JPH041591B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH041591B2
JPH041591B2 JP27833785A JP27833785A JPH041591B2 JP H041591 B2 JPH041591 B2 JP H041591B2 JP 27833785 A JP27833785 A JP 27833785A JP 27833785 A JP27833785 A JP 27833785A JP H041591 B2 JPH041591 B2 JP H041591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
transformer
switching elements
power
Prior art date
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Expired
Application number
JP27833785A
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English (en)
Other versions
JPS62138063A (ja
Inventor
Kesao Hashima
Yoshinobu Nagao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP27833785A priority Critical patent/JPS62138063A/ja
Publication of JPS62138063A publication Critical patent/JPS62138063A/ja
Publication of JPH041591B2 publication Critical patent/JPH041591B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明は入力電圧が数百Vと高い直流電圧の電
力変換装置(例えばDC/DCコンバータ、インバ
ータなど)におけるスイツチング素子の過電圧保
護回路に関する。 なお以下各図の説明において同一の符号は同一
または相当部分を示す。
【従来技術とその問題点】
この種の電力変換装置の1種である2石式
DC/DCコンバータとして従来、リンギングチヨ
ーク方式と呼ばれる第3図に示す回路のものが知
られている。同図のようにこの回路は直流電源0
1、トランス5を駆動するスイツチング素子1と
スイツチング素子2、スイツチング素子1,2が
OFFしたときにフリーホイーリング機能をもつ
ダイオード3と4、トランスの2次側電圧を整流
するダイオード6、平滑機能をもつコンデンサ
7、スイツチング素子1,2を駆動し出力電圧を
一定に制御する制御回8とによつて構成される。
なおこの例ではスイツチング素子1,2としてパ
ワートランジスタを用いている。 第4図は第3図の回路の各部動作波形を示し、
1,2は各スイツチング素子1,2に対し制御回
路8から供給されるベース電流IB1,IB2を、3,
4は各素子1,2のコレクタ・エミツタ間電圧
(CE間電圧とも略す)VCE1,VCE2を、5はトラン
ス5の一次電圧V1を、6はトランス5の一次電
流I1を、また7はトランス5の二次電流I2をそれ
ぞれ示している。同図において、期間Aではスイ
ツチング素子1,2を同時にON状態にし、期間
Bではスイツチング素子1,2を同時にOFF状
態にする。このような期間A,Bが交互に繰返さ
れる。 期間Aにおいては、スイツチング素子1,2が
同時にON状態になるので、トランス5の巻線に
は第3図の実線矢印の向きに電圧が発生し(1次
電圧V1は第4図5参照)、1次巻線には第4図の
6に示すような1次電流I1が流れる。しかし2次
側はダイオード6で阻止しているので電流は流れ
ない。 期間Aより期間Bの状態に移ると、スイツチン
グ素子1,2が同時にOFF状態になるので、ト
ランス5の巻線には第3図の点線矢印に示す向き
に電圧が発生し(1次電圧V2は第4図5参照)、
トランスの2次巻線から第4図7に示すような2
次電流I2がダイオード6を通して流れる。 しかしながらスイツチング素子1,2がOFF
する時には、トランス5の漏洩インダクタンス及
びトランス部配線のインダクタンスのエネルギが
ダイオード3,4を通して電源01側に急速に回
生されるので、直流電源01内及び電源ライン0
2,03内の漂遊インダクタンスのために電源ラ
イン上のa,b点(第3図)間の電圧は定常の電
源電圧VSより跳上り、スイツチング素子1,2
には電源電圧とこの跳上り電圧との和が印加され
ることになる。 従つて例えば直流電源01の電圧VSが高く、
スイツチング素子1,2の耐圧がこの電源電圧に
対して余裕を持てない場合、電源電圧がさらに過
大となつたとき、これに前記の跳上り電圧が加わ
るとスイツチング素子を破壊してしまう惧れがあ
る。また充分余裕を持つた耐圧の素子を使用する
とコストが高くなるといつた問題点がある。
【発明の目的】
この発明は前記の問題点を除去し、直流電源電
圧の過電圧に対してスイツチング素子を保護する
回路を提供することを目的とする。
【発明の要点】
この発明の要点は、電源電圧の過電圧を検出し
て、トランスを駆動するスイツチング素子を
OFFさせ、更にこのOFF状態で、分圧抵抗を使
つてスイツチング素子に印加される電圧を均等化
し、スイツチング素子を保護するようにした点に
ある。 換言すれは本発明の要点は、トランス1次巻線
の両端をそれぞれ直流電源ライン間に開閉接続す
るスイツチング素子(パワートランジスタなど)
を備え、トランスの2次巻線から変換電力を取出
す変換装置(DC/DCコンバータなど)におい
て、 前記1次巻線の両端と直流電源ラインとの間に
設けられ、前記スイツチング素子の全てをオフし
た状態における1次巻線の電位を直流電源ライン
間のほぼ中央の電位に保持する少なくとも2つの
抵抗と、直流電源ライン間の電圧が所定値を越え
たことを判別し、前記スイツチング素子の全てを
オフする手段(過電圧検出器、制御回路など)
と、を備えるようにした点にある。
【発明の実施例】
以下第1図及び第2図に基づいて本発明の実施
例を説明する。第1図は本発明の一実施例として
の回路図で第3図に対応し、第2図は同じく第1
図の動作を説明する波形図で第4図に対応する。 第1図においては、第3図に対しさらに、スイ
ツチング素子1,2がOFFしている時には等分
の電圧が印加されるようにダイオード3,4と並
列に抵抗9,10をもうけ、かつ電源電圧が過大
になつたことを検出する過電圧検出器11を設け
たものである。抵抗9,10は等しい抵抗値と
し、損失を小さくするために高抵抗値とするが、
スイツチング素子の漏洩電流分を無視しうるよう
に素子の抵抗値より充分小さい値とする。 なおこの抵抗9,10はそれぞれスイツチング
素子1,2と並列に設けることもできる。また個
数は2個に限定されるものではなく讃えば電源ラ
イン02,03間に等しい値の2個直列の抵抗を
2組接続し、この直列抵抗の各中点(中央の接続
点)をそれぞれトランス5と1次巻線の各端につ
ないでもよい。 次に第2図において0は電源電圧VSの定常波
形である。第2図の期間Aは第4図の場合と同様
である。期間Bは基本的には第4図の場合と同様
であるが、負極電流、即ち2次電流I2が小さく、
図示してないがこの期間B中に0となる場合、ま
たは後述の期間C、つまり過大な電源電圧VS
検出に基づいて時点t1でスイツチング素子1,
2をOFFしたのち2次電流I2が0となつた時点t
2以後において素子1,2には等しい電圧(電源
電圧VSの1/2)が印加される点が異なる。 但し期間B又はCにおいて2次電流I2が流れて
いる間は、トランス5の1次巻線の両端にはコン
デンサ7の両端電圧に対応する第1図の実線矢印
と逆向きの電圧V1が発生しており、この値はダ
イオード3,4の導通の有無にかかわらず電源電
圧VSに等しいかまたはこれをやや下回る値であ
り、1次巻線の両端の電位はそれぞれ当該の端に
接続されたダイオード側の電源ラインの電位より
大きくへだたることはない。従つてこのときの素
子1,2の両端電圧はほぼ電源電圧VSに等しい。 さて期間B又はCにおいて2次電流I2が0とな
つたのち、第3図の回路で図示していないがスイ
ツチング素子1と2の漏洩抵抗分のバラツキによ
つて素子毎の印加電圧にアンバランスが生じてく
る。これに対し第1図の回路では、抵抗9,10
の値は高抵抗ではあつても、素子1,2の漏洩抵
抗(素子のOFF時の洩れ電流によつて定まる抵
抗)より充分小さく、このためトランス5の1次
巻線の電位は素子1,2の漏洩抵抗の値と無関係
に、この抵抗9,10によつて電源ライン02,
03間電位のほぼ中央点の電位に維持され、従つ
てスイツチング素子1,2の両端電圧は電源電圧
VSの1/2となるものである。 次にスイツチング素子1,2が同時にOFFし
た瞬間にはトランス5の1次巻線にはその漏洩イ
ンダクタンスを含む全インダクタンスによつて第
1図の実線矢印の向きと逆方向の電圧が発生し、
ダイオード3,4が導通してトランスの1次巻線
の両端電位はそれぞれ電源ライン02,03上の
a,b点の電位に等しくなる。従つてスイツチン
グ素子1,2にはa,b点間の電圧が印加される
が、これは前述のように直流電源01の定常電源
電圧VSに対し跳上り電圧が加わつたものとなる。 この素子1,2の印加電圧を安全な値に保つた
め、制御回路11は過電圧検出器11を介し電源
ライン02,03間の定常電圧VSを監視し、第
2図時点t1のように期間A(素子1,2のON
期間)に定常の電源電圧VSの値が所定の限界電
圧VMに対して達したときは素子1,2に与える
べきベース電流IB1,IB2を断つものである。この
後の期間はCで示されているが動作的には期間B
と同じである。 以上の実施例では2石式の電力変換装置につい
て述べたが、本発明はこれに限定されず4石式の
DC/DCコンバータ又は4石式の単相インバータ
に対しても適用可能であることは明らかである。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなようにこの発明によれ
ば、直流電源電圧の異常な過電圧を検出してスイ
ツチング素子をOFFさせ、更にOFF時にスイツ
チング素子にかかる電源電圧を分圧抵抗を介して
等分にしたことにより低い耐圧のスイツチング素
子を選択することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての回路図、第
2図は同じく第1図の動作を説明するための波形
図、第3図は従来の回路図の例で第1図に対応
し、第4図は第3図の動作を説明する波形図で第
2図に対応する。 01:直流電源、02,03:電源ライン、
1,2:スイツチング素子、3,4:ダイオー
ド、5:トランス、8:制御回路、9,10:抵
抗、11:過電圧検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トランスの1次巻線の両端をそれぞれ直流電
    源ライン間に開閉接続するスイツチング素子を備
    え、トランスの2次巻線から変換電力を取出す変
    換装置において、 前記1次巻線の両端と直流電源ラインとの間に
    設けられ、前記スイツチング素子の全てをオフし
    た状態における1次巻線の電位を直流電源ライン
    間のほぼ中央の電位に保持する少なくとも2つの
    抵抗と、直流電源ライン間の電圧が所定値を越え
    たことを判別し、前記スイツチング素子の全てを
    オフする手段と、を備えたことを特徴とする電力
    変換装置の過電圧保護回路。
JP27833785A 1985-12-11 1985-12-11 電力変換装置の過電圧保護回路 Granted JPS62138063A (ja)

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JP27833785A JPS62138063A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 電力変換装置の過電圧保護回路

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JP27833785A JPS62138063A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 電力変換装置の過電圧保護回路

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JPS62138063A JPS62138063A (ja) 1987-06-20
JPH041591B2 true JPH041591B2 (ja) 1992-01-13

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