JPH04162415A - 薬液滴下用シリンダ - Google Patents

薬液滴下用シリンダ

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JPH04162415A
JPH04162415A JP28609290A JP28609290A JPH04162415A JP H04162415 A JPH04162415 A JP H04162415A JP 28609290 A JP28609290 A JP 28609290A JP 28609290 A JP28609290 A JP 28609290A JP H04162415 A JPH04162415 A JP H04162415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
dropping
chemicals
piston
ball screw
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Pending
Application number
JP28609290A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Tanaka
隆夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体ウェハーなどの被塗布物に薬液を滴下し
塗布膜を形成する装置において、その薬液滴下部に使用
する薬液滴下用シリンダに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の塗布膜形成装置の薬液滴下部は第3図の
構成図に示すように、不活性ガス18を用いて薬液16
の入った容器を置換することにより薬液16を配管を通
して被塗布物20」二に滴下し、また、滴下作業を長時
間行わない場合には、配管内での薬液の固化を防ぐため
に、配管内を大量のイソプロピルアルコール17(以下
IPAと呼ぶ)で置換することが必要であり、滴下作業
時には、IPAで満たされた配管を配管量の2倍以上の
薬液で置換した後、滴下作業を行っていた。また、滴下
量は不活性ガス18を流し込む時間によって決まるため
、不活性ガス18の圧力の変化によって滴下量に影響を
及ぼすという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の薬液滴下部では、長時間滴下を行なわな
い時は、配管内での薬液の固化を防ぐため大量のIPA
で洗い流し、前記の状態より滴下準備をする際には、配
管内を薬液で置換する必要がある。そのため、滴下とい
う目的から外れた薬液およびIPAの消費分が増えるこ
と、またメンテナンスフリーという目的から、配管の最
短化とフレキシビリティ−の高さが要求されるが実現が
難しい、という問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の滴下用シリンダーは、薬液吸入および滴下の動
力となるステッピングモーターと、ステッピングモータ
ーの回転運動をシリンダ内を往復するピストンの上下運
動に変換するボールねし機構部と、シリンダ先端に設け
られ使用する薬液によって交換可能なノズルとを有する
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)は本発明の一実施例の断面図である。ステ
ッピングモーター1を回転させるとねじ軸2が回転し、
この回転運動はボールねじ機構部4により上下運動に変
換されてピストン5に伝達される。第1図(b)はボー
ルねじ機構部4の構成図である。ボールねじ軸2とナツ
ト部7の溝の間をボールが転がりながら進む構造になっ
ているので摩擦抵抗が小さく、90〜95%程度の高い
機械効率を有しており、ピストン5の高速・精密送りが
可能である。このため、ピストン5による薬液の吸入量
および滴下量を正確にコントロールすることが可能であ
る。
例えば、シリンダ内径10順、ボールの直径が1mm、
ねじ軸のねじのピッチを1..6+nmとした場合、1
 ccを正確にコントロールするため最小コントロール
量を0.25ccとすれば、ステッピングモーターの基
本ステップ角は0,72°となる。
また、ピストンの上下運動を、薬液がノズル6内にのみ
吸入され且つシリンダ3内に入らないようコントロール
すること、さらにノズル6を取り外し可能とすることに
より、ノズル6を交換するだけで容易に多種類の薬液に
対応させることが可能となる。
第2図は本発明の一実施例の薬液滴下用シリンダを用い
た応用例を示す図で、半導体装置製造用の塗布膜形成装
置の構成図である。本応用例は、16ビツトのマイクプ
ロセッサを内蔵したプロセスコントローラー15により
制御される。先端に真空チャックをもつロボットアーム
11はウェハーキャリア9よりウェハーを取り出し、ス
ピンユニット12のウェハーチャック13上にウェハー
をセットする。塗布アーム10は回転及び上下運動が可
能であり、先端に本発明の薬液滴下用シリンダが取り付
けられている。このシリンダのノズルを用いて薬液ボッ
クス14より薬液を吸入し、ウェハーチャック13は所
望の膜厚を得るため1000〜5000 rpmの回転
数で回転する。ウェハーチャック13の回転が停止した
後、ロボットアーム11はウェ、バーチャック13より
ウェハーを受は取り、ウェハーキャリア9の元の位置に
ウェハーを格納する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、薬液滴下機構部にステッ
ピングモーターとボールねし機構を使用して、薬液の吸
入および滴下を行うためのシリンダを設けたことにより
、配管使用時のように直接薬液滴下に必要のない薬液や
IPAの消費がなく、滴下量の再現性が高く、ノズルを
交換することにより、1本のシリンダーで多種類の薬液
に対応が可能であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例の断面図、第1図(b
)は第1図(a)のボールねじ機構部の構成図、第2図
は本発明の応用例の構成図、第3図は従来の薬液滴下部
概略構成図である。 1・・・ステッピングモーター、2・・・ねじ軸、3・
・・シリンダー、4・・・ボールねし機構部、5・・・
ピストン、6・・・ノズル、7・・・ナツト部、8・・
・ボール、9・・・ウェハーキャリア、10・・・塗布
アーム、11・・・ロボットアーム、12・・・スピン
ユニット、13・・・ウェハーチャック、14・・・薬
液ボックス、15・・・プロセスコントローラー、16
・・・薬液、17・・・IPA(イソプロピルアルコー
ル)、18・・・不活性ガス、19・・・バルブ、20
・・・被塗布物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  薬液の吸入および滴下の動力となるステッピングモー
    ターと、ステッピングモーターの回転運動をシリンダ内
    を往復するピストンの上下運動に変換するボールねじ機
    構部と、シリンダ先端に設けられた交換可能なノズルと
    を備えることを特徴とする薬液滴下用シリンダー。
JP28609290A 1990-10-24 1990-10-24 薬液滴下用シリンダ Pending JPH04162415A (ja)

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JP28609290A JPH04162415A (ja) 1990-10-24 1990-10-24 薬液滴下用シリンダ

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JPH04162415A true JPH04162415A (ja) 1992-06-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016540625A (ja) * 2013-10-11 2016-12-28 トランジションズ オプティカル, インコーポレイテッド 光学基材に複数コーティングを塗布するためのスピンコーター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016540625A (ja) * 2013-10-11 2016-12-28 トランジションズ オプティカル, インコーポレイテッド 光学基材に複数コーティングを塗布するためのスピンコーター
US10571611B2 (en) 2013-10-11 2020-02-25 Transitions Optical, Inc. Spin coater for applying multiple coatings to an optical substrate

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