JPH0416897Y2 - - Google Patents

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JPH0416897Y2
JPH0416897Y2 JP1985127790U JP12779085U JPH0416897Y2 JP H0416897 Y2 JPH0416897 Y2 JP H0416897Y2 JP 1985127790 U JP1985127790 U JP 1985127790U JP 12779085 U JP12779085 U JP 12779085U JP H0416897 Y2 JPH0416897 Y2 JP H0416897Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用燃料液面計にかかり、特に、燃
料の残量の大小によつて指示目盛を切換えるよう
にした車両用燃料液面計に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の車両用燃料液面計は一般に第3図に示す
構成となつている。図において、aは摺動抵抗
RTに液面センサ、bは定電流回路、fは指示部
である。指示部fはインピーダンス変換部と、交
叉コイル式や可動コイル式などの駆動部(図示せ
ず)と、第4図に示す文字板1と指針4とから構
成される。また、文字板12は目盛2が印刷され
ている。
第3図の構成において、定電流回路bから液面
センサaの抵抗RTに定電流を供給して電圧VTput
に変換する。この電圧VTputを指示部fに入力し
て指針4を作動し、燃料の残量を目盛2により満
タンF〜空タンEの範囲で表示する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる従来の構成においては、計器の構造や他
の計器類との関係から液面計にのみ大きい表示面
積を専有することができないので、零点E〜最高
点Fの範囲を指示する燃料液面計の目盛範囲が小
さくなつている。
一方、運転者としては、特に燃料が少量(0〜
15)時の残量を正確に把握しておきたく、そこ
で燃料少量時の表示用液面計を更に1つ追加する
ことも提案されているが、スペースやコストの面
で不利である。
よつて本考案は、上述した従来の問題点に鑑
み、1つの指示計器により、燃料の残量が少なく
なつたときに燃料の残量を拡大目盛によつて表示
できるようにした車両用燃料液面計を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案により成された
車両用燃料液面計は、燃料の液面を検出する液面
センサと、該液面センサの出力が入力される増幅
回路と、該増幅回路の出力によつて駆動される駆
動部、該駆動部によつて駆動される指針、該指針
に対応して設けられ液面の零点から最高点までを
拡大表示する第1目盛、及び液面の零点から所定
点までを拡大表示する第2目盛を有し、前記指針
と前記第1及び第2目盛とによつて燃料の残量を
表示する指示部と、前記第2目盛による表示を行
つていることを点灯によつて指示する発光表示手
段と、燃料の残量が前記所定点以下に低下したと
きに、前記増幅回路の増幅度を高くすると共に、
前記発光表示手段を点灯駆動する切換手段と、前
記切換手段による点灯駆動によつて前記発光表示
手段が点灯されないとき、前記切換手段により高
くした増幅度を元に戻す手段とを備えることを特
徴としている。
〔作用〕
上記構成により、燃料の残量が所定点以下に低
下すると、切換手段が増幅回路の増幅度を高くす
るので、指示部の駆動部は指針をより大きく振る
ようになり、また切換手段が発光表示手段を点灯
するので、拡大目盛である第2目盛による表示で
あることを知ることができる。
また、切換手段による点灯駆動によつて発光表
示手段が点灯されないとき、切換手段により高く
した増幅度を元に戻すようになつているので、発
光表示手段の断線によつて、指針と目盛との不一
致となることが防止される。
〔考案の実施例〕
以下に本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図に示す実施例において、指示部fは、例
えば交叉コイル式の駆動部(図示せず)と、これ
に連動する指針4、文字板1及び発光表示器5に
より構成されている。文字板1には従来の指示計
器と同様の第1目盛2と、残燃料少量時に拡大表
示する第2目盛3がそれぞれ印刷されている。ま
た発光表示器5は第2目盛3の近傍に配置され、
駆動部或いは文字板1に固定されている。
液面センサaは周知のフロート式センサであ
り、液面変動に応じて摺動抵抗RTの抵抗値が変
化する。この摺動抵抗RTに定電流回路bから常
時定電流が供給され、その出力電圧VTputは、第
2図に示すように、燃料残量に対して直線的に変
化する。定電流回路bはオペアンプOP1、トラン
ジスタTr1、及び抵抗R1〜R3より構成される。
液面センサaのセンサ出力は電圧比較回路c及
び増幅回路eに供給される。電圧比較回路cはオ
ペアンプOP2の正転入力に抵抗R4,R5による基
準電圧が印加され、反転入力にセンサ出力電圧が
印加される。また増幅回路eはオペアンプOP3
び抵抗R14,R15により構成される。
電圧比較回路cの出力は表示切換回路dに供給
され、この比較出力に応じて増幅回路eの増幅度
を切換えると共に、発光表示器5を点灯させる。
表示切換回路dはオペアンプOP2の出力が印加さ
れるトランジスタTr6と、これに接続されたトラ
ンジスタTr4,Tr5及びTr2により構成され、トラ
ンジスタTr2のコレクタは増幅回路eのオペアン
プOP3に接続され、トランジスタTr6のコレクタ
に発光表示器5が接続される。また、増幅回路e
の出力は指示部fに供給される。
かかる構成において、燃料が満タン、満タン〜
所定値(例えば12)及び所定値〜空タン時の各
状態における動作について説明する。
満タン時 センサ出力電圧Vputは電圧比較回路cのオペア
ンプOP2に入力され、その比較電圧Vcpnは、Lレ
ベルとなる。よつて表示切換回路dのトランジス
タTr6,Tr5がオフ、Tr4がオン、Tr2がオフとな
り、発光表示器5は消灯する。また、トランジス
タTr2がオフなので、増幅回路eの増幅度Gは1
となり、オペアンプOP3の出力電圧VTput′は
VTput′=VTputとなる。指示部fにこの出力電圧
VTput′が印加されると、駆動部が作動して指針4
は第1目盛2に対して満タンを指示する。
満タン〜所定値時 第2図に示すように、センサ出力電圧VTput
残量に対して直線的に変化する。一方、この範囲
内における出力電圧VTputでは電圧比較回路cの
オペアンプOP2出力VcpnはLレベルを維持する。
よつて表示切換回路dのトランジスタTr6,Tr5
Tr2がオフ、Tr4がオンなので、満タン時と同様
に発光表示器5は消灯しており、増幅回路eの増
幅度Gも1である。従つて、オペアンプOP3の出
力電圧VTput′はVTput′=VTputとなり、指針4は残
燃料に応じて第1目盛2の空タンE〜満タンFの
範囲を指示する。
所定値〜空タン時 センサ出力電圧VTputが所定値以下に低下する
と、電圧比較回路cのオペアンプOP2出力Vcpo
Hレベルに反転する。よつてトランジスタTr6
Tr5がオン、Tr4がオフ,Tr2がオンとなり、発光
表示器5が点灯する。またトランジスタTr2がオ
ンすることによつて、増幅回路eの増幅度Gは、 G=VTput′/VTput=1+R15/R14 となる。上式において、R15/R14>1とすれば、
増幅度Gは1以上となり、センサ出力電圧VTput
が増幅回路eによつて増幅され、この出力電圧
VTput′が指示部Fに供給される。従つて指針4は
第2目盛3の空タン〜所定値の範囲を残燃料を拡
大して指示する。
尚、上記の実施例において、第2目盛3を表示
中に発光表示器が断線すると、トランジスタ
Tr6,Tr5がオフ、Tr4がオン、Tr2がオフとなり、
増幅回路Eの増幅度が1となつて、指針4は第1
目盛2の空タンE付近に印刷された拡大表示範囲
6を指示することになる。従つて運転者は発光表
示断線による残燃料の勘違いを防止できると共
に、安全側(空タン側)への配慮が可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、燃料の残
量が所定点以下に低下すると、指針をより大きく
振ると共に、発光表示手段を点灯して拡大目盛を
使用していることを指示しているので、1つの指
示計器により、燃料の残量が少なくなつたときに
自動的に燃料の残量を拡大目盛によつて表示でき
る。
また、拡大目盛の選択を指示している光表示手
段が点灯されないとき、指針を拡大表示でない元
の状態に戻すようになつているので、発光表示手
段の断線によつて指針と目盛との不一致となり、
燃料残量が少ないにも拘らず、燃料残量が多いと
いう誤認をして燃料切れを起こす、計器としては
致命的な欠陥が解消されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用液面計の実施例を
示す回路図、第2図は本考案及び従来の液面計に
おける燃料残量に対するセンサ出力電圧特性を示
す図、第3図は従来の液面計を示すブロツク図、
第4図は従来の液面計に係る指示部を示す図であ
る。 a……液面抵抗、b……定電流回路、c……電
圧比較回路、d……表示切換回路、e……増幅回
路、f……指示部、Tr1〜Tr6……トランジスタ、
RT……摺動抵抗、2……第1目盛、3……第2
目盛、4……指針、5……発光表示器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 燃料の液面を検出する液面センサと、 該液面センサの出力が入力される増幅回路と、 該増幅回路の出力によつて駆動される駆動部、 該駆動部によつて駆動される指針、該指針に対
    応して設けられ液面の零点から最高点までを拡大
    表示する第1目盛、及び液面の零点から所定点ま
    でを拡大表示する第2目盛を有し、前記指針と前
    記第1及び第2目盛とによつて燃料の残量を表示
    する指示部と、 前記第2目盛による表示を行つていることを点
    灯によつて指示する発光表示手段と、 燃料の残量が前記所定点以下に低下したとき
    に、前記増幅回路の増幅度を高くすると共に、前
    記発光表示手段を点灯駆動する切換手段と、 前記切換手段による点灯駆動によつて前記発光
    表示手段が点灯されないとき、前記切換手段によ
    り高くした増幅度を元に戻す手段と を備えることを特徴とする車両用燃料液面計。
JP1985127790U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH0416897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985127790U JPH0416897Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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JPS6237714U JPS6237714U (ja) 1987-03-06
JPH0416897Y2 true JPH0416897Y2 (ja) 1992-04-15

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ID=31022879

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JP1985127790U Expired JPH0416897Y2 (ja) 1985-08-23 1985-08-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749171Y2 (ja) * 1977-03-31 1982-10-27

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JPS6237714U (ja) 1987-03-06

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