JPH0415479Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0415479Y2
JPH0415479Y2 JP2472885U JP2472885U JPH0415479Y2 JP H0415479 Y2 JPH0415479 Y2 JP H0415479Y2 JP 2472885 U JP2472885 U JP 2472885U JP 2472885 U JP2472885 U JP 2472885U JP H0415479 Y2 JPH0415479 Y2 JP H0415479Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
adhesive layer
plate material
board
layer structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2472885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61143825U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2472885U priority Critical patent/JPH0415479Y2/ja
Publication of JPS61143825U publication Critical patent/JPS61143825U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0415479Y2 publication Critical patent/JPH0415479Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は合成樹脂や金属等により形成された板
材を基板に貼着するための貼着層構造に関する。
(従来技術) 従来より、電子機器のパネル面にアクリル製等
の化粧板材や銘板その他の板材を貼着するに際し
ては、板材側に両面テープを貼付したり、又は第
3図に示すように板材10側に印刷による粘着剤
層11を全面に形成し、これをパネル面12に圧
接するのが一般的である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した従来のものにおいては、化
粧板10の裏面に粘着剤層11を一様に形成する
ものであるため、充分な貼着力が得られず、剥離
し易いという欠点があつた。
この原因について検討すると、第4図に示す如
く、粘着剤層11をパネル面12へ圧接Fする際
に、貼着面に空気13が入り込み、しかもこれが
外部に排出されないために実質貼着面積が減少し
て粘着力が低下するものであり、また、パネル面
12の表面には細かな凹凸を有するのが一般であ
るため粘着剤層11を充分に圧潰して密着させる
必要があるが、粘着剤層11が一様に形成されて
いるため圧潰された粘着剤層11、特に中央部の
粘着剤が周囲に展開する余地がなく、結局期待す
る密着性が得られないこととなる。
本考案は上記した点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、板材を基板等の被
貼着面に貼着するに際して、両面テープを貼付し
たりする手間がかからないことは勿論、強く圧接
しなくても強力に貼着にすることができるように
した板材の貼着層構造を提供することにある。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 合成樹脂製又は金属製等の板材を電子機器パネ
ル等の基板の貼着するための貼着層構造であつ
て、上記板材の貼着面には印刷により所定面積の
多数の粘着剤部が間隔をおいて形成すると共にそ
の粘着剤面全面が剥離シートで被覆する。
(作用) 板材の貼着面には多数の粘着剤印刷部が間隔を
おいて形成されいるため貼着に際して圧潰すると
各粘着剤部はその周囲に充分に展開することがで
き、被貼着面側に密着させることができる。ま
た、被貼着面との間に気泡が密封されたりするこ
ともない。
(実施例) 本考案に係る板材の貼着層構造の実施例を第1
図及び第2図に基づいて説明する。
図中、1は板材であつて、実施例では電子機器
等のパネルに貼着される表示板又は銘板等と、し
て示されており、塩化ビニール、ポリカーボネー
ト、アクリル等の合成樹脂、又はアルミニウム等
の金属により形成されている。2は上記板材1が
貼着されるべき被貼着面であり、実施例では電子
機器パネルの基板として示されている。3は上記
板材1の貼着面4に印刷された粘着剤面を示し、
所定面積の、粘着剤部3aに分割され、この粘着
剤部3aは5をおいて多数個形成されている。粘
着剤部3aは、実施例では良好な粘着特性を得る
ために、正方形、に形成すると共にこれを規則的
に配列したものであり、粘着剤部3aと間隙5と
の寸法比を2:1としたものであるが、必ずしも
この例に限らないこと勿論である。6は粘着剤部
3a全面を被覆し、粘着剤面3を保護するために
設けられた剥離シートである。
上記板材1を基板2貼着するに際しては、上記
剥離シートを剥離した後、粘着剤面3を基板2側
へ押圧する。これに判い各粘着剤面部3aは間隙
5側へ圧潰展開され乍ら基板2に密着するが、各
粘着剤部3aは個々には微小面積であるから空気
が入り込む余地はない。更に、板材1への圧接力
Fは粘着剤部3aに集中するから単位面積当りの
圧力が上昇し、少ない圧接力で圧潰することがで
きる。
「考案の効果」 本考案に係る板材の粘着構造によれば、板材の
粘着面に印刷によつて所定面積の多数の粘着剤部
を間隔をおいて形成したから、板材を基板に圧接
するとこれに判い各粘着剤部が間隙へ圧潰展開さ
れ乍ら基板に密着する。しかも貼着に際して強い
圧接力は必要としないから作業性が良好となる。
また、両面テープ等を板材に貼付するものではな
いから、製造工程を簡易ならしめることができる
等の優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る板材の貼着層
構造の実施例を示し、第1図は全体の斜視図、第
2図は断面図、第3図及び第4図は従来の板材の
貼着層構造を示し、第3図は全体の斜視図、第4
図は断面図である。 1……板材、2……基板、3……粘着剤面、3
a……粘着剤部、4……貼着面、5……間隙(間
隔)、6……剥離シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製又は金属製等の板材を電子機器パネ
    ル等の基板の貼着するための貼着層構造であつて
    上記板材の貼着面には印刷により所定面積の多数
    の粘着剤部が間隔をおいて形成されていると共に
    その粘着剤面全面が剥離シートで被覆されている
    ことを特徴とする板材の貼着層構造。
JP2472885U 1985-02-25 1985-02-25 Expired JPH0415479Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2472885U JPH0415479Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2472885U JPH0415479Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61143825U JPS61143825U (ja) 1986-09-05
JPH0415479Y2 true JPH0415479Y2 (ja) 1992-04-07

Family

ID=30519152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2472885U Expired JPH0415479Y2 (ja) 1985-02-25 1985-02-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0415479Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61143825U (ja) 1986-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2503717Y2 (ja) 粘着加工シ―ト
JPH0415479Y2 (ja)
CA2255547A1 (en) Process for producing a solar battery and a sheet material for protective covering thereof
JPS6321058U (ja)
JP3164655B2 (ja) 粘着体転写方法
JPH0527513Y2 (ja)
JPH031466Y2 (ja)
JPS61121930A (ja) 転写接着剤積層シ−ト
JPH0317848Y2 (ja)
JP2000169804A5 (ja)
JP2505706Y2 (ja) 配線用フロアパネル装置
JPS6129706Y2 (ja)
JPS588751Y2 (ja) 吸着性両面テ−プ
JP3059928U (ja) 印刷物裏面加工用二層粘着ラミネ―ト用フィルム
JP2001175181A (ja) ラベル積層体
JPS5912350Y2 (ja) 接合用押え板
JP3004684U (ja) 剥離シート
JPS58192073A (ja) ワンタツチ貼着ラベル
JPH10280636A (ja) 粘着シートおよびその施工方法
JPS61102285A (ja) 表示方法
JPS5954546U (ja) 薄膜状接着剤
JPH10140096A (ja) 転写マーキング用シート
JPS62260184A (ja) 封緘ラベル及びその製造方法
JPH0619414A (ja) 掲示板
JPS5883542U (ja) 粘着剤付基板貼着用ユニットタイル