JPH0416087A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0416087A
JPH0416087A JP2118755A JP11875590A JPH0416087A JP H0416087 A JPH0416087 A JP H0416087A JP 2118755 A JP2118755 A JP 2118755A JP 11875590 A JP11875590 A JP 11875590A JP H0416087 A JPH0416087 A JP H0416087A
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light
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Shizuo Hasegawa
長谷川 静男
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像読取装置に関し、特にCCDイメージセン
サ等の固体撮像手段を用いた画像読取装置であってその
受光部の一部に遮光部を有し、遮光部の8力信号を用い
て他の有効画素の信号を補正することを図った画像読取
装置に関する。
[従来の技術] 第13図はこの種の従来の画像読取装置の回路構成例を
示す。
本図において、901は3ラインカラーCCDイメージ
センサである。このイメージセンサ901は複数のデュ
アルチャンネル型CCDイメージセンサ902〜904
から構成され、奇数画素と偶数画素の電荷を別々に転送
するようになっており、各センサエレメント上には、R
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の有機色分
解フィルタが配置されである。
各R,G、 BのCCDイメージセンサ902,903
,904の出力信号の信号処理系は同一の回路構成であ
るので、RのCCDイメージセンサ902について以下
に説明する。
102a 102bはバッファアンプ(増幅器)であり
、各々R−CCDイメージセンサ902の奇数画素信号
102 aおよび偶数画素信号101bを受けてインピ
ーダンス変換を行う。103a、 103bはサンプル
ホールド回路(S/H)であり、時系列的に圧力されて
くるR−CCDイメージセンサ902の奇数画素信号1
01a。
偶数画素信号101bに含まれるリセットノイズを除去
する。
104a、 104bは補正手段としてのクランプアン
プであり、各々、増幅器104a−1,104b−1と
クランプ回路104a−2,104b−2とにより構成
される。一方のクランプアンプl04aは、サンプルホ
ールド回路103aでリセットノイズが除去された奇数
画素信号のDCオフセットレベルを基準レベルV−r+
 =OVにクランプする。他方のクランプアンプ104
bはサンプルホールド回路103bでリセットノイズが
除去された偶数画素信号のDCオフセットレベルを電圧
コントロール回路1(19から8カされる基準レベルし
、t2にクランプする。
105は信号合成手段としてのマルチプレクサであり、
クランプアンプ104a、 104bから奇数画素信号
と偶数画素信号とを入力とし、順次第14図の(lO)
の信号波形に示すタイミングで、奇数画素(ODD)信
号と、偶数画素(EVEN)信号とを切り換えて、第1
5図に示すよりなR−CCDイメージセンサ902の受
光部の画素配列順と同一なシリアル画素信号を得る。
106は可変増幅手段としての可変増幅器であり、マル
チプレクサ105によって時系列的に圧力されるシリア
ル画素信号の出力レベルをA/D (アナログ・デジタ
ル)変換器108のダイナミックレンジまで増幅する。
この可変増幅器106は電圧コントロール回路110か
ら出力されるコントロール電圧■。0NTIによって増
幅度が変化する電圧制御増幅器(Voltage Co
ntrol Amplifier : VCA)によっ
て構成されている。
107はクランプアンプであり、可変増幅器106によ
りA/D変換器108のダイナミックレンジまで増幅さ
れたシリアル画素信号のDCオフセットレベルを電圧コ
ントロール回路111のコントロール電圧VCONT3
に従い、A/D変換器108の最低基準レベルVBOT
TO1l(本例ではVsoyTov =OV)にクラン
プする。
A/D変換器108はクランプアンプ107でDCオフ
セット補正されたシリアル画素信号であるアナログ画素
信号をデジタル画素信号に変換する。
第15図は第13図に示す3ラインカラーCCDイメー
ジセンサ901の詳細な構成例を示す。
本図において、91は受光部であり、入射する光の光量
に応じて電荷に光電変換を行う。これらの受光部91.
91’、91”のCCDセンサエレメント上に対応する
R、G、Bの色分解フィルタをオンウェハで配置しであ
る。また、受光部91の先頭部には、受光部9工上にア
ルミのマスクを配置して入射する光を遮光し、常に暗時
状態の出力を得るための暗時出力部がある。92.93
はトランスファゲートであり、受光部91で蓄えられた
電荷をシフトゲートバルスφ7oに応じてCCDシフト
レジスタ94.95に転送する。すなわち、受光部91
の偶数画素に蓄積された電荷は、トランスファゲート9
3により偶数画素用の各CODシフトレジスタ95に転
送され、他方、受光部91の奇数画素に蓄積された電荷
は、トランスファゲート92により奇数画素用の各CC
Dレジスタ94に転送される。
CCDシフトレジスタ94.95は受光部91側から送
り込まれてきた電荷を出力部へCCD転送(完全転送)
し、駆動クロックφI(φIFI、  φlFI!+φ
lotψlFO+φI11+φ−が・a)とφ2(φ2
N、φ2PR−φ20゜φ、。、φ21.φ2□)によ
り2相駆動される。
96は比カゲートであり、電荷を各CCDレジスタ94
、95からaカ容量部97a、97bに送り込む働きを
する。出力容量部97a、97bは転送されてきた電荷
を電圧に変換する。98a、98bは2段のソースフォ
ロワアンプであり、出力インピーダンスを下げて圧力信
号にノイズが乗らないようにする働きをする。出力容量
部97a、 97bとソースフォロワアンプ98a、 
98bとによりFDA(Floating Diffu
sionAmplifier)を構成している。
また、03AR,0SBR,0SAG、 0SBG、 
0SAB、 0SBBは信号出力端子、φRAR,φR
BR,φRAG、φRBG、φRAB、φRBBはリセ
ットパルス端子、ψIR,φIGφIB、  φ2R,
φ2G、  ψ2BはCCDシフトレジスタクロック端
子、φTGR、φTGG 、φTGBはトランファゲー
トクロック端子、ODR,ODG、 ODBはソーフフ
オロワアンプドレイン端子である。
このように構成されたカラーイメージセンサ901にお
いて、受光部91に入射された光(例えば、原稿からの
反射光)は、その光量に比例した電荷に変換され、この
電荷はシフトゲートパルスφT、によりCCDシフトレ
ジスタ95.94へ偶数画素、奇数画素側に別々に転送
される。この転送された電荷は次に、駆動クロックφ1
.φ2に従って、第14図に示すタイミングにより、1
ビツトずつ出力ゲート96を通じてFDA(97a、9
7b、98a、98b)に出力される。そのFDAの出
力容量部97a、97bにおいて電荷出力が電圧に変換
され、次いで、その電圧は2段のソースフォロワアンプ
98a、 98bおよび各出力端子O3A、O3Bを通
じて外部へ出力される。
受光部91に光を与えない状態において、暗時出力部(
ダミー)と有効画素部の圧力電圧レベルは本来同一でな
ければならないが、暗時出力部は有効画素部と同一の受
光部の上にさらにアルミのマスクが形成されている構造
のため、アルミマスクにより他の受光部分である有効画
素部とは異なるストレスが加わり、暗電流の発生が有効
画素部より増加してしまう場合がある。そのため、この
場合は、受光部91に光を与えない状態において、暗時
出力部と有効画素部間に圧力電圧レベルの段差が生じる
こととなる。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、CCDイメージセンサを形成しているシリコ
ン(SL)半導体の暗電流の温度特性は、第16図に示
すように、温度が8℃上昇する毎に暗電流(暗時出力電
圧)が約2倍に増加してしまうということが一般に知ら
れている。従って、前述したように第15図の受光部9
1に光を与えない状態において、@時出力部と有効画素
部間に暗時8力電圧レベルの段差をもつ従来のCCDイ
メージセンサでは周囲温度と自己発熱等による昇温によ
り暗時出力部と有効画素部の両者間の暗時出力電圧レベ
ルの差が増大してしまうという不具合が発生する。
さらに、第13図に示すような構成の従来装置において
は、暗時出力部からの暗時出力電圧レベルをクランプ回
路(107b)によって基準レベル(例えば、OrV]
 )にクランプすることにより、暗時出力部の電圧レベ
ルを基準として有効画素部の出力電圧を得ている。従っ
て、このような場合、昇温により有効画素部の8カ電圧
のDC(直流)レベルが変動してしまい、そのため画像
の黒部のつぶれや、ハイライト部のかぶり等が発生して
画像の劣化を招くという解決すべき重大な課題があった
本発明の目的は、上記のような課題を解決し、温度変化
のいかんにかかわらず画像の劣化を防止できる画像読取
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、受光部の一部に光
の入射を遮断する遮光層を設けてなる暗時出力部と、該
遮光層のないそれ以外の有効画素部とを有するイメージ
センサを用いて画像を読み取る画像読取装置において、
前記暗時出力部の出力レベルを用いて基準レベルに補正
する第1の補正手段と、前記有効画素部の非光入射時の
出力レベルをサンプリングするサンプリング手段と、該
サンプリング手段によりサンプリングしたレベル値によ
り前記第1の補正手段の基準レベルを補正する第2の補
正手段とを具備したことを特徴とする。
また、本発明の一形態として、前記第1の補正手段はク
ランプ回路からなることを特徴とする。
[作 用コ 本発明では、受光部の一部に光の入射を遮断する遮光層
を設けた暗時出力部と、それ以外の有効画素部とを有す
るイメージセンサにおいて、上記の暗時出力部の8カレ
ベルを用いて基準レベルに補正する第1の補正手段と、
上記の有効画素部の非光入射時の出力レベルをサンプリ
ングするサンプリング手段と、サンプリング手段のサン
プリング値で第1の補正手段の基準レベルを補正する第
2の補正手段を設けるようにしたので、イメージセンサ
の周囲温度、自己発熱等の昇温が原因で発生する有効画
素部のレベル変動を温度の影響を排除するように適切に
補正できるようになる。従って、本発明によれば、画像
の黒部のつぶれや、ハイライト部のかぶり等の画像の劣
化の防止が可能となり、画質の向上が図れる。
[実施例コ 以下に、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
基」ヨ1成 第1図は本発明実施例の基本構成を示す。
本図において、Aは画像を読み取るイメージセンサであ
り、受光部の一部に光の入射を遮断する遮光層を設けて
なる暗時出力部A1と、その遮光層のないそれ以外の有
効画素部A2とを有する。Bは上記の暗時8力部A1の
出力レベルを用いて基準レベルに補正する第1の補正手
段である。Cは上記の有効画素部A2の非光入射時の出
力レベルをサンプリングするサンプリング手段である。
Dはこのサンプリング手段Cによりサンプリングしたレ
ベル値により上記の第1の補正手段Bの基準レベルを補
正する第2の補正手段である。ここで、上記の第1の補
正手段Bは例えばクランプ回路からなる。
!ユ!ロ1社億 第2図は本発明を適用した画像読取装置の概略内部構成
の1例を示す。
本国において、200は原稿202を上から押える原稿
カバーとしての原稿圧板、1402は原稿202を載置
するプラテンガラス(Fp、稿載置台) 、 210は
原稿露光用のハロゲンランプ1501と第1の反射ミラ
ー205とから構成されるミラーユニット、および21
1は第2の反射ミラー206と第3の反射ミラー207
とから構成されるミラーユニットである。
208はハロゲンランプ1501で露光走査された原稿
202からの反射光像を本発明の要部を構成する3ライ
ンカラーCCDセンサ901上に縮小結像するためのレ
ンズユニットである。ミラーユニット210および21
1はステッピングモータ209により21の走査スピー
ドで本図中の矢印Aの方向(副走査方向)に移動する。
原稿読取時には、ハロゲンランプ1501を点灯させ、
ステッピングモータ209によりミラーユニット210
,211を矢印Aの方向に移動しつつプラテンガラス1
402上に載置された原稿202の横幅だけ露光走査し
、原稿202の露光走査が終了すると、ハロゲンランプ
1501を消灯し、矢印Aとは逆方向にミラーユニット
210をホームポジションの位置まで戻す。この原稿読
取中では露光走査しながら3ラインカラーCCDセンサ
90]により1ライン毎に読み取られたカラー分解画像
信号を第3図に示す像処理回路の回路構成を示す。
本図において、カラーイメージセンサ901は第13図
の従来例のものと同一の構成のものであるのでその詳細
な説明は省略する。また、各R,G、 HのCCDイメ
ージセンサ902,903,904の出力信号の信号処
理系は同一の回路構成であるので、RのCCDイメージ
センサ902について説明する。
第3図において、112は暗時出力電圧補正回路であり
、消灯時に有効画素部の出力レベルをサンプリングして
、そのサンプリング値と設定値と比較してその差分値を
用いて電圧コントロール回路111の設定データ(基準
レベル)を補正し、これにより常にデジタル画素儒号の
有効画素部のレベルを一定に保つ作用をする。その他の
構成は上述した第13図の従来例と同様であるので、そ
の説明は省略する。
第4図は第3図の暗時出力電圧補正回路112の回路構
成例を示す。
本図において、301は第3図のビデオ処理回路100
のA/Dコンバータ108の出力信号であるデジタルビ
デオ信号の内で有効画素部のデータをサンプルするため
のラッチ回路である。302は上記の補正を行うために
、消灯時の上記有効画素部の出力レベルの基準値を図示
されていないCPU (中央演算処理装置)から設定す
るためのラッチ回路である。303はそのCPUから設
定されたラッチ回路302の基準値と、ラッチ回路30
1でサンプリングされた消灯時の圧力レベルとの差をと
る減算回路である。304は加算回路であり、減算回路
303の差信号と、電圧コントロール回路111を制御
するためにCPUから設定されたラッチ回路305の設
定データとの和をとり、その結果を電圧コントロール回
路111へ設定データ(基準レベル)として出力する。
次に、第3図の電圧コントロール回路109.110゜
IIIの詳細について説明する。
第5図に示すように、電圧コントロール回路111は8
ビツトの乗算型D/A変換器111a、オペレーション
アンプ1llb、 1llcおよび抵抗器R,2Rで構
成されており、乗算型D/A変換器111aのレファレ
ンス人力Vr*rの値を第4図の暗時出力電圧補正回路
112の加算回路304から与えられる設定データに従
い、4象現乗算する。例えば、 暗時出力電圧補正   圧力電圧 回路設定データ となる圧力電圧VCONT3がクランプ107bに8カ
される。
電圧コントロール回路109と11(lは構成が同一の
ものであるので、その説明は電圧コントロール回路10
9で代表して行うこととする。
第6図に示すように、電圧コントロール回路109は上
述の電圧コントロール回路111と同様に8ビツトの乗
算型D/A変換器109a、オペレーションアンプ10
9bとから構成され、乗算型D/A変換器109aのレ
ファレンス人力Vllfの値を図示されていないCPU
の設定データ値に従い、2象現乗算する。例えば、 cpu設定データ    出力電圧 となる電圧をVCON?+ (電圧コントロール回路1
10のときはし。NT□)として出力する。
ここで、電圧コントロール回路110と111との相違
は、前者の電圧コントロール回路110が電圧制御増幅
器(VCA) 106の制(社)電圧V。0NTIを使
っているのに対し、後者の電圧コントロール回路111
がクランプアンプ107がクランプすべきクランプレベ
ルの設定値を制御しており、このクランプレベルはA/
D変換器108の最低基準レベルVBO?TO−とほぼ
一致している。よって、電圧コントロール回路110,
111の乗算型A/D変換器109a、 1llbのし
ファレンス人力Vrsfは各々制御する電圧に従い、異
なっている。
次に、R−CCDイメージセンサ902を例にとってそ
の動作を説明する。
第15図に示すように、センサ901のCCDの構造が
デュアルチャンネル型であって、受光部91のセンサ画
素の奇数と偶数の電荷を別々のCCDシフトレジスタ9
4.95により転送を行っているので、奇数、偶数のC
CDシフトレジスタ94.95の電位の違いにより、奇
数画素と偶数画素の8カDCオフセツトレベルに違いが
生じている。
奇数、偶数画素間の出力DCオフセットレベルに差を有
するR−CCDイメージセンサ902の圧力信号101
a、 101bは、第3図に示すように、バッファアン
プ102a、 102bによりインピーダンス変換され
た後、サンプルホールド回路103a’、103bに入
力される。この入力された信号はサンプルホールド回路
LO3a、 103bにより、第14図の(8) 、 
(9)の信号波形に示すタイミングにより、サンプルホ
ールドされ、入力信号に含まれるリセットノイズが除去
され、その後、各々のクランプアンプ104a、 10
4bに入力される。
そして、クランプアンプ104aによりR−CCDイメ
ージセンサ902からの暗8力部のDC出力レベルと、
所定の基準レベル■7゜rl”OVとが比較され、暗出
力部のDCレベルがほぼ0■にクランプされる。
R−CCDイメージセンサ902のもう一方の8力信号
は、クランプアンプ104bによりクランプアンプ10
4aと同様に基準レベルVT@t@にクランプされる。
しかしこの際、最終的にA/D変換器108でデジタル
画素信号に変換されたCCD出力信号のODD/EVE
Nの出力データの差を本実施例では図示していないCP
[Jによって検出し、本実施例ではODD側のクランプ
アンプ104aの基準レベル■アawlが0■に固定さ
れているので、デジタル画素信号においてODD/EV
ENの差がなくなるように、図示されていないCPUが
前記検圧値に従って電圧コントロール回路109にデー
タを設定し、これにより基準レベルVref2を可変設
定することにより、奇数画素信号と偶数画素信号間のD
Cオフセットレベル差を除去している。
奇偶画素間のDCオフセットレベル差が除去された奇数
画素信号はマルチプレクサ105により、第14図の(
10)の信号波形に示すタイミングに基づいて奇数画素
信号と偶数画素信号に、順次、切換選択され、1ライン
の直列画素信号に合成される。
マルチプレクサ105により合成された直列画素信号の
配列は、受光部の画素配列順と同一である。
マルチプレクサ105により合成された直列画素信号は
可変増幅器106により増幅され、R−C:CDイメー
ジセンサ902により基準白色板が読取走査された時に
、圧力レベルがA/D変換器108のダイナミックレン
ジの最大値にほぼ近似される。
ここで、可変増幅器106の増幅度の設定は、後述する
クランプアンプ107でR−CCDイメージセンサ90
2の暗時の8カレベルがA/D変換器108のダイナミ
ックレンジの最低レベルになるように調整された後、基
準白色板を読取り、A/D変換器108の出力データを
図示されていないCPUによって読取り、出力データが
A/D変換器108のダイナミックレンジの最大値FF
、にほぼ近いレベルになるように、電圧コントロール回
路110にCPUからデータがセットされることにより
行われる。
そして、この可変増幅器106により白レベルのA/D
変換器lO8におけるダイナミックレンジの最大値に規
制されたR信号は、クランプアンプ107により暗時の
出力レベルがA/D変換器108のダイナミックレンジ
の最低レベルになるようにクランプされる。
ここで、クランプアンプ107のクランプレベルの設定
は前段のクランプアンプ104a、 104bによりO
DD/EVENのレベル差が除去された後、暗時の出力
レベルを暗時出力電圧補正回路112で読取り、電圧コ
ントロール回路111にフィードバックすることにより
、制御電圧veos’rsのレベルを上下させることに
より、AD変換器108のダイナミックレンジの最低レ
ベルVIIOア、。2に近似したレベルになるよに調整
される。
このようにして、A/D変換器108のダイナミックレ
ンジに対して最大値と最小値が規制されたR信号は、A
/D変換器108によりデジタル画信号に変換される。
さて、R−CCDイメージセンサ902について説明し
たが、同様にしてG−CCDイメージセンサ903B−
CCDイメージセンサ904についてもレベル調整がな
され、その設定状態で実際の画像の読取動作が行われる
ところで、従来例でも説明したように、CODが動作す
ることにより自己発熱、および読取動作による装置内部
の昇温により、CCDの暗時出力電圧が暗出力部と有効
画素部で異なる場合には、第7図の波形■で示すように
、レベル調整時の有効画素部の出力レベルが■3゜TT
OMに近いレベルにあったとすると、上記昇温により暗
時出力電圧が増加するにつれて暗出力部および有効画素
部ともその出力レベルは増加する。このとき、暗出力部
はクランプ回路で常に一定レベルにクランプされている
のでレベル変動はないが、有効画素部は暗出力部と有効
画素部の暗時出力電圧のレベル差が昇温により増大する
ので、波形■に示すように、有効画素部の出力レベルは
A/D変換器108のV、。TTO工のレベルを下まわ
ってしまい、従来技術ではそのためのA/D変換器10
8の出力としては00.4になってしまって、画像とし
て黒部のつぶれを招いてしまう。
そこで、本発明実施例においては第4図の暗時圧力電圧
補正回路112を用いて上記の不具合を以下のように補
正している。
第8図は、本発明実施例における連続読取中の暗時圧力
補正のタイミングを示したものである。
同図の■のC0PY 5TART信号(複写開始信号)
により読取動作が開始されると、第2図のミラーユニッ
ト210,211をステッピングモータ209により第
8図の■のように走査して、そのF(前進)とB(後進
)を繰り返して行う。このとき同時に、第2図のハロゲ
ンランプ1501を第8図の■のタイミングで0N10
FF (点灯/消灯)させる。本実施例では、■のOF
Fのタイミングにおいて、すなわちハロゲンランプ15
01が消灯している時に発生する第8図の■で示すサン
プルクロックによって、A/D変換器108から得られ
る第7図に示す有効画素部の暗時出力電圧レベルを第4
図のラッチ回路301でサンプリングする。
ラッチ回路301でサンプリングされた暗時出力電圧レ
ベルは減算回路3030B入力端子に人力され、この減
算回路303において図示されていないCPUから設定
されたラッチ回路302の基準値A(前進の調整時の有
効画素部の暗時a力電圧レベルである)との差(A−B
)=Dが求められる。次に、加算回路304において、
電圧コントロール回路111内のD/A変換器111a
への前回の設定時の出力電圧レベル(ラッチ回路305
に保持されている)Cと上記の差分値りとの和(C+D
)が求められる。この和(C+D)がD/A変換器11
1aの新たな設定データとして、D/A変換器111a
へ設定される。これにより、クランプアンプ107のク
ランプレベルVeONTlが補正され、かつ暗時の出力
レベルはA/D変換器10gのダイナミックレンジの最
低レベルとなるように補正される。従って、本実施例に
よれば、 A/D変換器108の有効画素部の出力が0
0.Iとなって、画像として黒部がつぶれるという不具
合は解消される。
なお、本実施例では、デュアルチャンネル型イメージセ
ンサを用いた例を説明したが、デュアルチャンネル以上
、例えば、クワトチヤンネル等のマルチチャンネル型イ
メージセンサを用いても本質的に同様の作用効果を奏す
ることができる。
の LυL! 第9図は本発明の他の実施例(第2の実施例)の回路構
成を示す。
第3図の第1の実施例と第9区の第2の実施例との比較
で言えば、補正手段の構成が異なっている。
すなわち、第1の実施例では、すでに上述したように、
暗時出力電圧の補正を行うために、第4図に示すように
、A/D変換器108から得られる暗時出力電圧のデジ
タルデータをサンプ)ノングし、そのサンプリング値と
調整時の初期値データとの差分値を求め、さらにその差
分値をクランプアンプl[)7のクランプレベルを決め
ているD/A変換器111aの設定データに加算し、そ
の加算結果をD/A変換器111aに更新設定している
ところが、第9図の第2の実施例においては、上述の差
分値の求め方が異なり、第S図の電圧コントロール回路
111 と構成の異なる電圧コントロール回路801 
と、第4図の暗時8力電圧補正回路112と構成の異な
る暗時出力電圧補正回路802とを有し、かつ暗時出力
電圧補正回路802のaカデータveost4と電圧コ
ントロール回路801の出力データVCONT3とを加
算してクランプアンプ107のクランプレベルをコント
ロールする制御電圧VCO)IT!1を得る加算回路8
03が新たに追加されている。ここで、第3図と同一番
号の構成要素の動作は、同一であるので、異なる部分の
みを説明する。
第10図は第9図の電圧コントロール回路801の回路
構成例を示す。この電圧コンI・ロール回路801は、
第5図の電圧コントロール回路111と構成は同じであ
るが、Dハ変換器801へのデータの設定が、暗時圧力
電圧補正回路802からではなく、図示していないCP
Uから直接性われるところが異なり、この回路801の
出力電圧VCONT3を加算回路803に出力している
第11図は第9図の暗時出力電圧補正回路802の構成
例を示す。この暗時出力電圧補正回路802はA/D変
換器108の出力データをラッチするラッチ回路110
1、ラッチ回路1101の出力データを入力する8bi
t(ビット)の乗算型D/A変換器1102、D/A変
換器1102の出力側に直列接触するオペレーションア
ンプ(演算増幅器) 1103,11048よび抵抗器
R,2Rとで構成されている。そして、この回路802
は乗算型D/A変換器1102のレファレンス入力電圧
VrefQ値を、A/D変換器108の出力データをラ
ッチ回路1iotでサンプルクロックによってラッチし
た値に従い、4象現乗算し、出力電圧■。。、4T5と
して加算回路803へ出力する。
第12図は第9図の加算回路803の構成例を示す。こ
の加算回路803は1個のオペレーショナルアンプ12
01と4個の抵抗器Rから構成された非反転加算回路で
ある。加算回路803は電圧コントロール回路801の
出力電圧VcoNrsと暗時出力電圧補正回路802の
出力電圧VeONT4との加算を行い、その加算結果を
制御電圧■。。1.としてクランプアンプ107のクラ
ンプレベルを補正制御する。このときの補正のタイミン
グは第8図と同じである。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、受光部の一部に
光の入射を遮断する遮光1を設けてなる暗時出力部と、
それ以外の有効画素部を有するイメージセンサにおいて
、上記の暗時出力部の出力レベルを用いて基準レベルに
補正(例えばクランプ)する手段と、上記有効画素部の
非光入射時の8カレベルをサンプリングする手段と、こ
のサンプリング値で上記の基準レベルを補正する手段を
設けるようにしたので、上記の遮光層の有無による暗時
出力部と有効画素間の暗時8力電圧のレベル差を持つイ
メージセンサが、周囲温度、自己発熱等の昇温により上
記レベル差が増大し、さらに暗時出力部を用いて基準レ
ベルにクランプを行っているために従来発生していた有
効画素部のレベル変動を適切に補正できるようになる。
このため、本発明によれば、昇温か原因で発生する画像
の黒部のつぶれや、ハイライト部のかぶり等の画像の劣
化の防止が可能となり、画質の向上が得られるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第2図は本発明を適用可能な画像読取装置の概略内部構
成例を示す断面図、 第3図は本発明の第1の実施例の画像読取装置における
画像処理回路の全体の回路構成を示すブロック図、 第4図は第3図の暗時圧力電圧補正回路の回路構成を示
すブロック図、 第5図は第3図の電圧コントロール回路111の回路構
成を示す回路図、 第6図は第3図の電圧コントロール回路109(110
)の回路構成を示す回路図、 第7図は暗時出力部と有効画素部の昇温による8カレベ
ル変化を示す波形図、 第8図は本発明実施例の画像読取シーケンスのタイミン
グを示すタイミングチャート、第9図は本発明の第2の
実施例の画像読取装置における画像処理回路の全体の回
路構成を示すブロック図、 第10図は第9図の電圧コントロール回路801の回路
構成を示す回路図、 第11図は第9図の暗時出力電圧補正回路の回路構成を
示す回路図、 第12図は第9図の加算回路803の回路構成を示す回
路図、 第13図は従来例の画像読取装置における画像処理回路
の全体の回路構成を示すブロック図、第14図は第13
図の従来の画像読取装置における動作タイミングを示す
タイミングチャート、第15図は3ラインカラーCCD
イメージセンサの詳細な構成例を示す回路図、 第16図はCOD受光部の周囲温度変化に対する暗時出
力電圧の関係を示す特性図である。 901・・・3ラインカラーCCDイメージセンサ、9
02・・・R−CCDイメージセンサ、903・・・G
−CCDイメージセンサ、904・・・B−C(:Dイ
メージセンサ、101a・・・R−CCDイメージセン
サの奇数画素信号、101b・・・R−CCDイメージ
センサの偶数画素信号、102a、 102b・・・バ
ッファアンプ、103a、 103b・・・サンプルホ
ールド回路、104a、 104b・・・クランプアン
プ、105・・・マルチプレクサ、 106・・・可変増幅器、 107・・・クランプアンプ、 108・・・A/D変換器、 109、110.111・・・電圧コントロール回路、
・・・暗時出力電圧補正回路、 302.305・・・ラッチ回路、 ・・・減算回路、 ・・・加算回路、 ・−・電圧コントロール回路、 ・・・暗時出力電圧補正回路、 ・・・加算回路。 Aイメーノパビノリ 第7図 ヤ 第 図 僕わLつりトロール配係ち 第6図 ■ ■ [相] ■ [相] [相] 第10図 第12図 第11 閃 國目廣!′L(”C) 第16 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)受光部の一部に光の入射を遮断する遮光層を設けて
    なる暗時出力部と、該遮光層のないそれ以外の有効画素
    部とを有するイメージセンサを用いて画像を読み取る画
    像読取装置において、 前記暗時出力部の出力レベルを用いて基準レベルに補正
    する第1の補正手段と、 前記有効画素部の非光入射時の出力レベルをサンプリン
    グするサンプリング手段と、 該サンプリング手段によりサンプリングしたレベル値に
    より前記第1の補正手段の基準レベルを補正する第2の
    補正手段と を具備したことを特徴とする画像読取装置。 2)前記第1の補正手段はクランプ回路からなることを
    特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
JP2118755A 1990-05-10 1990-05-10 画像読取装置 Pending JPH0416087A (ja)

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