズビークの面積比
を小さくするために、ドレイン領域leaの拡散深さを
深くシ、バーズビーク領域に侵入するドレイン領域le
aを広くすることによって、相対的にCMD蓄積領域に
占めるバーズビーク領域の面積を減少させる方法が考え
られる。しかし、この方法では、実効的なゲート長さの
減少によってCMD受光素子のIV特性がオン方向にず
れ、ブルーミング特性の劣化をもたらす。また、受光蓄
積領域も減少し、感度及びダイナミックレンジも低下す
る。特に、微細画素CMD受光素子を有した固体撮像装
置においては、上記欠点は更に増長されることになり、
重大である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、暗電流を低
減するとともに、より微細画素に適したLOCO8構造
CMD受光素子を用いた固体撮像装置及びその製造方法
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本願箱1の発明は、電荷変調素子からなる第1領域及び
この電荷変調素子を走査する相補型MOSトランジスタ
からなる第2領域とを具備する固体撮像装置において、
前記電荷変調素子は絶縁物又は高抵抗基板上に形成され
た半導体層、この半導体層表面に形成されたソース・ド
レイン領域。
及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成された
ゲート電極からなり、相対向するドレイン拡散端位置と
ソース拡散端位置の少なくとも一方を選択酸化法を利用
して決定し、かつ前記第1領域の選択酸化領域端の非選
択領域への遷移領域の長さが、前記第2領域の選択酸化
領域端の非選択領域への遷移領域の長さよりも短いこと
を特徴とする固体撮像装置である。
本願箱2の発明は、電荷変調素子からなる第1領域及び
この電荷変調素子を走査する相補型MOSトランジスタ
からなる第2領域とを具備する固体撮像装置を製造する
方法において、選択酸化を行なって第1領域のみに第1
フィールド酸化膜を形成した後、再度選択酸化を行なっ
て第1領域の第1フィールド酸化膜の膜厚を厚<シ、か
つ第2領域に第2フィールド酸化膜を形成する工程を具
備することを特徴とする固体撮像装置の製造方法である
本願節3の発明は、電荷変調素子からなる第1領域及び
この電荷変調素子を走査する相補型M○Sトランジスタ
からなる第2領域とを具備する固体撮像装置を製造する
方法において、選択酸化を行なって第1領域に第1フィ
ールド酸化膜を形成するとともに第2領域に第2フィー
ルド酸化膜を形成した後、第2領域の第2フィールド酸
化膜のみ目的とする膜厚になるまでエツチングする工程
を具備することを特徴とする固体撮像装置の製造方法で
ある。
本願節4の発明は、電荷変調素子からなる第1領域及び
この電荷変調素子を走査する相補型MO= 11− Sトランジスタからなる第2領域とを具備する固体撮像
装置を製造する方法において、第1領域及び第2領域の
第1・第2フィールド酸化膜を形成する際、半導体層上
に熱酸化膜を形成し、この熱酸化膜上に選択酸化膜の成
長を小さくした中間層を介して形成された耐酸化性膜パ
ターンをマスクとする工程を具備することを特徴とする
固体撮1象装置の製造方法である。
本発明によれば、暗電流を低減するとともに、より微細
画素に適したLOCO3構造CMD受光素子を用いた固
体撮像装置及びその製造方法が得られる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
[実施例1コ 第1図(A’)〜(E)及び第2図(A)〜(E)を参
照する。ここで、第1図はCMD受光素子領域(以下、
領域Xと呼ぶ)を、第2図は周辺走査回路領域(以下、
領域Yと呼ぶ)を夫々示し、第2図(A)〜(E)は夫
々第1図(A)〜(E)に対応する。また、簡略のため
、pチャネルMOSトランジスタの領域については、説
明を省略した。
(1)まず、n−型のシリコンエピタキシャル層30上
にPウェル層31を形成した後、前記エピタキシャル層
30及びPウェル層31上に厚さ100〜500人の熱
酸化膜32を形成した後、この熱酸化膜32上に厚さ1
000〜1500人の 513N4膜33をLPCVD法により形成した。
つづいて、前記Si3N4膜33上に、領域YのN10
Sトランジスタの分離領域形成予定部を除く部分にレジ
ストパターン34を形成した(第1図(A)、第2図(
A)図示)。次いで、前記レジスト膜34をマスクとし
て前記5jqN4膜33を選択的にエツチング除去し、
513N4膜パターン33aを形成した。更に、前記レ
ジスト膜34を除去した後、前Na5lsNa膜パター
ン33aをマスクとしてLOGO3酸化(1回目のLO
GO3酸化)を行い、領域Yに第1フィールド酸化膜3
5を形成した。ここで、酸化時間は、((領域Yの酸化
膜厚形成時間)−一  13 − (c hx D LOCO3酸化膜形成時間))(式(
1))行い、例えばX領域のフィールド酸化膜を200
0人、Y領域のフィールド酸化膜を7000人、夫々 
1000°Cウェット雰囲気で行なう場合、170分−
30分−140分の酸化を行う。この後、領域XのLO
CO3酸化を行うためにレジストパターン36をフォト
リソグラフィ法により形成した(第1図(B)、第2図
(B)図示)。
(2)次に、前記513N、膜パターン33aをマスク
として2回目のLOGO3酸化を行ない、領域Xに厚さ
2000人の第2フィールド酸化W!37を形成した。
この時、領域Yの第1フィールド酸化膜35の膜厚は7
000人になった。なお、ここでは領域Xのフィールド
酸化膜37の膜厚を2000人としたが、1000Å以
上であれば、LOCO3構造のCM D受光素子の動作
は可能である。このように、LOGO3酸化温度、雰囲
気によって、1回目のLOGO3酸化時間と2回目のL
OGO8酸化時間を式(1)にしたがって変更すれば、
領域X1領域Yて異なる所望のLOCO3酸化膜厚を得
ることが可能である(第1図(C)第2図(C)図示)
(3)次に、前記Si3N4膜パターン33aを熱リン
酸洗、ドライエツチング法を用いて除去した。
つづいて、CMD受光素子のドレイン領域を形成するた
めにレジストパターン38を領域Yにフォトリソグラフ
ィ法を用いて形成した。この後、前記第2フィールド酸
化膜をマスクとして、前記領域X iCn型不純物をイ
オンプランテーション法により導入し、n+型の不純物
層39を形成した(第1図(D)、第2図(D)図示)
。この時の加速エネルギーは、イオン工程が第2フィー
ルド酸化膜37がマスクとなり、熱酸化膜32を透過す
る値に設定する。例えば、不純物として31p+をイオ
ン注入する場合、40K e Vに設定する。
(4)次に、第2フィールド酸化膜37をウェット法で
除去した後、前記レジストパターン38を除去した。つ
づいて、前記不純物層39を活性化、拡散を行ない、C
MD受光素子のn+型のドレイン領域40を形成した。
次いで、領域X、Yの素子領域に酸化法により厚さ20
0〜500人のゲート絶縁膜41を形成した後、更に厚
さ1500〜5000人の多結晶シリコン層をLPCV
D法により堆積した。この後、通常の方法により、領域
Xにはゲート電極42、n+型のソース領域43、層間
絶縁膜44等を形成してCMD受光素子を構成するとと
もに、領域Yにはゲート電極45、n+型のソース・ド
レイン領域46、47.層間絶縁膜48′4を形成して
nチャネルMOSトランジスタ及びpチャネルMOSト
ランジスタを構成して、固体撮像装置を製造した。(第
1図(E)、第2図(E)図示)。
上記実施例1によれば、CMD受光素子のバーズビーク
幅を従来の〜1/3に縮小することができる。また、第
2フィールド酸化膜37を薄くすることによってバーズ
ビーク幅を縮小させることが可能である。このように、
第2フィールド酸化膜37が薄くなることにより、バー
ズビーク下のエピタキシャル層30中に発生する応力が
小さくなり、これに起因する結晶欠陥の発生を抑制でき
る。更には、従来に比べ、領域Xの表面段差を小さくす
ることができるため、フォトリソグラフィー工程が容易
となり、より微細画素製造工程に適するという利点があ
る。
[実施例2] 第3図(A)〜(D)及び第4図(A)〜(D)を参照
する。ここで、第3図はCMD受光素子領域(以下、領
域Xと呼ぶ)を、第4図は周辺走査回路領域(以下、領
域Yと呼ぶ)を夫々示し、第4図(A)〜(D)は夫々
第3図(A)〜(D)に対応する。
(1)まず、実施例1と同様に領域Xのn−シリコンエ
ピタキシャル層30上、領域YのPウェル31上に熱酸
化膜32.Si3N4膜33を形成した後、領域X及び
領域Yの前記Si3N、膜33上にレジストパターン5
1を形成した(第3図(A)、第4図(A)図示)。つ
づいて、このレジストパターン51をマスクとして前記
Si3N4膜33を選択的にエツチング除去し、Si3
N4膜パターン33aを形成した後、前記レジストパタ
ーン51を除去した(第3図(B)、第4図(B)図示
)。次いで、前記Si3N4膜パターン33aをマスク
として1.〇CO3酸化を行ない、領域Yに膜厚600
0〜10000人の第1フィールド酸化膜52.領域X
に第2フィールド酸化膜53を形成した。更に、前記S
i3N4膜パターン33aを除去した後、領域Yの全面
にレジストパター ン54をフォトリソグラフィ法によ
り形成した。この後、ウェット法またはR’IE法を用
いて、領域Xの第2フィールド酸化膜53をエッチバッ
クし、膜厚を1000Å以上に調整した。次に、前記領
域Xにn型不純物をイオンプランテーション法により導
入し、n“型の不純物層55を形成した(第3図(C)
、第4図(C)図示)。この時の加速エネルギーは、イ
オン種が薄くなった第2フィールド酸化膜53中に完全
に停る条件で行なった。
(2)次に、領域Xの第2フィールド酸化膜53、領域
Yのレジストパターン54を除去した後、熱処理して前
記不純物層55を品性化、拡散し、n“型のドレイン領
域56を形成した。つづいて、実施例1と同様に、領域
X、Yの素子領域に厚さ200〜500人のゲート絶縁
膜40を形成し、厚さ1500〜5゜00人の多結晶シ
リコン層41をLPCVD法により堆積した(第3図(
D)、第4図(D)図示)。
この後、実施例1と同様に、CMD受光素子及びMO8
I−ランジスタを形成し、固体撮像装置を製造した。
実施例2によれば、従来例と同様、LOGO3酸化は1
回で済み、かつマスク工程も同じで、製造工程が少ない
という利点を有する。
[実施例3] 第5図(A)〜(D)及び第6図(A)〜(D)を参照
する。ここで、第5図はCM D受光素子領域(以下、
領域Xと呼ぶ)を、第6図は周辺走査回路領域(以下、
領域Yと呼ぶ)を夫々示し、第6図(A)〜(D)は夫
々第5図(A)〜(D)に対応する。
(1)まず、領域Xのn−エピタキシャル層30上。
領域YのPウェル31上に厚さ100〜500人の熱酸
化膜32を形成した後、この熱酸化膜32上に厚さ50
0〜2000人の多結晶シリコン膜61.厚さ500〜
2000人のSi3N4膜62を順次LPCVD法によ
り形成した(第5図(A〕、第6図(A)図示)。
つづいて、前記Si3N4膜33上で、領域Xにおける
C M D受光素子ドリン形成予定部と領域Yの素子分
離領域を除く部分にレジストパターン(図示せず)を形
成した後、このレジストパターンをマスクとして前記S
i3N4膜62及び多結晶ンリコン膜81を選択的に除
去し、Si3N、膜パターン62a及び多結晶ンリコン
膜パターン[ilaを形成した。なお、この際、前記多
結晶ンリコン膜61は完全に除去する必要はない。この
後、前記レジストパターンを除去した((第5図(B)
、第6図(B)図示)。
(2)次に、前記5ixN4膜パターン82aをマスク
としてLOGO3酸化を行ない、膜厚6000〜100
00人のフィールド酸化膜63を形成した。つづいて、
前記Si3N4膜パターン82aを熱リン酸もしくはド
ライ法により、多結晶シリコン膜パターンG’laをド
ライ法で除去した。次いて、領域Y全面にレジストパタ
ーン64をフォトリソグラフィ法により形成した後、領
域Xにn型不純物をイオン注入法により導入し、n+型
の不純物層65を形成した(第5図(C)、第6図(C
)図示)。この時の加速エネルギーは、イオン種がフィ
ールド酸化膜63中に完全に停る条件で行なった。この
後、領域Xのフィールド酸化膜63を除去し、ひきつづ
き領域Yのレジストパターン64を除去した後、熱処理
して前記不純物層65を活性化、拡散し、n′″型のド
レイン領域66を形成した。更に、領域X1Yの素子領
域にゲート絶縁膜41を形成し、多結晶ンリコン層57
をLPCVD法により堆積した(第5図(D)、第6図
(D)図示)。この後、実施例1と同様に、C〜ID受
光素子及びMOSトランジスタを形成し、固体撮像装置
を製造した。
上記記実施例3によれば、従来例と同様に、LOGO3
酸化は1回で済み、かつマスク工程も同しで、製造工程
が少ないという利点を有する。また、領域Yも微細化さ
れ、CMD受光素子全体の微細化に有利である。更に、
上記実施例]、2の方法を実施例3に適用することによ
り、領域XのL OG OSバーズビークを更に微少化
可能である。
なお、上記実施例3のバーズビークの長さは、熱酸化膜
32.多結晶シリコン膜81.Si3N4膜62の夫々
の膜厚と、LOCO3酸化の酸化膜厚に依存するが、最
適化することによって通常のLOCO3酸化膜厚の1/
4の長さにすることか可能である。
なお、上記各実施例では、nチャネル型のCLiD受光
素子に適用した場合について述べたが、これに限らず、
pチャネル型のClvI D受光素子についても適用可
能である。また、光学特性を向上させるために、ゲート
受光領域にSi3N4膜を使用した多層構造CM D受
光素子においても適用できる。更に、CM D受光素子
のソース・ゲート領域をLOCO3酸化しているが、ソ
ース領域に選択酸化膜マスクを施し、ケート・ドレイン
領域をLOGO3酸化する構造も可能であり、同様な効
果が期待できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、暗電流を低減する
とともに、より微細画素に適したLOCO8構造CMD
受光素子を用いた固体撮像装置及びその製造方法を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(E)及び第2図(A)〜(E)は本発
明の実施例1に係る固体撮像装置の製造方法を工程順に
示す断面図、第3図(A)〜(D)及び第4図(A)〜
(D)は本発明の実施例2に係る固体撮像装置の製造方
法を工程順に示す断面図、第5図(A)〜(D)及び第
6図(A)〜(D)は本発明の実施例3に係る固体撮像
装置の製造方法を工程順に示す断面図、第7図(A)〜
(G)は従来の固体撮像装置の製造方法を工程順に示す
断面図である。 30・・・n−エピタキシャル層、31・・・Pウェル
層、32・・・熱酸化膜、33.62・・・5i3)J
4膜、35.37゜53、63・・フィールド酸化膜、
39.40.50.5B、 85゜66・・・ドレイン
領域、41・・・ゲート絶縁膜、42・・・ゲート電極
、43・・・ソース領域、44.48・・・層間絶縁膜
、45・・・ゲート電極、57.61・・・多結晶シリ
コン層。 出願人代理人 弁理士  坪井 淳 第1図 第2図 JJJJJ 第3図 第4図 2a 第5図 V→ 第6図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電荷変調素子からなる第1領域及びこの電荷変調
    素子を走査する相補型MOSトランジスタからなる第2
    領域とを具備する固体撮像装置において、前記電荷変調
    素子は絶縁物又は高抵抗基板上に形成された半導体層、
    この半導体層表面に形成されたソース・ドレイン領域、
    及び前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成された
    ゲート電極からなり、相対向するドレイン拡散端位置と
    ソース拡散端位置の少なくとも一方を選択酸化法を利用
    して決定し、かつ前記第1領域の選択酸化領域端の非選
    択領域への遷移領域の長さが、前記第2領域の選択酸化
    領域端の非選択領域への遷移領域の長さよりも短いこと
    を特徴とする固体撮像装置。
  2. (2)電荷変調素子からなる第1領域及びこの電荷変調
    素子を走査する相補型MOSトランジスタからなる第2
    領域とを具備する固体撮像装置を製造する方法において
    、選択酸化を行なって第1領域のみに第1フィールド酸
    化膜を形成した後、再度選択酸化を行なって第1領域の
    第1フィールド酸化膜の膜厚を厚くし、かつ第2領域に
    第2フィールド酸化膜を形成する工程を具備することを
    特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  3. (3)電荷変調素子からなる第1領域及びこの電荷変調
    素子を走査する相補型MOSトランジスタからなる第2
    領域とを具備する固体撮像装置を製造する方法において
    、選択酸化を行なって第1領域に第1フィールド酸化膜
    を形成するとともに第2領域に第2フィールド酸化膜を
    形成した後、第2領域の第2フィールド酸化膜のみ目的
    とする膜厚になるまでエッチングする工程とを具備する
    ことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。
  4. (4)前記第2領域の第2フィールド酸化膜の膜厚が、
    1000Å以上になるまでエッチングする請求項3記載
    の固体撮像装置の製造方法。
  5. (5)電荷変調素子からなる第1領域及びこの電荷変調
    素子を走査する相補型MOSトランジスタからなる第2
    領域とを具備する固体撮像装置を製造する方法において
    、第1領域及び第2領域の第1・第2フィールド酸化膜
    を形成する際、半導体層上に熱酸化膜を形成し、この熱
    酸化膜上に選択酸化膜の非選択酸化領域への横方向の成
    長を小さくした中間層を介して形成された耐酸化性膜パ
    ターンをマスクとする工程とを具備することを特徴とす
    る固体撮像装置の製造方法。
  6. (6)前記中間層が多結晶シリコン層であり、前記耐酸
    化性膜パターンがSi_3N_4膜パターンである請求
    5記載の固体撮像装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008060497A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Sony Corp 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2008260772A (ja) * 1997-05-14 2008-10-30 Asahi Kasei Corp 新規な分化抑制剤

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