JPH04164464A - ゴルフ練習場のボール自動連続拾球回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、打ち放しゴルフ練習場のグラウンド上に散在
する多数のゴルフボールを自動的に連続拾球し一定数量
を集球後、指定場所まで電波信号を利用して自動帰還し
回収する装置であって、これに依って従来、人手に依っ
て集球作業していたものを完全に自動化し、特に人件費
を節約させるために利用するものである。

［９Ｉ：米の技術］ 従来、打ち放しゴルフＭ習場のグラウンド上で使用済み
のゴルフボールを発見し、その場所迄自走し、自動的に
連続拾球と集球作業を行い、一定の数量に達した後、定
められた保管場所まで帰還する様な自動回収装置は過去
全然無かった。

打ち放しゴルフ練習場のグラウンド内に多数のゴルフボ
ールが散在するとｉｌＲ習者、即ち、お客の気分を壊す
のと、ａｌｌｌｌ−ルの回収の為にアルバイトの集球作
業員が防御服を着装してグラウンド内に入り１個１個丹
念に拾球しに行かなければならなかった。

営業時間内で集球作業員がグラウンド内でうろうろする
のは目障りでしかも危険な作業でもあった。この発明の
装置は小型軽量で四六時中連続作業させる事が可能であ
り、しかも、危険性は全く無く、また目障りや練習の障
害に全くならない。

［発明が解決しようとする課題］ 回収作業員が打ち放しゴルフ練習場のグラウンド内でゴ
ルフボールの集球作業を行う場合、−窓以上のゴルフポ
ールがグラウンド上に散在し、目障りになったとき、ま
た、練習ボールに不足が生じた場合に作業員が防御服を
着装し、ヘルメットを頭にかぶり、バケツを持って１個
１個拾い集めていたが、広いグラウンド内で隅々迄拾い
集めるには時間が掛り、練習者の目障りにもなり、危険
な作業でもある。また一定の数量以上放置すればグラウ
ンドの美観を損い、客に不快感を与えるものである。さ
らに、回収作業員を使用すると人件費が必要で、これを
節約する事は経営上、経費の節約と利益を増加させる大
切な要件である。

本発明は全てが自動で行えるので、効率よくゴルフポー
ルを回収出来、人件費の節約と、グラウンドの美観を保
ち、さらに回収を迅速に行うので使用ボールの絶対数を
少なく出来るのである。

［課題を解決するための手段］ ゴルフポールの回収を速やかに行い、練習者に不快感を
与えず、常時グラウンド内をクリーンにする為に、ゴル
フポールを自動的に発見し、その場所に自走して行き、
自動的に連続拾球し、一定数量に達したら保管場所迄自
動的に掃還、し、回収出来る装置が必要である。ボール
を発見し、その場所まで自走する機能は現在の技術水準
で製作が十分可能であって容易に実施出来る。

しかし、連続的捕球回収する機構がどの様に為されるか
に依って本発明の価値が定まり、目的とする集球性能の
適否が判断される。例えば、連続してボールを装置内に
捕球収納する為に、真空掃除器のシステムを採用すると
、小石、砂利、ゴミ等を一緒に吸い込むので適用出来な
いのは云うまでもない。

小石やゴミはグランド内では出来るだけ無くせるが、砂
利や砂は無くせない。従って、これらとゴルフボールを
明確に判別区分し、ゴルフボールのみ回収する為の効果
的な拾球装置が必要であって１本発明の円筒形連続拾球
回収装置はその解決を効果的に且つ、高能率にしたもの
である。

（作用］ 本発明のゴルフボール自動回収装置は、一定の時間、つ
まり電源として積載バッテリー容量の時間内に於て自在
にグラウンド内を走り回り、ゴルフボールを拾球、集球
し一定の数量に収納部が連すれば自動的に回収指定場所
迄帰還する一連の作用を効果的に自動的に行うものであ
るが、さらに係員が必要に応じ、リモートコントロール
装置を使って強制的にグラウンド内を自在に移動させ、
動作させる事も可能である。

これら一連の装置の製作と作動は周知の技術水準で行え
、本発明の構成に不可欠ではあるが、要旨ではなく、従
って説明は省略する。

本発明の要旨とする円筒形の連続拾球回収装置に関し次
項、実施例に於て詳細に説明する。

［実施例］ 本発明はｉ！１−１図及び第２−２図に示す如く、本体
前部に装備された円筒形の連続拾球回収装置と車体に取
り付けた移動用車両装置、ボール収納部及び電気系統か
らなり、本発明の要旨である連続拾球回収装置部を主体
に実施例の説明を下記にする。

第１−１図に示す実施例の前部に装備した円筒形の連続
拾球回収装置の構造は、第２図に示す如き金属円盤２の
外輪部分にボール強制分離用突出部４を数ケ所設けたゴ
ム円盤３を貼付し、中央に悌形円錐状スペーサー５を挟
み、中心にシャフト孔をを設けた円盤状を２組対面にし
たるものを１ユニットとして、このユニットを第３−２
図の様に一列に数段積層配列し、ゴム円盤３に設けたボ
ール強制分離用突出部４の間にピックアップ空間ａを構
成させる。このピックアップ空間ａは円盤の外輪面に沿
って数ケ所設け、間隔はゴルフポール２０の直径より若
干狭く、ゴルフボール２０を挿入した時ゴム円９Ｘ３の
弾力でユニット内にボールを軽く保持し、円盤の回転に
伴いそのま１の状態で上昇、且つ、容易に離脱が可能な
程度の圧迫作用を持たせる程度の空間とし、中心にシャ
フト２１を通し、締めつけナツト２３で固定し、ベルト
車２２に依って回転を行うことが出来るものである。

この円筒形連続拾球回収装置の回転に依って捕球され上
昇したゴルフボール２０は第４図のに示す如く、上部に
設けた分離金具８の先端部ｄの上に乗り、その状態から
さらに円盤の回転が進むとボールをボール分離用突出部
４が押し上げ、従ってボールはこの押圧の作用で分離金
具８に沿って上昇し離脱していく。−旦離脱したボール
は円盤捕球装置から弾き出され隔離金具９の先端部ｅの
上から収納部Ｐ内に自然落下し、シャーシ上に収納され
る。またさらに、これら一連の動作は連続的に行われる
。

この円筒形の連続拾球回収装置を内蔵した本体は下部に
車両装置の前輪１５に自動操縦装置１６と、後輪１７に
駆動モーター１８を取りつけ、これらの制御を電気系統
１３、電源１４にて行い、電気系統の指令及び制御は、
内蔵のセンサーと外部より送られる遠隔操縦電波に依っ
て行う様に成っている。

斯様に構成された本発明の装置は下記の働きを行う。

本装置の電源を入れ、電気系統を作動させ、円筒形の連
続拾球回収装置を駆動モーター６で矢印方向に回転させ
ながら車両装置でグラウンド上を自在に移動させると１
、第１−１〜　第１−２　図に示す様なグラウンドＥ上
に散在するゴルフボール２０の上部に到着する。ボール
取り込み部Ａがら円筒形の連続拾球回収装置の下部に達
したゴルフボール２０はピンクアンプ空間ａの下部とグ
ラウンド間で圧迫されてピックアップ空りＲ１ａ内に十
分挿入され捕球状態となる。−旦捕球されたボールはゴ
ムの弾力で保持され、回転と共に上昇する。この過程に
於て次のピックアップ空間ａには続いてグラウンド上に
点在されているゴルフボールを拾球する連続機能を持っ
ている。上昇したボールは分離金属８の下部に達し、ボ
ール強制分離用突出部４がボールを押し出し隔離金具９
のボール弾き出し部ｅから離脱する。

一旦、円筒形の連続拾球回収装置より弾き出されたボー
ルは隔離金具９のボール弾き出し部ｅの上部から捕球ボ
ール収納部Ｐに自然落下し車体内部の筐体１０の上に確
保されて行く。

この様に構成され、動作を行うことの出来る連続拾球回
収装置のある車両をグラウンド内に走行させる事に依っ
て、グラウンドＥ上に散在するボールは上記の作用を連
続して間断なく捕獲拾球出来、また多段層、自動連続拾
球であるのでボール捕獲能力が非常に高い回収装置であ
る。

尚、本発明のボール拾球保持を行い、さらに強制分離の
際にボールを押し上げる作用を持たせているゴム円Ｍ３
と強制分離突出部４の形状は、第５図に示す様に、ゴム
円盤表面全周に多数の半円形イボ状突起部２４または第
６図に示す様な表面全周斜め方向に多数の溝坑２５を設
け、本文に説明したボールの拾球、保持及び強制分離作
用を行わせる構造も可能である。

［発明の効果コ 本発明は上記の如く構成し、実施されるが、それぞれの
作動は全て完全自動で行う様に構成されている。即ち、
本発明の装置は遠隔操作で行い、グラウンド内のゴルフ
ボールの発見はセンサーを使用し、走行の操縦はオート
で一走査毎に走行位置をずらしていく様にする。また、
集球数が一定の数量に達したらセンサーの働きでそれ以
上の作業はせず、電波の作用で自動的に定位置に帰還す
る様にする。さらに遠隔操作で強制的に作動させること
も可能であって、特にボールの多く点在している場所に
移動させ、特定のコースを走置させて集球させる事も出
来る。

周知の如く、現在のエレクトロニクス分野の技術水準は
非常に高く、前記の様な高度な操作を行わせる事が可能
となっている。本発明の車両装置及び電波とセンサーに
依る指令と制御は既に技術的に確立されている。然し乍
らゴルフ練習場に於る集球作業を効果的に行える装置は
開発されていない。本発明はグラウンド上に無数に散在
しているゴルフボールを能率良く効果的に拾球し回収作
業を自動的に行える円筒形の連続拾球回収装置の開発を
要旨とし、これの補助手段として上記の車両装置にエレ
クトロニクスのコントロールシステムを採用したのであ
る。従って、この装置を使用したゴルフ練習場では多数
のゴルフボール回収の完全な自動化が可能となり、グラ
ウンド内に集球作業員を入れる必要がないので人件費の
節約と、客に対する環境の改善が行える効果をもたらす
。

【図面の簡単な説明】

第１−１図は実施例説明用総合側面図 第１−２図は同上平面図 第２−１図は本発明の要旨の捕球円盤の説明用平面図 第２−２図は同上側面図 第３−１図は本発明の実施例円筒形の連続捕球集球装置
の概略側面図 第３−２図は同上正面図 第４−１図は同上作用説明用概略側面図第４−２図は同
上正面図 第５図は本発明の主要構成部分であるゴム円盤３の強制
分離突出部４を円形突起部２Ｂとした構造の概略平面図
と側面図 第６図は同上強制分離突出部４を溝２４付きゴム円盤３
とした構造の概略平面図と側面図 特許出願人　　　中　１１　　　毅 番号と省訝示　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　言σ苧と鄭σ用す、溝坑 第６図 手続補正書 平成　３年　３月　１日 １、事件の表示　　平成　２年　特許願　第２９０５２
４号２、事件の名称　　ゴルフ練習場のボール自動連続
拾球回収装置３、補正をする者 事件との関係　　特許出馳入 住所　　　　　　神戸市兵庫区湊用町４丁目９−１０４
、補正命令の日付　　平成　３年　２月１２日５、補正
の対象　図面番号第２−１図、第２−２図の欠落補正６
、補正の内容　第２−１図、２−２図を挿入した新規の
訂正図面−式％式％

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、第２図に示す如く、金属等の硬質、対摩耗性に優れ
   た材質で出来た金属円盤（２）の外輪部に沿って多数の
   ボール強制分離突出部（４）を設けたある幅のボール保
   持ゴム円盤（３）を貼付し、センターにシャフト孔をを
   設けたスペーサー（５）を挿入したる円盤状部品を２組
   対面接合したるもの１対を１ユニットとなし、第３図及
   び第４図に示す如く、このユニットを数段積層し、シャ
   フト（２１）で固定し、それぞれの円盤間に、ゴルフボ
   ールの直径より若干狭く、且つ、容易に挿入が可能な間
   隔と、ゴムの弾性作用でボールの保持が十分出来る様に
   したピックアップ空間（ａ）を多数構成せしめ、上部に
   第４−２図に示す様な分離金属（８）隔離金具（９）を
   取り付けた構造の円筒形の連続拾球回収装置。 ２、請求項１の円筒形の連続拾球回収装置に使用するゴ
   ム円盤（３）の強制分離突出部（４）を第５図に示す多
   数の半円形イボ状突起部（２４）とし、表面全周に設け
   たゴム円盤（３）とする構造の円筒形の連続拾球回収装
   置 ３、請求項１の円筒形の連続拾球回収装置に使用するゴ
   ム円盤の強制分離突出部（４）を第６図に示す様に、ゴ
   ム円盤表面上斜めに沿って多数の溝坑部（２５）を表面
   全周に設けたゴム円盤（３）とする構造の円筒形の連続
   拾球回収装置