JPH04156916A - 気体分離膜モジュール - Google Patents
気体分離膜モジュールInfo
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- JPH04156916A JPH04156916A JP27997990A JP27997990A JPH04156916A JP H04156916 A JPH04156916 A JP H04156916A JP 27997990 A JP27997990 A JP 27997990A JP 27997990 A JP27997990 A JP 27997990A JP H04156916 A JPH04156916 A JP H04156916A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、混合気体から特定の気体成分を分離濃縮する
ための平膜式気体分離膜モジュールに関する。
ための平膜式気体分離膜モジュールに関する。
[従来の技術]
従来、通気性支持板の両面に気体分離膜を設番九周囲を
気密にシールした第7図のような膜セルを複数枚積層し
た第8図のような気体分離膜モジニールは知られている
。第7図で12は気体分離膜、13は通気性支持体、1
4は周辺シール部、15は透過気体の取り出し口、16
はセル間隔をとるためのスペーサーである。
気密にシールした第7図のような膜セルを複数枚積層し
た第8図のような気体分離膜モジニールは知られている
。第7図で12は気体分離膜、13は通気性支持体、1
4は周辺シール部、15は透過気体の取り出し口、16
はセル間隔をとるためのスペーサーである。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記のような従来の気体分離膜モジュー
ルでは、膜セルの内部の圧力を外部より高くすると(す
なわち逆圧をかけると)、気体分離脱が外側に大きく膨
れて周辺のシール部が?りがれたり、隣接する膜同士が
互いに接触して膜面が傷つき分離性不良となるなどの問
題を生じるため、必ず膜セル内部の圧力を外部より低く
して外側から内側に気体が透過するような使い方をする
必要があった。このため、逆圧がかかる恐れのある用途
や、膜の内側からも気体を透過させたいような用途には
使用できないという問題点を有していた。
ルでは、膜セルの内部の圧力を外部より高くすると(す
なわち逆圧をかけると)、気体分離脱が外側に大きく膨
れて周辺のシール部が?りがれたり、隣接する膜同士が
互いに接触して膜面が傷つき分離性不良となるなどの問
題を生じるため、必ず膜セル内部の圧力を外部より低く
して外側から内側に気体が透過するような使い方をする
必要があった。このため、逆圧がかかる恐れのある用途
や、膜の内側からも気体を透過させたいような用途には
使用できないという問題点を有していた。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは上記の問題点に鑑みて、逆圧をかけても破
損しにくい気体分離膜モジュールを得るべく鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。
損しにくい気体分離膜モジュールを得るべく鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、選択気体透過性を示す気体分wk膜
と、片面のほぼ全面に通気路を有し反対の面または側面
に該通気路と連通した取り出し口を有した下ケースと、
膜面の1箇所以上を押さえる突起を有した上ケースから
構成され、気体分離膜を下ケースと上ケースで挟み込む
ようにしてケースを一体化したことを特徴とする気体分
離膜モジュールである。
と、片面のほぼ全面に通気路を有し反対の面または側面
に該通気路と連通した取り出し口を有した下ケースと、
膜面の1箇所以上を押さえる突起を有した上ケースから
構成され、気体分離膜を下ケースと上ケースで挟み込む
ようにしてケースを一体化したことを特徴とする気体分
離膜モジュールである。
以下本発明を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例における気体分離膜モジュー
ルのA−A断面図、第2図はこのモジュールの分解斜視
図である。
ルのA−A断面図、第2図はこのモジュールの分解斜視
図である。
図において、1は気体分離膜であり混合気体から特定の
気体を選択的に分離する役目をする。気体分離膜として
は不織布等の補強材の上にポリサルホン非対称膜やプラ
スチック多孔質シート等の微細な孔を宵する多孔質層を
設け、その上にシリコン系、オレフィン系、アセチレン
系等の気体分離膜素材を0.01〜1μm程度の極薄膜
にして積層したものが通常用いられる。2は下ケースで
あり片面のほぼ全面に通気路3を設は反対の面には透過
気体の取り出し口4を設けである。取り出し口4は下ケ
ースの側面に設けてもよい。通気路は気体分離膜1を透
過した気体を取り出し口に導く役目をするものであり、
ケース面に小さな凹凸や細い溝を形成してもよ(、ネッ
ト、不織布、連続気泡を有する発泡体等の通気性材料を
単独、あるいは適宜組み合わせてケース面に貼り合わせ
てもよい。下ケースの成形方法としては、プラスチック
の射出成形法が通気路や取り出し口等を容易に一体成形
できることから好ましく用いられる。
気体を選択的に分離する役目をする。気体分離膜として
は不織布等の補強材の上にポリサルホン非対称膜やプラ
スチック多孔質シート等の微細な孔を宵する多孔質層を
設け、その上にシリコン系、オレフィン系、アセチレン
系等の気体分離膜素材を0.01〜1μm程度の極薄膜
にして積層したものが通常用いられる。2は下ケースで
あり片面のほぼ全面に通気路3を設は反対の面には透過
気体の取り出し口4を設けである。取り出し口4は下ケ
ースの側面に設けてもよい。通気路は気体分離膜1を透
過した気体を取り出し口に導く役目をするものであり、
ケース面に小さな凹凸や細い溝を形成してもよ(、ネッ
ト、不織布、連続気泡を有する発泡体等の通気性材料を
単独、あるいは適宜組み合わせてケース面に貼り合わせ
てもよい。下ケースの成形方法としては、プラスチック
の射出成形法が通気路や取り出し口等を容易に一体成形
できることから好ましく用いられる。
5は上ケースであり、気体分離膜の周辺部を押さえるた
めの側壁6および内側の一カ所以上を押さえるための突
起7、通気のための開口部8を有している。9はシール
材であり膜の周辺部を気密に封じると共に突起の先端部
で膜面が傷つき分離性不良となるのを防ぐ役目をしてい
る。突起7の形状としては薄板状の他に、円柱状、角柱
状等の形状のものを、膜面積、逆圧の程度に応じて任意
の間隔で設ければよく、通常1〜5cm間隔で設けられ
る。
めの側壁6および内側の一カ所以上を押さえるための突
起7、通気のための開口部8を有している。9はシール
材であり膜の周辺部を気密に封じると共に突起の先端部
で膜面が傷つき分離性不良となるのを防ぐ役目をしてい
る。突起7の形状としては薄板状の他に、円柱状、角柱
状等の形状のものを、膜面積、逆圧の程度に応じて任意
の間隔で設ければよく、通常1〜5cm間隔で設けられ
る。
第3図(a)、 (b)は本実施例の上ケースの形状例
を内側から見た図で示したものである。第3図(a)は
薄板上の突起を平行に一定間隔で設けたものであり、第
3図(b)は薄板状の突起の所々を太くしたもので、ネ
ジ釘等で下ケースとこの部分を気体分離膜およびシール
材を挟んで締め付けることにより、逆圧をかけたときの
膜の浮き上がりを、より仔効に防止することができる。
を内側から見た図で示したものである。第3図(a)は
薄板上の突起を平行に一定間隔で設けたものであり、第
3図(b)は薄板状の突起の所々を太くしたもので、ネ
ジ釘等で下ケースとこの部分を気体分離膜およびシール
材を挟んで締め付けることにより、逆圧をかけたときの
膜の浮き上がりを、より仔効に防止することができる。
開口部8は第1図のように上ケースの側壁に設けても、
上面に設けてもよ(、また両方に設けてもよい。第4図
の実施例のように側壁ををしない場合には、開口部を設
けなくてもよい。上ケースの成形方法としては、プラス
チックの射出成形により全体を一体成形してもよいし、
金属やプラスチックでできたパンチングプレートや金網
を成形して利用することもできる。シール材9としては
、膜面を侵さない溶液あるいはエマルションタイプの接
着剤(例えば、エチレン−酢酸ビニルコポリマーのメタ
ノール溶液あるいはエマルション等)、−液および二液
硬化タイプのシール剤(例えば、ウレタン、シリコン等
のゴム状シーラント)、ホットメルト接着剤などが用い
られる。シール材は、側壁および突起の先端部に塗って
から膜面を押さえても、上ケースが接触する位置の膜面
にあらかじめ塗っておいてもよい。またシール性を宵す
る材質(例えば、ウレタン、シリコン等のゴム)を側壁
や突起の先端部の形状に合わせて成形し、接首、埋め込
み等の方法で突起先端部に取り付けておいてもよい。
上面に設けてもよ(、また両方に設けてもよい。第4図
の実施例のように側壁ををしない場合には、開口部を設
けなくてもよい。上ケースの成形方法としては、プラス
チックの射出成形により全体を一体成形してもよいし、
金属やプラスチックでできたパンチングプレートや金網
を成形して利用することもできる。シール材9としては
、膜面を侵さない溶液あるいはエマルションタイプの接
着剤(例えば、エチレン−酢酸ビニルコポリマーのメタ
ノール溶液あるいはエマルション等)、−液および二液
硬化タイプのシール剤(例えば、ウレタン、シリコン等
のゴム状シーラント)、ホットメルト接着剤などが用い
られる。シール材は、側壁および突起の先端部に塗って
から膜面を押さえても、上ケースが接触する位置の膜面
にあらかじめ塗っておいてもよい。またシール性を宵す
る材質(例えば、ウレタン、シリコン等のゴム)を側壁
や突起の先端部の形状に合わせて成形し、接首、埋め込
み等の方法で突起先端部に取り付けておいてもよい。
下ケースと上ケースの一体化は、上下のケースの周辺部
を接i゛″i剤で接首したり、熱ゴテあるいは超音波ウ
ェルダーで熱融着したり、第6図の部分断面図で示すよ
うに凹凸状の嵌合構造11.11”を上下のケースの相
対する周辺部に設けてはめ合わせたり、上下のケースの
所々をネジ釘等で締め付けたりして行うことができ、ま
たこれらの方法をいくつか組み合わせて行うこともでき
る。
を接i゛″i剤で接首したり、熱ゴテあるいは超音波ウ
ェルダーで熱融着したり、第6図の部分断面図で示すよ
うに凹凸状の嵌合構造11.11”を上下のケースの相
対する周辺部に設けてはめ合わせたり、上下のケースの
所々をネジ釘等で締め付けたりして行うことができ、ま
たこれらの方法をいくつか組み合わせて行うこともでき
る。
第4図は本発明の他の実施例における気体分離−膜モジ
ュールの側面図、第5図はこのモジュールの上ケースの
斜視図であり、円柱状の突起を一定間隔で設けている。
ュールの側面図、第5図はこのモジュールの上ケースの
斜視図であり、円柱状の突起を一定間隔で設けている。
モジュールの組立は気体分離膜を下ケースに載せて周辺
をシール材で気密にシールした後、上ケースの突起部と
下ケースをネジ釘10で締め付けることによって行って
いる。
をシール材で気密にシールした後、上ケースの突起部と
下ケースをネジ釘10で締め付けることによって行って
いる。
[実施例コ
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
不織布に裏打ちされたポリサルフをンの多孔質膜の上に
、ポリ(1−)リメチルシリルプロピン)およびシリコ
ンゴムの薄膜を積層してなる気体分離膜を、 11cm
X14cmの大きさにカットし、プラスチックで作った
周囲に嵌合構造をもつ上下のケースに挟み込んで、第1
図のような形状の気体分離膜モジュールを作成した。こ
こで、下ケースは通気路として幅1mm深さ1mmの溝
を周囲5mm幅を残してinm間隔で縦横に彫り込んだ
ものを用い、また上ケースとしては、第3図(a)の形
状の突起を2cm間隔で6枚設けたものを用いた。シー
ル材としてはシリコンシーラント(信越化学工業製、−
液硬化形シリコンRTVゴム二KE−3495W)を用
いた。モジュールの組立は、下ケースにカットした気体
分離膜を載せ、側壁および突起の先端部分にのみシール
材をつけた上ケースをその上からはめ込み、上ケースの
突起の太くなった所と、下ケースとをネジ釘で締め付け
ることによって行った。
、ポリ(1−)リメチルシリルプロピン)およびシリコ
ンゴムの薄膜を積層してなる気体分離膜を、 11cm
X14cmの大きさにカットし、プラスチックで作った
周囲に嵌合構造をもつ上下のケースに挟み込んで、第1
図のような形状の気体分離膜モジュールを作成した。こ
こで、下ケースは通気路として幅1mm深さ1mmの溝
を周囲5mm幅を残してinm間隔で縦横に彫り込んだ
ものを用い、また上ケースとしては、第3図(a)の形
状の突起を2cm間隔で6枚設けたものを用いた。シー
ル材としてはシリコンシーラント(信越化学工業製、−
液硬化形シリコンRTVゴム二KE−3495W)を用
いた。モジュールの組立は、下ケースにカットした気体
分離膜を載せ、側壁および突起の先端部分にのみシール
材をつけた上ケースをその上からはめ込み、上ケースの
突起の太くなった所と、下ケースとをネジ釘で締め付け
ることによって行った。
以上のようにして作成したモジュールの取り出し口に、
ダイアフラムポンプを接続して一500m m Hgで
吸引し、上ケースの開口部から空気を送り込んでやると
(これを減圧動作と称す)、ポンプの吐出側から酸素濃
度30.1%、流j1608m17分の酸素富化空気が
得られた。次にポンプとの接続をはずして取り出し口か
ら空気を吹き込み、モジュールの内側(通気路側)の圧
力を気体分離膜の外側(大気側)より150mmHg高
くした(これを逆圧動作と称す)。そのまま10分間圧
力を維持した後、再び一500mmHgで減圧操作を行
い、得られた酸素富化空気の酸素濃度と流量を評価した
ところ実質的に最初と同じ値であった。引き続き減圧、
逆圧の動作を100回繰り返した後、酸素濃度と流量を
評価したが、実質的に変化は認められなかった。
ダイアフラムポンプを接続して一500m m Hgで
吸引し、上ケースの開口部から空気を送り込んでやると
(これを減圧動作と称す)、ポンプの吐出側から酸素濃
度30.1%、流j1608m17分の酸素富化空気が
得られた。次にポンプとの接続をはずして取り出し口か
ら空気を吹き込み、モジュールの内側(通気路側)の圧
力を気体分離膜の外側(大気側)より150mmHg高
くした(これを逆圧動作と称す)。そのまま10分間圧
力を維持した後、再び一500mmHgで減圧操作を行
い、得られた酸素富化空気の酸素濃度と流量を評価した
ところ実質的に最初と同じ値であった。引き続き減圧、
逆圧の動作を100回繰り返した後、酸素濃度と流量を
評価したが、実質的に変化は認められなかった。
実施例2
実施例1と同じ気体分離膜を7cm角にカットし、第4
図の形状のモジュールを作成した。このモジュールの性
能を実施例1と同様に逆圧をかけて評価したが、実質的
な変化は認められなかった。
図の形状のモジュールを作成した。このモジュールの性
能を実施例1と同様に逆圧をかけて評価したが、実質的
な変化は認められなかった。
比較例1
厚さ1mmのアルミ板に、プラスチックネット(大日本
プラスチック製、KDN−12)を積層した通気性支持
体の両面に、実施例1と同じ気体分離膜を積層して周囲
を接着剤で気密にシールし、11cmX14cmの寸法
の第7図のような膜セルを作成した。実施例1と同様に
150mmHgの逆圧をかけたところ、気体分離膜が通
気性支持体から大きく浮き上がり、周辺のシール部が、
−部剥がれ性能不良となった。また、このセルを5mm
間隔で4枚積層したモジュールをつくり逆圧をかけたと
ころ、10 m m Hg程度の加圧で隣接する膜同士
が膨れて接触し、逆圧、減圧の動作を100回繰り返し
た後、性能を評価すると酸素濃度が27.4%に低下し
ていた。
プラスチック製、KDN−12)を積層した通気性支持
体の両面に、実施例1と同じ気体分離膜を積層して周囲
を接着剤で気密にシールし、11cmX14cmの寸法
の第7図のような膜セルを作成した。実施例1と同様に
150mmHgの逆圧をかけたところ、気体分離膜が通
気性支持体から大きく浮き上がり、周辺のシール部が、
−部剥がれ性能不良となった。また、このセルを5mm
間隔で4枚積層したモジュールをつくり逆圧をかけたと
ころ、10 m m Hg程度の加圧で隣接する膜同士
が膨れて接触し、逆圧、減圧の動作を100回繰り返し
た後、性能を評価すると酸素濃度が27.4%に低下し
ていた。
[発明の効果コ
以上のように本発明の気体分離膜モジエールは、片面に
通気路を育する下ケースと膜面を押さえるための突起を
1箇所以上設けた上ケースで気体分離膜を挟み込むこと
によって、膜の浮き上がりを防ぐことができるため、逆
圧がかかる恐れのある用途や、Rりの内側からも気体を
透過させたいような用途にも使用できるという効果を有
している。
通気路を育する下ケースと膜面を押さえるための突起を
1箇所以上設けた上ケースで気体分離膜を挟み込むこと
によって、膜の浮き上がりを防ぐことができるため、逆
圧がかかる恐れのある用途や、Rりの内側からも気体を
透過させたいような用途にも使用できるという効果を有
している。
第1図は本発明の一実施例における気体分離膜モジュー
ルのA−A断面図、第2図はこのモジュールの分解斜視
図、第3図(a)、 (b)は第1図の気体分離膜モ
ジュールに用いられる上ケースの形状例を示す図、第4
図は本発明の他の実施例の側面図であり、第5図はこの
モジュールの上ケースの斜視図である。第6図は上下の
ケースの相対する周辺部に設けた嵌合構造を示す部分断
面図、第7図は従来の気体分離膜セルの一部破断斜視図
、第8図は従来の気体分離膜セルを複数枚積層した、気
体分離膜モジュールの側面図である。 l・・・気体分離膜、 2・・・下ケース4・・・
取り出し口 5・・・上ケース6・・・側壁
7・・・突起8 ・開口部 9・ ンー
ル材 −” −’−、−−m特許出願人 三洋化
成工業株式会社i’j−iニー: □ け +I 第1図 午 $2図 第3図(a−) / 第41図 q 第5図 第7図
ルのA−A断面図、第2図はこのモジュールの分解斜視
図、第3図(a)、 (b)は第1図の気体分離膜モ
ジュールに用いられる上ケースの形状例を示す図、第4
図は本発明の他の実施例の側面図であり、第5図はこの
モジュールの上ケースの斜視図である。第6図は上下の
ケースの相対する周辺部に設けた嵌合構造を示す部分断
面図、第7図は従来の気体分離膜セルの一部破断斜視図
、第8図は従来の気体分離膜セルを複数枚積層した、気
体分離膜モジュールの側面図である。 l・・・気体分離膜、 2・・・下ケース4・・・
取り出し口 5・・・上ケース6・・・側壁
7・・・突起8 ・開口部 9・ ンー
ル材 −” −’−、−−m特許出願人 三洋化
成工業株式会社i’j−iニー: □ け +I 第1図 午 $2図 第3図(a−) / 第41図 q 第5図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、選択気体透過性を示す気体分離膜と、片面のほぼ全
面に通気路を有し反対の面または側面に該通気路と連通
した取り出し口を有した下ケースと、膜面の1箇所以上
を押さえる突起を有した上ケースから構成され、気体分
離膜を下ケースと上ケースで挟み込むようにしてケース
を一体化したことを特徴とする気体分離膜モジュール。 2、上ケースが、気体分離膜の周囲を押さえる側壁を有
している請求項1記載の気体分離膜モジュール。 3、上ケースが膜面と接する部分に、シール材を介在さ
せた請求項1または2記載の気体分離膜モジュール。 4、上ケースに通気のための開口部を設けた請求項1〜
3記載の気体分離膜モジュール。 5、上下のケースの相対する周辺部に嵌合構造を設けた
請求項1〜4のいずれか記載の気体分離膜モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27997990A JPH04156916A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 気体分離膜モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27997990A JPH04156916A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 気体分離膜モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04156916A true JPH04156916A (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=17618616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27997990A Pending JPH04156916A (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 気体分離膜モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04156916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5681373A (en) * | 1995-03-13 | 1997-10-28 | Air Products And Chemicals, Inc. | Planar solid-state membrane module |
-
1990
- 1990-10-17 JP JP27997990A patent/JPH04156916A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5681373A (en) * | 1995-03-13 | 1997-10-28 | Air Products And Chemicals, Inc. | Planar solid-state membrane module |
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