JPH04167106A - 移動作業ロボットの走行制御装置 - Google Patents

移動作業ロボットの走行制御装置

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JPH04167106A
JPH04167106A JP2295784A JP29578490A JPH04167106A JP H04167106 A JPH04167106 A JP H04167106A JP 2295784 A JP2295784 A JP 2295784A JP 29578490 A JP29578490 A JP 29578490A JP H04167106 A JPH04167106 A JP H04167106A
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秀隆 藪内
Yasumichi Kobayashi
小林 保道
Osamu Eguchi
修 江口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動床面掃除機、自動芝刈り装置、自動床面
仕上げ装置等の往復移動を繰り返しながら自動的に作業
を行なう移動作業ロボットの走行制御装置に関するもの
である。
従来の技術 従来より、作業機器に走行駆動装置、センサ類および走
行制御装置等の機能を付加して作業の自動化を図った各
種の移動作業ロボットが開発されている。
この種の移動作業ロボットの中でも、例えば、床面清掃
、芝刈り、床面仕上げ等の作業のように作業領域全体を
隈なく移動させる必要のあるものは、直進移動と進行方
向の反転の組合せにより往復移動を繰り返すも:のが多
い。
例えば、第12図はこの種の移動作業ロボットの走行制
御方法の一例を示すもので、開始点Sから直進移動でス
タートし、前方の壁(Wl)に近づくとこれを本体1前
方の障害物検知装置2て検知して左にUターン動作を行
ない作業幅したけ作業方向Aに変位した位置から直進移
動を行なう。
次に、同様に前方の壁(W2)に到達すると今度は右に
Uターン動作を行ない再び作業幅りだけ作業方向Aに変
位した位置から直進移動を行なう。
そして、上記の動作を繰り返しながら側方の壁(W3)
の近くまで移動し、Uターン動作に移る前に本体1側方
の障害物検知装置3または3′で壁までの距離を検知し
これが作業幅り以下であれば(終了点F)作業を終了す
るものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の移動作業ロボットの走
行制御装置では、例えば、第13図(1)に示すように
、作業領域内に出っ張りがある場合や、第13図(2)
のように壁が斜めの場合等には、未作業領域5.6を残
したまま作業を終了してしまうことがあった。
そこで本発明は、このように作業領域内に出っ張りかあ
る場合や壁が斜めの場合等でも、未作業領域を残すこと
なく作業を終了する移動作業ロボットの走行制御装置を
提供することを第1の目的としている。
また、後退動作を含まずに作業領域内に出っ張りがある
場合や壁が斜めの場合等でも、未作業領域を残すことな
く作業を終了する移動作業ロボットの走行制御装置を提
供することを第2の目的としている。
第3の目的は、作業領域内に出っ張りがある場合や壁が
斜めの場合等でも、未作業領域を残すことな(作業を終
了し、かつ効率よく無駄な動作のない移動作業ロボット
の走行制御装置を得ることにある。
課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するための第1の手段は、本体を
移動させる駆動装置および操舵装置と、本体の前方、側
方および後方にある障害物を検出する障害物検知装置と
、本体の方向を計測する方向計測袋7置と、上記駆動装
置と操舵装置とを制御し本体の走行制御を行なう走行制
御装置と、清掃等の作業を行なう作業装置とを具備し、
上記走行制御装置は方向計測装置の出力に基づいて本体
を直進走行させる直進手段と、直進走行中に本体前方に
障害物を検知しかつ本体側方の作業方向に障害物を検知
しなければ本体を所定の作業幅だけ作業方向に変位した
位置に反転させるUターン手段と、直進走行中に本体前
方に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向にも障害物
を検知したときには本体側方の作業方向に障害物を検知
しなくなるまで本体を後退走行させる後退手段とを有し
、後退走行中に本体後方に障害物を検知したときに作業
を終了させるとするものである。
また第2の目的を達成するための第2の手段は、本体を
移動させる駆動装置および操舵装置と、本体の前方およ
び側方にある障害物を検出する障害物検知装置と、本体
の方向を計測する方向計測装置と、上記駆動装置と操舵
装置とを制御し本体の走行制御を行なう走行制御装置と
、清掃等の作業を行なう作業装置とを具備し、上記走行
制御装置は方向計測装置の出力に基づいて本体を直進走
行させる直進手段と、直進走行中に本体前方に障害物を
検知しかつ本体側方の作業方向に障害物を検知しなけれ
ば本体を所定の作業幅だけ作業方向に変位した位置に反
転させるUターン手段と、直進走行中に本体前方に障害
物を検知しかつ本体側方の作業方向にも障害物を検知し
たときにはその場で本体を反転させるスピンターン手段
と、その場で本体を反転させたのち前方に障害物を検知
するまで直進走行させるスピンターン後直進手段とを有
し、スピンターン後直進走行中に本体前方に障害物を検
知しかつ本体側方の作業方向にも障害物を検知したとき
に作業を終了させるとするものである。
さらに第3の目的を達成するための第3の手段は、本体
を移動させる駆動装置および操舵装置と、本体の前方お
よび側方にある障害物を検出する障害物検知装置と、本
体の方向を計測する方向計測装置と、上記駆動装置と操
舵装置とを制御し本体の走行制御を行なう走行制御装置
と、清掃等の作業を行なう作業装置とを具備し、上記走
行制御装置は方向計測装置の出力に基づいて本体を直進
走行させる直進手段と、直進走行中に本体前方に障害物
を検知しかつ本体側方の作業方向に障害物を検知しなけ
れば本体を所定の作業幅だけ作業方向に変位した位置に
反転させるUターン手段と、直進走行中に本体前方に障
害物を検知しかつ本体側方の作業方向にも障害物を検知
したときにはその場で本体を反転させるスピンターン手
段と、その場で本体を反転させたのち本体側方の作業方
向に障害物を検知しなくなるまで本体を直進走行させる
スピンターン後直進手段とを有し、スピンターン後直進
走行中に本体前方に障害物を検知したときに作業を終了
させるとするものである。
作用 第1の手段による移動作業ロボットの走行制御装置は、
直進走行中に本体前方に障害物を検知しかつ本体側方の
作業方向にも障害物を検知したときには本体側方の作業
方向に障害物を検知しなくなるまで本体を後退走行させ
、この後退走行中に本体後方に障害物を検知したときの
み作業を終了させるので、後退走行中に本体側方の作業
方向に障害物を検知しなくなれば作業方向に本体を反転
させて作業を継続するので従来例では生じていた未作業
領域が残らないものである。
また、第2の手段によれば、直進走行中に本体前方に障
害物を検知し、かつ本体側方の作業方向にも障害物を検
知したときには、その場で本体を反転させたのち前方に
障害物を検知するまで直進走行させ、このスピンターン
後直進走行中に本体前方に障害物を検知しかつ本体側方
の作業方向にも障害物を検知したときにのみ作業を終了
させるので、スピンターン後直進走行中に本体前方に障
害物を検知しかつ本体側方の作業方向に障害物を検知し
ないときには作業方向に本体を反転させて作業を継続す
るので従来例では生じていた未作業領域が残らず、しか
も第1の手段によるもののように後退走行を行なわなく
てもよい。
さらに、第3の手段によれば、直進走行中に本体前方に
障害物を検知しかつ本体漬方の作業方向にも障害物を検
知したときにはその場で本体を反転させたのち本体側方
の作業方向に障害物を検知しなくなるまで本体を直進走
行させ、このスピンターン後直進走行中に本体前方に障
害物を検知したときにのみ作業を終了させるので、スピ
ンターン後直進走行中に作業方向に障害物を検知しなく
なれば作業方向に本体を反転させて作業を継続するので
従来例では生じていた未作業領域が残らず、しかも第2
の手段によるものより同じ直線上を重複して走行するこ
とが少なくなる。
実施例 以下、本発明の実施例を自動床面掃除機を例にとって添
付図面に基づいて説明する。
第1図、第2図において、11は自動床面掃除機の本体
を構成する移動体本体、12L、12Rはそれぞれ本体
11の左右後方に設けた駆動輪で、駆動モータ13L、
13Rで左右独立に駆動される。14は本体11の前方
に回転自在に取り付けられた従輪である。以上、駆動輪
12L、12R1駆動モータ13L、13R1従輪14
で本体11を移動させる駆動兼操舵装置を構成している
。15は本体11の側部から前部にかけて本体11より
突出する左右2つの可動体で、周囲には弾性材からなる
緩衝体16が取り付けられている。この可動体重5は、
本体11に保持部17を介して取り付けられ、回動自在
に支持されている。18は本体11の後部に取り付けら
れた緩衝体である。19は回転板20の周囲に植毛され
たブラシで、可動体15に設けたモータ21によって床
面Bと平行に本体11の内側方向に回転駆動され、床面
B上のごみを掃(ようになっている。
22は電動送風機、23は集塵室、24.25はその内
部に設けたフィルターである。26は本体11の底部中
央に設けた床ノズルで、接続バイブ27を介して集塵室
23と接続している。28は操作部29に設けられた操
作ボタンである。30は本体11の方向を計測する方向
計測装置で、本実施例ではレートジャイロおよびこの出
力を積分する積分器などからなる。31は本体11の周
囲に設けられた超音波センサ等からなる測距センサで、
本体11の前方、左右使方および後方にある物体までの
距離を測定して障害物を検出する障害物検知装置を構成
している。32は上記方向計測装置30および障害物検
知装置からのデータに基づいて駆動モータ13L、13
Rを制御し、本体の走行制御を行なう走行制御装置であ
る。33は全体に電力を供給する蓄電池等からなる電源
である。
第3図において、34は複数個の測距センサ31と駆動
回路35からなる障害物検知装置を示し、走行制御装置
32の入力手段36を介して判断処理手段37に本体1
1の前方、側方および後方にある障害物までの距離デー
タを入力する。同様に方向計測装置30は本体11の方
向データを入力手段36を介して判断処理手段37に入
力する。判断処理手段37はこれらのデータを判断して
出力手段38を介して駆動モータ13Lおよび13Rに
制御信号を出力する。本実施例ではこの駆動モータ13
Lおよび13Rの回転速度を制御することにより左右の
駆動輪12L、12Rの回転速度を独立に制御し本体1
1の駆動および操舵を行なういわゆるPWS方式の駆動
を行なう。この駆動モータ13L、13Rと駆動輪12
L、12Rで駆動兼操舵装置39を構成している。
以下、第4図〜第6図を用いて本発明の第1の手段によ
る移動作業ロボットの走行制御装置について説明する。
本実施例の制御方法は第4図に示すフローチャートに示
すとおりである。第4図中、40は方向計測装置30で
計測した本体11の方向データに基づき、本体11が一
定の方向に所定の速度で走行するよう駆動兼操舵装置3
9を制御する直進手段で、駆動兼操舵装置39を直進走
行させる。41は直進走行中に障害物検知装置34によ
り本体11の前方に障害物を検知しかつ側方の作業方向
に障害物を検知しなければ所定の作業幅だけ作業方向に
変位した位置に本体11を反転させるUターン手段であ
る。42は直進走行中に本体11の前方に障害物を検知
しかつ本体11の側方の作業方向にも障害物を検知した
ときに本体11の側方の作業方向に障害物を検知しなく
なるまで本体11を後退走行させる後退手段である。
第5図に作業幅したけ作業方向に変位した位置に本体1
1を反転させる動作例を示す。すなわち、第5図(1)
は本体11の右方向に反転する場合を示し、破線で示す
位置から右駆動輪12Rは停止させたまま左駆動輪12
Lのみを矢印aのように前進させることにより180°
反転すると左右の駆動輪12L、12Rのトレッドと等
しい作業幅したけ変位した実線で示す位置に来る。同様
に、(2)は本体11を左方向に反転する場合を示し、
破線で示す位置から左駆動輪12Lは停止させたまま右
駆動輪1’2Rのみを矢印すのように前進させることに
より180°反転すると作業幅したけ変位した実線で示
す位置に来る。そして、後退手段42による後退走行:
中に本体11の後方に障害物を検知したときに作業を終
了させるものである。
第6図は以上のような本発明の第1の手段による移動作
業ロボットの走行制御装置の動作例である。開始点Sに
本体11を図のように置いてスタートすると、まず直進
手段40により直進走行を開始し、前方の壁Wlに近づ
きUターン手段41によりこれを検知すると作業方向A
の方向に障害物があるかどうかをみる。この場合は障害
物がないので作業方向Aの方向、すなわち本体11の左
方向へ第5図(2)のように反転し再び直進走行を始め
る。前方の壁W2に近づいたときも同様に本体11の右
方向に反転し再び直進走行を始める。以上の動作を緩り
返し、点Pに来て壁Wlを本体11の前方で検知すると
、このときは作業方向A、すなわち本体11の左方向に
は障害物4があるので後退手段42により後退走行を始
める。
そして、点Qまで後退し作業方向Aに障害物4を検知し
なくなると再び反転し直進走行を行なう。
そして、点Rに来て前方に障害物4を検知すると、作業
方向Aすなわち本体11の左方向には壁W3があるので
後退走行を始めるが、作業方向AにはW3があるのでこ
のまま後退走行を続け、壁W2に近づき本体11の後方
にこれを検知した点Fで作業を終了する。
このように本体11の後方に障害物を検知したときのみ
作業を終了させ、後退走行中に本体11の漬方の作業方
向Aに障害物を検知しなくなれば作業方向Aに本体11
を反転させて作業を継続するので従来例では生じていた
未作業領域が残らないものである。
次に、第7図〜第9図を用いて本発明の第2の手段によ
る移動作業ロボットの走行制御装置について説明する。
第7図は本実施例の割部方法を示すフローチャートであ
る。40.41はそれぞれ第1の実施例と同じ直進手段
、Uターン手段である。43は直進走行中に本体11の
前方に障害物を検知しかつ本体11の側方の作業方向に
も障害物を検知したときには、その場で本体11を反転
させるスピンターン手段である。第8図にその場で本体
11を反転させる動作例を示す。すなわち、第8図(1
)は本体11の右方向に反転する場合を示し、破線で示
す位置から左駆動輪12Lを前進方向に、右駆動輪12
Rを後退方向に矢印Cのように同じ速度で回転させるこ
とにより180°反転すると実線で示すようにその場で
反転した位置に来る。同様に、(2)は本体11を左方
向に反転する場合を示し、破線で示す位置から右駆動輪
12Rを前進方向に、左駆動輪12Lを後退方向に矢印
dのように同じ速度で回転させることにより180°反
転すると、実線で示すようにその場で反転した位置に来
る。44はその場で本体11を反転させたのち本体11
の前方に障害物を検知するまで直進走行させるスピンタ
ーン後直進手段で、このスピンターン後直進走行中に本
体11の前方に障害物を検知し、かつ本体11の漬方の
作業方向にも障害物を検知したときに作業を終了させる
ものである。
第9図は以上のような本発明の第2の手段による移動作
業ロボットの走行制御装置の動作例である。開始点Sに
本体11を図のように置いてスタートすると、まず直進
手段40により直進走行を開始し、前方の壁W1に近づ
きUターン手段41によりこれを検知すると作業方向A
の方向に障害物があるかどうかをみる。この場合は障害
物がないので作業方向Aの方向すなわち本体11の左方
向へ第5図(2)のように反転し再び直進走行を始める
。前方の壁W2に近づいたときも同様に本体11の右方
向に反転し再び直進走行を始める。
以上の動作を繰り返し、点Pに来て本体11の前方に壁
W1を検知すると、このときは作業方向A、すなわち本
体11の左方向には障害物4があるので、スピンターン
手段43により本体11の右方向へ第8図(1)のよう
にその場で本体11を反転させた後、スピンターン後直
進手段44により再び直進走行を始める。そして前方の
壁W2に近づき、点Qでこれを検知すると作業方向Aの
方向に障害物があるかどうかをみる。この場合は障害物
がないので再びUターン手段41に戻り作業方向Aの方
向へ反転し直進走行を始める。したがってこの後、作業
方向Aに障害物がなければ直進手段40とUターン手段
41により直進走行とUターンを繰り返しながら移動し
て作業を行なう。こうして点Rに来た場合は、’l?W
2を本体11の前方で検知すると、このときは作業方向
A、すなわち本体11の右方向には壁W3があるのでス
ピンターン手段43により本体11の左方向へ第8図(
2)のようにその場で本体11を反転させた後、スピン
ターン後直進手段44により再び直進走行を始める。そ
して障害物4に近づき、点Fでこれを本体11の前方で
検知すると作業方向Aの方向に障害物があるかどうかを
みる。この場合は作業方向Aすなわち本体11の左方向
には壁W3があるので、ここで作業を終了することとな
る。
このようにスピンターン後直進走行中に本体11の前方
に障害物を検知し、かつ本体11の側方の作業方向Aに
障害物を検知しないときには作業方向Aに本体11を・
反転させて作業を継続するので、従来例では生じていた
未作業領域が残らず、しかも第1の手段によるもののよ
うに後退走行を行なわなくてもよいものである。
次に、第10図、第11図を用いて本発明の第3の手段
による移動作業ロボットの走行制御装置について説明す
る。
第10図は本実施例の制御方法を示すフローチャートで
ある。40.41.43はそれぞれ第2の実施例と同じ
直進手段、Uターン手段、スピンターン手段である。4
5はその場で本体11を反転させたのち本体11の側方
の作業方向に障害物を検知しなくなるまで本体11を直
進走行させるスピンターン後直進手段である。43′は
スピンターン後直進走行中に本体11の側方の作業方向
に障害物を検知しなくなったときにその場で本体11を
反転させるスピンターン手段であり、スピンターン手段
43と同じ動作を行なう。そして、スピンターン後直進
手段45のスピンターン後直進走行中に本体11の前方
に障害物を検知したときに作業を終了させるものである
第11図は以上のような本発明の第3の手段による移動
作業ロボットの走行制御装置の動作例である。開始点S
に本体1−1を図のように置いてスタートすると、まず
直進手段40により直進走行を開始し、前方の壁Wlに
近づきUターン手段41によりこれを検知すると作業方
向Aの方向に障害物があるかどうかをみる。この場合は
障害物がないので作業方向Aの方向すなわち本体11の
左方向へ第5図(2)のように反転し再び直進走行を始
める。前方の壁W2に近づいたときも同様に本体11の
右方向に反転し再び直進走行を始める。
以上の動作を繰り返し、点Pに来て壁W1を本体11の
前方で検知すると、このときは作業方向A、すなわち本
体11の左方向には障害物4があるので、スピンターン
手段43により本体11の右方向へ第8図(1)のよう
にその場で本体11を反転させた後、スピンターン後直
進手段45により作業方向Aの障害物4を検知しなくな
るまで再び直進走行を行なう。そして、点Qまで直進し
作業方向Aに障害物4を検知しなくなると、スピンター
ン手段43′により本体11の左方向へ第8図(2)の
ようにその場で本体11を反転させた後、点Q′で再び
Uターン手段41に戻り作業方向Aの方向へ反転し直進
走行を始める。したがって、この後、作業方向Aに障害
物がなければ直進手段40とUターン手段41により直
進走行とUターンを繰り返しながら移動して作業を行な
う。
こうして点Rに来た場合は、本体11の前方に障害物4
を検知すると、このときは作業方向Aすなわち本体11
の左方向には壁W3があるので、スピンターン手段43
により本体11の右方向へその場で本体11を反転させ
た後、スピンターン後直進手段45により作業方向Aの
壁W3を検知しなくなるまで再び直進走行を行なう。そ
して前方の壁W2に近づき、点Fでこれを検知するとこ
こで作業を終了することとなる。
このように、スピンターン後直進走行中に作業方向Aに
障害物を検知しなくなれば作業方向Aに本体11を反転
させて作業を継続するので、従来例では生じていた未作
業領域が残らず、しかも第2の手段によるものより同じ
直線上を重複して走行することが少な(なる。
発明の効果 以上のように本発明の第1の手段によれば、本体の後方
に障害物を検知したときのみ作業を終了させるので、後
退走行中に本体の側方の作業方向に障害物を検知しなく
なれば作業方向に本体を反転させて作業を継続するから
、作業領域内に出っ張りがある場合や壁が斜めの場合等
でも、未作業領域を残すことなく作業を終了する移動作
業ロボットの走行制御装置を提供することができるもの
である。
また、第2の手段によれば、スピンターン後直進走行中
に本体の前方に障害物を検知しかつ本体の側方の作業方
向に障害物を検知しないときには作業方向に本体を反転
させて作業を継続するから、作業領域内に出っ張りがあ
る場合や壁が斜めの場合等でも未作業領域を残すことな
(作業を終了し、しかも第1の手段によるもののように
後退走行を行なわないから、本体の後方の障害物を検知
するための測距センサが不要になるとともに、後退走行
時の安全性や作業性についての考慮もいらない移動作業
ロボットの走行制御装置を提供することかできるもので
ある。
さらに、第3の手段によれば、スピンターン後直進走行
中に作業方向に障害物を検知しなくなれば作業方向に本
体を反転させて作業を継続するから作業領域内に出っ張
りがある場合や壁が斜めの場合等でも未作業領域を残す
ことなく作業を終了し、しかも第1の手段によるものの
ように後退走行を行なわないから、本体の後方の障害物
を検知するための測距センサが不要になるとともに、後
退走行時の安全性や作業性についての考慮もいらず、さ
らに第2の手段によるものより同じ直線上を重複して走
行することが少ないからより効率よく無駄な動作のない
移動作業ロボットの走行制御装置を提供することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の自動床面掃除機の縦断面図、
第2図は同自動床面掃除機の横断面図、第3図は本発明
の実施例の移動作業ロボットの走行制御装置の制御ブロ
ック図、第4図は第1の手段による移動作業ロボットの
走行制御装置の実施例の制御方法を示すフローチャート
、第5図は同実施例のUターン動作例の説明図、第6図
は同実施例の動作説明図、第7図は第2の手段による移
動作業ロボットの走行制御装置の実施例の制御方法を示
すフローチャート、第8図は同実施例のスピンターン動
作例の説明図、第9図は同実施例の動作説明図、第10
図は第3の手段による移動作業ロボットの走行制御装置
の実施例の制御方法を示すフローチャート、第11図は
同実施例の動作説明図、第12図、第13図は従来例の
移動作業ロボットの走行制御方法の一例を示す動作説明
図である。 11・・・本体、12L、12R・・・駆動輪、13L
、13R・・・駆動モータ、14・・・従輪、19・・
・ブラシ、20・・・回転板、21・・・モータ、22
・・・電動送風機、23・・・集塵室、24.25・・
・フィルター、26・・・床ノズル、27・・・接続パ
イプ、30・・・方向計測装置、31・・・測距センサ
、32・・・走行制御装置、34・・・障害物検知装置
、39・・・駆動兼操舵装置、40・・・直進手段、4
1・・・Uターン手段、42・・・後退手段、4.3.
43’・・・スピンターン手段、44・・・スピンター
ン後直進手段、45・・・スピンターン後直進手段。 代理人の氏名 弁理士 小蝦治明 ほか22第 3 図 30一方何計劫1差1 52−−一克行#I岬挟置 第 4 図 4o−−−Jl[4投 +1−−−υダーン牟、按 第5図 第6図 Q        Wや 再 7 図          句−jiJ!手採+1
−−−uJ?−ソ+振 り一一−スど°ソダーソ手袴 輯−−−スと°ンダーソ7誕、[a+g第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体を移動させる駆動装置および操舵装置と、本
    体の前方、側方および後方にある障害物を検出する障害
    物検知装置と、本体の方向を計測する方向計測装置と、
    上記駆動装置と操舵装置とを制御し本体の走行制御を行
    なう走行制御装置と、清掃等の作業を行なう作業装置と
    を具備し、上記走行制御装置は方向計測装置の出力に基
    づいて本体を直進走行させる直進手段と、直進走行中に
    本体前方に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向に障
    害物を検知しなければ本体を所定の作業幅だけ作業方向
    に変位した位置に反転させるUターン手段と、直進走行
    中に本体前方に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向
    にも障害物を検知したときには本体側方の作業方向に障
    害物を検知しなくなるまで本体を後退走行させる後退手
    段とを有し、後退走行中に本体後方に障害物を検知した
    ときに作業を終了させる移動作業ロボットの走行制御装
    置。
  2. (2)本体を移動させる駆動装置および操舵装置と、本
    体の前方および側方にある障害物を検出する障害物検知
    装置と、本体の方向を計測する方向計測装置と、上記駆
    動装置と操舵装置とを制御し本体の走行制御を行なう走
    行制御装置と、清掃等の作業を行なう作業装置とを具備
    し、上記走行制御装置は方向計測装置の出力に基づいて
    本体を直進走行させる直進手段と、直進走行中に本体前
    方に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向に障害物を
    検知しなければ本体を所定の作業幅だけ作業方向に変位
    した位置に反転させるUターン手段と、直進走行中に本
    体前方に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向にも障
    害物を検知したときにはその場で本体を反転させるスピ
    ンターン手段と、その場で本体を反転させたのち前方に
    障害物を検知するまで直進走行させるスピンターン後直
    進手段とを有し、スピンターン後直進走行中に本体前方
    に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向にも障害物を
    検知したときに作業を終了させる移動作業ロボットの走
    行制御装置。
  3. (3)本体を移動させる駆動装置および操舵装置と、本
    体の前方および側方にある障害物を検出する障害物検知
    装置と、本体の方向を計測する方向計測装置と、上記駆
    動装置と操舵装置とを制御し本体の走行制御を行なう走
    行制御装置と、清掃等の作業を行なう作業装置とを具備
    し、上記走行制御装置は方向計測装置の出力に基づいて
    本体を直進走行させる直進手段と、直進走行中に本体前
    方に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向に障害物を
    検知しなければ本体を所定の作業幅だけ作業方向に変位
    した位置に反転させるUターン手段と、直進走行中に本
    体前方に障害物を検知しかつ本体側方の作業方向にも障
    害物を検知したときにはその場で本体を反転させるスピ
    ンターン手段と、その場で本体を反転させたのち本体側
    方の作業方向に障害物を検知しなくなるまで本体を直進
    走行させるスピンターン後直進手段とを有し、スピンタ
    ーン後直進走行中に本体前方に障害物を検知したときに
    作業を終了させる移動作業ロボットの走行制御装置。
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