JPH0960924A - アンダーフロア空調装置 - Google Patents
アンダーフロア空調装置Info
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- JPH0960924A JPH0960924A JP7220059A JP22005995A JPH0960924A JP H0960924 A JPH0960924 A JP H0960924A JP 7220059 A JP7220059 A JP 7220059A JP 22005995 A JP22005995 A JP 22005995A JP H0960924 A JPH0960924 A JP H0960924A
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- sensor
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- Y02B30/746—
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 送風量の床下静圧一定制御に対し、外気温に
より送風量を補正制御し、快適性の向上ができるアンダ
ーフロア空調装置を提供することを目的とする。 【構成】 室内機7には、送風機4と、送風機4の運転
周波数を変更するインバータユニット5を制御する制御
装置6を設け、外気温度を検知する外気温センサ18と
二重床空間14の静圧を検知する静圧センサ17とを制
御装置6に設け、外気温センサ18の値が設定範囲外の
場合に、送風機4の回転数を一定量補正制御するように
制御装置6を設けた構成とする。
より送風量を補正制御し、快適性の向上ができるアンダ
ーフロア空調装置を提供することを目的とする。 【構成】 室内機7には、送風機4と、送風機4の運転
周波数を変更するインバータユニット5を制御する制御
装置6を設け、外気温度を検知する外気温センサ18と
二重床空間14の静圧を検知する静圧センサ17とを制
御装置6に設け、外気温センサ18の値が設定範囲外の
場合に、送風機4の回転数を一定量補正制御するように
制御装置6を設けた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風量の静圧一定制御に
対して、気流感による快適性を考慮したアンダーフロア
空調装置に関するものである。
対して、気流感による快適性を考慮したアンダーフロア
空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インテリジェントビルなどにおい
て、その優れた省エネ性、省施工性により、二重床空間
を利用したアンダーフロア型の空調装置が普及してきて
いる。
て、その優れた省エネ性、省施工性により、二重床空間
を利用したアンダーフロア型の空調装置が普及してきて
いる。
【0003】従来、この種のアンダーフロア空調装置
は、図11に示すような構成が一般的であった。以下、
その構成について図11を参照しながら説明する。
は、図11に示すような構成が一般的であった。以下、
その構成について図11を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、熱源機101と、この熱
源機101と熱媒体搬送管102により接続された室内
機103とが設けられ、室内機103の空気吸入口10
4が被空調室105の天井裏空間106に、空気吹出口
107が被空調室105の二重床空間108に接続さ
れ、天井面109には天面吸入口110が、床面111
には床面吹出口112が設けられ、二重床空間108に
静圧センサ113が設けられ、室内機103には熱媒体
搬送管102により搬送される熱媒体と熱交換を行う熱
交換器114と、送風機115と、送風機115の運転
周波数を変更するインバータユニット116と、インバ
ータユニット116を制御する制御装置117とが設け
られていた。
源機101と熱媒体搬送管102により接続された室内
機103とが設けられ、室内機103の空気吸入口10
4が被空調室105の天井裏空間106に、空気吹出口
107が被空調室105の二重床空間108に接続さ
れ、天井面109には天面吸入口110が、床面111
には床面吹出口112が設けられ、二重床空間108に
静圧センサ113が設けられ、室内機103には熱媒体
搬送管102により搬送される熱媒体と熱交換を行う熱
交換器114と、送風機115と、送風機115の運転
周波数を変更するインバータユニット116と、インバ
ータユニット116を制御する制御装置117とが設け
られていた。
【0005】上記構成において、静圧センサ113の値
と目標静圧との差を制御装置117が演算し、インバー
タユニット116を制御することで送風機115の回転
数が制御され、所定の風量にて送風されることとなる。
ここで、送風機115の働きにより被空調室105の空
気は天井面109の天面吸入口110より吸い込まれ、
天井裏空間106を通り、室内機103の空気吸入口1
04から室内機103内に入り、熱交換器114を通過
する際に、熱源機101から熱媒体搬送管102により
搬送されてきた熱媒体と熱交換された後、送風機11
5、空気吹出口107、二重床空間108を通り、床面
111の床面吹出口112から被空調室105に吹き出
されることとなるというものであった。
と目標静圧との差を制御装置117が演算し、インバー
タユニット116を制御することで送風機115の回転
数が制御され、所定の風量にて送風されることとなる。
ここで、送風機115の働きにより被空調室105の空
気は天井面109の天面吸入口110より吸い込まれ、
天井裏空間106を通り、室内機103の空気吸入口1
04から室内機103内に入り、熱交換器114を通過
する際に、熱源機101から熱媒体搬送管102により
搬送されてきた熱媒体と熱交換された後、送風機11
5、空気吹出口107、二重床空間108を通り、床面
111の床面吹出口112から被空調室105に吹き出
されることとなるというものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のアン
ダーフロア空調装置では、二重床空間108に設けた静
圧センサ113によって検知された静圧値と目標静圧値
との差を制御装置117が演算し、目標静圧になうよう
に制御装置117でもって送風機115をインバータユ
ニット116により運転周波数を変換し制御するので、
周囲の温熱環境によっては気流感による快適性が損なわ
れるという問題があった。
ダーフロア空調装置では、二重床空間108に設けた静
圧センサ113によって検知された静圧値と目標静圧値
との差を制御装置117が演算し、目標静圧になうよう
に制御装置117でもって送風機115をインバータユ
ニット116により運転周波数を変換し制御するので、
周囲の温熱環境によっては気流感による快適性が損なわ
れるという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、季節
に応じて気流感を変化させ快適性を向上することのでき
るアンダーフロア空調装置を提供することを第1の目的
とする。
に応じて気流感を変化させ快適性を向上することのでき
るアンダーフロア空調装置を提供することを第1の目的
とする。
【0008】また、第2の目的は、人体に与える周囲の
輻射温度に応じて気流感を変化させることにある。
輻射温度に応じて気流感を変化させることにある。
【0009】また、第3の目的は、室温に応じて気流感
を変化させることにある。また、第4の目的は、室温に
応じて比例的に気流感を変化させることにある。
を変化させることにある。また、第4の目的は、室温に
応じて比例的に気流感を変化させることにある。
【0010】また、第5の目的は、室温および壁面温度
に応じて気流感を変化させることにある。
に応じて気流感を変化させることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のアンダーフロア
空調装置は上記第1の目的を達成するために第1の手段
は、熱源機から送られた熱媒体により熱交換する熱交換
器を介して空気を流通する送風機および送風機の運転周
波数を変換するインバータユニットを制御する制御装置
を設けた室内機と、この室内機の空気吸込口と連通する
被空調室の天井裏空間を介して天井面に設けられる天面
吸込口と、前記室内機の空気吹出口と連通する被空調室
の二重床空間を介して床面に設けられる床面吹出口と、
前記制御装置に検知信号を送るように前記二重床空間に
設けられる静圧センサおよび外気温度を検知する外気温
センサとを備え、前記静圧センサの値により前記送風機
の回転数を制御し、前記外気温センサの値が設定範囲外
の場合に前記送風機の回転数を一定量補正制御するよう
に前記制御装置を構成する。
空調装置は上記第1の目的を達成するために第1の手段
は、熱源機から送られた熱媒体により熱交換する熱交換
器を介して空気を流通する送風機および送風機の運転周
波数を変換するインバータユニットを制御する制御装置
を設けた室内機と、この室内機の空気吸込口と連通する
被空調室の天井裏空間を介して天井面に設けられる天面
吸込口と、前記室内機の空気吹出口と連通する被空調室
の二重床空間を介して床面に設けられる床面吹出口と、
前記制御装置に検知信号を送るように前記二重床空間に
設けられる静圧センサおよび外気温度を検知する外気温
センサとを備え、前記静圧センサの値により前記送風機
の回転数を制御し、前記外気温センサの値が設定範囲外
の場合に前記送風機の回転数を一定量補正制御するよう
に前記制御装置を構成する。
【0012】また、第2の目的を達成するために第2の
手段は、制御装置に被空調室の壁面温度を検知する輻射
センサを設け、前記輻射センサの値が目標室温に対して
設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定量補正制御
する構成とする。
手段は、制御装置に被空調室の壁面温度を検知する輻射
センサを設け、前記輻射センサの値が目標室温に対して
設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定量補正制御
する構成とする。
【0013】また、第3の目的を達成するために第3の
手段は、制御装置に被空調室の室内温度を検知する室温
センサを設け、前記室温センサの値が目標室温に対して
設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定量補正制御
する構成とする。
手段は、制御装置に被空調室の室内温度を検知する室温
センサを設け、前記室温センサの値が目標室温に対して
設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定量補正制御
する構成とする。
【0014】また、第4の目的を達成するために第4の
手段は、室温センサの値が目標室温に対して設定範囲外
の場合に、送風機の回転数に限度を設けたうえで、目標
室温と前記室温センサとの値の差に応じて比例的に補正
制御するように制御装置を構成する。
手段は、室温センサの値が目標室温に対して設定範囲外
の場合に、送風機の回転数に限度を設けたうえで、目標
室温と前記室温センサとの値の差に応じて比例的に補正
制御するように制御装置を構成する。
【0015】また、第5の目的を達成するために第5の
手段は、室温センサの値が設定範囲外の場合あるいは輻
射センサの値が目標室温に対して設定範囲外の場合に、
送風機の回転数に限度を設けたうえで、目標室温と前記
室温センサとの値の差および目標室温と前記輻射センサ
との値の差に応じて補正制御するように制御装置を構成
する。
手段は、室温センサの値が設定範囲外の場合あるいは輻
射センサの値が目標室温に対して設定範囲外の場合に、
送風機の回転数に限度を設けたうえで、目標室温と前記
室温センサとの値の差および目標室温と前記輻射センサ
との値の差に応じて補正制御するように制御装置を構成
する。
【0016】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、外
気温センサにより検知した外気温に応じて、送風量を一
定量補正制御するため、季節に応じて気流感を変化させ
ることで、快適性を向上させることができる。
気温センサにより検知した外気温に応じて、送風量を一
定量補正制御するため、季節に応じて気流感を変化させ
ることで、快適性を向上させることができる。
【0017】また、第2の手段の構成により、輻射セン
サにより検知した被空調室の壁面温度に応じて、送風量
を一定量補正制御するため、人体に与える周囲の輻射温
度に応じて気流感を変化させることで、快適性を向上す
ることができる。
サにより検知した被空調室の壁面温度に応じて、送風量
を一定量補正制御するため、人体に与える周囲の輻射温
度に応じて気流感を変化させることで、快適性を向上す
ることができる。
【0018】また、第3の手段の構成により、室温セン
サにより検知した被空調室の室温に応じて、送風量を一
定量補正制御するため、室温に応じて気流感を変化させ
ることで、快適性を向上させることができる。
サにより検知した被空調室の室温に応じて、送風量を一
定量補正制御するため、室温に応じて気流感を変化させ
ることで、快適性を向上させることができる。
【0019】また、第4の手段の構成により、室温セン
サにより検知した被空調室の室温に応じて、送風量をあ
る限度を設けたうえで比例的に補正制御するため、室温
に応じて比例的に気流感を変化させることで、快適性を
向上させることができる。
サにより検知した被空調室の室温に応じて、送風量をあ
る限度を設けたうえで比例的に補正制御するため、室温
に応じて比例的に気流感を変化させることで、快適性を
向上させることができる。
【0020】また、第5の手段の構成により、室温セン
サおよび輻射センサで検知した被空調室の室温および壁
面温度に応じて、送風量をある限度を設けたうえで補正
制御するため、室温および壁面温度に応じて気流感を変
化させることで、快適性を向上させることができる。
サおよび輻射センサで検知した被空調室の室温および壁
面温度に応じて、送風量をある限度を設けたうえで補正
制御するため、室温および壁面温度に応じて気流感を変
化させることで、快適性を向上させることができる。
【0021】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について、図1
および図2を参照しながら説明する。
および図2を参照しながら説明する。
【0022】図に示すように、熱源機1から熱媒体搬送
管2により送られた熱媒体により熱交換する熱交換器3
に空気を流通する送風機4および送風機4の運転周波数
を変換するインバータユニット5を制御する制御装置6
を室内機7に設け、室内機7の空気吸込口8と連通する
被空調室9の天井裏空間10を介して天井面11に天面
吸込口12を設け、室内機7の空気吹出口13と連通す
る被空調室9の二重床空間14を介して床面15に床面
吹出口16を設ける。
管2により送られた熱媒体により熱交換する熱交換器3
に空気を流通する送風機4および送風機4の運転周波数
を変換するインバータユニット5を制御する制御装置6
を室内機7に設け、室内機7の空気吸込口8と連通する
被空調室9の天井裏空間10を介して天井面11に天面
吸込口12を設け、室内機7の空気吹出口13と連通す
る被空調室9の二重床空間14を介して床面15に床面
吹出口16を設ける。
【0023】そして、制御装置6に静圧信号を送る静圧
センサ17を二重床空間14に設け、外気温度を検知す
る外気温センサ18を制御装置6に設け、静圧センサ1
7の検知した値により送風機4の回転数を制御し、外気
温の値が設定範囲外の場合には送風機4の回転数を一定
量補正するように制御装置6を構成する。
センサ17を二重床空間14に設け、外気温度を検知す
る外気温センサ18を制御装置6に設け、静圧センサ1
7の検知した値により送風機4の回転数を制御し、外気
温の値が設定範囲外の場合には送風機4の回転数を一定
量補正するように制御装置6を構成する。
【0024】上記構成により、熱源機1および室内機7
を運転すると、熱源機1から熱媒体搬送管2を介して熱
交換器3に送られる熱媒体により、冬季においては加熱
され送風機4により二重床空間14に送られ、床面15
に設けた床面吹出口16より被空調室9に送風されて暖
房が行われ、天井面11に設けた天面吸込口12より被
空調室9の空気が天井裏空間10に吸込まれ室内機7に
循環する。
を運転すると、熱源機1から熱媒体搬送管2を介して熱
交換器3に送られる熱媒体により、冬季においては加熱
され送風機4により二重床空間14に送られ、床面15
に設けた床面吹出口16より被空調室9に送風されて暖
房が行われ、天井面11に設けた天面吸込口12より被
空調室9の空気が天井裏空間10に吸込まれ室内機7に
循環する。
【0025】また、夏季においては、熱交換器3に送ら
れる熱媒体により冷却された冷気が床面吹出口16より
被空調室9に送風されて冷房が行われる。
れる熱媒体により冷却された冷気が床面吹出口16より
被空調室9に送風されて冷房が行われる。
【0026】一方、二重床空間14に設けた静圧センサ
17で検知された値と目標静圧との差を制御装置6が演
算し、インバータユニット5を制御することで送風機4
の回転数が制御された所定の風量にて送風される。
17で検知された値と目標静圧との差を制御装置6が演
算し、インバータユニット5を制御することで送風機4
の回転数が制御された所定の風量にて送風される。
【0027】そして、外気温センサ18で検知された外
気温度の値が、夏季において図2に示すように設定され
た下限温度T1〜上限温度T2の範囲外となる上限温度
T2以上となると、制御装置6によってインバータユニ
ット5を介して送風機4の回転数が一定量補正制御さ
れ、送風量が一定量プラス補正されることとなり気流感
が増大する。
気温度の値が、夏季において図2に示すように設定され
た下限温度T1〜上限温度T2の範囲外となる上限温度
T2以上となると、制御装置6によってインバータユニ
ット5を介して送風機4の回転数が一定量補正制御さ
れ、送風量が一定量プラス補正されることとなり気流感
が増大する。
【0028】また、冬季において外気温度の値が設定さ
れた下限温度T1以下になると送風量を一定量マイナス
補正し気流感を減少する。
れた下限温度T1以下になると送風量を一定量マイナス
補正し気流感を減少する。
【0029】このように本発明の第1実施例のアンダー
フロア空調装置によれば、外気温センサ18により検知
された外気温に応じて送風量を一定量補正制御するの
で、夏季には送風量を一定量増大して気流感を増大させ
冷房効果を高め、冬季には送風量を一定量減少して気流
感を減少させ気流による寒さを感じさせないようにし
て、気流感による快適性を向上させることができる。
フロア空調装置によれば、外気温センサ18により検知
された外気温に応じて送風量を一定量補正制御するの
で、夏季には送風量を一定量増大して気流感を増大させ
冷房効果を高め、冬季には送風量を一定量減少して気流
感を減少させ気流による寒さを感じさせないようにし
て、気流感による快適性を向上させることができる。
【0030】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて、図3および図4を参照しながら説明する。な
お、第1実施例と同一部分には同一符号を付けて以下各
実施例とも詳細な説明は省略する。
ついて、図3および図4を参照しながら説明する。な
お、第1実施例と同一部分には同一符号を付けて以下各
実施例とも詳細な説明は省略する。
【0031】図に示すように、被空調室9の壁面温度を
検知する輻射センサ19を制御装置6Aに設け、輻射セ
ンサ19で検知された壁面温度の値が目標室温に対して
設定範囲外の場合に、送風機4の回転数を一定量補正制
御するように制御装置6Aを構成する。
検知する輻射センサ19を制御装置6Aに設け、輻射セ
ンサ19で検知された壁面温度の値が目標室温に対して
設定範囲外の場合に、送風機4の回転数を一定量補正制
御するように制御装置6Aを構成する。
【0032】上記構成により、熱源機1および室内機7
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けられた静圧センサ17で検知された
値と目標静圧との差を制御装置6Aが演算し、インバー
タユニット5を制御することで送風機4の回転数が制御
され、所定の風量にて送風される。
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けられた静圧センサ17で検知された
値と目標静圧との差を制御装置6Aが演算し、インバー
タユニット5を制御することで送風機4の回転数が制御
され、所定の風量にて送風される。
【0033】そして、輻射センサ19で検知された被空
調室9の壁面温度の値が図4に示すように、目標室温の
範囲として設定された下限温度T3〜上限温度T4の範
囲外となる上限温度T4以上になると、制御装置6Aに
よってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数
が一定量補正制御され、送風量が一定量プラス補正され
ることとなり気流感が増大する。
調室9の壁面温度の値が図4に示すように、目標室温の
範囲として設定された下限温度T3〜上限温度T4の範
囲外となる上限温度T4以上になると、制御装置6Aに
よってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数
が一定量補正制御され、送風量が一定量プラス補正され
ることとなり気流感が増大する。
【0034】また、被空調室9の壁面温度の値が下限温
度T3以下の場合には送風量を一定量マイナス補正を行
い気流感を減少する。
度T3以下の場合には送風量を一定量マイナス補正を行
い気流感を減少する。
【0035】すなわち、人体に与える輻射温度に応じて
気流感を変化させ、安定過渡期状態において、さらに快
適感を向上することができるもので、室温が安定した場
合においても、夏季の過渡期状態において壁面温度が設
定された室温の値より高い場合には送風量を一定量増大
させ、気流感を増大させることにより、また、冬季の過
渡期状態において壁面温度が設定された室温の値より低
い場合には送風量を一定量減少させ、気流感を減少させ
ることにより、気流感による快適性を向上させることが
できる。
気流感を変化させ、安定過渡期状態において、さらに快
適感を向上することができるもので、室温が安定した場
合においても、夏季の過渡期状態において壁面温度が設
定された室温の値より高い場合には送風量を一定量増大
させ、気流感を増大させることにより、また、冬季の過
渡期状態において壁面温度が設定された室温の値より低
い場合には送風量を一定量減少させ、気流感を減少させ
ることにより、気流感による快適性を向上させることが
できる。
【0036】よって、夏季の冷房立上がり時において
は、壁面温度が目標室温に対し高い間は送風量が多くな
って気流による涼感が得られるようになり、冬季の暖房
立上がり時においては、壁面温度が低い間は送風量が少
なくなり気流による寒さを感じないようになる。
は、壁面温度が目標室温に対し高い間は送風量が多くな
って気流による涼感が得られるようになり、冬季の暖房
立上がり時においては、壁面温度が低い間は送風量が少
なくなり気流による寒さを感じないようになる。
【0037】このように本発明の第2実施例のアンダー
フロア空調装置によれば、輻射センサ19により検知し
た被空調室9の壁面温度に応じて、制御装置6Aによっ
て送風量を一定量補正制御するため、人体に与える周囲
の輻射温度に応じて気流感を変化させることで、快適性
を向上することができる。
フロア空調装置によれば、輻射センサ19により検知し
た被空調室9の壁面温度に応じて、制御装置6Aによっ
て送風量を一定量補正制御するため、人体に与える周囲
の輻射温度に応じて気流感を変化させることで、快適性
を向上することができる。
【0038】(実施例3)以下、本発明の第3実施例に
ついて、図5および図6を参照しながら説明する。
ついて、図5および図6を参照しながら説明する。
【0039】図に示すように、被空調室9の室温を検知
する室温センサ20を制御装置6Bに設け、室温センサ
20で検知された被空調室9の室温の値が目標室温に対
して設定範囲外の場合に、送風機4の回転数を一定量補
正制御するように制御装置6Bを構成する。
する室温センサ20を制御装置6Bに設け、室温センサ
20で検知された被空調室9の室温の値が目標室温に対
して設定範囲外の場合に、送風機4の回転数を一定量補
正制御するように制御装置6Bを構成する。
【0040】上記構成により、熱源機1および室内機7
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けられた静圧センサ17で検知された
値と目標静圧との差を制御装置6Bが演算し、インバー
タユニット5を制御することで送風機4の回転数が制御
され、所定の風量にて送風される。
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けられた静圧センサ17で検知された
値と目標静圧との差を制御装置6Bが演算し、インバー
タユニット5を制御することで送風機4の回転数が制御
され、所定の風量にて送風される。
【0041】そして、室温センサ20で検知された被空
調室9の室内温度の値が図6に示すように、目標室温の
範囲として設定された下限温度T5〜上限温度T6の範
囲外となる上限温度T6以上になると、制御装置6Bに
よってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数
が一定量補正制御され、送風量が一定量プラス補正され
ることとなり気流感が増大する。
調室9の室内温度の値が図6に示すように、目標室温の
範囲として設定された下限温度T5〜上限温度T6の範
囲外となる上限温度T6以上になると、制御装置6Bに
よってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数
が一定量補正制御され、送風量が一定量プラス補正され
ることとなり気流感が増大する。
【0042】また、被空調室9の室内温度の値が下限温
度T5以下の場合には送風量を一定量マイナス補正を行
い気流感を減少する。
度T5以下の場合には送風量を一定量マイナス補正を行
い気流感を減少する。
【0043】すなわち、室温に応じて気流感を変化さ
せ、安定過渡期状態において、さらに快適感を向上する
ことができるもので、夏季の過渡期状態において室温が
設定された目標室温の値に対し高い場合には送風量を一
定量増大させ、気流感を増大させることにより、また、
冬季の過渡期状態において室温が設定された室温の値よ
り低い場合には送風量を一定量減少させ、気流感を減少
させることにより、気流感による快適性を向上させるこ
とができる。
せ、安定過渡期状態において、さらに快適感を向上する
ことができるもので、夏季の過渡期状態において室温が
設定された目標室温の値に対し高い場合には送風量を一
定量増大させ、気流感を増大させることにより、また、
冬季の過渡期状態において室温が設定された室温の値よ
り低い場合には送風量を一定量減少させ、気流感を減少
させることにより、気流感による快適性を向上させるこ
とができる。
【0044】よって、夏季の冷房立上がり時において
は、室温の高い間は送風量が多くなって気流による涼感
が得られるようになり、冬季の暖房立上がり時において
は、室温が低い間は送風量が少なくなり気流による寒さ
を感じないようになる。
は、室温の高い間は送風量が多くなって気流による涼感
が得られるようになり、冬季の暖房立上がり時において
は、室温が低い間は送風量が少なくなり気流による寒さ
を感じないようになる。
【0045】このように本発明の第3実施例のアンダー
フロア空調装置によれば、室温センサ20により検知し
た被空調室9の室温に応じて、制御装置6Bによって送
風量を一定量補正制御するため、室温に応じて気流感を
変化させることで、快適性を向上させることができる。
フロア空調装置によれば、室温センサ20により検知し
た被空調室9の室温に応じて、制御装置6Bによって送
風量を一定量補正制御するため、室温に応じて気流感を
変化させることで、快適性を向上させることができる。
【0046】(実施例4)以下、本発明の第4実施例に
ついて、図7および図8を参照しながら説明する。
ついて、図7および図8を参照しながら説明する。
【0047】図に示すように、被空調室9の室温を検知
する室温センサ20Aを制御装置6Cに設け、室温セン
サ20Aで検知された被空調室9の室温の値が目標室温
に対して設定範囲外の場合に、送風機4の回転数に上下
の限度を設け、目標室温と室温センサ20Aとの値の差
に応じて送風機4の回転数を比例的に補正制御するよう
に制御装置6Cを構成する。
する室温センサ20Aを制御装置6Cに設け、室温セン
サ20Aで検知された被空調室9の室温の値が目標室温
に対して設定範囲外の場合に、送風機4の回転数に上下
の限度を設け、目標室温と室温センサ20Aとの値の差
に応じて送風機4の回転数を比例的に補正制御するよう
に制御装置6Cを構成する。
【0048】上記構成により、熱源機1および室内機7
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けた静圧センサ17で検知された値と
目標静圧との差を制御装置6Cが演算し、インバータユ
ニット5を制御することで送風機4の回転数が制御さ
れ、所定の風量にて送風される。
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けた静圧センサ17で検知された値と
目標静圧との差を制御装置6Cが演算し、インバータユ
ニット5を制御することで送風機4の回転数が制御さ
れ、所定の風量にて送風される。
【0049】そして、室温センサ20Aで検知された被
空調室9の室内温度の値が図8に示すように、目標室温
の範囲として設定された下限温度T7〜上限温度T8の
範囲外で通常室内で発生可能な最低温度T9および最高
温度T10を限度とし、目標室温に対し、室温センサ2
0Aで検知された室温との差に応じて制御装置6Cによ
ってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数が
比例的に補正制御され、室内温度が目標室温より低温の
場合は送風量がマイナス補正されることにより気流感が
減少する。
空調室9の室内温度の値が図8に示すように、目標室温
の範囲として設定された下限温度T7〜上限温度T8の
範囲外で通常室内で発生可能な最低温度T9および最高
温度T10を限度とし、目標室温に対し、室温センサ2
0Aで検知された室温との差に応じて制御装置6Cによ
ってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数が
比例的に補正制御され、室内温度が目標室温より低温の
場合は送風量がマイナス補正されることにより気流感が
減少する。
【0050】また、室内温度が目標室温より高温の場合
は送風量がプラス補正され気流感が増大する。
は送風量がプラス補正され気流感が増大する。
【0051】すなわち、室温に応じて比例的に気流感を
変化させ、安定過渡期状態において、さらに快適感を向
上することができるもので、夏季の過渡期状態において
室温が設定された目標室温の値に対し高い場合には送風
量を室温に応じて比例的に増大させ、気流感を増大し、
また、冬季の過渡期状態において室温が設定された室温
の値より低い場合には、送風量を室温に応じて比例的に
減少させ、気流感を比例的に減少させることにより、気
流感による快適性を向上させることができる。
変化させ、安定過渡期状態において、さらに快適感を向
上することができるもので、夏季の過渡期状態において
室温が設定された目標室温の値に対し高い場合には送風
量を室温に応じて比例的に増大させ、気流感を増大し、
また、冬季の過渡期状態において室温が設定された室温
の値より低い場合には、送風量を室温に応じて比例的に
減少させ、気流感を比例的に減少させることにより、気
流感による快適性を向上させることができる。
【0052】よって、夏季の冷房立上がり時において
は、室温の高い間は室温の高さに応じて比例的に送風量
が多くなって気流による心地よい涼感が得られるように
なり、冬季の暖房立上がり時においては、室温が低い間
は室温の低さに応じて比例的に送風量が少なくなって気
流による寒さなどの不快感を感じなくなる。
は、室温の高い間は室温の高さに応じて比例的に送風量
が多くなって気流による心地よい涼感が得られるように
なり、冬季の暖房立上がり時においては、室温が低い間
は室温の低さに応じて比例的に送風量が少なくなって気
流による寒さなどの不快感を感じなくなる。
【0053】このように本発明の第4実施例のアンダー
フロア空調装置によれば、室温センサ20Aにより検知
した被空調室9の室温に応じて、制御装置6Cによって
送風量をある限度を設けたうえで比例的に補正制御する
ため、室温に応じて比例的に気流感を変化させること
で、快適性を向上させることができる。
フロア空調装置によれば、室温センサ20Aにより検知
した被空調室9の室温に応じて、制御装置6Cによって
送風量をある限度を設けたうえで比例的に補正制御する
ため、室温に応じて比例的に気流感を変化させること
で、快適性を向上させることができる。
【0054】(実施例5)以下、本発明の第5実施例に
ついて、図9および図10を参照しながら説明する。
ついて、図9および図10を参照しながら説明する。
【0055】図に示すように、被空調室9の室温を検知
する室温センサ20Bおよび被空調室9の壁面温度を検
知する輻射センサ19Aを制御装置6Dに設け、室温セ
ンサ20Bで検知された被空調室9の室温の値が目標室
温に対して設定範囲外の場合に、送風機4の回転数に上
下の限度を設け、目標室温と室温センサ20Bとの値の
差に応じて送風機4の回転数を比例的に補正制御すると
ともに、補正された送風機4の回転数をさらに輻射セン
サ19Aで検知された壁面温度と目標室温との値の差に
応じて送風機4の回転数を比例的に補正制御するように
制御装置6Dを構成する。
する室温センサ20Bおよび被空調室9の壁面温度を検
知する輻射センサ19Aを制御装置6Dに設け、室温セ
ンサ20Bで検知された被空調室9の室温の値が目標室
温に対して設定範囲外の場合に、送風機4の回転数に上
下の限度を設け、目標室温と室温センサ20Bとの値の
差に応じて送風機4の回転数を比例的に補正制御すると
ともに、補正された送風機4の回転数をさらに輻射セン
サ19Aで検知された壁面温度と目標室温との値の差に
応じて送風機4の回転数を比例的に補正制御するように
制御装置6Dを構成する。
【0056】上記構成により、熱源機1および室内機7
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けた静圧センサ17で検知された値と
目標静圧との差を制御装置6Dが演算し、インバータユ
ニット5を制御することで送風機4の回転数が制御さ
れ、所定の風量にて送風される。
が運転され、被空調室9の暖房または冷房が行われ、二
重床空間14に設けた静圧センサ17で検知された値と
目標静圧との差を制御装置6Dが演算し、インバータユ
ニット5を制御することで送風機4の回転数が制御さ
れ、所定の風量にて送風される。
【0057】そして、室温センサ20Bで検知された被
空調室9の室内温度の値が図10に示すように、目標室
温の範囲として設定された下限温度T7〜上限温度T8
の範囲外で通常室内で発生可能な最低温度T9および最
高温度T10を限度とし、目標室温に対し、室温センサ
20Bで検知された室温との差に応じて制御装置6Dに
よってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数
が比例的に補正制御され、室内温度が目標室温より低温
の場合は送風量がマイナス補正される。
空調室9の室内温度の値が図10に示すように、目標室
温の範囲として設定された下限温度T7〜上限温度T8
の範囲外で通常室内で発生可能な最低温度T9および最
高温度T10を限度とし、目標室温に対し、室温センサ
20Bで検知された室温との差に応じて制御装置6Dに
よってインバータユニット5を介し、送風機4の回転数
が比例的に補正制御され、室内温度が目標室温より低温
の場合は送風量がマイナス補正される。
【0058】また、室内温度が目標室温より高温の場合
は送風量がプラス補正される。さらに、目標室温と室温
センサ20Bの値で比例的に補正制御された送風量に対
し、目標室温と輻射センサ19Aで検知された壁面温度
との値の差により壁面温度が高い場合にはプラス補正し
て送風量を増大して、気流感を増大する。
は送風量がプラス補正される。さらに、目標室温と室温
センサ20Bの値で比例的に補正制御された送風量に対
し、目標室温と輻射センサ19Aで検知された壁面温度
との値の差により壁面温度が高い場合にはプラス補正し
て送風量を増大して、気流感を増大する。
【0059】また、温度が低い場合にはマイナス補正し
て送風量を減少して、気流感を減少する。
て送風量を減少して、気流感を減少する。
【0060】すなわち、室温センサ20Bの値が設定さ
れた範囲外の場合あるいは輻射センサ19Aの値が目標
室温に対して設定された範囲外の場合に、送風機4の回
転数に限度を設けたうえで、目標室温と室温センサ20
Bとの値の差および目標室温と輻射センサ19Aとの値
の差に応じて比例的に補正制御し、安定過渡期状態にお
いて、さらに快適感を向上することができるもので、目
標室温と室温センサ20Bの値で比例的に補正制御され
た送風量に対し、目標室温と輻射センサ19Aとの値の
差によりさらに補正を加えることで、送風量を変化させ
るため室温および壁面温度に応じて気流感を変化させる
ことにより快適性を向上させることができる。
れた範囲外の場合あるいは輻射センサ19Aの値が目標
室温に対して設定された範囲外の場合に、送風機4の回
転数に限度を設けたうえで、目標室温と室温センサ20
Bとの値の差および目標室温と輻射センサ19Aとの値
の差に応じて比例的に補正制御し、安定過渡期状態にお
いて、さらに快適感を向上することができるもので、目
標室温と室温センサ20Bの値で比例的に補正制御され
た送風量に対し、目標室温と輻射センサ19Aとの値の
差によりさらに補正を加えることで、送風量を変化させ
るため室温および壁面温度に応じて気流感を変化させる
ことにより快適性を向上させることができる。
【0061】よって、夏季の冷房立上がり時において
は、室温の高い間は室温の高さに応じて比例的に送風量
が多くなり、壁面温度が室温より高いときには室温によ
り補正された送風量をさらに多くなるように補正し、壁
面温度が室温より低いときには送風量が少なくなるよう
に補正され、きめ細かな補正により気流によって心地よ
い涼感が得られるようになる。
は、室温の高い間は室温の高さに応じて比例的に送風量
が多くなり、壁面温度が室温より高いときには室温によ
り補正された送風量をさらに多くなるように補正し、壁
面温度が室温より低いときには送風量が少なくなるよう
に補正され、きめ細かな補正により気流によって心地よ
い涼感が得られるようになる。
【0062】また、冬季の暖房立上がり時においては、
室温が低い間は室温の低さに応じて比例的に送風量が少
なくなり、壁面温度が室温より低いときには補正された
送風量をさらに少なくなるように補正し、壁面温度が室
温より高いときには送風量が多くなるように補正され、
気流による寒さなどの不快感を感じなくなる。
室温が低い間は室温の低さに応じて比例的に送風量が少
なくなり、壁面温度が室温より低いときには補正された
送風量をさらに少なくなるように補正し、壁面温度が室
温より高いときには送風量が多くなるように補正され、
気流による寒さなどの不快感を感じなくなる。
【0063】このように本発明の第5実施例のアンダー
フロア空調装置によれば、室温センサおよび輻射センサ
で検知した被空調室の室温および壁面温度に応じて、送
風量をある限度を設けたうえで補正制御するため、室温
および壁面温度に応じて気流感を変化させることで、快
適性を向上させることができる。
フロア空調装置によれば、室温センサおよび輻射センサ
で検知した被空調室の室温および壁面温度に応じて、送
風量をある限度を設けたうえで補正制御するため、室温
および壁面温度に応じて気流感を変化させることで、快
適性を向上させることができる。
【0064】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、熱源機から送られた熱媒体により熱交換す
る熱交換器を介して空気を流通する送風機および送風機
の運転周波数を変換するインバータユニットを制御する
制御装置を設けた室内機と、この室内機の空気吸込口と
連通する被空調室の天井裏空間を介して天井面に設けら
れる天面吸込口と、前記室内機の空気吹出口と連通する
被空調室の二重床空間を介して床面に設けられる床面吹
出口と、前記制御装置に検知信号を送るように前記二重
床空間に設けられる静圧センサおよび外気温度を検知す
る外気温センサとを備え、前記静圧センサの値により前
記送風機の回転数を制御し、前記外気温センサの値が設
定範囲外の場合に前記送風機の回転数を一定量補正制御
するように前記制御装置を構成したので、季節に応じて
気流感が変化し、快適性を向上することのできるアンダ
ーフロア空調装置を提供できる。
明によれば、熱源機から送られた熱媒体により熱交換す
る熱交換器を介して空気を流通する送風機および送風機
の運転周波数を変換するインバータユニットを制御する
制御装置を設けた室内機と、この室内機の空気吸込口と
連通する被空調室の天井裏空間を介して天井面に設けら
れる天面吸込口と、前記室内機の空気吹出口と連通する
被空調室の二重床空間を介して床面に設けられる床面吹
出口と、前記制御装置に検知信号を送るように前記二重
床空間に設けられる静圧センサおよび外気温度を検知す
る外気温センサとを備え、前記静圧センサの値により前
記送風機の回転数を制御し、前記外気温センサの値が設
定範囲外の場合に前記送風機の回転数を一定量補正制御
するように前記制御装置を構成したので、季節に応じて
気流感が変化し、快適性を向上することのできるアンダ
ーフロア空調装置を提供できる。
【0065】また、制御装置に被空調室の壁面温度を検
知する輻射センサを設け、前記輻射センサの値が目標室
温に対して設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定
量補正制御する構成としたので、人体に与える周囲の輻
射温度に応じて気流を変化させることができる。
知する輻射センサを設け、前記輻射センサの値が目標室
温に対して設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定
量補正制御する構成としたので、人体に与える周囲の輻
射温度に応じて気流を変化させることができる。
【0066】また、制御装置に被空調室の室内温度を検
知する室温センサを設け、前記室温センサの値が目標室
温に対して設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定
量補正制御する構成としたので、室温に応じて気流を変
化させることができる。
知する室温センサを設け、前記室温センサの値が目標室
温に対して設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定
量補正制御する構成としたので、室温に応じて気流を変
化させることができる。
【0067】また、室温センサの値が目標室温に対して
設定範囲外の場合に、送風機の回転数に限度を設けたう
えで、目標室温と前記室温センサとの値の差に応じて比
例的に補正制御するように制御装置を構成したので、室
温に応じて気流を比例的に変化させることができる。
設定範囲外の場合に、送風機の回転数に限度を設けたう
えで、目標室温と前記室温センサとの値の差に応じて比
例的に補正制御するように制御装置を構成したので、室
温に応じて気流を比例的に変化させることができる。
【0068】また、室温センサの値が設定範囲外の場合
あるいは輻射センサの値が目標室温に対して設定範囲外
の場合に、送風機の回転数に限度を設けたうえで、目標
室温と前記室温センサとの値の差および目標室温と前記
輻射センサとの値の差に応じて補正制御するように制御
装置を構成したので、室温および壁面温度に応じてきめ
細かに気流を変化させることができる。
あるいは輻射センサの値が目標室温に対して設定範囲外
の場合に、送風機の回転数に限度を設けたうえで、目標
室温と前記室温センサとの値の差および目標室温と前記
輻射センサとの値の差に応じて補正制御するように制御
装置を構成したので、室温および壁面温度に応じてきめ
細かに気流を変化させることができる。
【図1】本発明の第1実施例のアンダーフロア空調装置
の構成を示す概略図
の構成を示す概略図
【図2】同第1実施例のアンダーフロア空調装置の制御
概念図
概念図
【図3】同第2実施例のアンダーフロア空調装置の構成
を示す概略図
を示す概略図
【図4】同第2実施例のアンダーフロア空調装置の制御
概念図
概念図
【図5】同第3実施例のアンダーフロア空調装置の構成
を示す概略図
を示す概略図
【図6】同第3実施例のアンダーフロア空調装置の制御
概念図
概念図
【図7】同第4実施例のアンダーフロア空調装置の構成
を示す概略図
を示す概略図
【図8】同第4実施例のアンダーフロア空調装置の制御
概念図
概念図
【図9】同第5実施例のアンダーフロア空調装置の構成
を示す概略図
を示す概略図
【図10】同第5実施例のアンダーフロア空調装置の制
御概念図
御概念図
【図11】従来のアンダーフロア空調装置の構成を示す
概略図
概略図
1 熱源機 3 熱交換器 4 送風機 5 インバータユニット 6 制御装置 6A 制御装置 6B 制御装置 6C 制御装置 6D 制御装置 7 室内機 8 空気吸込口 9 被空調室 10 天井裏空間 11 天井面 12 天面吸込口 13 空気吹出口 14 二重床空間 15 床面 16 床面吹出口 17 静圧センサ 18 外気温センサ 19 輻射センサ 19A 輻射センサ 20 室温センサ 20A 室温センサ 20B 室温センサ
フロントページの続き (72)発明者 堀 達也 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内 (72)発明者 藤澤 秀行 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 熱源機から送られた熱媒体により熱交換
する熱交換器を介して空気を流通する送風機および送風
機の運転周波数を変換するインバータユニットを制御す
る制御装置を設けた室内機と、この室内機の空気吸込口
と連通する被空調室の天井裏空間を介して天井面に設け
られる天面吸込口と、前記室内機の空気吹出口と連通す
る被空調室の二重床空間を介して床面に設けられる床面
吹出口と、前記制御装置に検知信号を送るように前記二
重床空間に設けられる静圧センサおよび外気温度を検知
する外気温センサとを備え、前記静圧センサの値により
前記送風機の回転数を制御し、前記外気温センサの値が
設定範囲外の場合に前記送風機の回転数を一定量補正制
御するように前記制御装置を構成したアンダーフロア空
調装置。 - 【請求項2】 制御装置に被空調室の壁面温度を検知す
る輻射センサを設け、前記輻射センサの値が目標室温に
対して設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定量補
正制御する構成とした請求項1記載のアンダーフロア空
調装置。 - 【請求項3】 制御装置に被空調室の室内温度を検知す
る室温センサを設け、前記室温センサの値が目標室温に
対して設定範囲外の場合に、送風機の回転数を一定量補
正制御する構成とした請求項1記載のアンダーフロア空
調装置。 - 【請求項4】 室温センサの値が目標室温に対して設定
範囲外の場合に、送風機の回転数に限度を設けたうえ
で、目標室温と前記室温センサとの値の差に応じて比例
的に補正制御するように制御装置を構成した請求項1ま
たは3記載のアンダーフロア空調装置。 - 【請求項5】 室温センサの値が設定範囲外の場合ある
いは輻射センサの値が目標室温に対して設定範囲外の場
合に、送風機の回転数に限度を設けたうえで、目標室温
と前記室温センサとの値の差および目標室温と前記輻射
センサとの値の差に応じて補正制御するように制御装置
を構成した請求項1または3記載のアンダーフロア空調
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220059A JPH0960924A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | アンダーフロア空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220059A JPH0960924A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | アンダーフロア空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0960924A true JPH0960924A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16745300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7220059A Pending JPH0960924A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | アンダーフロア空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0960924A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2002301200B2 (en) * | 2000-10-05 | 2008-05-15 | Advantage Air Aust. Pty Ltd | An improved air control system for an air-conditioning installation |
US20110138830A1 (en) * | 2009-12-16 | 2011-06-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Air conditioner |
JP2011127800A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
WO2012060218A1 (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-10 | 株式会社 東芝 | サーバ室管理用の空調システムおよび空調制御方法 |
US10823447B2 (en) | 2011-10-06 | 2020-11-03 | Lennox Industries Inc. | System and method for controlling a blower of an energy recovery ventilator in response to internal air pressure |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7220059A patent/JPH0960924A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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