JPH0417106B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417106B2
JPH0417106B2 JP60134389A JP13438985A JPH0417106B2 JP H0417106 B2 JPH0417106 B2 JP H0417106B2 JP 60134389 A JP60134389 A JP 60134389A JP 13438985 A JP13438985 A JP 13438985A JP H0417106 B2 JPH0417106 B2 JP H0417106B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealant
air
regulator
air pump
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60134389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61293570A (ja
Inventor
Yasuhiro Kachi
Yukio Hida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEKUNO RYOWA KK
Original Assignee
TEKUNO RYOWA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEKUNO RYOWA KK filed Critical TEKUNO RYOWA KK
Priority to JP13438985A priority Critical patent/JPS61293570A/ja
Publication of JPS61293570A publication Critical patent/JPS61293570A/ja
Publication of JPH0417106B2 publication Critical patent/JPH0417106B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、亜鉛鉄板のハゼ折り工程において、
ハゼ折り部を自動的にシールする装置に関するも
のである。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来、ボタンパンチ式のハゼ折り機は、第5図
Aに示す様に、上側ローラ1と下側ローラ2との
段階的な複数の組合せによつて構成されており、
これらのローラ1,2間に鉄板の縁片を通すこと
により、第5図Bに示す様に鉄板が順次折曲げら
れてハゼ折り部3が形成される。
この様にして形成されたハゼ折り構造では、漏
洩を防止する為、第6図A,Bに示す様に、ハゼ
折り部3にシール剤4を注入する必要がある。従
来、この様なシール剤4の注入作業は、手作業で
行なわれ、非常に工数を要する上、更に完全な漏
洩防止は困難である為、問題となつていた。
この様な問題点に鑑み、最近では、自動的シー
ル剤の注入を行なう自動シール装置が開発されて
いる。この様なダクト用ハゼの自動シール装置と
して、例えば第7図に示すものが存在している。
同図において、移動可能な支持台5の上には、
シール剤を入れた容器6が搭載され、この容器6
の上部には、単動式のエアポンプ7が配設されて
いる。エアポンプ7のホース8は、ハゼ折り機9
側に伸ばされ、ホース8の先端に自動フローガン
10が取付けられており、この自動フローガン1
0によつて、シール剤の注入を行なう様に構成さ
れている。
以上の様な自動シール装置では、単動式のエア
ポンプ7を使用していることから、ポンプ7のピ
ストンが上昇する際に、シールポンプ6内のシー
ル剤がポンプ7側へ吸入され、吸入されたシール
剤は、ピストンが下降する際にホース8内に吐出
され、自動フローガン10よりハゼ折り部に注入
される。
また、自動フローガン10の制御は、電気式と
空気式が組合されたものとされている。即ち、自
動フローガン10には、空気弁が設けられ、この
空気弁の開閉は、電気信号で作動する電磁弁の開
閉による空気信号で行なわれる様になつている。
即ち、スイツチ操作等により、電磁弁に注入開始
の電気信号が送られ、電磁弁が開かれると、電磁
弁を通過した空気は、自動フローガン10の空気
弁を開き、これによつて自動フローガン10のノ
ズル10aからシール剤の注入が行なわれる。そ
して、電磁弁に注入終了の電気信号が送られ、電
磁弁が閉じると、自動フローガン10の空気弁が
閉じ、自動フローガン10のシール剤注入が停止
する。
しかしながら、以上の様な自動シール装置にお
いては、自動フローガン10による注入の圧力調
整ができない上、特に単動式のエアポンプ7を使
用している為、第2図Aに示す様に、注入量にむ
らができてしまう。即ち、単動式のエアポンプ7
においては、ピストの往復動のうち、一方向動作
のみでシール剤の注入を行い、シール剤の吸入を
行なう他方向の動作では、シール剤の注入がなさ
れない為、シール剤3の注入部に幅の狭い部分3
aが生じてしまう。従つて、ハゼ折り部にシール
効果を充分に持たせられなくなつてしまう。欠点
があつた。
この様な単動式のエアポンプの欠点に鑑み、特
殊制御を採用した大型のエアポンプを使用する手
段も考えられるが、注入量のむらがなくなる反
面、この様なエアポンプを複数のハゼ折り部に使
用する際には、注入量の変更等の操作が複雑であ
り、また、ポンプの大型化がコストの増大に繋が
る等、実用性に問題があつた。
[発明の目的] 本発明は上述の様な従来技術の問題点を解消す
る為に提案されたものであり、その目的は、ポン
プを大型化することなく、シール剤の注入の圧力
調整を可能とすることにより、注入量のむらをな
くし、ハゼ折り部に充分なシール効果を持たせら
れる様なダクト用ハゼの自動シール装置を提供す
ることである。
[発明の概要] 本発明のダクト用ハゼの自動シール装置は、エ
アポンプによつて注入されたシール剤を自動フロ
ーガンにてハゼ折り部に注入する装置において、
自動フローガンの圧力調整をする為のレギユレー
タを設けたことを特徴とするものである。そし
て、この様な構成を有することにより、安定した
シール剤の注入が行なえ、ハゼ折り部に充分なシ
ール効果を持たせられる。
[発明の実施例] 以上説明した様な本発明によるダクト用ハゼの
自動シール装置の実施例を図面を用いて説明す
る。なお、前述の従来技術と同一部分について
は、同一符号を付し、説明を省略する。
第1実施例 第1図は、本発明において、単動式の駆動用エ
アポンプを使用した基本的な一実施例を示す。
同図に示す様に、ホース8と自動フローガン1
0との間には、スプリング式のレギユレータ11
が配設されている。また、ハゼ折り機9の上部に
は、亜鉛鉄板を検出して、電磁弁に注入開始・終
了の電気信号を送る為のセンサ12が2箇所に取
付けられている。
以上の様な構成を有する本実施例の作用は次の
通りである。即ち、ハゼ折り機9に亜鉛鉄板を挿
入すると、それがセンサ12の一方を通過するこ
とで、センサ12から電磁弁に注入開始の電気信
号が送られ、電磁弁が開かれる。電磁弁を通過し
た空気は、自動フローガン10の空気弁を開き、
自動フローガン10のノズル10aからシール剤
の注入が行なわれる。そして、亜鉛鉄板が次のセ
ンサ12の上を通過すると、このセンサ12から
電磁弁に注入終了の電気信号が送られ、電磁弁が
閉じ、これに伴つて、自動フローガンのシール剤
注入が停止する。そして、レギユレータ11を配
設したことにより、自動フローガン10に送られ
るシール剤の圧力調整を行なうことができる為、
従来の様に注入量にむらを生じることがなくなつ
ており、従つて、ハゼ折り部に充分なシール効果
を持たせられる。なお、本実施例においては、単
動式のエアポンプを使用しているが、レギユレー
タ11を採用したことによる注入量の安定効果
は、前述した様な単動式のエアポンプの欠点を補
つて余りある為、問題はない。
特に、空気圧を利用したエアオペレーテツドレ
ギユレータは、高圧力で、調整範囲が広く流体の
制御の調整が簡単に行えるばかりか、構造が簡略
であり、非常に取扱が便利である等の長所を有し
ている為、本発明に使用するレギユレータとして
は最適である。
即ち、エアオペレーテツドレギユレータの入口
圧力P1、出口圧力P2に圧力補償する為の弁作動
は、次の通りである。まず、入口圧力P1が高く
なつた場合、圧力補償チヤンバーのエアのエア圧
力を手動で調整する。この時の圧力バランスの式
は、次式となる。
P1−P2>P3(F/A)(バネ定数) この式を満足すれば、一定量のシール剤を注入
できる。つまり、エアオペレーテツドレギユレー
タは、入口・出口圧力P1、P2の圧力変動があつ
ても、流量調整用絞り前後の圧力を一定(F/
A)とし、通過流量を一定にすることが可能であ
る。
また、シール剤Sの流れ始めに、弁の設定流量
以上の流量が流れる、いわゆるジヤンピング現象
が生ずることを防止する為に、同図のエアオペレ
ーテツドレギユレータにおいては、ダツシユポツ
トD1〜D3が形成されており、また、このダツシ
ユポツトは、チヤタリング現象の防止も同時に行
える。
第2実施例 前記第1実施例において使用されている単動式
エアポンプにおいては、前述した様に、第2図A
の如く、シール剤3の注入部に幅の狭い部分3a
が生じてしまう。これに対し、複動式のエアポン
プでは、ピストンの往復動の両方向の動作によ
り、シール剤の吐出を行える為、第2図Bに示す
様に、シール剤3の注入部に生ずる幅の狭い部分
3aは、ピストンの動作方向変換の停止点のみと
なり、シール効果をより一層向上できる。
第3図に以上の様なエアオペレーテツドレギユ
レータ及び複動式ポンプを使用した実施例を示
す。
同図において、18は、エアオペレーテツドレ
ギユレータ、19は、複動式のエアポンプであ
る。
第4図は、本実施例のシステム回路を示す回路
図である。空気源21の空気Aは、レギユレータ
22,23及び電磁弁24に夫々送られ、第1の
レギユレータ22には、エアポンプ25が接続さ
れている。また、シール剤Sは、エアポンプ25
により、シールポンプ26からエアオペレーテツ
ドレギユレータ27に送られ、同レギユレータに
て圧力調整された後、電磁弁24の作動により、
自動フローガン28にて、ノズル29から吹付け
られる様になつている。
空気源21は、5Kgでエアを送るが、シール剤
Sの温度による粘性変化を処理する為にレギユレ
ータ22の調整範囲は、0.5〜5Kgと大きくして
ある。このレギユレータ22の圧力を仮に2Kgに
すると、エアポンプ25とシールポンプ26によ
り、(両者の圧力比は、1:30)押出されるシー
ル剤Sの圧力は、60Kgとなる。
また、エアポンプは、複動式であり、直接注入
するとシール剤Sの吹付け量にむらが生じるが、
エアオペレーテツドレギユレータ27を設けてあ
る為、むらのないシール剤吹付けが可能となつて
いる。更に、この場合、エアオペレーテツドレギ
ユレータ27の圧力調整範囲は、エアポンプ25
とシールポンプ26の圧力比に合せて、1:30の
広範囲に設計してある。なお、この時のエアオペ
レーテツドレギユレータ27の調整は、エアオペ
レーテツドレギユレータ27からノズル29まで
の圧力損失を差引き、且つ満足する圧力に調整す
ればよい。
以上の様な構成を有する本実施例によれば、前
記実施例の効果に加えて、温度による粘性変化に
も充分対応できる為、より安定したシール剤の注
入が行なえ、シール効果を向上できる。従つて、
シール剤を複数に分流しても、夫々について安定
した注入が行える為、複数個のハゼ折り部のシー
ル剤注入が同時に実施可能であり、作業性を大幅
に向上できる。
[発明の効果] 以上説明した様に本発明によれば、自動フロー
ガンをレギユレータで圧力調整するという簡単な
構成により、安定した量のシール剤注入を可能と
した為、ハゼ折り部に充分なシール効果を持たせ
られる様なダクト用ハゼの自動シール装置を提供
できる。
特に本発明は、 センサによつてダクト材料の供給を検出し
て、自動フローガンの弁を制御することによ
り、シール剤の供給停止を自動的に行う。
レギユレータとしてエア式のものを使用し、
かつ自動フローガンとして空気信号により制御
される弁を有するものを使用することにより、
両者を同じ空気制御により行うことを可能と
し、機器の制御系の単純化、共用化が可能とな
る。
と言う作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるダクト用ハゼの自動シー
ル装置の第1実施例を示す概略斜視図、第2図
A,Bは、夫々単動式と複動式のエアポンプによ
る注入状態を示す概略断面図、第3図は本発明の
第2実施例を示す概略斜視図、第4図は第3図の
実施例のシステム回路を示す回路図、第5図A,
Bは、夫々ハゼ折り機のローラと、これに対応す
るハゼ折り部とを段階的に示した側面図、第6図
A,Bは、ハゼ折り部にシール剤を注入する作業
を段階的に示した側面図、第7図は従来の自動シ
ール装置の一例を示す概略斜視図である。 5……支持台、6……容器、7……単動式のエ
アポンプ、8……ホース、9……ハゼ折り機、1
0……自動フローガン、11……エアレギユレー
タ、12……センサ、13……スプリング、14
……ピストン、15……材料入口、16……材料
出口、17……パイロツトエア接続口、18……
エアオペレーテツドレギユレータ、19……複動
式のエアポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シール剤の吸入及び排出を行うエアポンプ
    と、このエアポンプにて吐出されたシール剤をハ
    ゼ折り機に送るホースと、このホースの先端に取
    り付けられ、ハゼ折り機に供給されたダクト素材
    のシール部分にシール剤を注入する自動フローガ
    ンを有するダクト用ハゼの自動シール装置におい
    て、 前記自動フローガンには、シール剤の供給停止
    を制御するために空気信号により制御される弁
    と、シール剤の供給圧力調整を行うためのレギユ
    レータを設け、 前記ハゼ折り機にはダクト材料の検出用のセン
    サを設け、この検出用センサには前記空気信号制
    御用の電磁弁を接続したことを特徴とするダクト
    用ハゼの自動シール装置。
JP13438985A 1985-06-21 1985-06-21 ダクト用ハゼの自動シ−ル装置 Granted JPS61293570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13438985A JPS61293570A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 ダクト用ハゼの自動シ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13438985A JPS61293570A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 ダクト用ハゼの自動シ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61293570A JPS61293570A (ja) 1986-12-24
JPH0417106B2 true JPH0417106B2 (ja) 1992-03-25

Family

ID=15127254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13438985A Granted JPS61293570A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 ダクト用ハゼの自動シ−ル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61293570A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2516919Y2 (ja) * 1993-04-16 1996-11-13 株式会社フカガワ ロール成形機のシール剤注入装置
US7478467B2 (en) 2006-05-05 2009-01-20 Ductmate Industries, Inc. Self locking sheet metal duct with a sealant and method for manufacturing the duct with a sealant and installing the duct with a sealant

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879565A (ja) * 1981-11-02 1983-05-13 Toho Kizai Kk 中高粘度液体の塗着装置
JPS58145443A (ja) * 1982-02-23 1983-08-30 マツダ株式会社 液体供給装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49144858U (ja) * 1973-04-19 1974-12-13
JPS58161678U (ja) * 1982-04-19 1983-10-27 太陽鉄工株式会社 定流量吐出装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879565A (ja) * 1981-11-02 1983-05-13 Toho Kizai Kk 中高粘度液体の塗着装置
JPS58145443A (ja) * 1982-02-23 1983-08-30 マツダ株式会社 液体供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61293570A (ja) 1986-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5536313A (en) Intermittent coating apparatus
US4922852A (en) Apparatus for dispensing fluid materials
CA2002225C (en) Gas-aided dispensing of liquid materials
US5054650A (en) Method of compensating for changes in the flow characteristics of a dispensed fluid to maintain the volume of dispensed fluid at a setpoint
AU603156B2 (en) Apparatus and method for dispensing fluid materials
DK0383029T3 (da) Højtryksrenser med fjederfrit omløb fra udløb til indløb
CA1282583C (en) Viscous substance applying apparatus
DE59603977D1 (de) Pulver-Sprühbeschichtungsvorrichtung
JPH0417106B2 (ja)
JPS5790538A (en) Fluid injection port
JP3701181B2 (ja) 多液混合圧送装置
JPS6341088Y2 (ja)
CN105080789B (zh) 涂布装置及涂布器
JPS58120827A (ja) 紡機用走行型自動機への流体供給方法および装置
JPH02160073A (ja) 液体のミタリング吐出方法とその装置
CN212550122U (zh) 一种新型卷烟纸上胶装置
JPS6341089Y2 (ja)
JP2508696Y2 (ja) ノズル
JPH0574429B2 (ja)
KR100507065B1 (ko) 실런트 토출 제어장치
JPH0380961A (ja) 液だれ防止装置
JPS5858164A (ja) 電動式エアレス塗装機
JPS5750569A (en) Coating device for highly viscous fluid
JPH0636898B2 (ja) 走行材料への液状吹付物の吹付方法
JPH02265670A (ja) ディスペンサ装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term