JPH04161837A - プレパラート用の樹脂カバーとその製法 - Google Patents

プレパラート用の樹脂カバーとその製法

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JPH04161837A
JPH04161837A JP28597990A JP28597990A JPH04161837A JP H04161837 A JPH04161837 A JP H04161837A JP 28597990 A JP28597990 A JP 28597990A JP 28597990 A JP28597990 A JP 28597990A JP H04161837 A JPH04161837 A JP H04161837A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
base material
resin
resin cover
protective sheet
Prior art date
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Application number
JP28597990A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Motoyama
博章 本山
Michiaki Hida
道昭 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN MENBUREN TECHNOL KK
Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
JAPAN MENBUREN TECHNOL KK
Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、顕微鏡による検診などに供するる。
[従来の技術] 従来、プレパラート用に供される薄いガラス製のカバー
ガラスの他にプラスチック製のカバーも知られており、
当該カバーガラスの製法についてみれば、例えばガラス
薄板を洗浄処理した後、四辺形もしくは円形などの所望
の大きさに切断してカバーガラス状となし、これを破損
しないよう柔軟な紙葉もしくはクツション材で包装し、
箱詰処理して出荷するものであり、使用に当っては、カ
バーガラスを折損あるいは汚損しないように慎重に取り
出し、スライドガラス上の試料に封入剤を滴下したもの
の表面に封着してプレパラートを作成するものであり、
またプラスチックカバーについては、原料となる透明プ
ラスチック薄板の片面に封入剤を塗着し、封入剤が乾燥
した後にロール状に巻き上げ、所望中に切断し、出荷、
搬送するものであり、これをプラスチックカバーとして
使用する際にはこのロール状のプラスチック材を自動封
入機等に供給し、所要の形状、たとえばこれを丸型、正
方形もしくは長方形状に切断してスライドガラス上に試
料を封着するようにしたものである。− 〔発明が解決しようとする問題点〕 前記した従来のカバーガラスの製造にあたっては、しか
しながらも次のような解決すべき問題点が存していた。
即ち、この従来品にあっては平板状のまま積み重ねて輸
送などの取り扱いをするものであるため、その片側の表
面上に塗着させた封入剤層が隣接する包装材と直接、接
触することとなり、その相対摩擦に起因して、封入剤層
の剥脱の危惧があり、またプラスチックカバーにおいて
は、カバーガラスにみるように破損の8それは少ないも
ので効率的な取り扱いが可能である点で優れているとは
言え、ロール状に巻装して取り扱うものであるため、封
入剤層がその内周面においてプラスチック材に接触して
損傷するおそれが多大であり、少しでもその破損を未然
防止する。ため、封入剤が粘着性を呈しないように十分
乾燥させた後、ロール状としなければならないものであ
った。
したがって、このプラスチックカバー材をプレパラート
に使用する際にも、封入剤を軟化させるキシレンなどの
溶剤を滴下した後、比較的長期間にわたって封入剤の溶
解を待たなければならないものであったため、プレパラ
ート作成の非効率化は避けられないものであった。
このような現状において、封入剤層が損傷されることが
なく、効果的に高品質のプレパラートを作成しつるプラ
スチック製のスライドカバーの提供が切望されるところ
であった。
E問題点を解決する手段9作用〕 この発明は、前記の如き要望に十分応えるものを提供で
きるものであって、その特徴とする点は、その特許請求
の範囲の記載のとおりであって、これを要するところ樹
脂カバー基材を保護シートに一体的に積層、仮着させた
点にあるから、収納、搬送などの取り扱いの際にも封入
剤層は保護シートによって被覆されているため全(損傷
されることなく、安全に保護されるものであり、使用に
当っては、保護シートから剥離させて封入剤層を露出さ
せ、スライドガラス上の試料上に付設しつるものであり
、しかも、当該封入剤層は、保護シートによって、乾燥
化するのを防止されていて依然として微粘着性を具備し
ており、キシレンなどによる軟化も迅速であるばかりで
なく、試料上に素速くなじんで正確にこれをスライドガ
ラス上に封止しつるものである。
〔実施例〕
以下にこの発明の内容について、その実施例に基づいて
説明する。
第1図に示すように透明なポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ール、その他有機重合体からなる樹脂カバー用のカバー
基材1の片側の表面上に所要の光の屈折率(たとえば1
.54〜1.62)のような特性を具備した封入剤をペ
イントロールRにより薄(塗設した後、約309程度こ
れを自然乾燥させ、微粘着性を保有した状態の封入剤層
2を形成し、次でこのカバー基材lをその封入剤層2を
保護シート3と対面させて該カバー基材1と保護シート
3とを複層状に仮着して積層パネルLを構成する。
次で、このカバー基材Iにプレス手段Pなどにより丸形
、正方形もしくは長方形などの所要の破断線1′を刻設
して該破断線1′によって包囲された樹脂カバー10を
形成させるものである。(第2図参照) 次でこの積層パネルLを所望のサイズに切断処理するも
のであるが、この切断処理は、前記プレス手段Pによる
破断1i1’の形成と同時になしつるようにしてもよい
ことは勿論のことである。
なお、カバー基材1上に封入剤層2を形成する方法とし
ては、この他に封入剤を前記の有機重合体のカバー基材
1上に噴霧塗着し、あるいは、高加圧下で液状の封入剤
をインジェクションペイントする方法や、リバースコー
タを利用して塗布するなど各種の手法が用意されるが、
この点についての説明は割愛する。
以上、これを要するところ所望の均等な厚み状に薄く封
入剤が付設されればよいものであることは言うまでもな
いことであり、また、破断線1′については、前記実施
例の場合のようにカバー基材1を完全に切断する破断線
1′を刻設して、樹脂カバー10を剥脱容易にする加工
法の他に部分的な破断線を刻設し、引き裂き自在とし、
また例えばこの破断線1′を更に保護シート3の略90
〜95%程度に亘って部分的に形成しくハーフカット)
使用に当ってはカバー基材lと共に保護シート3も同時
に重ね合せたまま取り外し、保護シート3を剥脱して樹
脂カバー10を取り出すようにすることにより、樹脂カ
バー10の汚損を未然防止しつるようにもなしつるもの
である。
以上の如くにこの実施例によって十分理解されるように
カバー基材lと保護シート3とで2層状の積層パネルし
に形成されているため、これを取り扱う際にあっても、
封入剤層2は、保護シート3によって被覆されていて直
接にこれが他物と摩擦接触をひきおこすことがないので
剥離や擦撰のおそれが皆無となるものであり、必要に応
じての樹脂カバー10をカバー基材〕から取り出して使
用する際には、第3図および第4図(イ)に示すように
柔軟な保護シート3を僅かに湾曲させることにより樹脂
カバー10の自由端部10’が保護シート3から部分的
に剥離して起立状とさせ、該部10′を摘んで保護シー
ト3から引き剥がすようにして取り外し、同第4図(ロ
)に見るように試料Sを載置したスライドガラスG上に
キシレンなどの封入剤の溶剤Xを滴下したものの表面に
当該樹脂カバー10を被覆させ(同図(ハ)参照)、手
指でこれを軽く押圧するだけで所望のプレパラートPが
完成するものである。(同図(ニ)参照)即ち、樹脂カ
バー10上の封入剤層2は、キシレンなどの溶剤Xによ
って素速く溶解され、試料Sを包囲するようにして気泡
を排出してスライドガラスG上に付設され、これを自然
放置して乾燥固化させて前記のプレパラートPを得るこ
とができるものであってその取り扱い操作が極めて軽便
なものとなるものである。
また、この保護シート3と一体状に仮着されたカバー基
材1を搬送する場合にも、積層パネルLを積み重ね合せ
てコンパクトな荷姿となして大量に取り扱いするもので
あるから、大巾なコスト低減に有効なものと言える。
更に、第5図に示す第2実施例の如くに保護シート30
の両面にカバー基材11,111を封入剤層20を介し
て恰かもサンドイッチ状に仮着させて3層状パネルL′
のものとするものも同様の機能を備えたものとなるもの
である。
更には、カバー基材1,11,111に破断線1′など
を設けて樹脂カバー10A〜10cを取り出すその形状
ならびに配列については、カバー基材1,11,111
の素材の有効利用の観点から、たとえば、第6図に例示
するように、各種の配列、組合せのものが工夫されつる
ものである。
尚、特に保護シート3.30をカバー基材1.11,1
11に対して異色の色彩状に構成しておけば、樹脂カバ
ー10.10A〜10Cを取り外した個処のみがカバー
基材1,11゜111に対して異色を呈し、使用済みで
あることが目視により容易に確認しつるものであり、利
用上置に効果的なものが得られるところである。
なお、前記カバー基材1,11,111に対する破断線
1′などについては、たとえば、加工アンビル上にカバ
ー基材1などを載置し、予じめこれに破断線1′などを
形成した後、これに保護シート3などを重ね合せて一体
状に仮着する製造工程による製法も存するものであり、
この場合も前記同様の機能を具備したものとなることは
言うまでもないことである。
[発明の効果〕 この発明は、以上説明した内容であるから、保護シート
によって被覆された封入剤層は、全(安全に保護されて
おり、スライドガラス上の試料を封止する際に保護シー
トを剥離させると新鮮で微粘着性を保持した封入剤層が
露呈するので、これをキシレンを注加した試料上に付設
すると、速やかに軟化され試料になじんで気泡などが封
入されることがない状態でスライドガラス上に止着され
うるものであるから、良質のプレパラートが効率的に作
成しつるものである。
また、その製法についてみれば、加工工程数が少なく、
大量に生産しつるものであり、封入剤層に支障がない状
態で安全に収納、輸送などの取扱いが可能となった優れ
たものを得ることができたもので、結果的に大巾なコス
ト低減効果を達成しつるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ハ)は、この発明の製造工程を示す第
1の実施例の説明図、第2図は、この方法で製造された
積層材の一部斜視図、第3図は、その使用状態を示す一
部側面図、第4図は、プレパラートの作成工程の説明図
、第5図は、第2の実施例の一部側面図、第6図は、そ
の他の実施例を示す一部平面図である。 L、L’・−積層パネル 1、II、III・−・カバー基材 2.20・・・封入剤層 3.30・・・保護シート 10、IOA〜IOC・・・樹脂カバー代理人 弁理士
  岡 1) 和 喜 第1図 (イ) (ロ) (ハ) 第4図 (イ) n 第5図 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)封入剤層を介装して保護シートに仮着した透明樹
    脂製のカバー基材に所要の形状の破断線を刻設してなる
    プレパラート用の樹脂カバー。
  2. (2)保護シートをカバー基材と異色の色彩状となした
    請求項1記載のプレパラート用の樹脂カバー。
  3. (3)保護シートの両面に封入剤層を介装してカバー基
    材を仮着するようにした請求項1もしくは2記載のプレ
    パラート用の樹脂カバー。
  4. (4)スライドガラス上に試料を封入する樹脂カバーの
    製法であって、薄葉状の透明な樹脂製のカバー基材の表
    面に封入剤層を付設し、該封入剤層上に保護シートを仮
    着させて積層パネル状となし、該カバー基材に所要の形
    状の破断線を刻設して樹脂カバーを形成するようにした
    プレパラート用の樹脂カバーの製法。
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