JPH04166762A - 吸着性ガスの測定方法 - Google Patents

吸着性ガスの測定方法

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JPH04166762A
JPH04166762A JP29297990A JP29297990A JPH04166762A JP H04166762 A JPH04166762 A JP H04166762A JP 29297990 A JP29297990 A JP 29297990A JP 29297990 A JP29297990 A JP 29297990A JP H04166762 A JPH04166762 A JP H04166762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
valve
flow path
adsorbable gas
relatively low
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29297990A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Watabe
睦 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、吸着性ガスの測定方法に関し、更に詳しくは
、プロセスガスクロマトグラフを用いて吸着性を有する
測定ガスを分析するに際し分析値の安定化時間を短縮し
て迅速に測定が開始できるようにした吸着性ガスの測定
方法に関する。
〈従来の技術〉 1952年にA、J、P、Mart i nによって発
表されたガスクロマトグラフィは、揮発性化合物の画期
的な分析方法であり、以来今日まで種々の改良が加えら
れ分析化学の分野で広く使用されている。このようなガ
スクロマトグラフィを利用し、石油プラント等における
各種流体に含まれる被測定成分を連続的かつ再現性良く
分析する装置としてプロセスガスクロマトグラフが開発
され、広い分野で使用されている。
このようなプロセスガスクロマトグラフを用いて例えば
H2Sのような吸着性のガスを測定しようとする場合、
測定ガスが流れる配管の内壁に吸着性ガスが吸着し分析
値に大きな誤差が生じていた。このため、測定ガスと同
−若しくは類似の成分からなる標準ガスを用いて一定時
間ごとに校正することが必要であった。しかし、このよ
うな標準ガスによる校正を行なう時に、吸着性のガスが
配管の内壁などに吸着し、分析値が安定するまで非常に
長時間を要するという欠点があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、かかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、分析値が安定するまでの時間を短縮
すると共に分析値の信頼性を向上させた吸着性ガスの測
定方法を堤供することにある。
く問題点を解決するための手段〉 上述のような問題点を解決する本発明の特徴は、プロセ
スガスクロマトグラフを用いて吸着性を有する測定ガス
を分析する吸着性ガスの測定方法において、校正時に、
試料採取弁の計量管に至る流路に、高濃度の吸着性ガス
を含む第1標準ガスを流して十分に吸着させ、その後、
比較的低濃度の吸着性ガスを含む第2標準ガスを流すよ
うにしたことにある。
く作用〉 本発明は次のように作用する。即ち、 校正時に最初、第3流路切換弁が開で第1及び第2流路
切換弁か閉にされる。このため、第2標準ガス導入口か
ら導入された高濃度の吸着性ガスを含む第2標準ガスか
第3流路切換弁を介して試料採取弁の計量管内に導入さ
れる。また、一定時間経過後、第2流路切換弁か開で第
1.第3流路切換弁か閉にされる。このため、第1標準
ガス導入口から導入された比較的低濃度の吸着性ガスを
含む第1標準ガスが第2流路切換弁を介して試料採取弁
の計量管内に導入され、上記第2標準ガスと入れ代わる
。従って、合流点から試料採取弁の計量管に至る流路は
、最初、高濃度の吸着性ガスか流されて十分に吸着され
、その後、比較的低濃度の吸着性ガスが流されるように
なる。
〈実施例〉 以下、本発明について図を用いて詳細に説明する。第1
図は本発明を説明するためのプロセスガスクロマトグラ
フの構成説明図てあり、図中、1はキャリアガスか充填
されたキャリア力スホンベ、2は第1乃至第6の接続口
2a〜2fと計量管2gを有する試料採取弁、3は分離
カラム、4は例えば熱伝導度検出器でなる検出器、8は
検出器4の出力を受けて所定の演算処理を行なって被測
定成分の濃度などを算出するコンピュータ、6は恒温槽
、7は検出器4から排出されるガスや試料採取弁2の第
4接続口2dから排出されるガスが導かれる排気管、8
aは測定ガス導入1」、8bは第1標準ガス導入口、8
Cは第2標準ガス導入口、9aは第1流路開閉弁、9b
は第2流路開閉弁、9Cは第3流路開閉弁、10は合流
点、11は流量絞り弁、12は大気圧平衡弁である。
第1図において、最初、コンピュータ5から送出された
制御信号(図示せず)により第1流路開閉弁7aが開で
第2.第3流路開閉弁9b、9bが閉になると共に、試
料採取弁2の内部流路が第1図の実線接続状態となって
いる。このため、キャリアガスボンベ1内のキャリアガ
スが、例えば1〜2mm/min、の流量で、試料採取
弁2の第1接続ロ2a→第2接続ロ2b=分離カラム3
→検出器4を通り排気管7から排出される。また、測定
ガス導入口8aから導入された測定ガスか、第1流路開
閉弁9a→合流点1〇−流量絞り弁11→大気圧平衡弁
12→試料採取弁2の第5接続ロ2e→第6!#続ロ2
f→計量管2g→第3接続ロ2c→第4接続口2dと流
れ、計量管2g内を試料で満たしている。
この状態で、試料採取弁2かオンにされると内部流路が
、第1図の実線接続状態から破線接続状態に切換えられ
る。このため、計量管2g内を満たしていた試料は、キ
ャリアガスによって分離カラム3に搬送されクロマトグ
ラフィツクに分離される。このようにして分離された試
料成分は、再びキャリアガスに搬送されて検出器4に到
達して検出される。該検出信号は、コンピュータうで演
算処理されて被測定成分の濃度Cか求められる。
また、校正時には、コンピュータ5から送出された制御
信号によって次のような弁開閉が行われる。即ち、最初
、流路切換弁9Cか開で開閉弁9a、9bが閉にされる
。このため、第2標準ガス導入口8cから導入された高
濃度の吸着性ガスを含む第2標準ガスが第3流路開閉弁
9cを介して計量管2g内に導入される。また、一定時
間経過後、第2流路開閉弁9bが開で第1.第3流路開
閉弁9a、9cが閉にされる。このため、第1標準ガス
導入口8aから導入された比較的低濃度の吸着性ガスを
含む第1標準ガスが第2流路開閉弁9bを介して計量管
2g内に導入され、上記第2標準ガスと入れ代わる。従
って、合流点10から計量管2gに至る流路は、最初、
高濃度の吸着性ガスが流されて十分に吸着され、その後
、比較的低濃度の吸着性ガスか流されることになる。
第2図は前記従来例のようにして吸着性ガスを含む標準
ガスを測定した時の特性曲線図であり、第3図は上述の
ようにして吸着性ガスを含む標準ガスを測定した時の特
性曲線図である。また、第2図及び第3図において、横
軸は時間を示し縦軸は吸着成分(ここでは、H2S)の
検出濃度値を示している。
第2図は、吸着性オス(ここでは、30.5Ppmの1
(2S)を含む標準ガスを測定した場合、100%応答
を示すのに約30時間かかることを示している。また、
第3図は、比較的高濃度の吸着性ガス(ここて゛は、7
030ppmのH2S)を含む標準ガスを約30分間流
してのち比較的低4度の吸着性ガス(ここでは、30.
5ppmのH2S)を含む第2標準ガスを流して測定し
た場合、100%え答を示すのに約15時間かかること
を示している。このような第2図と第3図を比較すれば
明らかなように、本発明実施例によれば、校正時の安定
化時間が30時間から15時間に短縮化する。
尚、本発明は上述の実施例に限定されることなく種々の
変形が可能である。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明したような本発明の実施例によれは、プ
ロセスガスクロマトグラフを用いて吸着性を有する測定
ガスを分析する吸着性ガスの測定方法において、校正時
に、試料採取弁の計量管に至る流路に、高濃度の吸着性
ガスを含む第1標準ガスを流して十分に吸着させ、その
後、比較的低濃度の吸着性ガスを含む第2標準ガスを流
すような構成であるため、測定成分の吸着を促進させ、
早く飽和状態に到達させて分析値安定化時間を短縮でき
るという利点かある。
従って、本発明によれば、分析値が安定するまて・の時
間を短縮すると共に分析値の信頼性を向上させた吸着性
ガスの測定方法が実現する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するためのプロセスガスクロマ1
〜グラフの構成説明図、第2図及び第3図は本発明の詳
細な説明するための図て゛ある。 1・・・キャリアガスボンベ、2・・・試料採取弁、3
・・・分離カラム、4・・・検出器、8・・・コンピュ
ータ、6・・・恒温槽、7・・・排気管、8a・・・測
定ガス導入口、8b、8c・・・標準ガス導入口、 9a、9b、9c・・・流路開閉弁、10・・・合流点
、11・・・流量絞り弁、】2・・大気圧平衡弁第2図 3% −一→ 第3図 /s4             。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プロセスガスクロマトグラフを用いて吸着性を有する測
    定ガスを分析する吸着性ガスの測定方法において、校正
    時に、試料採取弁の計量管に至る流路に、高濃度の吸着
    性ガスを含む第1標準ガスを流して十分に吸着させ、そ
    の後、比較的低濃度の吸着性ガスを含む第2標準ガスを
    流すことを特徴する吸着性ガスの測定方法。
JP29297990A 1990-10-30 1990-10-30 吸着性ガスの測定方法 Pending JPH04166762A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011099686A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Yokogawa Electric Corp ガスクロマトグラフ装置
WO2019069625A1 (ja) * 2017-10-05 2019-04-11 株式会社島津製作所 超臨界流体クロマトグラフ、及び超臨界流体クロマトグラフィー分析方法

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