JPH04171489A - 漢字フォントのデータ化方式 - Google Patents

漢字フォントのデータ化方式

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JPH04171489A
JPH04171489A JP2298196A JP29819690A JPH04171489A JP H04171489 A JPH04171489 A JP H04171489A JP 2298196 A JP2298196 A JP 2298196A JP 29819690 A JP29819690 A JP 29819690A JP H04171489 A JPH04171489 A JP H04171489A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、漢字フォントのデータ方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、漢字フォントのデータ化方式として、アナログイ
メーシとして用意したオリジナルの漢字フォントを機械
的に処理し、輪郭ベクトル化する方式が知られている。
r発明が解決しようとする課題〕 しかし、かかる方式、並びに、それによってデータ化さ
れた所謂″アウトラインフォント”には、次のような問
題点がある。
すなわち、漢字フォントは、本来的に有限個の画(カフ
)′″のストロークパターンの集合として定義できるが
、従来の方式によれば、′画″の交差による交点ベクト
ルの発生やアウトライン曲線の連続性の切断によって、
有害な冗長データが多量に発生してしまう。したがって
、漢字フォントデータの記憶にかなり大きなメモリ量を
必要とする。また、フォントの変形もしくは修正を行う
場合、″文字″を最小単位とした処理に限定されるため
、線径(ウェイト)やディテールパターン(゛′ウロコ
″等)なとの部分的変形・修正を簡単に行うことができ
ない。さらに、従来のデータ化方式は、オリジナルのア
ナログフォントを必要とするため、漢字フォントのデザ
イン・プロセスには役立たない。
本発明の目的は、上記問題点を解消てきる新規な漢字フ
ォント・データ化方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にあっては、漢字フォントの基本要素である“画
”アウトラインを骨格とデイテールに分けて独立のパラ
メータで定性的構造を表現する。
すなわち特許請求の範囲の請求項(1)記載の発明は、
1画”アウトラインの骨格に相当する単線ストロークの
定性的構造記述パラメータ群と、その太さや、始端パタ
ーン、節パターン、終端パターン等の様式化されたディ
テールパターンの定性的構造記述パラメータ群とにより
、パ画′″アウトラインの定性的構造を表現することを
特徴とする。
また、特許請求の範囲の請求項(2)記載の発明は、請
求項(1)記載の漢字フォントのデータ化方式において
、パ偏″や“′労”とそれを構成するパ画”のアウトラ
インの定性的構造を階層的に記述するパラメータ群を登
録した構造表と、文字別に、それを構成する″゛画″ア
ウトラインの前記定性的構造記述パラメータ群を定量化
するための数値群を登録した数値表と、文字別に、前記
構造表及び前記数値表へのポインタを登録した文字表と
を用いることを特徴とする。
さらに特許請求の範囲の請求項(3)記載の発明は、請
求項(2)記載のデータ化方式において、構造表はパ偏
脅′°表、画”表、パ画″開数表及びディテールパター
ン表とからなり、前記パ画″関数表は′画”アウトライ
ンの骨格である単線ストロークの始点、屈曲点、終点の
定義が必要な点の個数、定義が必要な太さの個数及び前
記ディテールパターン表へのポインタを登録した表であ
り、前記ディテールパターン表はディテールパターンの
定義が必要な点の個数と基点となる単線ストローク上の
点の番号とを登録した表であり、前記″偏旁”表は″偏
″またはパ労”別に前記“画″表へのポインタを登録し
た表であることを特徴とする。
[作 用] 上述の本発明によれば、漢字フォントのパ画″アウトラ
インを骨格とデイテールという基本的に独立した要素で
表現し、かつ定性的構造と定量的構造とを独立させて記
述するので、文字生成における独立したプロセスである
骨格デザインとデイテールデザインとをそれぞれ独立に
行うことができる。すなわち、骨格点を移動してもディ
テールパターンは変化せず、逆にディテールパターンを
変化させても骨格は変化しない。また、従来方式のよう
な有害な冗長データの発生を大幅に減らすことができる
ので、漢字フォントのデータ量を少なくでき、その保存
のためのメモリ量や生成・加工のためのデータ処理量を
減らすことができる。
さらに、従来は、漢字フォントのデザイン(生成)は、
使用するツールを問わず1文字単位で行わざるを得なか
ったため、そして漢字は複雑なパターンと膨大な字種を
持つため、莫大な作業量と時間を必要とした。
これに対して、上述の本発明によれば、多数の文字種に
共通するディテールパターン表、゛′画″関数表という
必要最小限のテーブルによってフォントの定性的構造を
定義することにより、様々な文字を容易に生成できる。
文字のデザインにおいては自由度が生命とも言える要素
であるから、本発明によっても全ての漢字フォントを自
動生成することは極めて困難であるが、従来のように個
々の文字毎にオリジナルのアナログフォントを用意する
必要はなく、また、あるプロトタイプを自動生成し、こ
れを編集して個々の漢字フォントを完成する方法を容易
に採用できるようになるため、漢字フォントのデザイン
プロセスを飛躍的に改善できる。
また、フォントデザインにおいて重要な黒/白比や重心
の均一化の測定・評価を、本発明によれば容易に行うこ
とができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の機能的構成を概略的に示す
ブロック図である。]は文字コード等を入力する入力部
、2は文字表TI、構造表T2及び数値表T3を格納す
るテーブルメモリ、3は文字コードに従ってテーブルメ
モリ2内の表(テーブル)を参照して対応漢字フォント
のデータを読み出すテーブル参照部、4はそのデータを
用いて漢字フォントを描画する描画部、5は描画された
漢字フォントを表示または印刷し、あるいは記憶する出
力部である。
第2図は、漢字の゛′松″と″相″を例にして、各表の
詳細構造とその参照の様子を模式的に示した説明図であ
る。
構造表T2は、゛′偏″や“旁”の構成要素たる画“の
定゛性的構造を階層的に記述したパラメータ群のテーブ
ルであって、パ偏旁″表T2aと、画”表T2b、関数
表T2c、ディテールパターン表T2clよりなってい
る。
″画″表T2bは、様々な画“ (横、縦、左払い、右
留め等)のアウトラインループを描くための魚群と曲線
種等を定義する″画″関数表T2C中の該当アドレスを
指すポインタを、゛″画パ別に登録したテーブルである
。″偏旁″表T2bは、パ偏″別または” 労”別に、
それを構成する゛画″の情報の参照のための゛画”表T
2bへのポインタを登録したテーブルである。
1個の゛′画″は第1表に示す3種の独立パラメータで
表されるが、以下の説明の理解を容易にするため画”の
サンプル(5種類)を第5図に示す。
第1表 ″画”関数表T2cは第3図に示すような内容である。
この表の第1項は″画″の名称(種類)であり、ここで
は第5図に示した5種類の“画″を例として挙げている
。第2項は″画′°の骨格である単線ストローク(芯線
イメージ)の定義が必要な点である始点、屈曲点あるい
は中点(必要なときのみ)、終点(第5図のpl、p2
.p3)の個数である。ただし、この単線ストロークも
しくは芯線イメージは、′″画′アウトラインの単純な
幾何学的中心線ではない(一般に幾何学的中心線は無意
味である)。第3項は、゛′画″のデイテールである太
さ(ウェイト)のデータで、定義する必要があるアウト
ラインのリニア(直線的)部分の太さのパラメータ(第
5図のwl、w2)の個数で表す。第4項は、パ画″の
デイテールである必要なディテールパターンの情報を参
照するためのディテールパターン表Tldへのポインタ
である。
ディテールパターン表72clは、第4図に例示するよ
うな内容のテーブルであって、ディテールパターン別に
、その定義が必要な点(第5図の1゜2、・・・)の個
数と、その中で基点(ベース)となる点(骨格のいずれ
かの定義点と一致する点)の番号を登録したテーブルで
ある。ここでディテールパターンとは、″画″の骨格す
なわち単線ストローフの点を原点(基点)とする様式化
されたパターンであって、始点を基点とした始端パター
ン(ストロークの入りパターン)、屈曲点を基点とした
節パターン、終点を基点とした終端パターン(ストロー
クの出パターン)に分けられる。具体的には、″ウロコ
″、′跳ね″、“留め″等である。
数値表T3は、文字別に、それを構成するパ画″の定性
的構造記述パラメータを定量化するための数値(パラメ
ータ値)を登録したテーブルである。
具体的には、画”関数表T2内の骨格の定義点(pi、
p2.p3)のパラメータ値は位置の座標、太さ(w1
9w2.・・・)のパラメータ値は骨格からアウトライ
ンまでの画素数である。ディテールパターン表T2d内
の定義点のパラメータ値は、基点からの変化量(△X、
△y)である。ただし、これらは−例である。
次に、第2図に例として挙げた漢字松″について、テー
ブル参照と描画について説明する。
第2図から明らかなように、パ松″の場合、文字表T1
にはパ偏旁″表T 2 a内の“木“偏と゛公′″労の
情報の記憶位置を指すポインタと、数値表T3内の″松
″のためのパラメータ値群の記憶位置を示すポインタが
登録されている。パ木゛′偏のポインタによってパ画″
表T2bより″横″、“縦”、パ左払い″、″右留め”
のポインタが読み出され、このポインタを用いて、それ
ぞれのパ画”のパラメータが°′画″関数表T2cより
読み出され、また同表T2cより読み出されたポインタ
を用いてディテールパターン表T2dより必要なディテ
ールパターンのパラメータが読み出される。このように
して読み出されたパラメータ群と、数値表T3より読み
出された″松″のためのパラメータ値群が描画部4に入
力し、描画部4において、パラメータ群をパラメータ値
群で定量化してフォントを描画する。すなわちパラメー
タを用いて″画″の定義点の位置及びリニア部の太さを
決定し、それらの点を指定の線種によって接続してアウ
トラインを描き、またディテールパターンのアウトライ
ンを描き、その内部をドツトで埋める。
同様に″相″の場合は、テーブル参照m3で゛′木°′
偏と″目″労を構成する各パ画7のパラメータ群と、゛
′相”のためのパラメータ値群をテーブルメモリ2より
読み出して描画部4に入力し、フォントを描画する。
ここで、第5図の(a)に示した゛′画″(横)のアウ
トラインの描画について説明する。この骨格の定義点は
始点p】と終点p2の2点であり、アウトラインの一リ
ニア部は−っだけであるから、その太さwlのパラメー
タは1である。また、ディテールパターンとしては、3
点で定義される始端パターン(hl)と4点で定義され
る終端パターン(tl)である。これらの点または太さ
は対応したパラメータ値を割り当てることによって定量
化され、ドツトの補間によってアウトラインが描かれる
。最終的に、このアウトラインの内部のドツトが埋めら
れ、フォントが完成する。
なお、本発明によりデータ化された漢字フォントは、文
字単位、画”単位、ディテールパターン単位のいずれに
てもアフィン変換を行い、修正・加工が可能である。
[発明の効果] 以上説明した如く、特許請求の範囲の請求項(1)乃至
(3)に記載した発明によれば、漢字フォントのデータ
量を少なくでき、その保存のためのメモリ量や生成・加
工のためのデータ処理量を減らすことができるとともに
、漢字フォントの骨格とデイテールとをそれぞれ独立さ
せ、漢字フォントのデザイン(生成)や修正を容易に、
自由にかつ効率的に行うことができるようになる等の効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機能的構成を示す概略ブロ
ック図、第2図はテーブル構造とその参照の様子を示す
説明図、第3図は゛画″関数表の内容説明図、第4図は
ディテールパターン表の内容説明図、第5図は″画″ア
ウトラインの説明図である。 1・・・入力部、  2・・・テーブルメモリ、3・・
・テーブル参照部、 4・・・描画部、5・・出力部、
T1・・文字表、T2・・構造表、T2C−”偏旁′″
表、 T2b=−”画′°表、T2C・・関数表、 T2d・・・ディテールパターン表、 T3・・・数値表。 第1図 第2図 第3図゛画″関し表

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)漢字フォントをそれを構成する“画”のアウトラ
    インの集合としてデータ化する方式において、“画”ア
    ウトラインの骨格に相当する単線・ストロークの定性的
    構造記述パラメータ群と、その太さや、始端パターン、
    節パターン、終端パターン等の様式化されたディテール
    パターンの定性的構造記述パラメータ群とにより、“画
    ”アウトラインの定性的構造を表現することを特徴とす
    る漢字フォントのデータ化方式。
  2. (2)“偏”や“旁”とそれを構成する“画”のアウト
    ラインの定性的構造を階層的に記述するパラメータ群を
    登録した構造表と、文字別に、それを構成する“画”ア
    ウトラインの前記定性的構造記述パラメータ群を定量化
    するための数値群を登録した数値表と、文字別に、前記
    構造表及び前記数値表へのポインタを登録した文字表と
    を用いることを特徴とする請求項(1)記載の漢字フォ
    ントのデータ化方式。
  3. (3)構造表は“偏旁”表、“画”表、“画”関数表及
    びディテールパターン表とからなり、前記“画”要数表
    は“画”のアウトラインの骨格である単線ストロークの
    始点、屈曲点、終点等の定義が必要な点の個数、定義が
    必要な太さの個数及び前記ディテールパターン表へのポ
    インタを登録した表であり、前記ディテールパターン表
    はディテールパターンの定義が必要な点の個数と基点と
    なる点の番号とを登録した表であり、前記“偏旁”表は
    “偏”または“旁”別に前記“画”表へのポインタを登
    録した表であることを特徴とする請求項(2)記載の漢
    字フォントのデータ化方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07334144A (ja) * 1992-12-28 1995-12-22 Oce Nederland Bv ラスタ出力文字の太さを改変する方法
EP0735496A1 (en) * 1995-03-30 1996-10-02 Eastern Graphics Technology Co. Ltd. A storage compression process for structural character & graphics

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JPH07334144A (ja) * 1992-12-28 1995-12-22 Oce Nederland Bv ラスタ出力文字の太さを改変する方法
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