JPS5813727Y2 - 気圧傾向検出表示機構 - Google Patents

気圧傾向検出表示機構

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JPS5813727Y2
JPS5813727Y2 JP15200078U JP15200078U JPS5813727Y2 JP S5813727 Y2 JPS5813727 Y2 JP S5813727Y2 JP 15200078 U JP15200078 U JP 15200078U JP 15200078 U JP15200078 U JP 15200078U JP S5813727 Y2 JPS5813727 Y2 JP S5813727Y2
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JP
Japan
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atmospheric pressure
contact plate
weather
spring wire
operating contact
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Expired
Application number
JP15200078U
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English (en)
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JPS5568032U (ja
Inventor
藤本登志雄
Original Assignee
株式会社フジヤ
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Publication date
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アネロイド型気圧計に組込んで、常に変化し
つつある気圧の値が上昇又は下降から下降又は上昇に転
向をはじめてから一定量変化したことを検出し、お天気
予報として表示する気圧傾向検出表示機構に関する。
従来から、気圧変化の傾向を電気的に検出し天気予報と
して表示する方法としては、特開昭48−94455号
公報記載のものがあるが、この構造によれば、気圧計の
指針の動きを接点又は無接点方式によりモーターの追従
回転運動に換え、更にモーター軸には別の、気圧の価を
表す指針と接点方式による気圧傾向検出装置を取付はス
イッチング回路によりランプを点滅させて天気の予報を
行うものであるが、モーター正逆駆動回路、変速ギヤ一
群、増幅回路など複雑で大損りな構造となり価格も高額
となり一般家庭用としては不適当である。
また、家庭用としては特公昭50−39538号公報に
記載のものによると、気圧計の指針軸の回転運動を一群
の歯車により拡大し天気の傾向を表わす三通りの彩色を
施した扇形表示板を連動およびスリップさせて左右の振
り運動にかえ、文字板に明けられた窓から気圧変化によ
って現われる色をみてお天気の傾向を知るようにしたも
のであるが微細なトルクで回動する指針軸に掛るバラン
スのとれていない扇形表示板の負荷は大きすぎ指度が著
しく不正確となる。
渣た扇形表示板がスリップ状態から連動に入る係合力は
扇形表示板の下部を重くして重力によって生ずるように
しであるため垂直の姿勢以外では全く動作しない欠点が
ある。
さらに、この機構では扇形表示板の回動中途において彩
色の境界が現れるためお天気の傾向がどちらともつかぬ
不明りような場合がある。
以上に述べた検出表示の方法ではいづれも微弱な指針軸
の回動を利用しているため各種弊害が生ずるのである。
そこで、本考案の目的は、検出部位を気圧計の別の強力
な位置に求め新規な手段によって指針の精度を害せず、
使用時の姿勢に関係なく作動し、−目して天気の傾向が
判然とし、しかも電池−個で動作する小型家庭用から大
規模公告燈形式の晴雨計に到る壕で利用でき安価で構造
簡単な気圧傾向を検出表示する機構を提供するにある。
以下、説明の便宜上、乾電池による小型家庭用晴雨計に
本考案の機構を組み込んだ場合を一実施例にとり図面を
参照して詳細に説明する。
第1図は、本考案の検出機構を組み込んだ家庭用晴雨計
の適宜な外観を示めす正面図で指針1および文字板2に
よって気圧の価を指示しLl 。
L2.L3は天気の傾向を表わす表示燈で夫々「天気が
良くなる」 「天気の変り目」 「天気が悪くなる」こ
とを意味し一目してそのことがわかるようにしである、
3は押しボタンスイッチで乾電池の消耗を防ぐため天気
の傾向を知りたいときだけ押してランプの点燈位置を確
認できるようにしである。
第2図はすでによく知られた気圧計の内部機構に本考案
の検出機構を組込んだ状態を示す正面図で、空と54と
葉状バネ5は互いに釣合っており気圧変化により変位す
る。
伝導レバー6は葉状バネ5に固着されて、空と54の変
位を約2.5倍拡大してベルクランク7に作用しベルク
ランク7は更に約4倍拡大連動してチェノ8を介して指
針軸9を回転させる。
い1、空どう4に加わった圧力が指針軸9のトルクに到
る課程の力の減少を分析すると、指針1が文字板2の目
盛1mb(角度1.5度)回動するために空ごう4にか
かる圧力増加量は試用の空どうで15g重に相当すると
すれば伝導レバー6の先端では2g重に減少、指針軸の
回転トルクでは0.1 g重となり実に150分の1に
減少する。
すでに述べたように、従来の検出機構ではこの様に微弱
なトルクしかもたない指針軸9の回転運動を利用して検
出を行なっているため種々弊害が生じた。
そこで、本考案の主要な構成の一つとして検出部位を前
記2g重の力をもつ伝導レバー6の先端とし、その変位
を利用する。
すなわち、伝導レバー6の先端に垂直にバネ線15を固
着させ検出部Sの遊び車16と弾力的可動的に連結する
構造とした。
つぎに、第2図に示した検出部Sの拡大底面をあられす
第3図にもとづいて説明すると固定接点プレート11〜
11′は作動接点プレート13をはさんで一定間隔を保
ち中間部を絶縁体10と一体的に成形され気圧計基底板
に固定されである。
固定接点プレート11〜11′の一端にはネジ接点12
〜12′が適度のフィツトでセットしてあり、自在にそ
の長さを調節することにより作動接点プレート13の動
作範囲を制御出来るようにしである。
作動接点プレート13は導電性弾性材を用い、微少な荷
重でも湾曲するよう薄板で出来ている。
曾た、作動接点プレートは固定接点プレート11〜11
′よりやや長めにしてあり、その先端には遊び車16が
取りつげられ、遊び車16の外周に形成されたV字型み
ぞにバネ線15が適度な弾力をもってフィツトし、気圧
変化によって生ずるバネ線15のL又はHの矢印方向の
運動により遊び車16が回転すると同時に作動接点プレ
ート13が点線の如く湾曲してネジ接点12〜12′と
接触する。
なお、固定接点プレート11〜11′と作動接点プレー
ト13の他端は夫々リード線により第5図に示す表示ス
イッチング回路に接続されている。
以上の構成になる検出表示機構によると、先づ気圧が上
昇して第3図のバネ線15が矢印H方向に運動すると遊
び車16を回転させつつ作動接点プレート13が下方に
湾曲し、ネジ接点12′と接触する。
このとき押しボタンスイッチを押すと電流は十電源より
ランプL□を通り集積回路14によって固定接点11′
、ネジ接点12′から作動接点13を経て一電源に到り
利用者はランプL□の点燈を認めて「天気が良くなる」
ことを報らされる。
気圧がなおも上昇を続けると作動接点プレート13は第
4図の点線り位置から更に変形してE位置に達するが、
ここで作動接点プレート13の剛性が遊び車16の摩擦
力に打ち克って、それ以上変形せず、バネ線15は遊び
車16を空転させながら気圧上昇が続くかぎりH方向の
運動を続ける。
つぎに、気圧が逆転し下降をはじめるとバネ線15の運
動方向も逆転し矢印り方向に向うので、作動接点プレー
ト13は第4図の点線EからDにもどるがこの間は気圧
が下ってもネジ接点12′と接触しているのでランプL
□は点燈する状態を続け、点線りより、ネジ接点12′
と離れて実線Aに向う瞬間、ランプL□の回路は閉じ電
流はランプL2を経て集積回路14により帰還するので
押しボタンスイッチ3を押すとランプL2が点燈するの
で利用者は「天気の変り目」であることを確認する0気
圧がなおも下降し点線Bに到りネジ接点12と接触する
や、ランプL2の回路は閉じ、押しボタンスイッチ3を
押すと、電流は十電源よりランプL3から集積回路14
により固定接点プレート11、ネジ接点12より作動接
点13を経て−電源に帰還し、利用者はランプL3の点
燈をみて「天気が悪くなる」ことを知る。
以上に述べたように、気圧変化に対応して接点は接触、
離脱の動作を繰返えし、回路も開−閉し、表示ランプも
次々と点燈位置を変え移り変る天気の傾向を予報し続け
るのである。
ところで、気圧が下降に転じてから如何はど下降したと
き「天気が悪くなる」ことを予報すればよいか、また逆
に気圧が上昇に転じてから如何程上昇したとき「天気が
良くなる」ことを予報するべきかは難しい問題である。
すなわち気圧の変化量を充分見定めて予報すれば的中率
は高くなるが予報のタイミングが遅くなり、現実の気象
通報となって予報性がなくなる。
反対に充分といえない気圧変化量で予報すれば予報は敏
速となるが的中率低下して信頼性を失う。
また他の問題点としては、「日変化」と呼ばれる年中、
日に四度決った時間にあられれる天気と関係ない2mb
以下の気圧変化。
豪雨中の一時的な気圧上昇。
その他気圧計自体の温度変化による誤動作などが天気傾
向として表示されないようにしなげればならない。
本考案の気圧傾向検出表示機構によれば以下第4図で説
明するようにこの上記問題を克伏している。
すなわち、天気の傾向を予報するための気圧の変化量は
前述の天気と無関係な気圧変化を無視しなげればならな
いため2mb〜2.5mb以上でなげればならない。
又、気象庁観測記録を参考して4mb以下であることが
的確性と敏速性を考慮した気圧変化による天気の予報に
ふされしいことがわかった。
そこで接点間隔すなわち、点線Bと点線りの間隔を2.
5〜3mbの気圧変化に等しい距離とし、なおかつ、微
少な気圧の乱高下や振動により容易に表示ランプの点燈
位置が変ることのないよう作動接点プレート13とバネ
線15の圧力関係を工夫調節して第4図の点線B−Cお
よびD−Eの間隔を1mbの気圧変化に等しい距離にと
り、気圧が下降して「天気が悪くなる」のランプ又は気
圧が上昇して「天気が良くなる」のランプが点燈してい
るとき、実際に気圧が上昇又は下降しても1mb以下で
あるときはその気圧変化を無視してすぐには「天気の変
り目」のランプが点燈しないようにしである。
さらに、本考案を構成する主要な装置として遊び車16
を介在させてバネ線15の動作を作動接点プレート13
に伝達追随させる際に生ずる大きな摩擦力が気圧計の機
構各部に及ばないようにしたことにある。
バネ線15の動作を作動接点プレート13に伝達するた
めだけであれば作動接点プレート13の端面とバネ線1
5の側面を接触しゆう動させるだけでも気圧傾向の表示
だけはある程度の効果を期待できるが滑り摩擦は回転摩
擦の約5倍に達することから到底指針が文字板上の目盛
を正確に指示することは出来ない。
いいかえれば遊び車16を組み込むことによって正確に
現在の気圧の値を指示すると同時に気圧変化の傾向検出
と表示による天気の予報が可能となったのである。
以上で詳述した乾電池を電源とした小型家庭用晴雨計に
組み込んだ気圧傾向検出表示機構の電源を電燈線に求め
て、より大型の晴雨計として街頭などに設置すれば附近
を通行する多くの人々にその地域の天気の予報を視覚的
に伝達することが可能となり、さらに、また、スイッチ
ング回路に記憶回路を加えることにより前述の三つの表
示燈を四表示として「天気の変り目」を「下り坂」 。
「上り坂」のように細分化してより、詳しい天気予報を
提供出来ることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の機構を組み込んだ晴雨計の外観参考図
。 第2図は本考案の検出装置を組み込んだ気圧計の内部を
示す正面図。 第3図は第2図にあられした検出装置の拡大底面図。 第4図は検出装置の作用を説明するための参考図。 第5図は本考案の実施例を示す表示スイッチング回路の
概略図。 第6図は検出装置の拡大正面図。1・・・・・・指針、
2・・・・・・文字板、3・・・・・・押しボタンスイ
ッチ、Ll 、L2.L3・・・・・・表示ランプ、4
・・・・・・空どう、5・・・・・・葉状バネ、6・・
・・・・伝導レバー7・・・・・・ベルクランク、8・
・・・・・チェノ、9・・・・・・指針軸、10・・・
・・・絶縁体、11・・・・・・固定接点プレート、1
2・・・・・・ネジ接点、13・・・・・・作動接点プ
レート、14・・・・・・集積回路、15・・・・・・
バネ線、16・・・・・・遊び車、S・・・・・・検出
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大気圧の価を指示する気圧計の空どう周辺部位に取付け
    、空どうのベクトルを伝達するバネ線と、バネ線と一定
    量の順連動およびひずみ連動をなし、そしてスリップす
    ることを特徴とする作動接点プレートと、バネ線と作動
    接点プレートの接触摩擦力を減殺して気圧計の指示精度
    を確保するようにしたことを特徴とする遊び車と、上記
    作動接点プレートを両側からはさみ電気絶縁材で一体的
    に形成し作動接点プレートとの接点間隔を自由に調節で
    きるネジ接点を取付けた一対の固定接点プレートからな
    る検出部と、検出された気圧傾向を電気信号に変え天気
    の傾向を表わす2以上の表示を選択的に点燈させるスイ
    ッチング回路からなりたつ気圧傾向検出表示機構。
JP15200078U 1978-11-04 1978-11-04 気圧傾向検出表示機構 Expired JPS5813727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15200078U JPS5813727Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 気圧傾向検出表示機構

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JP15200078U JPS5813727Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 気圧傾向検出表示機構

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Publication Number Publication Date
JPS5568032U JPS5568032U (ja) 1980-05-10
JPS5813727Y2 true JPS5813727Y2 (ja) 1983-03-17

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ID=29137797

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JP15200078U Expired JPS5813727Y2 (ja) 1978-11-04 1978-11-04 気圧傾向検出表示機構

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