JPH04171237A - 内燃機関における燃料供給装置の異常診断装置 - Google Patents

内燃機関における燃料供給装置の異常診断装置

Info

Publication number
JPH04171237A
JPH04171237A JP29718290A JP29718290A JPH04171237A JP H04171237 A JPH04171237 A JP H04171237A JP 29718290 A JP29718290 A JP 29718290A JP 29718290 A JP29718290 A JP 29718290A JP H04171237 A JPH04171237 A JP H04171237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
learning
learning correction
correction amount
fuel
correction coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29718290A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinpei Nakaniwa
伸平 中庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority to JP29718290A priority Critical patent/JPH04171237A/ja
Publication of JPH04171237A publication Critical patent/JPH04171237A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関の燃料供給制御に使用される燃料供
給装置の異常診断装置に関する。
〈従来の技術〉 電子制御燃料噴射式内燃機関においては、エアフローメ
ータにより検出された吸入空気流量Qと機関回転速度N
とから基本噴射量T、=KXQ/N(Kは定数)を演算
する。そして、前記基本噴射量T、と、主として水温に
応じた各種増量補正係数C0FFと、酸素センサの検出
値に基づく空燃比フィードバック補正係数αと、バッテ
リ電圧の電圧補正分子3と、から燃料噴射量T、=T。
XC0EFxα+T、を演算する。
そして、例えば、機関の172回転毎に点火信号等に同
期して燃料噴射弁に対し前記燃料噴射量T1に対応する
パルス幅の噴射パルス信号を出力し機関に燃料を供給す
るようにしている。
〈発明か解決しようとする課題〉 ところで、燃料噴射弁に異常(劣化、開閉動作遅れ)が
発生して燃料噴射量か変化すると、空燃比か目標空燃比
(例えば理論空燃比)から大きくずれて、運転性を悪化
させると共に排気性状を悪化させ、さらにエンジン焼付
き等の発生を招くおそれかある。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたもので、燃
料噴射弁の異常を高精度に診断できる異常診断装置を提
供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本発明は第1図に示すように、機関運転状態
に基づいて基本供給量を設定する基本供給量設定手段へ
と、機関運転状態に対応する運転領域毎に学習補正量を
記憶する記憶手段Bと、該記憶手段から機関運転状態に
応じて学習補正量を検索する検索手段Cと、実際の空燃
比を検出する空燃比検出手段りと、検出された空燃比か
目標空燃比になるようにフィードバック補正量を設定す
るフィードバック補正量設定手段Eと、前記フィードバ
ック補正量と検索された学習補正量とに基づいて新たな
学習補正量を設定する学習補正量設定手段Fと、設定さ
れた学習補正量に前記記憶手段のデータを同一運転領域
で更新する更新手段Gと、前記基本供給量と学習補正量
とフィードバック補正量とに基づいて燃料供給量を設定
する燃料供給量設定手段Hと、設定された燃料供給量に
基づいて燃料供給装置Iを駆動制御する駆動制御手段J
と、を備えるものにおいて、前記記憶手段Bの学習補正
量を基本供給量か略等しい運転領域毎に平均化する学習
補正量平均手段にと、平均化された学習補正量を前記基
本供給量か異なる運転領域で比較する比較手段りと、比
較結果に基づいて前記燃料供給装置Iの異常の有無を判
定する異常判定手段Mと、を備えるようにした。
〈作用〉 そして、実際の空燃比が目標空燃比になるように設定さ
れたフィードバック補正量と学習補正量とから新たに設
定された学習補正量を、運転領域毎に記憶手段に記憶さ
せるものにおいて、前記記憶手段の学習補正量を基本供
給量が略等しい運転領域毎に平均化し、その平均値を基
本供給量か異なる運転領域で比較し燃料供給装置の異常
を判定するようにした。
〈実施例〉 以下に、本発明の一実施例を第2図〜第11図に基づい
て説明する。
第2図において、機関1にはエアクリーナ2から吸気ダ
クト3.スロットル弁4及び吸気マニホールド5を介し
て空気が吸入される。吸気マニホールド5のブランチ部
には各気筒毎に燃料噴射弁6が設けられている。この燃
料噴射弁6は、ソレノイドに通電されて開弁し、通電停
止されて閉弁する常閉型の電磁式燃料噴射弁であって、
後述する制御装置12からの駆動パルス信号により通電
されて開弁し、図示しない燃料ポンプから圧送されてプ
レッシャレギュレータにより所定の圧力に調整された燃
料を噴射供給する。
機関1の燃焼室には点火栓7か設けられていて、これに
より火花点火して混合気を着火燃焼させる。
そして、機関1からは、排気マニホールド8゜排気ダク
ト9.三元触媒10及びマフラー11を介して排気が排
出される。
制御装置12は、CPU、ROM、RAM、A/D変換
器及び入出力インタフェイスを含んで構成され、各種の
センサからの入力信号を受け、後述の如く演算処理して
、燃料供給装置としての燃料噴射弁6の作動を制御する
前記各種のセンサとしては、吸気ダクト3中にエアフロ
ーメータ13が設けられていて、機関1の吸入空気流量
Qに応じた信号を出力する。
また、クランク角センサ14が設けられていて、4気筒
の場合、クランク角18o0毎の基準信号REFと、ク
ランク角1°又は2°毎の単位信号PO8とを出力する
。ここで、基準信号REFの周期、或いは、所定時間内
における単位信号PO3の発生数を計測することにより
、機関回転速度Nを算出する。
また、機関1のウォータジャケットの冷却水温度T、を
検出する水温センサ15か設けられている。
また、排気マニホールド8の集合部に空燃比検出手段と
しての酸素センサ16が設けられ、排気中の酸素濃度を
介して吸入混合気の空燃比を検出する。前記酸素センサ
16は、排気中の酸素濃度か理論空燃比を境に急変する
ことを利用して、実際の空燃比の理論空燃比に対するリ
ッチ・リーンを検出する公知のものである。
ここにおいて、制御装置12に内蔵されたマイクロコン
ピュータのCPUは、第3図〜第7図のフローチャート
にそれぞれ示すROM上のプログラムに従って演算処理
を行い、空燃比フィードバック補正制御及び運転領域毎
の空燃比学習補正制御を実行しつつ燃料噴射量T1を設
定し、機関1への燃料供給を制御する。
ここでは、制御装置12か基本供給量設定手段と記憶手
段(RAM)と検索手段とフィードバック補正量設定手
段と学習補正量設定手段と更新手段と燃料供給量設定手
段と駆動制置手段と学習補正量平均手段と比較手段と異
常判定手段とを構成する。
次に、作用を第3図〜第9図のフローチャートに従って
説明する。
まず、燃料噴射弁の診断ルーチンを第3図のフローチャ
ートに従って説明する。このルーチンはバッググランド
ジョブにより実行される。
Slでは、4×4格子の学習マツプの学習補正係数KB
LRC1を基本噴射量が等しい運転領域(第10図中左
右方向)毎に次式により平均化し、平均値AVTP [
0] 〜AVTP [3]を求メル。
AVTP [nl = (KBLRCI [0、nl 
十KBLRC1[1、nl+KBLRC1[2、nl 
+KBLRC1[3、nl ) / 4ここで、本実施
例では、学習補正係数は、全運転領域共通の学習補正係
数KBLRCφと、全運転領域を基本噴射量T、と機関
回転速度とをパラメータとして第10図中Aに示すよう
に4×4格子で全運転領域を16の運転領域に区分した
4×4格子の学習マツプの学習補正係数KBLRC1と
、さらに4×4格子の学習マツプの各運転領域を第10
図中Bに示すように4×4格子の16運転領域に細分化
(全運転領域を256の運転領域に細分化)した16X
 16格子の学習マツプの学習補正係数KBLRC2と
、がある。尚、第10図A、Bにおいて、F、FFは各
運転領域の学習済みの有無を示すフラッグである。
S2では、後述のフラッグFFが1か否かを判定し、Y
ESのときには16X 16格子の学習マツプの学習が
終了(進行)したと判断してS3に進みNOのときには
ルーチンを終了させる。
S3では、基本噴射量が等しい運転領域[n、3]にお
ける全ての学習補正係数KBLRCI  [n、3]が
略等しいか否かを判定し、YESのときにはS4に進み
NOのときにはSllに進む。
S4では、基本噴射量が等しい運転領域[n、 2 ]
における全ての学習補正係数KBLRCI  [n、2
]か略等しいか否かを判定し、YESのときにはS5に
進みNOのときにはSllに進む。
S5では、基本噴射量か等しい運転領域[n、 1 ]
における全ての学習補正係数KBLRC1[n、l]か
略等しいか否かを判定し、YESのときにはS6に進み
NOのときにはSllに進む。
S6では、基本噴射量か等しい運転領域[n、 O]に
おける全ての学習補正係数KBLRCI  [n、O]
が略等しいか否かを判定し、YESのときにはS7に進
みNOのときにはSllに進む。
ここで、83〜S6において、基本噴射量か略等しいと
きの学習補正係数を比較するのは、それらが異なるとき
には燃料噴射弁6以外の原因によって学習補正係数が異
なるからである。
S7では、前記演算された平均値AVTP [nlがA
VTP  [3コ >AVTP  [2]  >AVT
P[1] >AVTP [01か否かを判定し、YES
のときには燃料噴射弁6に異常があると判断しS9に進
みNOのときにはSllに進む。ここで、燃料噴射弁6
が正常なときには全ての平均値AVIP [n]は略同
様な値を示す。
尚、AVTP [3コ<AVTP [2] <AVTP
 [1] <AVTP [0コを判定してもよい。
S8では、基本噴射量か異なる運転領域(第10図中上
下方向)の平均値AVTP [n]の差の平均値DLT
TPを次式により演算する。
DLTTP = ((IAVTP [3]  1− I
AVTP [2]  1)+(l AVTP [2コ 
1−IAVTP[1コ l)+(IAVTP [111
−IAVTP [0]  1)  )  /3S9では
、演算されたDLTTPか所定値以上か否かを判定し、
YESのときにはSIOに進みNOのときにはSllに
進む。ここで、DLTTPは基本噴射量が異なる運転領
域の平均値AVTP[n]の段差すなわち学習補正係数
の段差の大きさを示す。
SIOでは、燃料噴射弁6に異常か発生したことを車室
の表示装置(又は警W装置)により表示する。
Sllでは、4×4格子の学習マツプにおいて、吸入空
気流量が略等しい運転領域(第10図中右側を下方とす
る斜め方向)の学習補正係数K B L RClに基づ
いて平均値AVQ [n]を以下の如く求める。
すなわち、KBLRCI  [0,O]をAVQ [0
]とし、またKBLRCI [3,3]をAVQ [6
]とスル。また、AVQ [1]をAVQ [1] =
(KBLRC1[0,1] +KBLRC1[1,0]
 )/2にて求め、AVQ [2]をAVQ [2] 
=(KBLRCI [0,2] 十KBLRC1[1,
11+KBLRC1[2,o] )/3にて求め、さら
にAVQ [3]をAVQ [3] = (KBLRC
1[0,3] 十KBLRC1[1,2] +KBLR
C1[2,1] +KBLRCI [3,0] ) /
4にて求める。また、AVQ [4]をAVQ [4コ
=(KBLRCI   [1,3コ +KBLRCI 
  [2,2コ +KBLRCI  [3,lコ)/3
f、:、テ求め、AVQ [5]をAVQ [5コ= 
(KBLRCI  [2,3] 十KBLRCI  [
3,2] ’) /2にて求める。
S12では、吸入空気流量が略等しい運転領域の学習補
正係数であるKBLRC1[2,3] とKBLRC1
[3,2]とが略等しいか否かを判定し、YESのとき
にはS13に進みNOのときにはルーチンを終了させる
S13ては、吸入空気流量か略等しい運転領域の学習補
正係数であるKBLRCI  [1,3コとKBLRC
I  [2,2]とKBLRCI  [3,1]とか略
等しいか否かを判定し、YESのときにはS14に進み
NOのときにはルーチンを終了させる。
S14ては、吸入空気流量が略等しい運転領域の学習補
正係数であるKBLRCI  [0,3コとKBLRC
1[1,2] とKBLRCI  [2,1] とKB
LRC1[3,0]とが略等しいか否かを判定し、YE
SのときにはS15に進みNOのときにはルーチンを終
了させる。
S15では、吸入空気流量が略等しい運転領域の学習補
正係数であるKBLRCI [0,2]とKBLRCI
  [1,11とKBLRCI  [2,Oコとが略等
しいか否かを判定し、YESのときには316に進みN
Oのときにはルーチンを終了させる。
S16では、吸入空気流量が略等しい運転領域の学習補
正係数であるKBLRCI  [0,!]とKBLRC
I  [1,0]とか略等しいか否かを判定し、YES
のときにはS17に進みNOのときにはルーチンを終了
させる。
ここで、312〜S16において、吸入空気流量か略等
しいときの学習補正係数を比較するのは、それらが異な
るときにはエアフローメータ13以外の原因によって学
習補正係数が異なるからである。
S17では、前記演算された平均値AVQ [n]がA
VQ  [6]  >AVQ  [5]  >AVQ 
 [4コ 〉AVQ  [3コ >AVQ  [2コ 
>AVQ  [1]  >AVQ [0]か否かを判定
し、YESのときにはエアフローメータ13に異常があ
ると判断し31Bに進みNOのときにはルーチンを終了
させる。ここで、エアフローメータ13か正常なときに
はAVQ [n]の全てが略等しくなる。尚、AVQ 
[6] <AVQ[5コ <AVQ  [4コ <AV
Q  [3コ <AVQ[2] <AVQ [1] <
AVQ [0]を判定シテもよい。
318では、前記演算された平均値AVQ [n]の差
の平均値DLTQを次式により演算する。
DLTQ= ((l AVQ [6]  1− I A
VQ[5] 1) +(IAVQ[5] 1−IAVQ
[4] 1) +(IAVQ[4] 1−IAVQ[3
コ I)  +  (IAVQ  [3]  1−IA
VQ[2] 1) ±(IAVQ[2] 1−IAVQ
[lコ l)  十 (IAVQ  [1]  1−I
AVQ[0]1))/6 S19では、演算されたDLTQが所定値以上か否かを
判定し、YESのときにはS20に進みN。
のときにはルーチンを終了させる。ここで、DLTQは
吸入空気流量が異なる運転領域の平均値AVQ [n]
の段差すなわち学習補正係数の段差の大きさを示す。
S20では、エアフローメータI3に異常が発生したこ
とを車室の表示装置(又は警報装置)により表示する。
次に、空燃比の学習制御を第4図〜第9図のフローチャ
ートに従って説明する。
まず、空燃比フィードバック補正係数の設定ルーチンを
第4図のフローチャートに従って説明する。このルーチ
ンは機関1回転毎に実行される。
ここで、空燃比フィードバック補正係数LMDの初期値
は工に設定されている。
S21では、酸素センサ16から排気中の酸素濃度に対
応する出力電圧を読込む。
S22では、読込まれた出力電圧と、目標空燃比(理論
空燃比)に対応する基準値(例えば500mV)と、を
比較し、実際の空燃比が目標空燃比に対してリッチかリ
ーンかを判定し、リッチ判定時にはS23に進みリーン
判定時にはS28に進む。
S23では、リッチ判定の初回か否かを判定し、YES
のときにはS24に進みNOのときにはS27に進む。
S24では、空燃比フィードバック補正係数LMDを後
述の最大値aに設定する。
S25では、S24にて設定された補正係数LMDから
所定の比例定数Pだけ減算して新たな補正係数LMDを
設定し、補正係数LMDの減少制御を開始する。
S26では、比例制御を実行したことを示す79712
分付加に1をセットし、S33に進む。
一方、空燃比がリッチと判定されかつリッチ判定の初回
でないときには、S27で積分定数1に最新の燃料噴射
T、を乗じた値を、前回ルーチンの補正係数LMDから
減算して新たな補正係数LMDを設定し、ルーチンを終
了させる。したかって、補正係数LMDはT r x 
Iずつ1回転毎に減少補正される。
また、S22でリーンと判定されたときには、S28で
リーン判定の初回か否かを判定し、YESのときにはS
29に進みNOのときにはS32に進む。
S29では、補正係数LMDを後述の最小値すにセット
する。
S30では、S29にて設定された補正係数LMDに比
例定数Pを加算して新たな補正係数LMDを設定し、補
正係数LMDの減少制御を開始する。
S31では、比例制御を実行したことを示す79712
分付加を1にセットし、S33に進む。
一方、S32では、積分定数Iに最新の燃料噴射量T、
を乗じた値を、前回ルーチンの補正係数■。
MDに、加算して新たな補正係数LMDを設定し、ルー
チンを終了させる。したかって、補正係数LMDはTI
XIずつ1回転毎に除々に増大補正される。
また、リッチ・リーン判定の初回には、S33て、カウ
ンタCNT≠0か否かを判定し、YESのときにはS3
4に進みNOのときにはS34を通過することなくS3
5に進む。ここで、カウンタCNTは後述のミツドエリ
アか変化したときに4に設定される。
S34では、カウンタCNTを1だけ減じて新たなカウ
ンタCNTを設定する。
S35では、FF=1か否かを判定し、YESのときに
は336に進みNoのときにはルーチンを終了させる。
ここで、後述の16X16格子の学習マツプの全運転領
域において、学習補正値が殆ど学習されたときにFF=
1にセットされる。
336では、現在の運転領域は前回ルーチンと同じか否
かを判定し、YESのときにはルーチンを終了させNO
のときすなわち学習か殆と終了しかつ運転領域か変化し
たときに337に進む。
S37ては、Δストレスをマツプから以下の絶対値の差
に基づいて検索する。すなわち、前回ルーチンで設定さ
れた補正係数の最大値a及び最小値すの平均値(a+b
)/2から1を減算した前回の絶対値1  (a十b)
 /2−1 lを求めると共に、今回ルーチンで設定さ
れた補正係数の最大値a及び最小値すの平均値(a+b
)/2から1を減算した今回の絶対値1  (a十b)
 /2−1 lを求め、それら絶対値の差(前回のl 
 (a+b) /2−1 l−今回のl  (a+b)
 /2−1 l )に基づいてマツプからΔストレスを
求める。
ここで、平均値(a十b)/2は、補正係数LMDの平
均を示すものであり、この値が大きいほど大きな空燃比
のずれが発生していることを示す。
また、前記絶対値の差は前回に対し今回は空燃比かどの
くらい変化したかを示す。
338では、検索されたΔストレスを前回ルーチンのス
トレスに加算して新たなストレスを求めた後、ルーチン
を終了させる。
次に、運転領域毎の空燃比学習ルーチンを第5図のフロ
ーチャー1〜に従って説明する。このルーチンは例えば
10m sec毎に時間同期で実行される。
S41ては、前記第3図のフローチャートで設定された
フラッグP分付加か1か否かを判定し、P分付加=1の
ときには前記比例制御か実行されたと判断してS42に
進み、NOのときにはルーチンを終了させる。
S42では、フラッグP分付加を0にセットしてS43
に進む。
S43では、全運転領域に共通(−律)の空燃比学習補
正係数KBLRCφ(初期値=1)が学習済みであるか
否かを示すフラッグFφか1か否かを判定し、Fφ=1
のときには学習済みと判断してS47に進みFφ=0の
ときにはS44に進む。
S44では、前記補正係数の最大値aと最小値すとの平
均値((a十b)/2)が略1か否かを判定し、YES
のときにはS45に進みNOのときにはS45を通過す
ることなく846に進む。
S45ては、前記フラッグFφを1にセットして学習済
みであることを示し、S46に進む。
S46では、前回までの全運転領域共通の学習補正係数
KBLRCφと前記平均値((a十b)/2)とに基づ
いて新たな学習補正係数KBLRCφ[=KBLRCφ
+X・ ((a十b)/2−1):Xは定数]を算出し
て設定する。また、4×4格子マツプにおける学習補正
係数KBLRC1と16X 16格子マツプにおける学
習補正係数KBLRC2とを共に1にセットする。
一方、S43で全運転領域共通の学習が済んだと判定さ
れたときには、S47で、現在の基本噴射量T、が16
格子の何番目に含まれるかを判別するためのカウンタi
を0にセットし、348に進む。
S48では、前記カウンタiが15を超えているか否か
を判定し、YESのときにはS51に進みNOのときに
は349に進む。
S49では、前記カウンタiに対応する基本噴射量T、
のしきい値T、[ilが最新に算出された基本噴射量T
、以下か否かを判定し、YESのときにはS50に進み
NOのときにはS52に進む。
S50ては、カウンタiに1を加算して新たなカウンタ
iをセットしてS48に戻る。
このようにして、348〜S50では、前記しきい値T
、[ilが最新の基本噴射量T、を超えるまで若しくは
カウンタiか16になるまてカウンタiかカウントアツ
プされる。
一方、S48てカウンタiか15を超えていると判定さ
れたときにはS51でカウンタiを15にセットしS5
2に進む。このカウンタiが16になる状態は、最新の
基本噴射量T、かしきい値の最大値より大きな状態を示
す。
S52ては、しきい値Tp[ilが最新の基本噴射量T
、を超えたときのカウンタi若しくはカウンタ iが1
6になったときにセットされたカウンタiを T、ブロ
ックの番号を示すものとしてIにセットする。
S53では、最新の機関回転速度か16格子の何番目に
含まれるかを判別するためのカウンタkを0にセットす
る。
S54ては、前記カウンタkが15を超えているか否か
を判定し、YESのときにはS57に進みNOのときに
はS55に進む。
S55ては、前記カウンタkに対応する機関回転速度の
しきい値N [k]が最新の機関回転速度N以下か否か
を判定し、YESのときにはS56に進みNOのときに
は358に進む。
このカウンタkか16になる状態は、最新の機関回転速
度がしきい値の最大値を超えた状態を示す。
358では、しきい値N [k]が最新の機関回転速度
を超えたときのカウンタに若しくはS57にてセットさ
れたカウンタkを、Nブロックの番号を示すものとして
kにセットする。
これにより、基本噴射量と機関回転速度とをパラメータ
として16X 16の256運転領域に分割された学習
マツプのどの運転領域に現在の運転状態があるかが、I
とKとの座標[K、 I]にて表される(第11図参照
)。
このようにして、16X16格子の学習マツプにおいて
現在の運転状態の領域が判明される。さらに、4×4格
子の学習マツプにおける一領域は16X16格子の学習
マツプにおいては4X4=16の領域に分割されるので
あるから、前記1. Kに基づいて4×4格子の学習マ
ツプにおいても現在の運転状態に対応する領域か決定さ
れる。
すなわち、S59ては、前記基本噴射量のブロック番号
Iを4で除して、その結果の小数点以下を切捨てた整数
値をAにセットする。また、S60ては、前記機関回転
速度のブロック番号を4で除して、その結果の小数点以
下を切捨てた整数値をBにセットする。これにより、4
×4格子の学習マツプにおいても現在の運転状態が座標
[B、 Alにて表される。
S61では、前記Aに16を乗じた値と、前記Bと、を
加え、その結果をABにセットする。
S62では、前回ルーチンでセットされたABoLDと
今回ルーチンのABとが等しいか否かを判定し、YES
のときには4×4格子の学習マツプにおいて前回と今回
とが同一の運転領域にあると判断してS64に進み、N
Oのときには運転領域が変化したと判断してS63に進
む。
S63ては、運転領域か変化したときにカウンタCNT
を4にセットする。
S64では、今回求められたAB (=Ax16+B)
をABoLDにセットする。
S65ては、4×4格子の学習マツプにおいて座標[B
、 AIとして表される現在の運転状態が含まれる運転
領域にて空燃比学習が終了したか否かを示すフラッグF
 [B、 AIが1か否かを判定し、YESのときには
学習が終了したと判断してS71に進みNoのときには
S66に進む。
S66では、前記カウンタCNTがOか否かを判定し、
YESのときにはS67に進みNoのときすなわち4X
4格子の学習マツプにおいて運転状態が激しく変動した
ときにはルーチンを終了させる。
そして、カウンタCNTが0であって運転状態が安定し
て所定運転領域に止まっているときには、S67にて、
前記補正係数の最大値aと最小値すとの平均値((a+
b)/2)か略1か否かを判定し、YESのとき学習が
終了したと判断したときにはS68に進みNOのときに
はS69に進む。
368では、4×4格子の学習マツプの運転領域(座標
[B、 AI )において学習か終了(進行)したこと
を表わすためにフラッグF [B、 AIを1にセット
し、S69に進む。
S69では、4×4格子の学習マツプにおいて、今回の
運転領域[B、 AIに対応して記憶される学習補正係
数KBLRCI  [B、AIと、前記平均値と、に基
づいて新たな学習補正係数KBLRC1[B、 AIを
次式により演算し、記憶させる。
KBLRCI [B、 AI =KBLRC1[B、 
A]+X1 ((a十b)/2−1) Xlは定数である。
S70では、4×4格子の学習マツプの学習中は16X
16格子の学習マツプの学習を停止させるべく前記16
X16格子の学習マツプの学習補正係数KBLRC2を
1.0(=初期値)にセットする。
S71では、前記平均値((a+b)/2)が略1か否
かを判定し、YESのときにはすなわち16×16格子
の学習マツプの学習が終了(進行)しているときにはS
73に進み、NOのときすなわち学習が終了していない
ときにはS72に進む。
S72ては、16X16格子の学習マツプの現在の運転
状態か含まれる運転領域[K、 []に対応して記憶さ
れている学習補正係数KBLRC2[K、IIと、前記
平均値((a十b)/2)と、に基づいて、新たな学習
補正係数KBLRC[B、A]を次式により演算し、前
記学習マツプに記憶させる。、ν KBLRC2[K、  Iコ =KBLRC2[K、 
 I]+X2 ((a+b)/2−1.0) X2は定数である。
S73ては、16X16格子の学習マツプの運転領域[
K、 II ]の学習が終了したことを表わすためにフ
ラッグFF [K、 II = 1にセットする。
S74ては、前記ブロック番号に、Iから1を夫々減算
し、それらをm、nにセットする。
S75では、前記mが(K+2)か否かを判定し、YE
SのときにはS81に進みNoのときにはS76に進む
S76では、運転領域[m、  nlの学習の終了の有
無を示すフラッグFF [m、  nlかIか否かを判
定し、YESのときには学習か終了していると判断しS
80に進み、NOのときには学習か終了していないと判
断しS77に進む。
S77では、m/4か前記B (=に/4)でかっn/
4が前記A (= 1/4)か否かを判定し、YESの
ときには前回ルーチンと運転領域か同じと判断し378
に進みNOのときにはS79に進む。
S78では、S72にて算出された運転領域[K、 [
1における学習補正係数KBLRC2[K、J]を運転
領域[m、 nlにおける学習補正係数にぎLRC2[
m、 nlに設定し、それを前記運転領域[K、 II
に隣合う運転領域[m=に−1,n=1−1]のデータ
として学習マツプに記憶させる。
一方、前回と運転領域か異なるときには、S79で、運
転領域[m、 nlの学習補正係数KBLRC2[m、
 nlを次式により演算し、それを運転領域[m、 n
lのデータとして学習マツプに記憶させる。
KBLRC2[m、  nl  =KBLRC1[A、
   Bコ +KBLRC2[K、   []−KBL
RCI [m/4.n/4] S80では、mを1だけカウントアツプしてS75に戻
る。
このようにすると、nを一定としてmかに+2になるま
ですなわちmがKを中心として+1の範囲て学習済の有
無か判定されて、未学習時には[K、 IIに隣合う領
域の学習補正係数が設定される。
そして、m=に+2になると、S81でn=1+2にな
ったかを判定し、YESのときにはS72に進みNoの
ときにはS82に進む。
S82では、mをに−1にセットし、S83ではnにn
+1をセットし、S76に進む。これにより、mを一定
としてnかに+2になるまですなわちnがIを中心とし
て+1の範囲で学習済の有無が判定され、未学習時には
[K、 IIに隣合う領域の学習補正係数が設定される
。このようにして、[K。
1]を囲む8つの運転領域の学習補正係数か設定される
このように学習済の領域の学習結果を回りの未学習領域
にも適用させるようにすれば、16X16格子のように
運転領域を細分化して各運転領域の学習機会か少ない場
合であっても、運転領域間て空燃比制御性に段差が発生
することを防止できる。
次に、学習補正係数KBLRCの設定ルーチンを第6図
のフローチャートに従って説明する。このルーチンはバ
ックグランドジョブにより実行される。
S91では、検出された機関回転速度と基本噴射量とに
基づいて、4×4格子の学習マツプから現在の運転状態
の学習補正係数KBLRC1を検索する。
S92では、検出された機関回転速度と基本噴射量とに
基づいて、16X16格子の学習マツプから現在の運転
状態の学習補正係数KBLRC2を検索する。
S93では、検索された学習補正係数KBLRC1、K
BLRC2と、全運転領域共通の学習補正係数KBLR
Cφと、に基づいて、学習補正係数KBLRCを次式に
より演算する。
KBLRC=KBLRCφ+KBLRCI + KBL
RC2−2このようにして、学習補正係数KBLRCを
設定すると、まず全運転領域共通の学習補正係数KBL
RCφか学習(第5図の846)された後、4×4格子
の学習マツプの学習補正係数KBLRC1か学習(第5
図の869)され、さらに4×4格子の学習マツプの学
習か進んでいる領域はさらに4×4格子に分けて16X
16格子の学習マツプの学習補正係数KBLRC2を学
習(第5図の872)させるようにしたので、以下の効
果かある。
すなわち、まず全運転領域にて学習を行った後手さな各
運転領域で学習を行うようにしたので、全運転領域にて
空燃比を最適に確保できると共に前記各運転領域にてそ
の空燃比への収束性を早めて最適な空燃比を確保でき、
さらに学習が進行すると細かな運転領域毎に学習が行わ
れるので細かな運転領域毎に空燃比を高精度に制御でき
る。
次に、燃料噴射量の設定ルーチンを第7図のフローチャ
ートに従って説明する。このルーチンは10m5ec毎
に時間同期で実行される。
5101では、エアフローメータ13により検出された
吸入空気流量Qと、クランク角センサ14からの検出信
号に基づいて算出された機関回転速度Nと、を入力する
5102では、前記吸入空気流量Qと機関回転速度Nと
に基づいて、基本噴射量T、(=KXQ/N:には定数
)を演算する。
5103ては、演算された基本噴射量T、に基ついて、
燃料噴射量T1を次式により演算する。
T、=T、xLMDxKBLRCxCOEF+T。
LMDは第4図のフローチャートにおいて算出される空
燃比フィードバック補正係数、KBL、RCは第6図の
フローチャートにおいて算出される学習補正係数、C0
EFは冷却水温等に基づく各種補正係数+T3はバッテ
リ電圧による電圧補正分である。
そして、演算された燃料噴射量に対応するパルス信号が
所定タイミングで燃料噴射弁6に出力され、機関lに燃
料か供給される。
次に、ストレスの処理ルーチンを第8図のフローチャー
トに従って説明する。このルーチンはバックグランドジ
ョブにより実行される。
5illでは、前記第4図のフローチャートにおいて1
6X16格子の学習マツプか殆ど学習済みと判定された
ときに求められたストレスが、所定値(例えば0.8)
を超えているか否かを判定し、YESのときには学習済
みであるか空燃比のずれか発生していると判断し511
2に進み、NOのときにはルーチンを終了させる。
5112では、学習を再度開始させるべく、学習済みの
有無を示すフラッグFφ、  FF [0,O]〜FF
  [16,16コ 、   F   [0]  〜F
   [3]、   f  lag、 flag [0
,O] 〜flag [3,3コを全て0にセットする
。また、ストレスも0にセットし、5111にて学習を
再度行わせないようにする。
このように、空燃比フィードバック補正係数LMDの基
準値に対する偏差の度合いが所定以上に大きくなったと
き(ストレスが大きいとき)に、学習をやり直すように
すれば、例えば吸気系に穴が開くなどの事故によって空
燃比が急激に変化したときに、大きな運転領域毎の学習
が再度行われることになるから、空燃比を速やかに収束
させることかできる。
次に、学習補正係数の補正ルーチンを第9図のフローチ
ャートに従って説明する。このルーチンはバックグラン
ドジョブにより実行される。
S 121では、前記全運転領域共通の学習補正係数K
BLRCφか学習済か否かを示すフラッグFφが1か否
かを判定し、YESのときには学習済みと判断し512
2に進みNOのときにはルーチンを終了させる。
5122では、以下のルーチンで使用される各種パラメ
ータを0にセットする。
5123では、前記5122で0にセットされるX。
Yを座標位置とするフラッグF [X、 Y]  (4
X4格子の学習マツプの運転領域毎の判別フラッグ)か
1か否かを判定し、YESのときには学習済みと判断し
て8128に進みNOのときには5124に進む。
5124では、Xを1だけカウントアツプして、512
5に進む。
5125では、Xか4になったか否かを判定し、YES
のときには8126に進みNOのときには5123に戻
る。
5126では、XをOにセットする一方、Yをまたけカ
ウントアツプして、5127に進む。
5127では、Yか4になったか否かを判定し、YES
のときには5147に進みNOのときには$123に戻
る。
このようにして、座標が[0,O]〜[3,3]の16
の運転領域毎に4×4格子の学習マツプが学習済みか否
かを判定し、それらのいずれかの運転領域で学習済みと
判断されたときに8128に進み、全ての運転領域で未
学習のときには5147に進む。
5128では、4×4格子の学習マツプの運転領域[X
、 Ylにおける学習補正係数KBLRC1[刈Y]と
積算値Sumとに基づいて、新たな積算値Sumを次式
により演算すると共に、カウンタWを1だけカウントア
ツプする。
Sum =KBLRC1[X、 Yl 十Sumしたが
って、Sumは4×4格子の学習マツプにおいて学習済
の運転領域の学習補正係数KBLPCIの積l算値とな
り、カウンタWは4×4格子の学習マツプにおいて学習
済の運転領域の数を表わす。
5129ては、16X 16格子の学習マツプの各運転
領域のフラッグF F 、[0,0]〜[16,16]
を判別するためのα、βをそれぞれOにセットすると共
に、16X 16格子の学習マツプの学習済運転領域の
数を表わすZを1にセットする。さらに、16X16格
子の学習マツプにおける学習済運転領域の学習補正係数
KBLRC2を積算した積算値Sumpを1にセットす
る。
5130では、4×4格子の学習マツプの運転領域[X
、 Ylに含まれる16X16格子の学習マツプの運転
領域に学習済運転領域があるか否かを判定するために、
フラッグFF[α+4X、  β+4Y]が1か否かを
判定し、YESのときには運転領域[α+4X、  β
+4Y]が学習済みと判断しS 131に進みNoのと
きには5132に進む。
5132では、αを1だけカウントアツプして、513
3に進む。
5133では、αか4になったか否かを判定し、YES
のときには5134に進みNOのときには5130に戻
る。
5134ては、αを0にセットすると共に、βを1だけ
カウントアツプする。
5135ては、βか4になったか否かを判定し、YES
のときにはS 136に進みNOのときには5130に
戻る。
このようにして、運転領域[X、 Ylに含まれる16
×16格子の学習マツプの運転領域毎に学習済みの判定
を行い、学習済みと判定された運転領域[α十4X、β
+4Y]があるときには、S 131にて新たな積算値
Sumpをその運転領域における学習補正係数KBLR
C2[α+4X、  β+4Y]と前記の積算値Sum
pとに基づいて次式により算出すると共に、カウンタZ
を1だけカウントアツプする。
Sump=KBLRC2C[a +4X、  β+4Y
コ+SumpS136では、前記カウンタZが12を超
えたか否かを判定し、YESのときには16X16格子
の学習マツプの学習済運転領域か12以上になったと判
断し5137に進みNOのときには3138に進む。
5137では、16X16格子の学習マツプの学習か充
分に進行していることをフラッグflag cx、 Y
l=1にて表わし、5139に進む。
8138ては、学習か進行していないことをフラッグf
lag [X、 Yl = Oにて表わし、ルーチンを
終了する。
5139では、l (Su+mp/Z)−1lが所定値
(例えば0.04)未満か否かを判定し、YESのとき
にはルーチンを終了させNOのときには5140に進む
ここで、I (Sump/Z)−11は、目標空燃比か
らのずれを示し、それが所定値未満のときには最適な学
習補正係数KBLRC2が確保されているためルーチン
を終了させ、それ以外のときには学習補正係数KBLR
C2を補正するために5140に進むのである。
5140では、4×4格子の学習マツプにおける運転領
域[X、 Ylの学習補正係数KBLRC1[X、 Y
lに基づいて、新たな学習補正係数KBLRC1[X、
 Ylを次式により演算し、その演算値に学習マツプの
データを更新する。
KBLRCI  [X、   Yコ  =KBLRC1
[X、   Y]+ ((Sump/Z)−1) γ ここて、γは定数である。また、((Sump/Z)−
1)は16X16格子の学習マツプにおける学習済みの
学習補正係数の平均値の目標空燃比からのずれ分を示し
、このずれ分を4×4格子の学習マツプの学習補正係数
KBLRC1に加えるようにしたのである。
5141ては、α、βをOにセットして、5142に進
む。
5142では、16X16格子の学習マツプにおける運
転領域[α+4X、  β+4Y]の学習補正係数KB
LRC2[α+4X、  β+4Y]を次式により補正
して新たに設定し、その演算値に学習マツプのデータを
更新する。
KBLRC2[α+4X、  β+4Y] =KBLR
C2[α+4X。
β+4Y] −((Sump/Z)−1,0)  7S
143では、αを1だけカウントアツプして、5144
に進む。
5144では、αか4になったか否かを判定し、YES
のときには5145に進みNOのときには5142に進
む。
5145では、βを1だけカウントアツプして、814
6に進む。
5146では、βか4になったか否かを判定し、YES
のときにはルーチンを終了させNOのときには5142
に戻る。
このようにして、運転領域[X、 Ylに含まれる16
X16格子の学習マツプにおける全運転領域(16領域
)の学習補正係数KBLRC2を補正する。
ここで、5140においてKBLRC1か((Sump
/Z)−1,0)にて補正されるため、その補正の影響
をなくすためKBLRC2を((Sump/Z)−1,
0)にて補正するのである。
一方、5123〜5127て4×4格子の学習マツプの
全運転領域で未学習と判断されたときには、5147で
、4×4格子の学習マツプの学習補正係数を積算した運
転領域数を示すカウンタWが12を超えたか否かを判定
し、YESのときには5148に進みNOのときには5
149に進む。
8148では、flag= 1にセットして、5150
に進む。
5149では゛、flag=oにセットして、ルーチン
を終了させる。
5150では、l (Sump/Z)−11か所定値(
例えば0.04)未満か否かを判定し、YESのときに
はルーチンを終了させNOのときには5151に進む。
ここで、l (Sump/Z)−1lは、目標空燃比か
らのずれを示し、それが所定値未満のときには最適な学
習補正係数KBLRC1か確保されているためルーチン
を終了させ、それ以外のときには学習補正係数KBLR
C1を補正するために3150に進むのである。
5150では、全運転領域共通の学習補正係数KBLR
Cφを次式により補正して新たに設定し、この演算値を
記憶させる。
KBLRCφ= KBLRCφ+((Sum/W) −
1,0) 72ここで、γ2は定数である。また、((
Sum/W)−1,0)は4×4格子の学習マツプにお
ける学習補正係数KBLRC1の平均値の目標空燃比か
らのずれ分を示し、そのずれ分を学習補正係数KBLR
Cφに加えるようにしたのである。
5152では、X、 Yを0にセットして、5153に
進む。
5153では、4×4格子の学習マツプにおける運転領
域[X、 Ylの学習補正係数KBLRC1[X、 Y
lに基づいて、新たな学習補正係数KBLRC1[X、
 Ylを次式により演算し、その演算値に学習マツプの
データを更新する。
KBLRCI  [X、   Yコ  =KBLRC1
[X、   Yl−((Sum/w) −1,0) 7
2S154では、Xを1だけカウントアツプして、51
55に進む。
5155では、Xか4になったか否かを判定し、YES
のときには3156に進みNOのときには5153に戻
る。
8156では、Yを1だけカウントアツプして、515
7に進む。
5157ては、Yか4になったか否かを判定し、YES
のときにはルーチンを終了させNOのときには5153
に戻る。
このようにして、4×4格子の学習マツプにおける全運
転領域(16領域)の学習補正係数KBLRCIを補正
する。ここて、5151において、KBLRCφか((
Sump/w)−1,0)にて補正されため、その補正
の影響をなくすためKBLRC1を((Sump/w)
−1,01にて補正するのである。
上記のように、学習が進行したときの各運転領域の学習
補正係数の平均値(Sump/z及びSump/w )
に基づいて学習補正係数を夫々補正するようにしたので
、前記ストレスでは判別するのが難しい長期的かつ緩や
かな空燃比のずれに対して学習補正係数を最適に設定で
きる。
具体的には、ストレスによる学習のやり直しか頻繁に行
われると、学習の収束か遅くなってしまうので、空燃比
が比較的大きく変化したときのみ学習のやり直しを行う
ようにしたい。このようにすると、長期的かつ緩やかな
空燃比のずれが発生したときには、学習か進んだ段階で
は16X16格子の学習マツプの学習補正係数か除々に
変化するたけて4×4格子の学習マツプの学習補正係数
と全運転領域共通の学習補正係数は学習されず不適切な
値になる。このため、学習か進んだ段階では16×16
格子の学習マツプにおける学習補正係数の平均値に基づ
いて4×4格子の学習マツプの学習補正係数を補正し、
また学習が進行していない段階では、4×4格子の学習
マツプにおける学習補正係数の平均値に基づいて全運転
領域共通の学習補正係数を補正するようにしたのである
以上説明したように、4×4格子の学習マツプの学習補
正係数KBLRC1を基本噴射量が等しい運転領域毎に
平均化し、その平均値AVTP[n]を基本噴射量が異
なる運転領域で比較しそれらAVTP [n]か運転領
域か変化するに従って増大方向若しくは減少方向に変化
するときに燃料噴射弁6に異常があると判定するように
したので、燃料噴射弁6の異常診断を行うことかてきる
ため、運転性の悪化、排気性状の悪化及びエンジン焼付
きを防止てきる。特に、学習補正量の変化は小さいので
、学習補正量に基づいて異常診断を行うと異常診断を高
精度に行える。
また、基本噴射量か等しい運転領域における学習補正量
が略等しいときに燃料噴射弁6の異常診断を行うように
したので、他の原因によるものと区別して燃料噴射弁6
の異常のみを診断てきる。
さらに、16X 16格子の学習マツプの学習か進行し
たときに、異常診断を行うようにしたので、4X4格子
の学習マツプの学習補正係数が収束して安定したときに
異常診断を行うことができ、これによっても診断精度を
向上できる。
また、4×4格子の学習マツプの学習補正係数KBLR
C1を吸入空気流量が等しい運転領域毎に平均化し、そ
の平均値AVQ [n]を吸入空気流量が異なる運転値
°域で比較しそれらAVQ [n]か運転領域が変化す
るに従って増大方向若しくは減少方向に変化するときに
エアフローメータ13に異常があると判定するようにし
たので、エアフローメータ13の異常診断を行うことが
できるため、運転性の悪化、排気性状の悪化及びエンジ
ン焼付きを防止できる。特に、学習補正量の変化は小さ
いので、学習補正量に基づいて異常診断を行うと異常診
断を高精度に行える。
また、吸入空気流量か等しい運転領域における学習補正
量か略等しいときにエアフローメータ13の異常qb断
を行うようにしたので、他の原因によるものと区別して
エアフローメータ13の異常のみを診断てきる。さらに
、16X 16格子の学習マツプの学習が進行したとき
に、異常診断を行うようにしたので、4×4格子の学習
マツプの学習補正係数か収束して安定したときに異常診
断を行うことかでき、これによっても診断精度を向上で
きる。
尚、本実施例では複数の学習マツプを用いた場合を説明
したが、単一の学習マツプにて空燃比学習を行うものに
も本発明は適用できる。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように、基本供給量か略等しい
運転領域毎に学習補正係数を平均化し、その平均値を基
本供給量が異なる運転領域で比較し燃料供給装置の異常
を判定するようにしたので、燃料供給装置の異常を高精
度に診断てき、もって運転性及び排気性状の悪化、エン
ジン焼付きを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の一
実施例を示す構成図、第3図〜第9図は同上のフローチ
ャート、第10図及び第11図は同上の作用を説明する
ための図である。 1・・・機関  6・・・燃料噴射弁  12・・・制
御装置13・・・エアフローメータ  14・・・クラ
ンク角センサ16・・・酸素センサ 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島  富二雄 第8図 第11図 □に

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 機関運転状態に基づいて基本供給量を設定する基本供給
    量設定手段と、機関運転状態に対応する運転領域毎に学
    習補正量を記憶する記憶手段と、該記憶手段から機関運
    転状態に応じて学習補正量を検索する検索手段と、実際
    の空燃比を検出する空燃比検出手段と、検出された空燃
    比が目標空燃比になるようにフィードバック補正量を設
    定するフィードバック補正量設定手段と、前記フィード
    バック補正量と検索された学習補正量とに基づいて新た
    な学習補正量を設定する学習補正量設定手段と、設定さ
    れた学習補正量に前記記憶手段のデータを同一運転領域
    で更新する更新手段と、前記基本供給量と学習補正量と
    フィードバック補正量とに基づいて燃料供給量を設定す
    る燃料供給量設定手段と、設定された燃料供給量に基づ
    いて燃料供給装置を駆動制御する駆動制御手段と、を備
    える内燃機関において、 前記記憶手段の学習補正量を基本供給量が略等しい運転
    領域毎に平均化する学習補正量平均手段と、平均化され
    た学習補正量を前記基本供給量が異なる運転領域で比較
    する比較手段と、比較結果に基づいて前記燃料供給装置
    の異常の有無を判定する異常判定手段と、を備えたこと
    を特徴とする内燃機関における燃料供給装置の異常診断
    装置。
JP29718290A 1990-11-05 1990-11-05 内燃機関における燃料供給装置の異常診断装置 Pending JPH04171237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29718290A JPH04171237A (ja) 1990-11-05 1990-11-05 内燃機関における燃料供給装置の異常診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29718290A JPH04171237A (ja) 1990-11-05 1990-11-05 内燃機関における燃料供給装置の異常診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04171237A true JPH04171237A (ja) 1992-06-18

Family

ID=17843236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29718290A Pending JPH04171237A (ja) 1990-11-05 1990-11-05 内燃機関における燃料供給装置の異常診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04171237A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5950606A (en) * 1997-07-14 1999-09-14 Denso Corporation System for diagnosing fuel supply system of internal combustion engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5950606A (en) * 1997-07-14 1999-09-14 Denso Corporation System for diagnosing fuel supply system of internal combustion engine
DE19831310B4 (de) * 1997-07-14 2009-01-02 Denso Corp., Kariya-shi System zur Diagnose eines Kraftstofförderungssystems einer Brennkraftmaschine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4561400A (en) Method of controlling air-fuel ratio
WO1990014514A1 (en) Error detection device for each cylinder in fuel supply control device for internal combustion engine, learning device for each cylinder and diagnostic device for each cylinder
US4800857A (en) Apparatus for learn-controlling air-fuel ratio for internal combustion engine
US6840214B2 (en) Air-fuel ratio control apparatus for internal combustion engine
JP2742431B2 (ja) エンジンの空燃比制御装置
EP0431627B1 (en) Process and apparatus for learning and controlling air/fuel ratio in internal combustion engine
US5224461A (en) Self-diagnosing apparatus and method for fuel supply control system applicable to internal combustion engine
JPH04171237A (ja) 内燃機関における燃料供給装置の異常診断装置
JPH04171238A (ja) 内燃機関におけるエアフローメータの異常診断装置
JP2693993B2 (ja) エンジンの空燃比制御装置
JPH04318250A (ja) 内燃機関の燃料供給装置における自己診断装置
JPH02256853A (ja) 内燃機関の吸気圧力検出自己診断装置
JP2665837B2 (ja) 内燃機関の燃料供給装置における自己診断装置
JPH01159447A (ja) 内燃機関の電子制御装置
JPH01106949A (ja) 内燃機関の学習制御装置
JPH04204047A (ja) 内燃機関の空燃比制御装置における空燃比センサ劣化診断装置
JPH01106945A (ja) 内燃機関の学習制御装置
JP2592327B2 (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JPH02286848A (ja) 内燃機関の空燃比学習制御装置
JPH04318251A (ja) 内燃機関の燃料供給装置における自己診断装置
JPH01106938A (ja) 内燃機関の学習制御装置
JPH01106940A (ja) 内燃機関の学習制御装置
JPH01106954A (ja) 内燃機関の学習制御装置
JPH0211845A (ja) 内燃機関の学習制御装置
JPH04318245A (ja) 内燃機関の空燃比学習制御装置