JPH0416716Y2 - - Google Patents

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JPH0416716Y2
JPH0416716Y2 JP1985201236U JP20123685U JPH0416716Y2 JP H0416716 Y2 JPH0416716 Y2 JP H0416716Y2 JP 1985201236 U JP1985201236 U JP 1985201236U JP 20123685 U JP20123685 U JP 20123685U JP H0416716 Y2 JPH0416716 Y2 JP H0416716Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の属する技術分野] この考案は、遊戯者が入力すると、時分表示を
するとともに、所定時刻において予め記載してあ
るスケジユールを表示する時計玩具に関するもの
である。
[この考案の目的] 幼児などは、ハウス玩具が好きである。その好
きなハウス玩具で遊びながら、時刻観念を学ぶこ
とは有効である。ハウス玩具に時計を備えた玩具
は多種提供されているが、単に時計の針を遊戯者
自身が回して遊ぶだけであるため、正しい時刻感
覚がなく、学習効果が期待できないものであつ
た。そこで、生活経験と時刻観念とを結合して時
刻感覚を見に付けるようにするため、太陽や月な
どの表した風景表示板を付加し、時計針と連動回
転させるようにしたハウス玩具が、例えば実公昭
49−25440号公報により知られている。
しかし、この公知のものは、レバーでバネに入
力蓄積した後は、遊戯者の意思に係わりなく、エ
ネルギーが放出し切るまで時計と風景回転板が回
転するものであるため、遊戯者が時刻を認識して
学習するには必ずしも適切なものとはいえない。
この考案は上記の点に鑑み、時計とスケジユー
ル表と遊戯者の興味を引く小動物などを連動させ
るとともに、遊戯者が意識的に動作させる構成と
して、楽しく、かつ、確実に時刻感覚を学ぶこと
ができ、しかも、ハウス玩具の互いに離間した位
置に配置された時分表示部とスケジユール表示部
とを、一つの入力部からの入力に連動して時分表
示とスケジユール表示を関連性をもつて行うよう
にした時計玩具を提供することを目的とする。
[この考案の実施例] 次に、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
第1図は、この考案に係る時計玩具を展開式ハ
ウス玩具に設けて一つの組合せ玩具とした例を示
している。上記時計玩具は、第1図の右側のハウ
ジングHに設けられてある。
そして、この時計玩具は、遊戯者が入力部Aか
ら入力すると、針による時分表示、回転ドラムに
よるスケジユール表示及び付加要素である小鳥の
揺動運動の三つの動作を連動して行なうようにな
つている。
すなわち、第2図ないし第4図に示すように、
この時計玩具は、手などの上下往復運動により入
力される前記入力部Aと、入力部Aからの力を回
転運動に変換する変換部Bと、変換部からの回転
力を時分表示部Dとスケジユール表示部Fに分力
する第1分力部Cと、スケジユール表示部Fに入
力される力をさらに揺動部Gに分力する第2分力
部Eとから構成されている。以下に各部について
詳述する。
入力部Aは、一端を枢支されたレバー1とリン
ク2からなり、レバー1は、リンク2の下部に設
けられた孔3に挿通され、レバー1の押下により
リンク2が引き下げられるようになつている。し
かし、レバーとリンクを一体にしてもよい。
変換部Bは、ハウジングHに固定した軸4に回
転自在に取付けられたクランク5と、クランク5
の正面に突設された軸6に回転自在に取付けられ
た送り爪7と、その送り爪7をクランク5の正面
に突設されたストツパー8に常時付勢するバネ9
と、クランク5を常時前記第1分力部Cから離間
する方向に付勢するバネ10とからなり、クラン
ク5の下端にリンク2の上端が軸11により枢着
されている。
第1分力部Cは、外周を送り爪7の先端が対向
させて設けた爪車13を有する。従つて、前記入
力部Aのレバー1を押下して、クランク5をバネ
10に抗して軸4を中心に回転させると、送り爪
7が爪車13の一つの爪を押すため爪車13が回
転されるようになつている。そして、爪車13が
一定方向だけ回転するように戻止め14のフツク
14aがバネ15により爪車13の爪に噛合され
ている。
また、爪車13の上面中央には、ピニオン16
と、上端が段状に形成された軸17が一体に設け
られてある。軸17には、下端に歯車18を有し
上端が四角形に形成された回転部材19が軸線に
沿つて嵌合して回転自在に取付けてあり、軸17
の上端がその回転部材19の上面から突出されて
いる。回転部材19の上端には短針21がその四
角形の孔を嵌合して固定され、その短針21の上
側において軸17の上端に長針20が嵌合され、
ねじSを軸17にねじ込んで取付けてあり、これ
ら長針20と短針21で時刻表示部が構成されて
いる。
また、回転部材19の歯車18は、爪車13か
ら離れた位置においてハウジングHに固定した軸
22に回転自在に取付けられたピニオン23に噛
合されてある。ピニオン23は下端に歯車24を
有し、その歯車24は、爪車13のピニオン16
に噛合させてある。これにより、長針20と短針
21の回転力伝達経路が分けられ、かつ、短針2
1は歯車18,24とにより減速され、長針20
が12回転したときに一回転するようになつてい
る。なお、爪車13には12個の爪を設けて、入力
部Aに一回入力するたびに長針20が時分表示で
5分進むようにしている。
また、第1分力部Cは、爪車13の裏面に、こ
の爪車と中心を共通にする環状ラツク25を有す
る。このラツク25には伝動軸26の先端に固着
されたピニオン27が噛み合わせてある。伝動軸
26はハウジングHに固着された軸受28により
回転自在に支持されており、爪車13の回転と同
時にピニオン27を介して伝動軸26が回転す
る。伝動軸26の他端にもピニオン29が固着さ
れ、このピニオンは第2分力部Eの歯車30と噛
合してある。
第2分力部Eは、前記歯車30と、その歯車軸
31の左右に固着された12個の爪を有する爪車3
2及び一個の爪33aを有する爪車33とからな
つていて、前記歯車30と爪車32,33は同時
に回転する。そして、爪車32は揺動部Gへ、爪
車33はスケジユール表示部Fへそれぞれ力を分
与する。歯車30は、ラツク25、ピニオン2
7,29を介して、入力部Aへの一回の入力に対
して1/12回転するように歯が設けられてある。
揺動部Gは、先端にフツク34aを有する下ア
ーム34、リンク35、上アーム36、軸受37
及び中央に小鳥などaを固着した軸38とからな
り、下アーム34は後端を軸39を介して軸受4
0に回転自在に取付けられ、先端のフツク34a
は前記爪車32に噛合している。また、下アーム
34の中央にリンク35の下端が軸34bにより
回転自在に連結されている。従つて、ピニオン2
9が伝動軸26により第4図において時計回りに
回転されると、爪車32は歯車30を介して反時
計回りに回転し、下アーム34は爪車32の爪の
案内により軸39を中心に上下に揺動する。そし
て、下アーム34の揺動がリンク35に伝わり、
このリンクの上端に枢着された上アーム36がこ
れに固着された軸38を中心として揺動運動をす
るため、小鳥aが前後に揺動される。小鳥aの重
量が下アーム34の重量よりも重い場合は、前に
傾いたときそのまま止まつてしまうおそれがあ
る。これを防止するため、リンク35の所定位置
にバネ41を取付け常時リンク35を前方に付勢
して、下アーム34のフツク34aを常時爪車3
2の爪上に接触させることがよい。
スケジユール表示部Fは、ドラム42と、戻り
止め43とからなつている。ドラム42は左右に
軸44a,44bと爪車45a,45bを一体に
有し、ハウジングHに固着された軸受け46a,
46bにそれぞれ軸44a,44bが回転自在に
嵌合されている。また、ドラム42の表面には適
当数のスケジユールを印刷したシール47が貼着
されてある。
戻り止め43は、先端にフツク43aを有し、
後端は前記軸38に回転自在に支持されており、
バネ48によつて常時フツク43aが爪車45b
の爪に接触されている。
爪車45a,45bはそれぞれ12個の爪を有
し、爪車45aには前記爪車33の爪33aが噛
合してある。従つて、爪車33が一回転するたび
にすなわち、長針20が一回転するたびに爪車4
5aの爪を押してドラム42を1/12回転させる。
従つて、ドラム表面の予め定めた時刻に対応する
位置にスケジユールを印刷しておけば、入力部A
からの入力により時分表示部が所定時刻を表示す
るときに、スケジユール表示部の窓49に所定の
スケジユールが表示されることになる。なお、ス
ケジユールは、幼児等の日常生活における日課
的、習慣的動作を示すもの、たとえば、「12時…
お昼ごはんよ」、「2時…おべんきょうネ」、「3時
…オヤツですよ!」、「5時…おふろですよ」とい
うぐあいである。
そして、時分表示部Dの表示内容(時刻)とス
ケジユール表示部Fのスケジユール内容が一致す
るように予め時分表示部Dを12時にセツトし、か
つ、「12時…お昼ごはん」というスケジユール内
容が窓49から見えるようにドラム42の位置を
調整する。
上記のような構成であるから、レバー1を一回
ずつ押すたびに長針20が時分表示で5分進み、
それと同時に小鳥aが前後に揺動して窓50から
頭を出したり引込めたりする。さらにレバー1を
押し続け長針20及び短針21が回転して所定時
刻を表示すると、窓49にスケジユールが表示さ
れ、又は別の内容のスケジユールに変わる。
[この考案の効果] 上記のように、この考案による時計玩具は、手
の往復運動により入力部から入力すると、その入
力量に応じて時分表示部とスケジユール表示部と
が動作するので、遊戯者は時分表示とスケジユー
ル表示とを意識して見ることを誘導される。ま
た、スケジユール表示部の近傍で魅力ある小動物
などが揺動するので、これに注意を引かれて、自
ずとスケジユール表示部を見ることが誘導され
る。
従つて、スケジユール内容が遊戯者の生活体験
に密着するものである場合などには、時分表示と
スケジユール表示部の表示内容との関連付けによ
つて時刻観念を容易に、かつ、正しく学ぶことが
できる。要するに、この考案によれば、遊びを通
じて時刻の観念を能動的に学習することができ
る。
また、第1分力部と第2分力部は、いずれも歯
車を有し、その歯車を伝動軸の両端部に固着され
たピニオンに噛み合わせて、力学的に連結されて
いるので、時分表示部とスケジユール表示部とを
ハウス玩具において任意離間して設置することが
容易にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の一実施例を示すものであ
り、第1図はこの考案に係る時計玩具を展開ハウ
ス玩具に設けた場合を示す斜視図、第2図は入力
部、変換部、第1分力部及び時分表示部の一部省
略分解斜視図、第3図は第1分力部を底面から見
た斜視図、第4図は第2分力部、揺動部及びスケ
ジユール表示部の一部省略分解斜視図、第5図は
第4図の平面図である。 A……入力部、B……変換部、C……第1分力
部、D……時分表示部、E……第2分力部、F…
…スケジユール表示部、G……揺動部、20……
長針(分針)、21……短針(時針)、42……ド
ラム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 回転して時分を表示する時針、分針からなる
    時分表示部と、 (ロ) 回転して所定時間ごとにスケジユールを表示
    するスケジユール表示部と、 (ハ) 前記スケジユール表示部の近傍に小動物など
    を有する揺動部と、 (ニ) 手などの往復運動により入力される入力部
    と、 (ホ) 前記入力部から入力される往復運動を回転運
    動に変換する変換部と、 (ヘ) 前記変換部からの回転力を前記時分表示部と
    前記スケジユール表示部に分力する第1分力部
    と、 (ト) 前記スケジユール表示部に入力される回転力
    を前記揺動部に分力する第2分力部とを有し、 (チ) 前記第1分力部と第2分力部は、いずれも歯
    車を有し、その歯車を伝動軸の両端部に固着さ
    れたピニオンに噛み合わせて、力学的に連結さ
    れていること、 を特徴とする時計玩具。
JP1985201236U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0416716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985201236U JPH0416716Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985201236U JPH0416716Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS62107899U JPS62107899U (ja) 1987-07-09
JPH0416716Y2 true JPH0416716Y2 (ja) 1992-04-14

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ID=31164499

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985201236U Expired JPH0416716Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4115827Y1 (ja) * 1964-05-30 1966-07-23
JPS4925440U (ja) * 1972-06-01 1974-03-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4115827Y1 (ja) * 1964-05-30 1966-07-23
JPS4925440U (ja) * 1972-06-01 1974-03-04

Also Published As

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JPS62107899U (ja) 1987-07-09

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