JPH04164453A - X線による撮影及び識別可能な包装体 - Google Patents

X線による撮影及び識別可能な包装体

Info

Publication number
JPH04164453A
JPH04164453A JP2288475A JP28847590A JPH04164453A JP H04164453 A JPH04164453 A JP H04164453A JP 2288475 A JP2288475 A JP 2288475A JP 28847590 A JP28847590 A JP 28847590A JP H04164453 A JPH04164453 A JP H04164453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging material
package
photographed
identified
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2288475A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Otake
誠 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO OOTAKE SHOJI KK
Original Assignee
TOKYO OOTAKE SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO OOTAKE SHOJI KK filed Critical TOKYO OOTAKE SHOJI KK
Priority to JP2288475A priority Critical patent/JPH04164453A/ja
Publication of JPH04164453A publication Critical patent/JPH04164453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、各種の投口物、例えば錠剤やカプセル剤など
の形態をした各種の薬剤や飲食物などを包材の収納部に
収納してなる包装体に関する。更に詳しくは、本発明は
、包材の一部にX線不透過性物質を固定保持させること
により、間違って包材ごとを飲み込んでしまった場合に
おいても早期に検出し、除去のための適切な対応がとれ
るようにしたX線による撮影及び識別可能な包装体に関
するものである。
(従来の技術) 最近、薬剤などの投口物(以下、収納物という。
)は取扱いが便利なように包材の収納部に収納された形
態で流通されている。典型的には、合成樹脂シートをエ
ンボス加工して収納室を設け、これに薬剤等の収納物を
収納するとともに裏打ち材としてアルミニウム箔を用い
て密閉するものがよく知られている。このようにして収
納物が包材により包装されたもの(以下、包装体という
。)において、収納物を使用する際には裏打ち材である
アルミニウム箔を押圧して破り、収納物を取り出してい
る。当業界において、この種の包材はPTP(Pres
z TbroBh P麿ckxHiB) として周知の
ものである。従って、前記したエンボス加工が付される
合成樹脂シートは、アルミニウム箔より耐押圧性とする
ためにアルミニウム箔よりかなり厚手のものが使用され
る。例えば数jlのアルミニウム箔(5〜10μ謹)に
対し、合成樹脂シートは400〜500n (0,4〜
0.5m)の厚さのものが使用されている。
一方、この種の包装体は、例えば収納物が薬剤である場
合には12錠〜48錠の錠剤がそれぞれ1つずつ薬剤収
納室に収納されてシート化されている。
即ち、個々の薬剤の包装体が上下、左右方向にミシン目
などを介して相互に連接されてシート化さ ″れている
。この場合、各薬剤の包装体を最密状態に連接するため
に、各薬剤の包装体の基部のシート形状は正方形、長方
形などのものとなり、角部は角ばったものとなる。なお
、包装体の角部が角ばったものは、収納物が薬剤である
場合に限られない。
前記したように、この種の包装体は厚手の合成樹脂シー
トからなり、かつ個々の包装体の角部が角ぼっているた
め、万が−これを飲み込んでしまった場合、体内臓器に
突き刺さり、大変危険なものとなる。この点、収納物が
薬剤である包装体についてみると、我が国の高齢化社会
への移行を反映して老人が間違って薬剤の包装体を飲み
込んでしまうケース、特に老人性痴はう症の人が間違っ
て薬剤の包装体を飲み込むケースが確実に増加している
。この種の角部が角ばった薬剤の包装体を飲み込んでし
まった場合、早期にその所在を検出し、体外へ取出すよ
うに対応しなければ、最悪の場合は死に至らしめる結果
となる。なお、薬剤の包装体において、その基部の角部
が角ばったものは前記したように危険度が高いものであ
るが、角部が所望の曲率をもった丸味をもったものであ
っても早期に検出し、体外へ取出さないければならない
ことはいうまでもないことである。
前記した薬剤の包装体は、取扱いが便利である等のこと
もあり、極めて多種多量の薬剤が同様の包装体の形態で
使用されているが、間違って飲み込んでしまった場合の
効果的な対応手段を欠いたままで流通しているのが現状
である。
前記した状況は収納物が薬剤に限らず、他のものであっ
ても同様である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明肴翫は、前記した従来技術の包装体におエンボス
加工して収納室を設けた表面側包材と、アルミニウム箔
からなる裏面側包材とから構成される、いわゆるFTP
包材において、裏面側包材にX線不透過性物質を含有す
る被覆層を設けることによって前記した欠点を解消する
ことを提案した。しかし、万が−飲み込まれた包装体を
迅速かつ確実に検出するという観点からみると、まだ満
足のいくものではない。
本発明は、包装体が間違って飲み込まれた場合でも迅速
、適確にその所在を検出でき、早期に体外へ除去できる
ことを可能にした包装体を提供することを目的とするも
のである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば、本発明は、X線による撮影及び識
別可能な包装体において、該包装体の包材が、 (i)  所望形状の基部、該基部の略中央部位に突設
された収納物を収納するための収納部、及び該基部の収
納部以外の部位に突設されたX線不透過性物質を保持す
るためのX線不透過性物質保持部を有する表面側包材、 (i)  前記基部の裏面に、固着される裏面側包材、
から構成され、かつ前記収納部に収納物が収納されてい
るとともに前記X線不透過性物質保持部にX線不透過性
物質が保持されて成ることを特徴とするX線による撮影
及び識別可能な包装体に関するものである。
また、本発明は、前記裏面側包材を裏面側基材層とX線
不透過性物質を含有する被覆材により形成された裏面層
を有する積層構造のものにすることにより、X線による
識別性を更に向上させたことを特徴とするX線による撮
影及び識別可能な包装体にも関するものである。
以下、本発明の構成ならびに実施の態様を図面に基づい
て詳しく説明する。なお、本発明は図示のものに限定さ
れないことはいうまでもないことである。
第1図は、本発明の包装体(^)(収納物を収納したあ
との全体形状は第3図に示される。)を構成する表面側
包材(1)の斜視図である。
表面側包材(1)は、所望形状(第1図においては長方
形)の基部(11)、該基部(11)の中央部位に突設
された各種の収納物を収納するための収納部(12)、
及び該基部の収納部(12)以外の部位に突設されたX
線不透過性物質を保持するためのX線不透過性物質保持
部(13)とから構成されるものである。
表面側包材(1)は、例えば前記収納部(12)に収納
される収納物を透視しつる合成樹脂製のものが好ましく
、例えばアクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリスチレン、PET、PBTなど
の合成樹脂シート製のものであり、前記収納部(12)
及びX線不透過性物質保持部(13)はこれらの合成樹
脂シートをエンボス(凹凸)加工することにより所望形
状のものを容易に製作することができる。なお、本発明
において表面側包材(1)を構成する材料が前記した合
成樹脂に限定されないことはいうまでもないことである
本発明において、前記表面側包材(1)を構成する材料
の厚み、例えば合成樹脂シートの厚みは、後述する裏面
側包材(2)の厚みとの相対関係で決まるが、40G〜
500*i (0,4〜0,5閣)の厚みで十分である
本発明において、収納部(12)の大きさは収納対象物
の大きさに依存するが、所望の大きさの凹部をエンボス
加工等において形成すればよい。同様にX線不透過性物
質保持部(13)も前記収納部(12)のエンボス加工
時に同時に形成すればよい。
本発明の最大の特徴点は、包装体(A)が万が−飲み込
まれた場合に、該包装体(A)をX線により確実に撮影
及び識別を可能とする手段を構しているということであ
る。
前記したX線による撮影及び識別性を確保する手段は、
主たる手段と補助手段に分けられ、このうち主たる手段
は、前記したX線不透過性物質保持部(13)内に固定
保持されるX線不透過性物質(131)である。なお、
補助手段は後述する裏面側包材のX線不透過性物質を含
有する被覆材により形成された被覆層がその機能をはた
t本発明において、前記した主たる手段を必須的に採用
しなければならないことはいうまでもないことである。
本発明において、前記したX線による撮影及び識別を可
能とする主たる手段を採用する理由は次の点にある。
即ち、前記した補助手段にのみに依存する場合、収納物
を取り出す際の裏面側包材の破断強度との関係から裏面
側包材のサイドに形成する不透過性物質を含有する被覆
層(裏面層)の厚みを十分に厚くすることができず、従
って満足のいくX線による識別性を確保することができ
ない。ちなみに、該X線不透過性物質を含有する被覆材
により形成した被覆層は、せいぜい数ミクロン−数十ミ
クロンである。従って、X線による識別性を確実に確保
するには別の手段が必要であり、これが本発明の前記し
た主たる手段である。これにより十分な量のX線不透過
性物質を包材に適用することができ、確実にX線により
撮影及び識別することが可能となる。
本発明において、該X線不透過性物質(131)を固定
保持するためのX線不透過性物質保持部(13)は、基
部(11)の幅方向(縦あるいは横方向)の全部あるい
は一部の長さにわたって形成することができることはい
うまでもないことである。従って、X線不透過性物質(
131)の形状も該保持部(13)の給方法を採用すれ
ばよく、例えばX線不透過性物質(131)が円板状細
片、線材あるいはバインダー2■以下の金属製の円板が
用いられる。そして該X線不透過性物質(131)は、
例えば収納物としての錠剤あるいはカプセル剤を連続的
に収納部(12)に収納する際に、同時にあるいは並行
して該保持部(13)内に収納される。前記した例示の
場合、収納作業を効率的に行なうために例えば電磁石に
より該X線不透過性物質(131)を吸引し、磁力を切
ることにより該X線不透過性物質(131)を保持部(
13)に収納させるような方式を採用するならば、該X
線不透過性物質(131)は鉄製のものが好ましい。鉄
製のものであってもX線不透過性物質(131)は表面
側包材(1)と後述する裏面側包材(2)とによって完
全にシールさせるため錆等の問題を心配することはない
。また、X線不透過性物質(131)がバインダーとの
練り物である場合、収納物としての錠剤あるいはカプセ
ル剤を連続的に収納部(12)に収納する際に、該練り
物を連続的あるいは間欠的に押出してX線不透過性物質
保持部(13)に充填すればよい。この場合、X線不透
過性物質(131)として後述する裏面側包材に適用さ
れる化合物の粉体などを使用すればよい。
第2図は、本発明の包材を構成する裏面側包材(2)の
斜視図である。該裏面側包材(2)は、第1図に示され
た表面側包材(1)の収納部(12)に収納物(3)な
らびにX線不透過性物質保持部(13)にX線不透過性
物質(+3+)を収納した後(収納状態は第3図に示さ
れる。)、表面側包材(1)の基部(11)の裏面に、
接着剤を介して、あるいは熱融着(ヒートシール)など
により接合されるものである。
本発明において、前記裏面側包材(2)は前記したよう
に表面側包材(1)の基部(11)の裏面側に当接され
て固着され、表面側包材(1) と共同して収納物(3
)とX線不透過性物質(131)をシールするものであ
る。このようにして包装体(A)には第3図に示される
ように、収納物はもとより確実にX線不透過性物質(1
31)が固定されて保持されるため、包装体(^)のX
線による撮影及び識別が可能となる。
しかしながら、前記したX線による撮影及び識別をより
確実なものとするために、裏面側包材(2)を例えばア
ルミニウム箔のみで構成せず、裏面側包材(2)におい
てもX線による撮影及び識別を補助するための手段を構
じることができる。
以下、裏面側包材(2)の方に補助的にX線による撮影
及び識別を向上させるための手段の一例について、第2
図の(a)部分を拡大した第4図及び第5図により詳し
く説明する。
第4図は、本発明の補助的にX線による撮影及び識別を
向上させるための手段を有する裏面側包材(2)の−態
様を示すもので、裏面側包材(2)は表面側包材(1)
の基部(11)の裏面に当接する側からみて、裏面側基
材層(21)、X線不透過性物質を含有する被覆材によ
り形成された裏面層(22)、という順序で層構成され
る。本発明においてX線不透過性の物質しては、その不
透過性の強弱よりも安全なものであればいずれも使用す
ることができる。X線不透過性物質の代表的なものは硫
酸バリウム、塩化バリウムなどのバリウム化合物である
X線検出用の物質としては、原子番号47以上の単体あ
るいはその化合物、例えばSn、  Ba。
W、Pb、Biなど、より具体的には前記した硫酸バリ
ウムのほかに、炭化タングステン、タングステン酸カル
シウム、鉛白、酸化スズ、酸化ビスマスなどが広く知ら
れており、本発明においてこれらの物質が使用されるこ
とはいうまでもないことである。また、原子番号とX線
の検出感度との関係が原子番号の4乗に比例することも
広く知られていることからX線の検出感度を高めるため
に前記したバリウム化合物にかえて、より原子番号の多
い物質、例えば酸化ビスマスなどを使用することが有効
であることはいうまでもないことである。
前記したX線不透過性物質を含有する裏面層(22)を
裏面側基材層(21)上に形成するには、例えばアクリ
ル樹脂または塩化ビニル樹脂などの合成樹脂の溶液に例
えば微粒子の硫酸バリウムを分散させ、所望ならば安定
剤や顔料などの他の充填剤を分散させたものを裏面側基
材層(21)上に塗布、乾燥させることにより形成する
ことができる。また、硫酸バリウムの微粒子を含有する
薄手の合成樹脂シートを貼合わせてもよく、前記した被
覆材による裏面層の形成法に、この態様を含むものであ
る。
前記裏面側基材層(21)は、典型的には耐候性、耐紫
外線などの観点から厚さ数1、例えば5〜10illの
アルミニウム箔が用いられるが、その他に前記した表面
側包材(1)と同様の合成樹脂シートのうち、薄手のも
のを使用することができる。薄手の合成樹脂シートも押
圧操作により破れて、収納物(3)を容易に取り出すこ
とができる。
本発明において、アルミニウム箔からなる裏面側基材層
(21)上に、X線不透過性物質である銀白色の硫酸バ
リウムの微粒子を分散させた塗布液を塗布するに際して
、印刷技術を応用して抜き文字を形成させることが“で
きる。従来技術においても、アルミニウム箔の裏面に収
納物の品名などの文字が印刷加工されているが、本発明
においては、アルミニウム箔と硫酸バリウムの色相関係
から極めて立体性に富みかつ明確な抜き文字を印刷加工
することができる。
また、本発明の前記第4図に示される裏面側包材(2)
において、X線不透過性物質を含有する被覆材により形
成された裏面層(22)の上面に、更に他の合成樹脂な
どの保護層を設けることができる。
これにより前記裏面層(22)中からのX線不透過性物
質の離脱が完全に防止される。
第5図は、本発明の裏面側包材(2)の他の態様を示す
ものである。前記第4図のものにおいては、収納部(1
2)に収納される収納物(3)の側からみたとき、X線
不透過性物質を含有する被覆材により形成された裏面層
(22)を直接みることができない。
X線で撮影や識別を行なおうとするとき、第4図の態様
のものでも不都合はないが、より確実にX線により撮影
や識別を行なえるようにしたのが第5図のものである。
第5図において裏面側包材(2)は、表面側包材(1)
の基部(11)の裏面に当接する側からみて、X線不透
過性物質を含有する被覆材により形成された表面層(2
3)、裏面側基材(21)、X線不透過性物質を含有す
る被覆材により形成された裏面層(22)という順序で
層構成される。前記したX線不透過性物質を含有する被
覆材により形成された表面層(23)は例えば硫酸バリ
ウムの微粒子を含有する接着剤層であってもよいし、第
4図と同様に硫酸バリウムを分散した合成樹脂溶液を塗
布して形成した塗膜であってもよいし、更に薄手の硫酸
バリウムの微粒子を含有する合成樹脂シートを貼合わせ
てもよい。
なお、前記第5図に示される裏面側包材(2)において
、収納部(12)に収納される薬剤などの収納物(3)
とX線不透過性物質を含有する被覆材により形成された
表面層(23)とが直接接触するが、これを回避するた
めに該表面層(23)上に更に他の合成樹脂などの保護
層を設けてもよい。X線不透過性物質として硫酸バリウ
ムの微粒子を用いた場合、これが薬剤などと接触して体
内に入っても無害であるが、前記した変形例では薬剤と
硫酸バリウムとの反応や薬剤への硫酸バリウムの付着が
完全に防止される。
本発明において、第4図及び第5図の実施態様は一例と
解すべきで、その他、種々の変形例が考えられる。
例えば、第5図のものを参照にして変形例を考えれば、 中 X線不透過性物質を含有する被覆材により形成され
た裏面層(22)を省略したもの。
(i)  X線不透過性物質を含有する被覆材により形
成された裏面層(22)を省略するとともに、X線不透
過性物質を含有する被覆材により表面層(23)を形成
するに際して、該表面層(23)を表面側包材(1)の
基部(11)の裏面と当接する部分の一部に形成したも
の。この場合、収納部(12)に収納された薬剤などの
収納物(3)と表面層(21)中のX線不透過性物質は
接触することがなくなるとともに、収納物(3)を使用
しようとするときに裏面側基材層(21)を容易に破断
することができる。
前記のようにして構成される本発明の包装体(A)は、
使用に際して押圧操作により裏面側包材(2)を破り、
収納物(3)が取り出される。また、間違って飲み込ん
でしまった場合でも、表面側包材(1)がX線不透過性
物質(131)を、更に裏面側包材(2)がX線不透過
性物質を含有する被覆材により形成された裏面層(22
) (第4図)やX線不透過性物質を含有する被覆材に
より形成された裏面層と表面層(22,23)  (第
5図)を有するため、体外からX線で識別検査をしたり
X線で写真撮影することにより、その所在を迅速、適確
に検出することができ、最適な除去法を適用することが
できる。
本発明の包装体(A)は分離しやすいようにミシン目を
介して上下左右方向に相互に連接されてもよいことはい
うまでもないことである。また、本発明の包装体(A)
において、その基部の角部が角ばったものだけでなく、
所望の曲率をもった丸味をもったものであってもよいこ
とはいうまでもないことである。
〔発明の効果〕
本発明の包装体は、包材の一部にX線の不透過性物質を
固定保持しているため、包装体を間違って飲み込んでし
まった場合でもX線による識別検査や写真撮影により包
装体を体外除去するための迅速、適確な対応をとること
ができる。本発明は、近時、老人性痴はう症の老人など
が包装体を間違って飲み込むケースが増大している現状
に鑑み、極めて効果的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の包装体を構成する表面倒包材の斜視
図、第2図は本発明の包装体を構成する裏面側包材の斜
視図である。 第3図は本発明の包装体の斜視図である。 第4図は第2図の(1)の部分の拡大図で、本発明の裏
面側包材の層構成の一態様を示し、第5図は別の態様の
裏面側包材の層構成を示す。 A・・・・・・・・・包装体 1・・・・・・・・・表面側包材 11・・・・・・・・・基部 12・・・・・・・・・収納部 13・・・・・・・・・X線不透過性物質保持部131
・・・・・・X線不透過性物質 2・・・・・・・・・裏面側包材 21・・・・・・・・・裏面側基材層 22・・・・・・・・・X線不透過性物質を含有する裏
面層 23・・・・・・・・・X線不透過性物質を含有する表
面層 3・・・・・・・・・収納物 第  1  図 イz+、i

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、X線による撮影及び識別可能な包装体において、該
    包装体の包材が、 (i)所望形状の基部、該基部の略中央部位に突設され
    た収納物を収納するための収納部、及び該基部の収納部
    以外の部位に突設されたX線不透過性物質を保持するた
    めのX線不透過性物質保持部を有する表面側包材、 (i)前記基部の裏面に、固着される裏面側包材、 から構成され、かつ前記収納部に収納物が収納されてい
    るとともに前記X線不透過性物質保持部にX線不透過性
    物質が保持されて成ることを特徴とするX線による撮影
    及び識別可能な包装体。 2、X線不透過性物質が、X線不透過性の金属細片であ
    る請求項第1項に記載のX線による撮影及び識別可能な
    包装体。 3、金属細片が、鉄製細片である請求項第2項に記載の
    X線による撮影及び識別可能な包装体。 4、X線不透過性物質が、X線不透過性物質の粉体をバ
    インダーで固めたものである請求項第1項に記載のX線
    による撮影及び識別可能な包装体。 5、基部の裏面に固着される裏面側包材が、裏面側基材
    層とX線不透過性物質を含有する被覆材により形成され
    た裏面層の積層構造を有するものである請求項第1項に
    記載のX線による撮影及び識別可能な包装体。 6、X線不透過性物質を含有する被覆材により形成され
    た裏面層が、X線不透過性物質としてバリウム、タング
    ステン、鉛、錫、ビスマスの化合物から選ばれた少なく
    とも1種を含有するものである請求項第1項に記載のX
    線による撮影及び識別可能な包装体。 7、表面側包材の基部が、正方形状または長方形状のも
    のである請求項第1項に記載のX線による撮影及び識別
    可能な包装体。 8、表面側包材の厚さを裏面側包材の厚さより大きくし
    たものである請求項第1項に記載のX線による撮影及び
    識別可能な包装体。 9、表面側包材と裏面側包材を同種または異種の合成樹
    脂で構成したものである請求項第1項に記載のX線によ
    る撮影及び識別可能な包装体。 10、表面側包材を合成樹脂で構成するとともに、裏面
    側包材の裏面側基材層を金属薄膜で構成したものである
    請求項第1項に記載のX線による撮影及び識別可能な包
    装体。 11、金属薄膜がアルミニウム箔である請求項第10項
    に記載のX線による撮影及び識別可能な包装体。 12、表面側包材の基部の裏面に、裏面側包材が接着剤
    または熱融着により接合されたものである請求項第1項
    に記載のX線による撮影及び識別可能な包装体。 13、収納物が薬剤の錠剤またはカプセル剤である請求
    項第1項に記載のX線による撮影及び識別可能な包装体
    。 14、請求項第1項に記載された包装体が上下左右の方
    向に連接されたものであるX線による撮影及び識別可能
    な包装体。
JP2288475A 1990-10-29 1990-10-29 X線による撮影及び識別可能な包装体 Pending JPH04164453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288475A JPH04164453A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 X線による撮影及び識別可能な包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2288475A JPH04164453A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 X線による撮影及び識別可能な包装体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04164453A true JPH04164453A (ja) 1992-06-10

Family

ID=17730691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2288475A Pending JPH04164453A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 X線による撮影及び識別可能な包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04164453A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW385293B (en) Primary packaging unit for film-like or wafer-like administration forms
CA2192458C (en) Convertible child-resistant blister package
US4158411A (en) Dispensing package
US20200035130A1 (en) Label Measurement System for a Container
JP4446745B2 (ja) 薬剤治療ブリスターカード
JP4958902B2 (ja) フィルム容器
TW308577B (ja)
US4838425A (en) Tamper indicator for a blister package
CA2377758C (en) Blister box pack for sensitive packaged goods with highly volatile and/or moisture sensitive components
US6981592B2 (en) Product packaging material for individual temporary storage of pharmaceutical products
CN101437737A (zh) 改进的具有单一膜剂的可剥离袋及其制造方法
US20050167311A1 (en) Dispenser package arrangement and methods
US4876843A (en) Tamper indicator for a blister package and method of assembly
JPH04164453A (ja) X線による撮影及び識別可能な包装体
JP2583616Y2 (ja) Ptp包装体
JP2001046468A (ja) カバーケース付きブリスター包装体
JPH01502511A (ja) 調合薬を投与するための装置
JPH03275463A (ja) X線による撮影及び識別可能な包装材
JP4310005B2 (ja) カバーケース付きブリスター包装体
JPH03275464A (ja) X線による撮影及び識別可能な包装材
JP2003237836A (ja) プレススルーパック包装体ケース
JPH0314468A (ja) X線による撮影及び識別可能な包装材
JPH039753A (ja) X線による撮影及び識別可能な包装材
JPH0373150A (ja) X線による撮影及び識別可能な包装体
JPH0314469A (ja) X線による撮影及び識別可能な包装材