JPH04161082A - サーボモータ制御装置及びその故障検出方法 - Google Patents

サーボモータ制御装置及びその故障検出方法

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JPH04161082A
JPH04161082A JP2285618A JP28561890A JPH04161082A JP H04161082 A JPH04161082 A JP H04161082A JP 2285618 A JP2285618 A JP 2285618A JP 28561890 A JP28561890 A JP 28561890A JP H04161082 A JPH04161082 A JP H04161082A
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JP
Japan
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servo motor
signal
control device
motor control
signal wiring
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JP2285618A
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Tadashi Akita
正 秋田
Makoto Kubota
誠 久保田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第7図) 発明が解決しようとする諜B(第8図)課題を解決する
ための手段(第1.第2図)作用 実施例 (i)第1の実施例の説明(第3図〜第5図)(11)
第2の実施例の説明(第6図)発明の効果 〔概 要〕 サーボモータ制御装!、特にDCサーボモータ制御装置
におけるラインド′ライバ方式のエンコーダ信号配線の
断線検出回路に関し、 該信号配線の断線を移動機構部の位置偏差過大というエ
ラーによる検出のみに依存することなく、その断線検出
を常時行うことによりサーボモータ制御システムの信顧
性の向上を図ることを目的とし、 その装置は、負荷を駆動するサーボモータと、前記サー
ボモータの駆動状態を検出して検出信号を出力するエン
コード手段と、前記エンコード手段及びサーボモータの
入出力を制御する制御手段とを具備し、前記エンコード
手段と制御手段とを接続する信号配線の異常を検出する
異常検出手段が設けられていることを含み構成し、 前記装置において、前記異常検出手段が前記信号配線の
信号レベルを比較して比較結果信号を出力する比較手段
と、前記比較結果信号の信号処理をする信号処理手段か
ら成ることを含み構成し、前記装置において、前記異常
検出手段が前記n相の検出信号を伝送する信号配線毎に
設けられていることを含み構成し、 前記装置において、前記信号配線が終端抵抗を接続した
平衡伝送路から成ることを含み構成する。
(産業上の利用分野〕 本発明は、サーボモータ制御装置及びその故障検出方法
に関するものであり、更に詳しく言えば、DCサーボモ
ータ制御装置におけるライントライバ方式のエンコーダ
配線の断線検出回路及びその検出方法に関するものであ
る。
近年、自動制御機器の発達に伴いXYZ方向に自在に移
動するロボット機構部にDCサーボモータ制御装置が多
く使用されている。
これによれば、移動機構部に取付けられたDCサーボモ
ータの回転方向や回転数を発生するエンコーダとその入
出力を制御する制御装置とを接続するエンコーダ信号配
線が該機構部の移動に伴って移動処理され、使用状況に
よってはかなりの回数、繰り返し移動される。このため
、外観上は絶縁材により覆われているエンコーダ信号配
線も内部配線が疲労断線を起こしていることがある。
しかし、従来例によればエンコーダ配線の断線が検出さ
れておらず、該機構部の位置偏差過大というエラーによ
り検出されていた。このため、故障が発生したことが認
識できても、その故障箇所の特定ができない。
これにより、故障原因の追求及び修理復旧に多くの時間
を要するという問題がある。
そこで、該機構部の位置偏差過大というエラーによる検
出に依存することなく、エンコーダ配線の断線検出を常
時行い、サーボモータ制御システムの信転性の向上を図
ることができる装置と方法が望まれている。
〔従来の技術〕
第7,8図は、従来例に係る説明図である。
第7図は、従来例に係るサーボモータ制御装置を説明す
る図を示している。
図において、例えば、XYZ方向に自在に移動するロボ
ット機構部に使用されるDCサーボモータ制御装置は、
モータ駆動/検出系1.制御系2及びモータ駆動回路3
から成る。また、モータ駆動/検出系1は、ロボット機
構部等を駆動するDCサーボモータIAと、該サーボモ
ータIAの回転数や回転速度等を検出するエンコーダI
Bから成る。
エンコーダIBは、第3図に示すようなフォトセンサか
ら出力される3種類の光検出信号SA。
SB、SZをそれぞれ増幅して非反転、反転検出信号A
、τ、B、B、Z、Zを出力する3系統のライントライ
バ回11cから成る。なお、同図においては検出信号A
、Aを出力するライントライバ回路ICのみを示してい
る。また、これらの信号A、τ、B、B、Z、Zは、終
端抵抗Rが接続された平衡伝送路から成るエンコーダ信
号配線ILを介して制御系2に供給される。
制御系2は、該信号配jilLに接続されたラインレシ
ーバ回路2Aと、エンコーダIBから出力される検出信
号A、A、B、B、Z、Zと、外部制御データDinと
に基づいてDCサーボモータIAの入出力を制御するC
PU (中央演算処理装置)2Bから成る。
当該装置の機能は、エンコーダIBから出力される3種
類の検出信号A、A、B、B、Z、Zが該信号配線りを
介して制御系2に供給されると、該制御系2によりロボ
ット機構部の被駆動部に取り付けられたDCサーボモー
タIAヘモータ駆動回路3を介して駆動電流が制御され
る。
これにより、ロボット機構部を外部制御データDinが
指示する位置等に移動処理をすることができる。
なお、4は断線部分であり、エンコーダ配線等の内部配
線が疲労断線を起こしたものである。
C発明が解決しようとする!題) ところで、従来例によればモータ駆動/検出系1と制御
系2とが信号配線しにより接続されている。これによれ
ば、該モータ駆動/検出系lの移動により該信号配線し
もこれに伴って移動処理される。このため、CPU2B
の制御目標とする位置とエンコーダIBに基づいて制御
される位置との間に制御目標のずれを住することがある
すなわち、第8図に示した従来例に係る問題点を説明す
る制御特性図において、Cは制御目標のずれであり、C
PU2Bの制御目標とする位1とエンコーダIBから出
力される3種類の検出信号A、τ、B、B、Z、Zに基
づいて制御される位置との差を示している。これは、外
観上は絶縁材により覆われているエンコーダ信号配線し
も内部配線が疲労断線等を起こし、該3種類の検出信号
A、A、B、B、Z、Zが正常に伝送されないために生
ずる場合があることによる(第7図、断線部分4参照)
゛、なお、この制御目標のずれCは、ある許容値を越え
た場合に、始めてCPU2Bにより該機構部の位置偏差
過大というエラーで認知され、以後のロボット機構部の
移動制御が中止される。
このため、故障が発生したことが認識できても、その故
障箇所の特定ができない、従って、原因箇所と思われる
部分を一つ一つチエツクするしかない、これにより、故
障原因の追求及び修理復旧に多くの時間を要するという
問題がある。
本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創作されたもの
であり、信号配線の断線を移動機構部の位置偏差過大と
いうエラーによる検出のみに依存することな(、その断
線検出を常時行うことによりサーボモータ制御システム
の信顧性の向上を図ることが可能となるサーボモータ制
御装置及びその故障検出方法の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図(a)、(b)は、本発明に係るサーボモータ制
御装置の原理図であり、第2図は、本発明に係るサーボ
モータ制御装置の故障検出方法の原理図をそれぞれ示し
ている。
本発明のサーボモータ制御装置は、第1図(a)に示す
ように、負荷15を駆動するサーボモータ11と、前記
サーボモータ11の駆動状態を検出して検出信号A、B
、Zを出力するエンコード手段12と、前記エンコード
手段12及びサーボモータ11の入出力を制御する制御
手段13とを具備し、前記エンコード手段12と制御手
段13とを接続する信号配線I−の異常を検出する異常
検出手段14が設けられていることを特徴とし、また、
前記装置において、前記異常検出手段14は同図(b)
に示すように、前記信号配線りの信号レベルを比較し、
て比較結果信号SCを出力する比較手段14Aと、前記
比較結果信号SCの信号処理をする信号処理手段14B
から成ることを特徴とし、 さらLこ、前記装置において、前記異常検出手段14が
前記エンコード手段12から出力されるn相の検出信号
A、B、Zを伝送する信号配線り毎ムこ設けられている
ことを特徴とし、 なお、前記装置において、前記信号配線■、は同図(b
)に示すように、終端抵抗Rを接続した平衡伝送路BI
−から成ることを特徴とする。
また、本発明のサーボモータ制御装置の故障検出方法は
、前記装置の故障検出方法であって、第2図ムこ示すフ
ローチャートのように、ステップP】で前記信号配線■
−に検出信号Sの送信処理をする際に、併せて、ステッ
プP2で前記信号配線りの信号レベルを比較処理をし、
次いで、ステップP 3で前δe比較処理に基づいて異
常検出処理をすることを特徴とし、 前記故障検出方法において、前記異常検出処理は、前記
信号配線しに伝送されるn相の検出信号A、B、Zの反
転、非反転信号レベルの電位を比較処理することにより
行われることを特徴とし、上記目的を達成する。
[作 用] 本発明のサーボモータ制御装置は、第1図(a)に示す
ように、サーボモータ11.エンコード手段12及び制
御手段13が具備され、該エンコード手段12と制御手
段13とを接続する信号配線しに、同図(b)に示すよ
うな比較手段14A及び信号処理手段14Bから成る異
常検出手段14が設けられている。
例えば、ロボット機構部等の負荷15が制御手段13を
介してサーボモータ11により駆動されると、該サーボ
モータ11の駆動状態がエンコード手段12により検出
される。その駆動状態は検出信号A、B、Zとなって、
該信号A、B、Zが信号配線りを介して制御手段13に
出力される。
この際に、エンコード手段工2から出力されるn相の検
出信号A、B、Zが信号配線し毎に設けられた異常検出
手段14により検出されるやすなわち、終端抵抗Rが接
続された平衡伝送路BLから成る信号配AIILの信号
レベルが比較手段14Aにより比較されて、その比較結
果信号SCが比較手段14Aから信号処理手段14Bに
出力される。
信号処理手段14Bでは、比較結果信号SCがフィルタ
等により信号処理される。
これにより、サーボモータ11の移動により制御手段1
3の制御目標とする位置とエンコード手段12に基づい
て制御される位置との間に、制御目標のずれを生ずる前
に、信号配線しの断線等の異常検出をすることが可能と
なる。
また、本発明のサーボモータ制御装置の故障検出方法は
、第2図に示すフローチャートのように、ステップP1
の検出信号Sの送信処理をする際に、併せて、ステップ
P2で信号配線しの信号レベルの比較処理をしている。
例えば、信号配線りに伝送されるD相の検出信号A; 
 B、  Zの反転、非反転信号レベルの電位が比較処
理される。
このため、該検出信号A、B、Zの反転、非反転信号レ
ベルが同電位になった場合に、すなわち、終端抵抗Rが
接続された平衡伝送路BLの一線が断線等を生したり、
エンコード手段12への電源が断たれた場合に、その反
転、非反転信号レベルが同電位に成ることを利用するこ
とにより、ステップP3で信号配線りの故障検出をする
ことが可能となる。
このことで、外観上は絶縁材により正常に覆われ、その
内部配線が疲労断線等を起こしているユンコーダ信号配
線しの早期発見をすることができる。
これにより、従来例のようにロボット機構部の位置偏差
過大というエラーを待つことなく、しかも、故障箇所が
即刻に明らかになり、その故障原因の追求及び修理復旧
を短時間に行うことが可能となる。このことで、サーボ
モータ制御システムの信蛙性の向上を図ることが可能と
なる〔実施例〕 次に図を参照しながら本発明の実施例について説明をす
る。
第3〜第6図は、本発明の実施例に係るサーボモータ制
御装置及びその故障検出方法を説明する図である。
(i)第1の実施例の説明 第3図は、本発明の第1の実施例に係るサーボモータ制
御装置の構成回である。
図において、例えば、XYZ方向に自在に移動するロボ
ット機構部に使用されるDCサーボモータ制御装置は、
DC(直流)サーボモータ21゜エンコーダ22.CP
U23.異常検出回路24及びモータ駆動回路25等か
ら成る。
すなわち、DCサーボモータ21はサーボモータ11の
一実施例であり、ロボット機構部等の負荷26を夕(部
制御データDinに基づいて駆動するものである。
エンコーダ22はエンコード手段12の一実施例であり
、ライントライバ22Aと同図の破線円内図に示すよう
な識別回転板22C1発光ダイオ−1′DA、DB、D
Z、  フォトセンサPA、PB、PZから成る。識別
回転板22Cはモータ軸に取り付けられ、光を通過させ
る開口部が形成されている。
発光ダイオードDA、DB、DZとフォトセンサPA、
PB、PZは、識別回転板(エンコード板)22Cを挟
んで設けられ、D C’J−ボモータ21の回転数や回
転速度等の駆動状態を示す3種類の光検出信号SA、S
B、SZを検出するものである。
ライントライバ22Aは3種類の光検出信号SA。
SB、SZをそれぞれ増幅し2て非反転1反転検出体号
A、τ、B、B、Z、Zを出力するものである。従って
、ライントライバ回路22Aは3系統設けられる。なお
、同図においては検出信号A、 Aを出力するライント
ライバ回路22Aのみを示している。また、これらの信
号A、A、B、■、Z。
アは、CPU23に供給される。
Lはエンコーダ信号配線(以下単に信号配線ともいう)
であり、ライントライバ回路22Aと制御系のラインレ
シーバ22Bとを接続するものである。
なお、該信号配線しは終端抵抗Rが接続された平衡伝送
路BLから成る。
ラインレシーバ22Bは非反転2反転検出信号A。
τ、B、B、Z、Zを入力してA相信号、B相信号 Z
相信号をCPU23に出力するものである。
CPU23は制御手段13の一実施例であり、エンコー
ダ22.サーボモータ21及び異常検出回路24の入出
力を制御するものである。例えば、CPU23は該信号
配線りに接続されたラインレシーバ回路22Bから出力
されるA相信号、B相信号、Z相信号と、異常検出回路
24から出力される異常検出信号SCA、  SCB、
  SCZと、外部制御データDinとに基づいてDC
サーボモータ21の駆動出力制御をするものである。
異常検出回路24は、異常検出手段14の一実施例であ
り、比較手段14Aの一実施例となるコンパレータ(T
TL)24Aと、信号処理手段14Bの一実施例となる
抵抗R1,静電容量C(以下積分回IWRCという)及
びインバータ24Bから成る。
即ち、コンパレータ24Aは、エンコーダ22とCPU
23とを接続する信号配線■、の信号レベルを比較して
比較結果信号SCを出力するものである。
また、抵抗R1,静電容量Cは、正常時の検出信号A、
 Aの反転、非反転切り替わり時を断線と誤認しないよ
うに、高周波パルスをカットする機能をするものである
。なお、該検出信号A、 Aの反転、非反転切り替わり
時間は数+[ns)である。
従って、積分回路RCの時定数を数(μS]申位にする
ことにより誤検出が避けられる。
例えば、信号配線しの検出信号A、Aが同電位になると
比較結果信号SCのrHjレヘレベ継続され、インバー
タ24Bから出力される異常検出信号SCAが「L」レ
ベルからr HJレベルに立ち上がるものである。
なお、異常検出回路24はエンコーダ22から出力され
るn相の検出信号AA、BB、ZZを伝送する信号配線
し毎に設けられている。また、異常検出回!a24への
引き込み線の接続位置は、制御系のコネクタと終端抵抗
Rとの間とする。
25はモータ駆動回路であり、CPU23からの駆動制
御信号SMによりDCサーボモータ21に駆動電流を供
給するものである。
第4図は、本発明の第1の実施例に係る故障検出時の動
作を説明する波形図を示している。
例えば、第3図に示すような信号配線LLこ断線部分2
7が生じていると仮定した場合、第4図において、それ
が生じない正常時にはA、Aが180°反転した検出信
号がラインレシーバ22Bに供給される。これにより、
短い一定間隔の比較出力信号SCが積分回路RCに出力
され、その積分信号5C11がインバータ24Bにより
信号反転される。
これに対し、信号配MLに断線部分27が生じる異常時
には検出信号A、Aが同電位になることからスレッシぢ
ルドレベルを越える積分信号SCmが検出され、その断
線等の故障を示す異常検出信号SCAが出力される。
このようにして、本発明の実施例に係るサーボモータ制
御装置によれば、第3図に示すように、サーボモ・−夕
21.エンコーダ22及びCPU23が具備され、該エ
ンコーダ22とCPU23とを接続する信号配線りにコ
ンパレータ24A、積分回路RC及びインバータ24B
から成る異常検出回路24が設けられている。
例えば、ロボット機構部等の負荷26がCPU23を介
してサーボモータ21により駆動されると、該サーボモ
ータ21の駆動状態がエンコーダ22により検出される
。その駆動状態は検出信号A、″″A、 B、 B、 
 Z、  Zとなって、該信号が信号配線りを介してC
PLJ23に出力される。この際に、エンコーダ22か
ら出力される2相の検出信号A、τ、B、B、Z、Zが
信号配線iL毎に設けられた異常検出回路24により検
出される。
すなわち、終端抵抗Rが接続された平衡伝送路BLから
成る信号配lILの信号レベルがコンパレータ24Aに
より比較されて、その比較結果信号SCがコンパレータ
24Aから積分回路RC及びインバータ24Bに出力さ
れる。
このため、イニ/ハ゛−夕24Bではスレンシラルドレ
ベルを越える積分信号SC−が検出された際に、異常検
出信号SCAを出力することができる。
これにより、サーボモータ21の移動によりCPU23
の制御目標とする位置とエンコーダ22に基づいて制御
される位置との間に、大幅な制御目標のずれを生ずる以
前において、信号配線しの断線等の異常検出をすること
が可能となる。
次に、本発明の実施例に係るサーボモータ制御装置の故
障検出方法について当該装置の動作を補足しながら説明
をする。
第5図は、本発明の第1の実施例に係るサーボモータ制
御装置の故障検出方法のフローチャートを示している。
例えば、第3図に示すような信号配線しに断線部分27
が生したものと仮定する。
第5図において、まず、ステップP1でDCサーボモー
タ21の起動処理をする。
次に、ステップP2で信号配MLに検出信号A。
A、B、B、Z、Zの送信処理をする。この際に、ロボ
ット機構部等の負荷26がCPU23を介してサーボモ
ータ21により駆動される。また、該サーボモータ21
の駆動状態がエンコーダ22により検出され、その駆動
状態が検出信号A、A。
B、B、Z、Zとなッテ、CP U 23 ニ出力され
る。
併せて、ステップP3で信号配ILの各線の信号レベル
A、 A、  B、 B、  Z、  Zを比較処理を
する。この際の比較処理は、信号配線しに伝送される2
相の検出信号A、 A、 B、B、  Z、  Zの電
位を比較することにより行われる。この際に、エンコー
ダ22から出力される2#FIの検出信号A。
A、B、B、Z、Zが信号配線し毎に設けられたコンパ
レータ24A毎により比較され、その比較結果信号SC
がそれぞれの積分回路RCに出力される。なお、比較結
果信号SCは信号配線しに断線部分27を生じているた
めそのrH」レベルが長く継続されるものとなる。
次いで、ステップP4で比較結果信号SCの積分処理を
する。この積分処理された比較結果信号SCは正常時に
比べて波高値の大きい積分信号SCmとなる。
さらに、ステップP5でrj!R値を越えたか否かの判
定をする。この際に、闇値を越えた場合にはステップP
6に移行し、それが越えない場合にはステップP5の判
定処理を継続する。なお、信号配線しに断線部分27が
生しているため、闇値を越える積分信号SCs+がイン
バータ24Bに入力される。
従って、闇値を越えた場合にはステップP6で異常検出
信号SCA、  SCB、  SCZ等の出力処理をす
る。この際に、インバータ24Bではスレッショルドレ
ベルを越える積分信号SCmが検出されるため、異常検
出信号SCAをCPU23に出力することができる。
これにより、CPU23は大幅な制御目標のずれを生ず
る以前において、故障認識及びその後の処理に移行する
ことができる。
このようにして、本発明の第1の実施例に係る号−ボモ
ータ制御装置の故障検出方法によれば、第5回に示すよ
うにステ、プP2の検出信号A。
A、B、B、Z、Zの送信処理をする際に、併せて、ス
テップP3で信号配MLの信号レベルの比較処理をして
いる。
このため、該検出信号A、A、B、B、Z、Zの反転、
非反転信号レベルが同電位になった場合に、すなわち、
終端抵抗Rが接続された平衡伝送路BLの一線が断線等
を生したり、エンコーダ22へのNllが断たれた場合
に、その反転、非反転信号レベルが同電位に成ることを
利用することにより、ステップP5.P6で信号配線り
の故障検出をすることが可能となる。
このことで、外観上は絶縁材により正常に覆われ、その
内部配線が疲労断線等を起こしているエンコーダ信号配
線しの早期発見をすることができる。
これにより、従来例のようにロボット機構部の位置偏差
過大というエラーを待つことなく、しかも、故障箇所が
即刻に明確になり、その故障原因の追求及び修理復旧を
短時間に行うことが可能となる。このことで、サーボモ
ータ制御システムの信顧性の向上を図ることが可能とな
る (ii)第2の実施例の説明 第6図は、本発明の第2の実施例に係るサーボモータ制
御装置の構成図を示している。 図において、第1の実
施例と異なるのは、第2の実施例では、異常検出回路の
構成が異なるものである。
すなわち、異常検出回路28はコンパレタータ28A、
アンプ28B、インバータ28C及び4人カアンド(A
ND)論理回路28Dから成る。
その機能は、コンパレータ28Aによりエンコーダ22
とCPU23とを接続する信号配線しの信号レベルが比
較され、その比較結果信号SCがアンプ28Bに出力さ
れる。また、増幅された比較結果信号SCはシフトレジ
スタ等により構成されたインバータ28Bに入力される
。インバータ28Bでは、例えば、基準クロックCLK
に基づいて順次シフトされる4つの状態の比較結果信号
SCが一時登録処理され、その4つの出力が4人力AN
D論理演算処理される。
これにより、4人力A N D x=理回路28Dから
正常時には異常検出信号SCAがrQ、となる信号が出
力され、異常時にはそれが「1」となるデジタル信号が
出力される。
なお、第1の実施例と同じ符号のものは同じ機能を有す
るため説明を省略する。
このようにして、本発明の第2の実施例に係るサーボモ
ータ制御装置によれば、第6図に示すように、サーボモ
ータ21.エンコーダ22及びCPU23が具備され、
該エンコーダ22とCPU23とを接続する信号配ML
にコンパレータ28A。
アンプ28B、インバータ28C及び4人力AND論理
回路28Dから成る異常検出回路28が設けられている
例えば、ロボット機構部等の負荷26がCPU23を介
してサーボモータ21により駆動されると、該サーボモ
ータ21の駆動状態がエンコーダ22により検出される
。その駆動状態は検出信号A、A、B、B、Z、Zとな
って、該信号が信号配線りを介してCPU23に出力さ
れる。この際に、エンコーダ22から出力される2相の
検出信号A、A、B、B、Z、Zが信号配線り毎に設け
られた異常検出回路28により検出される。
すなわち、終端抵抗Rが接続された平衡伝送路BLから
成る信号配線しの信号レベルがコンパレータ28Aによ
り比較されて、その比較結果信号SCがコンパレータ2
8Aからアンプ28Bを介してインパーク28Bに出力
される。
このため、インバータ28Bでは基準クロフクCLKに
基づいて順次シフトされる4つの状態の比較結果信号S
Cが一時登録処理され、その4つの出力が4人力AND
論理演算処理される。また、4人力AND論理回路28
Dから正常時には異常検出信号SCAが「0」となる信
号が出力され、異常時にはそれが「1」となるデジタル
信号を出力することが可能となる。
これにより、第1の実施例と同様に大幅な制御目標のず
れを生ずる以前において、信号配線りの断線等の異常検
出をすることが可能となる。なお、第1の実施例に係る
積分回路RCに比べて検出動作の安定化を図ることが可
能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のサーボモータ制御装置に
よればサーボモータ、エンコード手段及び制御手段が具
備され、信号配線に比較手段及び信号処理手段から成る
異常検出手段が設けられている。
このため、該サーボモータの駆動状態を示す検出信号が
信号配線を介して制御手段に出力される際に、該信号配
線の信号レベルが比較されて、その比較結果信号に基づ
いてインバータ等により信号処理される。このことで、
サーボモータの移動により制御手段の制御目標とする位
置とエンコーダに基づいて制御される位1との間の制御
目標のずれを住した場合でも、信号配線の断線等の異常
検出を他の異常と区別することが可能となる。
また、本発明のサーボモータ制御I装置の故障検出方法
によれば、検出信号の送信処理をする際に、併せて、信
号配線の信号レベルの比較処理をしている。
このため、該比較処理に基づいて平衡伝送路の一線が断
線を生じている状態やエンコード手段へのtflが断た
れている状態等の信号配線の故障検出をすることが可能
となる。このことで、故障原因の追求及び修理復旧を短
時間に行うことが可能となる。
これにより、高倍軽度のサーボモータ制御装置の提供に
寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るサーボモータ制御装置の原理図
、 第2図は、本発明に係るサーボモータ制御装置の故障検
出方法の原理図、 第3図は、本発明の第1の実施例に係るサーボモータ制
御装置の構成図、 第4図は、本発明の第1の実施例に係る故障検出時の動
作を説明する波形図、 第5図は、本発明の第1の実施例に係る故障検出方法の
フローチャート、 第6図は、本発明の第2の実施例に係るサーボモータ制
御装置の構成図、 第7図は、従来例に係るサーボモータ制御装置の構成図
、 第8図は、従来例に係る問題点を説明する制御特性図で
ある。 (符号の説明) 11・・・サーボモータ、 12・・・エンコード手段、 13・・・制御手段、 13・・・異常検出手段、 14A・・・比較手段、 14B・・・信号処理手段、 L・・・信号配線、 A、 B、  Z・・・検出信号、 BL・・・平衡伝送路、 R・・・終端抵抗、 SC・・・比較結果信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)負荷(15)を駆動するサーボモータ(11)と
    、前記サーボモータ(11)の駆動状態を検出してn相
    の検出信号(A、B、Z)を出力するエンコード手段(
    12)と、前記エンコード手段(12)及びサーボモー
    タ(11)の入出力を制御する制御手段(13)とを具
    備し、 前記エンコード手段(12)と制御手段(13)とを接
    続する信号配線(L)の異常を検出する異常検出手段(
    14)が設けられていることを特徴とするサーボモータ
    制御装置。(2)請求項1記載のサーボモータ制御装置
    において、前記異常検出手段(14)が前記信号配線(
    L)の信号レベルを比較して比較結果信号(SC)を出
    力する比較手段(14A)と、前記比較結果信号(SC
    )の信号処理をする信号処理手段(14B)から成るこ
    とを特徴とするサーボモータ制御装置。 (3)請求項1記載のサーボモータ制御装置において、
    前記異常検出手段(14)が前記n相の検出信号(A、
    B、Z)を伝送する信号配線(L)毎に設けられている
    ことを特徴とするサーボモータ制御装置。 (4)請求項1記載のサーボモータ制御装置において、
    前記信号配線(L)が終端抵抗(R)を接続した平衡伝
    送路(BL)から成ることを特徴とするサーボモータ制
    御装置。 (5)請求項1記載のサーボモータ制御装置の故障検出
    方法であって、前記信号配線(L)にn相の検出信号(
    A、B、Z)の送信処理をする際に、併せて、前記信号
    配線(L)の信号レベルを比較処理をし、前記比較処理
    に基づいて異常検出処理をすることを特徴とするサーボ
    モータ制御装置の故障検出方法。 (6)請求項5記載のサーボモータ制御装置の故障検出
    方法において、前記異常検出処理は、前記信号配線(L
    )に伝送されるn相の検出信号(A、B、Z)の反転、
    非反転信号レベルの電位を比較処理することにより行わ
    れることを特徴とするサーボモータ制御装置の故障検出
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110316459A1 (en) * 2009-05-08 2011-12-29 Mitsubishi Electric Corporation Motor controller

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110316459A1 (en) * 2009-05-08 2011-12-29 Mitsubishi Electric Corporation Motor controller
US8362726B2 (en) * 2009-05-08 2013-01-29 Mitsubishi Electric Corporation Motor controller

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