JPH04160214A - 有効な制振性能を有する鉄骨造の建物 - Google Patents
有効な制振性能を有する鉄骨造の建物Info
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- JPH04160214A JPH04160214A JP28335190A JP28335190A JPH04160214A JP H04160214 A JPH04160214 A JP H04160214A JP 28335190 A JP28335190 A JP 28335190A JP 28335190 A JP28335190 A JP 28335190A JP H04160214 A JPH04160214 A JP H04160214A
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- Japan
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Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、有効な履歴減衰性能を有するボルトによる
接合方法および有効な履歴減衰性能を有する構造体に関
するものである。
接合方法および有効な履歴減衰性能を有する構造体に関
するものである。
鉄骨構造体の複数の部材の接合方法には、（イ）複数の
部材を溶接により接合する接合方法、（ロ）複数の部材
にボルトの径よりも少々大きい径のボルト通し孔を穿ち
、それら部材を重ねて、各ボルト通し孔に高力ボルトを
通し、高力ボルトの先端のねじ部にナツトをねじ込んみ
、高力ボルトに軸力を導入して接合部材同士を強力に締
め付け、部材間に働く摩擦抵抗によって応力を伝達する
高力ボルトによる接合方法、および （ハ）複数の部材にボルトの径よりも少々大きい径のボ
ルト通し孔を穿ち、それらの部材を重ねて、各ボルト通
し孔にボルトを通し、ボルトの先端のねじ部にナツトを
ねじ込んで締め付け、かつボルトとボルト通し孔との隙
間に接着剤からなる充填材を充填して、それら部材を前
記充填材を介して接合し、ボルトと各部材との支圧によ
り応力を伝達する充填型支圧ボルトによる接合方法等が
ある。
部材を溶接により接合する接合方法、（ロ）複数の部材
にボルトの径よりも少々大きい径のボルト通し孔を穿ち
、それら部材を重ねて、各ボルト通し孔に高力ボルトを
通し、高力ボルトの先端のねじ部にナツトをねじ込んみ
、高力ボルトに軸力を導入して接合部材同士を強力に締
め付け、部材間に働く摩擦抵抗によって応力を伝達する
高力ボルトによる接合方法、および （ハ）複数の部材にボルトの径よりも少々大きい径のボ
ルト通し孔を穿ち、それらの部材を重ねて、各ボルト通
し孔にボルトを通し、ボルトの先端のねじ部にナツトを
ねじ込んで締め付け、かつボルトとボルト通し孔との隙
間に接着剤からなる充填材を充填して、それら部材を前
記充填材を介して接合し、ボルトと各部材との支圧によ
り応力を伝達する充填型支圧ボルトによる接合方法等が
ある。
（ロ）の高力ボルトによる接合方法は、常時降伏応力度
レベルに近い引張力を高力ボルトに導入しているため、
高力ボルトに遅れ破壊現象が生じる欠点がある。 そして、たびたび生ずるであろう程度の地震や風に対し
ては、（イ）ないしくハ）の接合方法による部材の接合
部は次のように挙動する。 （イ）の溶接による接合方法および（ロ）の高力ボルト
による接合方法では、二つの部材が一体に結合された状
態にて挙動するため、第６図に示すような履歴減衰性能
を示し、有効な履歴減衰性能を有しない、そのため、接
合された各部材、すなわち、構造体の揺れが減衰されず
、制振性能を発揮することができない、（ハ）充填型支
圧ボルトによる接合方法は、充填材を介してボルトと各
部材とが一体に結合され、二つの部材が一体に結合され
た状態にて挙動するため、第７図に示すような履歴減衰
性を示し、有効な履歴減衰性能を殆ど有しない、そのた
め、構造体の揺れが減衰されず、有効な割振性能を発揮
することができない。 この出願の発明の解決しようとする課題は、前記のよう
な欠点のない、ボルトによる接合方法を提供すること、
換言すると、有効な履歴減衰性能を有するボルトによる
接合方法および有効な割振性能を有する構造体を提供す
ることにある。
レベルに近い引張力を高力ボルトに導入しているため、
高力ボルトに遅れ破壊現象が生じる欠点がある。 そして、たびたび生ずるであろう程度の地震や風に対し
ては、（イ）ないしくハ）の接合方法による部材の接合
部は次のように挙動する。 （イ）の溶接による接合方法および（ロ）の高力ボルト
による接合方法では、二つの部材が一体に結合された状
態にて挙動するため、第６図に示すような履歴減衰性能
を示し、有効な履歴減衰性能を有しない、そのため、接
合された各部材、すなわち、構造体の揺れが減衰されず
、制振性能を発揮することができない、（ハ）充填型支
圧ボルトによる接合方法は、充填材を介してボルトと各
部材とが一体に結合され、二つの部材が一体に結合され
た状態にて挙動するため、第７図に示すような履歴減衰
性を示し、有効な履歴減衰性能を殆ど有しない、そのた
め、構造体の揺れが減衰されず、有効な割振性能を発揮
することができない。 この出願の発明の解決しようとする課題は、前記のよう
な欠点のない、ボルトによる接合方法を提供すること、
換言すると、有効な履歴減衰性能を有するボルトによる
接合方法および有効な割振性能を有する構造体を提供す
ることにある。
この発明は、前記課題を解決するために、次の構成を採
用するものである。 この発明の構成は、接合すべき複数の部材にそれぞれボ
ルトの径よりも少々大きい径のボルト通し孔を穿ち、そ
れらの部材を重ねて、それらのボルト通し孔にボルトを
通し、ボルトのねじ部にナツトをねじ込んでそれら部材
を接合する接合方法において、ボルトとボルト通し孔と
の隙間に、有効な履歴減衰性能を有する充填材を充填す
ることを特徴とするボルトによる接合方法にある。 有効な履歴減衰性能を有する充填材としては、粉粒状体
、粘弾性体、粘性流体、塑性変形しやすい金属を使用す
る。 前記粉粒状体としては、たとえば、砂、フライアッシュ
等を使用し、粘弾性体および粘性流体としては、たとえ
ば１通常の割振装置等に使われているものを使用するこ
とができる。また、塑性変形しやすい金属としては、た
とえば、鉛を使用することできる。 ボルトとボルト通し孔と間の隙間の大きさは、たとえば
１通常の高力ボルトによる接合法おける隙間の大きさ程
度にする。 有効な履歴減衰性能を有する充填材のボルトとボルト通
し孔との間の隙間への充填は、ボルトを締め付ける前に
行ってもよいし、ボルトを締め付けながら行ってもよい
し、ボルトを締め付けてから行ってもよい。 高分子材料等の有機材料からなる粘弾性体は溶剤に溶か
したり溶融したりして隙間に充填するが、それらのうち
成形性の良いものは円筒状に成型してボルトに嵌めても
よい。鉛等の塑性変形しやすい金属は、溶融して隙間に
充填してもよいし、円筒状に成型してボルトに嵌めても
よい。 有効な履歴減衰性能を有する充填材の前記隙間への充填
には、充填型支圧ボルトにおける公知の充填材の充填方
法を使うことができる。 接合すべき複数の部材の表面とボルトの頭やナツトの底
面との間には、必要に応じて、座金等を介装する。 １作 用】 この発明のボルトによる接合方法は、ボルトとボルト通
し孔との隙間に、有効な履歴減衰性能を有する充填材を
充填するものであるから、次ぎのように作用する。第１
図および第２図に示すように、前記隙間内の有効な履歴
減衰性能を有する充填材３は、ボルト１がゆっくり動く
と抵抗が小さく、ボルト１が早く動くと、抵抗が大きく
なる。 変形の小さい動き初めの速度の小さい領域では。 点線ａで示すように、剛性が小さい（曲線がねている）
、動きが早く速度の大きい領域では、実線すで示すよう
に、抵抗が大きく、剛性が大きくなる（曲線がおきてる
）、この実線すの状態では、ボルト１、ボルト通し孔２
．有効な履歴減衰性能を有する充填材３との関係が第２
図（ａ）に示す状態になる。そして、再び速度が小なる
と、点線Ｃに示すように、剛性が小さくなる（曲線がね
ている）、動きが止まると、ボルト１、ボルト通し孔２
．有効な履歴減衰性能を有する充填材３との関係が第２
図（ｂ）のようになり、有効な履歴減衰性能を有する充
填材３が矢印方向に移動しボルト１が反矢印方向に移動
して荷重が小さくり、点線ｄに示すようになる０次に逆
方向に移動すると、前記と同様に動き、点線ｅ、実線ｆ
、点線ｇ、点線りのようになる。再び逆方向に移動する
と、同様に、点線ｉ、実線ｊ、点線ｋ、点線１のように
なる。そして、点線ｄ、点線ｅ、実線ｆ、点線ｇ、点線
ｈ、点線ｉ、実線ｊ、点線ｋ、点線１によりループが形
成される。このループはそれにより囲まれる面積が大き
い、したがって、有効な履歴減衰性能を発揮することが
できる。
用するものである。 この発明の構成は、接合すべき複数の部材にそれぞれボ
ルトの径よりも少々大きい径のボルト通し孔を穿ち、そ
れらの部材を重ねて、それらのボルト通し孔にボルトを
通し、ボルトのねじ部にナツトをねじ込んでそれら部材
を接合する接合方法において、ボルトとボルト通し孔と
の隙間に、有効な履歴減衰性能を有する充填材を充填す
ることを特徴とするボルトによる接合方法にある。 有効な履歴減衰性能を有する充填材としては、粉粒状体
、粘弾性体、粘性流体、塑性変形しやすい金属を使用す
る。 前記粉粒状体としては、たとえば、砂、フライアッシュ
等を使用し、粘弾性体および粘性流体としては、たとえ
ば１通常の割振装置等に使われているものを使用するこ
とができる。また、塑性変形しやすい金属としては、た
とえば、鉛を使用することできる。 ボルトとボルト通し孔と間の隙間の大きさは、たとえば
１通常の高力ボルトによる接合法おける隙間の大きさ程
度にする。 有効な履歴減衰性能を有する充填材のボルトとボルト通
し孔との間の隙間への充填は、ボルトを締め付ける前に
行ってもよいし、ボルトを締め付けながら行ってもよい
し、ボルトを締め付けてから行ってもよい。 高分子材料等の有機材料からなる粘弾性体は溶剤に溶か
したり溶融したりして隙間に充填するが、それらのうち
成形性の良いものは円筒状に成型してボルトに嵌めても
よい。鉛等の塑性変形しやすい金属は、溶融して隙間に
充填してもよいし、円筒状に成型してボルトに嵌めても
よい。 有効な履歴減衰性能を有する充填材の前記隙間への充填
には、充填型支圧ボルトにおける公知の充填材の充填方
法を使うことができる。 接合すべき複数の部材の表面とボルトの頭やナツトの底
面との間には、必要に応じて、座金等を介装する。 １作 用】 この発明のボルトによる接合方法は、ボルトとボルト通
し孔との隙間に、有効な履歴減衰性能を有する充填材を
充填するものであるから、次ぎのように作用する。第１
図および第２図に示すように、前記隙間内の有効な履歴
減衰性能を有する充填材３は、ボルト１がゆっくり動く
と抵抗が小さく、ボルト１が早く動くと、抵抗が大きく
なる。 変形の小さい動き初めの速度の小さい領域では。 点線ａで示すように、剛性が小さい（曲線がねている）
、動きが早く速度の大きい領域では、実線すで示すよう
に、抵抗が大きく、剛性が大きくなる（曲線がおきてる
）、この実線すの状態では、ボルト１、ボルト通し孔２
．有効な履歴減衰性能を有する充填材３との関係が第２
図（ａ）に示す状態になる。そして、再び速度が小なる
と、点線Ｃに示すように、剛性が小さくなる（曲線がね
ている）、動きが止まると、ボルト１、ボルト通し孔２
．有効な履歴減衰性能を有する充填材３との関係が第２
図（ｂ）のようになり、有効な履歴減衰性能を有する充
填材３が矢印方向に移動しボルト１が反矢印方向に移動
して荷重が小さくり、点線ｄに示すようになる０次に逆
方向に移動すると、前記と同様に動き、点線ｅ、実線ｆ
、点線ｇ、点線りのようになる。再び逆方向に移動する
と、同様に、点線ｉ、実線ｊ、点線ｋ、点線１のように
なる。そして、点線ｄ、点線ｅ、実線ｆ、点線ｇ、点線
ｈ、点線ｉ、実線ｊ、点線ｋ、点線１によりループが形
成される。このループはそれにより囲まれる面積が大き
い、したがって、有効な履歴減衰性能を発揮することが
できる。
この発明の接合方法の実施例を第３図ないし第５図を使
って説明する。 座金体１０は、鉄製の円板１１、筒状のリング１２およ
び環状の袋体１３とで形成され、円板１１は、その外径
をリング１１の内径に合わせ、そのボルト通し孔１１ａ
の内径をボルト２３の外径よりも少々大きく製造する９
袋体１３の中に、通常の制振装置等に使われている粘性
流体１４を封入し、袋体１３はそれに大きな圧力が作用
すると。 その内周部の一部が破れるように造る。 接合すべき二つの部材２１．２２には、それぞれボルト
２３の径よりも少々大きい径のボルト通し孔２１ａ、２
２ａを穿ち、それらの部材２１．２２を重ねて、座金体
１０にボルト２３を通し、そのボルト２３をボルト通し
孔２１ａ、２２ａに通す、そして、ボルト２３の先端に
座金２５を嵌め、ボルト２３の先端のねじ部にナツト２
４をねじ込む、このナツト２４を回して締め付けると、
袋体１３の内周部の一部が破れ、袋体１３内の粘性流体
１４がボルト２３とボルト通し孔２１ａ、２２ａとの隙
間に圧入され、この隙間を粘性流体１４で満たす。 ボルト２３とボルト通し孔２１ａ、２２ａとの隙間に充
填した粘性流体１４は、ボルト通し孔２１ａ、２２ａの
両端が円板１１、ボルト２３の頭、押し潰された袋体１
３、座金２５およびナツト２４により塞がれているから
、二つの部材２１．２２に外力が作用しても粘性流体１
４が流出することがない、したがって、二つの部材２１
．２２に通常の地震、風力等の外力が作用した場合は、
第１図に示すような、履歴減衰特性を示し、有効な割振
性能を発揮する。 なお、袋体１３を薄い塑性変形しやすい合成樹脂材料で
造って、ナツト２４による締め付は時に、袋体１３を構
成する合成樹脂材料を円板１１のボルト通し孔１１ａと
ボルト２３との隙間等に押し出するようにすることもで
きる。 鉄骨造の構造体である建物には非常に多数の接合部があ
り、それらの接合部をボルトによる接合方法により接合
するとなると、移しい数のボルトが使用される。それら
の移しい数のボルトに本発明を適用すると、有効な制振
性能を有する建物を容易に得ることができる。
って説明する。 座金体１０は、鉄製の円板１１、筒状のリング１２およ
び環状の袋体１３とで形成され、円板１１は、その外径
をリング１１の内径に合わせ、そのボルト通し孔１１ａ
の内径をボルト２３の外径よりも少々大きく製造する９
袋体１３の中に、通常の制振装置等に使われている粘性
流体１４を封入し、袋体１３はそれに大きな圧力が作用
すると。 その内周部の一部が破れるように造る。 接合すべき二つの部材２１．２２には、それぞれボルト
２３の径よりも少々大きい径のボルト通し孔２１ａ、２
２ａを穿ち、それらの部材２１．２２を重ねて、座金体
１０にボルト２３を通し、そのボルト２３をボルト通し
孔２１ａ、２２ａに通す、そして、ボルト２３の先端に
座金２５を嵌め、ボルト２３の先端のねじ部にナツト２
４をねじ込む、このナツト２４を回して締め付けると、
袋体１３の内周部の一部が破れ、袋体１３内の粘性流体
１４がボルト２３とボルト通し孔２１ａ、２２ａとの隙
間に圧入され、この隙間を粘性流体１４で満たす。 ボルト２３とボルト通し孔２１ａ、２２ａとの隙間に充
填した粘性流体１４は、ボルト通し孔２１ａ、２２ａの
両端が円板１１、ボルト２３の頭、押し潰された袋体１
３、座金２５およびナツト２４により塞がれているから
、二つの部材２１．２２に外力が作用しても粘性流体１
４が流出することがない、したがって、二つの部材２１
．２２に通常の地震、風力等の外力が作用した場合は、
第１図に示すような、履歴減衰特性を示し、有効な割振
性能を発揮する。 なお、袋体１３を薄い塑性変形しやすい合成樹脂材料で
造って、ナツト２４による締め付は時に、袋体１３を構
成する合成樹脂材料を円板１１のボルト通し孔１１ａと
ボルト２３との隙間等に押し出するようにすることもで
きる。 鉄骨造の構造体である建物には非常に多数の接合部があ
り、それらの接合部をボルトによる接合方法により接合
するとなると、移しい数のボルトが使用される。それら
の移しい数のボルトに本発明を適用すると、有効な制振
性能を有する建物を容易に得ることができる。
この発明の接合方法は、ボルトとボルト通し孔との隙間
に、有効な履歴減衰性能を有する充填材を充填するもの
であるから、有効な履歴減衰性能を有する接合部を得る
ことができる。また、この接合方法を使って各部材を接
合して構造体を造ると、有効な割振性能を有する構造体
を容易に得ることができる。
に、有効な履歴減衰性能を有する充填材を充填するもの
であるから、有効な履歴減衰性能を有する接合部を得る
ことができる。また、この接合方法を使って各部材を接
合して構造体を造ると、有効な割振性能を有する構造体
を容易に得ることができる。
第１図はこの発明の接合法による接合部の履歴減衰特性
を示す線図、第２図（ａ）、（ｂ）はボルト、ボルト通
し孔および充填材の関係を示す断面図、第３図は座金体
の縦断面図、第４図はボルト通し孔にボルトを通しナツ
トを締め始めた状態を示す接合部の縦断面図、第５図は
ボルトの締め付けが完了した状態を示す接合部の縦断面
図、第６図は従来技術の溶接による接合方法および高力
ボルトによる接合方法による接合部の履歴減衰特性を示
す線図、第７図は充填型支圧ボルトによる接合方法によ
る接合部の履歴減衰特性を示す線図である。 図中、１および２３はボルト、２．２１ａおよび２２ａ
はボルト通し孔、３は有効な履歴減衰性能を有する充填
剤、１０は座金体、１１は円板、１２はリング、１３Ｅ
ｔ袋体、１４は粘性流体、２１および２２は接合すべき
部材、２４はナツト、２５は座金である。 特許 出願人 株式会社竹中工務店
を示す線図、第２図（ａ）、（ｂ）はボルト、ボルト通
し孔および充填材の関係を示す断面図、第３図は座金体
の縦断面図、第４図はボルト通し孔にボルトを通しナツ
トを締め始めた状態を示す接合部の縦断面図、第５図は
ボルトの締め付けが完了した状態を示す接合部の縦断面
図、第６図は従来技術の溶接による接合方法および高力
ボルトによる接合方法による接合部の履歴減衰特性を示
す線図、第７図は充填型支圧ボルトによる接合方法によ
る接合部の履歴減衰特性を示す線図である。 図中、１および２３はボルト、２．２１ａおよび２２ａ
はボルト通し孔、３は有効な履歴減衰性能を有する充填
剤、１０は座金体、１１は円板、１２はリング、１３Ｅ
ｔ袋体、１４は粘性流体、２１および２２は接合すべき
部材、２４はナツト、２５は座金である。 特許 出願人 株式会社竹中工務店
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、接合すべき複数の部材にそれぞれボルトの径よりも
少々大きい径のボルト通し孔を穿ち、それらの部材を重
ねて、それらのボルト通し孔にボルトを通し、ボルトの
ねじ部にナットをねじ込んでそれら部材を接合する接合
方法において、ボルトとボルト通し孔との隙間に、有効
な履歴減衰性能を有する充填材を充填することを特徴と
するボルトによる接合方法。 ２、接合される複数の部材にそれぞれボルトの径よりも
少々大きい径のボルト通し孔が穿たれ、それらの部材が
重ねられ、それらのボルト通し孔にボルトが通され、ボ
ルトのねじ部にナットがねじ込まれて接合された複数の
部材からなる構造体ににおいて、ボルトとボルト通し孔
との隙間に、有効な履歴減衰性能を有する充填材が充填
されていることを特徴とするボルトにより接合された構
造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283351A JP2711933B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 有効な制振性能を有する鉄骨造の建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2283351A JP2711933B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 有効な制振性能を有する鉄骨造の建物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04160214A true JPH04160214A (ja) | 1992-06-03 |
| JP2711933B2 JP2711933B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=17664360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2283351A Expired - Fee Related JP2711933B2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 有効な制振性能を有する鉄骨造の建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2711933B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012041795A (ja) * | 2010-08-23 | 2012-03-01 | Railway Technical Research Institute | 粒状体を用いた自動沈下補正装置および自動沈下補正まくらぎ |
| JP2012233563A (ja) * | 2011-05-06 | 2012-11-29 | Toshiro Morita | ボルト締結体 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50124041A (ja) * | 1974-03-14 | 1975-09-29 | ||
| JPS52124565A (en) * | 1976-04-14 | 1977-10-19 | Ohbayashigumi Ltd | Clearance filling for bolt and its tool |
| JPS6351916U (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 | ||
| JPH0256910U (ja) * | 1988-10-19 | 1990-04-24 |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP2283351A patent/JP2711933B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2711933B2 (ja) | 1998-02-10 |
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