JPH04163359A - メルトブローノズル - Google Patents

メルトブローノズル

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JPH04163359A
JPH04163359A JP28508290A JP28508290A JPH04163359A JP H04163359 A JPH04163359 A JP H04163359A JP 28508290 A JP28508290 A JP 28508290A JP 28508290 A JP28508290 A JP 28508290A JP H04163359 A JPH04163359 A JP H04163359A
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traction fluid
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Takashi Arimoto
有本 尚
Hideo Isoda
英夫 磯田
Shigeki Tanaka
茂樹 田中
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Toyobo Co Ltd
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、極細繊維からなる不織布を、ポリマー玉を発
生させずに極小量の牽引流体によって効率よく製造する
のに用いられるメルトブローノズルに関する。
(従来の技術) メルトブロー法によって極細繊維から成る不織布を製造
する方法は、特公昭41−7883号公報、特公昭43
−20248号公報、特公昭44−13210号公報等
に開示されている。
牽引流体を、を効に活用する方法として、特公昭43−
22333号公報のように、牽引流体を圧縮膨張させた
ものがあるが、糸径は太いものに限り有効である。
また、オリフィス周りの構造を改良したものが、特公昭
44−13210号公報、特公昭44−22232号公
報、特公昭4.4−22’525号公報、特公昭4.4
−25871号公報、特公昭44−25872号公報、
特公昭47−44446号公報などに示されているか、
何れも糸径は太い。
製造条件を工夫して極細繊維不織布を得る方法として、
紡糸温度または牽引流体温度を高くし、ポリマーの溶融
粘度を下げることによって極細化する方法があるが、こ
れによるとポリマーの熱劣化をともない、結果として得
られる不織布は強力の低いものとなり、実用」二問題と
なる。
高圧の牽引流体を用いて糸径を細くする方法かあるが、
極細不織布を得るためには多量の牽引流体量を必要とす
るためコストが高くなってしまい好ましくない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、極細不織布の製造方法における従来の欠点、
即ち糸径の細いものを得ようとすると多量の牽引流体を
必要とすることを解消し、極小量の牽引流体によって、
極細繊維不織布を得るのに好適なメルトブローノズルを
提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 即ち本発明は、ノズル先端部分にフラットな部分を有し
、該フラットな部分を中心として、ノズル幅方向を短軸
とし、牽引流体の吹き込み方向を長軸とする楕円形オリ
フィスが開孔し、該楕円オリフィスの長軸aと短軸すと
の比a/bが、1゜5以上5.0以下であることを特徴
とするメルトブローノズルである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明におけるメルトブローノズル1の構成は、第1図
に示すように、オリフィス3の先端に、フラットな部分
4を有する。このように先端にフラットな部分4が無い
と、取扱時に先端部分を傷っけやすいばかりでなく、充
分に極細化することができない。本発明における楕円形
オリフィスの断面の長軸aと短軸すとの比a/bは、1
.5以上5.0以下であることが必要である。a/bが
1゜5より小さいと、オリフィス3の断面形状が円に近
いものとなりオリフィス先端の切り欠き部分5の長さが
短くなるため、溶融ポリマーと牽引流体との接触面積が
小さくなり、高速流体による牽引力を佇効に活用するこ
とが出来ず、極細不織布を得るためには多量の牽引流体
が必要となる。a/bが5.0より大きいと、糸切れを
起こし結果として糸径は太くなり、また、シート中に玉
秋物が存在し、好ましくない。また、シートの強力も弱
くなってしまい実用上問題である。
その他のノズルに関する適切なデイメンジョンとして、
オリフィス3の先端のフラットな部分4がリップ2の下
面より内側にあるのが望ましい。
オリフィスの先端位置しは0.1mm以上1.5市以下
、好ましくは0.3關以上0.6mm以下である。
本発明において適用できるポリマーとしては、ポリエス
テル、ポリオレフィン、ポリアミド、及びそれらの共重
合体、ブレンド等があげられる。
また、低融点無機物、並びに金属などにも適用できる。
紡糸温度は、ポリマーの融点プラス10 ’C以上、1
50 ’C以下で行うことが望ましい。牽引流体の温度
は、ポリマーの融点以上、融点プラス300℃以下が好
ましい。牽引流体の温度が低すぎると、ポリマーの溶融
粘度が高くなりすぎるために、吐出ポリマーの細化がお
くれ、リップ先端部分にポリマーが付着するためにドリ
ップが多発する。牽引流体の温度が高すぎると、溶融粘
度が低すぎるためにいわゆる毛管破断状の糸切れを起こ
し、充分に極細化できない。
牽引流体としては、空気、窒素、スチームなどが適当で
ある。引き取り方法としては、サクション機能を有する
ネット等により積層シート状に引き取る公知の方法が適
用できる。引き取り位置は必要に応じ固化が完了した点
以前または以後とすることができる。例えばポリエステ
ルの場合では30〜60cm程度が適当である。引き取
られた不織布は、必要により加熱ローラ等でプレスした
り、エンボス加工を施してもよい。
(実施例) 以下、実施例を挙げて、本発明の構成及び作用効果を一
層明確にする。なお、実施例中の糸径測定は、次のよう
にして行った。
平均繊維径:(d) 不織布を走査型電子顕微鏡写真によって撮影し、200
0倍の拡大写真の中から、繊維100本をランダムに選
択してその直径(di)を測定し、次式により平均値と
して求める。
実施例1 第1図において、先端フラット部分の幅(W)二0.0
5+ums先端角度(0)m600、オリフィス長軸(
a)=0.5(3mm)短φill (b) ” 0.
15 mm、孔間ピッチ(p) = 1.o mmのノ
ズルを用いて、極限粘度0.6のポリエチレンテレフタ
レートを紡糸温度285°Cで、単孔吐出量0.05 
g/分孔、牽引流体として空気を用い、牽引流体温度3
50°C1牽引流体圧力1.5kg/cJてメルトブロ
ーを行った。得られたウェブは、平均繊維径1.0μm
の極細繊維てありしかもポリマー玉のない良好なものて
あった。
実施例2 実施例1と同様のノズルを用い、メルトインデックス(
MI)m50のポリプロピレンを紡糸温度290’C,
単孔吐出部005g/分、牽引流体として空気を用いて
、牽引流体温度380°C1牽引流体圧力1 5kK/
cJてメルトブローを行った。
得られたウェブは平均繊維径1.2μmの極細繊維であ
り、ポリマー玉のない良好なものであった。
実施例3 実施例1と同様のノズルを用い、メルトインデックス(
MI)m300のポリプロピレンを紡糸温度280’C
,単孔吐出ff10.2g/分、牽引流体として空気を
用いて、牽引流体温度380°C1牽引流体圧力1.5
kg/+Jでメルトブローを行った。得られたウェブは
平均繊維径0,5μmの極細繊維であり、ポリマー玉の
ない良好なものであった。
比較例1 第1図において、先端のフラットな部分の幅(W)=0
.05 m11.先端角度(θ)=60’、オリフィス
先端の位置(L)”0.5mm1オリフイス形状か、直
径0.15mmの円形であるメルトブローノズルをもち
いて、実施例2と同様の条件でメルトブローを行った。
得られたウェブは、平均繊維径が3.0μmと太く、ポ
リマー玉を多く含み、触感がざらざらとしたものであっ
た。
比較例2 第1図において、先端のフラットな部分の幅(w)=0
.05闘、先端角度(θ)=60’、オリフィス先端の
位置(L)”0.5m+n、オリフィス長軸(a)=o
、5mm1短軸(b)=0.15II111孔間ピッチ
(P)=1.0mmのメルトブローノズルをもちいて、
実施例2と同様の条件でメルトブローを行ったところ、
糸切れを多発し、非常に不安定な紡糸状況であった。ま
た、得られたウェブは、平均繊維径が3.5μmと太く
、ポリマー玉を多く含んだ品質の劣るものであった。
(発明の効果) 本発明により、極小量の牽引流体で効率よく、ポリマー
玉を含まない良質な極細繊維不織布を得ることかできる
。即ち、安価で優れた不織布を供給することが可能とな
った。本発明で得られる極細繊維不織布は、各種フィル
ター用途、各種保温材、電材、電材、メディカル用品な
ととして、幅広く活用することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置において、ノズルオリフイスの最
大径位置におけるメルトブローノズル1の断面図である
。第2図は、本発明のメルトブロー〇− −ノズルの第1図におけるA、 −A断面図である。 1・・メルトブローノズル。 2・・リップ。 3・・オリフィス。 4・・フラットな部分。 5・・オリフィス先端の切り欠き部分。 特許出願人  東洋紡績株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ノズル先端部にフラットな部分を有し、該フラット
    な部分を中心として、ノズル幅方向を短軸として、牽引
    流体の吹き込み方向を長軸とする楕円形オリフイスが開
    孔し、該楕円オリフイスの長軸(a)と短軸(b)との
    比a/bが1.5以上5.0以下であることを特徴とす
    るメルトブローノズル。
JP28508290A 1990-10-22 1990-10-22 メルトブローノズル Expired - Fee Related JP2940135B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012154020A (ja) * 2006-10-18 2012-08-16 Polymer Group Inc サブミクロン繊維を生産するプロセスおよび装置、ならびに不織布およびその不織布を含む物品

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JP2940135B2 (ja) 1999-08-25

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