JPH04167803A - 衛星受信アンテナ - Google Patents

衛星受信アンテナ

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JPH04167803A
JPH04167803A JP29396690A JP29396690A JPH04167803A JP H04167803 A JPH04167803 A JP H04167803A JP 29396690 A JP29396690 A JP 29396690A JP 29396690 A JP29396690 A JP 29396690A JP H04167803 A JPH04167803 A JP H04167803A
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reflector
lens
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antenna
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Hiroshi Watanabe
浩 渡邉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛星受信用のアンテナに関し、特に通信衛星の
ような小電力の衛星を家庭で受信するのに使用するアン
テナに関するものである。
〔従来の技術〕
現在、放送衛星の送信電波はS HF帯が使用されてい
るため、これを受信するアンテナには一般にパラボラア
ンテナが使用される。この種のパラボラアンテナは、第
8図に示すように、固定金具61を有するポール6の上
端部に背面金具62を介して取着したりフレフタ10と
、このリフレクタ】0に対向するようにアームで支持さ
れたコン・バーク・ホーン20とで構成される。
そして、この受信アンテナは固定金具61によって例え
ば家屋のベランダの棚7等に固定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に放送衛星はその送信出力が約100Wと大電力の
ため、受信アンテナのりフレフタの口径は約45cm程
度で良い。この程度の受信アンテナをnil記したよう
に家庭のへラングや屋根に設置した際、受信アンテナの
受ける風圧荷重は、風速50m/Sの環境条件にて約5
0kg程度となり、その応力は固定金具61を通してベ
ランダの棚7に加わるが、この程度の応力がベランダの
固定金具61の固定部分に集中して加わってもm7が破
壊したりまたは変形することによって受信アンテナの方
向が変化してしまうような不具合は起こらない。
しかし今後予定されている通信衛星を利用した家庭向け
の放送を受信しようとした場合、通信衛星はその送信出
力が数10Wと小電力のため、これを受信するためには
、口径1.2m程度のりフレフタを使用した受信アンテ
ナが必要となる。口径1.2mのアンテナは風速50m
/sの場合の風圧荷重は約120kgにもなり、しかも
この応力が固定金具の固定部分にて集中してベランダの
棚に加わるため、通常の家屋の構造物では強度に耐えら
れなくなる。このため、従来は庭にコンクリ−1・固定
のボールを建てて、これにアンテナを取付けなけれぼら
ず、据付は工事に手間がかかり費用も高額となっている
。また、衛星からの電波の伝搬方向に植木等の障害物の
ない広い庭が必要であり、手軽に一般家庭で受信するこ
とが不可能であり、受信普及の障害となっている。
本発明の目的は一般家庭で小電力の衛星を受信すること
を可能にした衛星受信アンテナを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の衛星受信アンテナは、反射板、およびこの反射
板の前面に取着されて表面が凸状曲面に形成された誘電
体レンズとで構成されるリフレクタと、このリフレクタ
の前方に対向するように配置されたコンバータ・ホーン
とで構成される。
例えば、反射板は金属板または金属箔または金属繊維と
合成樹脂で構成され、誘電体レンズは合成樹脂またはセ
ラミックまたはセラミック粉と合成樹脂の混合物で構成
される。
〔作用〕
本発明によれば、リフレクタにおける反射板による反射
作用と、誘電体レンズによる集束作用によって電波をコ
ンバータ・ホーンに向けて反射集束でき、リフレクタを
平板化でき、その設置強度を容易に高めることが可能と
なる。
[実施例] 次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の斜視図であり、家屋の一部
に設置した状態を示している。同図において、■はりフ
レフタ、2はこのりフレフタ1の前方に対向配置された
コンバータ・ホーンである。
前記リフレクタ1.は、第2図に断面図を示すように、
金属板または合成樹脂と金属箔または金属繊維等の導電
体からなる反射板11と、この反射板11の前面に取着
された合成樹脂またはセラミックまたは合成樹脂とセラ
ミック粉の混合物等からなる誘電体レンズ12と、この
誘電体レンズ12の前面に設けられた合成樹脂またはセ
ラミックまたは合成樹脂とセラミック粉の混合物等から
なる整合層13と、さらにこの整合層13の前面に設け
られた合成樹脂等からなる保護層14とで構成される。
前記反射板11はここでは平坦面となるように構成され
る。誘電体レンズI2は前面が球面またはこれに近い凸
状の曲面に形成される。整合層13はこの誘電体レンズ
12に密着形成され、保護層14は誘電体レンズ12や
整合層13を周囲環境から保護する。
そして、この実施例では、第1図のように、リフレクタ
1は、その四隅において、ねじ3等により、家屋の壁5
等に密着した状態で取り付けられる。この場合、取り付
けには接着材等を使用してもよい。また、リフレクタ1
の下部位置にはアーム4を前方に突出させ、このアーム
4の先端にはりフレフタ1と対向するようにコンバータ
・ホーン2を支持させている。
この構成のアンテナによれば、第3図の模式図にアンテ
ナを側面から見た電波の集束状況を示すように、リフレ
クタlの前面斜め上方向から入射した衛星電波は誘電体
レンズ12による収束作用と反射板11による反射作用
により前面下方の一定箇所、すなわち焦点Pに集中させ
られる。
第4図は同様にアンテナを上方から見た模式図であり、
斜め左前方向から入射した電波は同様の作用によりリフ
レクタ1の斜め右前方向の一定箇所である焦点Pに集中
させられる。したがって、焦点Pにコンバータ・ホーン
を配設することで、パラボラアンテナとして利用するこ
とが可能となる。
したがって、従来のアンテナのように家屋の構造と離れ
て存在することにより強い風圧荷重を受けるものではな
く、本アンテナを取付以前の家屋の壁と比べて特別に風
に対する抵抗を増加させる構造ではないので、本アンテ
ナを設置することにより家屋に加わる風圧荷重の増加は
殆どないため、一般家屋に取付けることが可能である。
ここで、第5図において衛星Aから入射する電波はりフ
レフタ1の前方の焦点Paに集中させられる。また、異
なる衛星Bにより入射した電波は異なる焦点Pbに集中
させられる。したがって、例えば焦点Paと焦点pbの
位置に各々コンバータ・ホーン21と22を配置してお
けば、衛星Aと衛星Bの電波を同時に受信するアンテナ
を構成することができる。なお、焦点における電波の集
束状態は、衛星からの入射方向がリフレクタの誘電体レ
ンズの回転対称軸から外れるに従って収差が生じてくる
が、リフレクタの大きさを若干太きく選定することによ
り、収差による利得低下分を[l径増加による利得増加
により補償することができ、問題とはならない。
なお、第5図の説明ではコンバータ・ホーンを2個使用
して2つの異なる衛星を受信する例を示したが、コンバ
ータ・ホーンを1個として1つの衛星を受信することも
、また3個以−1,とじて3個以上の衛星を受信するこ
とも可能である。
また、第6図に示すように、コンバータ・ホーン2を支
持するアーム41を可動構造とするごとにより、コンバ
ータ・ホーン2の位置を可変または半固定にでき、受信
する衛星を状況により変更することのできる構成とする
ことも可能である。
さらに、第7図に示すように、リフレクタ1を壁面に固
定し、コンバータ・ホーン2を固定構造42によりヘラ
ンダ等の他の家屋の構造物に固定し、あるいは図示は省
略するが自立スタンド等を利用してリフレクタ1の焦点
に配置することも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、リフレクタを反射板と誘
電体レンズで構成し、このリフレクタと対向するように
コンバータ・ホーンを配設した構造としているので、リ
フレクタを家屋の壁面等に取着した状態での設置が可能
となり、風圧荷重等に対する強度を高めて設置の簡易化
を図り、かつ小電力の通信衛星を使用した放送の受信の
普及に貢献することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図はリフレク
タの断面図、第3図および第4図は垂直方向および水平
方向における電波の反射状態を示す模式図、第5図ない
し第7図はそれぞれ異なる本発明の他の実施例の斜視図
、第8図は従来のアンテナの斜視図である。 1.10・・・リフレクタ、2,20・・・コンバータ
・ホーン、3・・・ねじ、4・・・アーム、5・・・壁
面、6・・・ボール、7・・・棚、11・・・反射板、
12・・・誘電体レンズ、13・・・整合層、14・・
・保護層、21.22・・・コンバータ・ホーン、61
・・・固定金具、62・・・背面金具。 第1図 2つンバ°−夕・小−ン 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、反射板、およびこの反射板の前面に取着されて表面
    が凸状曲面に形成された誘電体レンズとで構成されるリ
    フレクタと、このリフレクタの前方に対向するように配
    置されたコンバータ・ホーンとで構成されることを特徴
    とする衛星受信アンテナ。 2、反射板は金属板または金属箔または金属繊維と合成
    樹脂で構成され、誘電体レンズは合成樹脂またはセラミ
    ックまたはセラミック粉と合成樹脂の混合物で構成され
    てなる特許請求の範囲第1項記載の衛星受信アンテナ。
JP2293966A 1990-10-31 1990-10-31 衛星受信アンテナ Expired - Lifetime JP2738143B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722834A (ja) * 1993-06-30 1995-01-24 Murata Mfg Co Ltd アンテナ用誘電体レンズ及びその製造方法
JP2006128834A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Murata Mfg Co Ltd 複合誘電体レンズを用いたレンズアンテナおよびその焦点距離調整方法
US7301504B2 (en) 2004-07-14 2007-11-27 Ems Technologies, Inc. Mechanical scanning feed assembly for a spherical lens antenna
WO2023210566A1 (ja) * 2022-04-25 2023-11-02 大日本印刷株式会社 周波数選択反射板

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