JPH0416474A

JPH0416474A - エレベーター昇降路の機器取付装置

Info

Publication number: JPH0416474A
Application number: JP11773990A
Authority: JP
Inventors: Toshiro Imamura; 今村　俊郎
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1990-05-09
Filing date: 1990-05-09
Publication date: 1992-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明はエレベータ−昇降路側壁に配線用ケーブルの
分岐箱を取り付ける装置に関するものである。

［従来の技術］第３図は例えば実開昭５５−５１６８５号公報に示され
た従来のエレベータ−昇降路の機器取付装置を示す斜視
図である。

図中、　［１）は昇降路側壁、　（２）は各階に設けら
れ基板（２ａ）とカバー（２ｂ）からなる分岐箱で、基
板（２ａ）はボルト（３）で側壁（１）に固定されてい
る。

（４）は機械室（図示しない）から配線された配線用ケ
ーブル、　（５）は分岐箱（２）内で分岐された分岐ケ
ーブルである。

従来のエレベータ−昇降路の機器取付装置は上記のよう
に構成され、分岐箱（２）は側壁（１）にボルト（３）
で固定される。

また、乗場ドア装置又はガイドレールに固定されたブラ
ケットに、分岐箱（２）がボルト（３）で取り付けられ
るものもある。

［発明が解決しようとする課題］上記のように構成された従来の昇降路の機器取付装置で
は、分岐箱（２）を昇降路側壁［１１に直接、又は他の
部材に固定されたブラケットを介して取り付けているた
め、建物の構造上、側壁（１１の面に凹凸があったり、
はり材が存在したりした場合、分岐箱（２）の取付けに
支障が生じる。また、配線用ケーブル（４）及び分岐箱
（２）の位置も、かご寸法、かごと昇降路とのすき間の
関係で一定せず、工事ごとに取付はブラケット類を製作
する必要があるなどの問題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、昇降路側壁面の凹凸及び分岐箱の位置に影響を受けず
、容易に分岐箱を取り付けることができるようにしたエ
レベータ−昇降路の機器取付装置を提供することを目的
とする。

［課題を解決するための手段］この発明に係るエレベータ−昇降路の機器取付装置は、
等間隔に穿設された多数の取付穴を有する可撓帯を昇降
路に沿って張設し、これに分岐箱を締結したものである
。

［作　用］この発明においては、多数の取付穴を有する可撓帯に、
分岐箱を締結したため、可撓帯は昇降路側壁面の凹凸に
順応して配置され、分岐箱の取付は位置は取付穴の選択
により変更できる。また、可撓帯の位置も自由に選択で
きる。

［実施例］第１図及び第２図は、この発明の一実施例を示す図で、
第１図は昇降路縦断面図、第２図は第１図の要部拡大側
面図であり、従来装置と同様の部分は同一符号で示す。

図中、（１１）は昇降路天井、（１２）はビット床、（
１３）は乗場床、（１４）は側壁（１１を横通するはり
材、（１５）は昇降路天井（１１）付近からビット床（
１２）付近まで側壁ｆｌ）及びはり材（１４）に沿って
張設された鋼帯からなる可撓帯で、等間隔に穿設された
取付穴（１５ａｌを有しており、配線用ケーブル（４）
は線材（１６）で可撓帯（１５）に保持されている。（
１７）は可撓帯（１５）の取付穴（１５ａｌを通じて分
岐管（２）を締結するボルト、　（１８１は側壁（１）
に固定され分岐箱（２）で分岐された配線用ケーブル（
４）の分岐ケーブル（５）に接続された昇降路スイッチ
である。　上記のように構成されたエレベータ−昇降路
の機器取付装置においては、分岐箱（２）は可撓帯（１
５）に取り付けられるが、可撓帯（１５）は、側壁（１
１に凹凸又は突出したはり材（１４）が存在しても、こ
れらに順応して湾曲する。したがって、側壁のどの位置
にでも張設することが可能である。

また、可撓帯（１５）には多数の取付穴（１５ａ）があ
るため、分岐箱（２）は都合のよい位置に取り付けるこ
とができる。

なお、可撓帯（１５）の取付穴（１５ａ）を長穴にすれ
ば、分岐箱（２）の取付位置の上下方向の微調整が可能
になる。

また、可撓帯（１５）の取付穴ＩＩ　５ａ）を利用して
、適当な間隔で側面（１１に基礎ボルト等で固定すれば
、可撓帯（１５）の揺れが防止できる。

［発明の効果］以上説明したとおりこの発明では、等間隔に穿設された
多数の取付穴を有する可撓帯を昇降路に沿って張設し、
これに分岐箱を締結したので、可撓帯は昇降路側壁に順
応して配置され凹凸や突出したはり材があっても、所望
位置に分岐箱を安価かつ容易に取り付けることができる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるエレベータ−昇降路の機器取付
装置の一実施例を示す昇降路縦断面図、第２図は第１図
の要部拡大側面図、第３図は従来のエレベータ−昇降路
の機器取付装置を示す斜視図である。図中、　（１）は昇降路側壁、　（２）は分岐箱、　（
４）は配線用ケーブル、　（５）は分岐ケーブル、（１
５）は可撓帯、　（１５ａ）は取付穴、（１７）はボル
トである。なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

昇降路内に配置される配線用ケーブルの分岐・接続部を
収納するケーブル分岐箱を、上記昇降路に沿って張設さ
れ等間隔に穿設された多数の取付穴を有する可撓帯に、
上記取付穴を介して締結してなるエレベーター昇降路の
機器取付装置。