JPH04163729A - 2軸駆動アクチュエータ - Google Patents

2軸駆動アクチュエータ

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JPH04163729A
JPH04163729A JP29135990A JP29135990A JPH04163729A JP H04163729 A JPH04163729 A JP H04163729A JP 29135990 A JP29135990 A JP 29135990A JP 29135990 A JP29135990 A JP 29135990A JP H04163729 A JPH04163729 A JP H04163729A
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JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
permanent magnet
case
holder
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP29135990A
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English (en)
Inventor
Takashi Obara
隆 小原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、光デイスク装置や情報読取装置の光ヘッド
等に用いられる2軸跣動アクチユエータに関するもので
ある。
[従来の技術] 光デイスク装置においては、ディスク上に対物レンズに
より集光されたレーザ光のスポット径は1μm程度であ
り高密度記録が可能であるが、そのため各情報トラック
の幅がきわめて狭くなっている。この高密度記録を実現
するために、レーザ光はディスク上に正確に焦点を結び
、且つ一本のトラックを逸脱することなく追従していく
必要がある。
このレーザ光を常に微小なスポットに集光させる焦点制
御及びこのスポットをトラックに追従させるトラッキン
グ制御の手段として、従来より、対物レンズを光軸に平
行な方向と光軸に垂直な方向の2軸に駆動して合焦(フ
ォーカシング)及びトラッキングの制御を行なう技術が
用いられていることは公知である。
この2軸方向に駆動する対物レンズアクチュエータの一
例として特開平2−128328号公報においては、第
2図に示すように、対物レンズ30を設けた対物レンズ
保持体31を光軸と平行なフォーカス方向、および光軸
に垂直なトラッキング方向の2軸に移動可能に支持する
4本の支持部材3・2a、32b、32e、32dを、
板面の法線方向がフォーカス方向と垂直な方向の板ばね
とトラッキング方向と垂直な方向の板ばねとを組み合わ
せた構造の曲げ板ばねで構成することにより、支持部材
32a等と平行で可動部中心を通る軸を回転軸とする回
転方向(ローリング方向)の振動を防止しようとする装
置が開示されている。
また、上述した対物レンズ保持体の支持部材として第3
図に示すように、剛性の高いワイヤー35を用いて、そ
の一端を固定し、その中間点35aを自由端として他端
に可動部36を取り付けたものも考案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の対物レンズの2軸駆動アクチ
ユエータにおいては、第4図に示すように、板ばね等の
支持部材37を円弧状に変形させるため、能動距離が大
きくなると、たわみの無い時の可動部端点と変形した時
の端点の差Δ1が大きくなり可動部36の直進性が損な
われるという問題点があった。
また、能動距離の大きな可動部の周波数特性あるいは直
進特性を測定する場合、可動部にレーザ光を照射してそ
の反射光を用いて測定するが、上述したように支持部材
37の可動部端点の差Δ1が大きいと反射光が異常方向
に戻り、測定不能となるという問題点があった。
さらに、支持部材の制御精度向上のために必要な可動部
36のダンパとして、板はね等にゴム材等を塗布した場
合、可動部36の直進性にヒステリシスや経時変化が生
じて正確な制御が損なわれるという問題点もあった。
そこで、この発明は上述した従来の問題点を解消し、対
物レンズ保持体の支持部材の可動部の能動距離が大きく
、しかも直進性が良好で、経時変化等を起こさない2軸
酩動アクチユエータを提供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] この発明の要旨とするところは、情報記録媒体上に光ス
ポットを集光させる対物レンズを設けた対物レンズ保持
体を所定の2軸方向に駆動する2軸駆動アクチユエータ
において、前記対物レンズのフォーカシング方向若しく
はトラッキング方向に駆動される前記対物レンズ保持体
を内包し、該対物レンズ保持体と直交する方向に駆動さ
れる保持体ケースと、該保持体ケースを内包するアクチ
ュエータケースとから構成される2軸跣動アクチュエー
タであって、中空円筒形でその半径方向の内面側と外面
側とで極性が異なり、その中心軸方向が前記対物レンズ
保持体及び保持体ケースのそれぞれの駆動方向と一致す
るように、それらの少なくとも所定の2箇所に固定され
た第1永久磁石と、中空円筒形で、第1永久磁石を磁気
ガイドとなる微小なエアギャップにて内包し、その半径
方向の内面側の極性が第1永久磁石の外面の極性に対し
て斥力を生じる極性に磁化されていて、第1永久磁石に
対向する前記保持体ケース及びアクチュエータケースに
固定された第2永久磁石と、該第2永久磁石をこれに近
接した形で内包し、前記対物レンズ保持体及び保持体ケ
ースに固定された駆動コイルと、中空円筒形で、前記駆
動コイルをこれに近接した形で内包し、前記保持体ケー
ス及びアクチュエータケースに固定された第3永久磁石
と、前記対物レンズ保持体及び前記保持体ケースに固定
された第1永久磁石の内、各々一つの端部に取り付けた
ミラー、及びこれに対向する前記各ケースの対向部分に
設けた測定穴から成り、駆動特性を測定するための周波
数特性測定手段とを具備したことにある。
[作  用コ したがって、各駆動コイルに電流を通電することにより
、第2永久磁石及び第3永久磁石の間にあって該駆動コ
イルに駆動力が生じ、対物レンズ保持体及び保持体ケー
スがそれぞれ所定の駆動方向(対物レンズのフォーカシ
ング方向若しくはトラッキング方−向)に駆動される。
この時、第1永久磁石と第2永久磁石間のエアギャップ
には斥力が作用していて磁気ガイドが形成されているの
で、対物レンズ保持体及び保持体ケースは摩擦力が加え
られることなくスムーズにしかも直線状に移動する。
また、周波数特性測定手段については、外部からレーザ
光線を測定穴を介してミラーに照射し、その反射光を測
定することにより、駆動部分の動作特性が精度良く測定
される。
[実施例コ 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。第
1図(a)において、光学素子コーナキューブ(対物レ
ンズ)15を固定したボビン(対物レンズ保持体)22
のynm動方向(以後、Y方向と言う)の両側面に周波
数特性測定用のミラー13及び平板24をそれぞれの端
部に取り付けた中空円筒形の永久磁石(第1永久磁石)
1a。
1b及び永久磁石1a、lbを内包するコイル3a、3
bがそれぞれ固定されてY方向可動部が構成されている
永久磁石1a、lbはその円筒形の半径方向の内側面が
S極、外側面がN極に磁化されている。
そして、ボビン22を内包する保持体ケースを構成する
内フレーム6a、6bがY方向に、該内フレーム6a、
6bを挾持する継鉄5a、5bがX軸駆動方向(以後、
X方向と言う)にそれぞれ設けられている。この継鉄5
a、5bには中空円筒形の永久磁石(第2永久磁石)2
a、2b及びこれを内包する永久磁石(第3永久磁石)
4a、4bがコイル3a、3bをそれぞれ挾んだ配置で
固定されており、これらは円筒形の半径方向に内側面が
N極、外側面がS極に磁化されている。
永久磁石2a、2bは永久磁石1a、lbの外側面との
エアギャップ(隙間)18.19が10〜50μm程度
となるように配置されている。
継鉄5aのミラー13に対向する部分にはカバーガラス
17を取り付けた測定穴5a1が設けられている。また
、内フレーム6a、6bの両弁側面にはミラー14を固
定した永久磁石(第1永久磁石)9a、平板23を固定
した永久磁石(第1永久磁石)9b及びコイル8a、8
bがそれぞれ取り付けられ、永久磁石9a、9bおよび
コイル8a、8bによりX方向可動部が構成されている
前記保持体ケースを内包するアクチュエータケース7に
は中空円筒形の永久磁石(第2永久磁石)10a、10
b及びこれを内包する永久磁石(第3永久磁石)lla
、llbがコイル8a、8bをそれぞれ挾んだ配置で固
定されており、これらは円筒形の生形方向に内側面がN
極、外側面がS極に磁化されている。
永久磁石10 a、10 bは永久磁石9a、9bの外
側面とのエアギャップ20.21がlO〜50μm程度
となるように配置されている。
アクチュエータケース7のミラー13に対向する部分に
は測定穴7aが、ミラー14に対向する部分にはカバー
ガラス16を取り付けた測定穴7bがそれぞれ設けられ
ている。
このように、エアギャップ18.19及びエアギャップ
20.21において磁極による斥力を生じ、それぞれY
方向及びX方向の磁気ガイドを構成している。
第1図(b)に示すように、Y方向可動部を構成する永
久磁石1a、lb (X方向可動部の永久磁石9a、9
bも同様に)の図中上下部分に凸部1a□、1b1を、
また、これに対向する永久磁石2a、2b (永久磁石
10a、10b)の上下部分に凹部2a工、2b1がそ
れぞれ形成され、該凸部1a1.lb1が凹部2 al
、 2 b、に嵌合するような形に構成されていて、可
動部の永久磁石1a。
lb(永久磁石9a、9b)が回転するのを最tJs限
に抑えている。
上記構成の2軸踵動アクチユエータにおいて、コイル3
a、3b及びコイル8a、8bに所定の電流が通電され
ると、それらは磁気ギャップ中に配置されているので電
磁力が発生し、電流を制御することにより、ボビン22
をX方向、Y方向に自在に駆動することができる。この
時、Y方向はエアギャップ18.19により、また入方
向はエアギャップ20.21により磁気斥力による非接
触磁気ガイドがそれぞれ構成されているので各可動部の
駆動距離が大きくても直線状に駆動することができる。
また、第1図(a)に示すように、アクチュエータケー
ス7及び継鉄5aに設けた測定穴7a。
7b及び5aユより、計測レーザ光B及びCをミラー1
3及び14に照射し、その反射光を測定することによっ
て駆動距離の大きな可動部の動作特性を知るための周波
数特性の精vH測定が行われる。
なお、測定穴5a工および7bに設けたカバーガラス1
7及び16は、空気を前記保持体ケース及びアクチュエ
ータケース7内にそれぞれ密封することにより、エアギ
ャップ18,19,20゜21の磁気ガイド効果に加え
て、若干のエアダンパ効果を期待することができる。
[発明の効果コ この発明によれば、中空円筒形の永久磁石同志の斥力を
利用して対物レンズ保持体の駆動の磁気ガイドを構成し
、かつ中空円筒形の永久磁石と駆動コイルを組み合わせ
て該対物レンズ保持体を対物レンズのフォーカシング方
向若しくはトラッキング方向に駆動するようにしたので
、対物レンズの駆動距離(変位)が大きい場合でも直進
性が損なわれることなく、スムーズな駆動が可能となる
また従来のように、直進性にヒステリシスが生じたり、
駆動部分に経時変化が生じたりすることがない。
また、2軸馳勤方向にそれぞれミラーを取り付けている
ので、レーザ光による周波数特性の測定が容易となり、
駆動部分の動作特性の測定精度を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)はこの発明の実施例を示す2軸駆
動アクチユエータの概略構成図及びそのA−A’断面図
、第2図は従来の対物レンズアクチュエータを示す斜視
図、第3図は従来の支持部材の他の例を示す説明図、第
4図は支持部材の変位を示す説明図である。 1 a、1 b、9 a、9 b”・第1永久磁石、2
a。 2b、10a、1Ob−・−第2永久磁石、3a、3b
。 8 a 、8 b ・・・g動コイル、4a、4b、l
la。 11b・・・第3永久磁石、13.14・・・・ミラー
。 15・・・対物レンズ(コーナキューブ)18,19゜
20.21・・・エアギャップ、22・・・対物レンズ
保持体(ボビン)、7a、7b、 5az・・・測定穴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報記録媒体上に光スポットを集光させる対物レン
    ズを設けた対物レンズ保持体を所定の2軸方向に駆動す
    る2軸駆動アクチュエータにおいて、 前記対物レンズのフォーカシング方向若しくはトラッキ
    ング方向に駆動される前記対物レンズ保持体を内包し、
    該対物レンズ保持体と直交する方向に駆動される保持体
    ケースと、該保持体ケースを内包するアクチュエータケ
    ースとから構成される2軸駆動アクチュエータであって
    、 中空円筒形でその半径方向の内面側と外面側とで極性が
    異なり、その中心軸方向が前記対物レンズ保持体及び保
    持体ケースのそれぞれの駆動方向と一致するように、そ
    れらの少なくとも所定の2箇所に固定された第1永久磁
    石と、中空円筒形で、第1永久磁石を磁気ガイドとなる
    微小なエアギャップにて内包し、その半径方向の内面側
    の極性が第1永久磁石の外面の極性に対して斥力を生じ
    る極性に磁化されていて、第1永久磁石に対向する前記
    保持体ケース及びアクチュエータケースに固定された第
    2永久磁石と、 該第2永久磁石をこれに近接した形で内包し、前記対物
    レンズ保持体及び保持体ケースに固定された駆動コイル
    と、 中空円筒形で、前記駆動コイルをこれに近接した形で内
    包し、前記保持体ケース及びアクチュエータケースに固
    定された第3永久磁石とを具備したことを特徴とする2
    軸駆動アクチュエータ。 2、前記対物レンズ保持体及び前記保持体ケースに固定
    された第1永久磁石の内、各々一つの端部に取り付けた
    ミラー、及びこれに対向する前記各ケースの対向部分に
    設けた測定穴から成り、駆動特性を測定するための周波
    数特性測定手段を具備する請求項1記載の2軸駆動アク
    チュエータ。 3、第1永久磁石と第2永久磁石との半径方向のギャッ
    プを10〜50μmに設定し、対物レンズ保持体及び保
    持体ケースのエアダンパを構成した請求項1または2記
    載の2軸駆動アクチュエータ。
JP29135990A 1990-10-29 1990-10-29 2軸駆動アクチュエータ Pending JPH04163729A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408413B1 (ko) * 2001-06-08 2003-12-06 삼성전자주식회사 광픽업용 액츄에이터

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100408413B1 (ko) * 2001-06-08 2003-12-06 삼성전자주식회사 광픽업용 액츄에이터
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