JPH04160580A - 手持式情報読取り装置 - Google Patents

手持式情報読取り装置

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JPH04160580A
JPH04160580A JP2286650A JP28665090A JPH04160580A JP H04160580 A JPH04160580 A JP H04160580A JP 2286650 A JP2286650 A JP 2286650A JP 28665090 A JP28665090 A JP 28665090A JP H04160580 A JPH04160580 A JP H04160580A
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JP
Japan
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signal
operator
hand
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signal generating
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JP2286650A
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Inventor
Yukiji Mori
森 幸示
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は手持式情報読取り装置に関するものであり、例
えば操作者により手持らにて操作される手持式情報読取
り装置に用いられるものである。
〔従来の技術] 従来、操作者により手持らにて操作される、いわゆる手
持式情報読取り装置では、例えば第6図に小ずように、
手持ノう部に設置された機械式操作スイッチ41をオン
/オフ(操作スイッチ41を押すごとによりオンとなる
)させることによって、手持式情報読取り装置を駆動/
停止させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが上述した従来のものでは、手持ち部に設置され
た操作スイッチは本体に1つしか設けられていないので
、第6図に示すように、操作スイッチ41が本体側面の
片側にしか設置されていない場合には、右利きの操作者
は使用し易いか、左利きの操作者には使い難いという問
題が生じてしまう。しかもこの操作スイッチを本体側面
の両側に設置しようとすると、コストの増大を招いてし
まう。
−・方、この問題を解決する技術的手段として、比較的
体格の人きな機械式操作スイッチを本体裏面に1つ設り
て、右利きの操作者および左利きの操作者のいずれにも
対応したものがある。しかしこの装置では、操作スイッ
チの設置位置が本体裏面であるために、操作性が良くな
いという問題がある。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたちのであり
、コストの増大を極力抑えて、右利きの操作者および左
利きの操作者のいずれに対しても操作性を向」−させる
ごとがてきる手持式情報読取り装置を提供することを目
的とするものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
そのため本発明は、 光学的情報に照ル1光を入射させる光源を有し、前記光
学的情報を読取らせる際には、操作者により手持ち部を
保持されながら操作される手持式情報読取り装置におい
て、 前記丁持ち部に設けられると共に、前記操作者か保持す
る際に接触する位置に設りられ、前記操作者が接触する
ことにより変化する静電容量を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記静電容量の変化を検出した場合には
作動信号を発生し、非検出の場合にば停止信号を発生ず
る信号発生手段と、 前記作動信号を入力した場合には少なくとも前記光源を
点灯して読取り開始状態にすると共に、前記停止信号を
入力した場合には少なくとも前記光源を消灯して読取り
停止状態にする状態切換手段と を備えることを特徴とする手持式情報読取り装置を採用
するものである。
〔作用〕
上記構成により、検出手段は、手持ち部に設けられると
共に操作者が保持する際に接触する位置に設けられ、操
作者が接触することにより変化する静電容量を検出して
いる。また信号発生手段は、検出手段が静電容量の変化
を検出した場合には作動信号を発生し、非検出の場合に
は停止信号を発生し、状態切換手段は作動信号を入力し
た場合には少なくとも光源を点灯して読取り開始状態に
すると共に、停止信号を入力した場合には少なくとも光
源を消灯して読取り停止状態にしている。′故に、操作
者は手持ち部に設けられた検出手段に指先等を接触させ
ながら手持式情報読取り装置を保持するので、操作者は
手持式情報読取り装置を保持することによって、読取り
装置を読取り開始状態とすることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明においては、操作者は、手持ら
部に設けられ、操作者が読取り装置を保持する際に接触
する位置に設けられた検出手段に指先等を接触するだけ
でよいので、右利きの操作者もしくは左利きの操作者に
係わらず接触する位置に検出手段を設けることにより、
媒作性を向上させることかできるという優れた効果があ
る。
しかもこの検出手段は、例えば薄膜電極等によって構成
することができるので、たとえ検出手段を複数設けたと
しても薄膜電極を複数設けるだLJであり、コスト増大
を極力抑えて構成することが可能となる。
(実施例〕 以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説明する。
この実施例では、本発明装置をハンディタイプのバーコ
ードリーダに適用した場合について説明する。
第1図は、本発明装置の一実施例を示すバーコードリー
グの内部構成図である。
第1図において、バーコードリーダ1の内部は以下のよ
うに構成されている。
ケース8は電気的に絶縁された樹脂で形成ささている。
そして、操作者の指先が接触するのを検知するタッチ電
極9(検出手段に相当)は、このケース8の手持ち部に
埋め込まれている。このタッチ電極9は導電性の物質(
例えば、Fe材に腐食防止のNiメツキを施したもの)
で形成されており、プレート状に形成されている。
このタッチ電極の設置位置は、操作者がバーコードリー
グの手持ち部を保持する際に、操作者の指先と手持ち部
との接触頻度が高い位置に設げられている。
照明光源2は赤色発光ダイオードにより構成されており
、所定範囲内に照射光を均一的に照射することができる
照明光源2より照射された照射光は、記録媒体のラヘル
3に印刷された光学的情報であるバーコード4に入射し
て、バーコード4の表面で反射される。
バーコード4の表面で反射された照射光は、平面反射鏡
5によって、その進行方向が変えられることになる。そ
して進行方向が変えられた照射光ハ集光レンズ6で集光
されて、イメージセンサ7にバーコード′4の映像を結
像させている。
′Si系のイメージセンサ7は多数のフォト素子を線状
に並べた一次元タイブのもので、照明光源2の発光スペ
クトル付近に分光感度のピーク領域を持つものである。
そして、イメージセンサ7に入射した照射光は、光電変
換されて電気信号となる。
制御回路10ば、照明光源2およびイメージセンサ7を
駆動する駆動回路と、イメージセンサ7より出力される
電気信号に対して電気的処理(2値化等)を施す信号処
理回路と、操作者の指先がタッチ電極9へ接触すること
によって変化する容量変化を検知する検知回路とを有し
ている。
そして、信号処理回路を経た電気信号(バーコード4の
情報を有する信号)は、ケーブル11を介してホストシ
ステム12に入力され、このホストシステムにてバーコ
ード4の情報が読み取られる。
次に、制御回路10が有する検知回路の構成を第2図に
基づいて説明する。
第2図は、上述した制御回路10が有する検知回路の回
路構成を示す回路図である。
第2図において、第1の単安定型マルチバイブレーク(
以下、パイブレークという)20は、端子T2に接続さ
れている抵抗25および後述するボリューム24の合成
抵抗と、端子T、と端子1゛2との間に接続されている
コンデンサ26とにより決定される時定数に応した時間
幅を有する第1のパルス信号を、入力端子Aに入力され
るトリガ信号に同1υ1して出力端子Q (Q)より発
振するパルス発振回路である。
この第1のバイブレータは、第1のパルス信号を出力し
ている時に入力端子Aが再[リガされた場合には、出力
される第1のパルス信号のパルス時間幅が、再トリガ時
点から上記時定数で決定される時間幅だけ延長されるリ
トリガブルタイプのバイブレータである。
また第2のバイブレータ21は、端子T2に接続されて
いる抵抗27と、端子1゛1 と端子゛【2との間に接
続されているコンデンサ28とで決定される時定数に応
した時間幅を有する第2のパルス信号を、入力端子Aに
入力されるトリガ信号(第1のハイフレーク20の出力
端子Qより出力される信号)に同期して出力端子Q (
Q)より発振すルハルス発振回路である。そして、この
第2のバイブレータも第1のバイブレータ20と同様、
リトリガブルタイプのハイブレークである。
発振器22は第1のハイフレーク20の入力端子Aに接
続されており、定期的(周期L)にトリガ信号を発生し
ている。なお、上述した第1のバイブレータ20、第2
のバイブレータ21、および発振器22は信号発生手段
に相当している。
抵抗23はタッチ電極9より印加される静電気を減衰さ
せるための静電気減衰用の抵抗であり、ボリューム24
は操作者の指先が接触するのを検知する検知感度調整用
の半固定抵抗である。このホIJニーム24は、図示さ
れない調整ツマミ(第1圓において、例えばケース8内
もしくはケース8より突出して設けられる)によって調
整されている。なおコンデンサ33は、人体が有する静
電容量を等価的に示したものである。
トランジスタ29は、第2のバイブレータ21からの出
力端子Qより出力される信号に応じて、照明光源2(第
1図)を駆動する駆動回路30、イメージセンサ7を駆
動する駆動回路31、およびイメージセンサ7より出力
される電気信号の信号処理回路32に電流供給を行うト
ランジスタである。
次に、上記構成における作動を第3図に示す波形図およ
び第2図に基づいて説明する。
まず、タッチ電極9に操作者の指先が接触していない状
態(第3図における領域Z、内)における作動を説明す
る。なお、第3し1に示す波形図において、Plは第2
図に示す発振器22および第1のバイブレータ20の間
における波形を示し、P2は第2図に示す第1のバイブ
レータ21および第2のパイブレーク20の間における
波形を示し、P3は第2図に示す第2のバイブレータ2
1およびl・ランジスタ29の間における波形を示して
いる。
第2図においζ、第1のバイブレータ20では、ボリュ
ーム24および抵抗25の合成抵抗値と、コンデンサ2
6の静電容量値との時定数で決定される第1のパルス信
号のパルス時間幅が、第1のバイブレータの入力端子A
に入力されるトリ力信号(発振器22より一発生)の周
期tに対して、わずかに小さく(パルス時間幅し、)な
るよ・うにボリューム24で調整する。なお、このコン
デンサ]4− 26の代わりに浮遊容量を利用す□ることも可能である
続いて、第1のパイブレーク20の出力端子Qより、パ
ルス時間幅t、を有するトリガ信号(第1のパルス信号
)が、周期しにて第2のパイブレーク21の入力端子A
に向けて出力される。
すると、第2のパイブレーク21では、抵抗27とコン
デンサ28との時定数で決定される第2のパルス信号の
時間幅が、入力端子Aに入力されるトリガ信号の周期も
より大きく(パルス時間幅t2)なるように設定される
そして、第2のパルス信号の時間幅t2を上述したごと
く設定することにより、第1のパイブレーク20は発振
器22の周期もでトリガされて、その出力端子Qからは
第1のパルス信号の時間幅t、を有する周期りのパルス
が出力される。
ここで、第2のバイブレータ21のパルス信号幅t2は
周期しよりも大きいので、第2のパイブレーク21は周
期もでリトリガされ、第2のバイブレータ21の出力端
子Qからは常にハイレベル信号が出力されることになる
次に、タッチ電極9に操作者の指先が接触している状態
(第3図における領域Z2内)における作動を説明する
第2図において、繰作者の指先がタッチ電極9に接触す
ると、人体が有する静電容量を等測的に示したコンデン
サ33がコンデンサ26と並列に接続されるので、端子
T、の静電容量が増えることになる。
すると、ボリューム24および抵抗25の合成抵抗値と
、コンデンサ33およびコンデンサ26の合成静電容量
値との時定数は大きくなり、第1のバイブレータ20の
パルス時間幅り、は発振器22の周期tよりも大きくな
る。
これにより、第1のパイブレーク20は周期tでりトリ
ガされることになり、第1のパイブレーク20の出力端
子Qからは、常にハイレベル信号が出力されることにな
る。
一方、このトリガ信号(ハイレベル信号)を入力した第
2のバイブレータ21では1度しかトリガされなくなる
ので、第2のバイブレータ21の第2のパルス信号の時
間幅t2内では、出力端子Qからはハイレベル信号が出
力されるが、パルス時間幅t2を経過した後には、出力
端子Qからは常にローレベル信号が出力されることにな
る。
そして本実施例では、この第2のパイブレーク21の出
力端子Qから出力される信号をスイ・ノチ信号として用
いることにより、バーコード読取りの制御を行っている
例えば、第2図に示すように、第2のバイブレータ21
の出力端子Qより出力される信号(ハイレベル信号およ
びローレベル信号)によって、トランジスタ29(状態
切換手段)がオン/オフ制御卸されるものとする。
このように構成した場合、照明光a2 (第1図)の駆
動回路30、イメージセンサ7の駆動回路31、および
イメージセンサ7より出力される電気信号の信号処理回
路32への電流供給がトランジスタ29のオン/オフ制
御によって制御されることになる。
したがって第2図に示すように、トランジスタ29のベ
ースに第2のパイブレーク21の出力端子Qを接続する
構成としてトランジスタ29をオン/オフ制御すること
により、タッチ電極9へ操作者の指先が接触したか否か
による読取り動作のオン/オフ制御を可能とすることが
できる。
なお、このトランジスタ290オン/オフ制御は、照明
光源2(第1図)の駆動回路30だけを制御してもよい
。これは、操作者がバーコードリーグから手を離して机
等に置いた場合に、照明光源から照射される照射光だけ
は見えないようにして欲しいという要望があり、しかも
バーコードリーダを置いた場所にバーコードがあった場
合には誤動作の原因となってしまうからである。
第2図に示す検知回路は、上述したように作動するわ4
Jであるが、ここで、操作者の指先が接触していない状
態(第3図における領域Z1内)では、第1のバイブレ
ータ20より出力される第1のパルス信号幅t、と、発
振器22より出力されるトリガ信号の周期りとの時間差
は検知感度を表している。
し7たがって、この時間差が小さいほど検知感度が高く
なるので、例えば、タッチ電極9に接触する指に絆創膏
等が貼られている場合でも、感度調整(ポリューJ、2
4の調整)するごとにより使用可能となる。さらに操作
者が有する静電界@(−1ンデンサ33)は、各個人、
環境によってそれぞれ胃なっているので、それら全てを
包括した時定数を設定することは不可能であるか、この
ホリューム24を調整すること64二より、容易に設定
を変更することができ、あらゆる条イシ1に対応させる
ことができる。
また第2のパルス信号の時間幅t2は、操作者の指先接
触時のチャタリング防由時間を表している。すなわち人
間の操作速度を考慮した場合、この防止時間は5、通常
、数10ミリ秒に設定することができるので、第2のパ
ルス伝号の時間幅L2をこの数10ミリ秒程度にするこ
とにより、チャタリングを取り除くことかできる。
さらに、タッチ電極9により印加される静電気リーラG
61、タッチ電極9に接続される抵抗23によ−、で減
衰させる、丁とか−(き、静電気破壊を防くごとができ
る。
但しこの抵抗23は、夕・・千電極9 Q:二印加され
る静電気電圧に対(7て充分な絶縁沿面Fri離を持−
2でいることが必要である。このため、第4図(a)に
小ずように絶縁沿面G[i、 AII Qか大きい抵抗
34を用い、?′)か、あるいは第4図(1)) 1.
:示ずように絶縁沿面距離か小さい抵抗35を2個以−
1一連続して接続するごとにより、実現口J能となる。
勿論、タッチ電極9および抵抗23の金属部分と他の電
気回路との絶縁距離は充分に確保する必要がある。
なお、この静電気破壊を防くための手段として電気j戎
抗を取り十のだのは、本実施例のように、操作者の指が
接触するごとによって操作者が有する静電容量を検知し
、J:うとする場合、電気抵抗以外のものを静電気破壊
を防く手段として使用すると、操作者の静電容量か検知
できなくなってしまうからである。
ごごで上記実施例においては、操作スイッチとして、操
作者の指先が接触するのを検知するタッチ電極をバーコ
ードリーダ側面の手持ち部に各々1つずつ設けているの
で、従来の機械式スイッチのような“押ず”という動作
が不要となり、操作者はこのタッチ電極に指先を接触さ
せるだけで操作スイッチをオンにすることができる。
しかも、操作者がバーコードリーダの手持ち部を保持す
る際に、操作者の指先と手持ち部との接触頻度が高い位
置にタッチ電極を設けているので、操作者はバーコード
リーグを保持するだ番ノで操作スイッチをオンさせるご
とができる。
したがっζ、 “保持する゛という動作は右利きの操作
者においても左利きの操作者においても関係ないので、
右利きの操作汁もしくは左利きの操作者に係わらず操作
性を向十させるごとができるという利点がある。
そして、プレート状の夕・7チ電極をハーニI−トリー
ダ側面に設Ljるだ1)なので装置全体の体格をさほど
大きくする必要がなく、しかも仮にタッチ電極を複数個
設けたとしてもF’ e等の導電性物質て構成すればよ
いので、:1ストを増大させないという利点がある。
なお本実施例ではタッチ電極4Jプレート状に形成した
が、操作者の指先が接触すれば線状のものでもよい。ま
た1、設置方法についても埋め込むようにして設置する
ものに限らず、例えば表面に貼りイ・]げて設置しでも
よい。月質についてもF (!に限らず、導電性物質で
あればいずれでもよい。但し、実装十のことを考慮し7
た場合、表面に腐食防1Fを施したものを用いた方かよ
い。
さらに、タッチ電極に手を接触させるたiJて、チャタ
リングを生じるごとなく的確に読取り装置の作動をオン
/オフできるので、スイッチ操作回数が多い場合におい
て、従来の機械式操作スイッチを用いた手持式情報読取
り装置を走査する際に4トしていた、接点不良の故障、
操作者のスイッチ繰作による指先や腕の疲労等を軽減す
ることができる。
そして、本実施例におけるチャタリング防止は、第1お
よび第2のバイブレータというハート的な手段にてなさ
れているので、例えば本実施例のような、中央処理装置
(CPU)を備えない、いわゆるハンドスキャナに本発
明を適用することが可能となる。
すなわち、例えば特公昭51−17493号公報に示す
ようなドアのノブ等に設けられたタッチスイッチでは、
CPU内に予め組み込まれたプログラム(ソフト的な手
段)によってチャタリングを防止しているので、CPU
を備えないハンドスキャナに対して上記公報のタッチス
イッチは適用されなかった。
なぜなら、従来のタッチスイッチをハンドスキャナに適
用しようとすると、ハンドスキャナ内に新たにCPUを
設ける必要がある。このCPUは、通常、5■の電源電
圧により安定に駆動するのに対して、ハンドスキャナ内
の各構成部品の電源電圧は5〜12■という範囲内であ
る。したがって、このCPUをハントスキャナ内に設け
ようとすると、CPUを安定に駆動するだめの低電圧回
路をも設けなければならなくなり、コストアップになっ
てしまうからである。しかし本実施例に示すように、ハ
ード的な手段にてチャタリングを防止することができる
ので、ハンドスキャナに本発明装置を適用することがで
きる。
また、タッチ電極の形状自由度が大きいことにより、手
持ち郡全体をタッチ電極で覆うようなスイッチレイアウ
トも可能となる。したがって、操作者に操作スイッチの
位置を意識さゼるごとなく操作させることができ、操作
者が操作し易い読取り装置を提供することができる。
なお上記実施例では、タッチ電極は手持ち部の両側に設
置しているが、上述したように操作者は装置を持つだり
で、読取り作動を開始させることができるので、たとえ
タッチ電極を1つにして構成したとしても、タッチ電極
に操作者のいずれかの指先が接触していれば操作上問題
はない。したがって、右利きの操作者もしくは左利きの
操作者に関係なく、操作者の指先が確実に接触する部分
にタッチ電極を設ければ、タッチ電極は1箇所しか設け
なくても差し支えない。
次に、制御回路10が有する検知回路の他の実施例につ
いて説明する。
制御回路10が有する検知回路は、第5図に示すように
構成してもよい。すなわち、第2図に示した検知回路は
デジタルICを使用した回路構成であったが、第5図に
示すように比較器36を使用して検知回路を構成しても
よい。なお、第5図に示す同番号で、第2図に示す同番
号と同番号である部分については、第2図に示す同番号
と均等部分を示している。
第5図において、発振器22より出力されたトリガ信号
は時定数回路37を介して第1の比較器36の(−)端
子に入力する。一方、第1の比較器36の(+)端子に
はボリューム24を介して基準信号が入力される。
そして第1の比較器36では、(−)端子にトリガ信号
と(+)端子に入力した基準信号を比較、出力する。
この際、タッチ電極9に操作者が接触していない場合に
は、−時的に(−)端子側が大きくなってローレベル信
号が出力され、第3図におけるP2の領域Z、に示ず波
形図となる。また、タッチ電極9に操作者が接触する場
合には、コンデンサ33(操作者の静電容量)が接続さ
れて時定数回路37より大きな時定数となり(」−)端
子側が常に大きくなって、第3図にお&JるP2の領域
Z2に示す波形図となる。
第1の比較器36より出力した信号は、交流結合用コン
デンサ39を介して第2の比較器3Bの(−)端子に入
力する。
この際、タッチ電極9に操作者が接触していない場合に
は、第2の比較器38の(−)端子に第3図におけるP
2の領域Z、に示ず波形を微分した波形が入力され、時
定数回路40が周期大で充電されることによりハイレベ
ル信号が常に出力されて、第3図におけるl) 3の領
域Z1に示ず波形図となる。
また、タッチ電極9に操作者が接触する場合には、第2
の比較器38の(−)端子に第3図におけるP2の領域
Z2に示す波形を微分した一定レヘルの波形が入力され
、時定数回路40が充電されなくなる。そして、所定時
間経過後には、時定数回路40が入力する(」−)端子
側が、放電により常に(=)端子より小ざくなって、第
3図におりるP3の領域Z2に示ず波形図となる。
これにより、1−ランシスタ29が駆動されて、上述し
たような作動が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の一実施例を示すハンディタイプ
のバーコードリーダの内部構成図、第2図は、上記一実
施例における制御回路が有する検知回路の回路構成を示
す回路図、第3図は、上記検知回路の作動説明に用いら
れる波形図、 第4図(a)、(b)は、上記検知回路の構成要素であ
るタッチ電極付近に設けられた抵抗の形状を示した斜視
図、 第5図は、制御回路が有する検知回路の他の回路構成を
示す回路図、 第6図は、従来装置の使用状態を説明するための説明図
である。 9・・・タッチ電極(検出手段)、  (20,21,
22)・・・信号発生手段を構成する第1の単安定型マ
ルチハイブレーク、第2の単安定型マルチハイブレーク
、および発振器、29・・・トランジスタ(状態切換手
段)。 代理人弁理士  岡 部   隆 (ほか1名)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学的情報に照射光を入射させる光源を有し、前
    記光学的情報を読取らせる際には、操作者により手持ち
    部を保持されながら操作される手持式情報読取り装置に
    おいて、 前記手持ち部に設けられると共に、前記操作者が保持す
    る際に接触する位置に設けられ、前記操作者が接触する
    ことにより変化する静電容量を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記静電容量の変化を検出した場合には
    作動信号を発生し、非検出の場合には停止信号を発生す
    る信号発生手段と、 前記作動信号を入力した場合には少なくとも前記光源を
    点灯して読取り開始状態にすると共に、前記停止信号を
    入力した場合には少なくとも前記光源を消灯して読取り
    停止状態にする状態切換手段と を備えることを特徴とする手持式情報読取り装置。
  2. (2)前記信号発生手段は、 基準信号を所定周期で発生させる基準信号発生手段と、 前記検出手段が前記静電容量の変化を検出した場合には
    検知信号を発生する第1の信号発生手段と、 前記第1の信号発生手段より発生された前記検知信号の
    入力時間が前記所定周期より長い所定時間に到達する場
    合には、前記状態切換手段に前記作動信号を出力すると
    共に、前記検知信号の入力時間が前記所定時間に非到達
    の場合には、前記状態切換手段に前記停止信号を出力す
    る第2の信号発生手段と を備えることを特徴とする請求項1記載の手持式情報読
    取り装置。
  3. (3)前記第1の信号発生手段は、 前記検出手段が前記静電容量の変化を検出した場合には
    所定電圧を有する信号を前記検知信号として発生し続け
    、非検出の場合には前記所定周期よりも短いパルス時間
    幅を有する信号を非検知信号として前記所定周期に同期
    させて発生させており、 前記第2の信号発生手段は、 前記第1の信号発生手段より発生された前記所定電圧を
    有する信号の入力時間が前記所定時間に到達する場合に
    は、前記状態切換手段に前記作動信号を出力すると共に
    、前記所定電圧を有する信号の入力時間が前記所定時間
    に非到達の場合および前記第1の信号発生手段より発生
    された前記所定周期よりも短いパルス時間幅を有する信
    号を入力した場合には、前記状態切換手段に前記停止信
    号を出力することを特徴とする請求項2記載の手持式情
    報読取り装置。
  4. (4)前記第1の信号発生手段において、 前記所定周期よりも短いパルス時間幅は電気抵抗および
    コンデンサの時定数回路により設定され、少なくとも前
    記電気抵抗は可変抵抗手段を含むと共に、前記操作者が
    前記検出手段に非接触の場合には、前記可変抵抗手段に
    より前記パルス時間幅を前記所定周期の範囲内で設定す
    ることを特徴とする請求項3記載の手持式情報読取り装
    置。
  5. (5)前記検出手段の後段に、所定の絶縁沿面距離を有
    する電気抵抗を設けることを特徴とする請求項1〜請求
    項4記載の手持式情報読取り装置。
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