JPH04159046A - 自動工具交換装置付スピンドルユニットの工具収納装置 - Google Patents
自動工具交換装置付スピンドルユニットの工具収納装置Info
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- JPH04159046A JPH04159046A JP28650290A JP28650290A JPH04159046A JP H04159046 A JPH04159046 A JP H04159046A JP 28650290 A JP28650290 A JP 28650290A JP 28650290 A JP28650290 A JP 28650290A JP H04159046 A JPH04159046 A JP H04159046A
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Landscapes
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、主軸に設けた貫通孔を通じて工具交換を行な
う自動工具交換装置を組み付けたスピンドルユニットに
関するものである。
う自動工具交換装置を組み付けたスピンドルユニットに
関するものである。
従来の技術
この種の自動工具交換装置付スピンドルユニットに関し
ては、特開平2−41838号公報に記載されたものが
知られている。
ては、特開平2−41838号公報に記載されたものが
知られている。
上記出願のスピンドルユニットは、第9図に示すように
、主軸1は工具12が進退自在に挿通する貫通孔2を有
し、該主軸1の前端に工具12を把持するチャック3が
設けられる一方、主軸1の後部に工具収納手段4と工具
移送手段5とを備えている。そして、工具収納手段4は
、複数の工具収納孔7を有する工具マガジン6及び工具
収納孔7の1つが主軸1の貫通孔2と同軸になるように
前記工具マガジン6を割り出す割出し機構8を有してい
る。また、工具移送手段5は、所定位置に割り出された
工具収納孔7と主軸1の貫通孔2とに挿通ずるロッド9
を有し、該ロッド9先端に工具12を着脱自在に保持す
る保持具(クランパ)10が設けられ、かつロッド9を
軸方向に往復運動させるシリンダ装置11を有している
。
、主軸1は工具12が進退自在に挿通する貫通孔2を有
し、該主軸1の前端に工具12を把持するチャック3が
設けられる一方、主軸1の後部に工具収納手段4と工具
移送手段5とを備えている。そして、工具収納手段4は
、複数の工具収納孔7を有する工具マガジン6及び工具
収納孔7の1つが主軸1の貫通孔2と同軸になるように
前記工具マガジン6を割り出す割出し機構8を有してい
る。また、工具移送手段5は、所定位置に割り出された
工具収納孔7と主軸1の貫通孔2とに挿通ずるロッド9
を有し、該ロッド9先端に工具12を着脱自在に保持す
る保持具(クランパ)10が設けられ、かつロッド9を
軸方向に往復運動させるシリンダ装置11を有している
。
而して、必要な工具12を収容した工具収納孔7が主軸
1の貫通孔2と一致するように工具マガジン6を割り出
し、前記工具12をロッド9先端の保持具10に保持し
て貫通孔2内に押し出しあるいは工具収納孔7内に引き
戻して工具交換を行なうようになっている。
1の貫通孔2と一致するように工具マガジン6を割り出
し、前記工具12をロッド9先端の保持具10に保持し
て貫通孔2内に押し出しあるいは工具収納孔7内に引き
戻して工具交換を行なうようになっている。
このように主軸1の貫通孔2通じて工具交換を行なうの
で、上記のスピンドルユニットは、工具交換に要する時
間(アイドルタイム)を大巾に短縮でき、かつ装置全体
をコンパクトに構成できるという大きな利点がある。し
たがって、多数の工作機械を組み合わせて構築されるF
TL (フレキシブルトランスファライン)においてド
リル、タップ等の小径工具を使用する工作機械のスピン
ドルユニットとして有効である。
で、上記のスピンドルユニットは、工具交換に要する時
間(アイドルタイム)を大巾に短縮でき、かつ装置全体
をコンパクトに構成できるという大きな利点がある。し
たがって、多数の工作機械を組み合わせて構築されるF
TL (フレキシブルトランスファライン)においてド
リル、タップ等の小径工具を使用する工作機械のスピン
ドルユニットとして有効である。
発明が解決しようとする課題
一方、上記従来のスピンドルユニットにおいては、工具
収納手段の主要部である円筒状の工具マガジンが、3つ
のローラて支持され、1つのローラを揺動アームに取り
付けたばね手段によって工具マガジンに押し付けて支持
する構造である。
収納手段の主要部である円筒状の工具マガジンが、3つ
のローラて支持され、1つのローラを揺動アームに取り
付けたばね手段によって工具マガジンに押し付けて支持
する構造である。
このような支持構造では、工具マガジンを交換する場合
、工具マガジンを上方へ持ち上げる必要かあり、加えて
主軸の後方に工具移送用シリンダがあるため、接近性が
悪く工具マガジンの交換作業が容易ではない。また工具
マガジンの自動交換も困難である。さらに、交換した工
具マガジンの回転方向及び軸方向の位置決め手段が示さ
れていない。
、工具マガジンを上方へ持ち上げる必要かあり、加えて
主軸の後方に工具移送用シリンダがあるため、接近性が
悪く工具マガジンの交換作業が容易ではない。また工具
マガジンの自動交換も困難である。さらに、交換した工
具マガジンの回転方向及び軸方向の位置決め手段が示さ
れていない。
本発明は、上記の問題点を解決するもので、工具マガジ
ンの交換作業がきわめて容易で、かつ工具マガジンの自
動交換も可能な自動工具交換装置付スピンドルユニット
の工具収容装置を提供するものである。
ンの交換作業がきわめて容易で、かつ工具マガジンの自
動交換も可能な自動工具交換装置付スピンドルユニット
の工具収容装置を提供するものである。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明においては、前記工
具収納手段の工具マガジンと割出し機構が、前記主軸の
後側に設けられ、かつ前記主軸の軸線に対しほぼ直角の
方向に移動可能な可動枠に取り付けられ、前記工具マガ
ジンは、前記可動枠に前記主軸と平行に設けられた支持
軸に着脱自在に嵌装されると共に、前記割出し機構に連
動連結されるように構成されている。
具収納手段の工具マガジンと割出し機構が、前記主軸の
後側に設けられ、かつ前記主軸の軸線に対しほぼ直角の
方向に移動可能な可動枠に取り付けられ、前記工具マガ
ジンは、前記可動枠に前記主軸と平行に設けられた支持
軸に着脱自在に嵌装されると共に、前記割出し機構に連
動連結されるように構成されている。
作用
上記した構成により、工具マガジンは、前記可動枠と一
緒に主軸の軸線に対しほぼ直角の方向に移動させた後、
前記支持軸に沿って後方へ排出される。したがって、工
具マガジンを交換する際、工具マガジンへの接近性が良
く、交換作業がやり易い。
緒に主軸の軸線に対しほぼ直角の方向に移動させた後、
前記支持軸に沿って後方へ排出される。したがって、工
具マガジンを交換する際、工具マガジンへの接近性が良
く、交換作業がやり易い。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例を示しており、スピンドルユニ
ットは、工具Tを保持した工具ホルダ20が進退自在に
挿通する貫通孔22を設けた主軸21と、該主軸21の
前端に設けられた工具把持用のチャック23と、主軸2
1の後側に配設された工具収納手段24及び工具移送手
段25とを備えている。
ットは、工具Tを保持した工具ホルダ20が進退自在に
挿通する貫通孔22を設けた主軸21と、該主軸21の
前端に設けられた工具把持用のチャック23と、主軸2
1の後側に配設された工具収納手段24及び工具移送手
段25とを備えている。
主軸21は、主軸頭31の前側カバー32と後側カバー
33にそれぞれ軸受34及び35を介して回転自在に支
承されると共に、主軸頭31に一体的に組み込まれたビ
ルトイン型主軸モータ36のロータ37が主軸21に外
嵌して一体化されている。
33にそれぞれ軸受34及び35を介して回転自在に支
承されると共に、主軸頭31に一体的に組み込まれたビ
ルトイン型主軸モータ36のロータ37が主軸21に外
嵌して一体化されている。
主軸モータ36のステータ38は取付フランジ39a、
39bを介して主軸頭31に固定されている。該ステー
タ38には、第2図に示すように、外周四隅に通風孔4
0が貫通じて設けられており、各通風孔40は一方の取
付フランジ39aに設けた空気取入口41に連通すると
共に、他方の取付フランジ39bに設けた通孔42を経
て後側カバー33の外周に形成した環状通路43に連通
し、環状通路43は後側カバー33の上部に取り付けた
ファン44の吸気口(図示せず)に接続されている。そ
して、空気取入口41から吸入された空気は通風孔40
を通ってステータ38を冷却したのち、通孔42を経て
環状通路43に導かれ、ファン44の排気口から排出さ
れる。すなわち、主軸モータ36は、従来のビルトイン
型モータのようにステータ固定用筒を使用せず、外部に
露出したステータ38を直接強制冷却することによって
放熱効果を高め、かつ、構造を簡素化して重量の軽減を
図っているのである。
39bを介して主軸頭31に固定されている。該ステー
タ38には、第2図に示すように、外周四隅に通風孔4
0が貫通じて設けられており、各通風孔40は一方の取
付フランジ39aに設けた空気取入口41に連通すると
共に、他方の取付フランジ39bに設けた通孔42を経
て後側カバー33の外周に形成した環状通路43に連通
し、環状通路43は後側カバー33の上部に取り付けた
ファン44の吸気口(図示せず)に接続されている。そ
して、空気取入口41から吸入された空気は通風孔40
を通ってステータ38を冷却したのち、通孔42を経て
環状通路43に導かれ、ファン44の排気口から排出さ
れる。すなわち、主軸モータ36は、従来のビルトイン
型モータのようにステータ固定用筒を使用せず、外部に
露出したステータ38を直接強制冷却することによって
放熱効果を高め、かつ、構造を簡素化して重量の軽減を
図っているのである。
チャック23は、工具ホルダ20をクランプするテーパ
コレット45を有している。該テーパコレット45は、
第3図に良く示されているように、その円筒内周面に工
具ホルダ20を位置決めするためのテーパ段部46を有
し、円筒状基端部47を主軸21の前端に連設したカッ
プ形状の径大筒部21aの底部にねじ嵌合して貫通孔2
2と同軸に固定されている。テーパコレット45の外周
テーパ面にはテーパスリーブ48が軸方向摺動自在に嵌
合されている。該テーパスリーブ48は鋼球49を介し
て径大筒部21aに摺動自在に保持され、かつ、径大筒
部21aに嵌装した複数の皿ばね50によって前方(第
1図の左方向)に付勢され、テーバコレット45を常時
閉じ勝手にしている。
コレット45を有している。該テーパコレット45は、
第3図に良く示されているように、その円筒内周面に工
具ホルダ20を位置決めするためのテーパ段部46を有
し、円筒状基端部47を主軸21の前端に連設したカッ
プ形状の径大筒部21aの底部にねじ嵌合して貫通孔2
2と同軸に固定されている。テーパコレット45の外周
テーパ面にはテーパスリーブ48が軸方向摺動自在に嵌
合されている。該テーパスリーブ48は鋼球49を介し
て径大筒部21aに摺動自在に保持され、かつ、径大筒
部21aに嵌装した複数の皿ばね50によって前方(第
1図の左方向)に付勢され、テーバコレット45を常時
閉じ勝手にしている。
主軸21の径大筒部21aにはアンクランプ用の筒状ピ
ストン51が摺動自在に被嵌され、その外側に被嵌して
ボルト53により主軸頭31の前側カバー32に固着し
たシリンダ52とピストン51との間にシリンダ室54
が形成されている。
ストン51が摺動自在に被嵌され、その外側に被嵌して
ボルト53により主軸頭31の前側カバー32に固着し
たシリンダ52とピストン51との間にシリンダ室54
が形成されている。
ピストン51はその後端面とシリンダ52との間に介装
した戻しばね55によって前方(第1図の左方向)に付
勢される一方、その前端部51aとテーパスリーブ48
の前端面との間にスラストコロ軸受56が介装されてい
る。このスラストコロ軸受56は、ピストン51がアン
クランプ作動時にテーパスリーブ48に押し当てられた
とき、その状態で主軸21を低速回転することを可能に
するために設けられるものである。このように、アンク
ランプ状態において主軸21を回転させるのは、後述す
るように工具ホルダ20をテーパコレット45にチャッ
キングする際の求芯性を高めるためである。
した戻しばね55によって前方(第1図の左方向)に付
勢される一方、その前端部51aとテーパスリーブ48
の前端面との間にスラストコロ軸受56が介装されてい
る。このスラストコロ軸受56は、ピストン51がアン
クランプ作動時にテーパスリーブ48に押し当てられた
とき、その状態で主軸21を低速回転することを可能に
するために設けられるものである。このように、アンク
ランプ状態において主軸21を回転させるのは、後述す
るように工具ホルダ20をテーパコレット45にチャッ
キングする際の求芯性を高めるためである。
テーパスリーブ48の前端にはテーバコレット45を覆
うキャップ58が止めねじ59により着脱自在に固定さ
れ、その中央に突設した案内筒部60がシリンダ52の
カバー61に設けた開口62から僅かに突出している。
うキャップ58が止めねじ59により着脱自在に固定さ
れ、その中央に突設した案内筒部60がシリンダ52の
カバー61に設けた開口62から僅かに突出している。
該キャップ58とテーバコレット45は回り止めピン6
3を介して軸方向に若干相対移動可能に連結されている
。
3を介して軸方向に若干相対移動可能に連結されている
。
一方、シリンダ52に設けた圧油供給路64を通じてシ
リンダ室54に供給される圧油により、テーパスリーブ
48を皿ばね50に抗して後方に押動し、テーパコレッ
ト45を開放して工具ホルダ20をアンクランプするよ
うになっている。
リンダ室54に供給される圧油により、テーパスリーブ
48を皿ばね50に抗して後方に押動し、テーパコレッ
ト45を開放して工具ホルダ20をアンクランプするよ
うになっている。
次に工具収納手段24について説明する。
主軸21の後側に設置した支持フレーム65は主軸頭3
1に固着され、該支持フレーム65にリニアガイド67
を介して可動枠66が主軸21と直角をなす横方向に移
動可能に取り付けられている。該可動枠66は、第4図
に示すように、支持フレーム65に固装したエアシリン
ダ68のピストンロッド69に連結され、エアシリンダ
68によりリニアガイド67に沿って横移動せしめられ
るようになっている。該可動枠66に工具収納手段24
が取り付けられている。
1に固着され、該支持フレーム65にリニアガイド67
を介して可動枠66が主軸21と直角をなす横方向に移
動可能に取り付けられている。該可動枠66は、第4図
に示すように、支持フレーム65に固装したエアシリン
ダ68のピストンロッド69に連結され、エアシリンダ
68によりリニアガイド67に沿って横移動せしめられ
るようになっている。該可動枠66に工具収納手段24
が取り付けられている。
工具収納手段24は、複数(図示の例では12箇)の工
具収納孔71が回転中心の周りに放射状に配設されてい
る円柱状の工具マガジン70と、工具収納孔71の1つ
が主軸21の貫通孔22と一致し同軸となるように工具
マガジン70を所定角度ずつ回転させて割り出しする割
出し機構72とを備えている。
具収納孔71が回転中心の周りに放射状に配設されてい
る円柱状の工具マガジン70と、工具収納孔71の1つ
が主軸21の貫通孔22と一致し同軸となるように工具
マガジン70を所定角度ずつ回転させて割り出しする割
出し機構72とを備えている。
工具マガジン70は樹脂材料により円柱形に成形され、
第1図に示すように、中心部に大径のボス穴73と小径
の案内孔74が連通状態に設けられ、さらに中心から偏
心した位置に軸線と平行に延びる駆動ピン挿入孔75か
設けられている。また、各工具収納孔71に対応する外
周部には該工具収納孔71に収納されている工具ホルダ
20の点検孔76が設けられ、工具の状況を目視により
点検できるようになっている。さらに、工具ホルダ20
を所定位置に支持するボールプランジャ77が工具マガ
ジン70の外周部に各工具収納孔71に対応して取り付
けられている。該ボールプランジャ77は図示しないば
ねによって押し出されたボール77aを備えた公知の係
止装置で、ボール77aか後述するようにテーバ段部1
35に係合して、工具ホルダ20を位置決め保持する(
第7図参照)。さらに、各工具収納孔71の後端には工
具ホルダ20の抜は止め板78が設けられている。
第1図に示すように、中心部に大径のボス穴73と小径
の案内孔74が連通状態に設けられ、さらに中心から偏
心した位置に軸線と平行に延びる駆動ピン挿入孔75か
設けられている。また、各工具収納孔71に対応する外
周部には該工具収納孔71に収納されている工具ホルダ
20の点検孔76が設けられ、工具の状況を目視により
点検できるようになっている。さらに、工具ホルダ20
を所定位置に支持するボールプランジャ77が工具マガ
ジン70の外周部に各工具収納孔71に対応して取り付
けられている。該ボールプランジャ77は図示しないば
ねによって押し出されたボール77aを備えた公知の係
止装置で、ボール77aか後述するようにテーバ段部1
35に係合して、工具ホルダ20を位置決め保持する(
第7図参照)。さらに、各工具収納孔71の後端には工
具ホルダ20の抜は止め板78が設けられている。
また、可動枠66には割出し機構72の主要部となるサ
ーボモータ80が固装され、中間軸81及び工具マガジ
ン70の支持軸82が固着突設されている。支持軸82
は主軸21と平行に配設され、先端に案内棒83が同軸
に連結されている。
ーボモータ80が固装され、中間軸81及び工具マガジ
ン70の支持軸82が固着突設されている。支持軸82
は主軸21と平行に配設され、先端に案内棒83が同軸
に連結されている。
支持軸82には軸受84を介してボス85か回転自在に
支承され、該ボス85の内端に固着した伝動プーリ86
がタイミングベルト87、中間軸81に回転自在に支承
された中間プーリ88,89、及びタイミングベルト9
0を介して、サーボモータ80の回転軸91に嵌着した
プーリ92に連動連結され、サーボモータ80への角度
指令により伝動プーリ86したがってボス85が30度
ずつ割り出し回転せしめられるようになっている。
支承され、該ボス85の内端に固着した伝動プーリ86
がタイミングベルト87、中間軸81に回転自在に支承
された中間プーリ88,89、及びタイミングベルト9
0を介して、サーボモータ80の回転軸91に嵌着した
プーリ92に連動連結され、サーボモータ80への角度
指令により伝動プーリ86したがってボス85が30度
ずつ割り出し回転せしめられるようになっている。
工具マガジン70は、案内棒83に沿って嵌め込み、そ
のボス穴73をボス85に嵌合すると共に、ボス85の
端面に固着突設した駆動ピン93にピン挿入孔75を嵌
め合わせ、該駆動ピン93を介してボス85と一体に回
転するように取り付けられる。このとき、駆動ピン93
は工具マガジン70に回転駆動力を伝達すると共に、工
具マガジン70の取付は位置を位置決めする役目を果た
している。
のボス穴73をボス85に嵌合すると共に、ボス85の
端面に固着突設した駆動ピン93にピン挿入孔75を嵌
め合わせ、該駆動ピン93を介してボス85と一体に回
転するように取り付けられる。このとき、駆動ピン93
は工具マガジン70に回転駆動力を伝達すると共に、工
具マガジン70の取付は位置を位置決めする役目を果た
している。
さらに、工具マガジン70は案内棒83に嵌挿した押え
筒94により不測の抜は出しが阻止されている。押え筒
94はボールプランジャ95を有しており、該ボールプ
ランジャ95を案内棒83に設けた環状溝96に係合さ
せて所定位置に停止させるようになっている。したがっ
て、押え筒94を案内棒83から引き抜けば、工具マガ
ジン70は案内棒83に沿って容易に取り外すことがで
きるので、工具マガジン70の自動交換も容易に可能で
ある。
筒94により不測の抜は出しが阻止されている。押え筒
94はボールプランジャ95を有しており、該ボールプ
ランジャ95を案内棒83に設けた環状溝96に係合さ
せて所定位置に停止させるようになっている。したがっ
て、押え筒94を案内棒83から引き抜けば、工具マガ
ジン70は案内棒83に沿って容易に取り外すことがで
きるので、工具マガジン70の自動交換も容易に可能で
ある。
上記のようにしてボス85に嵌挿された工具マガジン7
0は、サーボモータ80への角度指令により支持軸82
を中心に一定角度(図示の例では30度)ずつ割り出し
回転せしめられ、任意所望の工具収納孔71が主軸21
の貫通孔22と同軸になるように割り出される。
0は、サーボモータ80への角度指令により支持軸82
を中心に一定角度(図示の例では30度)ずつ割り出し
回転せしめられ、任意所望の工具収納孔71が主軸21
の貫通孔22と同軸になるように割り出される。
次に、工具移送手段25について説明する。
工具移送手段25は、第1図に示すように、主軸21の
貫通孔22と同軸に割り出された工具収納孔71と貫通
孔22とに挿通じて軸方向に往復運動するロッド100
を有している。
貫通孔22と同軸に割り出された工具収納孔71と貫通
孔22とに挿通じて軸方向に往復運動するロッド100
を有している。
該ロッド100は外周面に螺旋状のボールねし溝101
と軸線に平行に延びるスプライン溝102とを設けたス
プライン付ボールねし軸に形成され、かつ軸線に沿って
貫通するエアブロ−孔103が設けられている。
と軸線に平行に延びるスプライン溝102とを設けたス
プライン付ボールねし軸に形成され、かつ軸線に沿って
貫通するエアブロ−孔103が設けられている。
スプライン付ボールねじ軸(ロッド)100に嵌装され
るボールねしナツト104とスプラインナツト105の
うち、ボールねしナツト104は支持フレーム65の後
側に立設したブラケット65aに固着した軸受ハウジン
グ106に軸受107を介して主軸21と同軸に回転自
在に支持され、一方、スプラインナツト103は、軸受
ハウジング106に固着したハウジングカバー108に
固定され、主軸21と同軸に配設されている。したがっ
て、両ナツト104及び105に嵌挿して支持されたス
プライン付ボールねじ軸(ロッド)100は主軸21の
貫通孔22と同軸に配設され、ボールねしナツト104
が回転すると、ロッド100はスプラインナツト105
によって回転が阻止されているので、その姿勢を変えず
にスプラインナツト105に案内されて軸方向に往復運
動し、貫通孔22内を前進後退する。
るボールねしナツト104とスプラインナツト105の
うち、ボールねしナツト104は支持フレーム65の後
側に立設したブラケット65aに固着した軸受ハウジン
グ106に軸受107を介して主軸21と同軸に回転自
在に支持され、一方、スプラインナツト103は、軸受
ハウジング106に固着したハウジングカバー108に
固定され、主軸21と同軸に配設されている。したがっ
て、両ナツト104及び105に嵌挿して支持されたス
プライン付ボールねじ軸(ロッド)100は主軸21の
貫通孔22と同軸に配設され、ボールねしナツト104
が回転すると、ロッド100はスプラインナツト105
によって回転が阻止されているので、その姿勢を変えず
にスプラインナツト105に案内されて軸方向に往復運
動し、貫通孔22内を前進後退する。
ボールねしナツト104の側面には伝動ブー9109が
固着されていて、該プーリ109はタイミングベルト1
10を介してサーボモーター11為 の回転軸112に嵌着した駆動プーリ113に連動連結
され、サーボモーター11によってボールねじ104が
正逆回転されるようになっている。
固着されていて、該プーリ109はタイミングベルト1
10を介してサーボモーター11為 の回転軸112に嵌着した駆動プーリ113に連動連結
され、サーボモーター11によってボールねじ104が
正逆回転されるようになっている。
サーボモーター11は支持フレーム65の後部ブラケッ
ト65aに固装されている。
ト65aに固装されている。
スプライン付ボールねじ軸(ロッド)100の先端には
工具ホルダ20を着脱可能に保持する保持具115が取
り付けられている。
工具ホルダ20を着脱可能に保持する保持具115が取
り付けられている。
保持具115は、第3図及び第8図に示すように、ロッ
ド100に連結された筒状本体116と、該筒状本体1
16に嵌着した支持体117に一体的に突設され、ロッ
ド100の軸線と平行に延びる一対のフィンガー118
,118とを有し、両フィンガー118,118の間に
は後述する工具ホルダ20のプルスタッド130の鍔部
130bが間隙をもって通過できる一定の空間が設けら
れ、先端部には内側に突出して対向する一対の爪部11
9.119が設けられると共に、両爪部119゜119
の間隔はプルスタッド130の軸部130aが間隙をも
って通過できるが、鍔部130bは通過できない大きさ
に設定されている(第6図参照)。すなわち、プルスタ
ッド130の鍔部130b及び軸部130aはロッド1
00の軸線に対しほぼ直角の方向には両フィンガー11
8,118及び両爪部119,119の間を間隙をもっ
て通過できるが、軸方向には鍔部130bが両爪部11
9.119に掛止されるようになっている。
ド100に連結された筒状本体116と、該筒状本体1
16に嵌着した支持体117に一体的に突設され、ロッ
ド100の軸線と平行に延びる一対のフィンガー118
,118とを有し、両フィンガー118,118の間に
は後述する工具ホルダ20のプルスタッド130の鍔部
130bが間隙をもって通過できる一定の空間が設けら
れ、先端部には内側に突出して対向する一対の爪部11
9.119が設けられると共に、両爪部119゜119
の間隔はプルスタッド130の軸部130aが間隙をも
って通過できるが、鍔部130bは通過できない大きさ
に設定されている(第6図参照)。すなわち、プルスタ
ッド130の鍔部130b及び軸部130aはロッド1
00の軸線に対しほぼ直角の方向には両フィンガー11
8,118及び両爪部119,119の間を間隙をもっ
て通過できるが、軸方向には鍔部130bが両爪部11
9.119に掛止されるようになっている。
また、筒状本体116と支持体117との間に形成され
た空所部にブツシュピン120か軸方向に若干移動可能
に組み付けられていて、該ブツシュピン120はコイル
ばね121により両フィンガー118,118の間に突
出するよう付勢されている。
た空所部にブツシュピン120か軸方向に若干移動可能
に組み付けられていて、該ブツシュピン120はコイル
ばね121により両フィンガー118,118の間に突
出するよう付勢されている。
上記保持具115の筒状本体116及びブツシュピン1
20にはロッド100のエアブロ−孔103に連通する
通孔122及び123が設けられている。
20にはロッド100のエアブロ−孔103に連通する
通孔122及び123が設けられている。
工具ホルダ20は、第3図、第6図及び第7図に示すよ
うな構造を有している。すなわち、円柱状本体125の
先端部に形成した口腔126に公知のテーパコレット1
27が嵌着され、該テーパコレット127に挿入した工
具Tを締付はナツト128で締付けて保持するようにな
っている。なお、テーパコレット127に代えて外部か
らホロセットなどで工具Tを固定保持する公知の保持手
段を採用することもできる。
うな構造を有している。すなわち、円柱状本体125の
先端部に形成した口腔126に公知のテーパコレット1
27が嵌着され、該テーパコレット127に挿入した工
具Tを締付はナツト128で締付けて保持するようにな
っている。なお、テーパコレット127に代えて外部か
らホロセットなどで工具Tを固定保持する公知の保持手
段を採用することもできる。
また、テーパコレット127を嵌着する口腔126はそ
の内奥をコレット127の内径より大きい径に加工して
あり、長尺の工具Tを保持できるようになっている。な
お、タップのようにコレット127の把持力以上の加工
トルクがかかる工具Tについては、内腔126の穴底面
に図示しない四角穴を加工し、この四角穴に工具端の角
部を嵌合させるようにすればよい。さらに、工具Tの突
き出し長さを調整する必要かある場合には、前記穴底面
に調整ビスを螺着すればよい。
の内奥をコレット127の内径より大きい径に加工して
あり、長尺の工具Tを保持できるようになっている。な
お、タップのようにコレット127の把持力以上の加工
トルクがかかる工具Tについては、内腔126の穴底面
に図示しない四角穴を加工し、この四角穴に工具端の角
部を嵌合させるようにすればよい。さらに、工具Tの突
き出し長さを調整する必要かある場合には、前記穴底面
に調整ビスを螺着すればよい。
本体125の後部には軸受129を介してプルスタッド
130が回転自在に連結されている。該プルスタッド1
30は細径の軸部130aの端部に鍔部130bが設け
られており、かつ通孔131が軸線に沿って貫通じて設
けられている。該通孔131の内端は本体125に穿設
したエアブロ−孔132に連通じている。エアブロ−孔
132は一端が本体125の外周面に開口し、他端が通
孔131に連通じている。
130が回転自在に連結されている。該プルスタッド1
30は細径の軸部130aの端部に鍔部130bが設け
られており、かつ通孔131が軸線に沿って貫通じて設
けられている。該通孔131の内端は本体125に穿設
したエアブロ−孔132に連通じている。エアブロ−孔
132は一端が本体125の外周面に開口し、他端が通
孔131に連通じている。
一方、本体125の外周面は、第6図に示すように、チ
ャック23のテーバコレット45の把持径に等しい外径
を有している把持部133と該把持部133より若干大
きい外径を有する案内部134との2段に形成され、か
つ段差部分にテーバコレット45のテーバ段部46に係
合するテーバ段部135が設けられていて、テーバコレ
ット45に工具ホルダ20をチャックキングする際、長
手方向の位置決めを容易かつ確実にしている。
ャック23のテーバコレット45の把持径に等しい外径
を有している把持部133と該把持部133より若干大
きい外径を有する案内部134との2段に形成され、か
つ段差部分にテーバコレット45のテーバ段部46に係
合するテーバ段部135が設けられていて、テーバコレ
ット45に工具ホルダ20をチャックキングする際、長
手方向の位置決めを容易かつ確実にしている。
次に、上記した構成を有する自動工具交換装置付スピン
ドルユニットによる工具の交換動作について説明する。
ドルユニットによる工具の交換動作について説明する。
第1図は、工具ホルダ20が主軸チャック23のテーバ
コレット45でクランプされ、主軸21と一緒に回転し
て工具Tにより加工している状態を示している。この状
態では、ロッド100は主軸側の待機位置にあり、第6
図(a)に良く示されているように、保持具115の両
フィンガー118.118の爪部119,119はプル
スタッド130の鍔部130bとの間に間隙を有して位
置している。したがって、工具ホルダ20は保持具11
5に干渉することなく回転できる。
コレット45でクランプされ、主軸21と一緒に回転し
て工具Tにより加工している状態を示している。この状
態では、ロッド100は主軸側の待機位置にあり、第6
図(a)に良く示されているように、保持具115の両
フィンガー118.118の爪部119,119はプル
スタッド130の鍔部130bとの間に間隙を有して位
置している。したがって、工具ホルダ20は保持具11
5に干渉することなく回転できる。
工具Tによる加工中に、工具交換指令が出力されると、
先ず主軸21か減速し、該主軸21の回転速度が一定回
転数以下の低速回転になったことを確認した後、圧油が
シリンダ室54に供給され、筒状ピストン51を戻しば
ね55に抗して後方へ押動する。該ピストン51はスラ
ストコロ軸受56を介してテーバスリーブ48に押接す
るので、主軸21の低速回転運動に支障をきたすことな
く、テーバスリーブ48を皿ばね50に抗して後退させ
、テーバコレット45をアンクランプ状態にする。同時
にロッド100のエアブロ−孔103を通じて圧縮空気
が供給され、保持具115の通孔122.123及びプ
ルスタッド130の通孔131を経て工具ホルダ20の
エアブロ−孔132からテーバコレット45の把持面に
向けて吐出される(第3図参照)。
先ず主軸21か減速し、該主軸21の回転速度が一定回
転数以下の低速回転になったことを確認した後、圧油が
シリンダ室54に供給され、筒状ピストン51を戻しば
ね55に抗して後方へ押動する。該ピストン51はスラ
ストコロ軸受56を介してテーバスリーブ48に押接す
るので、主軸21の低速回転運動に支障をきたすことな
く、テーバスリーブ48を皿ばね50に抗して後退させ
、テーバコレット45をアンクランプ状態にする。同時
にロッド100のエアブロ−孔103を通じて圧縮空気
が供給され、保持具115の通孔122.123及びプ
ルスタッド130の通孔131を経て工具ホルダ20の
エアブロ−孔132からテーバコレット45の把持面に
向けて吐出される(第3図参照)。
テーバコレット45がアンクランプ状態になったことを
ピストン51に作用する圧油の圧力上昇により確認した
後、サーボモータ111が駆動し、ボールねじナツト1
04を回転させてロッド100を後退移動させる。ロッ
ド100の後退移動に伴い、工具ホルダ20は、そのプ
ルスタッド130の鍔部130bに両フィンガー118
,118の爪部119,119が引っ掛けられた姿勢で
テーバコレット45から引き離され、貫通孔22を通っ
て、第7図(a)に示すように、工具収納孔71内の所
定位置まで引き戻される。この間ロッド100のエアブ
ロ−孔103を通じて圧縮空気が供給されていて、工具
ホルダ20のエアブロ−孔132から吐出される圧縮空
気によってテーバコレット45及び貫通孔22内を清掃
し、また工具ホルダ20が高速で貫通孔22内を後退移
動(第1図の右方向)する際チャック23側が負圧にな
るのを防いで切粉、切削油等が貫通孔22に侵入するの
を防止する。
ピストン51に作用する圧油の圧力上昇により確認した
後、サーボモータ111が駆動し、ボールねじナツト1
04を回転させてロッド100を後退移動させる。ロッ
ド100の後退移動に伴い、工具ホルダ20は、そのプ
ルスタッド130の鍔部130bに両フィンガー118
,118の爪部119,119が引っ掛けられた姿勢で
テーバコレット45から引き離され、貫通孔22を通っ
て、第7図(a)に示すように、工具収納孔71内の所
定位置まで引き戻される。この間ロッド100のエアブ
ロ−孔103を通じて圧縮空気が供給されていて、工具
ホルダ20のエアブロ−孔132から吐出される圧縮空
気によってテーバコレット45及び貫通孔22内を清掃
し、また工具ホルダ20が高速で貫通孔22内を後退移
動(第1図の右方向)する際チャック23側が負圧にな
るのを防いで切粉、切削油等が貫通孔22に侵入するの
を防止する。
一方、工具収納孔71の所定位置に引き戻された工具ホ
ルダ20は、ボールプランジャ77のボール77aがそ
のテーバ段部135に係合して位置決め保持される。し
かるのち、ロッド100が若干主軸21側へ戻り、第7
図(b)に示す待機位置で停止する。この位置では図示
のようにプルスタッド130の鍔部130t)と両フィ
ンガー118.118の爪部119,119との間に空
隙が生じ、プルスタッド130は両フィンガー118.
118の間に遊嵌状態となる。そして、プルスタッド1
30は紙面にほぼ直角の方向には両フィンガー118,
118の干渉を受けることなく通過できるようになる。
ルダ20は、ボールプランジャ77のボール77aがそ
のテーバ段部135に係合して位置決め保持される。し
かるのち、ロッド100が若干主軸21側へ戻り、第7
図(b)に示す待機位置で停止する。この位置では図示
のようにプルスタッド130の鍔部130t)と両フィ
ンガー118.118の爪部119,119との間に空
隙が生じ、プルスタッド130は両フィンガー118.
118の間に遊嵌状態となる。そして、プルスタッド1
30は紙面にほぼ直角の方向には両フィンガー118,
118の干渉を受けることなく通過できるようになる。
この待機状態において、次に使用する工具ホルダ20を
呼び出す。
呼び出す。
先ず、工具マガジン用サーボモータ80が駆動し、工具
マガジン70を支持軸82を中心に所定角度割り出し回
転させる。そして、所望の工具ホルダ20が収納されて
いる工具収納孔71が主軸21の貫通孔22と同軸にな
って一致する位置に割り出されると、工具マガジン70
を停止させる。
マガジン70を支持軸82を中心に所定角度割り出し回
転させる。そして、所望の工具ホルダ20が収納されて
いる工具収納孔71が主軸21の貫通孔22と同軸にな
って一致する位置に割り出されると、工具マガジン70
を停止させる。
工具マガジン70の割り出し回転中、各工具ホルダ20
のプルスタッド130は、保持具115の両フィンガー
118,118の及び両爪部119.119間を干渉を
受けることなく通過して行き、割り出された工具ホルダ
20は両フィンガー118.118の間で停止する。
のプルスタッド130は、保持具115の両フィンガー
118,118の及び両爪部119.119間を干渉を
受けることなく通過して行き、割り出された工具ホルダ
20は両フィンガー118.118の間で停止する。
続いて、工具移送用サーボモータ111が駆動し、ボー
ルねじナツト104を回転させてロッド100を前進移
動させ、保持具115を介して工具ホルダ20を貫通孔
22内に押し出す。この間も圧縮空気がロッド100の
エアブロ−孔103を通じて供給されていて、工具ホル
ダ20はそのエアブロ−孔132から圧縮空気を吐出し
ながら前進し、主軸21と共に低速回転しているチャッ
ク23のテーバコレット45(アンクランプ状態にある
)に挿入し、該テーバコレット45と共回りしながらテ
ーバ段部135がコレット45のテーパ段部46に当接
して位置決めされたところで前進を停止する。
ルねじナツト104を回転させてロッド100を前進移
動させ、保持具115を介して工具ホルダ20を貫通孔
22内に押し出す。この間も圧縮空気がロッド100の
エアブロ−孔103を通じて供給されていて、工具ホル
ダ20はそのエアブロ−孔132から圧縮空気を吐出し
ながら前進し、主軸21と共に低速回転しているチャッ
ク23のテーバコレット45(アンクランプ状態にある
)に挿入し、該テーバコレット45と共回りしながらテ
ーバ段部135がコレット45のテーパ段部46に当接
して位置決めされたところで前進を停止する。
ロッド100はさらに前進を続け、第6図(b)に示す
ように、保持具115のブツシュピン120をプルスタ
ッド13゛0の鍔部130bに押し当て、圧縮されたフ
ィルばね121により所定の押圧力で工具ホルダ20の
テーパ段部135をコレット45のテーパ段部46に押
し付けて位置決めを確実にする。そして、コイルばね1
21が所定の長さまで圧縮されたときにロット100を
停止する。このとき、エアブロ−孔103を一通じて供
給される圧縮空気は、ブツシュピン120がプルスタッ
ド130に密着することにより、工具ホルダ20のエア
ブロ−孔132から勢いよく吐出され、把持部の清掃を
確実にする。。
ように、保持具115のブツシュピン120をプルスタ
ッド13゛0の鍔部130bに押し当て、圧縮されたフ
ィルばね121により所定の押圧力で工具ホルダ20の
テーパ段部135をコレット45のテーパ段部46に押
し付けて位置決めを確実にする。そして、コイルばね1
21が所定の長さまで圧縮されたときにロット100を
停止する。このとき、エアブロ−孔103を一通じて供
給される圧縮空気は、ブツシュピン120がプルスタッ
ド130に密着することにより、工具ホルダ20のエア
ブロ−孔132から勢いよく吐出され、把持部の清掃を
確実にする。。
上記のようにして工具ホルダ20がテーバコレット45
内に位置決めされると、チャック23のシリンダ室54
へ供給されていた圧油が排出され、テーバスリーブ48
が皿ばね50により押し出される。押し出されたテーバ
スリーブ48で再びテーバコレット45を締め付けるこ
とにより工具ホルダ20がクランプされる。一方、ピス
トン51は戻しばね55により所定位置まで押し戻され
る。
内に位置決めされると、チャック23のシリンダ室54
へ供給されていた圧油が排出され、テーバスリーブ48
が皿ばね50により押し出される。押し出されたテーバ
スリーブ48で再びテーバコレット45を締め付けるこ
とにより工具ホルダ20がクランプされる。一方、ピス
トン51は戻しばね55により所定位置まで押し戻され
る。
工具ホルダ20がクランプ状態になると、ロッド100
は若干後退移動し、両フィンガー118゜118の爪部
119,119とプルスタッド130の鍔部130bと
の間に間隙を有する第3図及び第6図(a)の待機位置
に戻って停止する。また、エアブロ−用圧縮空気の供給
も停止される。
は若干後退移動し、両フィンガー118゜118の爪部
119,119とプルスタッド130の鍔部130bと
の間に間隙を有する第3図及び第6図(a)の待機位置
に戻って停止する。また、エアブロ−用圧縮空気の供給
も停止される。
以下、上記同様の動作を繰り返して工具交換が行なわれ
る。
る。
次に、工具ホルダ20をセット替えする工具マガジン7
0の交換操作を第4図及び第5図を参照して説明する。
0の交換操作を第4図及び第5図を参照して説明する。
まず、ロッド100を第7図(b)に示す工具ホルダ2
0の引き戻し位置まで後退移動させておく。
0の引き戻し位置まで後退移動させておく。
次に、工具マガジン70を15度だけ回転させて隣接す
る工具収納孔71.71の中間位置に割り出す。この割
り出し回転によって、両フィンガー118.118の間
に位置していたプルスタッド130が両フィンガー11
8,118から離れて干渉を受けない位置に移動する。
る工具収納孔71.71の中間位置に割り出す。この割
り出し回転によって、両フィンガー118.118の間
に位置していたプルスタッド130が両フィンガー11
8,118から離れて干渉を受けない位置に移動する。
続いて、エアシリンダ68が作動し、第5図に示すよう
に、可動枠66をリニアガイド67に沿って横移動させ
、工具マガジン70の後方がロッド100を含む工具移
送手段25によって干渉を受けることがないようにする
。この状態で、押え筒94(第1図参照)を案内棒83
から引き抜き、続いて工具マガジン70を案内棒83に
沿って引き抜いて、新たな工具マガジン70と交換する
。
に、可動枠66をリニアガイド67に沿って横移動させ
、工具マガジン70の後方がロッド100を含む工具移
送手段25によって干渉を受けることがないようにする
。この状態で、押え筒94(第1図参照)を案内棒83
から引き抜き、続いて工具マガジン70を案内棒83に
沿って引き抜いて、新たな工具マガジン70と交換する
。
交換した工具マガジン70は上記操作と逆の手順によっ
て第4図に示すセット位置に戻される。
て第4図に示すセット位置に戻される。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、工具マガジンと割
出し機構が可動枠に取り付けられ、工具マガジンは、該
可動枠と一緒に主軸の軸線に対しほぼ直角の方向に移動
させた後、主軸と平行に設けられた支持軸に沿って後方
へ排出されるから、工具マガジンを交換する場合、工具
マガジンへの゛接近性が良く、きわめて容易に交換作業
が行なえる。また、交換した工具マガジンの位置決めも
簡単である。さらに、工具マガジンの自動交換も可能で
ある。
出し機構が可動枠に取り付けられ、工具マガジンは、該
可動枠と一緒に主軸の軸線に対しほぼ直角の方向に移動
させた後、主軸と平行に設けられた支持軸に沿って後方
へ排出されるから、工具マガジンを交換する場合、工具
マガジンへの゛接近性が良く、きわめて容易に交換作業
が行なえる。また、交換した工具マガジンの位置決めも
簡単である。さらに、工具マガジンの自動交換も可能で
ある。
第1図は本発明に係る自動交換装置付スピンドルユニッ
トの要部縦断正面図、第2図は主軸モータ要部の断面図
、第3図はチャック部の拡大断面図、第4図は工具収納
手段の背面図、第5図は工具マガジンを交換位置に移動
した状態を示す工具収納手段の背面図、第6図(a)(
b)は工具ホルダのチャッキング状態を示す説明図、第
7図(a)(b)は工具ホルダの収納状態を示す説明図
、第8図はロッド先端に取り付ける保持具の斜視図、第
9図は従来例を示す要部断面図である。 20・・・工具ホルダ 21・・・主軸22・・・貫
通孔 23・・・チャック24・・・工具収納手
段 25・・・工具移送手段65・・・支持フレーム
66・・・可動枠67・・・リニアガイド 68・・・
エアシリンダ70・・・工具マガジン 71・・・工具
収納孔72・・・割出し機構 73・・・ボス穴74
・・・案内孔 75・・・駆動ピン挿入孔80・
・・サーボモータ 82・・・支持軸83・・・案内棒
85・・・ボス93・・・駆動ピン 100・・・スプライン付ボールねじ軸(ロッド)11
5・・・保持具 特許出願人 株式会社 森精機製作所第4図 第6図((L)
トの要部縦断正面図、第2図は主軸モータ要部の断面図
、第3図はチャック部の拡大断面図、第4図は工具収納
手段の背面図、第5図は工具マガジンを交換位置に移動
した状態を示す工具収納手段の背面図、第6図(a)(
b)は工具ホルダのチャッキング状態を示す説明図、第
7図(a)(b)は工具ホルダの収納状態を示す説明図
、第8図はロッド先端に取り付ける保持具の斜視図、第
9図は従来例を示す要部断面図である。 20・・・工具ホルダ 21・・・主軸22・・・貫
通孔 23・・・チャック24・・・工具収納手
段 25・・・工具移送手段65・・・支持フレーム
66・・・可動枠67・・・リニアガイド 68・・・
エアシリンダ70・・・工具マガジン 71・・・工具
収納孔72・・・割出し機構 73・・・ボス穴74
・・・案内孔 75・・・駆動ピン挿入孔80・
・・サーボモータ 82・・・支持軸83・・・案内棒
85・・・ボス93・・・駆動ピン 100・・・スプライン付ボールねじ軸(ロッド)11
5・・・保持具 特許出願人 株式会社 森精機製作所第4図 第6図((L)
Claims (1)
- (1)回転工具を保持した工具ホルダが進退自在に挿通
する貫通孔を設けた主軸と、 前記主軸の前端に設けられた前記工具ホルダをクランプ
するチャックと、 前記主軸の後部に配設された工具収納手段及び工具移送
手段とを備え、 前記工具収納手段は、複数の工具収納孔を有する工具マ
ガジンと前記工具収納孔の1つが前記主軸の貫通孔と同
軸になるように前記工具マガジンを割り出す割出し機構
とを有し、 前記工具移送手段は、所定位置に割り出された前記工具
収納孔と前記主軸の貫通孔とに挿通するロッドを有し、
その先端に前記工具ホルダを着脱自在に保持する保持具
が設けられ、かつ前記ロッドを軸方向に往復運動させる
駆動装置を有しており、 前記主軸の貫通孔を通じて工具交換を行なうように構成
されている自動工具交換装置付スピンドルユニットにお
いて、 前記工具収納手段の工具マガジンと割出し機構が、前記
主軸の後側に設けられ、かつ前記主軸の軸線に対しほぼ
直角の方向に移動可能な可動枠に取り付けられ、 前記工具マガジンは、前記可動枠に前記主軸と平行に設
けられた支持軸に着脱自在に嵌装されると共に、前記割
出し機構に連動連結されるように構成されている 自動工具交換装置付スピンドルユニットの工具収納装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28650290A JPH04159046A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 自動工具交換装置付スピンドルユニットの工具収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28650290A JPH04159046A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 自動工具交換装置付スピンドルユニットの工具収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04159046A true JPH04159046A (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=17705238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28650290A Pending JPH04159046A (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 自動工具交換装置付スピンドルユニットの工具収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04159046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106695548A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-05-24 | 禹奕智能科技(上海)有限公司 | 机器人自动打磨的动力工具 |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP28650290A patent/JPH04159046A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106695548A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-05-24 | 禹奕智能科技(上海)有限公司 | 机器人自动打磨的动力工具 |
CN106695548B (zh) * | 2017-02-28 | 2019-01-25 | 禹奕智能科技(上海)有限公司 | 机器人自动打磨的动力工具 |
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