JPH0416025Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416025Y2 JPH0416025Y2 JP1985025394U JP2539485U JPH0416025Y2 JP H0416025 Y2 JPH0416025 Y2 JP H0416025Y2 JP 1985025394 U JP1985025394 U JP 1985025394U JP 2539485 U JP2539485 U JP 2539485U JP H0416025 Y2 JPH0416025 Y2 JP H0416025Y2
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- JP
- Japan
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- movable
- face
- belt
- pulley
- roller
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 7
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案はＶベルト変速機におけるＶベルトプ
ーリーの冷却装置に関する。
ーリーの冷却装置に関する。
自動二輪車において、動力をドライブ側からド
リブン側へ伝達する動力伝達手段としてＶベルト
による伝導機構が用いられており、このＶベルト
伝導によりドライブ側からの回転駆動力を無段変
速してドリブン側へ伝達するＶベルト変速機が広
く用いられている。
リブン側へ伝達する動力伝達手段としてＶベルト
による伝導機構が用いられており、このＶベルト
伝導によりドライブ側からの回転駆動力を無段変
速してドリブン側へ伝達するＶベルト変速機が広
く用いられている。
上記Ｖベルト変速機のドライブ側のプーリー
は、第２図に半部を断面として示すように、クラ
ンクシヤフト１上にＶベルトドライブプーリー２
の一片を構成する固定側フエイス３が固着され、
他片を構成する可動側フエイス４がキー、スプラ
イン等の回り止め手段５を介して軸方向可動に嵌
合され、この可動側フエイス４の背面とドライブ
用フエイスプレート６との間にローラ７が介在さ
れ、このフエイスプレート６によりローラ７を介
して可動側フエイス４を移動させることによりＶ
プーリー２の溝間隔を可変とし、Ｖプーリー２の
実質上の直径を変化させて無断変速されるように
なつている。
は、第２図に半部を断面として示すように、クラ
ンクシヤフト１上にＶベルトドライブプーリー２
の一片を構成する固定側フエイス３が固着され、
他片を構成する可動側フエイス４がキー、スプラ
イン等の回り止め手段５を介して軸方向可動に嵌
合され、この可動側フエイス４の背面とドライブ
用フエイスプレート６との間にローラ７が介在さ
れ、このフエイスプレート６によりローラ７を介
して可動側フエイス４を移動させることによりＶ
プーリー２の溝間隔を可変とし、Ｖプーリー２の
実質上の直径を変化させて無断変速されるように
なつている。
しかるに上記従来の構造によるものでは、ロー
ラ７およびその付近の部分は可動側プーリー４と
フエイスプレート６との間に閉じ込められている
ので、ローラ７の付近には冷却風が入りにくいと
ともに放熱しにくゝ、そのためＶベルト８とフエ
イス３，４との間における摩擦熱がローラ７の付
近に蓄積し、これにより可動側フエイス４、ロー
ラ７、およびフエイスプレート６が異常に加熱し
てローラアウタの溶損やＶベルト８の異常摩耗が
発生するなどの欠点があつた。
ラ７およびその付近の部分は可動側プーリー４と
フエイスプレート６との間に閉じ込められている
ので、ローラ７の付近には冷却風が入りにくいと
ともに放熱しにくゝ、そのためＶベルト８とフエ
イス３，４との間における摩擦熱がローラ７の付
近に蓄積し、これにより可動側フエイス４、ロー
ラ７、およびフエイスプレート６が異常に加熱し
てローラアウタの溶損やＶベルト８の異常摩耗が
発生するなどの欠点があつた。
この考案は上記従来技術の欠点に着目し、これ
を改善することを目的とするもので、Ｖプーリー
の可動側フエイス、ローラ、フエイスプレート部
分の蓄熱を防止し、これら部分の溶損やＶベルト
の異常磨耗の防止をはかつたＶベルトプーリーの
冷却装置を提供するものである。
を改善することを目的とするもので、Ｖプーリー
の可動側フエイス、ローラ、フエイスプレート部
分の蓄熱を防止し、これら部分の溶損やＶベルト
の異常磨耗の防止をはかつたＶベルトプーリーの
冷却装置を提供するものである。
上記目的を達成するため、この考案は、軸上に
固定される固定側フエイスと、軸上を軸方向可動
に設けられた可動側フエイスとでＶプーリーを構
成し、可動側フエイスの背部にローラを介してフ
エイスプレートを設け、このフエイスプレートの
移動により可動側フエイスを移動させ、Ｖプーリ
ーの直径を変化させて変速伝導を行なうＶベルト
プーリーにおいて、可動側フエイスを２重構造と
してＶベルトに接触する第１可動側フエイスとロ
ーラに接触する第２可動側フエイスとで構成し、
これら第１、第２可動側フエイス間に空隙を設
け、この空隙に空気を流通自在としたことを特徴
とするものである。
固定される固定側フエイスと、軸上を軸方向可動
に設けられた可動側フエイスとでＶプーリーを構
成し、可動側フエイスの背部にローラを介してフ
エイスプレートを設け、このフエイスプレートの
移動により可動側フエイスを移動させ、Ｖプーリ
ーの直径を変化させて変速伝導を行なうＶベルト
プーリーにおいて、可動側フエイスを２重構造と
してＶベルトに接触する第１可動側フエイスとロ
ーラに接触する第２可動側フエイスとで構成し、
これら第１、第２可動側フエイス間に空隙を設
け、この空隙に空気を流通自在としたことを特徴
とするものである。
以下この考案の実施例を第１図により第２図と
共通する部分には同一符号を用いて説明する。
共通する部分には同一符号を用いて説明する。
可動側フエイス４は、Ｖベルト８の一側面が接
触する薄い鉄板等からなる第１可動側フエイス９
と、その背面側に間隔をおいてこれと一体的に設
けられる第２可動側フエイス１０とで構成され、
この第２可動側フエイス１０の背面側にローラ７
が介在されてフエイスプレート６が設けられてい
る。したがつて第１，第２可動側フエイス９，１
０間には所要間隔の空隙１１が形成されている。
この実施例においては、上記空隙１１内の空気の
流通性を高めるため、第１可動側フエイス９の基
部に空気流通孔１２が穿設されている。
触する薄い鉄板等からなる第１可動側フエイス９
と、その背面側に間隔をおいてこれと一体的に設
けられる第２可動側フエイス１０とで構成され、
この第２可動側フエイス１０の背面側にローラ７
が介在されてフエイスプレート６が設けられてい
る。したがつて第１，第２可動側フエイス９，１
０間には所要間隔の空隙１１が形成されている。
この実施例においては、上記空隙１１内の空気の
流通性を高めるため、第１可動側フエイス９の基
部に空気流通孔１２が穿設されている。
したがつてＶプーリー２が回転することにより
Ｖベルト８の接触面に発生する熱は第１可動側フ
エイス９に伝わるが、その背面には空隙１１が形
成されているので第２可動側フエイス１０には熱
が直接伝わらず、そのためローラ７側へ熱が伝播
されることがなく、これらの加熱が防止される。
また、第１，第２可動側フエイス９，１０の間の
空隙１１に空気が流動するので、第１，第２可動
側フエイス９，１０が常に冷却作用を受け、かつ
第１可動側フエイス９に空気流通孔１２を設けて
おくことにより一層空気の流れが生じてＶベルト
８の接触面が冷却され、蓄熱が防止される。
Ｖベルト８の接触面に発生する熱は第１可動側フ
エイス９に伝わるが、その背面には空隙１１が形
成されているので第２可動側フエイス１０には熱
が直接伝わらず、そのためローラ７側へ熱が伝播
されることがなく、これらの加熱が防止される。
また、第１，第２可動側フエイス９，１０の間の
空隙１１に空気が流動するので、第１，第２可動
側フエイス９，１０が常に冷却作用を受け、かつ
第１可動側フエイス９に空気流通孔１２を設けて
おくことにより一層空気の流れが生じてＶベルト
８の接触面が冷却され、蓄熱が防止される。
以上のようにこの考案は、Ｖベルトを用いた無段
変速機のＶプーリーの可動側フエイスを２重構造
としてＶベルトに接触する第１可動側フエイスと
ローラに接触する第２可動側フエイスとで構成
し、これら第１，第２可動側フエイス間に空隙を
設け、この空隙に空気を流通自在としたので、プ
ーリーとＶベルトとの接触により生じる摩擦熱に
よる異常加熱を前記空隙を流動する冷却空気によ
り防止することができ、これによりＶベルトの耐
用寿命を大巾に延長することができる。またＶベ
ルトと接触する第１可動側フエイスの熱が第２可
動側フエイスに空隙の存在によつて直接伝わるこ
とがなく、前記の冷却作用と相俟つてローラの加
熱が防止され、ローラアウタの溶損を防ぐことが
ことができるなどの効果を有する。
変速機のＶプーリーの可動側フエイスを２重構造
としてＶベルトに接触する第１可動側フエイスと
ローラに接触する第２可動側フエイスとで構成
し、これら第１，第２可動側フエイス間に空隙を
設け、この空隙に空気を流通自在としたので、プ
ーリーとＶベルトとの接触により生じる摩擦熱に
よる異常加熱を前記空隙を流動する冷却空気によ
り防止することができ、これによりＶベルトの耐
用寿命を大巾に延長することができる。またＶベ
ルトと接触する第１可動側フエイスの熱が第２可
動側フエイスに空隙の存在によつて直接伝わるこ
とがなく、前記の冷却作用と相俟つてローラの加
熱が防止され、ローラアウタの溶損を防ぐことが
ことができるなどの効果を有する。
第１図はこの考案の一実施例を示す半部断面
図、第２図は従来のＶベルトプーリーを示す半部
断面図である。 ２……Ｖベルトドライブプーリー、３……固定側
フエイス、４……可動側フエイス、６……フエイ
スプレート、７……ローラ、８……Ｖベルト、９
……第１可動側フエイス、１０……第２可動側フ
エイス、１１……空隙、１２……空気流通孔。
図、第２図は従来のＶベルトプーリーを示す半部
断面図である。 ２……Ｖベルトドライブプーリー、３……固定側
フエイス、４……可動側フエイス、６……フエイ
スプレート、７……ローラ、８……Ｖベルト、９
……第１可動側フエイス、１０……第２可動側フ
エイス、１１……空隙、１２……空気流通孔。
Claims (1)
- 軸上に固定される固定側フエイスと、軸上を軸
方向可動に設けられた可動側フエイスとでＶプー
リーを構成し、可動側フエイスの背部にローラを
介してフエイスプレートを設け、このフエイスプ
レートの移動により可動側フエイスを移動させ、
Ｖプーリーの直径を変化させて変速伝導を行なう
Ｖベルトプーリーにおいて、可動側フエイスを２
重構造としてＶベルトに接触する第１可動側フエ
イスとローラに接触する第２可動側フエイスとで
構成し、これら第１、第２可動側フエイス間に空
隙を設け、この空隙に空気を流通自在としたこと
を特徴とするＶベルトプーリーの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985025394U JPH0416025Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985025394U JPH0416025Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61142957U JPS61142957U (ja) | 1986-09-03 |
| JPH0416025Y2 true JPH0416025Y2 (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=30520421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985025394U Expired JPH0416025Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0416025Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP1985025394U patent/JPH0416025Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61142957U (ja) | 1986-09-03 |
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