JPH04156650A - Dma転送制御方法及びその方式 - Google Patents

Dma転送制御方法及びその方式

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JPH04156650A
JPH04156650A JP28302090A JP28302090A JPH04156650A JP H04156650 A JPH04156650 A JP H04156650A JP 28302090 A JP28302090 A JP 28302090A JP 28302090 A JP28302090 A JP 28302090A JP H04156650 A JPH04156650 A JP H04156650A
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JP28302090A
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Wataru Kikuchi
亘 菊池
Kenichi Abo
阿保 憲一
Kiminari Ogura
仁成 小椋
Tatsuya Yamaguchi
達也 山口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 〔概 要] 〔産業上の利用分野〕 〔従来の技術〕 (第6図乃至第10図)〔発明が解決
しようとする課題〕 〔課題を解決するための手段〕 (第1図)〔作 用] 〔実施例〕 (第2図乃至第5図) 〔発明の効果〕 〔概 要] アクセス制御データ転送ハードウェアを共通化したDM
A転送制御方法及びその方式に関し、サブチャネル部ハ
ードウェア量のサブチャネル数への依存性を除くことを
目的とし、 複数のDMA転送用サブチャネルを有する情報処理シス
テムにおいて、プロセッサの制御の下に複数のサブチャ
ネルの内のいずれかのサブチャネルを使用してのDMA
転送中に、プロセッサの制御の下に未使用サブチャネル
を用いてのDMA転送の開始に際して、プロセッサによ
る未使用サブチャネル対応のアクセス制御データ保持部
へのアクセス制御データの転送を複数のサブチャネルに
共通の選択回路を介して生じさせ、次いで、アクセス制
御データ更新部で更新されたDMA転送中サブチャネル
の更新アクセス制御データの、該DMA転送中サブチャ
ネル対応のアクセス制御データ保持部への転送を共通の
選択回路を介して生じさせる方法の発明と、複数のDM
A転送用サブチャネルを有する情報処理システムにおい
て、共通の第1の選択回路と、共通の第2の選択回路と
、第1の制御部と、第2の制御部とを設けて構成される
物の発明とを開示する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プロセッサの制御の下に複数の入出力装置と
、システム記憶装置との間のDMA転送に必要なアクセ
ス制御データのためのハードウェアを各サブチャネルに
共通に用いるDMA転送制御方法及びその方式に関する
情報処理システムにおいては、プロセッサとシステム記
憶装置との間でのデータ送受のほかに、入出力装置とシ
ステム記憶装置との間での必要なデータの送受がある。
該データ送受は、DMA転送によって行なわれるものが
あるが、このDMA転送にサブチャネルを用いるものが
ある。そのサブチャネルの数は、情報処理システムの処
理能力の拡大に連れて増加する趨勢にある。そのような
多数のサブチャネルになった場合にも、いずれのサブチ
ャネルにおいても、アクセス競合が発生させないように
することが必要であると同時に、それらサブチャネルを
介してのアクセスを少ないハードウェアで達成し得るこ
とも、又必要なことである。
〔従来の技術] 従来における前述のような入出力装置とシステム記憶装
置との間のDMA転送によるデータ送受を2つのサブチ
ャネルを介して行なう情報処理システムにおけるアクセ
スに必要なアドレス及びハイドカウント(転送バイト数
)(以下、アクセス制御データと言う。)、モード情報
等の設定、並びにアドレス及びバイトカウントの更新、
その読み出しを行なう回路をDMA!lJ?Il装置に
設けている。そのDMA制御装置の全体的な構成を第6
図に示す。
第6図において、50はDMA制御装置(以下DMAC
とも言う。)、52はプロセッサ、54゜541は、そ
れぞれ入出力装置、56はシステム記憶装置(以下、S
Sとも言う。)、57はレシーバ、58はレジスタライ
トバッファ、60はレジスタリードバッファ、62はレ
ジスタアクセス制御部、64はサブチャネル部、66は
DMA制御部、67はマルチプレクサ、68はSSアク
セス制御部、69.80はドライバ、70はDMAデー
デーンファ(DBF) 、71はシステムハス、72は
SSバス、74はDMAバス、76.78はトライバレ
シーバである。
入出力装置54゜、又は54.と、システム記憶装置5
6との間のDMA転送は、プロセッサ52からシステム
ハス71を経てDMA転送を行なわせたい入出力装置に
その指示(命令)を転送することで開始される。
そのDMA転送の内の入出力装置54゜、又は541か
らシステム記憶装置56へのDMA転送を以下において
はDMAストア転送と言い、その逆方向へのDMA転送
を以下においてはDMAロード転送と言う。そのDMA
ストア転送、又はDMAロード転送を開始する先頭アド
レスは、プロセッサ52からアクセス制御を渡されたロ
ーカルハス制御部62の制御の下にレジスタライトバッ
ファ58に一旦セットされた後に、サブチャネル部64
へ転送されて前記アドレスの発生に用いられる。そして
、それらDMA転送において必要となるアドレス(バイ
トカウント)は、サブチャネル部64へ転送された前記
先頭アドレスがら順次に発生され、SSバス72を経て
システム記憶装置56へ供給されてDMAストア転送、
又はDMAロード転送に用いられる。又、前記DMAス
トア転送、若しくはDMAロード転送を開始する先頭ア
ドレスをサブチャネル部64に書き込むためのプロセッ
サ52によるサブチャネル部64へのライトに際して、
サブチャネル状態情報は、スタートモードレジスタ(S
TMRO)116゜、スタートモードレジスタ(STM
RI)116.にセットされ、前記DMAストア転送、
若しくはDMAロード転送を示す転送方向識別情報、及
び転送単位情報は、モードレジスタ(MDRO)118
゜、モードレジスタ(MDRI)11B、にセットされ
る。
例えば、DMAストア転送を例にして、サブチャネル部
64へ転送された前記先頭アドレスからのDMAストア
転送を以下に説明する。
システム記憶装置56のアクセス単位(例えば、2バイ
ト)のストアデータをストアするデータストア毎に、入
出力装置54゜、又は54.からストアアクセス要求D
REQO2又はDREQIがDMAハス74を経てDM
A制御部66へ入力され(第9図の304参照)、その
ストアアクセス要求に対してDMA制御部66からスト
アアクセス許可DACKO,又はDACKIがDMAバ
ス74を経て返されたとき(第9図の306参照)当該
入出力装置54゜、又は54.は、DMAハス74上に
ストア信号を送出すると共に(第9図の308参照)、
DMAバス74上に2バイトのストアデータ(SDO)
を送出して(第9図の3IO参照)そのストアデータ(
SDO)をドライバ/レシーバ76を経てDMAデータ
バッファ70にセットする(第9図の312参照)。そ
のストアデータのシステム記憶装置56へのストアに先
立って、DMA制御部66からのSSアクセス開始指示
に応答したSSアクセス制御部68によるSSバス72
のアクセス権取得処理が為される。
これは、SSアクセス制御部68から出力されたSSア
クセス要求REQD (優先順位REQ3)(第9図の
314参照)に対してSSアクセス許可判定部(図示せ
ず)が、そのSSアクセス要求REQDの優先順位(R
EQ3)より高い優先順位REQI、REQ2のSSア
クセス要求が出されていないときにSSアクセス許可R
EQXが返されることをその内容とする。そのSSアク
セス許可REQXを受は取る都度、前記サブチャネル部
64からシステム記憶装置56のアクセス単位(例えば
、2バイト)毎のアドレスを前述サブチャネル部64か
ら順次に発生する。その順次のアドレスの発生について
は以下に説明するが、DMAストア転送の先頭アドレス
は、前記サブチャネル部64のアドレスレジスタ(AR
O,又はARl)102゜、又は1021にプロセッサ
52によってセットされる(第9図の300参照)。こ
の先頭アドレスのセット動作と同様にして、ハイドカウ
ントレジスタ(BCRO,BCRI)102゜、又は1
021へ転送バイト数のセット動作が行なわれる(第9
図の302参照)。これらのセット動作についてはここ
では説明しないが、DMA転送に必要な順次のアドレス
発生について後述するところから明らかになろう。前記
サブチャネル部64のアドレスレジスタ(AROl又は
ARl)102゜、又は102.にセットされている先
頭アドレスAmOが、SSハス72に形成される第1ス
ロット時にドライバ80、そしてSSハス72を経てシ
ステム記憶装置56のアドレス入力部へ供給される一方
(第9図の316参照)、該アドレスに対応する前記ア
クセス単位のデータがDMAデーデーンファ70から読
み出されてドライバ/レシーバ78を経てSSハス72
に形成される第2スロット時にSSハス72を経てシス
テム記憶装置56へ転送されて(第9図の318参照)
前記アドレスで指定されるシステム記憶装置56の記憶
域に書き込まれる。
前記順次にアドレスを発生するアドレス発生部は、サブ
チャふル部64内のライトマルチプレクサ(ライトMP
X−AO)100゜、ライトマルチプレクサ(ライトM
Pχ−Al)100. 、アドレスレジスタ(ARO)
102゜、アドレスレジスタ(API)102. 、リ
ードマルチブレク”!−(IJ−)”MPX−A)  
104、アドレス更新部106から成る。その先頭アド
レスAmp(16ビツト構成)は、プロセッサ52から
ローカルハス53、及びレジスタライトバッファ58を
経てアドレス発生部へ転送されて来る。ローカルハス5
3、及びレジスタライトバッファ58は、8ビット幅で
構成されているので、前記アドレス発生部への転送は、
レジスタライトバッファ58にアドレスの上位バイトA
m0−Hをセットした時刻〔第7図に示すレジスタアク
セス制御部62のステージ回路120から出力されるタ
イミング信号ST4参照]の次の時刻〔第9図の344
、及び第7図に示すステージ回路120から出力される
タイミング信号ST5参照〕にローカルバス53を経て
転送されて来る下位パイ)AmO−Lとを結合させて成
る前記先頭アドレスAmOを前記アドレス発生部へ入力
させるようにしている。ステージ回路120は、D−フ
リップフロップ回路120、乃至1204から成る。
その先頭アドレスAmOをセットすべきアドレスレジス
タ102゜、又は102.0添字は、入出力装置54゜
、又は541と、システム記憶装置56との間に形成さ
れるべきサブチャネルCHO1又はCHIに対応してい
るとする。例えば、システム記憶装置56ヘアクセスし
たい入出力装置が、入出力装置54゜であったとすると
、前記先頭アドレスがセントされるアドレスレジスタは
アドレスレジスタ102oとなる。このアドレスレジス
タ102゜への先頭アドレスAmOは、ライトマルチプ
レクサ(ライトMPX−AO)100oを経てアドレス
レジスタ102゜にセットされるが、そのセット制御は
、第7図に示すレジスタアクセス制御部62内のライト
信号発生回路122から転送されて来るライト信号AR
OWによる(第8図も参照。以下同じ。)。ライト信号
発生回路122は、アンド回路119、及びアンド回路
122I乃至122.から成る。アンド回路122、乃
至1228の一方の入力には、アンド回路119の出力
信号が供給され、他方の入力にはそれぞれセレクト信号
ARO3L、ARISL。
BCRO5L、BCRISL、STMRO3L。
STMRISL、MDRO3L、MDRISLか供給さ
れて出力信号としてライト信号AROW。
ARIW、BCROW、BCRIW、STMROW、S
TMRIW、MDROW、MDRIWが出力される。こ
こで、ARはアドレスレジスタに、BCRはハイドカウ
ントレジスタに、STMRはスタートモードレジスタに
、MDRはモードレジスタに、それぞれ対応している。
124は、リード信号発生回路でその構成はアンド回路
121及びアンド回路124I乃至1248から成り、
これらアンド回路1241乃至1248は、アンド回路
122.乃至1228と同様、セレクト信号ARO3L
、ARISL、BCRO3L、BCRISL、STMR
O3L、STMRISL、MDRO3L、MDRISL
が供給されて出力信号としてリード信号AROR,AR
IR,BCROR。
BCRIR,STMROR,STMRIR,MDROR
,MDRIRが出力される。前記セレクト信号ARO3
L、ARISL、BCRO3L、BCRISL、  S
TMRO3L、  STMRISL。
MDRO3L、MDRISLは、ローカルハス53のア
ドレス/データバスを経てフリップフロップ回路114
にセントされたアドレスをレジスタアドレスデコード部
116でデコードした結果として、レジスタアドレスデ
コード部116から出力される。レジスタアドレスデコ
ード部116へのイネーブル信号ATSLFは、ローカ
ルハス53のアドレス/データバスを経て入力されたD
MACアドレスの判定結果としてDMAアドレス判定部
110から出力された出力信号をアンド回路111を経
てJ−にフリップフロップ回路112にセットされた信
号であり、DMA制御装置51内のレジスタがアクセス
されていることを示しており、タイミング信号ST2乃
至ST5の間高しベルとなっている。又、信号ATSL
Fは、アンド回路119へも供給される。118は、ロ
ーカルハスイネーブル出力回路で、オア回路115及び
アンド回路117から成る。アンド回路117からロー
カルハスイネーブル信号LBENが出力される。
この先頭アドレスAmOのアドレスレジスタ102、へ
のセットについて説明したところは、転送ハイド数につ
いても当て嵌まる。アドレスレジスタ110゜、110
.へのセットには、ライト信号発生回路122からのラ
イト信号BCROW。
BCRIWが用いられる。
そして、前記先頭アドレスAmO以降のアドレスは、ア
ドレス発生部で発生されることになるが、その発生は以
下のようになる。
SSアクセス制御部68から転送されて来たマルチプレ
クサ信号DMA0R(第9図の320参照)によってリ
ードマルチプレクサ104を経た(第9図の322参照
)アドレスレジスタ102゜のアドレスA、Oは、アド
レス更新部106で2ずつ進められる(第9図の326
参照)。このアドレスについて説明した関係は、転送ハ
イド数についても同じであるが、アドレスが2ずつ増や
されるのに対して、転送バイト数は2ずつ減らされる(
第9図の324,328参照)。この2ずつ増減は、D
MAハス74が2ハイド幅であると共に、SSハス72
も2ハイド幅であることによる。
このアドレスの更新は、ハイドカウントレジスタBCR
Oにセットされた転送ハイド数が、前記システム記憶装
置へのデータ転送毎にバイトカウント更新部114で減
らされて零になったときに終了される。バイトカウント
レジスタBCROも16ビツト幅で構成されているので
、バイトカウントレジスタBCROへの転送ハイド数の
設定も、アドレスについて前述したところと同様である
ハイドカウントレジスタBCROへの転送バイト数の設
定、及びその更新にライトマルチプレクサ(ライトMP
X−BO)108゜、リードマルチプレクサ(リードM
PX−B)112が用いられる。
サブチャネルCHIについても、サブチャネルCHOに
ついて説明したところに準じ、前述したところの各構成
要素に付した番号の添え字を0から1にして前記説明を
参照すれば理解出来るので、その逐一の動作について説
明しない。
前述DMAストア転送について説明したところは、ロー
ドアクセス要求DREQ01又はDREQ0に対するロ
ードアクセス許可DACKO,又はDACKIによって
示されるDMAハス側におけるデータ転送可能状態の確
立関係、これに対応するSSアクセス要求REQDに対
するSSアクセス許可REQXによって示されるSSバ
ス側におけるデータ転送可能状態の確立関係、並びにア
ドレスの発生関係についてはロードについても同じであ
るが、サブチャネル部64に設定される動作モード、及
びデータの転送方向については異なる。
前述のところは、入出力装置54゜とシステム記憶装置
56との間のDMAストア転送が、単独で生ずる場合に
ついて説明したが、その使用中にプロセッサ52の制御
の下に入出力装置54.によるサブチャネルの使用要求
も発生することがある。その場合には、もう一方のサブ
チャネルが使用されることになる。このようなシステム
稼動状態におけるサブチャネル部64のサブチャネル使
用割り当ては、若し入出力装置54.かいずれか一方の
サブチャネル構成要素として、例えばライトマルチプレ
クサ100o、アドレスレジスタ102゜を使用してい
るならば、入出力装置54゜へ割り当てられるサブチャ
ふル部64内のサブチャネル構成要素としては、サブチ
ャネル部64内の他方のサブチャネル構成要素であるラ
イトマルチプレクサ100゜、アドレスレジスタ102
1とする如き制御で為される。
プロセッサ52によるサブチャネル部64へのアクセス
、例えばライトアクセスが発生したとすると、先ずロー
カルハス53の制御信号上にアドレスストローブ信号A
Sが、スロットT4の期間に送出されてレジスタアクセ
ス制御部62(第7図参照)のステージ回路120から
のタイミング信号の発生を開始させると共に(第9図の
336参照)、データ転送方向指示信号WTが送出され
る(第9図の338参照)。ローカルハス53のアドレ
ス/データバス上にステージ回路120によって決まる
タイミング信号STI (スロットT4)の期間にDM
ACアドレス(アクチッメントがDMACであることを
示す。)が送出され、ステージ回路120から出力され
るタイミング信号ST2の期間にARIアドレスが送出
される。
このタイミング信号ST2の期間の開始時に、入出力装
置54.が、次のアクセス単位のストアデータのストア
を行なうため、最初のストアデータの場合と同様にして
ストアアクセス要求DREQ0を送出する。このストア
アクセス要求DREQ0以降の処理は、最初のストアデ
ータについて説明したところと同じである(第9図の3
54乃至384を参照されたい。354乃至384は、
304乃至304に対応する)。
このDMAストア転送と、プロセッサ52によるデータ
ライト動作(他方のサブチャネルを介してのDMA転送
のための先頭アドレスのライト動作)とが、第9図に示
されるところから明らかなように、並行して走る。つま
り、ステージ回路120で決まるタイミング信号ST4
の期間に、前述もしたように、前記DMA転送のための
先頭アドレスA、lの上位ハイド(AI、−H)がレジ
スタライトバッファ58にセットされる(第9図の34
4参照)。そして、次のタイミング信号ST5において
、レジスタアクセス制御部62のライト信号発生回路1
22からライト信号ARIWが送出されることによって
(第9図の390参照)、レジスタライトバッファ58
にセットされた先頭アドレスA、、の上位ハイド(A、
、−H)と、タイミング信号ST5にプロセッサ52か
らローカルハス53を経て転送されて来た先頭アドレス
A、。
の下位ハイド(A、、−L)とから成る先頭アドレスA
nがアドレスレジスタ(ARI)102.にセントされ
る(第8図、第9図の392参照)。
このタイミング信号ST5に、又前述して来たDMAス
トア転送における第3番目のストアデータのためのアド
レスへの更新、アドレスレジスタ(ARO)102゜へ
のセット動作が生ぜしめられる。
このアドレスレジスタ(ARI)1021にセツトされ
たアドレスも、前述したようにして、リードマルチプレ
クサ104を経て読み出されてドライバ80、SSハス
72を経てシステム記憶装置56のアドレス入力部へ供
給され、そのアドレスで指定されるシステム記憶装置5
6の記憶域にライトデータを書き込むのに用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のようなサブチャネルの割り当て制御を行なうこと
により、一方の入出力装置からシステム記憶装置56へ
のDMA転送に用いられているサブチャネル部64ヘプ
ロセッサ52の制御により、システム記憶装置56から
他方の入出力装置へのDMA転送を、更に行なわせよう
としてサブチャネル部64へそのDMA転送に必要なア
クセスを行なおうとすると、使用中のサブチャネルで必
要になるアドレス更新動作のためのアクセスと、前述の
ようなプロセッサ52による新規なりMA転送開始のた
めのアクセスとが競合するが、そのアクセス競合は、前
述のような構成に成るサブチャネル部64により回避し
得てはいるとは言うものの、前述のところから明らかな
ように、そのアクセス競合の回避にサブチャネル部64
にサブチャネル数だけ必要な構成要素、即ちライトマル
チプレクサ(ライトMPX−AO)100゜、ライト7
/L、チア”L’7”l−(ライトMPX−AI)10
0.、並びにライトマルチプレクサ(ライトMPX−B
O)108゜、ライトマルチプレクサ(ライトMPX−
Bl)108.を設けなければならないことに加えて、
アドレスレジスタ(ARO)102゜、アドレスレジス
タ(ARI)102. 、及びハイドカウントレジスタ
(BCRO)110゜。
ハイドカウントレジスタ(BCRI)110.からリー
ドマルチプレクサ118への接続線、該接続線を接続す
るだけの大きさを有するリードマルチプレクサ118を
設けなければならないことになる。これは、多種多様の
入出力に応えようとしてサブチャネル数を増やしたり、
そのサブチャネル幅のビット幅を大きくしたりすると、
そのサブチャネル数、ビット幅の増加に伴ってサブチャ
ネル部64を構成するのに要するハードウェア量が増加
することを意味し、このハードウェア量の増加の下で、
システム性能の低下の防止を図っている。
このような関係は、DMAロード転送が開始されている
システム稼働状態において、プロセッサ52によるデー
タリード動作が生ぜしめられる場合にも、同様である。
その状態を示したのが、第10図である。第9図につい
て説明したところに準じて図面を参照すれば理解出来る
と思われるので、その詳細な説明は省略する。なお、第
10図中の名称は、LDO,LDl等を除いて、第9図
と同じである。LDO,LDl等は、それぞれ第1番目
のロードデータ、第2番目のロードデータ等である。
又、DMAストア転送が開始されているシステム稼働状
態において、プロセッサ52によるデータリード動作が
生ぜしめられる場合や、DMAロード転送が開始されて
いるシステム稼働状態において、プロセッサ52による
データライト動作が生ぜしめられる場合もある。
本発明は、斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、サ
ブチャネル部ハードウェア量のサブチャネル数への依存
性を除き得るDMA転送制御方法及びその方式を提供す
ることをその目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項1に係わる発明は、プロセッサの制御の下に複数
の入出力装置とシステム記憶装置との間に形成され得る
複数のDMA転送用サブチャネル(以下、サブチャネル
と言う。)と、前記プロセッサの制御の下にアクセス制
御データを保持する各サブチャネル毎のアクセス制御デ
ータ保持部と、アクセス制御データを更新する各サブチ
ャネルに共通のアクセス制御データ更新部とを有する情
報処理システムにおいて、前記プロセッサの制御の下に
前記複数のサブチャネルの内のいずれかのサブチャネル
を使用してのDMA転送中に、前記プロセッサの制御の
下に未使用サブチャネルを用いてのDMA転送の開始に
際して、前記プロセッサによる前記未使用サブチャネル
対応のアクセス制御データ保持部へのアクセス制御デー
タの転送を前記複数のサブチャネルに共通の選択回路に
生じさせ、次いで、前記アクセス制御データ更新部で更
新されたDMA転送中サブチャネルの更新アクセス制御
データの、該DMA転送中サブチャネル対応のアクセス
制御データ保持部への転送を前記共通の選択回路に住じ
させるようにて構成される。
請求項2に係わる発明は、第1図に示すように、プロセ
ッサ2の制御の下に複数の入出力装置4とシステム記憶
装置6との間に形成され得る複数のDMA転送用サブチ
ャネル(以下、サブチャネルと言う。)と、前記プロセ
ッサ2の制御の下にアドレスデータを保持する各サブチ
ャネル毎のアドレス保持部8及び転送単位データ数を保
持する各サブチャネル毎の転送単位データ数保持部10
と、アドレスデータを更新する各サブチャネルに共通の
アドレス更新部12及び転送単位データ数を更新する各
サブチャネルに共通の転送単位データ数更新部14とを
有する情報処理システムに、次の構成要素を設けて構成
される。その構成要素は、アドレスデータを前記アドレ
ス保持部8へ転送する前記複数のサブチャネルに共通の
第1の選択回路16と、転送単位データ数を前記転送単
位データ数保持部10へ転送する前記複数のサブチャネ
ルに共通の第2の選択回路18と、前記プロセッサ2に
よる未使用サブチャネル対応のアドレス保持部8及び転
送単位データ数保持部10へのアクセスが生じたとき、
前記プロセッサ2から転送されて来たアドレスデータ及
び転送単位データ数の前記未使用サブチャネル対応のア
ドレス保持部8及び転送単位データ数保持部10への転
送を前記第1の選択回路16及び第2の選択回路18に
生じさせる第1の制御部20と、DMA転送中サブチャ
ネルの前記共通のアドレス更新部12及び転送単位デー
タ数更新部14からの各更新データの、当該DMA転送
中サブチャネル対応のアドレス保持部8及び転送単位デ
ータ数保持部10への転送を前記第1の制御部20によ
る転送制御後に前記第1の選択回路16及び第2の選択
回路18に生じさせる第2の制御部22である。
〔作 用〕
情報処理システムの稼働において、プロセッサ2の制御
の下に成る入出力装置4とシステム記憶袋W、6との間
にDMA転送用サブチャネルを形成してそのサブチャネ
ルを介してDMA転送を行なっている最中に、プロセッ
サ2の制御の下に未使用のサブチャネルを用いてのDM
A転送を開始するためのアクセスが、プロセッサ2によ
って為される。前記DMA転送中のサブチャネルでは、
アクセス制御データ〔例えば、アドレスデータ及び転送
単位データ数〕の更新が、転送単位データの転送毎に行
なわれ、その更新されたデータの、DMA転送中サブチ
ャネル対応のアクセス制御データ保持部〔アドレス保持
部8、及び転送単位データ数保持部10)への転送は、
共通の選択回路〔第1の選択回路16、第2の選択回路
18〕を経て行なわれるが、前述のようにプロセッサ2
による未使用サブチャネル対応のアクセス制御データ保
持部〔アドレス保持部8、及び転送単位データ数保持部
10〕へのアクセスが生ずる場合には、その未使用サブ
チャネル対応のアクセス制御データ保持部(アドレス保
持部8、及び転送単位データ数保持部10)へのアクセ
ス制御データ〔アドレスデータ及び転送単位データ数〕
の転送が、共通の選択回路〔第1の選択回路16、第2
の選択回路18〕を経て、先ず行なわれる。この制御は
、第1の選択回路16、第2の選択回路18に対し第1
の制御部20から行なわれる。
次いで、前記更新されたデータの、前記DMA転送中サ
ブチャネル対応のアクセス制御データ保持部〔アドレス
保持部8、及び転送単位データ数保持部10)への転送
が、共通の選択回路〔第1の選択回路16、第2の選択
回路18〕を経て行なわれる。この制御は、第1の選択
回路16、第2の選択回路18に対し第2の制御部22
から行なわれる。
従って、従来のように、各サブチャネル毎に選択回路を
設けずにハードウェアを少なくして、システム性能の低
下を生しさせるアクセス競合を回避することが出来る。
〔実施例] 第2図は本発明の一実施例を示す。この図に示すように
、この実施例は、第6図に示す従来のDMA@御装置5
0の構成要素の内、アドレス発生部のライトマルチプレ
クサを1個のライトマルチプレクサ(ライトMPχ−A
)101とすると共に、転送バイト数転送完了判定部の
ライトマルチプレクサを1個のライトマルチプレクサ(
ライトMPX−B)109とすると共に、アドレスレジ
スタ(ARO)102゜、及びアドレスレジスタ(AP
I)102.の出力をリードマルチプレクサ(リードM
PX−A)105を経てリードマルチプレクサ(リード
MPX)119へ入力させ、又バイトカウントレジスタ
(BCRO)110.。
及びバイトカウントレジスタ(BCRI)1101の出
力をリードマルチプレクサ(リードMPX−B)113
を経てリードマルチプレクサ(リードMPX)119へ
入力させたことに加えて、レジスタアクセス制御部をS
Sアクセス要求抑止信号REQiHのSSアクセス制御
部68への送出を為すレジスタアクセス制御部63とし
て構成し、DMA制御部66からのSSアクセス要求指
示信号に応答して発生されるSSアクセス要求REQD
 (REQ3)を前記SSアクセス要求抑止信号で禁止
するアンド回路82を設けると共に、アンド回路82の
出力信号をSSアクセス制御部68に入力させて第5図
の参照番号381で示すように従来よりもニスロット時
間遅れてライト信号DMA0W、又はDMAIWを出力
させるようにSSアクセス制御部73を構成したことに
、この実施例における特徴部分がある。その他の構成要
素は、前述の第6図において説明した構成要素と同一な
ので、それらの構成要素には第6図と同一の参照番号を
付してその説明を省略する。
この特徴部分を更に説明すると、次のようになる。先ず
、第3図を参照して、サブチャネル部65内のアドレス
系回路について説明する。
ローカルハス53のアドレス/データハスヲ経て転送さ
れて来るアドレスWDBOO乃至15と、アドレス更新
部106から転送されて来る更新アドレスとは、マルチ
プレクサ101のアドレス人力1o、+1 へ入力され
る。これら両アドレス入力のいずれを選択するかは、そ
の選択入力SO+S、ヘオア回路130を経て入力され
るライト信号AROW、及びライト信号ARIWによっ
て決まる。ライト信号AROWは、プロセッサアクセス
時のアドレスレジスタAROのためのライト信号であり
、第4図に示すように、ライト信号発生回路122から
ステージ回路120のスロットST5に出力される(第
7図と同一)。ライト信号ARIWは、プロセッサアク
セス時のアドレスレジスタAPIのためのライト信号で
あり、第4図に示すように、ライト信号発生回路122
からステージ回路120のスロットST5に出力される
マルチプレクサ101から出力されたアドレスのアドレ
スレジスタ(ARO)102゜へのセットは、オア回路
132を経たライト信号AROW、又はライト信号DM
A0Wによって行なわれ、アドレスレジスタ(ARI)
102.へのセットは、オア回路134を経たライト信
号ARIW、又はライト信号DMAIWによって行なわ
れる。ライト信号DMA0Wは、DMA更新時のアドレ
スレジスタARO1及びバイトカウントレジスタBCR
Oのためのライト信号であり、従来と同様にして、SS
アクセス制御部73には明示してないが、SSアクセス
制御部73においてサブチャネルCHOによるSSアク
セスの第2スロツトで出力される。ライト信号DMAI
Wは、DMA更新時のアドレスレジスタARI、及びバ
イトカウントレジスタBCRIのためのライト信号であ
り、従来と同様にして、SSアクセス制御部73におい
てサブチャネルCHIによるSSアクセスの第2スロツ
トで出力される。アドレスレジスタ(ARO)102゜
にセットされたアドレス、又はアドレスレジスタ(AP
I)102.にセットされたアドレスのリードマルチプ
レクサ(リードMPX−B)105による選択は、オア
回路136を経たり一ド信号AROR,若しくはリード
信号DMA0R1又はオア回路13Bを経たリード信号
ARI R。
若しくはリード信号DMAIRによって行なわれる。リ
ード信号DMAORは、DMA更新時のアドレスレジス
タARI、及びバイトカウントレジスタBCRIのため
のリード信号であり、従来と同様にして、SSアクセス
制御部73においてサブチャネルCHOによるSSアク
セスの第1スロツトで出力される。リード信号DMAI
Rは、DMA更新時のアドレスレジスタAPI、及びバ
イトカウントレジスタBCRIのためのリード信号であ
り、従来と同様にして、SSアクセス制御部73におい
てサブチャネルCHIによるSSアクセスの第1スロツ
トで出力される(第7図参照)。
リード信号AROR,ARIRは、第4図に示すように
、リード信号発生回路124から出力される。リードマ
ルチプレクサ105によって選択されたアドレスは、ア
ドレス更新部106、及びリードマルチプレクサ(リー
ドMPX)119へ入力される。リードマルチプレクサ
119への他の入力は、ハイドカウントレジスタ110
゜、ll01、スタートモードレジスタ116゜、11
6.、モードレジスタ118゜、11B、、及び必要に
応じて増設されたサブチャネルからの入力である。
リードマルチプレクサ119における前記アドレスレジ
スタARO1又はアドレスレジスタARIからのアドレ
スの選択は、オア回路140を経たリード信号AROR
,若しくはリード信号ARIRによって行なわれる。
前述したアドレス系回路について説明したところは、転
送ハイド数基回路についても同等に当て嵌まる。但し、
アドレス系回路のライト信号AROW、ARIWは、転
送バイト数系回路ではライト信号BCROW、BCRI
Wとなり、アドレス系回路のリード信号AROR,AR
IRは、転送バイト数系回路ではリード信号BCROR
,BCRIRとなる。これらのライト信号BCROW。
BCRIW、及びリード信号BCROR,BCRIRは
、第4図に示すレジスタアクセス制御部63のライト信
号発生回路122、及びリード信号発生回路124から
出力される。
又、第4図に示すように、SSアクセス要求REQD抑
止信号発生回路126が、レジスタアクセス制御部63
に設けられている。このSSアクセス要求REQD抑止
信号発生回路126以外の各回路は、従来のレジスタア
クセス制御部62に設けられている回路である。このS
Sアクセス要求REQD抑止信号発生回路126は2.
オア回路123、アンド回路125,127、オア回路
129から成り、ライトアクセスではステージ回路12
0のスロットST3時に、又リード信号ではスロット3
72時にSSアクセス要求REQD抑止信号REQiH
を発生する。
第1図乃至第4図において、プロセッサ52は、第1図
のプロセッサ2に対応し、入出力装置54゜、54Iは
、第1図の入出力装置4に対応する。
システム記憶装置56は、第1図のシステム記憶装置6
に対応し、アドレスレジスタ102゜、102、は、第
1図のアドレス保持部8に対応する。
バイトカウントレジスタ110゜、110.は、第1図
の転送単位データ数保持回路10に対応する。アドレス
更新部106は、第1図のアドレス更新部12に対応し
、バイトカウント更新部114は、第1図の転送単位デ
ータ数更新部14に対応する。ライトマルチプレクサ1
01は、第1図の第1の選択回路16に対応し、ライト
マルチプレクサ109は、第1図の第2の選択回路18
に対応する。レジスタアクセス制御部63は、第1図の
第1の制御部20に対応し、SSアクセス制御部73は
、第1図の第2の制御部22に対応する。
本発明においては、サブチャネル部65のアドレス発生
部が、前述のように構成されたことにより、前述のC従
来の技術〕の項で説明したと同様のアクセス競合状態が
生じたとしても、ローカルバス53を経て入力されて来
るアドレスと、アドレス更新部106から入力されて来
るアドレスとのために従来のように各サブチャネル毎の
マルチプレクサを設ける必要性を除くことが出来る。
つまり、第5図に示すように、入出力装置54。からの
DMAストア転送が開始された後に、プロセッサ52に
よるデータライト動作(サブチャネルCHIを用いてD
MA転送を行なうための先頭アドレスをサブチャネル部
65の当該サブチャネル対応のアドレスレジスタへライ
トするための動作)が開始されてサブチャネルへのアク
セスが為されたとしても、そのプログラム52によるア
クセスの発生時刻が〔従来の技術〕の項で説明したと同
じ時刻であるとすると、サブチャネル部65における前
記両アクセスに対する処理は、スロットT5までは前記
[従来の技術]の項で説明したところと変わりはない。
スロットT6において、開始されているDMA転送に対
するSSアクセス要求信号REQDがSSアクセス制御
部7.3から発生されるが、この時刻にレジスタアクセ
ス制御部63からのSSアクセス要求抑止信号REQi
Hがアンド回路82に供給されて来ているから、前記S
Sアクセス要求信号REQDは、アンド回路82から出
力されて行かない。そのSSアクセス要求信号REQD
が出力されて行っていないことを線820を経て受は取
るSSアクセス制御部73は、従来とは異なってSSア
クセス要求信号REQDを次のスロットT7までの2ス
ロツト期間の間出力する。
しかし、レジスタアクセス制御部63における動作タイ
ミングに従来のレジスタアクセス制御部62(第7図参
照)との間に差異はないから、レジスタアクセス制御部
63におけるライト信号ARIWの送出は、従来と同様
にスロワ)T8において行なわれる。
従って、スロットT8において組み立てられたアドレス
、即ちレジスタライトバッファ58にスロットT7にお
いてセットされた上位ハイド(A、。
−H)と、スロットT7においてプロセッサ52からロ
ーカルパス53を経て転送されて来た下位バイト(An
−L)とを結合して成るアドレスA7は、スロットT8
においてアドレスレジスタ(ARl)102+にセット
される(第5図の392参照)。
一方、SSアクセス制御部73におけるSSアクセス要
求信号REQDの送出が、次のスロットT7となったこ
とにより、従来のSSアクセス制御部68からのリード
信号DMA0R5及びライト信号DMA0Wの送出は、
それぞれ1スロツトだけ遅れてスロットT8、及びスロ
ットT9において行なわれる。従って、アドレス更新部
106で更新されたアドレスA1+2は、ライトマルチ
プレクサ101を経てスロットT9においてアドレスレ
ジスタ(ARI)102.にセットされる(第5図の3
.70,372,376.382参照)。
かくして、たとえ、DMA転送中のサブチャネルCHO
においてライトマルチプレクサ(ライトMPX−A)1
01の使用が必要とされていたとしても、ライトマルチ
プレクサ(ライトMPX−A)101を介してのアドレ
スレジスタ(ARO)102゜へのセットを少しも妨げ
ることなしに、サブチャネルCHIを用いてのDMA転
送を行なうための先頭アドレスをサブチャネルCHIに
割り当てられているアドレスレジスタ(API)102
1にセットすることが出来る。
このアドレスについての関係は、転送ハイド数基回路に
ついても、同様である。その説明は省略する(第5図の
370,374,378,384参照)。
又、前述したところの関係は、前記2つのサブチャネル
の一方、例えばシステム記憶装置56から入出力装置5
4.へのDMAロード転送に使用されている状態におい
て、プロセッサ52によるデータライト動作とが競合す
る場合も同じである。
それ故、前述のようなアクセス競合が生じたとしても、
従来のように2つのマルチプレクサ100゜、100+
を設けなくても、そのアクセス競合を1つのマルチプレ
クサ101で回避することが出来る。従って、一方のサ
ブチャネルが使用中にあるときに他方のサブチャネルへ
のアクセスが生じたときでも、それらのアクセス競合か
ら生ずる性能低下は生じない。
又、アドレスレジスタ1020.1023、及びバイト
カウントレジスタ110゜、110.のリード系につい
ては、これらレジスタから、それぞれリードマルチプレ
クサ(リードMPX)119への接続でなく、リードマ
ルチプレクサ(リードMPX−A)105、及びリード
マルチプレクサ(リードMPX−B)113の出力をリ
ードマルチプレクサ(リードMPX)119へ接続する
ようにしたので、リードマルチプレクサ(リードMPX
)119のハードウェア量を削減し得るし、前記接続の
ための配線量も削減し得る。これらは、ライト側のマル
チプレクサの単一化と相まってそれら回路を半導体基板
上に形成する場合に要する基板領域が少なくて済む。
〔発明の効果〕
以上述べたところから明らかなように本発明によれば、
プロセッサの制御の下に未使用サブチャネル対応のアク
セス制御データ保持回路へのアクセス制御データの転送
がDMA転送中に生じたとしても、各サブチャネルに共
通な選択回路において前記未使用サブチャネル対応のア
クセス制御データ保持回路へのアクセス制御データの転
送を先行させた後に、DMA転送中サブチャネルについ
て更新されたアクセス制御データの、DMA転送中サブ
チャネル対応のアクセス制御データ保持回路への転送を
共通な選択回路に生ぜしめるようにしたので、各サブチ
ャネル毎に選択回路を設けずにハードウェアを少なくし
て、システム性能の低下を生じさせるアクセス競合を回
避することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例のDMA制御装置の構成図、 第3図はサブチャネル部のアドレス系回路の構成図、 第4図は本発明の一実施例のレジスタアクセス制御部の
詳細図、 第5図は本発明の一実施例でのDMAストア転送及びプ
ロセッサライトアクセスのシーケンスを示す図、 第6図は従来のDMAII御装置の構成図、第7図は従
来のレジスタアクセス制御部の詳細図、 第8図は従来のサブチャネル部のアドレス系回路の構成
図、 第9図は従来装置でのDMAストア転送及びプロセッサ
ライトアクセスのシーケンスを示す図、第10図は従来
装置でのDMAロード転送及びプロセッサリードアクセ
スのシーケンスを示す図である。 第1図乃至第4図において、 2はプロセッサ(プロセッサ52)、 4は入出力装置(入出力装置54゜、54.)、6はシ
ステム記憶装置(システム記憶装置56)、8はアドレ
ス保持部(アドレスレジスタ102゜。 102、)、 10は転送単位データ数保持回路(バイトカウントレジ
スタ(110,,110,)、 12はアドレス更新部(アドレス更新部106)、14
は転送単位データ数更新部(バイトカウント更新部11
4)、 16は第1の選択回路(ライトマルチプレクサ101)
、 18は第2の選択回路(ライトマルチプレクサ109)
、 20は第1の制御部(レジスタアクセス制御部63)、 22は第2の制御部(SSアクセス制御部73)である
。 JJ乙9月のA11覧プロ・ンフ囚 WD日00〜15 構成国 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロセッサの制御の下に複数の入出力装置とシス
    テム記憶装置との間に形成され得る複数のDMA転送用
    サブチャネル(以下、サブチャネルと言う。)と、前記
    プロセッサの制御の下にアクセス制御データを保持する
    各サブチャネル毎のアクセス制御データ保持部と、アク
    セス制御データを更新する各サブチャネルに共通のアク
    セス制御データ更新部とを有する情報処理システムにお
    いて、前記プロセッサの制御の下に前記複数のサブチャ
    ネルの内のいずれかのサブチャネルを使用してのDMA
    転送中に、前記プロセッサの制御の下に未使用サブチャ
    ネルを用いてのDMA転送の開始に際して、 前記プロセッサによる前記未使用サブチャネル対応のア
    クセス制御データ保持部へのアクセス制御データの転送
    を前記複数のサブチャネルに共通の選択回路に生じさせ
    、 次いで、前記アクセス制御データ更新部で更新されたD
    MA転送中サブチャネルの更新アクセス制御データの、
    該DMA転送中サブチャネル対応のアクセス制御データ
    保持部への転送を前記共通の選択回路に生じさせること
    を特徴とするDMA転送制御方法。
  2. (2)プロセッサ(2)の制御の下に複数の入出力装置
    (4)とシステム記憶装置(6)との間に形成され得る
    複数のDMA転送用サブチャネル(以下、サブチャネル
    と言う。)と、前記プロセッサ(2)の制御の下にアド
    レスデータを保持する各サブチャネル毎のアドレス保持
    部(8)及び転送単位データ数を保持する各サブチャネ
    ル毎の転送単位データ数保持部(10)と、アドレスデ
    ータを更新する各サブチャネルに共通のアドレス更新部
    (12)及び転送単位データ数を更新する各サブチャネ
    ルに共通の転送単位データ数更新部(14)とを有する
    情報処理システムにおいて、アドレスデータを前記アド
    レス保持部(8)へ転送する前記複数のサブチャネルに
    共通の第1の選択回路(16)と、 転送単位データ数を転送単位データ数保持部(10)へ
    転送する前記複数のサブチャネルに共通の第2の選択回
    路(18)と、 前記プロセッサ(2)による未使用サブチャネル対応の
    アドレス保持部(8)及び転送単位データ数保持部(1
    0)へのアクセスが生じたとき、前記プロセッサ(2)
    から転送されて来たアドレスデータ及び転送単位データ
    数の前記未使用サブチャネル対応のアドレス保持部(8
    )及び転送単位データ数保持部(10)への転送を前記
    第1の選択回路(16)及び第2の選択回路(18)に
    生じさせる第1の制御部(20)と、 DMA転送中サブチャネルの前記共通のアドレス更新部
    (12)及び転送単位データ数更新部(14)からの各
    更新データの、当該DMA転送中サブチャネル対応のア
    ドレス保持部(8)及び転送単位データ数保持部(10
    )への転送を前記第1の制御部(20)による転送制御
    後に前記第1の選択回路(16)及び第2の選択回路(
    18)に生じさせる第2の制御部(22)とを設けたこ
    とを特徴とするDMA転送制御方式。
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