JPH04169523A - 救急絆創膏 - Google Patents
救急絆創膏Info
- Publication number
- JPH04169523A JPH04169523A JP29786090A JP29786090A JPH04169523A JP H04169523 A JPH04169523 A JP H04169523A JP 29786090 A JP29786090 A JP 29786090A JP 29786090 A JP29786090 A JP 29786090A JP H04169523 A JPH04169523 A JP H04169523A
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- Japan
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- film
- methyl methacrylate
- adhesive tape
- base film
- rescue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、救急絆創膏に関するものである。
[従来の技術]
救急絆創膏は家事、仕事、レジャー、スポーツなどで軽
いすり傷、切り傷などを起こした場合に止血、傷口の広
がり防止、または細菌や水などが傷口に入るのを防止す
る目的で手軽に使用されている。このような救急絆創膏
は基材フィルム、粘着剤、ガーゼ、剥離紙などで構成さ
れており、特に基材フィルムには救急絆創膏が主に関節
、指、手、足のように動きやすい体の部位で使用される
ことから柔軟性、強度、肌ざわりなどに優れていること
が要求されている。これらの、要求を満足する基材フィ
ルムとして、従来からポリ塩化ビニル樹脂よりなるフィ
ルムがよく用いられている。
いすり傷、切り傷などを起こした場合に止血、傷口の広
がり防止、または細菌や水などが傷口に入るのを防止す
る目的で手軽に使用されている。このような救急絆創膏
は基材フィルム、粘着剤、ガーゼ、剥離紙などで構成さ
れており、特に基材フィルムには救急絆創膏が主に関節
、指、手、足のように動きやすい体の部位で使用される
ことから柔軟性、強度、肌ざわりなどに優れていること
が要求されている。これらの、要求を満足する基材フィ
ルムとして、従来からポリ塩化ビニル樹脂よりなるフィ
ルムがよく用いられている。
しかしながら、ポリ塩化ビニル樹脂の場合柔軟性や強度
は再塑剤の種類と添加量を変化させて調節するために基
材フィルムの表面に可塑剤がブリードしてきて、当初の
性能から物性や肌ざわりが低下したり、表面の可塑剤を
幼児がなめる場合があるなどの問題があった。
は再塑剤の種類と添加量を変化させて調節するために基
材フィルムの表面に可塑剤がブリードしてきて、当初の
性能から物性や肌ざわりが低下したり、表面の可塑剤を
幼児がなめる場合があるなどの問題があった。
また、柔軟性と肌ざわりが良く、かつ可塑剤を必要とし
ないフィルムとしてはポリウレタンフィルムがあるが、
このフィルムは価格が高いうえに耐薬品性に劣り、ある
種の有機溶剤に溶解してしまうという問題があった。
ないフィルムとしてはポリウレタンフィルムがあるが、
このフィルムは価格が高いうえに耐薬品性に劣り、ある
種の有機溶剤に溶解してしまうという問題があった。
したがって、体の各部の動きに対応して伸縮して、ずれ
にくく、剥れにくい、かつ肌ざわりの良い、安全性の高
い救急絆創膏を得るために、有毒な可塑剤を含有しなく
ても柔軟性と強度、肌ざわりに優れた救急絆創膏用の基
材フィルムが安価に提供されることが望まれていた。
にくく、剥れにくい、かつ肌ざわりの良い、安全性の高
い救急絆創膏を得るために、有毒な可塑剤を含有しなく
ても柔軟性と強度、肌ざわりに優れた救急絆創膏用の基
材フィルムが安価に提供されることが望まれていた。
[発明が解決しようとする課題〕
本発明は、関節、指、手、足などのような動きの激しい
体の部位に使用してもずれたり、剥れたりすることがな
く、しかも安全性の高い救急絆創膏を提供するものであ
る。
体の部位に使用してもずれたり、剥れたりすることがな
く、しかも安全性の高い救急絆創膏を提供するものであ
る。
[課題を解決するための手段]
本発明者は鋭意検討した結果、基材フィルムと粘着材、
ガーゼ、剥離紙からなる救急絆創膏において、基材フィ
ルムとしてエチレン−メタクリル酸メチル共重合体樹脂
からなるフィルムを用いることを特徴とする救急絆創膏
が上記目的を達成することを見いだし本発明に到ったも
のである。
ガーゼ、剥離紙からなる救急絆創膏において、基材フィ
ルムとしてエチレン−メタクリル酸メチル共重合体樹脂
からなるフィルムを用いることを特徴とする救急絆創膏
が上記目的を達成することを見いだし本発明に到ったも
のである。
すなわち、関節、指、手、足などのように動きの激しい
体の部位に救急絆創膏を使用した場合、該救急絆創膏が
その体の動きに追従して伸縮できることが必要であるが
、該救急絆創膏の基材フィルムにエチレン−メタクリル
酸メチル共重合体樹脂を用いた場合には、該基材フィル
ムは可塑剤を使用しなくても適度の強度と柔軟性を有す
るだけでなく、耐薬品性にも優れているので上記目的を
達成できることを見いだしたのである。したかって、該
基材フィルムを用いた救急絆創膏は良好な肌ざわりと、
優れた伸縮性を有しずれたり、剥れたりしにくいのであ
る。
体の部位に救急絆創膏を使用した場合、該救急絆創膏が
その体の動きに追従して伸縮できることが必要であるが
、該救急絆創膏の基材フィルムにエチレン−メタクリル
酸メチル共重合体樹脂を用いた場合には、該基材フィル
ムは可塑剤を使用しなくても適度の強度と柔軟性を有す
るだけでなく、耐薬品性にも優れているので上記目的を
達成できることを見いだしたのである。したかって、該
基材フィルムを用いた救急絆創膏は良好な肌ざわりと、
優れた伸縮性を有しずれたり、剥れたりしにくいのであ
る。
本発明の救急絆創膏の基材フィルムに用いられるエチレ
ン−メタクリル酸メチル共重合体樹脂とは、エチレンと
メタクリル酸メチルを共重合させたものであり、メタク
リル酸メチルの含量が10wt%〜40wt%程度のも
のが市販されているが、その中でもメタクリル酸メチル
の含量が10wt%〜20wt%のエチレン−メタクリ
ル酸メチル共重合体樹脂が製膜性、強度、伸びなどの点
で好ましい。エチレン−メタクリル酸メチル共重合体樹
脂の融点及び引張強度はメタクリル酸メチルの含量を増
加させると低下し、又、柔軟性は向上するので、メタク
リル酸メチルの含有量の異なったエチレン−メタクリル
酸メチル共重合体樹脂を選択することによって柔軟性、
強度などを調節することができる、又、本発明において
は異なったメタクリル酸メチル含量のエチレン−メタク
リル酸メチル共重合体樹脂を混合したり、場合によって
はポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂な
どと混合して使用しても良い。
ン−メタクリル酸メチル共重合体樹脂とは、エチレンと
メタクリル酸メチルを共重合させたものであり、メタク
リル酸メチルの含量が10wt%〜40wt%程度のも
のが市販されているが、その中でもメタクリル酸メチル
の含量が10wt%〜20wt%のエチレン−メタクリ
ル酸メチル共重合体樹脂が製膜性、強度、伸びなどの点
で好ましい。エチレン−メタクリル酸メチル共重合体樹
脂の融点及び引張強度はメタクリル酸メチルの含量を増
加させると低下し、又、柔軟性は向上するので、メタク
リル酸メチルの含有量の異なったエチレン−メタクリル
酸メチル共重合体樹脂を選択することによって柔軟性、
強度などを調節することができる、又、本発明において
は異なったメタクリル酸メチル含量のエチレン−メタク
リル酸メチル共重合体樹脂を混合したり、場合によって
はポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂な
どと混合して使用しても良い。
基材フィルムはインフレ法、Tダイ法などの通常の方法
で製膜される。又、該基材フィルムの製膜過程や製膜後
に印刷適性を向上させるためのコロナ放電や、通気性を
向上させるための微細な孔あけ加工、エンボス加工を施
しても良い。更に、子供向けのキャラクタ−やその他の
図柄を印刷したり、着色しても良い。
で製膜される。又、該基材フィルムの製膜過程や製膜後
に印刷適性を向上させるためのコロナ放電や、通気性を
向上させるための微細な孔あけ加工、エンボス加工を施
しても良い。更に、子供向けのキャラクタ−やその他の
図柄を印刷したり、着色しても良い。
本発明の救急絆創膏は上記の基材フィルムとガーゼ、粘
着剤、剥離紙などからなるのであるが、その際、ガーゼ
、粘着剤、剥離紙などは通常のものを、通常の方法で利
用してもなんらさしつかえない。
着剤、剥離紙などからなるのであるが、その際、ガーゼ
、粘着剤、剥離紙などは通常のものを、通常の方法で利
用してもなんらさしつかえない。
[作用及び効果コ
本発明の救急絆創膏の基材フィルムに用いられるエチレ
ン−メタクリル酸共重合体樹脂は成形性、加工性に優れ
ているので容易に製膜できるのみならず強度や耐薬品性
に優れ、適度なゴム弾性と柔軟性を有している。したが
って、激しい運動などをしても本発明の救急絆創膏は体
の動きに追従して伸縮できるので、ずれたり、剥れたり
することはないのである。また、可塑剤を使用していな
いので、子供がなめたり、食物にふれても毒性がないの
で安心である。更に、柔軟性があり、肌ざわりが良い理
想的な救急絆創膏が得られるのである。
ン−メタクリル酸共重合体樹脂は成形性、加工性に優れ
ているので容易に製膜できるのみならず強度や耐薬品性
に優れ、適度なゴム弾性と柔軟性を有している。したが
って、激しい運動などをしても本発明の救急絆創膏は体
の動きに追従して伸縮できるので、ずれたり、剥れたり
することはないのである。また、可塑剤を使用していな
いので、子供がなめたり、食物にふれても毒性がないの
で安心である。更に、柔軟性があり、肌ざわりが良い理
想的な救急絆創膏が得られるのである。
以下に、実施例によって本発明を具体的に説明する。
[実施例]
メタクリル酸メチル含量10wt%のエチレン−メタク
リル酸メチル共重合体樹脂(アクリフトWD201、住
友化学工業(株)製)をインフレ法にて製膜し、厚み6
0μ、70μの基材フィルムを得た、ついで得られた基
材フィルムとガーゼ、粘着材、剥離紙から救急絆創膏を
作成した。この救急絆創膏は皮膚に対する感触も良く、
スポー表1 注)塩ビはポリ塩化ビニル樹脂フィルムを示す。
リル酸メチル共重合体樹脂(アクリフトWD201、住
友化学工業(株)製)をインフレ法にて製膜し、厚み6
0μ、70μの基材フィルムを得た、ついで得られた基
材フィルムとガーゼ、粘着材、剥離紙から救急絆創膏を
作成した。この救急絆創膏は皮膚に対する感触も良く、
スポー表1 注)塩ビはポリ塩化ビニル樹脂フィルムを示す。
ツをしてもずれたり、剥れたりすることはなかった。表
1に本発明の基材フィルム及び現在便用されているポリ
塩化ビニル樹脂フィルムの物理的、機械的性質を示す。
1に本発明の基材フィルム及び現在便用されているポリ
塩化ビニル樹脂フィルムの物理的、機械的性質を示す。
表1でも明らかなようにエチレン−メタクリル酸メチル
樹脂からなる基材フィルムはポリ塩化ビニル樹脂からな
るフィルムとほぼ同等の性能を示した。
樹脂からなる基材フィルムはポリ塩化ビニル樹脂からな
るフィルムとほぼ同等の性能を示した。
Claims (1)
- (1)基材フィルムと粘着材、ガーゼ、剥離紙からなる
救急絆創膏において、基材フィルムとしてエチレン−メ
タクリル酸メチル共重合体樹脂からなるフィルムを用い
ることを特徴とする救急絆創膏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29786090A JPH04169523A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 救急絆創膏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29786090A JPH04169523A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 救急絆創膏 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04169523A true JPH04169523A (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=17852083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29786090A Pending JPH04169523A (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 救急絆創膏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04169523A (ja) |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP29786090A patent/JPH04169523A/ja active Pending
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