JPH04170939A - 核磁気共鳴を用いた検査装置 - Google Patents

核磁気共鳴を用いた検査装置

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JPH04170939A
JPH04170939A JP2297307A JP29730790A JPH04170939A JP H04170939 A JPH04170939 A JP H04170939A JP 2297307 A JP2297307 A JP 2297307A JP 29730790 A JP29730790 A JP 29730790A JP H04170939 A JPH04170939 A JP H04170939A
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JP
Japan
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bobbin
printed
wing
guard ring
coil
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Application number
JP2297307A
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English (en)
Inventor
Yukio Yabusaki
薮崎 征雄
Takayuki Shimizu
隆行 清水
Toshihiro Ishizuka
利博 石塚
Fumihisa Hamazaki
浜崎 文寿
Munetaka Tsuda
宗孝 津田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、生体中の水素や隣等からの核磁気共鳴(以下
、rNMRJという)信号を測定し、核の密度分布や緩
和時間分布等を映像化する、NMR現像を用いた検査装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、人体の頭部、腹部等の内部構造を、非破壊的に検
査する装置として、X線CTや超音波撮像装置が広く利
用されてきている。近年、NMR現像を用いて同様の検
査を行う試みが成功し、X線CTや超音波撮像装置では
得られなかった多種類の情報を取得できるようになって
きた。
NMR現象を用いた検査装置においては、検査物体から
の信号を物体各部に対応させて分離・識別する必要があ
るが、その一つに、検査物体に傾斜磁場を印加し、物体
各部の置かれた磁場を異ならせ、次に各部の共鳴周波数
あるいはフェーズエンコード量を異ならせることで位置
の情報を得る方法がある。この方法の基本原理について
は、ジャーナル・オブ・マグネティック・レゾナンス誌
(J 1Magn、 Re5on、 )第18巻、第6
9〜83頁(1975年)、フィジックス・オブ・メテ
ィスン・アンド・バイオロジー誌(phys、・Med
、 &B iol、 )第25巻、第751〜756頁
(1980年)等に報告されている。
上述したようなイメージングにおいては高周波磁場を発
生あるいは受信するコイルの効率を向上させることが、
画質の向上、撮像時間短縮につながる重要な課題となっ
ている。
ところで、NMRにおけるSN比は、静磁場Hの1〜1
.5 乗に比例して増加するため、磁場強度を少しでも
高くし、SN比の向上を図る試みがなされつつある。こ
れまで用いられてきた送受信コイル(以下、単に「コイ
ル」という)は、ソレノイドあるいは鞍型コイルである
が、磁場強度の増加に伴って共鳴周波数も増大するため
、コイルの自己共鳴周波数とNMR周波数とが接近、あ
るいは逆転する状況が生じ、受信時における感度低下、
あるいは送信時における高周波磁場の発生効率が低下す
るという問題が発生していた。
これに対してAlderman等により新しい形状のコ
イル(「アンダーマン型コイル」と呼ばれる)が提案さ
れている。このコイルについては、ジャーナル・オブ・
マグネティック・レゾナンス誌(J。
Magn、Re5on、)第36巻、第447〜451
(1979年)に詳細な記述がある。
第6図、第7図、第8図は、上記アンダーマン型コイル
の構成の一例を示すもので、それぞれコイルの斜視図、
その等価回路図及び同調・整合回路図を示すものである
第6図、第7図に示すようにアンダーマン型コイルはガ
ードリング131,132、アーム111゜112、ア
ーム111に接続されたウィング121゜122.12
5,126、アーム112に接続されたウィング123
,124,127,128、ウィング121,124間
に設けらけるキャパシタ141.ウィング122.12
’3間に設けられるキャパシタ142.ウィング125
,128間に設けられるキャパシタ143、ウィング1
26゜127間に設けられるキャパシタ144がら構成
される。第8図に示す同調・整合回路はキャパシタ20
1,202で構成されており、第7図の826点に接続
される。
C発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は高磁場すなわち高周波における受信感度
の低下及び高周波磁場の発生効率の低下という問題に関
しては有効なコイル構成である。
しかし、腹部用コイルのようにコイル形状が大きくなっ
てくるとアーム部のインダクタンスが大きくなり、高磁
場に対応して自己共振周波数を高くするためにはウィン
グとガードリングで構成されるキャパシタンスを小さく
する必要が生じることに対する配慮がされていない。
ウィングとガードリングで構成されるキャパシタンスを
小さくするためには(i)ウィングとガードリング間の
距離を大きくする。(ii)ウィングとガードリング間
の誘電率を小さくする。(iii)ウィングとガードリ
ングの幅を小さくする。という方法が考えられる。
このうち(iii)を幅を小さくするとガードリングと
しての役目がなくなるので幅を小さくするには限界があ
る。
また、(i)の方法で誘電率を一定(一般に低損失のた
め用いられるテフロンの場合約2〜3)のまま距離を大
きくすると距離が大きくなったためキャパシタンスの容
量誤差は小さくなるという利点がある。しかし、テフロ
ンの厚みが極端に増加しコイル全体の重量が重くなって
しまうという問題点がある。さらに、ガードリングとウ
ィングとの間にテフロンを挟む構造のため製作調整に手
間が掛かり時間がかかるという問題点もある。
本発明の目的は上記問題点を解決し、自己共振周波数が
高く軽量コンパクトで製作調整が容易な腹部用コイルを
提供することにある。
[課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、ガードリングをボビン外面
に印刷または貼付した第1の内側円筒状ボビンとウィン
グ及びアームをボビン内面に印刷または貼付した第2の
外側円筒状ボビンで構成した。第1の内側円筒状ボビン
と第2の外側円筒状ボビンを中心軸が同一となるように
配置することで自己共振周波数が高く軽量コンパクトで
製作調整が容易な腹部用コイルを提供できる。
[作用] 上記「発明が解決しようとする課題」で説明した方法の
うち(i)(ii)の方法を併用することになる。即ち
、ウィングとガードリング間の誘電率を小さくするため
に空気(誘電率約1)にし、さらに距離を大きくする。
ウィングとガードリングの間隙は空気層となるので厚み
はテフロンの場合に比へて約1/2〜l/3になるがキ
ャパシタンスの容量誤差が問題になる厚さではない。厚
みはテフロンの場合に比べて約1/2〜1/3になるた
めコンパクトな腹部用コイルとなる。また、間隙が空気
層であることから低損失であり厚みが増しても重量増加
につながらず、軽い腹部用コイルとなる。
このようにウィングとガードリング間の誘電率を小さく
するためにテフロンの代わりに空気にし、さらに距離を
大きくすることによって自己共振周波数が高く、なおか
つ軽量コンパクトな腹部用コイルとすることが出来る。
しかし、この構成の場合ガードリング、ウィングの電極
保持方法が問題となるが、以下に示す構成にすることで
製作調整を容易にすることができる。
ガードリングをボビン外面に印刷または貼付した第1の
内側円筒状ボビンとウィング及びアームをボビン内面に
印刷または貼付した第2の外側円筒状ボビンで構成した
。第1の内側円筒状ボビンと第2の外側円筒状ボビンを
中心軸が同一となるように第1の内側円筒状ボビンまた
は第2の外側円筒状ボビンに支持具を設けた構造にする
ことによって実現できる。
〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第4図は、本発明の一実施例であるNMRを用いた検査
装置の構成図である。図において、5は制御装置、6は
高周波パルス発生器、7は電力増幅器、8は高周波磁場
を発生するとともに対象物体20から生ずる信号を検出
するための送受信兼用コイル、9は増幅器、10は検波
器、11は信号処理装置を示している。また、12,1
3゜14は、それぞれ、2方向およびこれに直角の方向
(X方向及びy方向)の傾斜磁場を発生させるコイル、
15,16.17はそれぞれ、上記コイル12,13.
14を駆動する電源部を示している。これらのコイルに
より発生する傾斜磁場により検査対象の置かれる空間の
磁場分布を所望の傾斜を有する分布とするものである。
制御装置5は、各装置に種々の命令を一定のタイミング
で出力する機能を有するものである。高周波パルス発生
器6の出力は、電力増幅器7で増幅され、上記コイル8
を励振する。コイル8で受信された信号成分は、増幅器
9を通り、検波器10で検波後、信号処理装置11で画
像に変換される。
なお、静磁場の発生は、電源19により駆動されるコイ
ル18による。検査対象である人体20はベツド21上
に載置され、上記ベツド21は支持台22上を移動可能
に構成されている。
第5図は第4図における傾斜磁場コイルの構成及び流す
電流の方向を示した一例である。コイル12でZ方向傾
斜磁場を、コイル13でX方向傾斜磁場を、コイル14
でy方向傾斜磁場を発生する例を示している。実際には
コイル12,13゜14を1つの円筒形ボビンに巻いて
用いられる。
本発明は、上記コイル8の改良に係るものである。ここ
で、コイル8は、例えば、直径500mm、長さ500
(財)程度の大きさを有するものである。
本実施例ではコイル形状を円筒形としたが楕円形などの
形状の変形も可能であり、本発明が形状に依存しないこ
とは言うまでもないことである。
以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図に示す実施例では内側円筒ボビン108の外側の
ガードリング電極131,132を、外側円筒ボビン1
09の内側にウィング電極121゜122.123,1
24,125,126,127 。
128及びアーム電極111,112を印刷した構成を
示している。151,161,171゜152.162
,172は内側円筒ボビン108と外側円筒ボビン1.
09の間隔を一定に保つための支持具である。第2図(
a)は第1図に示すB−B′断面図、第2図(b)は第
1図に示すc−c’断面図、第2図(c)は第1図に示
すD−D’断面図である。第3図は内側円筒ボビン10
8及び外側円筒ボビン109に印刷された電極部分(ガ
ードリング131,132、ウィング121〜128、
アーム111,112)の展開図を示す。
ウィング121と124,122と123゜125と1
28及び126と127間に取り付ける周波数調整用の
キャパシタ141,142゜143.144は第1図、
第2図に示す実施例では外側ボビン109の内側に取り
付ける構成としたが、外側ボビン109に窓181,1
82゜183.184をあけ、ウィング121〜128
の端部を外側ボビンの外側に曲げ、キャパシタ141.
142,143,144の付は外しを簡単にできるよう
にした第9図に示すような構成でも良い。なお、第8図
に示す同調・整合回路は上述した実施例のH,G点に接
続される。同調・整合回路の接続は以下に示す実施例に
おいても共通である。
第10図に本発明の別な一実施例を示す。第10図に示
す一実施例ではフィルム181に印刷されたガードリン
グ電極131,132及びフィルム182に印刷された
ウィング121〜128、アーム電極111,112を
それぞれ内側円筒ボビン108及び外側円筒ボビン10
9に貼付けた構成を示している。ウィング間に取り付け
る周波数調整用のキャパシタについては第9図に示す窓
付きの構成でも良いことは第1図に示す実施例と同様で
ある。
上述した実施例では外側ボビン109は一つの円筒であ
るとしたが、製作を容易にするために第11図に示すよ
うに二つの半円筒191,192で構成しても良い。こ
の際にも周波数調整用のキャパシタの取付けが容易なよ
うに第9図に示すような窓をあけても良いことは言うま
でもない。
第12図には第10図に示す実施例において用いたフィ
ルムに印刷された電極の断面図の一例を示している。基
材180上に銅箔電極130を印刷した例である。
第13図にはガードリング電極131,132とウィン
グ電極121〜128及びアーム電極ill、112と
の間に誘電体311,312゜313.314を自由に
出し入れ出来るようにした場合の一実施例を示す。第1
3図に示す実施例では支持具151,152,161,
162゜171.172に雌ねじを切っておき、ねじ3
21゜322.331,332,341,342で誘電
体311,312,313,314を出し入れする場合
について示している。スペーサ301゜302は誘電体
311〜314を出し入れする際にガードリング131
,132との段差を無くすためのものである。このよう
にすることによってコイル設置後の共振周波数の微調整
が容易にできる。第13図に示す実施例ではキャパシタ
141〜144が外側ボビンの内側に取り付けられるの
でキャパシタ141〜144に当たらないように出し入
れする誘電体を分割したが、窓付きの構成にした場合に
は分割する必要は無くなる。また、本実施例では誘電体
の厚さを電極間距離と同一にしているが、共振周波数の
微調整の範囲によっては電極間距離よりも小さくしても
良い。誘電体を出し入れする機構については本実施例以
外の方法でも良い。
[発明の効果] 本発明によれば腹部コイルのようにコイル形状が大きい
場合にも高磁場に対応して自己共振周波数を上げること
ができる。また、軽量でコンパクトなコイルにすること
ができる。さらに、電極をボビンに印刷または貼付する
構成であるので製作調整にかかる時間を低減することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は第1図の
B−B’ 、C−C’ 、D−D’断面図、第3図は電
極部の展開図、第4図は本発明の一実施例を用いた核磁
気共鳴を用いた検査装置の構成図、第5図は傾斜磁場コ
イルの構成図、第6図。 第7図、第8図は従来のコイルの斜視図、等価回路図、
同調・整合回路図、第9図は調整窓付き外側ボビンの構
成図、第10図は本発明の別な一実施例の構成図、第1
1図は外側ボビンの別の構成図、第12図はフィルムに
印刷された電極の断面図、第13図は微調整可能な本発
明の一実施例の構成図である。 5・・・制御装置、6・・・高周波パルス発生器、7・
・・電力増幅器、8・・・コイル、9・・・増幅器、1
0・・・検波器、11・・・信号処理装置、12,13
,14゜18・・・コイル、15,16,17.19・
・・駆動電源、20・・・人体、21・・・ベツド、2
2・・・支持台。〆:へ代理人 弁理士 小川勝馬“(
−、、+ 、 、〜″□、−メ 栗2図 (α)  B−8’!m面図 (b)  C−ご打面図 栗λ図 (c)  ()−()枳加日 宅S図 范60 寓8凹 曹 GOIN24104       C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、静磁場、傾斜磁場および高周波磁場の各磁場発生手
    段と、検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する信号検
    出手段と、該信号検出手段の検出信号の演算を行う計算
    機および該計算機による演算の出力手段を有する核磁気
    共鳴を用いた検査装置において、 信号検出手段として、第1の外側ボビン面上に沿つた複
    数の位置にそれぞれ設けられた電流通路をなすアームと
    、上記アームの上端及び下端から、上記第1の外側ボビ
    ンに沿つてそれぞれ左右に伸ばされ、かつそれぞれの先
    端は隣接するものの先端と容量結合された導体板からな
    る複数のウィングとを第1の外側ボビンに印刷または貼
    付し、 上記アームの上端及び下端の位置にそれぞれ設けられ、
    上記ウィングとそれぞれ容量結合するリング状の導体板
    からなる第1、第2のガードリングを第2の内側ボビン
    に印刷または貼付したことを特徴とする核磁気共鳴を用
    いた検査装置。 2、前記アーム及びウィングを第1の外側ボビンの内面
    に印刷または貼付し、前記ガードリングを第2の内側ボ
    ビンの外面に印刷または貼付したことを特徴とする請求
    項第1項記載の核磁気共鳴を用いた検査装置。 3、前記ウィングとガードリングの結合容量を可変でき
    るようにしたことを特徴とする請求項第1項記載の核磁
    気共鳴を用いた検査装置。 4、ウィングとガードリング間の結合容量を可変とする
    手段としてウィングとガードリング間に誘電体を出し入
    れできるようにしたことを特徴とする請求項第3項記載
    の核磁気共鳴を用いた検査装置。
JP2297307A 1990-11-05 1990-11-05 核磁気共鳴を用いた検査装置 Pending JPH04170939A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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