JPH04171570A - 交通機関の最短経路の探索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交通機関の最短経路の探索方式に関し、特に交
通機関の乗り継ぎを行ったときの目的地までの所要時間
が最短となる経路を、コンピュータシステムを使用して
探索するときに用いられる交通機関の最短経路の探索方
式に関する。

〔従来の技術〕

従来、交通機関の乗り継ぎを行うときの最短経路を求め
る方法としては、例えば、東京、札幌。

東京と札幌の間の全日空路線、所要時間等の情報の組合
せを経路データとして一括して扱い、経路探索において
、この−括した経路データからなるデータベースを順次
検索し、一つずつ上記の経路データを探索する方法が用
いられていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の交通機関の最短経路の探索方式は、出発
地と目的地とが与えられると、その間をつなぐ全ての経
路データを逐次探索していくので、最初目的地とは反対
方向に進んで大きな迂回をして目的地に達するような経
路データなど、遠回りとなる経路データまで探索するこ
とになり、あきらかに最短時間の経路とは思われない経
路の探索に不必要な時間を要してしまうという問題点が
あった。

また、不必要となる経路を数多く探索するため、多量の
メモリを使用し、コンピュータプログラムの実行時にメ
モリ不足となる場合が生じるという問題点があった。

本発明の目的は、出発地から目的地までの最短時間の経
路を短時間で探索することができ、メモリを節約するこ
とができる交通機関の最短経路の探索方式を提供するこ
とにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の交通機関の最短経路の探索方式は、経路候補デ
ータと大地区データと中継地データと交通機関データと
小地区データとをそれぞれ検索用データとして作成し、
記憶装置内に設けられた別々のファイルに格納する探索
データ作成手段と、 前記入力装置より出発地と目的地とのデータを入力し、
記憶装置に記憶しておくパラメータ入力手段と、 入力した出発地及び目的地データと、前記記憶装置から
読み出した経路候補データとから、出発地と目的地の座
標を検索する変換手段と、検索された出発地及び目的地
の座標と、前記記憶装置から読み出した大地区データと
から、出発地及び目的地の座標が含まれる大地区を検索
し、検索された大地区の大地区インデックス番号と、前
記記憶装置から読み出した中継地データとから、各大地
区の中継地候補を検索し、この中継地候補と前記記憶装
置から読み出した交通機関データとから最適な中継地を
検索する中継地決定手段と、 前記最適中継地と、出発地及び目的地の入力データと、
前記記憶装置から読み出した小地区データとから、大地
区内の小地区の最適な組合せを行い、最短経路を検索す
る小地区最短経路探索手段と、 検索された前記最短経路を編集し出力する最短経路編集
出力手段とを含み、鉄道、バス、自動車、飛行機及び船
を含む交通機関の乗り継による、出発地から目的地まで
の所要時間が最短となる経路を探索するように構成され
ている。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図に示す交通機関の最短経路の探索方式は、ＣＰＵ
Ｉ、入力装置２、記憶装置３から構成されている。

また、ＣＰＵＩは、プログラムの動作によって実現され
る手段として、 経路候補データｈと大地区データｉと中継地データｊと
交通機関データにと小地区データ】とをそれぞれ検索用
データとして作成し、記憶装置３内に設けられた別々の
ファイルに格納する探索データ作成手段ａ１ 人力装置２より出発地と目的地とのデータを入力し、記
憶装置３に記憶しておくパラメータ入力手段ｂ１ 人力した出発地及び目的地データと経路候補データから
、出発地と目的地の座標を検索する変換手段ｃ１ 検索された出発地と目的地の座標と、大地区データから
、出発地及び目的地の座標が含まれる大地区を検索し、
検索された大地区の大地区インデックス番号と、中継地
データとから、各大地区の中継地候補を検索し、この中
継地候補と交通機関データとから最適な中継地を検索す
る中継地決定手段ｄ１ この最適中継地と、出発地及び目的地の入力データと、
小地区データとから、大地区内の小地区の最適な組合せ
を行い、最短経路を検索する小地区最短経路探索手段ｅ
１ 最短経路を編集し、記憶装置３へ出力する最短経路編集
出力手段ｆを含んで構成される。

次に、動作を説明する。

第１図において、まず、探索データが探索データ作成手
段ａにより行われ、記憶装置３に作成された探索用デー
タが格納される。すなわち、第４図に示すようなデータ
を経路候補データｈ、大地区データｉ、中継地データｊ
、交通機関データに１小袖区データ１が格納される。そ
して、探索データ作成手段ａにより本発明の探索方式の
環境設定が行われると、外部より出発地及び目的地を入
力することにより、交通機関の乗りつぎを行ったときの
目的地までの最短経路の探索を行うことができる。

次に、最短経路の探索を行うときの動作を説明する。

第３図のパラメータ入力手段すにより、出発地を浜松町
、目的地を屋島として入力し、記憶装置３に格納する。

次に、第２図の変換手段Ｃにより、浜松町と屋島の座標
を、経路候補データを検索して決定する。そして、第２
図の中継地決定手段ｄにより、大地区データを検索して
浜松町と屋島の座標が範囲内にある大地区のインデック
ス番号を求め、大地区のうち東京地区を示すインデック
ス１と高松地区を示すインデックス６とを得る。次に、
中継地データを検索して、インデックス１の中継地であ
る東京、上野１羽田空港を得、インデックス６が示す高
松と高松空港を得る。さらに、交通機関データを検索し
てインデックス１の示す到着地と交通機関データの到着
地とが共に等しい交通機関名を検索すると、インデック
ス１では、羽田空港、インデックス６では高松空港とな
り、その間の交通機関は全日空高松行きであることが各
々決定する。

次に、第３図の小地区最短経路探索手段ｅにより、小地
区データを検索し、インデックス１及びインデックス６
のの示す大地区内の最適な小地区の組合せを行い、次に
、小地区内の最短経路を探索すると、インデックス１で
は、浜松町→羽田空港（モルレール）、インデックス６
では、高松空港→屋島（私鉄）が決定される。

最後に、第３図の最短経路編集出力手段ｆにより、探索
した最短経路を記憶装置３のファイルに最短経路データ
ｍとして下記のような形で編集出力する。

（１）浜松町→羽田空港：モル−ル （２）羽田空港→高松空港：全日空高松行（３）高松空
港→屋島：私鉄 このように、最短時間の経路を探索するコンピュータプ
ログラムを動作させ、出発地と目的地とのデータを入力
した後、大地区のインデックス番号を調べ、中継地を探
索することにより、出発地から目的地までの最短時間の
経路を短時間で探索することができる。また、遠回りと
考えられる経路は、最初から探索しないようにすること
により、従来遠回りとなる経路の探索のために費された
メモリを節約することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、最短時間の経路を探索
するコンピュータプログラムを動作させ、出発地と目的
地とのデータを入力した後、大地区のインデックス番号
を調べ、中継地を探索することにより、出発地から目的
地までの最短時間の経路を短時間で探索することができ
るという効果を有する。

さらに、遠回りと考えられる経路は、最初から探索しな
いようにすることにより、従来遠回りとなる経路の探索
のために費されたメモリを節約することができるという
効果を宵する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図に示す交通機関の最短経路の探索方式の機能を説明す
る説明図、第３図は第１図に示す交通機関の最短経路の
探索方式の大地区を示す説明図、第４図は第１図に示す
交通機関の最短経路の探索方式の地区分割及び交通機関
の例を示す説明図である。 １・・・・・・ＣＰＵ１２・・・・・・入力装置、３・
・・・・・記憶装置、ａ・・・・・・探索データ作成手
段、ｂ・・・・・・パラメータ入力手段、Ｃ・・・・・
・変換手段、ｄ・・・・・・中継地決定手段、ｅ・・・
・・・小地区探索経路探索手段、ｆ・・・・・・最短経
路編集出力手段。 代理人　弁理士　　内　原　　晋

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、経路候補データと大地区データと中継地データと交
   通機関データと小地区データとをそれぞれ検索用データ
   として作成し、記憶装置内に設けられた別々のファイル
   に格納する探索データ作成手段と、 前記入力装置より出発地と目的地とのデータを入力し、
   記憶装置に記憶しておくパラメータ入力手段と、 入力した出発地及び目的地データと、前記記憶装置から
   読み出した経路候補データとから、出発地と目的地の座
   標を検索する変換手段と、 検索された出発地及び目的地の座標と、前記記憶装置か
   ら読み出した大地区データとから、出発地及び目的地の
   座標が含まれる大地区を検索し、検索された大地区の大
   地区インデックス番号と、前記記憶装置から読み出した
   中継地データとから、各大地区の中継地候補を検索し、
   この中継地候補と前記記憶装置から読み出した交通機関
   データとから最適な中継地を検索する中継地決定手段と
   、 前記最適中継地と、出発地及び目的地の入力データと、
   前記記憶装置から読み出した小地区データとから、大地
   区内の小地区の最適な組合せを行い、最短経路を検索す
   る小地区最短経路探索手段と、 検索された前記最短経路を編集し出力する最短経路編集
   出力手段とを含み、鉄道、バス、自動車、飛行機及び船
   を含む交通機関の乗り継による、出発地から目的地まで
   の所要時間が最短となる経路を探索することを特徴とす
   る交通機関の最短経路の探索方式。 ２、経路候補データと大地区データと中継地データと交
   通機関データと小地区データとをそれぞれ検索用データ
   として作成し、記憶装置内に設けられた別々のファイル
   に格納する第１のステップと、 前記入力装置より出発地と目的地とのデータを入力し、
   記憶装置に記憶しておくステップと、入力した出発地及
   び目的地データと、前記記憶装置から読み出した経路候
   補データとから、出発地と目的地の座標を検索するステ
   ップと、 検索された出発地及び目的地の座標と、前記記憶装置か
   ら読み出した大地区データとから、出発地及び目的地の
   座標が含まれる大地区を検索し、検索された大地区の大
   地区インデックス番号と、前記記憶装置から読み出した
   中継地データとから、各大地区の中継地候補を検索し、
   この中継地候補と前記記憶装置から読み出した交通機関
   データとから最適な中継地を検索するステップと、前記
   最適中継地と、出発地及び目的地の入力データと、前記
   記憶装置から読み出した小地区データとから、大地区内
   の小地区の最適な組合せを行い、最短経路を検索するス
   テップと、 検索された前記最短経路を編集し出力するステップとを
   含み、鉄道、バス、自動車、飛行機及び船を含む交通機
   関の乗り継による、出発地から目的地までの所要時間が
   最短となる経路を探索することを特徴とする交通機関の
   最短経路の探索方式。