JPH0416102Y2 - - Google Patents

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JPH0416102Y2
JPH0416102Y2 JP1986107030U JP10703086U JPH0416102Y2 JP H0416102 Y2 JPH0416102 Y2 JP H0416102Y2 JP 1986107030 U JP1986107030 U JP 1986107030U JP 10703086 U JP10703086 U JP 10703086U JP H0416102 Y2 JPH0416102 Y2 JP H0416102Y2
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air
temperature
humidifier
capacity
blown
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JP1986107030U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機、詳しくは室内ユニツト
の空気通路に加湿器を介装し、吹出空気を加湿可
能と成した空気調和機に関する。
(従来の技術) 従来、室内ユニツト内の空気通路に加湿器を設
け、該加湿器により前記室内ユニツトから室内側
に吹出される吹出空気を加湿するようにした空気
調和機は、実開昭61−10450号公報において、既
に知られている。しかして前記公報記載の空気調
和機では、前記加湿器を加湿能力調節可能とな
し、この加湿器を室外ユニツトに内装する圧縮機
に連動させて、該圧縮機の高能力運転時に、前記
加湿器の加湿能力を大となし、また前記圧縮機の
低能力運転時には、前記加湿器の加湿能力を小と
なすようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで以上のごとき空気調和機においては、
前記加湿器が前記圧縮機の運転条件によつて制御
されることから、前記加湿器の応答性が悪く、し
かも前記室内ユニツトから吹出される吹出空気と
は無関係に加湿制御されるため、快適性の面から
も充分とは言えなかつたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、前記加湿器を吹出空気の温度
に基づいて制御し、加湿運転中、その吹出空気温
度の大小に応じて加湿能力を増減変更することに
より、応答性を高めながら、吹出空気温度の高低
に応じて快適な加湿制御を行うことができる空気
調和機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の空気調和機は、図面に示すごとく構成
したもので、室内ユニツトUの空気通路に加湿器
6を介装し、吹出空気を加湿可能と成した空気調
和機において、前記加湿器6を能力調節可能に構
成すると共に、吹出空気の温度を検出する検出手
段7と、該検出手段7の検出温度が加湿を開始さ
せる所定温度に達したとき、前記加湿器6を低能
力で運転し、かつ、前記検出手段7の検出温度が
前記所定温度を上回るとき、該検出手段7の検出
温度の上昇に応じて前記加湿器6の加湿能力を高
能力側に向けて順次増大させる制御手段8とを設
けたことを特徴とするものである。
(作用) しかして前記空気調和機の暖房運転時に、前記
加湿器6は、前記検出手段7で検出された吹出空
気の温度に基づき、前記制御手段8を介して加湿
制御されるのであり、即ち前記加湿器6の加湿制
御は、前記室内ユニツトUから吹出される吹出空
気の温度に応じて行われるのであり、従つて前記
加湿器6の応答性が高められるのである。しか
も、加湿運転が開始された後に、その吹出空気温
度の大小に応じて加湿能力を増減変更するもので
あるから、その吹出空気温度が比較的低い場合に
は、加湿能力が小さくされて、吹出空気温度の低
下を抑制しつつ加湿による快適さを確保できる
し、吹出空気温度が比較的高い場合には、加湿能
力が大きくされて、吹出空気の湿度を増加できる
と共にその温度を低下でき、高温低湿空気の吹出
しによる不快感をなくすることができると共に、
吹出空気の比重量を大きくできてユニツトを室内
上部に配置する場合の吹出空気の床面への到達を
容易にし、部屋の温度分布を改善することができ
るのである。
(実施例) 以下本考案にかかる空気調和機を図面の実施例
によつて説明する。
第1図は天吊形とした空気調和機の室内ユニツ
トUを示しており、本体ケーシング1の一側下面
に、吸込グリル21を備えた空気吸込口2を、ま
た前記ケーシング1の他方側部に、吹出グリル3
1を備えた空気吹出口3をそれぞれ設けると共
に、前記ケーシング1の内部で前記吸込口2との
対向位置に、空気吹出用フアン4を配設する一
方、該フアン4の空気吹出方向前方に熱交換器5
を配設している。
また前記室内ユニツトUの内部で、前記フアン
4から前記熱交換器5に至る空気通路の中間部位
に、加湿器6を配設し、暖房運転時に、前記加湿
器6で前記フアン4から前記熱交換器5に至る空
気を加湿して、前記ケーシング1の空気吹出口3
から室内側に吹出すようにしている。
しかして以上のごとき空気調和機において、前
記加湿器6を能力調節可能に構成すると共に、前
記ケーシング1の吹出口3から吹出される吹出空
気の温度を検出する検出手段7を設ける一方、該
検出手段7による検出温度が加湿を開始させる所
定温度に達したとき、前記加湿器6を低能力で運
転し、かつ、前記検出手段7の検出温度が前記所
定温度を上回るとき、該検出手段7の検出温度の
上昇に応じて前記加湿器6の加湿能力を高能力側
に向けて順次増大させる制御手段8を設けたので
ある。
具体的には、前記検出手段7として温度検出セ
ンサー7を用い、該センサー7を前記ケーシング
1の内部で前記熱交換器5の空気吹出方向前方部
位に配設し、前記センサー7により前記吹出口3
から吹出される吹出空気の温度を検出するごとく
なす。
前記加湿器6は、第2図に詳しく示したごと
く、3個の第1乃至第3加湿ユニツト6A,6
B,6Cと、1つの電装ボツクス6Dとを備え、
これら各者を前記熱交換器5とフアン4との中間
部位で該フアン4の空気吹出横方向に並設するの
であり、また前記各ユニツト6A,6B,6Cの
内方底部に、振動子61a……をもつた第1〜第
3超音波発振器61,62,63をそれぞれ配設
すると共に、前記各ユニツト6A,6B,6Cの
上部で前記フアン4の空気吹出前後方向に、該フ
アン4から吹出される空気の入口64と、空気出
口65とをそれぞれ形成する一方、前記各ユニツ
ト6A,6B,6Cの内方底部には、それぞれ水
Wを装填させる。
斯くして前記各ユニツト6A,6B,6Cに備
えた第1乃至第3発振器61,62,63をオン
動作させることにより、該各発振器61,62,
63の振動子61a,62a,63aで前記水W
を振動させて霧状の噴水Sを形成し、この噴水S
に前記空気入口64から空気出口65へと通過さ
れる空気を接触させることにより、前記フアン4
から前記熱交換器5に至る空気を加湿するごとく
なす。
また前記第1乃至第3発振器61,62,63
を、前記制御手段8で選択的にオン・オフ動作さ
せて、前記各ユニツト6A,6B,6Cを作動さ
せることにより、前記加湿器6の加湿能力を調節
制御するごとくなすのである。
前記制御手段8は、第3図に示すごとく、電源
部81に接続された接続回路に、前記第1乃至第
3発振器61,62,63を並列に接続すると共
に、該各発振器61,62,63と前記電源部8
1との間に、前記各発振器61,62,63をオ
ン・オフ動作させる第1乃至第3切換スイツチ
SW1,SW2,SW3をそれぞれ介装させる。
そして前記第1乃至第3切換スイツチSW1,
SW2,SW3を前記センサー7に連動させ、該
センサー7で検出された吹出空気の温度に基づい
て、前記各スイツチSW1,SW2,SW3を介し
て前記各発振器61,62,63を選択的にオ
ン・オフ動作させるごとくなす。
具体的には、第4図に示したごとく、前記セン
サー7で検出された吹出空気の検出温度が、加湿
を開始させる所定温度例えば40℃に達していない
場合には、全てのスイツチSW1,SW2,SW3
をオフにして加湿は行わないが、吹出空気の検出
温度が前記所定温度つまり40℃に達した場合に
は、前記第1スイツチSW1をオン動作させて前
記第1発振器61を作動させ、前記第2及び第3
加湿ユニツト6B,6Cは作動させることなく、
前記第1加湿ユニツト6Aだけで前記吹出空気の
加湿を行うのであり、斯くのごとく吹出空気温度
が低温のとき、1つの加湿ユニツト6Aで加湿を
行うことにより、前記吹出空気が著しく低下され
ることなく、該吹出空気の加湿が行われるのであ
る。
また前記センサー7で検出された吹出空気の温
度が、前記所定温度(40℃)を越えて例えば43℃
に上昇された場合には、すでにオン動作されてい
る前記第1スイツチSW1に加えて第2スイツチ
SW2をオン動作させて、前記第1及び第2発振
器61,62をそれぞれ作動させ、前記第3加湿
ユニツト6Cのみを作動させることなく、前記第
1及び第2加湿ユニツト6A,6Bによつて前記
吹出空気の加湿を行うのである。
さらに前記センサー7で検出された吹出空気の
温度が、例えば46℃にまで上昇された場合には、
前記第1乃至第3スイツチSW1,SW2,SW3
を共にオン動作させて、前記第1乃至第3発振器
61,62,63をそれぞれ作動させ、前記第1
乃至第3加湿ユニツト6A,6B,6Cの全てに
よつて前記吹出空気の加湿を行うのであり、斯く
のごとく吹出空気温度が比較的高温のとき、全て
の加湿ユニツト6A,6B,6Cで加湿を行うこ
とにより、前記吹出空気の湿度を上げると共にそ
の温度を低下させて、高温低湿空気の吹出しによ
る不快感をなくすると共に、吹出空気の比重量を
大きくして、該吹出空気の到達距離を長くし、吹
出空気の床面への到達を容易にして、室内の温度
分布を改善できるのである。
尚、前記第4図に示したものにおいては、前記
各スイツチSW1,SW2,SW3のオン動作とオ
フ動作との間に、デイフレンシヤルを設けてい
る。
また第1図の実施例においては、前記熱交換器
5の側部に、該熱交換器5の温度を検出する検出
センサー5aを取付け、このセンサー5aにより
室外ユニツトに設ける圧縮機の発停制御を行うよ
うにしている。
第1図において、9は前記本体ケーシング1の
内部で空気吹出口3の近くに設けた風向制御板で
ある。
尚、以上の実施例では、天吊形空気調和機につ
いて説明したが、本考案は天吊形のものに限ら
ず、その他形式の空気調和機に適用できることは
勿論である。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案の空気調和機では、
室内ユニツトUの空気通路に設ける加湿器6を能
力調節可能に構成すると共に、吹出空気の温度を
検出する検出手段7と、該検出手段7の検出温度
が加湿を開始させる所定温度に達したとき、前記
加湿器6を低能力で運転し、かつ、前記検出手段
7の検出温度が前記所定温度を上回るとき、該検
出手段7の検出温度の上昇に応じて前記加湿器6
の加湿能力を高能力側に向けて順次増大させる制
御手段8とを設けたから、従来に比べ、前記加湿
器6の応答性を高めることができながら、吹出空
気温度が比較的低い場合には、加湿能力が小さく
されて、吹出空気温度の低下を抑制しつつ加湿に
よる快適さを確保できるし、吹出空気温度が比較
的高い場合には、加湿能力が大きくされて、吹出
空気の湿度を増加できると共にその温度を低下で
き、高温低湿空気の吹出しによる不快感をなくす
ることができると共に、吹出空気の比重量を大き
くできてユニツトを室内上部に配置する場合の吹
出空気の床面への到達を容易にし、部屋の温度分
布を改善することができ、全体として、室内の快
適な空気調和を行い得るに至つたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる空気調和機の室内ユニ
ツトを示す側断面図、第2図は加湿器の拡大断面
図、第3図は加湿器の制御手段を示す制御回路
図、第4図は制御手段の検出温度による動作説明
図である。 6……加湿器、7……検出手段(センサー)、
8……制御手段、U……室内ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内ユニツトUの空気通路に加湿器6を介装
    し、吹出空気を加湿可能と成した空気調和機にお
    いて、前記加湿器6を能力調節可能に構成すると
    共に、吹出空気の温度を検出する検出手段7と、
    該検出手段7の検出温度が加湿を開始させる所定
    温度に達したとき、前記加湿器6を低能力で運転
    し、かつ、前記検出手段7の検出温度が前記所定
    温度を上回るとき、該検出手段7の検出温度の上
    昇に応じて前記加湿器6の加湿能力を高能力側に
    向けて順次増大させる制御手段8とを設けたこと
    を特徴とする空気調和機。
JP1986107030U 1986-07-12 1986-07-12 Expired JPH0416102Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986107030U JPH0416102Y2 (ja) 1986-07-12 1986-07-12

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JP1986107030U JPH0416102Y2 (ja) 1986-07-12 1986-07-12

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Publication Number Publication Date
JPS6315435U JPS6315435U (ja) 1988-02-01
JPH0416102Y2 true JPH0416102Y2 (ja) 1992-04-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238957B2 (ja) * 1974-08-23 1977-10-01

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5524495Y2 (ja) * 1975-09-12 1980-06-12
JPS54100472U (ja) * 1977-12-26 1979-07-16

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238957B2 (ja) * 1974-08-23 1977-10-01

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JPS6315435U (ja) 1988-02-01

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